JP2541181B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2541181B2
JP2541181B2 JP3322106A JP32210691A JP2541181B2 JP 2541181 B2 JP2541181 B2 JP 2541181B2 JP 3322106 A JP3322106 A JP 3322106A JP 32210691 A JP32210691 A JP 32210691A JP 2541181 B2 JP2541181 B2 JP 2541181B2
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勉 高橋
博光 平田
昌彦 狩野
英行 中島
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • F04C29/124Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps
    • F04C29/126Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール圧縮機の吐
出弁部分等に適用する弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクロール圧縮機の吐出弁に用い
る弁装置の一つに、特開平3−74589号公報等で知
られるように、所定スパンをもつ揺動弁をわん曲形状の
弁押えと共にボルトで固定した所謂片持ち式のカンチレ
バー型のものがあるが、吐出穴の開口部まわりに比較的
広い取付平面を要し、又、ボルト穴を要することから、
狭い設置スペース内に介装するのは一般に困難である。
【0003】こうしたことから、図5に示すように、固
定スクロールに一体的に設ける弁ハウジングFの内部
に、一次側通路となる吐出穴Tを二次側の高圧チャンバ
ー側に連通させる径大な弁穴Hを設けて、この弁穴Hの
底部に、吐出穴Tの開口部を覆う板弁Vを配設すると共
に、弁穴Hにおける板弁Vの背面側に、中心部から径方
向外方側に延びる複数のリブAを備え、相隣り合うリブ
A,Aの壁面間に板弁Vの離間時に吐出穴Tを二次側に
開放する開放部Bを設けた弁押えSを配設して、この弁
押えSを、弁穴Hの内周部に係止するC型止め輪Rを介
して弁穴Hの内部に保持させ、弁穴Hの断面積にほぼ等
しい比較的狭いスペース内に各部をコンパクトに収納で
きるようにした構造のものを考えた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示した
構造のものでは、図中想像線で示すようにリブAの幅を
狭くすることにより開放部Bの開口面積を広くできる
が、C型止め輪Rには割れ目があり、この割れ目の間隔
に対して各リブAの幅が狭いと、たとえ組付時にC型止
め輪Rの割れ目をリブA,Aの中間部に位置させていて
も、C型止め輪Rや弁押えSは運転に伴う振動等により
弁穴H内で回動するため、C型止め輪Rの割れ目がリブ
Aをまたいで位置されてしまい、弁押えSを円周上に均
等に保持することができず、該弁押えSが弁穴H内で傾
転する問題が起こり、一方、実線で示すように、リブA
の幅をC型止め輪Rの割れ目の間隔に対して広くする
と、逆に開放部Bの開口面積が狭くなり、開放流体に圧
損がつく問題が起こる。
【0005】本発明では、C型止め輪と弁押えとの間の
係止部分の構造を工夫することにより、流体の開放部の
面積を広くできると共に、弁押えを安定的に保持できる
弁装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、弁ハウジングの内部に、一次側通路3を二
次側に連通させる径大な弁穴6を設けて、この弁穴6の
底部に、前記一次側通路3の開口部を覆う板弁7を配設
すると共に、前記弁穴6における前記板弁7の背面側
に、中心部から径方向外方側に延びる複数のリブ83を
備え、相隣り合うリブ83,83の壁面間に前記板弁7
の離間時に前記一次側通路3を二次側に開放する開放部
85を設けた弁押え8を配設して、この弁押え8を、前
記弁穴6の内周部に係止するC型止め輪10を介して前
記弁穴6の内部に保持した弁装置であって、前記リブ8
3における反弁側の頂部外周部に、前記C型止め輪10
の底面を当接させる凹段部88を設けると共に、この凹
段部88に対して径方向内周部に位置する前記リブ83
の頂部壁面に、前記C型止め輪10の割れ目に臨む端部
膨出部10aの内エッヂを当接させる当接部83aを設
けた。
【0007】
【作用】C型止め輪10の割れ目に臨む端部膨出部10
a,10aをリブ83,83の中間部に予め位置させて
組付けることにより、C型止め輪10や弁押え8が弁穴
6の内部で回動しても、端部膨出部10aの内エッヂが
凹段部88の径方向内周部に位置するリブ83の当接部
83aに当接して係止され、C型止め輪10の割れ目が
リブ83をまたぐのを防止でき、常時全てのリブ83の
凹段部88にC型止め輪10の底面を当接させることが
でき、リブ83の幅を狭くして開放部85の面積を大き
くできると共に、弁押え8を弁穴6の内部に安定に保持
できる。
【0008】
【実施例】図4に示すものは、本発明に係る弁装置を備
えるスクロール圧縮機であって、吸入管91を介して低
圧流体を開放するケーシング9の内部上方に、鏡板11
に渦巻体12を突設した固定側の第一スクロール1と同
じく鏡板21に渦巻体22を突設した可動側の第二スク
ロール2とを架構92を介して支持すると共に、その下
方に、第二スクロール2のボス筒23に嵌合する偏心ピ
ン24をもつ駆動軸25を直結したモータ26を配設し
たものである。
【0009】第一スクロール1の背面部対向側には、圧
縮後の高圧流体を開放する高圧チャンバー90の区画壁
93を配設していると共に、該第一スクロール1の背面
中央部には、区画壁93に設ける嵌合穴94に突入し、
高圧チャンバー90にその端部を臨ませる突出部5を設
けている。突出部5の外周部及び区画壁93の外周部に
はOリングから成るシールリング95,96を各々介装
している。
【0010】尚、13は各渦巻体12,22間に画成す
る圧縮室4の内部に油を注入する油インジェクション管
であり、97は吐出管である。
【0011】こうして、第一スクロール1に開口する吐
出穴から成る一次側通路3と二次側の高圧チャンバー9
0との間に介装する弁装置は、図1に明示するように構
成するものであり、すなわち、第一スクロール1とこれ
に一体化する突出部5とで構成する弁ハウジングの内部
に、一次側通路3を二次側の高圧チャンバー90に連通
させる径大な弁穴6を設けて、この弁穴6の底部に、環
状の弁シート30を介して一次側通路3の開口部を覆う
円板形の板弁7及びその背面を付勢する皿バネから成る
付勢手段70を配設すると共に、弁穴6における板弁7
の背面側に、次記する弁押え8を配設して、この弁押え
8を、前記弁穴6の内周部に設ける環状溝61に係止す
るC型止め輪10を介して前記弁穴6の内部に保持して
いる。
【0012】弁押え8は、図2にも明示するように、小
径部81と大径部82と中心部から径方向外方側に延び
る三脚の放射状のリブ83,83,83を備え、大径部
82の底部に、付勢手段70の一側を受け止めて吐出弁
7のリフトを規制する規制凹部84(図1参照)を設け
ると共に、相隣り合うリブ83,83の壁面間に、板弁
7の離間時に一次側通路3を二次側の高圧チャンバー9
0に開放する扇形の開放部85を設ける一方、大径部8
2から小径部81にかけてその中心部に、板弁7の背面
側のガスを抜くガス抜穴86を設け、かつ、リブ83の
下部内周面に板弁7の作動を案内する弁ガイド87を設
けている。
【0013】そして、以上の構成において、リブ83に
おける反弁側の頂部外周部に、C型止め輪10の底面を
当接させる凹段部88を設けると共に、この凹段部88
に対して径方向内周部に位置するリブ83の頂部壁面即
ち凹段部88の径方向内方に残される凸段部89の側面
に、図3に明示するように、前記C型止め輪10の割れ
目に臨む端部膨出部10aの内エッヂを当接させる当接
部83aを設ける。
【0014】これにより、C型止め輪10を、その端部
膨出部10a,10aをリブ83,83の中間部に予め
位置させて弁穴6の内部に介装することにより、C型止
め輪10や弁押え8が運転に伴う振動等により弁穴6の
内部で回動しても、端部膨出部10aの内エッヂが凹段
部88の径方向内周部に位置する当接部83aに当接し
て係止され、C型止め輪10の割れ目がリブ83をまた
ぐのを防止でき、常時全てのリブ83の凹段部88にC
型止め輪10の底面を当接させることができ、リブ83
の幅を狭くして開放部85の面積を大きくできると共
に、弁押え8を弁穴6の内部に安定に保持できるのであ
る。
【0015】又、C型止め輪10の装着時、端部膨出部
10aを凹段部88の部分に無理に嵌め込もうとして
も、該端部膨出部10aは凸段部89に当たるため、こ
のような誤装着は未然に防止できるのである。
【0016】尚、上記実施例では、スクロール圧縮機の
吐出弁への適用例を示したが、この他、圧縮ガスの一部
を吸入側にバイパスさせるバイパス弁や、圧縮機に限ら
ず流体回路一般の開閉弁等にも同様に適用できるのは云
うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明によれば、弁穴6の内部
に、板弁7並びに、隣り合うリブ83,83の壁面間に
開放部85を設けた弁押え8を配設して、弁押え8をC
型止め輪10で係止させ、その全体構成をコンパクトに
しながら、リブ83の頂部外周部に設ける凹段部88
と、その内周側に設ける当接部83aとにより、C型止
め輪10の割れ目がリブ83をまたぐのを防止でき、常
時全てのリブ83の頂部にC型止め輪10を当接させる
ことができ、リブ83の幅を狭くして開放部85の面積
を大きくすることができると共に、弁押え8を弁穴6の
内部に安定的に保持することができ、開放流体の圧損を
低減できると共に弁押え8の傾転を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弁装置の縦断面図。
【図2】同弁押えの斜視図。
【図3】同図1におけるX,X線での拡大断面図。
【図4】同弁装置を具備するスクロール圧縮機の上部断
面図。
【図5】従来技術の断面図。
【符号の説明】
3 一次側通路 6 弁穴 7 板弁 8 弁押え 10 C型止め輪 83 リブ 85 開放部 88 凹段部 10a 端部膨出部 83a 当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英行 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキ ン工業株式会社堺製作所臨海工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁ハウジングの内部に、一次側通路3を二
    次側に連通させる径大な弁穴6を設けて、この弁穴6の
    底部に、前記一次側通路3の開口部を覆う板弁7を配設
    すると共に、前記弁穴6における前記板弁7の背面側
    に、中心部から径方向外方側に延びる複数のリブ83を
    備え、相隣り合うリブ83,83の壁面間に前記板弁7
    の離間時に前記一次側通路3を二次側に開放する開放部
    85を設けた弁押え8を配設して、この弁押え8を、前
    記弁穴6の内周部に係止するC型止め輪10を介して前
    記弁穴6の内部に保持した弁装置であって、前記リブ8
    3における反弁側の頂部外周部に、前記C型止め輪10
    の底面を当接させる凹段部88を設けると共に、この凹
    段部88に対して径方向内周部に位置する前記リブ83
    の頂部壁面に、前記C型止め輪10の割れ目に臨む端部
    膨出部10aの内エッヂを当接させる当接部83aを設
    けていることを特徴とする弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1688817B (zh) * 2002-10-15 2012-06-27 比泽尔制冷设备有限公司 用于制冷介质的涡旋式压缩机

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