JP2018159285A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタミネーションによる背圧制御弁の機能不全を抑制する。【解決手段】スクロール型圧縮機は、固定スクロール及び旋回スクロール340を有するスクロールユニットと、スクロールユニットにより圧縮された流体が吐出される吐出室H3と、旋回スクロールを固定スクロールに押し付ける背圧を作用させる背圧室H4と、吐出室と背圧室とを連通する背圧供給通路L1の途上に配設された切替弁900と、を備えている。そして、切替弁は、スクロールユニットの作動状態に応じて、吐出室と背圧室とを連通する第1の状態と、背圧室と吸入室H1とを連通する第2の状態と、に切り替える。【選択図】図3

Description

本発明は、気体冷媒などの流体を圧縮するスクロール型圧縮機に関する。
スクロール型圧縮機は、互いに噛み合わされる固定スクロール及び旋回スクロールを有する、スクロールユニットを備えている。スクロールユニットは、旋回スクロールが固定スクロールの軸心周りを公転旋回運動することで、固定スクロールと旋回スクロールとにより区画される圧縮室の容積を変化させ、気体冷媒を圧縮して吐出する。スクロール型圧縮機では、旋回スクロールの背面に背圧を作用させて固定スクロールに押し付けることで、圧縮運転中に旋回スクロールが固定スクロールから離れることを抑制し、圧縮不良を発生し難くしている。このとき、特開2012−207606号公報(特許文献1)に記載されるように、旋回スクロールの背面に作用させる背圧は、背圧室と吸入室とを連通する連通路に配設された背圧制御弁によって調整されている。
特開2012−207606号公報
背圧室において、例えば、摺動箇所の摩耗などによってコンタミネーション(異物)が発生すると、コンタミネーションが背圧制御弁に導入されてしまう。そして、背圧制御弁にコンタミネーションが導入されると、例えば、背圧制御弁に内蔵されたフィルタに目詰まりが生じ、背圧制御弁が機能しなくなって、背圧を適切に調整することができなくなってしまう。
そこで、本発明は、コンタミネーションによる背圧制御弁の機能不全を抑制することができる、スクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
このため、スクロール型圧縮機は、固定スクロール及び旋回スクロールを有するスクロールユニットと、スクロールユニットにより圧縮された流体が吐出される吐出室と、旋回スクロールを固定スクロールに押し付ける背圧を作用させる背圧室と、吐出室と背圧室とを連通する連通路の途上に配設された切替弁と、を備えている。そして、切替弁は、スクロールユニットの作動状態に応じて、吐出室と背圧室とを連通する第1の状態と、背圧室とその外部とを連通する第2の状態と、に切り替える。
本発明によれば、コンタミネーションによる背圧制御弁の機能不全を抑制することができる。
スクロール型圧縮機の一例を示す縦断面図である。 気体冷媒及び潤滑油の流れを説明するブロック図である。 作動時の切替弁の第1実施形態を示す要部断面図である。 停止時の切替弁の第1実施形態を示す要部断面図である。 作動時の切替弁の第2実施形態を示す要部断面図である。 停止時の切替弁の第2実施形態を示す要部断面図である。 作動時の切替弁の第3実施形態を示す要部断面図である。 停止時の切替弁の第3実施形態を示す要部断面図である。 第1実施形態に係る切替弁の変形例を示す要部断面図である。 第2実施形態に係る切替弁の変形例を示す要部断面図である。
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、スクロール型圧縮機の一例を示す。
スクロール型圧縮機100は、例えば、車両用空調機器の冷媒回路(外部機器)に組み込まれ、冷媒回路の低圧側から吸入した気体冷媒(流体)を圧縮して吐出する。スクロール型圧縮機100は、ハウジング200と、低圧の気体冷媒を圧縮するスクロールユニット300と、スクロールユニット300を駆動する電動モータ400と、電動モータ400を制御するインバータ500と、電動モータ400の駆動軸420の一端部を回転自由に支持する支持部材600と、を備えている。ここで、冷媒回路の冷媒としては、例えば、CO(二酸化炭素)冷媒を使用することができる。また、スクロール型圧縮機100は、インバータ一体型を一例として挙げるが、インバータ別体型であってもよい。
ハウジング200は、スクロールユニット300、電動モータ400、インバータ500及び支持部材600を収容するフロントハウジング220と、フロントハウジング220の一端側に締結されるリアハウジング240と、フロントハウジング220の他端側に締結されるインバータカバー260と、を含んで構成されている。そして、フロントハウジング220、リアハウジング240及びインバータカバー260は、例えば、ボルト及びワッシャを含む、複数の締結具700によって一体的に締結されることで、スクロール型圧縮機100のハウジング200が構成されている。
フロントハウジング220は、円筒形状の周壁部222と、周壁部222の内部空間を軸方向に2つに仕切る円板形状の仕切壁部224と、を含んで構成されている。ここで、円筒形状とは、見た目で円筒形状であると認識できる程度でよく、例えば、その外周面に補強用のリブ、取付用のボスなどが形成されていてもよい(形状については以下同様)。フロントハウジング220の内部空間は、仕切壁部224により、スクロールユニット300、電動モータ400及び支持部材600を収容する第1の空間220Aと、インバータ500を収容する第2の空間220Bと、に仕切られる。
周壁部222の一端側の開口は、円板形状のリアハウジング240によって閉塞される。また、周壁部222の他端側の開口は、インバータカバー260によって閉塞される。仕切壁部224の一面の中央部には、ここから周壁部222の一端側へと向かって延びる、円筒形状の支持部224Aが形成されている。そして、支持部224Aには、その内周面に圧入されたベアリング720を介して、電動モータ400の駆動軸420の他端部が回転自由に支持されている。
また、周壁部222には、気体冷媒の吸入ポートP1が形成されている。冷媒回路の低圧側からの気体冷媒は、吸入ポートP1を介してフロントハウジング220の第1の空間220Aへと吸入される。従って、フロントハウジング220の第1の空間220Aは、気体冷媒の吸入室H1として機能する。なお、吸入室H1において、気体冷媒が電動モータ400の周囲を流通することにより、電動モータ400が冷却される。そして、電動モータ400の軸方向の一方に位置する第1の空間220Aは、その他方に位置する第1の空間220Aと連通して1つの吸入室H1を構成している。吸入室H1においては、気体冷媒は、微量の潤滑油を含む混合流体として流れている。
リアハウジング240は、複数の締結具700によって、フロントハウジング220の周壁部222の一端側に位置する開口端に締結されている。そして、リアハウジング240は、フロントハウジング220の一端側の開口を閉塞する。また、リアハウジング240には、スクロールユニット300で圧縮された気体冷媒を冷媒回路の高圧側へと吐出する吐出ポートP2が形成されている。なお、リアハウジング240の内部には、スクロールユニット300で圧縮された気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータ740が組み込まれている。オイルセパレータ740によって潤滑油が分離された気体冷媒(微量の潤滑油が残存する気体冷媒も含む)は、吐出ポートP2を介して冷媒回路の高圧側へと吐出される。一方、オイルセパレータ740により分離された潤滑油は、詳細を後述する、背圧供給通路L1へと導かれる。
スクロールユニット300は、フロントハウジング220の一端側に収容されている。具体的には、スクロールユニット300は、リアハウジング240の一面に固定される固定スクロール320と、固定スクロール320を挟んでリアハウジング240の反対側に配置される旋回スクロール340と、を含んで構成されている。
固定スクロール320は、リアハウジング240の一面に固定される円板形状の底板322と、底板322の一面から旋回スクロール340に向かって延びる、インボリュート曲線のラップ(渦巻き形状の羽根)324と、を含んで構成されている。旋回スクロール340は、固定スクロール320の底板322と対面するように配置される円板形状の底板342と、底板342の一面から固定スクロール320に向かって延びる、インボリュート曲線のラップ344と、を含んで構成されている。
そして、固定スクロール320及び旋回スクロール340は、ラップ324及び344の周方向の角度が互いにずれた状態で、ラップ324及び344の側壁が互いに部分的に接触するように噛み合わされる。従って、スクロールユニット300では、固定スクロール320と旋回スクロール340との間に、三日月形状の密閉空間、即ち、気体冷媒を圧縮する圧縮室H2が区画される。
固定スクロール320の底板322の中心部には、圧縮室H2により圧縮された気体冷媒を吐出する吐出通路L2が形成されている。また、底板322の他面の中心部には、吐出通路L2を介して圧縮室H2から吐出された気体冷媒を一時的に貯留する、円柱形状の凹部からなる吐出室H3が形成されている。さらに、底板322の他面には、圧縮室H2から吐出室H3への気体冷媒の流れを許容する一方、吐出室H3から圧縮室H2への気体冷媒の流れを阻止する、例えば、リードバルブからなる一方向弁326が取り付けられている。
電動モータ400は、例えば、三相交流モータからなり、駆動軸420と、ロータ440と、ロータ440の径方向外側に配置されるステータコアユニット460と、を含んで構成されている。そして、車両のバッテリ(図示せず)からの直流電流が、インバータ500によって交流電流に変換され、電動モータ400のステータコアユニット460に給電される。
駆動軸420は、後述するクランク機構を介して旋回スクロール340に連結され、電動モータ400の回転駆動力を旋回スクロール340に伝達する。駆動軸420の一端部、即ち、旋回スクロール340側端部は、支持部材600に形成された貫通孔600Aを貫通して、支持部材600に固定されたベアリング760に回転自由に支持されている。駆動軸420の他端部は、上述したように、フロントハウジング220の支持部224Aに圧入されたベアリング720に回転自由に支持されている。
ロータ440は、その径方向中心に形成された軸孔に嵌合(例えば圧入)される駆動軸420を介して、ステータコアユニット460の径方向内側に回転自由に支持されている。インバータ500からの給電によってステータコアユニット460に磁界が発生すると、ロータ440に回転力が作用して駆動軸420が回転駆動される。
支持部材600は、固定スクロール320の底板322と同一外径の有底円筒形状をなし、その開口側から奥部に向かうにつれて2段階に縮径する段付円柱形状の内周面を有している。そして、スクロールユニット300の旋回スクロール340が、支持部材600の大径側の内周面によって区画される空間内に収容される。支持部材600の開口端面は、例えば、図示しない締結具によって、固定スクロール320の底板322の一面に締結される。従って、支持部材600の開口は、固定スクロール320によって閉塞され、旋回スクロール340を固定スクロール320に押し付ける背圧室H4が区画される。
また、支持部材600の小径側の内周面には、電動モータ400の駆動軸420の一端部を回転自由に支持するベアリング760が嵌合されている。さらに、支持部材600の最奥部に位置する底壁の径方向中央部には、駆動軸420の一端部を貫通させる貫通孔600Aが形成されている。ベアリング760と底壁との間にはシール部材780が配設され、背圧室H4の気密性が確保されている。
支持部材600の大径側の内周面によって区画される空間内であって、小径部及び大径部の段部と旋回スクロール340の底板342との間には、環状のスラストプレート800が配置される。支持部材600の段部は、スラストプレート800を介して、旋回スクロール340からのスラスト力を受ける。支持部材600の段部及び旋回スクロール340の底板342のスラストプレート800と当接する部位には、背圧室H4の気密性を確保するシール部材820が夫々配設されている。
リアハウジング240、固定スクロール320及び支持部材600には、リアハウジング240に組み込まれたオイルセパレータ740によって分離された潤滑油を、支持部材600によって区画される背圧室H4へと供給する背圧供給通路L1が形成されている。従って、オイルセパレータ740から背圧室H4へと供給された潤滑油は、旋回スクロール340を固定スクロール320に押し付ける背圧として利用される。背圧供給通路L1の途上には、潤滑油の流量を制限するオリフィス840が配設されている。なお、背圧供給通路L1が、吐出室H3と背圧室H4とを連通する連通路の一例として挙げられる。
支持部材600の小径部には、背圧室H4の背圧Pmと吸入室H1の吸入圧Psとに応じて作動し、背圧室H4の背圧Pmを調整する背圧制御弁860が取り付けられている。即ち、背圧制御弁860は、背圧室H4の背圧Pmが目標圧より上昇すると開弁し、背圧室H4の潤滑油を吸入室H1へと排出することで、背圧室H4の背圧Pmを低下させる。一方、背圧制御弁860は、背圧室H4の背圧Pmが目標圧より低下すると閉弁し、背圧室H4から吸入室H1への潤滑油の排出を中止することで、背圧室H4の背圧Pmを上昇させる。このようにして、背圧制御弁860は、背圧室H4の背圧Pmを目標圧に調整する。
フロントハウジング220の周壁部222の内周面と支持部材600の外周面との間には、吸入室H1とスクロールユニット300の外周部に位置する空間H5とを連通し、吸入室H1から空間H5へと気体冷媒を導入する冷媒導入通路L3が形成されている。このため、空間H5の圧力は、吸入室H1の圧力と等しくなっている。
クランク機構は、旋回スクロール340の底板342の他面に突出形成された円筒形状のボス部880と、駆動軸420の一端面に偏心状態で立設されたクランクピン882と、クランクピン882に偏心状態で取り付けられた偏心ブッシュ884と、ボス部880に嵌合されるすべり軸受け886と、を含んで構成されている。そして、偏心ブッシュ884は、すべり軸受け886を介して、ボス部880に相対回転可能に支持されている。なお、駆動軸420の一端部には、旋回スクロール340の遠心力に対抗するバランサウェイト888が取り付けられている。また、図示を省略するが、旋回スクロール340の自転を阻止する自転阻止機構が備えられている。従って、旋回スクロール340は、その自転が阻止された状態で、クランク機構を介して、固定スクロール320の軸心周りに公転旋回運動可能となっている。
図2は、気体冷媒及び潤滑油の流れを説明するブロック図である。
冷媒回路の低圧側からの気体冷媒は、吸入ポートP1を介して吸入室H1に導入され、その後、冷媒導入通路L3を介してスクロールユニット300の外周部に位置する空間H5へと導かれる。そして、空間H5へと導かれた気体冷媒は、スクロールユニット300の圧縮室H2へと取り込まれ、圧縮室H2の容積変化によって圧縮される。圧縮室H2で圧縮された気体冷媒は、吐出通路L2及び一方向弁326を介して吐出室H3へと吐出され、その後、オイルセパレータ740へと導かれる。オイルセパレータ740で潤滑油が分離された気体冷媒は、吐出ポートP2を介して冷媒回路の高圧側へと吐出される。また、オイルセパレータ740で分離された潤滑油は、オリフィス840により流量が制限された状態で、背圧供給通路L1を介して背圧室H4へと供給される。背圧室H4へと供給された潤滑油は、背圧制御弁860を介して吸入室H1へと排出される。
ところで、背圧室H4に供給された潤滑油は、旋回スクロール340を固定スクロール320に押し付ける背圧として利用されると共に、背圧室H4の内部に位置する摺動箇所などの潤滑に資される。このため、背圧室H4に存在する潤滑油には、例えば、摺動箇所の摩耗などによって発生するコンタミネーションが混入するおそれがある。潤滑油にコンタミネーションが混入すると、背圧室H4の背圧Pmを調整する背圧制御弁860に内蔵されたフィルタに目詰まりが生じ、背圧制御弁860が機能しなくなって、背圧を適切に調整することができなくなってしまう。
そこで、オリフィス840の下流側に位置する背圧供給通路L1の途上に、スクロール型圧縮機100のスクロールユニット300が停止したとき、背圧室H4の潤滑油を吸入室H1へと排出する切替弁900を配設する。具体的には、切替弁900は、吸入室H1の吸入圧Ps、吐出室H3の吐出圧Pd及び背圧室H4の背圧Pmに応じて、吐出室H3と背圧室H4とを連通する第1の状態と、背圧室H4と吸入室H1とを連通する第2の状態と、に自律的に切り替える。ここで、切替弁900は、スクロールユニット300が作動しているときには第1の状態に切り替えることで、背圧室H4へ背圧を供給できるようにする。また、切替弁900は、スクロールユニット300が停止しているときには第2の状態に切り替えることで、背圧室H4に存在する潤滑油を吸入室H1へと排出し、背圧制御弁860に導入されるコンタミネーションの絶対量を低減して、背圧制御弁860の機能不全を抑制する。
背圧供給通路L1の途上に切替弁900を配設するため、背圧供給通路L1は、オリフィス840の下流で鋭角に屈曲され、その先端部が背圧室H4に開口している。また、支持部材600の外面であって背圧供給通路L1の屈曲部位を臨む位置には、図3〜図10に示すように、ここから屈曲部位へと向かって延びる、背圧供給通路L1より大径の大径孔600Bが形成されている。従って、大径孔600Bの最奥部は、背圧供給通路L1との間に、円環形状の弁座600Cが形成されている。
図3及び図4は、切替弁900の第1実施形態を示す。
切替弁900は、支持部材600に形成された大径孔600Bに収容される。具体的には、切替弁900は、軸方向の一端が開口する有底円筒形状のホルダー920と、ホルダー920に対して軸方向に変位可能に配設される弁体940と、ホルダー920の底壁と弁体940との間に配設される圧縮コイルばね960と、Oリング980と、を含んで構成されている。
ホルダー920は、その底壁によって大径孔600Bの開口を閉塞するように、大径孔600Bに圧入固定される。また、ホルダー920の底壁の中央部に貫通孔920Aが形成され、貫通孔920A及び背圧供給通路L1を介して、吐出室H3と吸入室H1とが連通可能となっている。弁体940は、いわゆるポペットバルブの一種であって、裁頭円錐形状の傘部940Aと、傘部940Aと同軸に配置された円柱形状のステム部940Bと、を有している。弁体940のステム部940Bは、ホルダー920の内周面との間に円環形状の隙間を有する状態で、ホルダー920に内挿されている。そして、弁体940は、ホルダー920に対して軸方向に変位することで、大径孔600Bの最奥部に位置する弁座600Cに離接可能となっている。圧縮コイルばね960は、弁体940を弁座600Cに向けて付勢する。Oリング980は、弁体940のステム部940Bの外周面に形成された周溝に嵌合され、吐出室H3と背圧室H4とを連通する第1の状態に切り替えられたときに、ホルダー920の内周面とステム部940Bの外周面との間の気密性を確保する。
スクロールユニット300が作動しているときには、オイルセパレータ740により分離された潤滑油を背圧室H4に供給する必要があるため、図3に示すように、支持部材600の弁座600Cから切替弁900の弁体940を離間させ、吐出室H3と背圧室H4とを連通すると共に、吐出室H3及び背圧室H4と吸入室H1との連通を遮断させる。
スクロールユニット300が作動しているとき、吸入室H1の吸入圧Ps、吐出室H3の吐出圧Pd及び背圧室H4の背圧Pmの間には、吸入圧Ps<背圧Pm<吐出圧Pdの関係が成立する。この場合、弁体940には、圧縮コイルばね960による閉弁方向への付勢力、吸入圧Psによる閉弁方向への力、オリフィス840から供給される背圧による開弁方向への力が作用する。従って、スクロール型圧縮機100の作動特性を考慮して、圧縮コイルばね960のばね係数及び自然長、弁体940における吸入圧Ps及びオリフィス840から供給される背圧の受圧面積などを適宜決定することで、スクロールユニット300の作動時に、切替弁900を吐出室H3と背圧室H4とを連通する第1の状態に切り替えることができる。
一方、スクロールユニット300が停止しているときには、背圧室H4に存在する潤滑油を吸入室H1へと排出し、潤滑油に混入したコンタミネーションが背圧制御弁860に導入されないようにする。このため、図4に示すように、支持部材600の弁座600Cに切替弁900の弁体940を当接させ、吐出室H3と背圧室H4との連通を遮断すると共に、背圧室H4と吸入室H1とを連通させる。
スクロールユニット300が停止しているとき、吸入室H1の吸入圧Ps、吐出室H3の吐出圧Pd及び背圧室H4の背圧Pmの間には、背圧Pm=吐出圧Pd=吸入圧Psの関係が成立する。この場合、圧力による力は均衡し、弁体940には、圧縮コイルばね960による閉弁方向への付勢力のみが作用する。従って、スクロール型圧縮機100の作動特性を考慮して、圧縮コイルばね960のばね係数及び自然長を適宜決定することで、スクロールユニット300の停止時に、切替弁900を背圧室H4と吸入室H1とを連通する第2の状態に切り替えることができる。
スクロールユニット300が停止したときには、背圧室H4に存在する潤滑油に混入されたコンタミネーションは、重力を受けて下方へと沈殿する。そこで、背圧室H4に対して切替弁900を鉛直下方の位置に配置することで、背圧室H4の下方に沈殿したコンタミネーションを潤滑油と共に吸入室H1へと容易に排出することができる。このため、背圧室H4に残存するコンタミネーションの絶対量が低減し、例えば、スクロールユニット300の再始動時にコンタミネーションが背圧制御弁860に導入され難くなり、そこに内蔵されたフィルタに目詰まりが起こり難くなる。なお、この技術的思想は、以下に説明する切替弁900の第2実施形態〜第3実施形態にも適用可能である。
図5及び図6は、切替弁900の第2実施形態を示す。なお、第2実施形態の説明においては、第1実施形態に係る切替弁900との混同を防止するため、切替弁1000と称することとする。また、第2実施形態に係る切替弁1000に関し、第1実施形態に係る切替弁900と同一の構成については、重複説明を排除するために、その説明を簡略化するものとする。必要があれば、第1実施形態の説明を参照されたい。
切替弁1000は、支持部材600に形成された大径孔600Bに収容される。具体的には、切替弁1000は、軸方向の一端が開口する有底円筒形状のホルダー1020と、ホルダー1020に対して軸方向に変位可能に配設される弁体1040と、ホルダー1020の底壁と弁体1040との間に配設される圧縮コイルばね1060と、Oリング1080と、を含んで構成されている。
弁体1040は、第1実施形態とは異なり、例えば、その製造を容易にするため、支持部材600の弁座600Cから離れるにつれて、2段階に縮径する段付円柱形状をなしている。そして、弁体1040の大径部の先端面が、弁座600Cに離接可能となっている。なお、他の作用及び効果については、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図7及び図8は、切替弁900の第3実施形態を示す。なお、第3実施形態の説明においては、第1実施形態及び第2実施形態に係る切替弁900及び1000との混同を防止するため、切替弁1100と称することとする。また、第3実施形態に係る切替弁1100に関し、第1実施形態に係る切替弁900と同一の構成については、重複説明を排除するために、その説明を簡略化するものとする。必要があれば、第1実施形態の説明を参照されたい。
切替弁1100は、支持部材600に形成された大径孔600Bに収容される。具体的には、切替弁1100は、軸方向の一端が開口する有底円筒形状のホルダー1120と、ホルダー1120に対して軸方向に変位可能に配設される円柱形状の弁体1140と、ホルダー1120の底壁と弁体1140との間に配設される圧縮コイルばね1160と、Oリング1180と、を含んで構成されている。
スクロールユニット300が作動しているときには、オイルセパレータ740により分離された潤滑油を背圧室H4に供給する必要があるため、図7に示すように、支持部材600の弁座600Cから切替弁1100の弁体1140を離間させ、吐出室H3と背圧室H4とを連通すると共に、吐出室H3及び背圧室H4と吸入室H1との連通を遮断させる。
スクロールユニット300が作動しているとき、吸入室H1の吸入圧Ps、吐出室H3の吐出圧Pd及び背圧室H4の背圧Pmの間には、吸入圧Ps<背圧Pm<吐出圧Pdの関係が成立する。この場合、弁体1140には、圧縮コイルばね1160による閉弁方向への付勢力、吸入圧Psによる閉弁方向への力、オリフィス840から供給される背圧による開弁方向への力が作用する。従って、スクロール型圧縮機100の作動特性を考慮して、圧縮コイルばね1160のばね係数及び自然長、弁体1140における吸入圧Ps及びオリフィス840から供給される背圧の受圧面積などを適宜決定することで、スクロールユニット300の作動時に、切替弁1100を吐出室H3と背圧室H4とを連通する第1の状態に切り替えることができる。
一方、スクロールユニット300が停止しているときには、背圧室H4に存在する潤滑油を吸入室H1へと排出し、潤滑油に混入したコンタミネーションが背圧制御弁860に導入されないようにする。このため、図8に示すように、支持部材600の弁座600Cに切替弁1100の弁体1140を当接させ、吐出室H3と背圧室H4との連通を遮断すると共に、背圧室H4と吸入室H1とを連通させる。
スクロールユニット300が停止しているとき、吸入室H1の吸入圧Ps、吐出室H3の吐出圧Pd及び背圧室H4の背圧Pmの間には、背圧Pm=吐出圧Pd=吸入圧Psの関係が成立する。この場合、圧力による力は均衡し、弁体1140には、圧縮コイルばね1160による閉弁方向への付勢力のみが作用する。従って、スクロール型圧縮機100の作動特性を考慮して、圧縮コイルばね1160のばね係数及び自然長を適宜決定することで、スクロールユニット300の停止時に、切替弁1100を背圧室H4と吸入室H1とを連通する第2の状態に切り替えることができる。
第1実施形態に係る切替弁900及び第2実施形態に係る切替弁1000に関し、弁体940及び1040の先端面であって背圧供給通路L1に対面する位置に、図9及び図10に示すように、その内部へと向かう、例えば、球面形状の凹部940C及び1040Aを形成することもできる。このようにすれば、オリフィス840を通過した潤滑油を受け止めることができ、吐出圧Pdによる開弁方向への力を大きくすることができる。
以上、本発明を実施するための実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、下記に一例を列挙するように、技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
スクロール型圧縮機100は、駆動軸420の駆動力を外部から与えられるものであってもよい。また、切替弁900、1000及び1100は、オリフィス840の下流に位置する背圧供給通路L1に限らず、オリフィス840の上流に位置する背圧供給通路L1に配設してもよい。さらに、切替弁900、1000及び1100は、スクロールユニット300の停止時に、背圧室H4と吸入室H1とを連通する構成に限らず、例えば、背圧室H4とスクロールユニット300の外周に位置する空間H5とを連通するようにしてもよい。
100 スクロール型圧縮機
300 スクロールユニット
320 固定スクロール
340 旋回スクロール
900 切替弁
1000 切替弁
1100 切替弁
H1 吸入室
H3 吐出室
H4 背圧室
L1 背圧供給通路(連通路)

Claims (5)

  1. 固定スクロール及び旋回スクロールを有するスクロールユニットと、
    前記スクロールユニットにより圧縮された流体が吐出される吐出室と、
    前記旋回スクロールを前記固定スクロールに押し付ける背圧を作用させる背圧室と、
    前記吐出室と前記背圧室とを連通する連通路の途上に配設され、前記スクロールユニットの作動状態に応じて、前記吐出室と前記背圧室とを連通する第1の状態と、前記背圧室と当該背圧室の外部とを連通する第2の状態と、に切り替える切替弁と、
    を備えた、スクロール型圧縮機。
  2. 前記切替弁は、前記スクロールユニットの作動時に前記第1の状態に切り替え、前記スクロールユニットの停止時に前記第2の状態に切り替える、
    請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
  3. 前記背圧室の外部は、外部機器から流体が吸入される吸入室である、
    請求項1又は請求項2に記載のスクロール型圧縮機。
  4. 前記切替弁は、前記吐出室、前記背圧室及び前記吸入室の圧力に応じて、前記第1の状態と前記第2の状態とを切り替える、
    請求項3に記載のスクロール型圧縮機。
  5. 前記切替弁は、前記背圧室の鉛直下方に位置する、
    請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のスクロール型圧縮機。
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