JP6861097B2 - 造形容器 - Google Patents
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Description
なお、内容物が、例えば化粧料、食品、若しくは入浴剤等の場合に、特に内容物を所望の形状に造形して載置部に載置することの要望があると考えられる。
本発明によれば、容器体が第2保持部を有しているので、容器本体内の内容物を第1吐出口を通して吐出したときに、載置部および第1吐出口の相対的な位置がずれるのを抑制することが可能になり、例えば造形片のゆがみが抑えられる等、造形片を高精度に形成することができる。
また、第2保持部が、載置部を着脱可能に保持するので、載置部の造形面上に造形片を載置した後に、造形用スパチュラを容器体から分離して単体で移動させることが可能になり、造形面上の造形片を所望の場所に容易に移行させることができる。例えば、造形面上に造形片を載置した後に、造形用スパチュラを液体が収容された収容体まで移動させ、造形片が載置された載置部を液体中に浸漬させることで、造形片の型崩れを抑えつつ、造形片を、液体が収容された収容体内に移行させることできる。
本実施形態に係る造形用スパチュラ1は、図1および図3に示されるように、容器体22内から吐出された吐出物が載置される載置部11と、載置部11から突出した把手部12と、を備えている。図示の例では、造形用スパチュラ1はスプーンのような形状に形成されている。
載置部11の下端部には、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びる受板部11dが形成されている。
なお、中央領域11aは、例えば載置部11の中心軸線O1を中心とし、かつ直径が載置部11の直径の約1/3〜1/2である円で囲まれた領域となっている。
なお、中央成形孔13および外側成形孔14の形状および数等は、この構成に限定されるものではなく適宜変更してもよい。
第1保持部17は円環状に形成され、その内側に載置部11が嵌合されている。第1保持部17の下端開口縁に、載置部11の受板部11dの上面が当接している。第1保持部17の上端開口縁は、載置部11の造形面15と面一となっている。第1保持部17の外周縁部に、把手部12の下端部が連結されている。第1保持部17の外周縁部に、下方に向けて突出する突き当て突部17aが形成されている。突き当て突部17aおよび把手部12はそれぞれ、第1保持部17における周方向の同等に位置に配置されている。なお、突き当て突部17aの周方向の大きさは、把手部12の周方向の大きさと同等になっているが、異ならせてもよい。第1保持部17に突き当て突部17aを形成しなくてもよい。
容器本体21は有底筒状に形成されている。以下、容器本体21の横断面における中央を通る軸線を容器軸O2といい、容器軸O2に沿う方向を容器軸方向といい、容器軸方向から見た平面視において、容器軸O2に直交する方向を容器径方向といい、容器軸O2回りに周回する方向を容器周方向という。
容器本体21は、口部23、肩部24、胴部25および底部26が、容器軸方向に沿ってこの順に連設されて構成されている。以下、容器軸方向に沿う口部23側を上側といい、底部26側を下側という。
第1吐出口22aは、容器本体21の口部23の内側となっている。口部23の上端開口縁には、例えばアルミニウム合金等により形成された密封シート21aが離脱可能に貼り付けられている。
第2保持部27は、容器本体21の口部23に装着されている。第2保持部27は、容器本体21の口部23に外嵌された装着筒31と、装着筒31の上端開口縁に配設されたフック部32と、を備える。装着筒31の外周面に雄ねじ部が形成されている。装着筒31の上端開口縁、および口部23の上端開口縁それぞれの容器軸方向の位置は、互いに同等になっている。フック部32は、装着筒31の上端開口縁から上方に向けて突出した突部32aと、突部32aの上端部から容器径方向の内側に向けて突出する爪部32bと、を備える。突部32aにおいて容器径方向の内側を向く内面は、装着筒31の内周面に段差なく連なっている(図2の二点鎖線参照)。フック部32は、装着筒31に2つ配設され、容器軸O2を容器径方向に挟む各位置に一つずつ配設されている。2つのフック部32は、容器径方向のうちの一方向で互いに対向している。このようなフック部32を有する第2保持部27は、金型構造を複雑にせず容易に形成することができる。なお、2つのフック部32に代えて例えば、容器軸O2回りに半周程度延びる1つのフック部を採用してもよい。
吐出栓29は、装着筒31に着脱可能に螺着される螺着筒29bと、螺着筒29bの上端開口縁から上方に向かうに従い漸次、容器径方向の内側に向けて延びる吐出筒29cと、を備える。第2吐出口29aは、吐出筒29cの上端開口部となっている。吐出筒29cのうち、下部は容器径方向の内側に向けて窪む凹曲面状に形成され、上部は容器径方向の外側に向けて突の曲面状に形成されている。吐出筒29cの上部に、容器径方向に貫き容器軸方向に延びる縦孔29dが容器周方向に間隔をあけて複数形成されている。複数の縦孔29dは、第2吐出口29aから下方に向けて延びている。
なお、造形容器20の態様としては、例えば図2に示されるような、容器体22に吐出栓29およびオーバーキャップ30が組み付けられた組立体に、造形用スパチュラ1が付属した態様、あるいは、容器体22にオーバーキャップ30が組み付けられた組立体に、造形用スパチュラ1および吐出栓29が付属した態様、容器体22に造形用スパチュラ1が組み付けられた組立体に、吐出栓29が付属した態様等がある。
そして、容器体22内の内容物を吐出栓29の第2吐出口29aから吐出する場合には、吐出栓29を再び第2保持部27に装着し、その後、容器本体21の胴部25を容器径方向の内側に向けて押圧することで、内容物を第1吐出口22a、吐出栓29の内側および第2吐出口29aをこの順に通過させて吐出させる。
吐出栓29を第2保持部27から取り外した状態で、造形用スパチュラ1および容器体22を、前記平面視において前記一方向に直交する他方向に、互いに接近するように相対的にスライド移動させ、一対のフック部32間に載置部11および第1保持部17を進入させる。これにより、載置部11および第1保持部17が、フック部32の爪部32bの下面と、口部23の上端開口縁と、の間に挟まれる。この際、突き当て突部17aが、第2保持部27の装着筒31の外周面に当接する。以上より、造形用スパチュラ1および容器体22の相対的な位置が決められる。
そして、造形用スパチュラ1および容器体22を、互いに離間するように相対的に前記他方向にスライド移動させることで、造形用スパチュラ1を第2保持部27から取り外す。この際、供給面16より下方に位置している内容物と、造形面15上の造形物Xと、の間に、容器軸O2に交差する横方向のせん断力が加えられることで、造形物Xを、供給面16より下方に位置している内容物に対して円滑に分断させることが可能になり、造形面15上の造形物Xの型崩れを抑制することができる。
図示の例では、内容物として生クリーム等が挙げられ、造形物Xとして動物若しくは植物の形状等が挙げられ、収容体Yとしてコーヒー若しくはココア等が収容されたカップ等が挙げられる。この場合、技能を習得しなくても簡易な操作で高精度の造形物Xを収容体Y内の液面に浮遊させることができる。
また、第2保持部27が、載置部11を着脱可能に保持するので、載置部11の造形面15上で造形物Xを形成した後に、造形用スパチュラ1を容器体22から分離して単体で移動させることが可能になり、造形面15上の造形物Xを所望の場所に容易に移行させることができる。
また、容器本体21が弾性変形可能に形成されているので、例えば吐出器等を採用しなくても、容器本体21を圧縮変形させることで、容器本体21内の内容物を第1吐出口22aから吐出させることが可能になり、造形容器20を低コストに抑えることができる。
また、造形容器20として、吐出栓29を有しない構成を採用してもよい。
また、第2保持部27のフック部32を、容器本体21と一体に形成してもよい。
また、装着筒31を有しない第2保持部27を採用し、吐出栓29を、容器本体21の口部23に直接、着脱可能に装着してもよい。
例えば、前記実施形態では、載置部11、35に複数の成形孔13、14、34を形成したが、載置部11、35に1つの成形孔13、14、34を形成してもよい。
11、35 載置部
12 把手部
13、14、34 成形孔
15 造形面
17 第1保持部
20 造形容器
21 容器本体
22 容器体
22a 第1吐出口
27 第2保持部
29 吐出栓
29a 第2吐出口
Claims (4)
- 内容物が収容される容器本体を有する容器体と、
造形用スパチュラと、を備える造形容器であって、
前記造形用スパチュラは、前記容器体内から吐出された吐出物が載置される載置部と、前記載置部から突出した把手部と、を備え、
前記載置部は、前記吐出物を通過させることで造形片に成形する成形孔と、この成形孔が開口し、前記造形片が載置される造形面と、を有し、
前記容器体は、内容物を吐出する第1吐出口と、この第1吐出口における開口周縁部に前記載置部を着脱可能に保持する第2保持部と、を有することを特徴とする造形容器。 - 前記把手部に、前記載置部を着脱可能に保持する第1保持部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の造形容器。
- 前記造形用スパチュラが取り外された前記容器体に着脱可能に装着されるとともに、前記第1吐出口からの吐出物を吐出する第2吐出口を有する吐出栓を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の造形容器。
- 前記容器本体は弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の造形容器。
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JP2017107722A JP6861097B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | 造形容器 |
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