JP6860711B2 - 仮補綴システム及びその仮補綴システムの使用法 - Google Patents
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Description
本願は、2014年7月25日に提出された米国仮出願第62/029,289号の優先権の利益を主張するものであり、この仮出願の開示全体が、参照により、本明細書に援用される。
具体的には、本願発明は、以下の(1)〜(71)の構成を有する。
(1)歯科用コンポーネントを歯科用インプラントに連結するシステムであって、前記器具が、仮連結機構を備えるコーピングを含む、システム。
(2)仮連結機構と第2の連結機構とを備えるアバットメント
を更に含み、
前記コーピングと前記アバットメントが、前記仮連結機構によって一時的に、併せて連結するように構成されており、
前記アバットメントが、前記インプラントに連結するように構成されている、
(1)に記載のシステム。
(3)ねじ山を備える固定具を更に含み、前記ねじ山が、前記第2の連結機構と嵌合して、前記コーピングを前記アバットメントと連結するように構成されている、(2)に記載のシステム。
(4)前記コーピングが、細長い部材を更に備え、前記細長い部材が、複数の突起及びスロットを備える、(1)〜(3)のいずれかに記載のシステム。
(5)前記コーピングの前記仮連結機構が、弾性部材を備える、(1)〜(4)のいずれかに記載のシステム。
(6)前記弾性部材が、ウェーブばねを備える、(5)に記載のシステム。
(7)前記ウェーブばねが、前記仮コーピングのスロットの中に入る、(6)に記載のシステム。
(8)前記コーピングの前記仮連結機構が、1つ以上の弾性フィンガーを備える、(5)に記載のシステム。
(9)前記コーピングが、本体コンポーネントとコネクターコンポーネントを備え、前記コネクターコンポーネントが、前記コーピングの前記仮連結機構を備える、(1)〜(8)のいずれかに記載のシステム。
(10)前記本体コンポーネントが、前記細長い部材を備える、(9)に記載のシステム。
(11)前記本体コンポーネントと前記コネクターコンポーネントが、併せて連結するように構成されている、(9)または(10)のいずれかに記載のシステム。
(12)前記本体コンポーネントと前記コネクターコンポーネントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、(11)に記載のシステム。
(13)前記コネクターコンポーネントが、前記本体コンポーネントの対応するねじ山と嵌合するように構成されたねじ山を備える、(11)に記載のシステム。
(14)切削治具を更に備える、(1)〜(13)のいずれかに記載のシステム。
(15)前記コーピングの前記仮連結機構によって、前記コーピングに取り外し可能な状態で連結するように構成された位置合わせ治具を更に備える、(14)に記載のシステム。
(16)前記位置合わせ治具が、前記切削治具を通すことができる位置合わせ機構を更に備える、(15)に記載のシステム。
(17)患者の顎内のインプラント及びアバットメントへの歯科用補綴物の連結方法であって、
スナップフィット連結部を用いて、コーピングを前記アバットメントに連結することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合することと、
前記スナップフィット連結部によって、前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから切り離すことと、
前記コーピングと前記補綴物の両方に、貫通穴を形成することと、
前記貫通穴に挿入した固定具を用いて、前記コーピングと前記補綴物を前記アバットメントに連結することと、
を含む方法。
(18)患者の顎内のインプラント及びアバットメントへの歯科用補綴物の連結方法であって、
仮連結機構によって、コーピングを前記アバットメントに一時的に連結することと、
前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正し、前記補綴物を前記コーピングに連結することと、
前記補綴物と前記コーピングが前記修正位置に留まるようにして、前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから外すことと、
を含む方法。
(19)切削治具を用いて、少なくとも前記補綴物を通る穴を形成することを更に含む、(18)に記載の方法。
(20)少なくとも前記補綴物を通る穴を形成する前記ステップが、位置合わせ治具を前記コーピングに取り付けることと、前記位置合わせ治具を用いて、前記切削治具を前記補綴物に対して位置合わせすることとを含む、(19)に記載の方法。
(21)第2の連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結することを更に含み、前記第2の連結機構が、前記仮連結機構とは異なる、(18)または(19)のいずれかに記載の方法。
(22)第2の連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結する前記ステップが、ねじ式固定具を用いて、前記コーピングを前記アバットメントに固定することを含む、(21)に記載の方法。
(23)仮連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに一時的に連結する前記ステップが、前記コーピングのスナップフィット連結機構を、前記アバットメントの対応するスナップフィット連結機構と嵌合することを含む、(18)〜(22)のいずれかに記載の方法。
(24)前記補綴物を前記コーピングに連結する前記ステップが、接着剤を前記コーピングと前記補綴物に塗布することを含む、(18)〜(23)のいずれかに記載の方法。
(25)前記補綴物が、1つ以上の有底穴を備え、前記接着剤を前記補綴物に塗布する前記ステップが、前記接着剤を前記1つ以上の有底穴に投入することを含む、(24)に記載の方法。
(26)前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正する前記ステップが、咬合面を配向し、対合歯の咬合面との前記補綴物の高径を確立することを含む、(18)〜(25)のいずれかに記載の方法。
(27)前記補綴物を前記コーピングに取り付ける前記ステップの前に、前記補綴物が前記コーピングに対して仮嵌合したことを判断することを更に含む、(18)〜(26)のいずれかに記載の方法。
(28)前記コーピングを修正して、前記補綴物の前記コーピングに対する前記嵌合を変更することを更に含む、(27)に記載の方法。
(29)患者の顎内のアバットメント及びコーピングへの歯科用補綴物の取り付け及び位置合わせ方法であって、
仮連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合しながら、前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正することと、
前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから外すことと、
を含む方法。
(30)前記補綴物に1つ以上の有底穴を形成することを更に含み、前記補綴物を前記コーピングに接合する前記ステップが、前記1つ以上の有底穴の中で前記コーピングを接合することを含む、(29)に記載の方法。
(31)切削治具を用いて、前記補綴物を通る穴を形成することを更に含む、(29)に記載の方法。
(32)前記補綴物を通る穴を形成する前記ステップが、位置合わせ治具を前記コーピングに取り付けることと、前記位置合わせ治具を用いて、前記切削治具を前記補綴物に対して位置合わせすることとを含む、(31)に記載の方法。
(33)ねじ式固定具を用いて、前記コーピングを前記アバットメントに連結することを更に含む、(31)に記載の方法。
(34)前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正する前記ステップが、前記補綴物の咬合面を、対合歯の咬合面と接触させて配置することを含む、(29)に記載の方法。
(35)1つ以上の歯科用コンポーネントを歯科用インプラントに連結するシステムであって、
前記1つ以上の歯科用コンポーネントの少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、仮連結機構を備えるシステム。
(36)前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記歯科用インプラントと連結するように構成されたアバットメントを含む、(35)に記載のシステム。
(37)前記アバットメントが、コーピングと一体化されたアバットメントを含む、(36)に記載のシステム。
(38)前記アバットメントの前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、(36)に記載のシステム。
(39)前記アバットメントの前記仮連結機構が、ばねを備える、(36)に記載のシステム。
(40)前記アバットメントと前記インプラントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、(36)に記載のシステム。
(41)前記アバットメントと前記インプラントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、(36)に記載のシステム。
(42)前記1つ以上の歯科用コンポーネントが、コーピングとアバットメントを含むか、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記アバットメントと連結するように構成された前記コーピングを含むか、または
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記コーピングと連結するように構成された前記アバットメントを含む、
(35)に記載のシステム。
(43)前記アバットメントが、第2の連結機構を備え、前記アバットメントが、前記第2の連結機構によって前記インプラントに連結するように構成されている、(42)に記載のシステム。
(44)前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、(42)に記載のシステム。
(45)前記仮連結機構が、ばねを備える、(42)に記載のシステム。
(46)前記コーピングと前記アバットメントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、(42)に記載のシステム。
(47)前記コーピングと前記アバットメントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、(42)に記載のシステム。
(48)前記コーピングが、細長い部材を備え、前記細長い部材が、複数の突起及びスロットを備える、(42)に記載のシステム。
(49)前記コーピングが、フランジを備え、前記フランジが、複数の溝を備える、(42)に記載のシステム。
(50)切削治具を更に備える、(35)に記載のシステム。
(51)前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記歯科用インプラントと連結するように構成されたアダプターを含み、前記アダプターが、軟組織に面するように設計された少なくとも一部を備える、(35)に記載のシステム。
(52)前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、(51)に記載のシステム。
(53)前記仮連結機構が、ばねを備える、(51)に記載のシステム。
(54)前記アダプターと前記インプラントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、(51)に記載のシステム。
(55)前記アダプターと前記インプラントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、(51)に記載のシステム。
(56)前記アダプターが、前記歯科用インプラントと反対側の1つ以上の他の歯科用コンポーネントに連結するように構成されている、(51)に記載のシステム。
(57)前記1つ以上の他の歯科用コンポーネントが、補綴物、アバットメント、インプレッションポスト及びヒーリングキャップのうちの少なくとも1つを含む、(56)に記載のシステム。
(58)前記1つ以上の他の歯科用コンポーネントが、傾斜したねじチャネルを備える、(57)に記載のシステム。
(59)歯科用インプラントに連結するように構成された歯科用補綴物の作製方法であって、
1つ以上の歯科用コンポーネントを前記インプラントに連結することであって、前記1つ以上の歯科用コンポーネントの少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、仮連結機構を有する、前記連結することと、
前記補綴物を前記1つ以上の歯科用コンポーネントに接合することと、
前記仮連結機構によって、前記補綴物と前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントを前記インプラントから切り離すことと、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと前記補綴物の両方に貫通穴を形成することであって、前記貫通穴が、前記補綴物と、前記歯科用インプラントに対する前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと連結するように構成された固定具を受け入れるように構成されている、前記形成することと
を含む方法。
(60)前記貫通穴を形成することが、切削治具を用いて、前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントの遠位側から、前記貫通穴を形成することを含む、(59)に記載の方法。
(61)前記貫通穴を形成することが、前記切削治具または別の切削治具を用いて、前記補綴物の咬合側から、前記貫通穴を形成することを更に含む、(60)に記載の方法。
(62)前記貫通穴に挿入した前記固定具を用いて、前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと前記補綴物とを前記インプラントに連結することを更に含む、(59)に記載の方法。
(63)前記仮連結機構が、スナップフィット連結機構を含む、(59)に記載の方法。
(64)前記仮連結機構が、摩擦嵌め連結機構を含む、(59)に記載の方法。
(65)前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記インプラントと連結するように構成されたアバットメントを含む、(59)に記載の方法。
(66)前記アバットメントが、コーピングと一体化されたアバットメントを含む、(65)に記載の方法。
(67)前記1つ以上の歯科用コンポーネントが、コーピングとアバットメントを含むか、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記アバットメントと連結するように構成された前記コーピングを含むか、または
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記コーピングと連結するように構成された前記アバットメントを含む、
(59)に記載の方法。
(68)前記アバットメントが、第2の連結機構を備え、前記アバットメントが、前記第2の連結機構によって前記インプラントに連結するように構成されている、(67)に記載の方法。
(69)歯科用修復物の作製方法であって、
c)スナップフィット及び/または摩擦嵌めによる連結を用いて、アダプターなどの第1の歯科用コンポーネントを、顎骨に取り付けた歯科用インプラントに連結して、前記第1の歯科用コンポーネントの少なくとも一部が、軟組織に面するようにすることであって、前記第1の歯科用コンポーネントが、前記歯科用インプラントから外れないように設計されている、前記連結することと、
d)少なくとも別の歯科用コンポーネントを前記第1の歯科用コンポーネントに連結することと、
を含む方法。
(70)別の歯科用コンポーネントを連結することが、ヒーリングアバットメント、印象コンポーネントまたは口腔内スキャンポストを前記第1の歯科用コンポーネントに連結することを含む、(69)に記載の方法。
(71)別の歯科用コンポーネントを連結することが、固定具を用いて、傾斜したねじチャネルを含む補綴物を、前記第1の歯科用コンポーネントに連結することを含む、(69)に記載の方法。
図1を参照すると、歯科用補綴物及び取り付けシステム100の実施形態が、概略的に示されている。システム100は、患者の骨10に連結するためのアンカー部102、ならびにコーピング130と、補綴物140とを含むことができる。下で説明されるように、コーピング130は、アンカー部102に連結でき、補綴物140は、コーピング130に連結できる。いくつかの実施形態では、アンカー部102は、歯科用インプラントのような骨インプラント110と、マルチユニットアバットメントのようなアバットメント120とを含むことができる。図示されている配置では、アバットメント120は、骨インプラント110に、連結ねじ16によって、取り外し可能な状態で連結できる。いくつかの実施形態では、インプラント110とアバットメント120は、一体部分をなすことができる。さらに、アンカー部102のある特定のコンポーネントは、省くことができることが理解されるべきである。例えば、いくつかの実施形態では、アバットメント120をアンカー部102から省略して、その代わりに、コーピング130を直接インプラント110に取り付けるようにできる。別の例として、いくつかの実施形態では、コーピング130とアバットメント120は、一体部分をなして、その組み合わさったコーピング130/アバットメント120を直接インプラント110に取り付けるようにできる。そのようないくつかの場合では、組み合わさったコーピング130/アバットメント120は、単にコーピング130または単にアバットメント120と称することができる場合がある。別の配置では、連結ねじ16を省くことができるとともに、アバットメント120が、インプラント110に挿入されるねじ山状端部を含むことができる。
図3には、歯科用仮補綴システム100のような歯科用仮補綴システムを取り付ける方法300のステップを説明しているフローチャートが示されている。明確にするために、それらのステップは、医師が行うものとして説明されているが、この施術のステップのいくつかまたは全部は、医師の助手及びその他の第三者などが挙げられるが、それらに限らない、医師以外の者も行うことができる。さらに、本明細書に記載されているステップのいくつかまたは全部は、インサイチュ(すなわち患者の口内)またはエクスサイチュのいずれかで行うことができる。例えば、本明細書に記載されているステップのいくつかまたは全部は、患者の歯の模型で行うことができる。
図5を参照すると、本明細書に記載されている歯科用仮補綴物システムで用いることができる仮補綴物の実施形態510が示されている。仮補綴物510は、1本以上の補綴歯514が取り付けられている床512を含むことができる。床512は、歯514が取り付けられている第1の側と、第1の側と反対の第2の側であって、患者の顎骨に隣接する軟組織と接した状態で配置するように構成された第2の側とを含むことができる。図示されている実施形態に示されているように、仮補綴物510によって、上顎弓及び/または下顎弓のいずれか沿いの一連の歯の全てを補うように、仮補綴物510はフルブリッジであることができる。上述のように、仮補綴物510は、上顎弓及び/または下顎弓沿いの一連の歯の全てよりも少ない歯を補う部分ブリッジであることもできる。さらに、上述のように、仮補綴物510は、1本の歯を補うためのクラウンであることもできる。いくつかの実施形態では、仮補綴物510は、患者の既存の補綴物(総義歯または部分義歯など)であることができる。
1.歯科用コンポーネントを歯科用インプラントに連結するシステムであって、前記器具が、
仮連結機構を備えるコーピング
を含む前記システム。
2.仮連結機構と第2の連結機構とを備えるアバットメント
を更に含み、
前記コーピングと前記アバットメントが、前記仮連結機構によって、一時的に、併せて連結するように構成されており、
前記アバットメントが、前記インプラントに連結するように構成されている、
実施形態1に記載のシステム。
3.ねじ山を備える固定具を更に備え、前記ねじ山が、前記第2の連結機構と嵌合して、前記コーピングを前記アバットメントと連結するように構成されている、実施形態2に記載のシステム。
4.前記コーピングが、細長い部材を更に備え、前記細長い部材が、複数の突起及びスロットを備える、実施形態1〜3のいずれかに記載のシステム。
5.前記コーピングの前記仮連結機構が、弾性部材を備える、実施形態1〜4のいずれかに記載のシステム。
6.前記弾性部材が、ウェーブばねを備える、実施形態5に記載のシステム。
7.前記ウェーブばねが、前記仮コーピングのスロットの中に入る、実施形態6に記載のシステム。
8.前記コーピングの前記仮連結機構が、1つ以上の弾性フィンガーを備える、実施形態5に記載のシステム。
9.前記コーピングが、本体コンポーネントとコネクターコンポーネントを備え、前記コネクターコンポーネントが、前記コーピングの前記仮連結機構を備える、実施形態1〜8のいずれかに記載のシステム。
10.前記本体コンポーネントが、前記細長い部材を備える、実施形態9に記載のシステム。
11.前記本体コンポーネントと前記コネクターコンポーネントが、併せて連結するように構成されている、実施形態9または10のいずれかに記載のシステム。
12.前記本体コンポーネントと前記コネクターコンポーネントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、実施形態11に記載のシステム。
13.前記コネクターコンポーネントが、前記本体コンポーネントの対応するねじ山と嵌合するように構成されたねじ山を備える、実施形態11に記載のシステム。
14.切削治具を更に備える、実施形態1〜13のいずれかに記載のシステム。
15.前記コーピングの前記仮連結機構によって、前記コーピングに取り外し可能な状態で連結するように構成された位置合わせ治具を更に備える、実施形態14に記載のシステム。
16.前記位置合わせ治具が、前記切削治具を通すことができる位置合わせ機構を更に備える、実施形態15に記載のシステム。
17.患者の顎内のインプラント及びアバットメントへの歯科用補綴物の連結方法であって、
スナップフィット連結を用いて、コーピングを前記アバットメントに連結することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合することと、
前記スナップフィット連結部によって、前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから切り離すことと、
前記コーピングと前記補綴物の両方に、貫通穴を形成することと、
前記貫通穴に挿入した固定具を用いて、前記コーピングと前記補綴物を前記アバットメントに連結することと、
を含む前記方法。
18.患者の顎内のインプラント及びアバットメントへの歯科用補綴物の連結方法であって、
仮連結機構によって、コーピングを前記アバットメントに一時的に連結することと、
前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正し、前記補綴物を前記コーピングに連結することと、
前記補綴物と前記コーピングが前記修正位置に留まるようにして、前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから外すことと、
を含む前記方法。
19.切削治具を用いて、少なくとも前記補綴物を通る穴を形成することを更に含む、実施形態18に記載の方法。
20.少なくとも前記補綴物を通る穴を形成する前記ステップが、位置合わせ治具を前記コーピングに取り付けることと、前記位置合わせ治具を用いて、前記切削治具を前記補綴物に対して位置合わせすることとを含む、実施形態19に記載の方法。
21.第2の連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結することを更に含み、前記第2の連結機構が、前記仮連結機構とは異なる、実施形態18または19のいずれかに記載の方法。
22.第2の連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結する前記ステップが、ねじ式固定具を用いて、前記コーピングを前記アバットメントに固定することを含む、実施形態21に記載の方法。
23.仮連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに一時的に連結する前記ステップが、前記コーピングのスナップフィット連結機構を、前記アバットメントの対応するスナップフィット連結機構と嵌合することを含む、実施形態18〜22のいずれかに記載の方法。
24.前記補綴物を前記コーピングに連結する前記ステップが、接着剤を前記コーピングと前記補綴物に塗布することを含む、実施形態18〜23のいずれかに記載の方法。
25.前記補綴物が、1つ以上の有底穴を備え、前記接着剤を前記補綴物に塗布する前記ステップが、前記接着剤を前記1つ以上の有底穴に投入することを含む、実施形態24に記載の方法。
26.前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正する前記ステップが、咬合面を配向し、対合歯の咬合面との前記補綴物の高径を確立することを含む、実施形態18〜25のいずれかに記載の方法。
27.前記補綴物を前記コーピングに取り付ける前記ステップの前に、前記補綴物が前記コーピングに対して仮嵌合したことを判断することを更に含む、実施形態18〜26のいずれかに記載の方法。
28.前記コーピングを修正して、前記補綴物の前記コーピングに対する前記嵌合を変更することを更に含む、実施形態27に記載の方法。
29.患者の顎内のアバットメント及びコーピングへの歯科用補綴物の取り付け及び位置合わせ方法であって、
仮連結機構によって、前記コーピングを前記アバットメントに連結することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合することと、
前記補綴物を前記コーピングに接合しながら、前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正することと、
前記補綴物と前記コーピングを前記アバットメントから外すことと、
を含む前記方法。
30.前記補綴物に1つ以上の有底穴を形成することを更に含み、前記補綴物を前記コーピングに接合する前記ステップが、前記1つ以上の有底穴の中で前記コーピングを接合することを含む、実施形態29に記載の方法。
31.切削治具を用いて、前記補綴物を通る穴を形成することを更に含む、実施形態29に記載の方法。
32.前記補綴物を通る穴を形成する前記ステップが、位置合わせ治具を前記コーピングに取り付けることと、前記位置合わせ治具を用いて、前記切削治具を前記補綴物に対して位置合わせすることとを含む、実施形態31に記載の方法。
33.ねじ式固定具を用いて、前記コーピングを前記アバットメントに連結することを更に含む、実施形態31に記載の方法。
34.前記補綴物と前記コーピングとの間の位置を修正する前記ステップが、前記補綴物の咬合面を、対合歯の咬合面と接触させて配置することを含む、実施形態29に記載の方法。
35.1つ以上の歯科用コンポーネントを歯科用インプラントに連結するシステムであって、
仮連結機構を備える、前記1つ以上の歯科用コンポーネントの少なくとも1つの歯科用コンポーネント
を含む前記システム。
36.前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記歯科用インプラントと連結するように構成されたアバットメントを含む、実施形態35に記載のシステム。
37.前記アバットメントが、コーピングと一体化されたアバットメントを含む、実施形態36に記載のシステム。
38.前記アバットメントの前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、実施形態36に記載のシステム。
39.前記アバットメントの前記仮連結機構が、ばねを備える、実施形態36に記載のシステム。
40.前記アバットメントと前記インプラントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、実施形態36に記載のシステム。
41.前記アバットメントと前記インプラントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、実施形態36に記載のシステム。
42.前記1つ以上の歯科用コンポーネントが、コーピングとアバットメントを含むか、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記アバットメントと連結するように構成された前記コーピングを含むか、または
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記コーピングと連結するように構成された前記アバットメントを含む、
実施形態35に記載のシステム。
43.前記アバットメントが、第2の連結機構を備え、前記アバットメントが、前記第2の連結機構によって前記インプラントに連結するように構成されている、実施形態42に記載のシステム。
44.前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、実施形態42に記載のシステム。
45.前記仮連結機構が、ばねを備える、実施形態42に記載のシステム。
46.前記コーピングと前記アバットメントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、実施形態42に記載のシステム。
47.前記コーピングと前記アバットメントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、実施形態42に記載のシステム。
48.前記コーピングが、細長い部材を備え、前記細長い部材が、複数の突起及びスロットを備える、実施形態42に記載のシステム。
49.前記コーピングが、フランジを備え、前記フランジが、複数の溝を備える、実施形態42に記載のシステム。
50.切削治具を更に備える、実施形態35に記載のシステム。
51.前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記歯科用インプラントと連結するように構成されたアダプターを含む、実施形態35に記載のシステム。
52.前記仮連結機構が、1つ以上のフィンガーを備える、実施形態51に記載のシステム。
53.前記仮連結機構が、ばねを備える、実施形態51に記載のシステム。
54.前記アダプターと前記インプラントが、スナップフィットによって連結するように構成されている、実施形態51に記載のシステム。
55.前記アダプターと前記インプラントが、摩擦嵌めによって連結するように構成されている、実施形態51に記載のシステム。
56.前記アダプターが、前記歯科用インプラントと反対側の1つ以上の他の歯科用コンポーネントに連結するように構成されている、実施形態51に記載のシステム。
57.前記1つ以上の他の歯科用コンポーネントが、補綴物、アバットメント、インプレッションポスト及びヒーリングキャップのうちの少なくとも1つを含む、実施形態56に記載のシステム。
58.前記1つ以上の他の歯科用コンポーネントが、傾斜したねじチャネルを備える、実施形態57に記載のシステム。
59.歯科用インプラントに連結するように構成された歯科用補綴物の作製方法であって、
1つ以上の歯科用コンポーネントを前記インプラントに連結することであって、前記1つ以上の歯科用コンポーネントの少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、仮連結機構を有する、前記連結することと、
前記補綴物を前記1つ以上の歯科用コンポーネントに接合することと、
前記仮連結機構によって、前記補綴物と前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントを前記インプラントから切り離すことと、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと前記補綴物の両方に貫通穴を形成することであって、前記貫通穴が、前記補綴物と、前記歯科用インプラントに対する前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと連結するように構成された固定具を受け入れるように構成されている、前記連結することと、
を含む前記方法。
60.前記貫通穴を形成することが、切削治具を用いて、前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントの遠位側から、前記貫通穴を形成することを含む、実施形態59に記載の方法。
61.前記貫通穴を形成することが、前記切削治具または別の切削治具を用いて、前記補綴物の咬合側から、前記貫通穴を形成することを更に含む、実施形態60に記載の方法。
62.前記貫通穴に挿入した前記固定具を用いて、前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントと前記補綴物とを前記インプラントに連結することを更に含む、実施形態59に記載の方法。
63.前記仮連結機構が、スナップフィット連結機構を含む、実施形態59に記載の方法。
64.前記仮連結機構が、摩擦嵌め連結機構を含む、実施形態59に記載の方法。
65.前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記インプラントと連結するように構成されたアバットメントを含む、実施形態59に記載の方法。
66.前記アバットメントが、コーピングと一体化されたアバットメントを含む、実施形態65に記載の方法。
67.前記1つ以上の歯科用コンポーネントが、コーピングとアバットメントを含むか、
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記アバットメントと連結するように構成された前記コーピングを含むか、または
前記少なくとも1つの歯科用コンポーネントが、前記仮連結機構によって前記コーピングと連結するように構成された前記アバットメントを含む、
実施形態59に記載の方法。
68.前記アバットメントが、第2の連結機構を備え、前記アバットメントが、前記第2の連結機構によって前記インプラントに連結するように構成されている、実施形態67に記載の方法。
69.歯科用修復物の作製方法であって、
a)スナップフィット及び/または摩擦嵌めによる連結を用いて、アダプターなどの第1の歯科用コンポーネントを、顎骨に取り付けた歯科用インプラントに連結して、前記第1の歯科用コンポーネントの少なくとも一部が、軟組織に面するようにすることであって、前記第1の歯科用コンポーネントが、前記歯科用インプラントから外れないように設計されている、前記連結することと、
b)少なくとも別の歯科用コンポーネントを前記第1の歯科用コンポーネントに連結することと、
を含む前記方法。
70.別の歯科用コンポーネントを連結することが、ヒーリングアバットメント、印象コンポーネントまたは口腔内スキャンポストを前記第1の歯科用コンポーネントに連結することを含む、実施形態69に記載の方法。
71.別の歯科用コンポーネントを連結することが、固定具を用いて、傾斜したねじチャネルを含む補綴物を、前記第1の歯科用コンポーネントに連結することを含む、実施形態69に記載の方法。
Claims (5)
- 補綴システムであって、前記システムが、歯科用コンポーネントに接合されることができるコーピングと、固定具と、位置合わせ治具と、切削治具とを含み、前記コーピングが仮連結機構を備え、前記固定具が、ねじ山を備え、前記位置合わせ治具が、前記切削治具を通すことができる位置合わせ機構を備え、前記位置合わせ治具が前記コーピングに連結された状態で、前記位置合わせ機構に前記切削治具を通すことによって、前記コーピングと、前記コーピングに接合された前記歯科用コンポーネントの両方に貫通穴が形成されるように、前記位置合わせ治具が、前記コーピングの前記仮連結機構によって、前記コーピングに取り外し可能な状態で連結するように構成されていることを特徴とする、システム。
- 前記コーピングが、細長い部材を更に備え、前記細長い部材が、複数の突起及びスロットを備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記コーピングの前記仮連結機構が、弾性部材を備える、請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記コーピングが、本体コンポーネントとコネクターコンポーネントを備え、前記コネクターコンポーネントが、前記コーピングの前記仮連結機構を備える、請求項1〜3のいずれかに記載のシステム。
- 前記切削治具が、その外面に沿って配置された切削面を有する細長い部材である請求項1〜4のいずれかに記載のシステム。
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