JP6860145B2 - ジョイントボックス及びそのジョイントボックスの施工方法 - Google Patents
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Description
以下に、本発明を実施するための実施形態について、図1〜7を用いて説明する。本実施形態のジョイントボックス10は、ケーブルとケーブルとを結線コネクタを用いて結線し、この結線した部分を収容するジョイントボックス10である。本実施形態のジョイントボックス10を構成する材料は、ポリプロピレン樹脂を選択した。ジョイントボックス10を構成する材料は、絶縁性に優れた材料であればよく、ポリプロピレン樹脂に限らない。例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリアセタール樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、またはポリエチレンテレフタレート樹脂を選択することができる。
図1には、本実施形態のジョイントボックス10の斜視図が示されている。図1に示されている様に、ジョイントボックス10は、上蓋部20と、胴体部40と、底蓋部60とを有している。詳細は後述するが、ジョイントボックス10は、底蓋部60からケーブルが挿通される。そして、ケーブルは末端で結線コネクタによって結線される。ここで、ケーブルとケーブルとが結線された部分を結線部とする。胴体部40の内部空間は、結線部を収容し、さらに、胴体部の内部空間を密封する。こうしてジョイントボックス10の内部空間に結線部を収容すると、ジョイントボックス10は、屋内外に設置される。
図3には、施工後のジョイントボックス10の斜視断面図が示されている。図3に示されている様に、ジョイントボックス10の胴体部40は、上蓋部20や底蓋部60と螺合している。このため、筒状の胴体部40は、上面が上蓋部20によって閉鎖され、下面が底蓋部60で覆われている。なお、図3では、胴体部40の有するボックス設置部41は図示を省略した。
図6(A)〜(G)には、ジョイントボックス10の施工方法が模式的に示されている。図6(A)〜(G)では、ケーブルCcとケーブルCd、ケーブルCcとケーブルCdとを結線する結線コネクタJcd1〜Jcd3、ボックス設置部41、仕切り板80の図示を省略した。
図6(A)に示されている様に、ケーブルCa〜Cd(ただしケーブルCc、Cdは図示省略)は、先端部分のシースおよび心線の絶縁体(被覆)をはがして心線の導体(導線)をむき出しにする。また、ジョイントボックス10(図2参照)は、底蓋部60を胴体部40から取り外す。そして、ケーブルCa〜Cdを、底蓋部60のケーブル導入孔64a〜64d(図2参照)の下側から挿通する(図6(B)参照、ケーブル挿通工程)。ここで、底蓋部60を保持してケーブルCa〜Cdの挿通を行うが、底蓋部60の保持は、底蓋部60の周壁部62を保持することで容易となる。換言すれば、周壁部62は、底蓋部60を保持することを一層容易する。尚、ケーブルCa〜Cdを挿通する前に、底蓋部60を胴体部40から取り外したが、胴体部40を取り外す代わりに上蓋部20を胴体部40から取り外し、かつ、胴体部40と底蓋部60とが連結した状態で、ケーブルCa〜Cdの挿通や以降の工程を行っても良い。
次に、ケーブルCa〜Cdの心線の先端を結線コネクタJab1〜Jab3、Jcd1〜Jcd3に差し込むことで、ケーブルCa〜Cdを結線する(結線工程)。結線コネクタJab1〜Jab3、Jcd1〜Jcd3は、差し込まれた心線の導体間を導通するようになっているため、結線コネクタに複数の心線の先端を差し込むことで結線することができる。上述した様に、それぞれの結線コネクタに差し込まれた複数のケーブルの先端部分と、結線コネクタとを併せて結線部とする。ここで、胴体部40と底蓋部60とは別体に構成されていることで、結線を容易に行うことができる。すなわち、結線は、胴体部40と底蓋部60とを取り外した状態で行うため、ケーブルCa〜Cdの心線の先端部分の周囲には胴体部40は存在しない。従って、胴体部40が作業の障害にならないため、結線を容易に行うことができる。
次に、胴体部40を底蓋部60と連結し(図6(D)参照)、さらに仕切り板80(図6(D)〜図6(G)には図示省略)および上蓋部20を胴体部に取り付けることで、結線部Bab1〜Bab3、Bcd1〜Bcd3を、底蓋部60の内部空間に収容する(胴体部収容工程)。ここで、ケーブルCaとケーブルCbとが結線されている結線部Bab1〜Bab3と、ケーブルCcとケーブルCdとが結線されている結線部Bcd1〜Bcd3との間に、仕切り板80を取り付ける(図5および図3参照、ただしケーブルCc、Cdは図示省略)。すなわち、ケーブルCaとケーブルCbとを結線する結線部Bab1〜Bab3(図4参照)と、ケーブルCcとケーブルCdとを結線する結線部Bcd1〜Bcd3(図4参照)との間を仕切り板80によって隔離しており(図5参照)、これらの間を隔離することで絶縁性を高めている。
次に、底蓋部60の底面部61が上になるよう、上下逆さまにする。そして、パテや流動性の低い樹脂製接着剤などの封止材Fを底面部61に盛り、底面部61のケーブル導入孔64a〜64dを密閉する(第1の蓋部密閉工程)。図7には、上下逆さまの状態で、封止材Fにより密閉された底蓋部60の断面が示されている。図7の断面図では、底面部61は、ケーブルCa、Ccが底面部61のケーブル導入孔64a、64cそれぞれに挿通されている。ケーブル導入孔64a〜64dは、ケーブルCa〜Cdに応じた形状をしており、ケーブルCa〜Cdを挿通している状態では開口面積が小さいため、ケーブル導入孔64a〜64dを封止材Fで容易に密封し得る。また、図7に示されている様に、底蓋部60の底面部61は、周縁に周壁部62を有する凹状面を形成する。この様に底面部61は凹状面を形成するため、底面部61の凹状面上を封止材Fで厚みを持たせて充填することが一層容易となっている。すなわち、周壁部62によって、封止材Fで厚みを持たせて底面部61の凹状面上を充填することが一層容易となっている。
次に、胴体部40の上面から硬化性樹脂Rを注入する(図6(F)参照、硬化性樹脂密封工程)。ここで、上述の底蓋部(第1の蓋部)密閉工程(d)で、底蓋部60の底面部61を密閉したことに加えて、上蓋部20をあらかじめ取り外したことで、硬化性樹脂Rを胴体部40の上面から注入することができる。以上の様に、本実施形態のジョイントボックス10は、底蓋部60の底面部61を容易に密閉し得、さらに、上蓋部20は胴体部40から容易に取り外すことができるため、胴体部40の上面から硬化性樹脂Rを注入し、結線部Bab1〜Bab3、Bcd1〜Bcd3を硬化性樹脂Rで密封する硬化性樹脂密封工程がより一層容易になり得る。なお、図6(F)では図示が省略されているが、上述した様に、胴体部40の内部空間には、仕切り板80が取り付けられている。また、上述したが、ケーブルCaとケーブルCbとを結線する結線部Bab1〜Bab3と、ケーブルCcとケーブルCdとを結線する結線部Bcd1〜Bcd3との間が、仕切り板80によって隔離されており、これらの間は隔離されることで一層絶縁性が高められている。そして、結線部Bab1〜Bab3、Bcd1〜Bcd3はこの状態で硬化性樹脂Rによって密封されることで、より一層絶縁性を高めて絶縁保護される。
次に、胴体部40に上蓋部20を取り付け、ジョイントボックス10を建物の壁面などに設置する。図1を用いて上述した様に、ジョイントボックス10は、上蓋部20のボックス設置部21や、胴体部40のボックス設置部41を用いて設置することができる。また、ジョイントボックス10は、硬化性樹脂Rを注入する時の胴体部40の上下の位置関係は、上下逆さまの状態ではなく、設置される時と同じ状態にある(図6(F)参照)。このため、硬化性樹脂Rが注入された後は、硬化性樹脂Rの硬化を待つことなく、建物の壁面などに設置できる。
本変形例を含めた以降の変形例で、上述した実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。上述した実施形態では、胴体部40と底蓋部60とが連結可能な別体として構成されている。しかし、胴体部40と底蓋部60とを一体として構成してもよい。変形例1のジョイントボックス110では、実施形態の胴体部40と底蓋部60とを一体に構成し、胴体部140とする。図8には、施工後のジョイントボックス110の分解斜視図が示されている。また、上述した実施形態のジョイントボックス10と同様に、本実施形態のジョイントボックス110も、仕切り板180を備えなくともよい。ジョイントボックス110が仕切り板180を備えない場合、胴体部140は、仕切り板導入溝144a、144bを備えなくともよい。本変形例のジョイントボックス110は、胴体部と底蓋部とを一体に構成することで、部品点数の増加を抑制できる。また、胴体部と底蓋部とが別体になり得ないため、密封性確保により有利である。
上述した実施形態のジョイントボックス10の内部空間で結線されるケーブルは、4本の3心の平形ケーブルCa〜Cdで、断面が長円形状である。このため、図2や図9(A)に示されている様に、ケーブルCa〜Cdが挿通される底蓋部60のケーブル導入孔64a〜64dは、数が4つで、形状はいずれも長円形状となっている。しかし、本発明のジョイントボックスの内部空間で結線されるケーブルの形状や本数は、3心の平形ケーブル4本に限らない。ケーブルの心数(心線の数)や、形状(丸形や平形等)や、本数を適宜変更できる。そして、ケーブル導入孔の数や配置も適宜変更できる。また、ケーブル導入孔の形状は、ケーブルの断面形状に対応した形状にすることができる。すなわち、丸形のケーブルに対してはケーブル導入孔の形状を円形状とすることができ、平形のケーブルに対してはケーブル導入孔の形状を長円形状とすることができる。
変形例3のジョイントボックス310の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、4本の丸形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(C)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス310では、底蓋部360の底面部361が、4つの円形状のケーブル導入孔364a〜364dを備える。以上の実施形態、変形例2、変形例3では、図9(A)〜図9(C)を用いて、4本のケーブルを結線する場合について説明したが、結線するケーブルの本数は3本であってもよい。
変形例4のジョイントボックス410の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、3本の平形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(D)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス410では、底蓋部460の底面部461が、3つの長円形状のケーブル導入孔464a〜464cを備える。
変形例5のジョイントボックス510の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、1本の丸形ケーブルおよび2本の平形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(E)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス510では、底蓋部560の底面部561が、1つの円形状のケーブル導入孔564aと、2つの長円形状のケーブル導入孔564b、564cとを備える。
変形例6のジョイントボックス610の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、3本の丸形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(F)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス610では、底蓋部660の底面部661が、3つの円形状のケーブル導入孔664a〜664cを備える。以上では、図9(D)〜図9(F)を用いて、結線されるケーブルの数が3本の場合について説明したが、5本の場合であってもよい。
変形例7のジョイントボックス710の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、5本の平形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(G)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス710では、底蓋部760の底面部761が、5つの長円形状のケーブル導入孔764a〜764eを備える。
変形例8のジョイントボックス810の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、2本の平形ケーブルと3本の丸形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(H)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス810では、底蓋部860の底面部861が、2つの長円形状のケーブル導入孔864b、864eと、3つの円形状のケーブル導入孔864a、864c、864dとを備える。
変形例9のジョイントボックス910の内部空間で結線されるケーブルの本数と形状は、5本の丸形ケーブルである。これらのケーブルの心線数は1以上であればよい。図9(I)に示されている様に、本変形例のジョイントボックス910では、底蓋部960の底面部961が、5つの円形状のケーブル導入孔964a〜964eを備える。
図2を用いて上述した様に、実施形態のジョイントボックス10では、仕切り板80を保持するために、胴体部40が仕切り板導入溝44a、44bを備えている。図10(A)には、図3のA−A線に沿った胴体部40の断面図が示されている。そして、図2、図3、及び図10(A)に示されている様に、仕切り板80は、仕切り板導入溝44aおよび仕切り板導入溝44bに嵌合することで胴体部40の内部空間に保持される。ここで、仕切り板80は、胴体部40の内部で保持できればよく、必ずしも胴体部40に仕切り板導入溝44a、44bを設けなくともよい。
図11は、変形例11のジョイントボックス1110の胴体部1140および仕切り板1180の断面が示されている。上述した実施形態と異なり、本変形例では、胴体部1140に仕切り板導入溝44a、44bを設けない。また、図11に示されている様に、仕切り板1180の幅方向の長さWを、胴体部1140の内周の直径よりわずかに小さい長さとする。仕切り板1180は、幅方向の長さWをこの様な長さにすることで、胴体部1140の内部空間に設置された場合に、大きく斜めに傾くことが胴体部1140の内壁面により抑止される。この様に仕切り板1180は、胴体部1140の内壁面で大きく傾くことが抑止されるため、実施形態の仕切り板80と同様に、ケーブルCa、Cbの結線部Bab1〜Bab3と、ケーブルCc、Cdの結線部Bcd1〜Bcd3との間を隔離し、互いに隔離された結線部の間の絶縁性をより一層高め得る。また、仕切り板1180は、胴体部1140の内部で周方向に回転可能に保持される。このため、ケーブルCa〜Cdや結線部Bcd1〜Bcd3、Bcd1〜Bcd3が、胴体部1140に収納されることで生じる応力(ケーブルのねじれや曲がりによる応力等)が比較的小さくなる位置に仕切り板1180を移動することができる。
図12は、変形例12のジョイントボックス1210の胴体部1240および仕切り板1280の断面が示されている。図12に示されている様に、仕切り板1280は、両端に胴体部1240の周方向に延伸する仕切り板固定突起1281a〜1281dを有する。また、上述した実施形態と異なり、本変形例でも、胴体部1240に仕切り板導入溝44a、44bは設けない。仕切り板1280は、仕切り板固定突起1281a〜1281dによって、胴体部1240の内壁面に保持される。この様に仕切り板1280は胴体部1240の内壁面により保持され得るため、実施形態の仕切り板80と同様に、ケーブルCa、Cbの結線部Bab1〜Bab3と、ケーブルCc、Cdの結線部Bcd1〜Bcd3との間を隔離し、互いに隔離された結線部の間の絶縁性をより一層高め得る。また、仕切り板1280は、上述した変形例11の仕切り板1180と同様に、周方向に回転可能に保持される。このため、ケーブルCa〜Cdや結線部Bcd1〜Bcd3、Bcd1〜Bcd3が、胴体部1240に収納されることで生じる応力(ケーブルのねじれや曲がりによる応力等)が比較的小さくなる位置に仕切り板1280を移動することができる。
図3〜図5を用いて上述した様に、実施形態では、ケーブルCaとケーブルCbを結線する結線部Bab1〜Bab3と、ケーブルCcとケーブルCdを結線する結線部Bcd1〜Bcd3との間を仕切り板80によって隔離することで、これらの間の絶縁性をより一層高め得ている。しかし、区画の分け方は、結線部を構成する心線の絶縁体(被覆)の色によって分けても良い。図13(A)では、変形例13のジョイントボックス1310が備える仕切り板1380が、これらの絶縁体の色毎に結線部を分けて隔離している状態が模式的に示されている。図4を用いて上述した様に、ケーブルCa〜Cdにおいて、心線Ca1と、心線Cb1と、心線Cc1と、心線Cd1とで絶縁体(被覆)の色が共通する。
図2を用いて前述した様に、実施形態のジョイントボックス10の底面部61は、下面の中央から下に延びる、断面が円で棒状のケーブル支持部65が設けられている。そして、図2に示されている様に、ケーブル支持部65は、略円柱状である。しかし、ケーブル支持部65は、略円柱状に限らなくともよい。
上述した実施形態のジョイントボックス10は、図1に示されている様に、外形が略円柱状である。しかし、ジョイントボックス10の外形は略円柱状に限らなくともよい。図15に示されている様に、変形例15のジョイントボックス1510は、外形を略四角柱とした。本変形例のジョイントボックス1510では、上蓋部1520の周壁部1523や、胴体部1540や、底蓋部1560の周壁部1562は、外形が四角柱状である。この様に、本発明のジョイントボックスの外形は、略多角柱状とすることができる。例えば、本発明のジョイントボックスの外形を、略三角柱状、略五角柱状、略六角柱状としてもよい。また、略多角柱状に限らず適宜変更できる。
20 上蓋部
21 ボックス設置部
22 閉鎖面部
23 周壁部
24 雌ねじ部
40 胴体部
41 ボックス設置部
42 雄ねじ部
43 雄ねじ部
44a、44b 仕切り板導入溝
60 底蓋部
61 底面部
62 周壁部
63 雌ねじ部
64a〜64d ケーブル導入孔
65 ケーブル支持部
80 仕切り板
Ca〜Cd ケーブル
Ca1〜Ca3、Cb1〜Cb3、Cc1〜Cc3、Cd1〜Cd3 心線
Jab1〜Jab3、Jcd1〜Jcd3 結線コネクタ
Bab1〜Bab3、Bcd1〜Bcd3 結線部
F 封止材
R 硬化性樹脂
T 結束バンド
Claims (9)
- 複数のケーブルの末端が結線された結線部を収容して絶縁保護するジョイントボックスであって、
筒状に構成された胴体部と、
前記胴体部の軸方向一方端において前記ケーブルが挿通可能な開口領域を一部に有する第1の蓋部と、
前記胴体部の前記軸方向一方端側と反対側の軸方向他方端を閉鎖する閉鎖面を有するとともに前記胴体部と連結可能な別体構成とされる第2の蓋部と、
を有し、
前記第2の蓋部は、前記胴体部と螺合することにより連結可能であり、
前記胴体部と前記第1の蓋部とが、螺合によって連結可能に別体構成されているジョイントボックス。 - 複数のケーブルの末端が結線された結線部を収容して絶縁保護するジョイントボックスであって、
筒状に構成された胴体部と、
前記胴体部の軸方向一方端において前記ケーブルが挿通可能な開口領域を一部に有する第1の蓋部と、
前記胴体部の前記軸方向一方端側と反対側の軸方向他方端を閉鎖する閉鎖面を有するとともに前記胴体部と連結可能な別体構成とされる第2の蓋部と、
を有し、
前記第1の蓋部の周縁は、前記胴体部側とは反対側に周壁部を有するジョイントボックス。 - 複数のケーブルの末端が結線された結線部を収容して絶縁保護するジョイントボックスであって、
筒状に構成された胴体部と、
前記胴体部の軸方向一方端において前記ケーブルが挿通可能な開口領域を一部に有する第1の蓋部と、
前記胴体部の前記軸方向一方端側と反対側の軸方向他方端を閉鎖する閉鎖面を有するとともに前記胴体部と連結可能な別体構成とされる第2の蓋部と、
を有し、
前記第1の蓋部は、前記胴体部の軸方向に延伸する棒状部を有するジョイントボックス。 - 複数のケーブルの末端が結線された結線部を収容して絶縁保護するジョイントボックスであって、
筒状に構成された胴体部と、
前記胴体部の軸方向一方端において前記ケーブルが挿通可能な開口領域を一部に有する第1の蓋部と、
前記胴体部の前記軸方向一方端側と反対側の軸方向他方端を閉鎖する閉鎖面を有するとともに前記胴体部と連結可能な別体構成とされる第2の蓋部と、
を有し、
前記胴体部は、内部空間を複数の区画に分ける仕切り板を有するジョイントボックス。 - 請求項1、請求項3、または請求項4のうちのいずれか1項に記載のジョイントボックスであって、
前記第1の蓋部の周縁は、前記胴体部側とは反対側に周壁部を有するジョイントボックス。 - 請求項1、請求項2、または請求項4のうちのいずれか1項に記載のジョイントボックスであって、
前記第1の蓋部は、前記胴体部の軸方向に延伸する棒状部を有するジョイントボックス。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジョイントボックスであって、
前記胴体部は、内部空間を複数の区画に分ける仕切り板を有するジョイントボックス。 - 複数のケーブルの末端が結線された結線部を収容して絶縁保護するジョイントボックスの施工方法であって、前記ジョイントボックスは、
筒状に構成された胴体部と、
前記胴体部の軸方向一方端において前記ケーブルが挿通可能な開口領域を一部に有する第1の蓋部と、
前記胴体部の前記軸方向一方端側と反対側の軸方向他方端を閉鎖する閉鎖面を有するとともに前記胴体部と連結可能な別体構成とされる第2の蓋部と、を有し、
(a)複数の前記ケーブルの前記末端を、前記第1の蓋部の前記開口領域に挿通するケーブル挿通工程、
(b)複数の前記ケーブルの前記末端を結線することで、前記ケーブルの前記末端が結線された前記結線部を作成する結線工程、
(c)前記結線部を前記胴体部の内部空間に収容する胴体部収容工程、
(d)前記第1の蓋部の前記開口領域を封止材で密閉する第1の蓋部密閉工程、
(e)前記第2の蓋部を前記胴体部に連結する第2の蓋部取り付け工程、
を含むジョイントボックスの施工方法。 - 請求項8に記載のジョイントボックスの施工方法であって、
さらに、前記第1の蓋部密閉工程の後であって、かつ、前記第2の蓋部取り付け工程の前において、
(f)前記胴体部の前記軸方向他方端から硬化性樹脂を注入することで、前記胴体部の内部空間を密封する硬化性樹脂密封工程、
を含むジョイントボックスの施工方法。
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