JP6859515B1 - ホイールキャップの包装ロボット - Google Patents

ホイールキャップの包装ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP6859515B1
JP6859515B1 JP2020125975A JP2020125975A JP6859515B1 JP 6859515 B1 JP6859515 B1 JP 6859515B1 JP 2020125975 A JP2020125975 A JP 2020125975A JP 2020125975 A JP2020125975 A JP 2020125975A JP 6859515 B1 JP6859515 B1 JP 6859515B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
plate
fixed
cutting cutter
along
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020125975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021075334A (ja
Inventor
王佳磊
Original Assignee
杭州志凱数碼科技有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 杭州志凱数碼科技有限公司 filed Critical 杭州志凱数碼科技有限公司
Priority to GB2020648.8A priority Critical patent/GB2586566A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6859515B1 publication Critical patent/JP6859515B1/ja
Publication of JP2021075334A publication Critical patent/JP2021075334A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B33/00Packaging articles by applying removable, e.g. strippable, coatings
    • B65B33/02Packaging small articles, e.g. spare parts for machines or engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/04Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for severing webs, or for separating joined packages
    • B65B61/06Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for severing webs, or for separating joined packages by cutting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

【課題】ホイールキャップ保護膜被覆の効率と品質を向上させる包装ロボットを提供する。【解決手段】ハウジング1と、縦方向に沿って設けられ、ホイールキャップを平置きするための伝送ベルト2と、を含み、ハウジングにおいて、伝送ベルトの前端に位置する部分には、保護膜をホイールキャップにかぶせるための保護膜被覆機構が設けられ、ハウジングにおいて、伝送ベルトの後端における上方には、昇降可能な昇降板3が設けられ、昇降板には、縦方向に沿って内圧リングが摺動可能に接続され、内圧リングの外側には、複数の揺動棒5が円周方向に沿って設けられ、複数の揺動棒の上端は、いずれも径方向に沿って内方に傾斜して昇降板にヒンジ接続され、揺動棒の下端には、いずれも押しローラー51が回転自在に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、機械装置技術分野に関し、具体的にはホイールキャップの包装ロボットに関する。
ホイールキャップは、輸送や保存時に、重なった状態であるため、互いに摩損を起こさないように、出荷前に、その表面に保護膜を被覆して包装する必要がある。ホイールキャップの保護膜被覆は、現在、手動で行うため、効率が低下し、品質も保証しかねる。
中国特許出願公開第107187641号明細書
本発明は、上記の技術的問題を解決するために、ホイールキャップの包装ロボットを提供し、保護膜をホイールキャップに被覆し、被覆品質と効率を上げることを目的とする。
上記の目的を実現するために、本発明のホイールキャップの包装ロボットは、ハウジングと、縦方向に沿って設けられ、ホイールキャップを平置きするための伝送ベルトと、を含み、前記ハウジングにおいて、前記伝送ベルトの前端に位置する部分には、保護膜をホイールキャップにかぶせるための保護膜被覆機構が設けられ、前記ハウジングにおいて、前記伝送ベルトの後端における上方には、昇降可能な昇降板が設けられ、前記昇降板には、縦方向に沿って内圧リングが摺動可能に接続され、前記内圧リングの外側には、複数の揺動棒が円周方向に沿って設けられ、複数の前記揺動棒の上端は、いずれも径方向に沿って内方に傾斜して前記昇降板にヒンジ接続され、前記揺動棒の下端には、いずれも押しローラーが回転自在に接続され、前記揺動棒と前記昇降板との間には、前記押しローラーを、径方向に沿って内方に前記内圧リングの外周面に圧着する、復位引きばねが接続され、前記昇降板には、環状の切断カッターが固定して接続され、前記切断カッターは、前記昇降板の下方に位置し、且つ複数の前記揺動棒の外側の周囲に設けられ、前記切断カッターは、複数の前記揺動棒の下端が外方に揺動して開いた時に、前記伝動ベルトに圧着され、前記切断カッターには、環状の外圧リングが円周方向に沿って接続され、前記外圧リングは、前記切断カッターが前記伝動ベルトに圧着される時に、前記切断カッターの内外両側の前記保護膜を両側に引っ張ることができる。
ホイールキャップが前記伝動ベルトに平置きされると、前記保護膜被覆機構が保護膜を独立的にホイールキャップにかぶせ、伝送ベルトがホイールキャップを前記昇降板の下方に送り、前記昇降板が下降し、前記内圧リングが先にホイールキャップの内縁部に当接することで、前記保護膜の中間部分をホイールキャップの内縁部に貼り付けてから圧着し位置決めし、そして前記押しローラーがホイールキャップのスポークと当接し、前記昇降板の下降につれて、前記揺動棒の上端が内方へ傾斜する状態であるため、前記揺動棒の下端が外方に揺動し、すなわち、前記押しローラーがホイールキャップのスポークに沿って外方に転がり、これによって前記保護膜がホイールキャップのスポークに粘着し、前記切断カッターがホイールキャップに外装されて前記伝送ベルトと当接すると、前記外圧リングが前記保護膜を引っ張り、これによって前記切断カッターが前記保護膜の外縁部を切り除いて円形にし、保護膜被覆品質と効率を向上させる。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記内圧リングの上側面には、二つの案内棒が鉛直に固定して接続され、前記昇降板には、二つの貫穴が形成され、二つの前記案内棒は、それぞれ二つの前記貫穴を、摺動可能に通り抜けて設けられ、二つの前記案内棒の上端には、円周方向に沿って、位置規制突起縁を有し、前記案内棒には、保護膜押付ばねが外装され、前記保護膜押付ばねは、上端が前記昇降板の下側面に当接し、下端が前記内圧リングの上側面に当接して設けられ、前記位置規制突起縁は、前記保護膜押付ばねの作用によって前記昇降板の上側面に当接して設けられる。前記昇降板の下降時には、前記保護膜押付ばねは、前記内圧リングをホイールキャップの内縁に圧着することができ、これによって前記保護膜の中間部分を位置決めし、前記押しローラーの移動過程において前記保護膜が偏移することを回避できる。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記押しローラーの外周面の中部には、接続溝が円周方向に沿って形成され、前記揺動棒の下端は、前記接続溝の内部に回転自在に接続され、前記押しローラーの外周壁には、フェルトが被着され、前記昇降板の下側面には、接続突起を有し、前記復位引きばねは、複数あり、複数の前記復位引きばねは、複数の前記揺動棒とそれぞれ対応して配置され、前記復位引きばねは、一端が前記接続突起に接続され、他端が前記揺動棒に接続され、前記揺動棒の下端は、前記復位引きばねの作用によって内方に揺動する傾向を有する。前記フェルトは、ホイールキャップにおけるスポークと十分に接触することができるため、異なるスポーク面に対応する。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記昇降板は、円形をなし、前記昇降板の外縁には、複数の長尺状をなす接続板が円周方向に沿って配列され、前記接続板は、径方向に沿って設けられ、前記接続板の外端における下側面には、接続柱を有し、前記切断カッターは、複数の前記接続柱の下端に固定され、前記外圧リングには、複数のU字型板が固定され、前記U字型板は、下方に口を開き、且つ前記外圧リングと固定して接続され、前記U字型板の上端には、案内孔が形成され、前記U字型板は、前記案内孔を通り抜けて前記接続柱に摺動可能に外装され、前記接続柱には、位置規制盤を有し、前記接続柱には、引張ばねが外装され、前記引張ばねは、上端が前記接続板の下側面に当接して設けられ、下端が前記U字型板の上側面に当接して設けられ、前記U字型板は、前記引張ばねの作用によって前記位置規制盤に当接して設けられる。前記切断カッターが下降して前記伝送ベルトと当接すると、前記引張ばねは、前記外圧リングを前記伝送ベルトに圧着することができる。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記外圧リングには、環状の逃し口が円周方向に沿って形成され、前記逃し口は、前記外圧リングの上下側面を貫通して設けられ、前記切断カッターは、前記逃し口の内部に挿設され、前記切断カッターの刃は、前記U字型板と前記位置規制盤とが当接する時に、前記逃し口の内部に位置し、前記外圧リングの下側面には、二つの環状をなす引張口元が円周方向に沿って配列され、二つの前記引張口元は、それぞれ前記逃し口の内外両側に、前記逃し口に近接するように配置され、前記引張口元は、ゴム材料から作られ、外側の前記引張口元の下縁部は、径方向に沿って外方に傾斜して設けられ、内側の前記引張口元の下縁部は、径方向に沿って内方に傾斜して設けられ、前記ハウジングには、支持台板が水平に固定され、前記伝送ベルトの上層は、前記支持台板に敷設され、前記伝送ベルトの外側面には、複数の作業ステーションがあり、各前記作業ステーションには、ホイールキャップのボルト孔に挿入可能な位置決め柱を有し、前記伝送ベルトにおいては、各前記作業ステーションの外側面には、環状溝が形成され、前記環状溝は、複数の前記位置決め柱の周囲に設けられる。前記外圧リングが下降して前記伝送ベルトに接近する時、前記引張口元が先に前記保護膜に接触し、前記外圧リングが下方に押し付けるにつれて、前記引張口元が変形し、すなわち二つの前記引張口元の下縁部が互いに対して離れ、これによって前記保護膜が緩みなく張り、前記切断カッターが前記保護膜の外縁部を切断する。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記昇降板には、二つの縦方向案内棒が鉛直に固定して接続され、前記ハウジングには、二つの縦方向案内リングが固定され、二つの前記縦方向案内棒は、それぞれ二つの前記縦方向案内リングの内部に摺動可能に穿設され、前記ハウジングには、昇降エアシリンダーが固定され、前記昇降エアシリンダーのピストンロッドは、下方を向いて前記昇降板と固定して接続される。これによって前記昇降板の安定性を保証する。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記保護膜被覆機構は、保護膜ロールを位置決めするための位置決めローラーを含み、前記位置決めローラーは、縦方向に沿って前記伝送ベルトの上方に設けられ、前記ハウジングにおいて、前記伝送ベルトの両側には、いずれも長尺状をなす挟持台が設けられ、前記挟持台は、前記位置決めローラーと平行して設けられ、前記ハウジングにおいて、二つの前記挟持台の間には、横方向に移動可能な移動具が設けられ、前記移動具は、前記位置決めローラーの下方に位置し、前記移動具には、二つの保護膜引きローラーが回転自在に接続され、二つの前記保護膜引きローラーは、いずれも前記位置決めローラーと平行して設けられ、二つの前記保護膜引きローラーの間には、前記保護膜を通す保護膜通し隙間が形成され、前記保護膜引きローラーのそれぞれには、長手方向に沿って設けられる長尺状の保護膜押付板と、保護膜切断カッターと、が固定され、前記保護膜の引き出される端が一つの前記挟持台に挟まれる時だけ、前記移動具は、他方の前記挟持台の上方に移動することができ、前記保護膜を引き出す位置決めローラーは、回転しながら前記保護膜押付板によって前記保護膜を他方の前記挟持台の内部に押し入れて挟持固定することができ、前記保護膜は、他方の前記挟持台に挟持固定される時に、前記位置決めローラーが反転して前記保護膜切断カッターによって、他方の前記挟持台により挟持固定される前記保護膜の部分と前記伝送ベルトの上方に位置する前記保護膜の部分と、を切断することができる。前記保護膜ロールは、前記位置決めローラーに位置決められて外装され、前記保護膜をかぶせる時、前記保護膜ロールにある前記保護膜の一端を引き出して前記保護膜通し隙間に通し、そして前記保護膜における端部の辺縁部を前記挟持台の内部に挟持固定し、ホイールキャップを前記伝送ベルトに置き、前記伝送ベルトは、ホイールキャップを前記保護膜引きローラーの下方に輸送することができ、前記移動具は、他方の前記挟持台へ移動し、他方の前記挟持台に離間する前記保護膜引きローラーは、前記保護膜を前記保護膜ロールから引き出すことができ、前記移動具が他方の前記挟持台の上方に位置する時に、前記保護膜引きローラーが回転して角度を設定し、この時に、前記保護膜押付板は下方へ前記保護膜を他方の前記挟持台内に押し入れて挟持固定することができ、そして前記保護膜引きローラーが反転して角度を設定し、前記保護膜押付板は前記挟持台から引き抜かれることができるとともに、前記保護膜切断カッターは、ホイールキャップに被せられる前記保護膜を切断することができ、これによってホイールキャップに対する被覆が完了し、品質がよく、前記伝送ベルトがホイールキャップを次の作業手順に輸送し、別のホイールキャップが前記位置決めローラーの下方に入り、この時前記移動具が前記挟持台の上方まで反方向に移動すればよく、すなわち、前記移動具は、一回移動するにつき、一つのホイールキャップに対する保護膜の被覆が完了し、効率が高い。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記挟持台は、長尺状をなす固定挟持板と、長尺状をなす移動挟持板と、を含み、前記固定挟持板は、前記ハウジングに固定され、前記固定挟持板の両端のそれぞれには、横方向に沿って、横方向案内棒が固定され、前記移動挟持板の両端には、いずれも横方向案内リングが固定され、二つの前記横方向案内リングは、それぞれ二つの前記横方向案内棒に摺動可能に外装され、前記固定挟持板は、前記伝送ベルトと前記移動挟持板との間に位置し、前記ハウジングには、前記固定挟持板を、前記固定挟持板に圧着する保護膜押付引きばねが設けられ、前記移動挟持板において、前記固定挟持板を向く側面には、ゴム薄膜が固定され、前記移動挟持板は、前記保護膜押付引きばねの作用によって前記保護膜を挟持固定し、前記ゴム薄膜は、前記保護膜に対する挟持固定力を強化することができる。前記ハウジングにおいて、前記伝送ベルトの下方には、二つの伝動盤が回転自在に接続され、二つの前記伝動盤の中心線方向は、縦方向に沿って設けられ、二つの前記移動挟持板の両端は、いずれも下方を向く接続部を有し、前記接続部には、伝動棒がヒンジ接続され、二つの前記移動挟持板の両端にある前記伝動棒の自由端は、それぞれピンによって二つの前記伝動盤の盤面にヒンジ接続され、同一の前記伝動盤における二つの前記ピンは、前記伝動盤の中心線に対して対称に配置され、前記移動挟持板が前記固定挟持板に当接する時に、二つの前記ピンが上下に配置され、各前記ピンには、前記保護膜押付引きばねの一端が接続され、前記保護膜押付引きばねの他端は、前記ハウジングに接続され、前記移動挟持板の上にある前記ゴム薄膜は、前記保護膜押付引きばねの作用によって、前記固定挟持板に圧着される。前記保護膜押付板が前記移動挟持板を押し動かして前記保護膜を挟持固定する時に、前記移動挟持板は前記伝動棒によって前記伝動盤を回転連動させることができ、前記伝動盤が他方の前記伝動棒によって他方の前記移動挟持板を移動連動させ、これによって他方の前記移動挟持板が前記固定挟持板と離れ、これによって前記保護膜における端部の辺縁を解放するため、したがって、前記保護膜押付板が引き続き動作する過程において、ホイールキャップに被せられる前記保護膜が引き抜かれることで、前記保護膜の端部が他方の前記挟持台から引き抜かされ、これによって、前記伝送ベルトが伝送時に前記保護膜に絡められることが回避される。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記保護膜引きローラーにおける一側の外周面には、長手方向に沿って設けられる取付割れ目が二つ形成され、前記保護膜押付板と前記保護膜切断カッターとは、それぞれねじ釘によって二つの前記取付割れ目の内部に固定され、前記保護膜押付板の突起辺縁部には、長手方向に沿って保護膜押付ローラーが回転自在に接続され、前記保護膜押付ローラーと前記保護膜切断カッターの刃は、互いに反対方向を向いて設けられ、二つの前記保護膜押付ローラーが対向する時には、両者の間には前記保護膜通し隙間が形成され、前記移動挟持板の上縁部には、板状の押上部を有し、前記押上部の上部は、前記固定挟持板に離間する側へ傾斜して設けられ、前記保護膜引きローラーは、前記挟持台の上方に位置し、且つ前記保護膜押付ローラーが下方を向くようになるまで、回転すると、前記押上部を前記保護膜押付ローラーが前記移動挟持板と前記固定挟持板との間に押し入れられるように押し上げ、前記固定挟持板の上側面には、長手方向に沿って保護膜切断溝が形成され、前記保護膜切断溝の内部には、保護膜切断弧状面を有し、前記保護膜切断カッターが下方を向くまで前記保護膜引きローラーが反転すると、前記保護膜切断カッターの刃の辺縁部は、前記保護膜切断弧状面に沿って前記保護膜切断溝の内部に滑り込むことができ、前記保護膜切断カッターにおける刃の辺縁部には、長手方向に沿って、一側へ突起する鋸の歯が等間隔に配列され、前記保護膜切断カッターにおける刃の辺縁部が前記保護膜切断溝の内部に滑り込む時に、前記鋸の歯が前記保護膜切断溝の内側を向き、前記保護膜切断カッターには、引張棒が設けられ、前記引張棒は、前記保護膜切断カッターにおける刃の辺縁部が前記保護膜切断溝に滑り込む時に、前記保護膜切断カッターと前記伝送ベルトとの間に位置する前記保護膜の部分を前記固定挟持板の上側面に圧着することができ、前記保護膜切断カッターの両端には、いずれも第一ピンによって引張アームがヒンジ接続され、前記引張棒の両端は、それぞれ二つの前記引張アームの自由端と固定して接続され、前記引張アームのヒンジ接続端は、位置規制突起部を更に有し、前記第一ピンには、前記位置規制突起部を前記保護膜切断カッターの側面に当接させる引張ねじりばねが外装され、前記位置規制突起部と前記保護膜切断カッターの側面とが当接する時に、前記引張棒は、前記保護膜切断カッターにおける刃の辺縁部より低くなり、前記保護膜切断カッターにおける刃の辺縁部が前記保護膜切断溝内に嵌る時に、前記引張棒が前記保護膜切断カッターと前記伝送ベルトとの間に位置し、且つ前記引張棒が前記引張ねじりばねの作用によって前記固定挟持板の上側面に圧着される。前記保護膜引きローラーが回転している間には、前記保護膜押付板の上にある前記保護膜押付ローラーが前記押上部に沿って転がり、これによって前記移動挟持板が押し上げられ、前記移動挟持板が前記固定挟持板と離れ、前記保護膜押付ローラーは、前記保護膜を前記移動挟持板と前記固定挟持板との間に押し入れることができ、前記保護膜押付ローラーが反転する時、前記保護膜押付ローラーが外方に転がるため、前記保護膜に対する摩擦が小さくなり、前記ゴム薄膜と前記保護膜との間の摩擦力が大きいため、前記保護膜は、前記移動挟持板と前記固定挟持板との間に止まり、これによって、前記保護膜押付板が引き抜かれた後に、前記挟持台が前記保護膜を挟持固定し、前記保護膜引きローラーが反転するときには、前記保護膜切断カッターは、前記保護膜切断弧状面に沿って前記保護膜切断溝内に切り込むことができ、この過程において前記鋸の歯が前記保護膜を切断し、保護膜切断を完了とし、前記保護膜切断カッターが前記保護膜切断溝に近づく時に、前記引張棒は先に前記保護膜を前記固定挟持板の上側面に圧着し、また、前記保護膜切断カッターが前記保護膜切断溝内に滑り込む過程において、前記引張棒は、前記保護膜に対し、前記挟持台から離れるための摩擦推力を生じ、これによって前記引張棒と前記挟持台との間にある前記保護膜の部分がピンと張った状態にあり、これによって前記保護膜切断カッターの前記保護膜に対する切断がしやすくなる。
前記ホイールキャップの包装ロボットにおいて、前記移動具は、長尺枠状をなし、二つの前記保護膜引きローラーは、前記移動具の内側に回転自在に接続され、前記移動具の端部には、二つの伝動歯車が回転自在に接続され、二つの前記伝動歯車は、互いに噛み合って設けられ、二つの前記保護膜引きローラーの一端には、いずれも従動プーリが固定され、二つの前記伝動歯車は、二つの前記従動プーリの間に位置し、二つの前記伝動歯車には、いずれも中間プーリが固定され、二つの前記従動プーリは、それぞれベルトによって二つの前記中間プーリと接続され、前記移動具の端部には、駆動モータが固定され、前記駆動モータのモータ軸は、一方の前記伝動歯車と固定して接続され、前記ハウジングには、横方向に沿って二つの案内軸が固定され、前記移動具の両端には、いずれも案内リングが固定され、両端の前記案内リングのそれぞれは、二つの前記案内軸に摺動可能に外装され、前記ハウジングには、二つの伝動プーリが回転自在に接続され、二つの前記伝動プーリには、伝動ベルトが外装され、前記移動具は、前記伝動ベルトと接続され、前記ハウジングには、動力モータが固定され、前記動力モータのモータ軸は、一方の前記伝動プーリと接続される。
本発明に関わるホイールキャップの包装ロボットは、従来技術と比べ、下記のメリットを有する。
内圧リングは、最初にホイールキャップの内縁に当接し、保護膜の中間部分をホイールキャップの内縁に粘着することができ、押しローラーとホイールキャップのスポークとが当接し、揺動棒の上端が内方に傾斜する状態であるため、揺動棒の下端が外部へ揺動し、すなわち、押しローラーがホイールキャップのスポークに沿って外部へ転がり、これによって、保護膜がホイールキャップのスポークに粘着し、切断カッターがホイールキャップに外装されて伝動ベルトと当接し、外圧リングが保護膜を引っ張り、切断カッターが保護膜の辺縁部を切り除き、これによって、ホイールキャップには、円形の保護膜が粘着し、被覆品質と効率が向上する。
昇降板の下降時には、保護膜押付ばねは内圧リングをホイールキャップの内縁に圧着することができるため、保護膜の中間部分が位置決められ、押しローラーの移動による保護膜の偏移が回避される。
外圧リングが下降して伝動ベルトに接近する時、引張口元が最初に保護膜と接触し、外圧リングが下方へ押圧するにつれて、引張口元が変形し、すなわち、二つの引張口元の下縁部が相対的に離れて保護膜を引っ張り、これによって、切断カッターが保護膜の外縁部分を切り除く。
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
ホイールキャップの包装ロボットの斜視図である。 ホイールキャップの包装ロボットの上面図である。 図2のA―A線に沿う構造拡大図である。 図1におけるBの部分の構造拡大図である。 図1におけるCの部分の構造拡大図である。 図3におけるDの部分の構造拡大図である。 図1におけるEの部分の構造拡大図である。 図3におけるFの部分の構造拡大図である。 保護膜被覆機構の斜視図である。 保護膜被覆機構の上面図である。 移動具の断面図である。 図9におけるGの部分の構造拡大図である。 図10におけるHの部分の構造拡大図である。 図9におけるIの部分の構造拡大図である。 図9におけるJの部分の構造拡大図である。 図10におけるKの部分の構造拡大図である。 図2のL―L線に沿う、移動具が挟持台に近接する時の断面図である。 保護膜押付板が挟持台に挿入される時の局部断面図である。 保護膜切断カッターが保護膜切断溝に滑り込んだ時の局部断面図である。
以下、図1〜図19を参照しながら本実施形態について説明する。本発明の実施例に係る技術的内容を明確かつ完全に説明する。明らかに、以下に説明する実施例は、本発明の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創作的な努力なしで得られるすべての実施例は、本発明の保護範囲内に含まれる。
図1,図2,図3に示すように、本発明のホイールキャップの包装ロボットは、ハウジング1と、縦方向に沿って設けられ、ホイールキャップを平置きするための伝送ベルト2と、を含み、ハウジング1において、伝送ベルト2の前端に位置する部分には、保護膜91をホイールキャップにかぶせるための保護膜被覆機構が設けられ、ハウジング1において、伝送ベルト2の後端における上方には、昇降可能な昇降板3が設けられ、昇降板3には、縦方向に沿って内圧リング4が摺動可能に接続され、内圧リング4の外側には、複数の揺動棒5が円周方向に沿って設けられ、複数の揺動棒5の上端は、いずれも径方向に沿って内方に傾斜して昇降板3にヒンジ接続され、揺動棒5の下端には、いずれも押しローラー51が回転自在に接続され、揺動棒5と昇降板3との間には、押しローラー51を、径方向に沿って内方に内圧リング4の外周面に圧着する、復位引きばね52が接続され、昇降板3には、環状の切断カッター33が固定して接続され、切断カッター33は、昇降板3の下方に位置し、且つ複数の揺動棒5の外側の周囲に設けられ、切断カッター33は、複数の揺動棒5の下端が外方に揺動して開いた時に、伝動ベルト2に圧着され、切断カッター33には、環状の外圧リング35が円周方向に沿って接続され、外圧リング35は、切断カッター33が伝動ベルト2に圧着される時に、切断カッター33の内外両側の保護膜91を両側に引っ張ることができ、ホイールキャップが伝動ベルト2に平置きされると、保護膜被覆機構が保護膜91を独立的にホイールキャップにかぶせ、伝送ベルト2がホイールキャップを昇降板3の下方に送り、昇降板3が下降し、内圧リング4が先にホイールキャップの内縁部に当接することで、保護膜91の中間部分をホイールキャップの内縁部に貼り付けてから圧着し位置決めし、そして押しローラー51がホイールキャップのスポークと当接し、昇降板3の下降につれて、揺動棒5の上端が内方へ傾斜する状態であるため、揺動棒5の下端が外方に揺動し、すなわち、押しローラー51がホイールキャップのスポークに沿って外方に転がり、これによって保護膜91がホイールキャップのスポークに粘着し、切断カッター33がホイールキャップに外装されて伝送ベルト2と当接すると、外圧リング35が保護膜91を引っ張り、これによって切断カッター33が保護膜91の外縁部を切り除いて円形にし、保護膜被覆品質と効率を向上させる。
図4,図5,図6に示すように、昇降板3には、二つの縦方向案内棒37が鉛直に固定して接続され、ハウジング1には、二つの縦方向案内リング18が固定され、二つの縦方向案内棒37は、それぞれ二つの縦方向案内リング18の内部に摺動可能に穿設され、ハウジング1には、昇降エアシリンダー19が固定され、昇降エアシリンダー19のピストンロッドは、下方を向いて昇降板3と固定して接続される。内圧リング4の上側面には、二つの案内棒41が鉛直に固定して接続され、昇降板3には、二つの貫穴が形成され、二つの案内棒41は、それぞれ二つの貫穴を、摺動可能に通り抜けて設けられ、二つの案内棒41の上端には、円周方向に沿って、位置規制突起縁411を有し、案内棒41には、保護膜押付ばね42が外装され、保護膜押付ばね42は、上端が昇降板3の下側面に当接し、下端が内圧リング4の上側面に当接して設けられ、位置規制突起縁411は、保護膜押付ばね42の作用によって昇降板3の上側面に当接して設けられ、昇降板3の下降時には、保護膜押付ばね42は、内圧リング4をホイールキャップの内縁に圧着することができ、これによって保護膜91の中間部分を位置決めし、押しローラー51の移動過程において保護膜91が偏移することを回避できる。押しローラー51の外周面の中部には、接続溝511が円周方向に沿って形成され、揺動棒5の下端は、接続溝511の内部に回転自在に接続され、押しローラー51の外周壁には、フェルト512が被着され、昇降板3の下側面には、接続突起32を有し、復位引きばね52は、複数あり、複数の復位引きばね52は、複数の揺動棒5とそれぞれ対応して配置され、復位引きばね52は、一端が接続突起32に接続され、他端が揺動棒5に接続され、揺動棒5の下端は、復位引きばね52の作用によって内方に揺動する傾向を有し、フェルト512は、ホイールキャップにおけるスポークと十分に接触することができるため、異なるスポーク面に対応する。
図7,図8に示すように、昇降板3は、円形をなし、昇降板3の外縁には、複数の長尺状をなす接続板31が円周方向に沿って配列され、接続板31は、径方向に沿って設けられ、接続板31の外端における下側面には、接続柱311を有し、切断カッター33は、複数の接続柱311の下端に固定され、外圧リング35には、複数のU字型板34が固定され、U字型板34は、下方に口を開き、且つ外圧リング35と固定して接続され、U字型板34の上端には、案内孔341が形成され、U字型板34は、案内孔341を通り抜けて接続柱311に摺動可能に外装され、接続柱311には、位置規制盤312を有し、接続柱311には、引張ばね36が外装され、引張ばね36は、上端が接続板31の下側面に当接して設けられ、下端がU字型板34の上側面に当接して設けられ、U字型板34は、引張ばね36の作用によって位置規制盤312に当接して設けられ、切断カッター33が下降して伝送ベルト2と当接すると、引張ばね36は、外圧リング35を伝送ベルト2に圧着することができる。外圧リング35には、環状の逃し口351が円周方向に沿って形成され、逃し口351は、外圧リング35の上下側面を貫通して設けられ、切断カッター33は、逃し口351の内部に挿設され、切断カッター33の刃は、U字型板34と位置規制盤312とが当接する時に、逃し口351の内部に位置し、外圧リング35の下側面には、二つの環状をなす引張口元352が円周方向に沿って配列され、二つの引張口元352は、それぞれ逃し口351の内外両側に、逃し口351に近接するように配置され、引張口元352は、ゴム材料から作られ、外側の引張口元352の下縁部は、径方向に沿って外方に傾斜して設けられ、内側の引張口元352の下縁部は、径方向に沿って内方に傾斜して設けられ、ハウジング1には、支持台板17が水平に固定され、伝送ベルト2の上層は、支持台板17に敷設され、伝送ベルト2の外側面には、複数の作業ステーションがあり、各作業ステーションには、ホイールキャップのボルト孔に挿入可能な位置決め柱21を有し、伝送ベルト2においては、各作業ステーションの外側面には、環状溝22が形成され、環状溝22は、複数の位置決め柱21の周囲に設けられ、外圧リング35が下降して伝送ベルト2に接近する時、引張口元352が先に保護膜91に接触し、外圧リング35が下方に押し付けるにつれて、引張口元352が変形し、すなわち二つの引張口元352の下縁部が互いに対して離れ、これによって保護膜91が緩みなく張り、切断カッター33が保護膜91を切断する。
図9,図10,図11に示すように、保護膜被覆機構は、保護膜ロール9を位置決めするための位置決めローラー8を含み、位置決めローラー8は、縦方向に沿って伝送ベルト2の上方に設けられ、ハウジング1において、伝送ベルト2の両側には、いずれも長尺状をなす挟持台6が設けられ、挟持台6は、位置決めローラー8と平行して設けられ、ハウジング1において、二つの挟持台6の間には、横方向に移動可能な移動具7が設けられ、移動具7は、位置決めローラー8の下方に位置し、移動具7には、二つの保護膜引きローラー71が回転自在に接続され、二つの保護膜引きローラー71は、いずれも位置決めローラー8と平行して設けられ、二つの保護膜引きローラー71の間には、保護膜91を通す保護膜通し隙間74が形成され、保護膜引きローラー71のそれぞれには、長手方向に沿って設けられる長尺状の保護膜押付板72と、保護膜切断カッター73と、が固定され、保護膜91の引き出される端が一つの挟持台6に挟まれる時だけ、移動具7は、他方の挟持台6の上方に移動することができ、保護膜91を引き出す位置決めローラー8は、回転しながら保護膜押付板72によって保護膜91を他方の挟持台6の内部に押し入れて挟持固定することができ、保護膜91は、他方の挟持台6に挟持固定される時に、位置決めローラー8が反転して保護膜切断カッター73によって、他方の挟持台6により挟持固定される保護膜91の部分と伝送ベルト2の上方に位置する保護膜91の部分と、を切断することができる。保護膜ロール9は、位置決めローラー8に位置決められて外装され、保護膜91をかぶせる時、保護膜ロール9にある保護膜91の一端を引き出して保護膜通し隙間74に通し、そして保護膜91における端部の辺縁部を挟持台6の内部に挟持固定し、ホイールキャップを伝送ベルト2に置き、伝送ベルト2は、ホイールキャップを保護膜引きローラー71の下方に輸送することができ、移動具7は、他方の挟持台6へ移動し、他方の挟持台6に離間する保護膜引きローラー71は、保護膜91を保護膜ロール9から引き出すことができ、移動具7が他方の挟持台6の上方に位置する時に、保護膜引きローラー71が回転して角度を設定し、この時に、保護膜押付板72は下方へ保護膜91を他方の挟持台6内に押し入れて挟持固定することができ、そして保護膜引きローラー71が反転して角度を設定し、保護膜押付板72は挟持台6から引き抜かれることができるとともに、保護膜切断カッター73は、ホイールキャップに被せられる保護膜91を切断することができ、これによってホイールキャップに対する被覆が完了し、品質がよく、伝送ベルト2がホイールキャップを次の作業手順に輸送し、別のホイールキャップが位置決めローラー8の下方に入り、この時移動具7が挟持台6の上方まで反方向に移動すればよく、すなわち、移動具7は、一回移動するにつき、一つのホイールキャップに対する保護膜の被覆が完了し、効率が高い。
図12,図13に示すように、挟持台6は、長尺状をなす固定挟持板61と、長尺状をなす移動挟持板62と、を含み、固定挟持板61は、ハウジング1に固定され、固定挟持板61の両端のそれぞれには、横方向に沿って、横方向案内棒11が固定され、移動挟持板62の両端には、いずれも横方向案内リング621が固定され、二つの横方向案内リング621は、それぞれ二つの横方向案内棒11に摺動可能に外装され、固定挟持板61は、伝送ベルト2と移動挟持板62との間に位置し、ハウジング1には、固定挟持板62を、固定挟持板61に圧着する保護膜押付引きばね632が設けられ、移動挟持板62において、固定挟持板61を向く側面には、ゴム薄膜622が固定され、移動挟持板62は、保護膜押付引きばね632の作用によって保護膜91を挟持固定し、ゴム薄膜622は、保護膜91に対する挟持固定力を強化することができる。ハウジング1において、伝送ベルト2の下方には、二つの伝動盤63が回転自在に接続され、二つの伝動盤63の中心線方向は、縦方向に沿って設けられ、二つの移動挟持板62の両端は、いずれも下方を向く接続部624を有し、接続部624には、伝動棒64がヒンジ接続され、二つの移動挟持板62の両端にある伝動棒64の自由端は、それぞれピン631によって二つの伝動盤63の盤面にヒンジ接続され、同一の伝動盤63における二つのピン631は、伝動盤63の中心線に対して対称に配置され、移動挟持板62が固定挟持板61に当接する時に、二つのピン631が上下に配置され、各ピン631には、保護膜押付引きばね632の一端が接続され、保護膜押付引きばね632の他端は、ハウジング1に接続され、保護膜押付板72が移動挟持板62を押し動かして保護膜91を挟持固定する時に、移動挟持板62は伝動棒64によって伝動盤63を回転連動させることができ、伝動盤63が他方の伝動棒64によって他方の移動挟持板62を移動連動させ、これによって他方の移動挟持板62が固定挟持板61と離れ、これによって保護膜91における端部の辺縁を解放するため、したがって、保護膜押付板72が引き続き動作する過程において、ホイールキャップに被せられる保護膜91が引き抜かれることで、保護膜91の端部が他方の挟持台6から引き抜かされ、これによって、伝送ベルト2が伝送時に保護膜91に絡められることが回避される。
図14〜図19に示すように、保護膜引きローラー71における一側の外周面には、長手方向に沿って設けられる取付割れ目711が二つ形成され、保護膜押付板72と保護膜切断カッター73とは、それぞれねじ釘によって二つの取付割れ目711の内部に固定され、保護膜押付板72の突起辺縁部には、長手方向に沿って保護膜押付ローラー721が回転自在に接続され、保護膜押付ローラー721と保護膜切断カッター73の刃は、互いに反対方向を向いて設けられ、二つの保護膜押付ローラー721が対向する時には、両者の間には保護膜通し隙間74が形成され、移動挟持板62の上縁部には、板状の押上部623を有し、押上部623の上部は、固定挟持板61に離間する側へ傾斜して設けられ、保護膜引きローラー71は、挟持台6の上方に位置し、且つ保護膜押付ローラー721が下方を向くようになるまで、回転すると、押上部623を保護膜押付ローラー721が移動挟持板62と固定挟持板61との間に押し入れられるように押し上げ、保護膜引きローラー71が回転している間には、保護膜押付板72の上にある保護膜押付ローラー721が押上部623に沿って転がり、これによって移動挟持板62が押し上げられ、移動挟持板62が固定挟持板61と離れ、保護膜押付ローラー721は、保護膜91を移動挟持板62と固定挟持板61との間に押し入れることができ、保護膜押付ローラー721が反転する時、保護膜押付ローラー721が外方に転がるため、保護膜91に対する摩擦が小さくなり、ゴム薄膜622と保護膜91との間の摩擦力が大きいため、保護膜91は、移動挟持板62と固定挟持板61との間に止まり、これによって、保護膜押付板72が引き抜かれた後に、挟持台6が保護膜91を挟持固定する。固定挟持板61の上側面には、長手方向に沿って保護膜切断溝611が形成され、保護膜切断溝611の内部には、保護膜切断弧状面612を有し、保護膜切断カッター73が下方を向くまで保護膜引きローラー71が反転すると、保護膜切断カッター73の刃の辺縁部は、保護膜切断弧状面612に沿って保護膜切断溝611の内部に滑り込むことができ、保護膜切断カッター73における刃の辺縁部には、長手方向に沿って、一側へ突起する鋸の歯731が等間隔に配列され、保護膜切断カッター73における刃の辺縁部が保護膜切断溝611の内部に滑り込む時に、鋸の歯731が保護膜切断溝611の内側を向き、保護膜切断カッター73には、引張棒75が設けられ、引張棒75は、保護膜切断カッター73における刃の辺縁部が保護膜切断溝611に滑り込む時に、保護膜切断カッター73と伝送ベルト2との間に位置する保護膜91の部分を固定挟持板61の上側面に圧着することができ、保護膜引きローラー71が反転するときには、保護膜切断カッター73は、保護膜切断弧状面612に沿って保護膜切断溝611内に切り込むことができ、この過程において鋸の歯731が保護膜91を切断し、保護膜切断を完了とする。保護膜切断カッター73の両端には、いずれも第一ピンによって引張アーム751がヒンジ接続され、引張棒75の両端は、それぞれ二つの引張アーム751の自由端と固定して接続され、引張アーム751のヒンジ接続端は、位置規制突起部752を更に有し、第一ピンには、位置規制突起部752を保護膜切断カッター73の側面に当接させる引張ねじりばね753が外装され、位置規制突起部752と保護膜切断カッター73の側面とが当接する時に、引張棒75は、保護膜切断カッター73における刃の辺縁部より低くなり、保護膜切断カッター73における刃の辺縁部が保護膜切断溝611内に嵌る時に、引張棒75が保護膜切断カッター73と伝送ベルト2との間に位置し、且つ引張棒75が引張ねじりばね753の作用によって固定挟持板61の上側面に圧着され、保護膜切断カッター73が保護膜切断溝611に近づく時に、引張棒75は先に保護膜91を固定挟持板61の上側面に圧着し、また、保護膜切断カッター73が保護膜切断溝611内に滑り込む過程において、引張棒75は、保護膜91に対し、挟持台6から離れるための摩擦推力を生じ、これによって引張棒75と挟持台6との間にある保護膜91の部分がピンと張った状態にあり、これによって保護膜切断カッター73の保護膜91に対する切断がしやすくなる。
移動具7は、長尺枠状をなし、二つの保護膜引きローラー71は、移動具7の内側に回転自在に接続され、移動具7の端部には、二つの伝動歯車76が回転自在に接続され、二つの伝動歯車76は、互いに噛み合って設けられ、二つの保護膜引きローラー71の一端には、いずれも従動プーリ712が固定され、二つの伝動歯車76は、二つの従動プーリ712の間に位置し、二つの伝動歯車76には、いずれも中間プーリ761が固定され、二つの従動プーリ712は、それぞれベルト77によって二つの中間プーリ761と接続され、移動具7の端部には、駆動モータ78が固定され、駆動モータ78のモータ軸は、一方の伝動歯車76と固定して接続され、二つの伝動歯車76、従動プーリ712及び中間歯車761から構成された伝動構造によって、径方向に沿う寸法を小さくするとともに、二つの保護膜引きローラー71の同期反転を実現できるため、一つの駆動モータ78だけあればいい。ハウジング1には、横方向に沿って二つの案内軸12が固定され、移動具7の両端には、いずれも案内リング79が固定され、両端の案内リング79のそれぞれは、二つの案内軸12に摺動可能に外装され、ハウジング1には、二つの伝動プーリ14が回転自在に接続され、二つの伝動プーリ14には、伝動ベルト15が外装され、移動具7は、伝動ベルト15と接続され、ハウジング1には、動力モータ13が固定され、動力モータ13のモータ軸は、一方の伝動プーリ14と接続される。これによって移動具7に対する支持と案内を実現し、構造が安定である。位置決めローラー8は、支持具16によってハウジング1に架設され、支持具16には、二つの位置規制ローラー81が回転自在に接続され、二つの位置規制ローラー81は、位置決めローラー8の下方に位置し、且つ位置決めローラー8と平行して設けられ、二つの位置規制ローラー81の間には、隙間が形成され、位置決めローラー8は、二つの位置規制ローラー81の間の隙間と正対し、移動具7の移動中に、保護膜91の引き出される部分が傾斜し、位置規制ローラー81は保護膜91の保護膜ロール9に近接する部分を規制することができるため、保護膜ロール9に邪魔することを回避できる。
1 ハウジング
11 横方向案内棒
12 案内軸
13 動力モータ
14 伝動プーリ
15 伝動ベルト
16 支持具
17 支持台板
18 縦方向案内リング
19 昇降エアシリンダー
2 伝送ベルト
21 位置決め柱
22 環状溝
3 昇降板
31 接続板
311 接続柱
312 位置規制盤
32 接続突起
33 切断カッター
34 U字型板
341 案内孔
35 外圧リング
351 逃し口
352 引張口元
36 引張ばね
37 縦方向案内棒
4 内圧リング
41 案内棒
411 位置規制突起縁
42 保護膜押付ばね
5 揺動棒
51 押しローラー
511 接続溝
512 フェルト
52 復位引きばね
6 挟持台
61 固定挟持板
611 保護膜切断溝
612 保護膜切断弧状面
62 移動挟持板
621 横方向案内リング
622 ゴム薄膜
623 押上部
624 接続部
63 伝動盤
631 ピン
632 保護膜押付引きばね
64 伝動棒
7 移動具
71 保護膜引きローラー
711 取付割れ目
712 従動プーリ
72 保護膜押付板
721 保護膜押付ローラー
73 保護膜切断カッター
731 鋸の歯
74 保護膜通し隙間
75 引張棒
751 引張アーム
752 位置規制突起部
753 引張ねじりばね
76 伝動歯車
761 中間プーリ
77 ベルト
78 駆動モータ
79 案内リング
8 位置決めローラー
81 位置規制ローラー
9 保護膜ロール
91 保護膜

Claims (10)

  1. ハウジング(1)と、縦方向に沿って設けられ、ホイールキャップを平置きするための伝送ベルト(2)と、を含むホイールキャップの包装ロボットであって、
    前記ハウジング(1)において、前記伝送ベルト(2)の前端に位置する部分には、保護膜(91)をホイールキャップにかぶせるための保護膜被覆機構が設けられ、
    前記ハウジング(1)において、前記伝送ベルト(2)の後端における上方には、昇降可能な昇降板(3)が設けられ、
    前記昇降板(3)には、縦方向に沿って内圧リング(4)が摺動可能に接続され、
    前記内圧リング(4)の外側には、複数の揺動棒(5)が円周方向に沿って設けられ、
    複数の前記揺動棒(5)の上端は、いずれも径方向に沿って内方に傾斜して前記昇降板(3)にヒンジ接続され、
    前記揺動棒(5)の下端には、いずれも押しローラー(51)が回転自在に接続され、
    前記揺動棒(5)と前記昇降板(3)との間には、前記押しローラー(51)を、径方向に沿って内方に前記内圧リング(4)の外周面に圧着する、復位引きばね(52)が接続され、
    前記昇降板(3)には、環状の切断カッター(33)が固定して接続され、
    前記切断カッター(33)は、前記昇降板(3)の下方に位置し、且つ複数の前記揺動棒(5)の外側の周囲に設けられ
    前記切断カッター(33)は、複数の前記揺動棒(5)の下端が外方に揺動して開いた時に、前記伝動ベルト(2)に圧着され、
    前記切断カッター(33)には、環状の外圧リング(35)が円周方向に沿って接続され、
    前記外圧リング(35)は、前記切断カッター(33)が前記伝動ベルト(2)に圧着される時に、前記切断カッター(33)の内外両側の前記保護膜(91)を両側に引っ張ることができる、
    ことを特徴とするホイールキャップの包装ロボット。
  2. 前記内圧リング(4)の上側面には、二つの案内棒(41)が鉛直に固定して接続され、
    前記昇降板(3)には、二つの貫穴が形成され、
    二つの前記案内棒(41)は、それぞれ二つの前記貫穴を、摺動可能に通り抜けて設けられ、
    二つの前記案内棒(41)の上端には、円周方向に沿って、位置規制突起縁(411)を有し、
    前記案内棒(41)には、保護膜押付ばね(42)が外装され、
    前記保護膜押付ばね(42)は、上端が前記昇降板(3)の下側面に当接し、下端が前記内圧リング(4)の上側面に当接して設けられ、
    前記位置規制突起縁(411)は、前記保護膜押付ばね(42)の作用によって前記昇降板(3)の上側面に当接して設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  3. 前記押しローラー(51)の外周面の中部には、接続溝(511)が円周方向に沿って形成され、
    前記揺動棒(5)の下端は、前記接続溝(511)の内部に回転自在に接続され、
    前記押しローラー(51)の外周壁には、フェルト(512)が被着され、
    前記昇降板(3)の下側面には、接続突起(32)を有し、
    前記復位引きばね(52)は、複数あり、
    複数の前記復位引きばね(52)は、複数の前記揺動棒(5)とそれぞれ対応して配置され、
    前記復位引きばね(52)は、一端が前記接続突起(32)に接続され、他端が前記揺動棒(5)に接続され、
    前記揺動棒(5)の下端は、前記復位引きばね(52)の作用によって内方に揺動する傾向を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  4. 前記昇降板(3)は、円形をなし、
    前記昇降板(3)の外縁には、複数の長尺状をなす接続板(31)が円周方向に沿って配列され、
    前記接続板(31)は、径方向に沿って設けられ、
    前記接続板(31)の外端における下側面には、接続柱(311)を有し、
    前記切断カッター(33)は、複数の前記接続柱(311)の下端に固定され、
    前記外圧リング(35)には、複数のU字型板(34)が固定され、
    前記U字型板(34)は、下方に口を開き、且つ前記外圧リング(35)と固定して接続され、
    前記U字型板(34)の上端には、案内孔(341)が形成され、
    前記U字型板(34)は、前記案内孔(341)を通り抜けて前記接続柱(311)に摺動可能に外装され、
    前記接続柱(311)には、位置規制盤(312)を有し、
    前記接続柱(311)には、引張ばね(36)が外装され、
    前記引張ばね(36)は、上端が前記接続板(31)の下側面に当接して設けられ、下端が前記U字型板(34)の上側面に当接して設けられ、
    前記U字型板(34)は、前記引張ばね(36)の作用によって前記位置規制盤(312)に当接して設けられる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  5. 前記外圧リング(35)には、環状の逃し口(351)が円周方向に沿って形成され、
    前記逃し口(351)は、前記外圧リング(35)の上下側面を貫通して設けられ、
    前記切断カッター(33)は、前記逃し口(351)の内部に挿設され、
    前記切断カッター(33)の刃は、前記U字型板(34)と前記位置規制盤(312)とが当接する時に、前記逃し口(351)の内部に位置し、
    前記外圧リング(35)の下側面には、二つの環状をなす引張口元(352)が円周方向に沿って配列され、
    二つの前記引張口元(352)は、それぞれ前記逃し口(351)の内外両側に、前記逃し口(351)に近接するように配置され、
    前記引張口元(352)は、ゴム材料から作られ、
    外側の前記引張口元(352)の下縁部は、径方向に沿って外方に傾斜して設けられ、
    内側の前記引張口元(352)の下縁部は、径方向に沿って内方に傾斜して設けられ、
    前記ハウジング(1)には、支持台板(17)が水平に固定され、
    前記伝送ベルト(2)の上層は、前記支持台板(17)に敷設され、
    前記伝送ベルト(2)の外側面には、複数の作業ステーションがあり、
    各前記作業ステーションには、ホイールキャップのボルト孔に挿入可能な位置決め柱(21)を有し、
    前記伝送ベルト(2)においては、各前記作業ステーションの外側面には、環状溝(22)が形成され、
    前記環状溝(22)は、複数の前記位置決め柱(21)の周囲に設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  6. 前記昇降板(3)には、二つの縦方向案内棒(37)が鉛直に固定して接続され、
    前記ハウジング(1)には、二つの縦方向案内リング(18)が固定され、
    二つの前記縦方向案内棒(37)は、それぞれ二つの前記縦方向案内リング(18)の内部に摺動可能に穿設され、
    前記ハウジング(1)には、昇降エアシリンダー(19)が固定され、
    前記昇降エアシリンダー(19)のピストンロッドは、下方を向いて前記昇降板(3)と固定して接続される、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4又は請求項5に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  7. 前記保護膜被覆機構は、保護膜ロール(9)を位置決めするための位置決めローラー(8)を含み、
    前記位置決めローラー(8)は、縦方向に沿って前記伝送ベルト(2)の上方に設けられ、
    前記ハウジング(1)において、前記伝送ベルト(2)の両側には、いずれも長尺状をなす挟持台(6)が設けられ、
    前記挟持台(6)は、前記位置決めローラー(8)と平行して設けられ、
    前記ハウジング(1)において、二つの前記挟持台(6)の間には、横方向に移動可能な移動具(7)が設けられ、
    前記移動具(7)は、前記位置決めローラー(8)の下方に位置し、
    前記移動具(7)には、二つの保護膜引きローラー(71)が回転自在に接続され、
    二つの前記保護膜引きローラー(71)は、いずれも前記位置決めローラー(8)と平行して設けられ、
    二つの前記保護膜引きローラー(71)の間には、前記保護膜(91)を通す保護膜通し隙間(74)が形成され、
    前記保護膜引きローラー(71)のそれぞれには、長手方向に沿って設けられる長尺状の保護膜押付板(72)と、保護膜切断カッター(73)と、が固定され、
    前記保護膜(91)の引き出される端が一つの前記挟持台(6)に挟まれる時だけ、前記移動具(7)は、他方の前記挟持台(6)の上方に移動することができ、
    前記保護膜(91)を引き出す位置決めローラー(8)は、回転しながら前記保護膜押付板(72)によって前記保護膜(91)を他方の前記挟持台(6)の内部に押し入れて挟持固定することができ、
    前記保護膜(91)は、他方の前記挟持台(6)に挟持固定される時に、前記位置決めローラー(8)が反転して前記保護膜切断カッター(73)によって、他方の前記挟持台(6)により挟持固定される前記保護膜(91)の部分と前記伝送ベルト(2)の上方に位置する前記保護膜(91)の部分と、を切断することができる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  8. 前記挟持台(6)は、長尺状をなす固定挟持板(61)と、長尺状をなす移動挟持板(62)と、を含み、
    前記固定挟持板(61)は、前記ハウジング(1)に固定され、
    前記固定挟持板(61)の両端のそれぞれには、横方向に沿って、横方向案内棒(11)が固定され、
    前記移動挟持板(62)の両端には、いずれも横方向案内リング(621)が固定され、
    二つの前記横方向案内リング(621)は、それぞれ二つの前記横方向案内棒(11)に摺動可能に外装され、
    前記固定挟持板(61)は、前記伝送ベルト(2)と前記移動挟持板(62)との間に位置し、
    前記移動挟持板(62)において、前記固定挟持板(61)を向く側面には、ゴム薄膜(622)が固定され、
    前記ハウジング(1)において、前記伝送ベルト(2)の下方には、二つの伝動盤(63)が回転自在に接続され、
    二つの前記伝動盤(63)の中心線方向は、縦方向に沿って設けられ、
    二つの前記移動挟持板(62)の両端には、いずれも伝動棒(64)がヒンジ接続され、
    二つの前記移動挟持板(62)の両端にある前記伝動棒(64)の自由端は、それぞれピン(631)によって二つの前記伝動盤(63)の盤面にヒンジ接続され、
    同一の前記伝動盤(63)における二つの前記ピン(631)は、前記伝動盤(63)の中心線に対して対称に配置され、
    前記移動挟持板(62)が前記固定挟持板(61)に当接する時に、二つの前記ピン(631)が上下に配置され、
    各前記ピン(631)には、保護膜押付引きばね(632)の一端が接続され、
    前記保護膜押付引きばね(632)の他端は、前記ハウジング(1)に接続され、
    前記移動挟持板(62)の上にある前記ゴム薄膜(622)は、前記保護膜押付引きばね(632)の作用によって前記固定挟持板(61)に圧着される、
    ことを特徴とする請求項7に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  9. 前記保護膜引きローラー(71)における一側の外周面には、長手方向に沿って設けられる取付割れ目(711)が二つ形成され、
    前記保護膜押付板(72)と前記保護膜切断カッター(73)とは、それぞれねじ釘によって二つの前記取付割れ目(711)の内部に固定され、
    前記保護膜押付板(72)の突起辺縁部には、長手方向に沿って保護膜押付ローラー(721)が回転自在に接続され、
    前記保護膜押付ローラー(721)と前記保護膜切断カッター(73)の刃は、互いに反対方向を向いて設けられ、
    二つの前記保護膜押付ローラー(721)が対向する時には、両者の間には前記保護膜通し隙間(74)が形成され、
    前記移動挟持板(62)の上縁部には、板状の押上部(623)を有し、
    前記押上部(623)の上部は、前記固定挟持板(61)に離間する側へ傾斜して設けられ、
    前記保護膜引きローラー(71)は、前記挟持台(6)の上方に位置し、且つ前記保護膜押付ローラー(721)が下方を向くようになるまで、回転すると、前記押上部(623)を前記保護膜押付ローラー(721)が前記移動挟持板(62)と前記固定挟持板(61)との間に押し入れられるように押し上げ、
    前記固定挟持板(61)の上側面には、長手方向に沿って保護膜切断溝(611)が形成され、
    前記保護膜切断溝(611)の内部には、保護膜切断弧状面(612)を有し、
    前記保護膜切断カッター(73)が下方を向くまで前記保護膜引きローラー(71)が反転すると、前記保護膜切断カッター(73)の刃の辺縁部は、前記保護膜切断弧状面(612)に沿って前記保護膜切断溝(611)の内部に滑り込むことができ、
    前記保護膜切断カッター(73)における刃の辺縁部には、長手方向に沿って、一側へ突起する鋸の歯(731)が等間隔に配列され、
    前記保護膜切断カッター(73)における刃の辺縁部が前記保護膜切断溝(611)の内部に滑り込む時に、前記鋸の歯(731)が前記保護膜切断溝(611)の内側を向き、
    前記保護膜切断カッター(73)には、引張棒(75)が設けられ、
    前記引張棒(75)は、前記保護膜切断カッター(73)における刃の辺縁部が前記保護膜切断溝(611)に滑り込む時に、前記保護膜切断カッター(73)と前記伝送ベルト(2)との間に位置する前記保護膜(91)の部分を前記固定挟持板(61)の上側面に圧着することができ、
    前記保護膜切断カッター(73)の両端には、いずれも第一ピンによって引張アーム(751)がヒンジ接続され、
    前記引張棒(75)の両端は、それぞれ二つの前記引張アーム(751)の自由端と固定して接続され、
    前記引張アーム(751)のヒンジ接続端は、位置規制突起部(752)を更に有し、
    前記第一ピンには、前記位置規制突起部(752)を前記保護膜切断カッター(73)の側面に当接させる引張ねじりばね(753)が外装され、
    前記位置規制突起部(752)と前記保護膜切断カッター(73)の側面とが当接する時に、前記引張棒(75)は、前記保護膜切断カッター(73)における刃の辺縁部より低くなり、
    前記保護膜切断カッター(73)における刃の辺縁部が前記保護膜切断溝(611)内に嵌る時に、前記引張棒(75)が前記保護膜切断カッター(73)と前記伝送ベルト(2)との間に位置し、且つ前記引張棒(75)が前記引張ねじりばね(753)の作用によって前記固定挟持板(61)の上側面に圧着される、
    ことを特徴とする請求項8に記載のホイールキャップの包装ロボット。
  10. 前記移動具(7)は、長尺枠状をなし、
    二つの前記保護膜引きローラー(71)は、前記移動具(7)の内側に回転自在に接続され、
    前記移動具(7)の端部には、二つの伝動歯車(76)が回転自在に接続され、
    二つの前記伝動歯車(76)は、互いに噛み合って設けられ、
    二つの前記保護膜引きローラー(71)の一端には、いずれも従動プーリ(712)が固定され、
    二つの前記伝動歯車(76)は、二つの前記従動プーリ(712)の間に位置し、
    二つの前記伝動歯車(76)には、いずれも中間プーリ(761)が固定され、
    二つの前記従動プーリ(712)は、それぞれベルト(77)によって二つの前記中間プーリ(761)と接続され、
    前記移動具(7)の端部には、駆動モータ(78)が固定され、
    前記駆動モータ(78)のモータ軸は、一方の前記伝動歯車(76)と固定して接続され、
    前記ハウジング(1)には、横方向に沿って二つの案内軸(12)が固定され、
    前記移動具(7)の両端には、いずれも案内リング(79)が固定され、
    両端の前記案内リング(79)のそれぞれは、二つの前記案内軸(12)に摺動可能に外装され、
    前記ハウジング(1)には、二つの伝動プーリ(14)が回転自在に接続され、
    二つの前記伝動プーリ(14)には、伝動ベルト(15)が外装され、
    前記移動具(7)は、前記伝動ベルト(15)と接続され、
    前記ハウジング(1)には、動力モータ(13)が固定され、
    前記動力モータ(13)のモータ軸は、一方の前記伝動プーリ(14)と接続される、
    ことを特徴とする請求項9に記載のホイールキャップの包装ロボット。
JP2020125975A 2019-11-09 2020-07-24 ホイールキャップの包装ロボット Active JP6859515B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB2020648.8A GB2586566A (en) 2020-07-24 2020-12-29 A wheel hub cover packaging robot

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201911104179.4A CN110789766B (zh) 2019-11-09 2019-11-09 一种轮毂盖包装机器人
CN201911104179.4 2019-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6859515B1 true JP6859515B1 (ja) 2021-04-14
JP2021075334A JP2021075334A (ja) 2021-05-20

Family

ID=69444224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020125975A Active JP6859515B1 (ja) 2019-11-09 2020-07-24 ホイールキャップの包装ロボット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6859515B1 (ja)
CN (1) CN110789766B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113148293A (zh) * 2021-04-16 2021-07-23 沈阳天兴德尔智控技术有限公司 自动卷铝箔装置
CN113442446A (zh) * 2021-06-23 2021-09-28 合肥恒实交通科技有限公司 一种热熔胶反光膜贴附设备
CN115367188A (zh) * 2021-06-11 2022-11-22 广东聚华印刷显示技术有限公司 贴膜设备及贴膜方法
CN117754152A (zh) * 2024-02-22 2024-03-26 内蒙古北科交大机器人有限公司 一种激光打标组件及铝锭打标系统
CN118358153A (zh) * 2024-06-17 2024-07-19 泉州市恒扬塑料制品有限公司 一种pe膜双向拉伸制备装置及其制备方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2586566A (en) * 2020-07-24 2021-02-24 Hangzhou Zhikai Digital Tech Co Ltd A wheel hub cover packaging robot
CN112829998A (zh) * 2021-03-06 2021-05-25 朱文贵 一种铝窗边框用自动紧密贴膜边角自动定位切断的装置
CN118107838B (zh) * 2024-04-30 2024-07-09 江苏军昊电缆有限公司 一种电缆自动打包设备
CN118560020A (zh) * 2024-07-31 2024-08-30 欧特美交通设备有限公司 一种风电叶片前缘防护系统及施工工艺

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU609673A1 (ru) * 1976-03-18 1978-06-05 Киевское Опытно-Конструкторское Бюро Торгового Машиностроения Устройство дл упакуки штучных предметов в термоусадочную пленку
CN104925287A (zh) * 2015-06-18 2015-09-23 浙江海洋学院 一种盘装食物封装机
CN206841791U (zh) * 2017-04-11 2018-01-05 青岛胜汇塑胶有限公司 一种电热水器端盖自动覆膜装置
CN107380522B (zh) * 2017-07-31 2019-05-10 重庆市成吉思机械制造有限公司 用于对摩托车配件的加工方法
CN207876962U (zh) * 2017-12-25 2018-09-18 瞿珠薇 一种切膜设备
CN207932080U (zh) * 2018-01-25 2018-10-02 重庆市华企医疗器械股份有限公司 一种手表上、下壳贴膜装置
CN110040291A (zh) * 2019-05-27 2019-07-23 青岛科力达机械制造有限公司 轮胎覆膜包装机

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113148293A (zh) * 2021-04-16 2021-07-23 沈阳天兴德尔智控技术有限公司 自动卷铝箔装置
CN115367188A (zh) * 2021-06-11 2022-11-22 广东聚华印刷显示技术有限公司 贴膜设备及贴膜方法
CN115367188B (zh) * 2021-06-11 2023-10-27 广东聚华印刷显示技术有限公司 贴膜设备及贴膜方法
CN113442446A (zh) * 2021-06-23 2021-09-28 合肥恒实交通科技有限公司 一种热熔胶反光膜贴附设备
CN117754152A (zh) * 2024-02-22 2024-03-26 内蒙古北科交大机器人有限公司 一种激光打标组件及铝锭打标系统
CN118358153A (zh) * 2024-06-17 2024-07-19 泉州市恒扬塑料制品有限公司 一种pe膜双向拉伸制备装置及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021075334A (ja) 2021-05-20
CN110789766A (zh) 2020-02-14
CN110789766B (zh) 2021-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6859515B1 (ja) ホイールキャップの包装ロボット
JP6957784B2 (ja) 片面フィルム貼り付け装置
JP6961142B2 (ja) 片面フィルム貼り付け装置
CN105730801B (zh) 一种卷绕贴胶机
JP6859516B1 (ja) ホイールキャップの保護膜被覆ロボット
JP4512019B2 (ja) 紙継ぎ装置
JP2021119348A (ja) ホイールにウエイト材を自動的に適用する装置及び方法
JP5840047B2 (ja) ウエブ巻取装置
KR102209233B1 (ko) 무겹침 방식 원단 연결 장치
CN104139901A (zh) 贴标装置
TW201700246A (zh) 卷筒裁切機之管狀夾持模組及其系統
JP2013006234A (ja) 粘着テープロールの切断装置
US20160288360A1 (en) Wooden tenon press and connection machine
CN114771944B (zh) 一种用于胶合板的打包包装装置
CN212127064U (zh) 一种下转盘机构
CN220905560U (zh) 一种覆膜包装装置
CN216627666U (zh) 一种鞋套焊接处包边装置
KR102483350B1 (ko) 원형 배터리 랩핑장치
JP7231961B1 (ja) タッチローラ装置およびフィルム巻取装置
CN220549334U (zh) 自动拆箱机
CN111137738A (zh) 一种下转盘机构
CN220553608U (zh) 一种接线装置
CN209503322U (zh) 一种便于调节高度的太阳能电池板边框焊接台
CN210889621U (zh) 贴胶装置
EP2119551A1 (fr) Système à outils multiples pour recouvrements de profils ou similaires

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200724

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6859515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150