JP6859238B2 - Catvヘッドエンド装置 - Google Patents

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Description

本開示は、地上デジタルテレビジョン放送(所謂、地デジ)の放送電波を受信する受信アンテナから受信信号を取り込み、受信信号に含まれるテレビ放送信号をCATVシステムの伝送路に出力するCATVヘッドエンド装置に関する。
この種のヘッドエンド装置には、放送電波を受信する受信アンテナから受信信号が入力されるが、受信アンテナの設置点が放送局から遠く離れている場合(例えば離島の場合)、所謂フェージングにより受信電界の低下や混信が生じて、受信不良が発生することがある。
また、このような受信不良を改善し得る受信装置として、複数の受信アンテナから受信信号を取り込み、各受信信号から特定放送チャンネルのテレビ放送信号を抽出して合成し、放送データを復調するダイバーシティ受信装置が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2013−191992号公報 特開2009−278504号公報 特開2008−42855号公報
ダイバーシティ受信装置によれば、各受信アンテナから得られるテレビ放送信号(詳しくはOFDM信号)の信号品質に応じて、各OFDM信号が重み付けして合成されることから、テレビ放送信号の信号品質を改善して、放送データを良好に復調できる。
このため、CATVヘッドエンド装置にダイバーシティ受信装置を設けて、ダイバーシティ受信装置にて復調された放送データから、端末側に伝送すべきテレビ放送信号を生成するようにすれば、端末側に所望品質のテレビ放送信号を配信できる。
ところで、ダイバーシティ受信装置にて復調された放送データからテレビ放送信号を生成するようにした場合、その生成したテレビ放送信号には、受信アンテナにて受信されたテレビ放送信号に含まれる番組情報等の付加情報を付加することが難しい。
なお、これは、受信装置にて生成されるテレビ放送信号に、番組情報等の付加情報を付加できるようにするには、データ処理のために回路構成が極めて複雑になり、コストアップを招くためである。
このため、ヘッドエンド装置にダイバーシティ受信装置を設けて、復調した放送データから伝送用のテレビ放送信号を生成するようにすると、受信アンテナで受信不良が発生していない場合であっても、端末側で番組情報等の付加情報を受信できなくなる。
本開示の一局面は、複数の受信信号に基づきダイバーシティ受信したテレビ放送信号を端末側に伝送可能なヘッドエンド装置において、受信信号の信号品質に応じて端末側に伝送するテレビ放送信号を適正に切り換えることができるようにすることを目的とする。
請求項1に記載のように、本開示の一局面のCATVヘッドエンド装置には、地上デジタルテレビ放送の放送電波を受信する複数の受信アンテナから受信信号を取り込むための複数の入力端子が備えられている。そして、複数の入力端子に入力された複数の受信信号の一つが、信号選択部にて、端末側への伝送信号として選択されて、出力される。
また、本開示のCATVヘッドエンド装置には、ダイバーシティ受信部、信号生成部、及び制御部が備えられている。
ここで、ダイバーシティ受信部は、複数の入力端子に入力された複数の受信信号から特定放送チャンネルのテレビ放送信号(換言すればOFDM信号)をそれぞれ抽出し、その抽出した複数のテレビ放送信号の信号品質をそれぞれ評価する。そして、その評価結果に応じて、抽出した複数のテレビ放送信号を合成して、放送データを復元する。
なお、ダイバーシティ受信部には、上述した従来のダイバーシティ受信装置を利用できる。また、ダイバーシティ受信部での信号品質の評価には、CN比(キャリア対雑音比)、BER(Bit Error Rate)、MER(Modulation Error Rate:変調誤差比)等を利用できる。
次に、信号生成部は、ダイバーシティ受信部にて復元された放送データから、所定放送チャンネルのテレビ放送信号を生成し、その生成したテレビ放送信号を端末側への伝送信号として出力する。
また、制御部は、ダイバーシティ受信部での信号品質の評価結果に応じて、複数の受信信号の中から端末側で放送データを正常に復元し得るテレビ放送信号を含む受信信号を選択するように、信号選択部を切り換える。
このように構成されたCATVヘッドエンド装置からは、信号生成部にて生成された所定放送チャンネルのテレビ放送信号と、信号選択部にて選択された受信アンテナからの受信信号とが出力される。
このため、信号選択部にて選択された受信信号に含まれる特定放送チャンネルのテレビ放送信号の信号品質に問題がなければ、端末側の受信装置の使用者は、そのテレビ放送信号を選局・復調させることで、特定放送チャンネルで実施されている全ての放送サービスを享受できるようになる。
一方、全ての受信アンテナで品質の低下による受信不良が生じた場合、端末側の受信装置では、信号選択部にて選択された受信信号から特定放送チャンネルのテレビ放送信号を正常に復調することができなくなる。
しかし、本開示のCATVヘッドエンド装置からは、信号生成部にて生成されたテレビ放送信号が出力されることから、端末側の受信装置の使用者は、そのテレビ放送信号を選局・復調させることで、特定放送チャンネルのテレビ放送(音声及び映像)を視聴することができるようになる。
ところで、地デジ放送では、1チャンネルの放送周波数帯域を13セグメントに分けて、一つのセグメントを利用してワンセグメント放送(ワンセグ放送)を行い、残りのセグメントを利用してフルセグメント放送(フルセグ放送)を行うようにされている。
そして、請求項2に記載のように、ダイバーシティ受信部が、複数の受信信号を合成することにより得られるテレビ放送信号から、フルセグ放送の放送データとワンセグ放送の放送データとの両方を復元できるように構成されている場合には、信号生成部に、これら方式の異なる2種類の放送データの何れかを利用して、フルセグ放送用のテレビ放送信号を生成する変調部を設けるようにするとよい。
このようにすれば、例えば、下記a)、b)のように、変調部でテレビ放送信号を生成するのに利用する放送データを切り換えることができる。
a)ダイバーシティ受信部での信号品質の評価結果が高く、ダイバーシティ受信部にてフルセグ放送の放送データを正常に復元できる場合には、フルセグ放送の放送データを利用して、テレビ放送信号を生成する。
b)ダイバーシティ受信部での信号品質の評価結果が低く、ダイバーシティ受信部にて復元されるフルセグ放送の放送データの信頼性が低くなる場合には、ワンセグ放送の放送データを利用して、フルセグ放送用のテレビ放送信号を生成する。
そして、この切り換えにより、放送電波の受信環境が悪化した際に端末側でテレビ放送を視聴できなくなるのを抑制できる。
なお、上記b)のように、ワンセグ放送の放送データを利用してフルセグ放送用のテレビ放送信号を生成した場合、画質は劣化するが、端末側でテレビ放送を視聴することは可能となり、端末側で視聴できなくなる頻度(時間率)を低減することができる。
また、上記a),b)のようにフルセグ放送用のテレビ放送信号を生成する場合、フルセグ放送の放送データ及びワンセグ放送の放送データからそれぞれ映像・音声信号(アナログ信号)を復元し、その復元した映像・音声信号からフルセグ放送用のテレビ放送信号を生成するようにしてもよい。
このようにすれば、端末側へ出力するテレビ放送信号の切り替えを短時間で行うことができるようになり、その切り替えに伴い端末側でテレビ放送が正常に受信できなくなることを軽減することができる。
また、変調部からの信号出力は、再変調することで、ダイバーシティ受信部までの高周波の雑音がリセットされるので、品質の良い信号が伝送できる、という効果もある。
次に、信号生成部は、請求項3に記載のように、変調部として、ワンセグ放送の放送データ(若しくはこの放送データから得られる映像・音声信号)と、フルセグ放送の放送データ(若しくはこの放送データから得られる映像・音声信号)と、をそれぞれ利用してテレビ放送信号を生成する2つの変調部と、この2つの変調部にて生成された2種類のテレビ放送信号の一方を選択して出力する出力選択部とを備えていてもよい。
このようにすれば、信号生成部では、2つの変調部を使って、常時、同一プログラムで方式が異なる2種類のテレビ放送信号が生成されることになり、出力選択部の切り換えにより、端末側に出力するテレビ放送信号を切り換えることができる。
またこの場合、制御部は、ダイバーシティ受信部での信号品質の評価結果に応じて、信号品質が高い場合には、フルセグ放送の放送データから生成されたテレビ放送信号を選択し、信号品質が低い場合には、ワンセグ放送の放送データから生成されたテレビ放送信号を選択するよう、出力選択部を切り換えるように構成する。
このようにすれば、信号生成部から端末側に出力されるテレビ放送信号として、端末側の受信装置で放送データを復元してテレビ放送を視聴することのできるテレビ放送信号を、制御部により、自動で選択できるようになる。
また、端末側に出力されるテレビ放送信号を切り換える際には、常時、同一プログラムで方式が異なる2種類のテレビ放送信号が生成されているので、その切り換えによって端末側へのテレビ放送信号の出力が一時的に遮断されることはなく、端末側の視聴者に対し違和感を与えるのを抑制できる。
実施形態のCATVヘッドエンド装置の構成を表すブロック図である。 実施形態の制御部の動作を表すフローチャートである。
以下に本開示の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態のヘッドエンド装置は、CATVシステムやテレビ共同受信施設において、地上デジタルテレビジョン放送の受信信号を取り込み、受信信号に含まれるテレビ放送信号を端末側の伝送路に送出するのに利用されるものである。
図1に示すように、本実施形態のヘッドエンド装置10は、地上デジタルテレビジョン放送受信用の複数(本実施形態では4つ)の受信アンテナ1,2,3,4から受信信号を取り込むための複数の入力端子T1,T2,T3,T4を備える。
なお、この入力端子T1〜T4に入力される受信信号は、地デジの放送波信号であるOFDM信号であればよく、受信アンテナからの受信信号が一般的であるが、他の受信施設から伝送されてきた信号であってもよい。
また、複数の受信アンテナ1〜4は、異なる位置に設置されていればよく、例えば、受信アンテナ1〜4の一つは、ヘッドエンド装置10の近傍に設置されて、受信信号を、同軸ケーブルを介してヘッドエンド装置10の入力端子に直接入力するよう構成されていてもよい。
また、受信アンテナ1〜4の一つは、ヘッドエンド装置10から離れた場所に設置されて、受信信号を増幅器にて増幅することで、同軸ケーブルを介してヘッドエンド装置10まで伝送し、入力端子に入力するよう構成されていてもよい。
また、受信アンテナ1〜4の一つは、ヘッドエンド装置10から離れた場所に設置されて、受信信号を光信号に変換することで、光ケーブルにてヘッドエンド装置10まで伝送し、その伝送された光信号を元の受信信号(電気信号)に変換して入力端子に入力するよう構成されていてもよい。
ヘッドエンド装置10において、入力端子T1〜T4に入力された受信信号は、それぞれ、分配器11,12,13,14で2分配され、その分配された一方の受信信号は、信号選択部としての第1RFスイッチ20に入力される。
第1RFスイッチ20は、分配器11〜14から入力される受信信号の一つを、端末側への伝送信号として選択し、出力端子To1から端末側に出力するためのものである。なお、第1RFスイッチ20からの出力は、制御部40にて切り換えられるが、この制御部40の動作については、後述する。
次に、分配器11〜14にて分配された他方の受信信号は、ダイバーシティ受信部30に入力される。
ダイバーシティ受信部30は、上述したダイバーシティ受信装置であり、分配器11〜14から入力された受信信号の中から、特定放送チャンネルのテレビ放送信号(ODFM信号)をそれぞれ選局する複数(本実施形態では4つ)の選局部(図示せず)を備える。
なお、選局部は、例えば、受信信号に含まれている特定放送チャンネルのテレビ放送信号を、ベースバンドのテレビ放送信号に周波数変換することで、ダイバーシティ受信するものとして予め設定された特定放送チャンネルのテレビ放送信号を抽出する。
また、ダイバーシティ受信部30には、各選局部にて抽出(選局)されたテレビ放送信号(詳しくはOFDM復調後のデータ・キャリア)の信号品質、及び、各テレビ放送信号を合成することにより得られるデータ・キャリアの信号品質、をそれぞれ評価する評価部32が備えられている。
なお、各テレビ放送信号を合成することにより得られるデータ・キャリアとは、ダイバーシティ受信部30において誤り訂正する前の放送データのことであり、評価部32においては、この合成後のデータ・キャリアから放送データの信号品質を評価する。
また、評価部32での信号品質の評価には、受信信号のCN比、受信信号を復調することにより得られるBER、MER等を利用できるが、本実施形態では、CN比から信号品質を評価するものとする。
そして、ダイバーシティ受信部30は、例えば、評価部32の評価結果により、信号品質(CN比)に応じて重み付け係数を設定して、各選局部にて選局されたテレビ放送信号を重み付けに従って、キャリア合成する。
また、ダイバーシティ受信部30には、重み付け合成したテレビ放送信号(OFDM信号)からフルセグ放送の放送データを復元するOFDM復調部や、ワンセグ放送を復調するワンセグ復調部が備えられている。
ワンセグ復調部は、重み付け合成したテレビ放送信号からワンセグ放送の放送データを復元し、その復元した放送データから映像信号及び音声信号を復調するものである。
そして、ダイバーシティ受信部30のOFDM復調部にて復元された放送データ及びワンセグ復調部にて復調された映像・音声信号は、それぞれ、第1変調部42及び第2変調部44に出力される。
なお、上記のように、複数の受信信号から特定放送チャンネルのテレビ放送信号(OFDM信号)を選局して重み付け合成するダイバーシティ受信装置は、上述した特許文献1〜3等に記載されているように公知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
但し、ダイバーシティ受信装置は、一般に、入力信号が一定品質以上であれば、フルセグ放送を復調し、そうでなければ、ワンセグ放送を復調し、その復調した何れか一方の情報を出力するように構成される。
これに対し、本実施形態のダイバーシティ受信部30は、OFDM復調部及びワンセグ復調部にて、フルセグ放送及びワンセグ放送をそれぞれ復調し、その復調結果である放送データ及び映像・音声信号を第1変調部42及び第2変調部44に出力する。
これは、入力信号の品質に応じて、復調動作を切り換えるようにすると、その切り換えに要する時間、ダイバーシティ受信部30から放送データ及び映像・音声信号の両方が出力されなくなるためである。つまり、本実施形態では、ダイバーシティ受信部30から第1変調部42及び第2変調部44に、放送データ及び映像・音声信号の少なくとも一方が必ず出力されるようにしている。
次に、第1変調部42は、ダイバーシティ受信部30のOFDM復調部にて復元された放送データをOFDM変調して、ベースバンドのテレビ放送信号を生成し、これを所定放送チャンネルのテレビ放送信号に周波数変換することで、端末側への伝送信号を生成する。
また、第2変調部44は、ダイバーシティ受信部30のワンセグ復調部にて復調された映像・音声信号からフルセグ放送用の放送データを生成してOFDM変調することで、ベースバンドのテレビ放送信号を生成する。
そして、第2変調部44においても、第1変調部42と同様、その生成したテレビ放送信号を、所定放送チャンネルのテレビ放送信号に周波数変換することで、端末側への伝送信号を生成する。
なお、第2変調部44において、ワンセグ放送の映像・音声信号からフルセグ放送用のテレビ放送信号を生成するのは、端末側の受信装置で放送データを復元できるようにするためである。
第1変調部42及び第2変調部44にて生成された所定放送チャンネルのテレビ放送信号は、出力選択部としての第2RFスイッチ50に入力される。
第2RFスイッチ50は、第1変調部42及び第2変調部44から入力されるテレビ放送信号の一つを端末側への伝送信号として選択し、出力端子To2から端末側に出力するためのものであり、第1RFスイッチ20と同様、制御部40にて切り換えられる。
このため、第1変調部42及び第2変調部44にて端末側への伝送信号として生成されるテレビ放送信号の放送チャンネルは、元の特定放送チャンネルとは異なる放送チャンネルに設定されている。
つまり、本実施形態では、第1RFスイッチ20及び第2RFスイッチ50を介して出力されるテレビ放送信号が、それぞれ、出力端子To1、To2から端末側の伝送路上に出力されることから、これら各テレビ放送信号の周波数が重複することのないようにしているのである。
次に、制御部40は、マイクロコンピュータ等からなる論理演算回路にて構成されており、ダイバーシティ受信部30内の評価部32による信号品質の評価結果に基づき、第1RFスイッチ20及び第2RFスイッチ50にて選択される端末側への伝送信号を切り換える。
以下、この制御部40の動作について図2に示すフローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、制御部40においては、S110(Sはステップを表す)にて、ダイバーシティ受信部30内の評価部32から、各入力端子T1〜T4に入力された特定放送チャンネルのテレビ放送信号の信号品質の評価結果であるCN比を読み込む。
そして、続くS120では、その読み込んだCN比のうち、現在第1RFスイッチ20を介して端末側に出力されているテレビ放送信号のCN比が、しきい値以上であるか否かを判定する。
なお、このしきい値は、テレビ放送信号のCN比が低く、端末側での受信映像に悪影響を及ぼすか否かを判定するための判定値である。
S120にて、CN比はしきい値以上であると判定されると、第1RFスイッチ20からの出力は問題ないので、S130に移行して、第1RFスイッチ20を現在の切り換え位置に保持し、S150に移行する。
一方、S120にてCN比はしきい値未満であると判定されると、S125に移行し、S120にてCN比がしきい値未満であると判断されてから、予め設定された設定時間以上経過しているか否かを判断する。そして、設定時間以上経過していれば、S140に移行し、そうでなければ、S150に移行する。
S140では、S110にて読み込んだCN比のうち、CN比(換言すれば信号品質)が最も高いテレビ放送信号が選択されるように、第1RFスイッチ20を切り換え、S150に移行する。
つまり、S120にてCN比がしきい値未満であると判定された場合、現在第1RFスイッチ20を介して端末側に出力されている受信信号では、端末側で特定放送チャンネルのテレビ放送信号の映像を正常に復元できないことが考えられる。
そこで、S140では、第1RFスイッチ20を切り替えることで、第1RFスイッチ20を介して端末側に出力される受信信号を、CN比が最も高いテレビ放送信号が選択されるようにするのである。
なお、S125において、設定時間以上経過したか否かを判断するのは、CN比の変化によって第1RFスイッチ20が頻繁に切り替わり、その切り替えに伴い端末側でテレビ放送が正常に受信できなくなることを軽減するためである。
次に、S150では、ダイバーシティ受信部30内の評価部32から、ダイバーシティ受信部30にて受信される放送信号のCN比を読み込む。
そして、続くS160では、S150で読み込んだCN比が、しきい値以上であるか否かを判定する。
なお、このしきい値は、ダイバーシティ受信部30にて生成される放送データが、テレビ放送のフルセグ映像を正常に復元し得る品質であるか否かを判定するための判定値である。本来BERにて判定を行うが、生成された放送データの評価についてはBERをCN比に置き換えて判定している。
S160にて、ダイバーシティ受信部30にて生成される放送データの信号品質(CN比)はしきい値以上であると判断されると、S170に移行して、第2RFスイッチ50を第1変調部42の出力を選択する側に切り換え、S110に移行する。
この結果、第2RFスイッチ50からは、ダイバーシティ受信部30にてダイバーシティ受信された特定放送チャンネルの放送データに基づき生成されたテレビ放送信号が出力されることになる。
一方、S160にて、ダイバーシティ受信部30にて生成される放送データの信号品質(CN比)はしきい値未満であると判定されると、S165に移行する。
そして、S165では、S160にて信号品質(CN比)がしきい値未満であると判断されてから、予め設定された設定時間以上経過しているか否かを判断し、設定時間以上経過していれば、S180に移行し、そうでなければ、S110に移行する。
S180では、上記判定処理により、ダイバーシティ受信部30にて生成される放送データの信号品質(CN比)が悪いと判定されたので、第2RFスイッチ50を第2変調部44の出力を選択する側に切り換え、S110に移行する。
この結果、第2RFスイッチ50からは、ダイバーシティ受信部30にて復調されたワンセグ放送の映像・音声に基づき生成されたテレビ放送信号が出力されることになる。
なお、S165において、設定時間以上経過したか否かを判断するのは、ダイバーシティ受信部30にて生成される放送データの信号品質の変化によって第2RFスイッチ20が頻繁に切り替わり、その切り替えに伴い端末側でテレビ放送が正常に受信できなくなることを軽減するためである。
以上説明したように、本実施形態のCATVヘッドエンド装置10においては、受信アンテナ1〜4の受信環境が特に劣化していないときには、各受信信号に含まれる特定放送チャンネルのテレビ放送信号の信号品質(CN比)が全てしきい値以上になる。このため、この条件下では、第1RFスイッチ20から、そのとき選択されている受信信号が出力端子To1から端末側に出力される。
次に、第1RFスイッチ20が受信信号を選択している受信アンテナの受信環境が悪化し、その受信信号に含まれるテレビ放送信号の信号品質がしきい値未満になると、信号品質が最も高い受信信号を選択するように第1RFスイッチ20が切り換えられる。
このため、端末側では、第1RFスイッチ20の選択切り換えによって、特定放送チャンネルのテレビ放送信号を正常に受信できるようになる。また、この切り換えによって端末側に伝送される受信信号は、受信環境が悪化していない受信アンテナからの受信信号であるので、端末側では、番組情報等の付加情報を含む全てのデータを復元できる。
一方、全ての受信アンテナ1〜4の受信環境が劣化すると、第1RFスイッチ20にて選択され、端末側に出力される受信信号では、特定放送チャンネルのテレビ放送信号を正常に復調できなくなる。
しかし、本実施形態のCATVヘッドエンド装置10には、ダイバーシティ受信部30、第1変調部42、第2変調部44及び第2RFスイッチが設けられている。そして、端末側には、出力端子To2から、ダイバーシティ受信部30にてダイバーシティ受信された特定放送チャンネルの放送データに基づき生成されたテレビ放送信号が出力される。
従って、端末側では、このテレビ放送信号を選局・復調することで、特定放送チャンネルのテレビ放送の映像及び音声を再生し、視聴することができるようになる。
これは、一般的な受信装置で地デジのフルセグ放送を受信する場合に正常受信可能なテレビ放送信号のCN比の限界値を、ダイバーシティ受信部30により、数(dB)改善できるためである。
また、ダイバーシティ受信部30でワンセグ放送を受信する場合には、その限界値を更に数(dB)改善できる。ワンセグ放送では、フルセグ放送に比べて、受信映像の画質は低下するが、この受信映像と音声を利用してテレビ放送信号を生成すれば、端末側にワンセグ受信機能を備えていなくても、地デジの映像及び音声を再生することができる。
そこで、本実施形態では、ダイバーシティ受信部30において、ダイバーシティ受信したテレビ放送信号から放送データとワンセグ放送の映像・音声信号とを復調するようにしている。
そして、その復調された放送データ及び映像・音声信号は、それぞれ、第1変調部42及び第2変調部44に入力され、各変調部42、44では、これら各信号に基づきフルセグ放送用のテレビ放送信号を生成する。
また、その生成された2種類のテレビ放送信号は、第2RFスイッチ50に入力される。第2RFスイッチ50においては、制御部40の制御の下に、元のテレビ放送信号の信号品質が高いときには放送データから生成されたテレビ放送信号を選択し、元のテレビ放送信号の信号品質が低いときには、映像・音声信号から生成されたテレビ放送信号を選択する。そして、第2RFスイッチ50にて選択されたテレビ放送信号は、出力端子To2を介して端末側に出力される。
従って、端末側では、受信環境が悪化した場合に、第2RFスイッチ50から出力されるテレビ放送信号を利用して特定放送チャンネルの映像・音声を再生できるだけでなく、受信環境の悪化によって特定放送チャンネルを視聴できなくなるのをより良好に抑制できる。
また特に、本実施形態では、第1変調部42及び第2変調部44にて放送データ及び映像・音声信号から常時テレビ放送信号を生成し、第1変調部42にて生成されるテレビ放送信号の品質がしきい値以上になる場合には、このテレビ放送信号を端末側に出力する。
そして、第1変調部42にて生成されるテレビ放送信号の品質が低下し、その状態が設定時間経過すると、第2RFスイッチ50を切り替えて、第2変調部44にて生成されたテレビ放送信号を端末側に出力する。
このため、端末側には、映像及び音声を復調し得るテレビ放送信号を連続的に伝送できることになり、第2RFスイッチ50での出力切り換えによって、テレビ放送信号の出力が一時的に中断されて、端末側の視聴者に違和感を与えるのを抑制できる。
なお、本実施形態においては、第1変調部42、第2変調部44、及び、第2RFスイッチ50が、本開示の信号生成部として機能する。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、第1RFスイッチ20から出力される受信信号と第2RFスイッチ50から出力されるテレビ放送信号とを、それぞれ、出力端子To1及びTo2から端末側の伝送路上に送出するものとして説明した。
これに対し、CATVヘッドエンド装置10には、第1RFスイッチ20から出力される受信信号と第2RFスイッチ50から出力されるテレビ放送信号との一方を選択して端末側の伝送路上に送出する出力切換部を設けるようにしてもよい。
この場合、制御部40が、評価部32の評価結果に応じて、出力切換部を切り換えるようにすればよい。つまり、各受信アンテナ1〜4からの特定放送チャンネルのテレビ放送信号の信号品質が、全て、正常な受信映像を復元できない低品質である場合に、第2RFスイッチ50からの出力を選択し、そうでなければ第1RFスイッチ20からの出力を選択するようにするのである。
また、この場合、第1変調部42及び第2変調部44は、ダイバーシティ受信部30からの放送データ及び映像・音声信号に基づき、元の特定放送チャンネルと同じ放送チャンネルのテレビ放送信号を生成するよう構成してもよい。
このようにすれば、端末側では、受信装置に選局させるテレビ放送信号の放送チャンネルを特定放送チャンネルにした状態で、第1RFスイッチ20、第1変調部42、及び、第2変調部44の一つから出力されるテレビ放送信号を用いて、特定放送チャンネルの映像及び音声を再生させることができる。
また、上記実施形態では、ダイバーシティ受信を行うために、CATVヘッドエンド装置10には、4つの入力端子T1〜T4が設けられるものとして説明したが、入力端子の数は複数あればよく、その数は、内蔵するダイバーシティ受信部30の構成に応じて、任意に設定すればよい。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,2,3,4…受信アンテナ、10…ヘッドエンド装置、11,12,13,14…分配器、20…第1RFスイッチ、30…ダイバーシティ受信部、32…評価部、40…制御部、42…第1変調部、44…第2変調部、50…第2RFスイッチ、To1,To2…出力端子。

Claims (3)

  1. 地上デジタルテレビ放送の放送電波を受信する複数の受信アンテナから受信信号を取り込むための複数の入力端子と、
    前記複数の入力端子に入力された複数の受信信号の一つを、端末側への伝送信号として選択し、第1出力端子から出力する信号選択部と、
    前記複数の入力端子に入力された複数の受信信号から特定放送チャンネルのテレビ放送信号をそれぞれ抽出し、該抽出した複数のテレビ放送信号の信号品質をそれぞれ評価すると共に、該信号品質の評価結果に応じて、前記抽出した複数のテレビ放送信号を合成して、放送データを復元するダイバーシティ受信部と、
    前記ダイバーシティ受信部にて復元された放送データから、前記第1出力端子から出力される前記受信信号の放送チャンネルとは異なる所定放送チャンネルのテレビ放送信号を生成し、該生成したテレビ放送信号を端末側への伝送信号として、第2出力端子から出力する信号生成部と、
    前記ダイバーシティ受信部での前記信号品質の評価結果に応じて、前記複数の受信信号の中から端末側で放送データを正常に復元し得るテレビ放送信号を含む受信信号を選択するように、前記信号選択部を切り換える制御部と、
    を備えたCATVヘッドエンド装置。
  2. 前記ダイバーシティ受信部は、前記合成したテレビ放送信号からフルセグメント放送の放送データ及びワンセグメント放送の放送データを復元可能に構成され、
    前記信号生成部は、前記ダイバーシティ受信部にて復元されるフルセグメント放送の放送データ及びワンセグメント放送の放送データの何れかを利用して、フルセグメント放送用のテレビ放送信号を生成する変調部を備えている、請求項1に記載のCATVヘッドエンド装置。
  3. 前記信号生成部は、
    前記ダイバーシティ受信部にて復元されたフルセグメント放送の放送データ及びワンセグメント放送の放送データをそれぞれ利用して、前記フルセグメント放送用のテレビ放送信号を生成する2つの変調部と、
    前記2つの変調部にて生成された2種類のテレビ放送信号の一方を選択して出力する出力選択部と、
    を備え、前記制御部は、前記ダイバーシティ受信部での前記信号品質の評価結果に応じて、前記信号品質が高い場合には、前記フルセグメント放送の放送データから生成されたテレビ放送信号を選択し、前記信号品質が低い場合には、前記ワンセグメント放送の放送データから生成されたテレビ放送信号を選択するよう、前記出力選択部を切り換えるように構成されている、請求項2に記載のCATVヘッドエンド装置。
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