JP6858515B2 - 重機接触事故防止システム - Google Patents
重機接触事故防止システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6858515B2 JP6858515B2 JP2016176396A JP2016176396A JP6858515B2 JP 6858515 B2 JP6858515 B2 JP 6858515B2 JP 2016176396 A JP2016176396 A JP 2016176396A JP 2016176396 A JP2016176396 A JP 2016176396A JP 6858515 B2 JP6858515 B2 JP 6858515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- proximity
- notification means
- worker
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 title claims description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 238000007667 floating Methods 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 101001139126 Homo sapiens Krueppel-like factor 6 Proteins 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
少なくともブームと上部旋回体を有する重機と、作業現場において前記重機に近接する近接作業員が所定の領域内に進入した際に、前記近接作業員の近接情報に基づき生成される警告情報をオペレータへ報知すると共に、前記近接作業員に前記警告情報を報知する重機接触事故防止システムであって、
前記近接作業員が携帯する少なくともタグ情報に基づく前記近接情報を発信する送信部と、前記警告情報を受信する受信部と、受信した前記警告情報を報知する報知部とを有する携帯報知手段と、
前記重機の前記ブーム又は前記上部旋回体のブーム取付位置近傍に設けられる第1アンテナと、
前記重機の前記上部旋回体の前記ブームの取付位置と反対側に設けられる第2アンテナと、
前記第1アンテナ及び前記第2アンテナと電気的に接続され、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナが前記携帯報知手段から受信した前記近接情報を取得すると、前記警告情報を前記重機に取付けられた報知手段へ送信すると共に、前記警告情報を前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを介して前記携帯報知手段へ送信する制御装置と、を有し、
前記第1アンテナは、指向性を有するアンテナであり、前記ブームの直下位置における前記所定の領域内に進入した前記近接作業員の前記近接情報を前記携帯報知手段から受信し、受信した前記近接情報を前記制御装置に送信するものであり、
前記ブームは、その基端が水平方向に延在する支軸を介して前記上部旋回体に起伏可能に支持されており、
前記第1アンテナの指向性の方向が、前記上部旋回体の前方、かつ、前記ブームの下方であり、
前記第2アンテナは、無指向性で且つ前記第1アンテナより狭い受信可能領域を有するアンテナであり、
前記第2アンテナの前記受信可能領域は、前記上部旋回体の後方側に設けられ、
前記第2アンテナの前記受信可能領域の最大径は、前記第1アンテナの受信可能領域の最大距離より小さい、
ことを特徴とする重機接触事故防止システムにより解決できる。
携帯報知手段60は、樹脂などから成る筐体の内部に送信部61、受信部62、報知部63、記憶部64を有する構成とされている。携帯報知手段60は、必要な通信距離が確保できるパッシブ型又はアクティブ型のものを任意に選択して使用できるが、望ましくは電源(電池)を内蔵したアクティブ型が好ましい。また筐体は、携帯可能な程度に小型のものである。
第1アンテナ20は、指向性を有するアンテナであり、ブーム12の直下位置における所定の領域Nに進入した近接作業員K'の携帯する携帯報知手段60が発信するIDタグデータに基づいた近接情報を受信する。第1アンテナ20は、上部旋回体11のブーム取付位置近傍に設けられている。本実施形態の場合、第1アンテナ20は、作業員Kの作業領域がクレーン10より下方位置にあるため、下側に向けて配置されることが好ましい。また、図示例の第1アンテナ20は、八木アンテナとしているが、この限りではない。
受信部21は、所定の領域N内において携帯報知手段60の送信部61から送信されるIDタグデータを近接情報として受信する機能を有する。また、受信部21は、後述する制御装置40から送信される警告情報を受信する機能を有している。
受信部31は、所定の領域M内において携帯報知手段60の送信部61から送信されるIDタグデータを近接情報として受信する機能を有する。また、受信部31は、後述する制御装置40から送信される警告情報を受信する機能を有している。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る重機接触事故防止システムの処理流れを簡潔に説明する。図3は、本実施形態に係る重機接触事故防止システムの処理流れを説明するフローチャートである。
図4に、本発明の実施形態に係る重機接触事故防止システム1の異なる実施形態を示した。図4は、複数のクレーン10を有するフローティングドックFDに実施した重機接触事故防止システム1'を示した。
10 クレーン
11 上部旋回体
12 ブーム
13 荷役用ロープ
14 ブーム起伏用ロープ
20 第1アンテナ
21 受信部
22 送信部
30 第2アンテナ
31 受信部
32 送信部
40 制御部
41 受信部
42 送信部
43 入力部
44 処理部
45 記憶部
50 報知手段
51 受信部
52 報知部
53 記憶部
60 携帯報知手段
61 送信部
62 受信部
63 報知部
64 記憶部
K 作業員
K' 近接作業員
FD フローティングドック
Claims (7)
- 少なくともブームと上部旋回体を有する重機と、作業現場において前記重機に近接する近接作業員が所定の領域内に進入した際に、前記近接作業員の近接情報に基づき生成される警告情報をオペレータへ報知すると共に、前記近接作業員に前記警告情報を報知する重機接触事故防止システムであって、
前記近接作業員が携帯する少なくともタグ情報に基づく前記近接情報を発信する送信部と、前記警告情報を受信する受信部と、受信した前記警告情報を報知する報知部とを有する携帯報知手段と、
前記重機の前記ブーム又は前記上部旋回体のブーム取付位置近傍に設けられる第1アンテナと、
前記重機の前記上部旋回体の前記ブームの取付位置と反対側に設けられる第2アンテナと、
前記第1アンテナ及び前記第2アンテナと電気的に接続され、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナが前記携帯報知手段から受信した前記近接情報を取得すると、前記警告情報を前記重機に取付けられた報知手段へ送信すると共に、前記警告情報を前記第1アンテナ又は前記第2アンテナを介して前記携帯報知手段へ送信する制御装置と、を有し、
前記第1アンテナは、指向性を有するアンテナであり、前記ブームの直下位置における前記所定の領域内に進入した前記近接作業員の前記近接情報を前記携帯報知手段から受信し、受信した前記近接情報を前記制御装置に送信するものであり、
前記ブームは、その基端が水平方向に延在する支軸を介して前記上部旋回体に起伏可能に支持されており、
前記第1アンテナの指向性の方向が、前記上部旋回体の前方、かつ、前記ブームの下方であり、
前記第2アンテナは、無指向性で且つ前記第1アンテナより狭い受信可能領域を有するアンテナであり、
前記第2アンテナの前記受信可能領域は、前記上部旋回体の後方側に設けられ、
前記第2アンテナの前記受信可能領域の最大径は、前記第1アンテナの受信可能領域の最大距離より小さい、
ことを特徴とする重機接触事故防止システム。 - 前記重機は、フローティングドックに配置されるクレーンであり、
前記フローティングドックでは、前記近接作業員が作業する底部が、前記クレーンの設置位置より低い、
請求項1に記載の重機接触事故防止システム。 - 前記制御装置は、
前記所定の領域内における前記携帯報知手段の位置から前記第1アンテナ又は前記第2アンテナまでの距離、及び前記携帯報知手段の前記所定の領域内における滞在時間を算出し、
送信する前記警告情報を、前記距離又は前記滞在時間に応じて変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の重機接触事故防止システム。 - 前記制御装置は、
前記第1アンテナ及び前記第2アンテナから前記近接情報を取得すると、前記距離又は前記滞在時間から前記重機の動作を制御させるか否かを判断し、
前記重機の動作を制御させる必要がある場合には、動作制御信号を前記重機に搭載された重機制御システムへ送信することを特徴とする請求項3に記載の重機接触事故防止システム。 - 前記携帯報知手段は、
前記警告情報を音と振動と光、又は音と振動と光の何れか二又は何れか一により前記近接作業員に報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の重機接触事故防止システム。 - 前記携帯報知手段は、
前記距離又は前記滞在時間により変化された前記警告情報に基づいて、音と振動と光、又は音と振動と光の何れか二又は何れか一の報知パターンを変化させて前記近接作業員に報知することを特徴とする請求項3に記載の重機接触事故防止システム。 - 前記第1アンテナ、前記第2アンテナ、前記制御装置、及び前記報知手段が複数の前記重機に対してそれぞれ設置され、
複数の前記制御装置と前記携帯報知手段とが送受信可能に関連付けがなされており、
複数の前記制御装置は、
複数の前記重機に亘って前記近接作業員の前記近接情報を取得し、前記警告情報を前記所定の領域内に進入された前記重機の前記報知手段へ送信すると共に、前記警告情報を該当する前記近接作業員の前記携帯報知手段へ送信することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の重機接触事故防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016176396A JP6858515B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 重機接触事故防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016176396A JP6858515B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 重機接触事故防止システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018040753A JP2018040753A (ja) | 2018-03-15 |
JP6858515B2 true JP6858515B2 (ja) | 2021-04-14 |
Family
ID=61625990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016176396A Active JP6858515B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 重機接触事故防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6858515B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7161444B2 (ja) * | 2019-05-20 | 2022-10-26 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
EP4159931A4 (en) * | 2020-05-29 | 2024-07-17 | Hitachi Construction Mach Co | WORKING MACHINE |
CN115215240B (zh) * | 2022-09-19 | 2023-01-20 | 广东威恒输变电工程有限公司 | 一种多传感数据融合的吊车防触电预警系统及方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665383U (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-16 | 株式会社竹中工務店 | クレーンのブーム先端位置表示装置 |
JPH07168987A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-07-04 | Hazama Gumi Ltd | 接近警報システムおよび同システムで使用する通話装置 |
JP2000086195A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-28 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両の対人保護システム |
US6208260B1 (en) * | 1999-11-02 | 2001-03-27 | Jill West | Personal warning method and apparatus for traveling loads |
JP3326611B1 (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-24 | 大成建設株式会社 | 受光器を備えるヘルメット並びに吊荷下の警報装置 |
DE102006042547A1 (de) * | 2006-09-11 | 2008-03-27 | Bartec Gmbh | System zum Überwachen eines Gefahrenbereiches, insbesondere eines Fahrzeugs |
JP5009139B2 (ja) * | 2007-12-04 | 2012-08-22 | 鹿島建設株式会社 | 作業機械周りの作業員検知方法及びシステム |
JP5835577B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2015-12-24 | 吉川工業株式会社 | 接近検知システム |
-
2016
- 2016-09-09 JP JP2016176396A patent/JP6858515B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018040753A (ja) | 2018-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101322201B1 (ko) | 건설용 중장비 접근 감시 시스템 | |
JP6858515B2 (ja) | 重機接触事故防止システム | |
US20190359455A1 (en) | Tower crane | |
WO2020189578A1 (ja) | 作業機械 | |
KR101638839B1 (ko) | 중장비 접근감시 및 작동정지 제어시스템 | |
JP5519171B2 (ja) | クレーン衝突防止装置 | |
JP2005346228A (ja) | 警報装置及び警報システム | |
JP5009139B2 (ja) | 作業機械周りの作業員検知方法及びシステム | |
CN102092640A (zh) | 起重机的安全监控装置、方法以及包括该装置的起重机 | |
KR102693626B1 (ko) | 안전고리 체결감지시스템 | |
JP6777476B2 (ja) | 建設機械の安全装置および安全管理方法 | |
JP2003168174A (ja) | 建設機械と作業者の接触防止システム | |
JP2006290487A (ja) | 作業機の無線操縦装置 | |
KR101908698B1 (ko) | 타워크레인의 안전장치 | |
JP2010052860A (ja) | クレーン警報システム | |
US11472685B1 (en) | Aerial platform occupancy detection | |
JP2015108230A (ja) | 機械と高所物体との接触事故防止装置および防止方法 | |
JP5651405B2 (ja) | 水中作業管理装置 | |
WO2023062267A1 (en) | Warning system and method for providing safety at construction site | |
JP7393193B2 (ja) | 安全制御システム | |
JP2022179081A (ja) | 遠隔操作支援システム、遠隔操作支援装置 | |
KR101981863B1 (ko) | 충돌 대상물과의 거리에 따라 경보의 크기가 자동으로 조절되는 자동 경보 장치를 구비한 크레인 후크 | |
JP3101211B2 (ja) | フックブロック警報装置 | |
JP2019034820A (ja) | 作業機用無線操作器の置き忘れ防止装置 | |
JP6593570B2 (ja) | 遠隔操作端末の置き忘れ防止装置、遠隔操作端末、および遠隔操作端末の置き忘れ防止システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210324 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6858515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |