JP6858053B2 - 作業実績管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、作業実績管理装置及びプログラムに関する。
物品を製造する製造現場では、個々の作業工程における作業を効率的に行うことが恒常的に要求されている。このため、作業者が作業工程毎に作業に要した時間(作業実績時間)を管理し、作業者毎に作業実績を分析することが行われている。
従来、製造現場での作業実績時間を収集するためには、作業者がハンディターミナル等を用いて、物品等に貼付されているバーコードを読み取ることで、作業の開始、中断、再開、終了等の入力の操作をその都度行う必要があった。この場合、入力の操作に手間がかかり、入力のし忘れ等も起こり得るため、作業実績時間を簡単かつ効率的に収集することが難しかった。
これに対して、製造現場において、ローカル端末を各工程に対応する作業場所毎に配置し、ローカル端末により、作業者が持つ作業者タグから個人識別情報を読み取り、作業対象の物品に添付された物品タグから物品識別情報を読み取る技術が提案されている。この技術によれば、ローカル端末により得られる情報に基づいて、作業者毎に作業工程毎の作業実績時間が収集される。
特開2009−289134号公報
ところで、上記の従来技術では、1つの物品を流れ作業で生産するライン生産方式を意図しているため、1つの物品が複数の作業場所を移動し、1つの作業場所では1つの作業工程に沿った作業が行われる。このため、上記の従来技術では、作業工程を識別するための識別情報が作業場所に配置されたローカル端末に付与されており、これにより作業工程の識別を行っている。
一方、製造現場における物品の生産方式の1つとして、1人又は少数の作業者が一連の複数の作業工程を担当し、物品の完成又は検査まで行うセル生産方式がある。セル生産方式は、上記のライン生産方式と比べ、多品種少量生産に適した生産方式とされる。このセル生産方式においては、1つの物品に対して、作業場所となるセルが1つ割り当てられ、1つのセルで一連の複数の作業工程に沿った作業が行われる場合がある。
すなわち、上記のセル生産方式では、1つのセルにおいて1つの物品についての複数の作業工程に沿った作業が一貫して行われ、セルと作業工程とが一対一で対応していない場合がある。従って、上記の従来技術のように、セル毎に作業工程の識別情報を付与したとしても、作業工程を識別することは困難である。
これより、作業者毎に作業工程毎の作業実績を管理する場合においては、セル生産方式にも対応しつつ、作業者毎の作業実績を簡単かつ効率的に収集できることが望まれている。
本発明は、一つの側面として、セル生産方式にも対応しつつ、作業者毎の作業実績を簡単かつ効率的に収集することを目的とする。
一つの態様として、作業実績管理装置は、作業場所テーブルと、作業者テーブルと、物品テーブルと、作業工程テーブルと、取得部と、対応付け部と、収集部と、を備える。前記作業場所テーブルは、複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録する。前記作業者テーブルは、複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録する。前記物品テーブルは、複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録する。前記作業工程テーブルは、複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録する。前記取得部は、前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報を検知した検知時刻を取得する。前記取得部は、前記アンテナの各々について、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報を検知した検知時刻を取得する。前記取得部は、前記アンテナの各々について、前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報を検知した検知時刻を取得する。前記対応付け部は、前記取得部により取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付ける。前記収集部は、前記対応付け部により対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索する。前記収集部は、各テーブルの検索により、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する。
一つの側面として、セル生産方式にも対応しつつ、作業者毎の作業実績を簡単かつ効率的に収集することができる。
第1の実施形態に係る作業実績管理装置及びセル組立を含む作業実績管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る作業場所テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る作業者テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る物品テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る作業工程テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る検知時刻管理テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るアンテナが作業者識別情報を示すビーコン信号として複数のビーコン信号を受信した状態の一例を説明するための図である。 実施形態に係る作業実績テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る作業指示テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る作業実績画面の一例を示す正面図である。 第1の実施形態に係る作業実績管理装置として機能するコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る作業実績管理プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る作業実績管理装置及びセル組立を含む作業実績管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る物品仕様テーブルの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る仕様指定画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る作業工程毎に取得された作業実績時間の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る作業実績管理装置として機能するコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る作業実績管理プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る作業実績管理装置10A及びセル組立90を含む作業実績管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る作業実績管理装置10Aは、インターネットや、Local Area Network(LAN)、Wide Area Network(WAN)等のネットワークNに接続される。作業実績管理装置10Aは、例えば、サーバコンピュータやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置により構成される。
本実施形態に係る作業実績管理装置10Aは、物品を製造する製造現場において、作業者毎に作業工程毎の作業実績を管理する装置である。なお、本実施形態では、一例として、作業実績管理装置10Aをセル組立90に適用した場合について説明するが、適用可能な生産方式は、セル生産方式に限定されるものではない。
セル組立90には、一例として、複数の作業場所の一例である複数のセル30A、30B、30C、・・・が設けられている。また、セル30Aにはアンテナ32Aが設けられ、セル30Bにはアンテナ32Bが設けられ、セル30Cにはアンテナ32Cが設けられている。複数のアンテナ32A、32B、32C、・・・の各々は、ネットワークNに接続されている。つまり、作業実績管理装置10Aと複数のアンテナ32A、32B、32C、・・・の各々とは、ネットワークNを介して通信可能に接続されている。複数のアンテナ32A、32B、32C、・・・の各々には、各アンテナを個別に特定するアンテナ識別情報が割り当てられており、作業実績管理装置10Aでは、各アンテナ32A、32B、32C、・・・をアンテナ識別情報により識別可能とされている。
セル30Aでは、作業者34Aが工程ラベル36A及び物品38Aを持って入室し、作業者34Aが物品38Aに対して工程ラベル36Aで示される作業工程に沿った作業を行う。なお、工程ラベル36A及び物品38Aは必ずしも作業者34Aが持って移動する必要はなく、作業者34Aが台車等を用いて移動させてもよい。また、物品38Aは、物品38Aに固有の製造番号(シリアル番号、この例ではSN7788)が付与されており、この製造番号により物品38Aが特定される。また、工程ラベル36Aは、作業工程の工程名(この例ではQ工程)が表示されたラベルであり、この工程名により作業工程が特定される。作業者34Aは、作業工程が変わる毎に工程ラベル36Aを持ち替える。
作業者34Aは、作業者用発信器35Aを所持する。作業者用発信器35Aは、一例として、作業者識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型のビーコン発信器である。この場合、作業者識別情報は、作業者用発信器35Aを個別に特定するビーコンID(Identification)として示される。
工程ラベル36Aには、作業工程用発信器37Aが貼付されている。作業工程用発信器37Aは、一例として、作業工程識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型のビーコン発信器である。この場合、作業工程識別情報は、作業工程用発信器37Aを個別に特定するビーコンIDとして示される。
物品38Aには、物品用発信器39Aが貼付されている。物品用発信器39Aは、一例として、物品識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型のビーコン発信器である。この場合、物品識別情報は、物品用発信器39Aを個別に特定するビーコンIDとして示される。なお、物品用発信器39Aは、物品38A以外に貼付されていてもよく、例えば、物品38Aと共に移動する作業指示書に貼付されていてもよい。
アンテナ32Aは、作業者用発信器35A、作業工程用発信器37A、及び物品用発信器39Aの各々が近接し、アンテナ32Aから一定範囲内にある場合に、各ビーコン発信器から発信されているビーコン信号を受信可能とされる。ここでいう一定範囲とは、例えば、アンテナ32Aとの距離が約20mの範囲内とされる。なお、これらの作業者用発信器35A、作業工程用発信器37A、及び物品用発信器39Aの各々は、ビーコン発信器以外でもよく、例えば、Integrated Circuit(IC)タグを適用してもよい。
一方、セル30Bでは、作業者34Bが工程ラベル36B及び物品38Bを持って入室し、作業者34Bが物品38Bに対して工程ラベル36Bで示される作業工程に沿った作業を行う。なお、物品38Bは、物品38Bに固有の製造番号(この例ではSW3012)が付与されており、この製造番号により物品38Bが特定される。また、工程ラベル36Bは、作業工程の工程名(この例ではR工程)が表示されたラベルであり、この工程名により作業工程が特定される。
そして、作業者34Bは、作業者識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の作業者用発信器35Bを所持する。工程ラベル36Bには、作業工程識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の作業工程用発信器37Bが貼付されている。物品38Bには、物品識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の物品用発信器39Bが貼付されている。
アンテナ32Bは、作業者用発信器35B、作業工程用発信器37B、及び物品用発信器39Bの各々が近接し、アンテナ32Bから一定範囲内にある場合に、各々のビーコン発信器から発信されているビーコン信号を受信可能とされる。なお、これらの作業者用発信器35B、作業工程用発信器37B、及び物品用発信器39Bの各々は、ビーコン発信器以外でもよく、例えば、ICタグを適用してもよい。
同様に、セル30Cでは、作業者34Cが工程ラベル36C及び物品38Cを持って入室し、作業者34Cが物品38Cに対して工程ラベル36Cで示される作業工程に沿った作業を行う。なお、物品38Cは、物品38Cに固有の製造番号(この例ではSP6573)が付与されており、この製造番号により物品38Cが特定される。また、工程ラベル36Cは、作業工程の工程名(この例ではS工程)が表示されたラベルであり、この工程名により作業工程が特定される。
そして、作業者34Cは、作業者識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の作業者用発信器35Cを所持する。工程ラベル36Cには、作業工程識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の作業工程用発信器37Cが貼付されている。物品38Cには、物品識別情報を含むビーコン信号を一定周期で発信する小型の物品用発信器39Cが貼付されている。
アンテナ32Cは、作業者用発信器35C、作業工程用発信器37C、及び物品用発信器39Cの各々が近接し、アンテナ32Cから一定範囲内にある場合に、各々の発信器から発信されているビーコン信号を受信可能とされる。なお、これらの作業者用発信器35C、作業工程用発信器37C、及び物品用発信器39Cの各々は、ビーコン発信器以外でもよく、例えば、ICタグを適用してもよい。
以下、複数のセル30A、30B、30C、・・・を総称してセル30と呼ぶ場合がある。また、複数のアンテナ32A、32B、32C、・・・を総称してアンテナ32と呼ぶ場合がある。また、複数の作業者34A、34B、34C、・・・を総称して作業者34と呼び、複数の作業者用発信器35A、35B、35C、・・・を総称して作業者用発信器35と呼ぶ場合がある。また、複数の工程ラベル36A、36B、36C、・・・を総称して工程ラベル36と呼び、複数の作業工程用発信器37A、37B、37C、・・・を総称して作業工程用発信器37と呼ぶ場合がある。また、複数の物品38A、38B、38C、・・・を総称して物品38と呼び、複数の物品用発信器39A、39B、39C、・・・を総称して物品用発信器39と呼ぶ場合がある。
本実施形態に係る作業実績管理装置10Aは、機能的には、取得部12と、対応付け部14と、収集部16と、生成部18と、を含む。作業実績管理装置10Aは、更に、本実施形態に係る各種のデータテーブル(以下、テーブルという。)を記憶する記憶部20と、液晶ディスプレイや有機Electro Luminescence(EL)ディスプレイ等の表示部22と、を含む。
図2は、本実施形態に係る作業場所テーブル20Aの構成の一例を示す模式図である。
図2に示すように、作業場所テーブル20Aには、複数のアンテナ32の各々を個別に特定するアンテナID(アンテナ識別情報)の各々が、セル30(この例ではセル番号)の各々に対応付けて予め登録されている。
図3は、本実施形態に係る作業者テーブル20Bの構成の一例を示す模式図である。
図3に示すように、作業者テーブル20Bには、複数の作業者用発信器35の各々を個別に特定するビーコンID(作業者識別情報)の各々が、作業者34の各々に対応付けて予め登録されている。
図4は、本実施形態に係る物品テーブル20Cの構成の一例を示す模式図である。
図4に示すように、物品テーブル20Cには、複数の物品用発信器39の各々を個別に特定するビーコンID(物品識別情報)の各々が、物品38を表す製造番号の各々に対応付けて予め登録されている。
図5は、本実施形態に係る作業工程テーブル20Dの構成の一例を示す模式図である。
図5に示すように、作業工程テーブル20Dには、複数の作業工程用発信器37の各々を個別に特定するビーコンID(作業工程識別情報)の各々が、工程ラベル36で表される作業工程の各々に対応付けて予め登録されている。
図6は、本実施形態に係る検知時刻管理テーブル20Eの構成の一例を示す模式図である。
図6に示すように、検知時刻管理テーブル20Eには、各アンテナ32で検知されたビーコンIDの検知時刻が時系列で連続的に登録される。
本実施形態に係る取得部12は、アンテナ32の各々について、複数の作業者用発信器35のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報を検知した検知時刻を取得する。同様に、取得部12は、アンテナ32の各々について、複数の物品用発信器39のうち近接する物品用発信器39の物品識別情報を検知した検知時刻を取得する。取得部12は、アンテナ32の各々について、複数の作業工程用発信器37のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報を検知した検知時刻を取得する。そして、取得部12は、取得した検知時刻を検知時刻管理テーブル20Eに登録する。
本実施形態に係る対応付け部14は、検知時刻管理テーブル20Eに登録された検知時刻に基づいて、同一のアンテナ32で検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、同一のアンテナ32のアンテナ識別情報とを対応付ける。例えば、あるセル30において1人の作業者が9時45分から10時30分まで作業を行った場合を想定する。この場合、アンテナ32では当該作業者の作業者識別情報(図6に示す例ではH2001)が9時45分から10時30分まで一定間隔(図6に示す例では1分間隔)で継続して検知される。なお、ここでいう一定間隔は、各ビーコン発信器からのビーコン信号の発信間隔に応じて適宜決定される。この結果、9時45分から10時30分の間に検知された作業者識別情報の検知時刻を基準として所定の時間範囲に含まれる検知時刻を持つ物品識別情報及び作業工程識別情報が対応付けられる。所定の時間範囲としては、許容される検知誤差を含み、一例として10秒程度とされる。
図6に示す例では、「001」のアンテナIDに対して、所定時間の間継続的に検知された、「A1002(物品)」、「H2001(作業者)」、及び「K3001(作業工程)」の各ビーコンIDが対応付けられる。
図7は、本実施形態に係るアンテナ32が、作業者識別情報を示すビーコン信号として、複数のビーコン信号を受信した状態の一例を説明するための図である。
ここで、複数のセル30の各々は、外部からのビーコン信号を遮蔽可能な場所であることが望ましい。しかし、外部からのビーコン信号を適切に遮蔽することが困難な場合には、セル30に設けられたアンテナ32が受信する複数のビーコンIDのうち、信号強度が最も高いビーコンIDをアンテナ32のアンテナIDに対応付けるようにしてもよい。つまり、信号強度が最も高いビーコンIDを発信したビーコン発信器は、アンテナ32との距離が最も近いビーコン発信器である。このため、このビーコン発信器を持つ作業者34は、アンテナ32が設けられたセル30で作業を行っている可能性が高いと考えられる。
図7に示す例では、「セル1」に対応する「001」のアンテナIDについて示しており、受信した複数のビーコンID(この例では、H2001、H2002、H2003)のうち、信号強度が最も高いビーコンIDを「001」のアンテナIDに対応付ける。なお、0dB(デシベル)に近いほど信号強度が高いことを意味する。また、物品識別情報を示すビーコン信号、及び作業工程識別情報を示すビーコン信号のそれぞれについて複数のビーコンIDが受信されている場合も同様である。
本実施形態に係る収集部16は、対応付け部14により対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、各テーブル20A〜20Dを検索する。収集部16は、各テーブル20A〜20Dの検索により、複数の作業者34の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、検知時刻管理テーブル20Eに登録された検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する。なお、作業工程の開始時刻とは、例えば、対応付けられた作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報のいずれかを最初に検知したときの検知時刻とされる。一方、作業工程の終了時刻とは、例えば、対応付けられた作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報のいずれかを最後に検知したときの検知時刻とされる。なお、対応付けられた作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報のいずれかが検知されない状態が所定時間継続した場合に、この所定時間の起点となる検知時刻を最後と判断する。
図8は、本実施形態に係る作業実績テーブル20Fの構成の一例を示す模式図である。
図8に示すように、作業実績テーブル20Fには、収集部16により収集された、作業場所、物品、及び作業工程の各々を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録される。
そして、収集部16は、作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に作業実績テーブル20Fに登録する。
図9は、本実施形態に係る作業指示テーブル20Gの構成の一例を示す模式図である。
図9に示すように、作業指示テーブル20Gには、予め作成された複数の作業指示情報が登録されている。複数の作業指示情報の各々は、作業場所、物品、作業工程、作業の開始予定時刻と終了予定時刻、及び作業予定時間を含む。
そして、収集部16は、作業実績テーブル20Fに登録された作業実績時間と、作業指示テーブル20Gに登録された作業予定時間との差異(予実差)を作業者毎に作業実績テーブル20Fに登録する。
本実施形態に係る生成部18は、作業実績テーブル20Fに登録された内容に基づいて、作業者毎の作業実績を表す表示画面の一例として作業実績画面22Aを生成する。そして、表示部22は、生成部18により生成された作業実績画面22Aを表示する。
図10は、本実施形態に係る作業実績画面22Aの一例を示す正面図である。
図10に示すように、作業実績画面22Aには、作業者毎に、どのセル(S1〜S7)で何時間作業を行ったかを示す作業実績が表示される。なお、図10に示すセルと、図1に示すセルとは、説明の便宜上、無関係とする。
図11は、第1の実施形態に係る作業実績管理装置10Aとして機能するコンピュータ40Aの構成の一例を示すブロック図である。
作業実績管理装置10Aは、例えば、図11に示すコンピュータ40Aで実現することができる。コンピュータ40Aは、Central Processing Unit(CPU)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40Aは、入出力装置44と、記憶媒体48に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するRead/Write(R/W)部45と、インターネット等のネットワークに接続される通信インターフェース(I/F)46とを備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
記憶部43は、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40Aを作業実績管理装置10Aとして機能させるための作業実績管理プログラム50Aが記憶される。なお、記憶部43は、図1に示す記憶部20に対応する。
作業実績管理プログラム50Aは、取得プロセス52と、対応付けプロセス54と、収集プロセス56と、生成プロセス58と、を有する。
CPU41は、作業実績管理プログラム50Aを記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、作業実績管理プログラム50Aが有するプロセスを順次実行する。CPU41は、取得プロセス52を実行することで、図1に示す取得部12として動作する。また、CPU41は、対応付けプロセス54を実行することで、図1に示す対応付け部14として動作する。また、CPU41は、収集プロセス56を実行することで、図1に示す収集部16として動作する。また、CPU41は、生成プロセス58を実行することで、図1に示す生成部18として動作する。これにより、作業実績管理プログラム50Aを実行したコンピュータ40Aが、作業実績管理装置10Aとして機能することになる。なお、コンピュータ40Aが作業実績管理プログラム50Aを実行することにより機能する部分は、作業実績管理装置10Aに相当する。この例の場合、作業実績管理プログラム50Aを実行するCPU41は、ハードウェアである。
なお、作業実績管理プログラム50Aにより実現される機能は、例えば、半導体集積回路、より詳しくは、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
次に、図12を参照して、第1の実施形態に係る作業実績管理装置10Aの作用を説明する。なお、図12は、第1の実施形態に係る作業実績管理プログラム50Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態では、作業実績管理装置10Aの操作者による操作の指示に応じて、作業実績管理プログラム50Aの実行が開始される。作業実績管理プログラム50Aの実行が開始されると、取得部12が、各ビーコン発信器から発信されたビーコン信号の検知時刻を取得し、検知時刻管理テーブル20Eに登録する。
まず、図12のステップ100では、対応付け部14が、検知時刻管理テーブル20Eに登録された検知時刻に基づいて、同一のアンテナ32にて一定間隔で継続して検知された作業者のビーコンID(以下、作業者IDという。)毎に仕分けを行う。
ステップ102では、対応付け部14が、仕分けを行った複数の作業者IDの中から作業者IDを1つ選択する。
ステップ104では、対応付け部14が、選択した作業者IDに基づいて、検知時刻が連続した時系列データ毎にグループ化し、同一の作業者IDについて複数のグループを生成する。すなわち、対応付け部14は、選択した作業者IDに基づいて検知時刻管理テーブル20Eを検索し、検知時刻管理テーブル20EからアンテナIDを取得する。そして、対応付け部14は、取得したアンテナIDと同一のアンテナIDを持ち、かつ、選択した作業者IDの検知時刻と同一の検知時刻を持つ物品のビーコンID(以下、物品ID)及び作業工程のビーコンID(以下、作業工程ID)を取得する。そして、対応付け部14は、これらのアンテナID、作業者ID、物品ID、及び作業工程IDを対応付ける。
ステップ106では、対応付け部14が、生成した複数のグループの中からグループを1つ選択する。
ステップ108では、収集部16が、ステップ106で選択したグループにおいて検知時刻が最も早い作業者IDの検知時刻を作業工程の開始時刻として取得し、同グループにおいて検知時刻が最も遅い作業者IDの検知時刻を作業工程の終了時刻として取得する。
ステップ110では、収集部16が、ステップ108で取得した作業工程の開始時刻と終了時刻とに基づいて、作業工程に要した作業実績時間を算出する。
ステップ112では、収集部16は、ステップ104で対応付けたアンテナIDに基づいて作業場所テーブル20Aを検索し、作業場所テーブル20Aからセル番号を取得する。
ステップ114では、収集部16は、ステップ104で対応付けた物品IDに基づいて物品テーブル20Cを検索し、物品テーブル20Cから物品の製造番号を取得する。更に、収集部16は、ステップ104で対応付けた作業工程IDに基づいて作業工程テーブル20Dを検索し、作業工程テーブル20Dから作業工程を取得する。
ステップ116では、収集部16が、作業指示テーブル20Gから、ステップ114で取得した製造番号及び作業工程に対応する作業予定時間を取得する。
ステップ118では、収集部16が、ステップ110で算出した作業実績時間と、ステップ116で取得した作業予定時間と、の予実差を算出する。そして、収集部16は、作業者テーブル20Bを検索し、上記ステップ102で選択した作業者IDが示す作業者を取得する。 収集部16は、上記により得られた製造番号、セル番号、作業工程、開始時刻、終了時刻、作業実績時間、及び予実差を作業者毎に作業実績テーブル20Fに登録する。
ステップ120では、収集部16が、全てのグループについて処理を終了したか否かを判定する。全てのグループについて処理を終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ122に移行し、全てのグループについて処理を終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ106に戻り処理を繰り返す。
ステップ122では、収集部16が、全ての作業者について処理を終了したか否かを判定する。全ての作業者について処理を終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、本作業実績管理プログラム50Aによる一連の処理を終了する。一方、全ての作業者について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ102に戻り処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態によれば、作業工程用発信器37が貼付された工程ラベル36を予め準備し、作業者34が担当する作業工程に対応する工程ラベル36を持ってセル30に入る。これにより、作業者34がどのセルでどの作業工程を担当しているか簡単に特定することができる。更に、作業者34が作業者用発信器35を所持し、作業者34が工程ラベル36に加え、物品用発信器39が貼付された物品38を持ってセル30に入ることで、作業者34がどのセルでどの物品のどの作業工程を担当しているか簡単に特定することができる。そして、作業者34の作業工程毎の作業実績を収集、表示することができるため、作業者毎の作業実績管理を効率的に行うことができる。
[第2の実施形態]
図13は、第2の実施形態に係る作業実績管理装置10B及びセル組立90を含む作業実績管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る作業実績管理装置10Bは、機能的には、第1の実施形態で説明した作業実績管理装置10Aが備える各部に加え、算出部24を更に含む。また、作業実績管理装置10Bは、第1の実施形態で説明した作業実績管理装置10Aが備える各テーブルに加え、物品仕様テーブル20Hを更に含む。ここでは、第1の実施形態で説明した作業実績管理装置10Aが備える各部及び各テーブルの構成についての繰り返しの説明は省略する。
上述の第1の実施形態では、新規の物品に関する作業予定時間(参考値)として、作業者が経験的に得た大凡の時間を作業指示テーブル20Gに登録していたが、この場合、実際の作業実績時間と大きく乖離する場合があった。これに対して、第2の実施形態では、新規の物品の仕様と似た仕様を持つ過去の物品の作業実績時間から、新規の物品に関する作業予定時間を算出する。これにより、作業予定時間と作業実績時間との乖離を小さくし、作業予定時間の精度の向上を図る。
図14は、本実施形態に係る物品仕様テーブル20Hの構成の一例を示す模式図である。
図14に示すように、物品仕様テーブル20Hには、作業実績テーブル20Fに登録された複数の物品と、複数の物品の各々の仕様とが対応付けられて登録されている。なお、仕様とは、一例として、物品の機械的仕様、電気的仕様、及び寸法的仕様等であり、複数の物品で共通の仕様を持つ場合もある。
図15は、本実施形態に係る仕様指定画面22Bの一例を示す正面図である。
図15に示すように、仕様指定画面22Bは、表示部22に表示され、新規の物品の仕様と類似する仕様を作業者に指定させるための画面である。
本実施形態に係る算出部24は、物品仕様テーブル20Hから、仕様指定画面22Bを介して指定された仕様に対応する複数の物品の製造番号を取得する。
算出部24は、作業実績テーブル20Fから、上記で取得した複数の物品の製造番号の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出する。そして、算出部24は、作業工程毎の作業実績時間の平均値を、新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、作業指示テーブル20Gに登録する。
図16は、本実施形態に係る作業工程毎に取得された作業実績時間の一例を示す模式図である。
図16に示す例では、新規の物品が「RF」として示され、過去に製造された物品が「AB」、「KJ」として示される。これら「AB」及び「KJ」の各々の物品の作業工程毎の作業実績時間は、作業実績テーブル20Fから取得される。「AB」の場合、「Q工程」が62時間、「R工程」が140時間、「S工程」が300時間とされる。一方、「KJ」の場合、「Q工程」が54時間、「R工程」が160時間、「S工程」が320時間とされる。
そして、上記「Q工程」の作業実績時間の平均値は、(62+54)/2=58時間と算出され、上記「R工程」の作業実績時間の平均値は、(140+160)/2=150時間と算出され、上記「S工程」の作業実績時間の平均値は、(300+320)/2=310時間と算出される。これら算出された平均値が、上記「RF」の各作業工程の参考値として登録、表示される。
図17は、第2の実施形態に係る作業実績管理装置10Bとして機能するコンピュータ40Bの構成の一例を示すブロック図である。
作業実績管理装置10Bは、例えば、図17に示すコンピュータ40Bで実現することができる。コンピュータ40Bの構成は、第1の実施形態で説明したコンピュータ40Aの構成と同様であるため、ここでの繰り返しの説明は省略する。
記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40Bを作業実績管理装置10Bとして機能させるための作業実績管理プログラム50Bが記憶される。なお、記憶部43は、図13に示す記憶部20に対応する。
作業実績管理プログラム50Bは、第1の実施形態で説明した各プロセスに加え、算出プロセス60を有する。
CPU41は、作業実績管理プログラム50Bを記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、作業実績管理プログラム50Bが有するプロセスを順次実行する。CPU41は、取得プロセス52を実行することで、図13に示す取得部12として動作する。また、CPU41は、対応付けプロセス54を実行することで、図13に示す対応付け部14として動作する。また、CPU41は、収集プロセス56を実行することで、図13に示す収集部16として動作する。また、CPU41は、生成プロセス58を実行することで、図13に示す生成部18として動作する。また、CPU41は、算出プロセス60を実行することで、図13に示す算出部24として動作する。これにより、作業実績管理プログラム50Bを実行したコンピュータ40Bが、作業実績管理装置10Bとして機能することになる。なお、コンピュータ40Bが作業実績管理プログラム50Bを実行することにより機能する部分は、作業実績管理装置10Bに相当する。この例の場合、作業実績管理プログラム50Bを実行するCPU41は、ハードウェアである。
次に、図18を参照して、第2の実施形態に係る作業実績管理装置10Bの作用を説明する。なお、図18は、第2の実施形態に係る作業実績管理プログラム50Bの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、本実施形態に係る算出プロセス60は、作業実績管理プログラム50Bの一部として実行される。本実施形態に係る算出部24は、作業実績管理装置10Bの操作者による操作の指示に応じて、図15に示す仕様指定画面22Bを表示部22に表示させる。
まず、図18のステップ200では、算出部24が、仕様指定画面22Bを介して仕様の指定を受け付ける。
ステップ202では、算出部24が、指定された仕様と同一の仕様を持つ複数の物品の製造番号を物品仕様テーブル20Hから取得する。
ステップ204では、算出部24が、ステップ202で取得した複数の物品の製造番号の中から製造番号を1つ選択する。
ステップ206では、算出部24が、ステップ204で選択した製造番号に対応する作業実績時間を作業実績テーブル20Fから取得する。
ステップ208では、算出部24が、全ての物品の製造番号について処理が終了したか否かを判定する。全ての物品の製造番号について処理が終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ210に移行し、全ての物品の製造番号について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ204に移行して処理を繰り返す。
ステップ210では、算出部24が、図16に示すように、過去に製造された複数の物品の作業実績時間を作業工程毎に集計する。
ステップ212では、算出部24が、図16に示すように、ステップ210での集計結果に基づいて、作業工程毎に平均値を算出する。
ステップ214では、算出部24が、ステップ212で算出した平均値を、新規の物品の作業予定時間として、作業指示テーブル20Gに登録する。
ステップ216では、算出部24が、作業指示テーブル20Gに登録した作業予定時間を、参考値として表示部22に表示させ、本作業実績管理プログラム50Bの一連の処理を終了する。なお、作業指示テーブル20Gに登録された作業予定時間は、適宜変更が可能とされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、新規の物品の仕様と似た仕様を持つ過去の物品の作業実績時間から、新規の物品に関する作業予定時間が算出される。このため、作業予定時間の精度が向上し、作業実績時間の妥当性を適切に判断することができる。
なお、上記各実施形態においては、作業工程用発信器を工程ラベルに貼付する場合について説明したが、各作業工程で使用する工具等に貼付しておいてもよい。この場合、作業工程の変更に伴う工程ラベルの持ち替えを作業者が意識する必要がなく、作業者への負担を軽減することができる。
また、上記各実施形態においては、作業実績管理プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
また、上記各実施形態として作業実績管理装置及び方法を例示して説明した。各実施形態は、作業実績管理装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。各実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記各実施形態で説明した作業実績管理装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記各実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記各実施形態では、プログラムを実行することにより、各実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。各実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、
前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得する取得部と、
前記取得部により取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付ける対応付け部と、
前記対応付け部により対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する収集部と、
を備えたことを特徴とする作業実績管理装置。
(付記2)
前記収集部により収集された、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録した作業実績テーブルを更に備え、
前記収集部は、前記作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録することを特徴とする付記1に記載の作業実績管理装置。
(付記3)
前記作業実績テーブルに登録された内容に基づいて、作業者毎の作業実績を表す表示画面を生成する生成部と、
前記生成部により生成された表示画面を表示する表示部と、
を更に備えたことを特徴とする付記2に記載の作業実績管理装置。
(付記4)
予め作成された複数の作業指示情報であって、各々が作業場所、物品、作業工程、及び作業予定時間を含む複数の作業指示情報を登録した作業指示テーブルを更に備え、
前記収集部は、前記作業実績テーブルに登録された作業実績時間と、前記作業指示テーブルに登録された作業予定時間との差異を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録することを特徴とする付記2又は3に記載の作業実績管理装置。
(付記5)
前記作業実績テーブルに登録された複数の物品と、前記複数の物品の各々の仕様とを対応付けて登録した物品仕様テーブルと、
前記物品仕様テーブルから、新規の物品に関して指定された仕様に対応する複数の物品を示す情報を取得し、前記作業実績テーブルから、前記複数の物品の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出する算出部と、
を更に備えたことを特徴とする付記4に記載の作業実績管理装置。
(付記6)
前記算出部は、前記作業工程毎の作業実績時間の平均値を、前記新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、前記作業指示テーブルに登録することを特徴とする付記5に記載の作業実績管理装置。
(付記7)
前記作業者用発信器は、作業者により所持され、前記作業者識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であり、
前記物品用発信器は、物品又は物品と共に移動する作業指示書に貼付され、前記物品識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であり、
前記作業工程用発信器は、作業工程を表すラベルに貼付され、前記作業工程識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1項に記載の作業実績管理装置。
(付記8)
複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、を用いて、
前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得し、
前記取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付け、
前記対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業実績管理プログラム。
(付記9)
前記収集された、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録した作業実績テーブルを更に用いて、
前記収集された作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記8に記載の作業実績管理プログラム。
(付記10)
前記作業実績テーブルに登録された内容に基づいて、作業者毎の作業実績を表す表示画面を生成し、生成した表示画面を表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記9に記載の作業実績管理プログラム。
(付記11)
予め作成された複数の作業指示情報であって、各々が作業場所、物品、作業工程、及び作業予定時間を含む複数の作業指示情報を登録した作業指示テーブルを更に用いて、
前記作業実績テーブルに登録された作業実績時間と、前記作業指示テーブルに登録された作業予定時間との差異を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記9又は10に記載の作業実績管理プログラム。
(付記12)
前記作業実績テーブルに登録された複数の物品と、前記複数の物品の各々の仕様とを対応付けて登録した物品仕様テーブルを更に用いて、
前記物品仕様テーブルから、新規の物品に関して指定された仕様に対応する複数の物品を示す情報を取得し、前記作業実績テーブルから、前記複数の物品の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出する、
ことを特徴とする付記11に記載の作業実績管理プログラム。
(付記13)
前記作業工程毎の作業実績時間の平均値を、前記新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、前記作業指示テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記12に記載の作業実績管理プログラム。
(付記14)
複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、を用いて、
前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得し、
前記取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付け、
前記対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする作業実績管理方法。
(付記15)
前記収集された、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録した作業実績テーブルを更に用いて、
前記収集された作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記14に記載の作業実績管理方法。
(付記16)
前記作業実績テーブルに登録された内容に基づいて、作業者毎の作業実績を表す表示画面を生成し、生成した表示画面を表示部に表示させる、
ことを特徴とする付記15に記載の作業実績管理方法。
(付記17)
予め作成された複数の作業指示情報であって、各々が作業場所、物品、作業工程、及び作業予定時間を含む複数の作業指示情報を登録した作業指示テーブルを更に用いて、
前記作業実績テーブルに登録された作業実績時間と、前記作業指示テーブルに登録された作業予定時間との差異を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記15又は16に記載の作業実績管理方法。
(付記18)
前記作業実績テーブルに登録された複数の物品と、前記複数の物品の各々の仕様とを対応付けて登録した物品仕様テーブルを更に用いて、
前記物品仕様テーブルから、新規の物品に関して指定された仕様に対応する複数の物品を示す情報を取得し、前記作業実績テーブルから、前記複数の物品の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出する、
ことを特徴とする付記17に記載の作業実績管理方法。
(付記19)
前記作業工程毎の作業実績時間の平均値を、前記新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、前記作業指示テーブルに登録する、
ことを特徴とする付記18に記載の作業実績管理方法。
(付記20)
複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、を用いて、
前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得し、
前記取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付け、
前記対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する、
処理をコンピュータに実行させる作業実績管理プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
10A、10B作業実績管理装置
12 取得部
14 対応付け部
16 収集部
18 生成部
20 記憶部
20A 作業場所テーブル
20B 作業者テーブル
20C 物品テーブル
20D 作業工程テーブル
20E 検知時刻管理テーブル
20F 作業実績テーブル
20G 作業指示テーブル
20H 物品仕様テーブル
22 表示部
22A 作業実績画面
22B 仕様指定画面
24 算出部
30、30A〜30C セル
32、32A〜30C アンテナ
34、34A〜34C 作業者
35、35A〜35C 作業者用発信器
36、36A〜36C 工程ラベル
37、37A〜37C 作業工程用発信器
38、38A〜38C 物品
39、39A〜39C 物品用発信器
40A、40B コンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
44 入出力装置
45 R/W部
46 通信I/F
47 バス
48 記憶媒体
50A、50B 作業実績管理プログラム
52 取得プロセス
54 対応付けプロセス
56 収集プロセス
58 生成プロセス
60 算出プロセス
90 セル組立

Claims (5)

  1. 複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
    複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
    複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
    複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、
    前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付ける対応付け部と、
    前記対応付け部により対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集する収集部と、を備え
    前記収集部により収集された、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録した作業実績テーブルを更に備え、
    前記収集部は、前記作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録し、
    予め作成された複数の作業指示情報であって、各々が作業場所、物品、作業工程、及び作業予定時間を含む複数の作業指示情報を登録した作業指示テーブルと、
    前記作業実績テーブルに登録された複数の物品と、前記複数の物品の各々の仕様とを対応付けて登録した物品仕様テーブルと、
    前記物品仕様テーブルから、新規の物品に関して指定された仕様に対応する複数の物品を示す情報を取得し、前記作業実績テーブルから、前記複数の物品の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出する算出部と、を更に備え、
    前記算出部は、前記作業工程毎の作業実績時間の平均値を、前記新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、前記作業指示テーブルに登録する
    とを特徴とする作業実績管理装置。
  2. 前記作業実績テーブルに登録された内容に基づいて、作業者毎の作業実績を表す表示画面を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された表示画面を表示する表示部と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の作業実績管理装置。
  3. 記収集部は、前記作業実績テーブルに登録された作業実績時間と、前記作業指示テーブルに登録された作業予定時間との差異を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録することを特徴とする請求項又はに記載の作業実績管理装置。
  4. 前記作業者用発信器は、作業者により所持され、前記作業者識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であり、
    前記物品用発信器は、物品又は物品と共に移動する作業指示書に貼付され、前記物品識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であり、
    前記作業工程用発信器は、作業工程を表すラベルに貼付され、前記作業工程識別情報を含むビーコン信号を発信する発信器であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の作業実績管理装置。
  5. 複数の作業場所の各々に設置されたアンテナの各々を個別に特定するアンテナ識別情報の各々を、前記複数の作業場所の各々に対応付けて登録した作業場所テーブルと、
    複数の作業者用発信器の各々を個別に特定する作業者識別情報の各々を、複数の作業者の各々に対応付けて登録した作業者テーブルと、
    複数の物品用発信器の各々を個別に特定する物品識別情報の各々を、複数の物品の各々に対応付けて登録した物品テーブルと、
    複数の作業工程用発信器の各々を個別に特定する作業工程識別情報の各々を、複数の作業工程の各々に対応付けて登録した作業工程テーブルと、を用いて、
    前記アンテナの各々について、前記複数の作業者用発信器のうち近接する作業者用発信器の作業者識別情報、前記複数の物品用発信器のうち近接する物品用発信器の物品識別情報、及び前記複数の作業工程用発信器のうち近接する作業工程用発信器の作業工程識別情報の各々を検知した検知時刻を取得し、
    前記取得された検知時刻に基づいて、同一のアンテナで検知された作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報と、前記同一のアンテナのアンテナ識別情報とを対応付け、
    前記対応付けられたアンテナ識別情報、作業者識別情報、物品識別情報、及び作業工程識別情報に基づいて、前記作業場所テーブル、前記作業者テーブル、前記物品テーブル、及び前記作業工程テーブルを検索することにより、前記複数の作業者の各々について、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報を収集し、かつ、前記検知時刻に基づいて、作業工程毎の開始と終了の時刻を収集
    収集された、作業場所、物品、及び作業工程を示す情報、及び作業工程毎の開始と終了の時刻を作業者毎に登録した作業実績テーブルを更に用いて、
    前記作業工程毎の開始と終了の時刻から算出される作業実績時間を作業者毎に前記作業実績テーブルに登録し、
    予め作成された複数の作業指示情報であって、各々が作業場所、物品、作業工程、及び作業予定時間を含む複数の作業指示情報を登録した作業指示テーブルと、
    前記作業実績テーブルに登録された複数の物品と、前記複数の物品の各々の仕様とを対応付けて登録した物品仕様テーブルと、を更に用いて、
    前記物品仕様テーブルから、新規の物品に関して指定された仕様に対応する複数の物品を示す情報を取得し、前記作業実績テーブルから、前記複数の物品の各々についての作業工程毎の作業実績時間を取得し、取得した作業実績時間を作業工程毎に集計した結果に基づいて、作業工程毎に作業実績時間の平均値を算出し、
    前記作業工程毎の作業実績時間の平均値を、前記新規の物品の作業工程毎の作業予定時間として、前記作業指示テーブルに登録する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業実績管理プログラム。
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