JP6857865B2 - 理容美容用ケープ - Google Patents

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Description

本発明は、美容院や理髪店等において、ヘアカットや洗髪などを行なう際、服の汚れを防ぐために着用する理容美容用ケープに関する。
ヘアカットや洗髪などを行なう際、服の汚れを防ぐために着用する理容美容用ケープは、一般に、前布と後布からなる布地の上部中央に、首を通すための円形開口部を設けて襟部とし、その襟部の両端、或は後布の中央縦方向に設けた重ね合わせ部を、面ファスナにより留めるように構成されている。また、袖付きのケープでは、袖部が、前布と後布の上部の両側に袖部が縫着される(下記特許文献1を参照)。
ところで、この種の理容美容用ケープは、上記のように、通常、襟部の重ね合わせ部分を留めるために、面ファスナが襟部に設けられており、面ファスナは、通常、フック状に起毛したフック状起毛部と、ループ状に起毛したループ状起毛部とを設けて構成される。
美容院や理髪店において、理容美容用ケープは、ヘアカットや洗髪などを行なう際、顧客に着用させ、首の部分にケープの襟部を装着させ、襟部の両側に設けた、面ファスナのフック状起毛部とループ状起毛部を、押し付けて貼り付かせ、襟部を閉じるように使用される。
特開平11−318561号公報
しかしながら、面ファスナのフック状起毛部とループ状起毛部は、その表面に糸くずなどが付着しやすく、特に、髪をカットしたとき、カットした髪の毛が付着しやすい。また、面ファスナを止めて、フック状起毛部とループ状起毛部が重ね合わされた状態であっても、その隙間からカットした髪の毛が襟部の面ファスナの内側に入り、フック状起毛部またはループ状起毛部に付着する。
このため、理容美容用ケープを繰り返し使用すると、頻繁に洗濯をした場合であっても、面ファスナの表面に付着した髪の毛や糸くずは落ちにくくなり、襟部の汚れが目立つようになる。このため、理容美容用ケープを清潔な状態で長く使用したい場合、面ファスナの表面に付いた髪の毛や糸くずを、こまめに取り除く必要があった。
また、面ファスナのフック状起毛部またはループ状起毛部に多くの髪の毛や糸くずが付着すると、面ファスナの吸着力が下がり、面ファスナの付着力が低下する。このため、理容美容用ケープを繰り返し使用すると、面ファスナの付着状態が不安定となり、襟部の留め具合が不完全になりやすい課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、襟部を良好に留めることができ、且つ髪の毛などの付着を防止して、清潔に使用することができる理容美容用ケープを提供することを目的とする。
本発明に係る理容美容用ケープは、
防水性の前布と後布の両側上部間に袖部が縫着され、該前布、該後布、該袖部の上部中央に、円形開口部が形成されるとともに、該円形開口部の周縁に縁部を折り曲げて縫着した合わせ部付きの襟部が、形成された理容美容用ケープにおいて、
該合わせ部は該後布に設けられ、
該合わせ部は、縦に2分割された該後布の上部と該襟部に設けられてなる、外側合わせ部と内側合わせ部とを備え、
該襟部の該外側合わせ部の内側端部に小鉤が取り付けられ、該襟部の該内側合わせ部外側端部近傍から該後布の上部にかけて、長尺の梯子テープが取り付けられ、
該小鉤は、小判状本体が該外側合わせ部側に取付基部を突設して合成樹脂により一体成形され、該小判状本体の先端に、舌状先端部が該外側合わせ部から離れる方向に斜めに曲げて設けられ、該取付基部の該外側合わせ部側にシート状のベース部が固定され、基布が該小判状本体と該ベース部の間の、該ベース部上に取着され、
該小鉤は、該基布が該襟部の該外側合わせ部の該内側端部に縫着され、
該梯子テープは、間隔をあけて配置した2本のテープ状ベース布間に、1本のモノフィラメント糸を、往復して円弧を描き連続して掛け渡すように縫い付けて構成され、
該梯子テープは、該テープ状ベース布が該後布の上部に縫着され、
該小鉤を該梯子テープの該モノフィラメント糸の任意の位置に掛け留めして、該襟部の合わせ部を留めることを特徴とする。
この理容美容用ケープによれば、着用者にケープを装着し、その襟部の合わせ部を留める際、小鉤を持って梯子テープのモノフィラメント糸に合せ、引っ掛けるように留めれば、襟部の合わせ部を、所望の留め具合と閉じ具合で、簡単に留めることができる。また、梯子テープや小鉤は、髪の毛や糸くずが、面ファスナに比して遥かに付着しにくく、清潔に長期間使用することができる。
また、小鉤は、小判状本体がその下側に取付基部を突設して、合成樹脂で一体成形され、取付基部の下側にシート状のベース部を固定し、基布が小判状本体とベース部の間の、ベース部上に取着されて構成されるので、基布を襟部の端部に縫着することにより、襟部に小鉤を容易に且つ適正に取り付けることができる。
また梯子テープは、間隔をあけて配置した2本のテープ状ベース布間に、1本または2本のモノフィラメント糸を、往復して円弧を描き連続して掛け渡すように縫い付けて構成されるので、テープ状ベース布間に、多数のモノフィラメント糸を掛け渡した形態の梯子テープを、容易に効率良く製造することができ、ベース布をケープに簡単に縫着することができる。また、小鉤を梯子テープのモノフィラメント糸に、容易に引っ掛けて留めることができ、使用による劣化が少なく、梯子テープを長期間使用することができる。また、梯子テープは、糸くずや髪の毛の付着が面ファスナに比して遥かに少なく、衛生的に清潔に長期間使用することができる。
ここで、上記襟部には、周縁部に沿ってゴムテープを通して配設することが好ましい。これにより、襟部の端部の小鉤を持って引いたとき、ゴムテープが伸びて襟部の収縮方向にゴム弾性を生じさせることができるので、その状態で、小鉤を梯子テープに掛けとめれば、襟部の合わせ部を、首との間に隙間を作らずにぴったり留めることができ、容易に且つ確実に襟部を留めることができる。
また、上記梯子テープは、襟部から斜め下方に向けて傾斜して上記後布に縫着することが好ましい。これによれば、外側合わせ部の小鉤を、一層簡単に梯子テープに留めることができ、襟部を着用者の首の周りに隙間なく且つ緩やかに装着することができる。
この発明の理容美容用ケープによれば、襟部を着用者の首部に、良好に留めることができ、髪の毛などの付着を防止して、清潔に使用することができる。
本発明の一実施形態を示す理容美容用ケープの全体構成図である。 同理容美容用ケープの正面から見た上部拡大斜視図である。 合わせ部を外した状態の正面から見た部分斜視図である。 合わせ部を外した状態の背面から見た部分斜視図である。 外側合わせ部の内側から見た部分拡大斜視図である。 内側合わせ部の外側から見た部分拡大斜視図である。 小鉤を梯子テープに引っ掛けた状態の拡大断面図である。 (a)小鉤の平面図、(b)はその断面図である。 (a)は小鉤を梯子テープに留める際の背面図、(b)は小鉤を梯子テープに留めた状態の背面図である。 他の実施形態を示す理容美容用ケープの構成図である。 同理容美容用ケープの背面図である。 合わせ部を外した状態の背面から見た部分背面斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は理容美容用ケープの全体構成図を示している。この理容美容用ケープは、撥水性の前布1、後布2、及び袖部3を有し、図2のように、前布1と後布2と袖部3の上部中央に円形開口部7が形成され、円形開口部7の周縁部に、合わせ部5付きの襟部6が形成されて構成される。
理容美容用ケープは、前布1と後布2の上部に袖部3が縫着され、後布2は縦に二分割されて、後ろ開きのケープとされ、後布2に合わせ部5が形成されている。前布1、後布2、袖部3、及び襟部6の布地は、例えばナイロンタフタなどの撥水性を有する布地から形成される。ケープ布地は、ナイロンタフタのほか、撥水性を有するポリエステルタフタ、ポリエステルトリコットの布地から形成することもできる。
撥水性を有するケープ布地の使用により、水などの液体がケープに付着したときの、染込みなどを防止することができる。また、ナイロンタフタやポリエステルタフタには、生地の表面に凹凸を付ける皺加工を施すことができ、皺加工により生地の表面に凹凸を付け、これによって、カットした髪の毛がケープ表面に密着しにくくし、髪の毛を落とし易くすることができる。
また、ケープを洗髪などに使用する場合、前布1、後布2、袖部3、及び襟部6には、防水性布を使用することが好ましい。防水性布には、例えばポリエステルトリコットの表面に薄いポリエチレンフィルムをラミネートしたもの、或いは、ポリエステルトリコットの表面に合成樹脂層をコーティングした布地を使用することができる。
理容美容用ケープは、前布1、後布2、左右の袖部3が、図1に示すように、縫着して構成され、その上端部中央に、図2に示す円形開口部7が形成される。その円形開口部7は、後布2の縦方向の分離によって開口可能であり、後開きの襟部6が上端部中央に形成される。襟部6は、円形開口部7の周縁の縁部を縫着して形成され、襟部6内に細いゴムテープ8が挿通され、襟部6の一方の端部を持って引いたとき、適度な弾性収縮力を生じさせるようになっている。
なお、襟部6のゴムテープ8は、後述の梯子テープ20を縫着する箇所の襟部は除いて配設され、梯子テープ20がゴムテープ8により変形しないようになっている。また、襟部6の幅は、例えば10mm程度と細く形成され、合わせ部5を合せて留めたとき、襟部6の立ち上がりを抑え、カット鋏の邪魔にならないようにしている。
上記のように、後開きのケープでは、後布2が縦に二分割され、図3,4の如く、襟部6の後部が開口して形成され、そこに合わせ部5が形成される。襟部6の合わせ部5の一方には外側合せ部5aが形成され、他方の合わせ部5に内側合せ部5bが形成される。
外側合せ部5aと内側合わせ部5bとからなる合わせ部5は、内側合わせ部5bの外側に外側合せ部5aを合せるように留められるが、合わせ部5を留めるために、小鉤10と梯子テープ20が合わせ部5近傍に縫着され、小鉤10を梯子テープ20の任意の位置に引っ掛けて、合わせ部5を留めるように構成される。
すなわち、図3,4に示す如く、合わせ部5には、その開口を合せて留めるために、襟部6の外側合せ部5aの内側に小鉤10が縫着され、襟部6の内側合せ部5bの外側に梯子テープ20が縫着される。小鉤10と梯子テープ20は、小鉤10を梯子テープ20の任意の位置に、容易に引っ掛けて留めることができる構造となっている。
図8に示すように、小鉤10は小判型の小判状本体11を有して形成され、小判状本体11は、下側に取付基部12を突設して硬質合成樹脂により一体成形される。硬質合成樹脂としては、十分な強度を有しばね状弾性に優れた、例えばポリアセタール樹脂(POM)を使用することができる。図8に示す如く、小判状本体11は取付基部12上に、略水平前方に突出すように一体形成され、小判状本体11の先端には、舌状先端部11aが平面から斜め上方に向くようにやや曲げて形成される。これにより、小鉤10は、小判状本体11を梯子テープ20のモノフィラメント糸22に引っ掛けやすい形状となっている。
小判状本体11の下側には、図8に示すように、取付基部12によって空間が形成され、小判状本体11の下側の空間に、梯子テープ20のモノフィラメント糸22が挿入されて、容易に留めることができる。さらに、取付基部12の下側に、板状のベース部13が固定される。ベース部13は小判状本体11と同様な硬質合成樹脂により成形され、取付基部12の下側に、熱融着によりまたは接着剤により固着される。
ベース部13の固着工程では、長方形状の基布14がベース部13の上側つまり小判状本体11とベース部13との間に取着される。これにより、小鉤10は、図8に示す如く、ベース部13の上に基布14が取着され、取付基部12が基布14を貫通し、ベース部13上に、取付基部12を介して小判状本体11が水平に固定される。
このような構成の小鉤10は、図5に示すように、襟部6の合わせ部5の外側合わせ部5aの内側に、その基布14を縫い付けて縫着される。この縫着は、小鉤10の基布14を、襟部6の外側合わせ部5aの内側に縫い合わせて行われ、これにより、小鉤10のベース部13が襟部6または後布2と基布14間に挟まれ、容易に脱落しない状態で、確実に取着される。
梯子テープ20は、図6、7に示すように、2本のテープ状ベース布21を、適当な間隔をおいて平行に配置し、1対のテープ状ベース布21間に、モノフィラメント糸22を掛け渡すように、縫着して構成される。テープ状ベース布21は、比較的太い合成繊維糸を、帯状に編んで形成され、これにより、モノフィラメント糸22をテープ状ベース布21に対し、容易に編み込むことができる構成となっている。
モノフィラメント糸22には、例えばナイロン、ポリエチレンテレフタレートなどの単繊維糸を使用することが好ましい。このようなモノフィラメント糸22は、適度な剛性を有する太さをもち、両側のテープ状ベース布21間に、円弧を描いて掛け渡すように、1本または2本の糸が長尺のベース布間を往復して縫い付けられる。1対のテープ状ベース布21の間隔、つまりモノフィラメント糸22の掛け渡し長さは、小鉤10の小判状本体11の幅の約1.5倍程度に形成され、小鉤10を梯子テープ20のモノフィラメント糸22に容易に引っ掛けることができるようになっている。
このような梯子テープ20は、図6に示すように、後布2の合わせ部5における、内側合わせ部5bの外面において、両側のテープ状ベース布21が、襟部6の下部から斜め下方に向けて傾斜して、後布2の外側面に縫着される。後布2に縫着された梯子テープ20のモノフィラメント糸22は、後布2上に僅かに浮いた状態で配設され、容易に小鉤10を引っ掛け得る状態となる。
梯子テープ20のモノフィラメント糸22は、それ自体が糸くずや髪の毛の付着しにくい単繊維糸であり、連続する1本或いは2本の単繊維糸が連続してテープ状ベース布21間に織り込まれているため、糸の端部は表面に現れず、糸くずや髪の毛が非常に付着しにくい。このように、梯子テープ20のモノフィラメント糸22は、テープ状ベース布21の間を掛け渡すように連続して編み込まれ、面ファスナのように糸の端部やループが現れないため、糸くずや髪の毛が付着しにくい形態となっている。
上記構成の理容美容用ケープは、美容院や理髪店等で、ヘアカットなどの際に使用される。着用の際には、後布2の合わせ部5を、開いた状態で、着用者の腕を袖部3に通して着用し、その後、襟部6を着用者の首の周りに沿わせ、図9のように、襟部6の合わせ部5における、小鉤10付きの外側合わせ部5aを持って、他方の内側合わせ部5bの上に重ね合わせるようにする。
このとき、外側合わせ部5aを持って少し斜め下方に引くようにし、その状態で、小鉤10の小判状本体11を、梯子テープ20の任意の位置に引っ掛ける。これにより、図9に示す如く、小鉤10の小判状本体11が梯子テープ20のモノフィラメント糸22に引っ掛けられる。
このとき、使用者は小鉤10を斜め下方に少し引いて、着用者の肩に近い後布2の上部に位置する梯子テープ20に、外側合わせ部5a内側の小鉤10を引っ掛けるので、非常に簡単に小鉤10を掛けることができる。また、このとき、襟部6に入れたゴムテープ8の作用により、小鉤10が襟部6を開く側に弱く引かれて付勢されるので、小鉤10は長尺の梯子テープ20における任意の位置に、簡単に係止され、保持されることとなる。
このような襟部6の合わせ部5における、梯子テープ20への小鉤10の引っ掛けにより、図9(b)に示すごとく、ケープの襟部6は、着用者の首部に隙間なくぴったりと装着される。また、小鉤10は、小判状本体11を有し、小判状本体11は、長尺の梯子テープ20上における何れの箇所のモノフィラメント糸22でも、簡単に引っ掛けることができるため、襟部6と着用者の首部の装着状態に合せて襟部6の合わせ部5を簡単に留めることができる。
また、理容師や美容師が着用者の髪をカットする際、図9(b)に示すように、襟部6は、細く立ち上がり部分を生じずに、着用者の首部にぴったり装着されるので、カットハサミが襟部6に当たることがなく、理容師や美容師は襟部6を気にすることなく、髪のカットを良好に行うことができる。
襟部6の合わせ部5を外す場合、小鉤10付きの外側合わせ部5aを持って、斜め方向に少し引けば、襟部6は少し伸びるので、小鉤10の小判状本体11が梯子テープ20のモノフィラメント糸22から外れ、襟部6の合わせ部5を容易に外すことができる。
このように、上記構成の理容美容用ケープは、その襟部6の合わせ部5を留める際、小鉤10を持って梯子テープ20の任意の位置に合せ、引っ掛けるように留めれば、襟部6の合わせ部5を、所望の留め具合と閉じ具合で、簡単に留めることができる。また、小鉤10に髪の毛や糸くずが付着しないことは勿論のこと、梯子テープ20にも髪の毛や糸くずは付着しにくく、面ファスナを用いたものに比して、遥かに清潔に長期間使用することができる。
図10〜図12は、他の実施形態の理容美容用ケープを示している。この理容美容用ケープは、図10に示すように、袖なしタイプのケープであり、前布31と後布32、33から構成される。撥水性または防水性の前布31と後布32、33の上部中央に、円形開口部37が形成され、円形開口部37の周縁に、テープ状の布地を被覆した、合わせ部付きの襟部36が形成される。襟部36には、上記と同様、細いゴムテープ38が挿入される。
図11に示すように、前布31と後布32、33は上部で連続し、後布32、33は円形開口部37から縦に二分割されて、後ろ開きのケープとされ、後布32、33の襟部36近傍に、合わせ部35が形成される。図12に示すように、襟部近傍の合わせ部35の一方には、外側合わせ部35aが形成され、他方の合わせ部35に内側合わせ部35bが形成される。
外側合せ部35aと内側合わせ部35bとからなる合わせ部35は、内側合わせ部35bの外側に外側合せ部35aを合せるように留められる。合わせ部35を留めるために、上記と同様、図6〜8に示す小鉤10と梯子テープ20が縫着され、小鉤10を梯子テープ20の任意の位置に引っ掛けて留めるように構成される。
図12に示すように、合わせ部35には、その開口を合せて留めるために、襟部36の外側合わせ部35aの内側に小鉤10が縫着され、襟部36の内側合わせ部35bの外側に、長尺の梯子テープ20が縫着される。小鉤10は、長尺の梯子テープ20における任意の位置に、簡単に引っ掛けて留めることができる。
小鉤10は、上記と同様、小判型の小判状本体11を有して形成され、小判状本体11は、下側に取付基部12を突設して硬質合成樹脂により一体成形される。小判状本体11は取付基部12上に、略水平前方に突出すように一体形成され、小判状本体11の先端には、舌状先端部11aが平面から斜め上方に向くようにやや曲げて形成され、小判状本体11を梯子テープ20のモノフィラメント糸22に引っ掛けやすくしている。小鉤10は、襟部36の外側合せ部35aの内側に縫着される。
梯子テープ20は、上記と同様、図6、7に示すように、2本のテープ状ベース布21を、適当な間隔をおいて平行に配置し、1対のテープ状ベース布21間に、モノフィラメント糸22を掛け渡すように、編み込んで構成される。このような梯子テープ20は、図12に示すように、後布32の合わせ部35における、内側合わせ部35bの外面に、襟部36から斜め下方に向けて傾斜するように、両側のテープ状ベース布21が、後布32の外側面に縫着される。
上記構成の理容美容用ケープは、使用時、着用者に装着し、襟部36の合わせ部35における、小鉤10付きの外側合わせ部35aを持って、他方の内側合わせ部35bの上に重ね合わせるようにし、外側合わせ部35aを持って少し斜め下方に引くようにし、小鉤10の小判状本体11を、梯子テープ20の任意の位置に引っ掛ける。
このとき、小鉤10の小判状本体11が梯子テープ20のモノフィラメント糸22に引っ掛けられ、また、襟部6に入れたゴムテープ8の作用により、小鉤10が襟部6を開く側に弱く引かれて付勢され、これにより、小鉤10は長尺の梯子テープ20における任意の位置に、簡単に係止され、保持される。
1 前布
2 後布
3 袖部
5 合わせ部
5a 外側合わせ部
5b 内側合わせ部
6 襟部
7 円形開口部
8 ゴムテープ
10 小鉤
11 小判状本体
11a 舌状先端部
12 取付基部
13 ベース部
14 基布
20 梯子テープ
21 テープ状ベース布
22 モノフィラメント糸
31 前布
32 後布
35 合わせ部
35a 外側合わせ部
35b 内側合わせ部
36 襟部
37 円形開口部
38 ゴムテープ

Claims (4)

  1. 防水性の前布と後布の両側上部間に袖部が縫着され、該前布、該後布、該袖部の上部中央に、円形開口部が形成されるとともに、該円形開口部の周縁に縁部を折り曲げて縫着した合わせ部付きの襟部が、形成された理容美容用ケープにおいて、
    該合わせ部は該後布に設けられ、
    該合わせ部は、縦に2分割された該後布の上部と該襟部に設けられてなる、外側合わせ部と内側合わせ部とを備え、
    該襟部の該外側合わせ部の内側端部に小鉤が取り付けられ、該襟部の該内側合わせ部外側端部近傍から該後布の上部にかけて、長尺の梯子テープが取り付けられ、
    該小鉤は、小判状本体が該外側合わせ部側に取付基部を突設して合成樹脂により一体成形され、該小判状本体の先端に、舌状先端部が該外側合わせ部から離れる方向に斜めに曲げて設けられ、該取付基部の該外側合わせ部側にシート状のベース部が固定され、基布が該小判状本体と該ベース部の間の、該ベース部上に取着され、
    該小鉤は、該基布が該襟部の該外側合わせ部の該内側端部に縫着され、
    該梯子テープは、間隔をあけて配置した2本のテープ状ベース布間に、1本のモノフィラメント糸を、往復して円弧を描き連続して掛け渡すように縫い付けて構成され、
    該梯子テープは、該テープ状ベース布が該後布の上部に縫着され、
    該小鉤を該梯子テープの該モノフィラメント糸の任意の位置に掛け留めして、該襟部の合わせ部を留めることを特徴とする理容美容用ケープ。
  2. 前記襟部の周縁部に沿ってゴムテープが挿通されたことを特徴とする請求項1記載の理容美容用ケープ。
  3. 前記梯子テープは、前記襟部から斜め下方に向けて、前記後布に縫着されたことを特徴とする請求項1記載の理容美容用ケープ。
  4. 防水性の前布と後布の上部中央に、円形開口部が形成されるとともに、該後布の略中央上端部に合わせ部が設けられ、該円形開口部の周縁に縁部を折り曲げて縫着した合わせ部付きの襟部が、形成されてなる理容美容用ケープにおいて、
    該合わせ部は、縦に2分割された該後布の上部と該襟部に設けられてなる、外側合わせ部と内側合わせ部とを備え、
    該襟部の該外側合わせ部の内側端部に小鉤が取り付けられ、該襟部の該内側合わせ部外側端部近傍から該後布の上部にかけて、長尺の梯子テープが取り付けられ、
    該小鉤は、小判状本体が該外側合わせ部側に取付基部を突設して合成樹脂により一体成形され、該小判状本体の先端に、舌状先端部が該外側合わせ部から離れる方向に斜めに曲げて設けられ、該取付基部の該外側合わせ部側にシート状のベース部が固定され、基布が該小判状本体と該ベース部の間の、該ベース部上に取着され、
    該小鉤は、該基布が該襟部の外側合わせ部の該内側端部に縫着され、
    該梯子テープは、間隔をあけて配置した2本のテープ状ベース布間に、1本のモノフィラメント糸を、往復して円弧を描き連続して掛け渡すように縫い付けて構成され、
    該梯子テープは、該テープ状ベース布が該後布の上部に縫着され、
    該小鉤を該梯子テープの該モノフィラメント糸の任意の位置に掛け留めして、該襟部の合わせ部を留めることを特徴とする理容美容用ケープ。
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