JP3177791U - ヘアダイ用ケープ - Google Patents

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Abstract

【課題】染毛剤などの薬品が付着した際にも簡単に除去することができ、涼しく着用することができるヘアダイ用ケープを提供する。
【解決手段】ヘアダイ用ケープは、防水性の前布1、後布、袖部3を有し、前布1、後布、袖部3の上部中央に円形開口部が形成され、円形開口部の周縁にテープ状の布地を被覆した襟部6が形成されて構成される。前布1の上前身頃部1aにその前布の布地に代えて網地が縫着される。網地を覆うようにカバー布5がその上縁部と左右両側の側縁部を縫着される。前布1、後布、袖部3、及びカバー布5は、ポリエステルトリコットを基布として、基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートして形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、美容院や理髪店等において、主にヘアダイを行なって染毛する際、服の汚れを防ぐために着用するヘアダイ用ケープに関する。
美容院や理髪店等で使用する洗髪用ケープは、一般に、前布と後布からなる布地の上部中央に、首を通すための円形開口部を設けて襟部とし、その襟部の両端、或は後布の中央縦方向に設けた重ね合わせ部を、面ファスナ等により止めるように構成されている。また、洗髪用ケープは、洗髪に使用されて濡れる可能性が大きいため、防水性布が一般に使用される。
しかし、このような洗髪用ケープは、使用時、洗髪する着用者の体を上から覆うように被せ、開口された襟部或は後布の開口両端を、面ファスナなどで止めて着用するが、洗髪用ケープの布地は通常、防水布で形成され、着用者を上からすっぽり覆うように着用するため、着用者自身の汗や熱が外部に通して発散しにくく、梅雨時や夏期などには、着用者に蒸し暑い思いをさせる問題があった。
そこで、本出願人は、従来、下記特許文献1により、着用者の蒸し暑さを低減するようにした洗髪用ケープを提案した。
特開平11−318561号公報
この洗髪用ケープは、美容院などにおいて、洗髪の際だけではなく、ヘアダイにより髪を染める際にも使用される場合があり、ヘアダイにこの種の洗髪用ケープを使用すると、染毛剤(脱色剤、ヘアカラー液など)が洗髪用ケープに付着する。しかし、ヘアダイに使用される染毛剤には強力な酸化剤やアルカリ剤などの薬品が含まれるため、染毛剤が洗髪用ケープに付着すると、ケープ生地が変色しやすいという課題があった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、染毛剤などの薬品が付着した際にも簡単に除去することができ、涼しく着用することができるヘアダイ用ケープを提供することを目的とする。
本考案に係るヘアダイ用ケープは、防水性の前布と後布の両側上部間に袖部が縫着され、該前布、該後布、該袖部の上部中央に円形開口部が形成され、該円形開口部の周縁にテープ状の布地を被覆した襟部が形成されてなるヘアダイ用ケープにおいて、該前布の上前身頃部に該前布の布地に代えて網地が縫着され、該網地を覆うようにカバー布がその上縁部と左右両側の側縁部を縫着され、該前布、該後布、該袖部、及び該カバー布が、ポリエステルトリコットを基布として、該基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートして形成されたことを特徴とする。
このヘアダイ用ケープによれば、前布、後布、袖部、及びカバー布が、ポリエステルトリコットを基布として、基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートしているため、染毛剤(脱色剤、ヘアカラー液)がヘアダイ用ケープに付着した場合でも、染毛剤を簡単にふき取ることができ、ケープ布地の変色を防止することができる。さらに、前布の上前身頃部に前布の布地に代えて網地が縫着されるので、カバー布により防水性を保持しながら、通気性が改善され、梅雨時や夏期などの長時間の着用であっても、内側の湿気や熱を外部に良好に発散させ、着用者は涼しく快適に着用することができる。
また、ケープの布地が、ポリエステルトリコットを基布として、基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートして形成されるので、従来の防水布に比して、通気性が向上し、着用者は涼しく快適に着用することができる。
ここで、上記ヘアダイ用ケープにおいては、上記前布、後布、袖部の上端部中央に円形開口部が形成され、該円形開口部の周囲に後開きの襟部が形成され、該襟部と後布の重ね合わせ部には、黒色の面ファスナを縫着することが好ましい。これによれば、襟部と後布の重ね合わせ部の面ファスナには、髪の毛などの汚れが付着しやすいが、その汚れの付着を目立たなくすることができる。
この考案のヘアダイ用ケープによれば、染毛剤などの薬品が付着した際にも簡単に除去することができ、着用者は涼しく快適に着用することができる。
本考案の一実施形態を示すヘアダイ用ケープの正面図である。 同ヘアダイ用ケープの平面図である。 同ヘアダイ用ケープの背面図である。 カバー布を破断した状態の正面図である。 カバー布を破断した状態の側面図である。 カバー布を破断した状態の拡大部分斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はヘアダイ用ケープの正面図を示し、図2はその平面図を示している。このヘアダイ用ケープは、防水性の前布1と後布2を有し、前布1と後布2の上部中央に円形開口部10が形成され、円形開口部10の周縁にテープ状の布地を被覆した襟部6が形成されて構成される。さらに、このヘアダイ用ケープは、前布1の上前身頃部1aにその前布1の布地に代えて網地4が縫着され、網地4を覆うようにカバー布5がその上縁部と左右両側の側縁部を縫着される。ケープ布地となる前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5は、ポリエステルトリコットを基布として、基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートして形成される。
すなわち、前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5は、防水性布で且つ髪が付着しにくい布から形成され、防水性布は、ポリエステルトリコットの表面に薄いポリエチレンフィルムをラミネートして形成される。基布となるポリエステルトリコットは軽く滑りにくく、伸縮性に富み、通気性も良好な布である。さらに、このポリエステルトリコットの基布の表面に、耐薬品性の良いポリエチレンフィルムがラミネートされ、防水性布とされる。
前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5の表面にラミネートされるポリエチレンフィルムには、例えば、高圧で重合した低密度ポリエチレンのフィルムが使用されるため、ポリエチレンフィルムは防水性を保持しながら、通気性を有するフィルムである。また、ポリエチレンフィルムは、耐薬品性に優れたフィルムであるため、使用時に、染毛剤(ヘアカラー液)がヘアダイ用ケープの前布1、後布2、袖部3、またはカバー布5に付着した場合でも、変色などは生じず、染毛剤を簡単にふき取ることができるようになっている。
カバー布を破断した状態の図4、5に示すように、前布1の上部つまり上前身頃部1aには、その前布1の布地に代えて、網地4が使用される。前布1と後布2は、その下部両側が共に縫着され、その前布1と後布2の上部間の両側に袖部3が縫着される。前布1の上前身頃部1aは網地4で形成されるため、網地4の両側に袖部3の側部が縫着されることになる。網地4には、例えばナイロンメッシュ、トリコットメッシュ等が使用される。後布2はその中央部で縦に2つに分離され、開口可能であり、その両端部に重ね合わせ部が形成される。
上記前布1、後布2、左右の袖部3を縫着した状態で、その上端部中央に円形開口部10が形成され、その円形開口部10は、後布2の縦方向の分離によって開口可能であり、後開きの襟部6が上端部中央に形成される。その襟部6は、円形開口部10の周縁にテープ状布7を縫着して形成され、図6に示すように、襟部6のテープ状布7は、前布1、後布2、左右の袖部3の上端部を巻き付けるように縫着し形成される。この襟部6のテープ状布は、上記の防水布と同様、ポリエステルトリコットの表面に薄いポリエチレンフィルムをラミネートした防水布から形成される。
更に、上記上前身頃部1aの網地4の上方には、カバー布5がその上前身頃部1aの網地4を上から空間をもって覆うように縫着される。このカバー布5は、その両側と上部を網地4の両側に縫い合わせ、その下部を開放し、空間と余裕をもたせて上前身頃部1aの上方に縫着される。
さらに、襟部6の開口端部と外側面に、面ファスナ8が取付けられ、後布2の重ね合わせ部の両端部にも面ファスナ9が縫付けられる。面ファスナ8、9には黒色の面ファスナが縫着される。通常、ヘアダイ用ケープの使用時、面ファスナには髪の毛が付着して汚れが目立ちやすいが、黒色の面ファスナ8、9を設けることにより、髪の毛が付着しても、汚れが目立たないようになっている。
また、従来のヘアダイ用ケープは、通常、黒色の防水布を用いて構成されていたが、本ヘアダイ用ケープは、表面のラミネートフィルムが耐薬品性に優れたポリエチレンフィルムをラミネートして形成されるので、染毛剤の脱色液やヘアカラー剤がケープに付着しても、それを簡単に拭き取ることができる。このため、、ケープの色は、黒色ではなく、白色や明るい有彩色とすることができ、着用者の気分や美容院の雰囲気を和らげることができる。
このように構成されたヘアダイ用ケープは、美容院や理髪店等で、主にヘアダイを行う際に使用されるが、着用の際には、襟部6と後布2の後中央を縦に開いた状態で、着用者の腕を袖部3に通して着用する。そして、襟部6の面ファスナ8を止め、更に、後布2の重ね合わせ部の面ファスナ9を止める。
ヘアダイ用ケープを着用した着用者は、通常、リクライニング状態の椅子の上で、仰向けになって毛染めを行なうが、このとき、網地4でできた上前身頃部1aは、着用者の胸部で上を向いて解放されている(カバー布5で覆われてはいるものの、カバー布5の下部が解放され開口している)から、その箇所から、良好に湿気や熱を発散させることができ、梅雨時や夏期においても、快適に着用することができる。
美容院などにおいて、ヘアダイにより髪を染める際、染毛剤(ヘアカラー液)の各種薬液を髪の毛に着けて、染毛を行なうので、ヘアダイ用の薬液が、ヘアダイ用ケープを構成する前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5に付着することがある。しかし、ケープの布1、後布2、袖部3、及びカバー布5は、基布の表面に、耐薬品性に優れたポリエチレンフィルムがラミネートされているため、染毛剤がヘアダイ用ケープに付着した場合でも、簡単に染毛剤を拭き取ることができ、また、染毛剤によってヘアダイ用ケープが変色することも防止することができる。
一方、上記のように、前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5は、防水性布で且つ髪が付着しにくいフィルムラミネート布から形成されるので、夏季などの気温上昇時に、美容院などでヘアダイ用ケープを長時間使用する場合、室内の空調温度によっては、やはり着用者には蒸し暑さが感じられやすい。
しかし、上前身頃部1aのカバー布5の下部が網地4を通して解放されることに加え、前布1、後布2、袖部3、及びカバー布5が、ポリエステルトリコットを基布とし、基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートしているため、従来の防水布に比して、防水性を保持しながら通気性が改善され、梅雨時や夏期などの長時間の着用であっても、内側の湿気や熱を外部に発散させ、着用者は涼しく快適に着用することができる。
さらに、網地4の上をカバー布5が覆うため、ヘアダイの薬液が衣服を汚すことを防止するとともに、このカバー布5は上に折り曲げることができるため、どうしても熱いような場合、カバー布5を上に折り曲げて、網地4を露出させれば、更に、良好に湿気や熱を発散させることができる。
1 前布
1a 上前身頃部
2 後布
3 袖部
4 網地
5 カバー布
6 襟部
7 テープ状布
8 面ファスナ
9 面ファスナ
10 円形開口部

Claims (2)

  1. 防水性の前布と後布の両側上部間に袖部が縫着され、該前布、該後布、該袖部の上部中央に円形開口部が形成され、該円形開口部の周縁にテープ状の布地を被覆した襟部が形成されてなるヘアダイ用ケープにおいて、
    該前布の上前身頃部に該前布の布地に代えて網地が縫着され、該網地を覆うようにカバー布がその上縁部と左右両側の側縁部を縫着され、
    該前布、該後布、該袖部、及び該カバー布が、ポリエステルトリコットを基布として、該基布の表面にポリエチレンフィルムをラミネートして形成されたことを特徴とするヘアダイ用ケープ。
  2. 前記前布、後布、袖部の上端部中央に円形開口部が形成され、該円形開口部の周囲に後開きの襟部が形成され、該襟部と該後布の重ね合わせ部に、黒色の面ファスナが縫着されたことを特徴とする請求項1記載のヘアダイ用ケープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014094100A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Wako Co Ltd 理容美容用ケープ
JP2016028667A (ja) * 2014-07-15 2016-03-03 株式会社Upper 理美容用肩掛カバー
US10226115B2 (en) 2015-12-18 2019-03-12 Wako Clothing Co., Ltd. Hairdressing cape

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