JP3211222U - 肩着 - Google Patents
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Abstract
【課題】入浴後などにおいて、整髪などを行う際に着用して上半身がはだけた状態を回避することが可能な吸水性に富んだ肩着を提供する。【解決手段】肩着1は、2枚の長尺の布体2、3が、長尺方向が左右方向を向き前後に並んだ状態で、且つ一方の布体2の上端と他方の布体3の下端とがつき合わさるように配備されていて、一方の布体2と及び他方の布体3とがつき合わさったライン上であって、布体2、3の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、一方の布体2の上端と他方の布体3の下端とが連結され、布体2、3の中央部が使用者の頭部を貫通させるための開口部5とされ、一方の布体2の下端と他方の布体3の上端とを連結可能とする締結具7が配設されている。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、入浴後において、髪の乾燥やセットなどを行う際に着用する吸水性に富んだ肩着に関する。
入浴後における髪の乾燥、セットや顔の手入れなどには、多くの手間を要するものである。特に女性の場合は、入浴後の髪の乾燥、セット(以降、整髪と呼ぶ)などには時間を要する。
入浴後は、バスタオルなどを用いて体表面の水分や汗を拭きとったのち、洗面所や脱衣場に備え付けられた鏡の前で、髪の整髪を行うことになるが、整髪前に着替えを済ませておいた場合、整髪中に汗をかいてしまうといった不都合が生じることが考えられる。そもそも、夏場の場合、入浴後すぐに服を着るといったことが困難であると思われる。
入浴後は、バスタオルなどを用いて体表面の水分や汗を拭きとったのち、洗面所や脱衣場に備え付けられた鏡の前で、髪の整髪を行うことになるが、整髪前に着替えを済ませておいた場合、整髪中に汗をかいてしまうといった不都合が生じることが考えられる。そもそも、夏場の場合、入浴後すぐに服を着るといったことが困難であると思われる。
そこで、多くの場合、汗を拭く際に用いたバスタオルを腰に巻いたまま、洗面所や脱衣場に備え付けられた鏡の前に立ち、整髪や顔面の肌の手入れを行うこととなる。
バスタオルは別名「腰巻タオル」という名でも呼ばれるように、体を拭くばかりか、腰に巻き下半身を隠すことに用いられる。男性の場合は、特に問題はないが、女性の場合、バスタオルを腰に巻いた状態では上半身がはだけた状態のままとなり、見栄えの悪いことになる。
バスタオルは別名「腰巻タオル」という名でも呼ばれるように、体を拭くばかりか、腰に巻き下半身を隠すことに用いられる。男性の場合は、特に問題はないが、女性の場合、バスタオルを腰に巻いた状態では上半身がはだけた状態のままとなり、見栄えの悪いことになる。
自宅の洗面場において、上半身がはだけた状態になるならいざ知らず、銭湯などの公衆浴場で上半身がはだけた状態となることは、自分自身の羞恥心を掻き立てるのみならず、周りの人から見てもあまり好ましいものとは思えない。
このような状況を回避しつつ整髪に資するものとして、特許文献1に開示された技術を採用することが考えられる。
このような状況を回避しつつ整髪に資するものとして、特許文献1に開示された技術を採用することが考えられる。
特許文献1は、洗髪後の濡れた髪を自然乾燥する際に使用するヘアードライエプロンで、布の上端にバンドを付け、下部にポケットを付け、裏面に防水シートを取り付けた構成になるヘアードライエプロンを開示する。
しかしながら、特許文献1に開示されたヘアードライエプロンを着用したとしても、上半身がはだけた状態のままとなり、見栄えの悪い状態を回避することはできない。
つまり、「背景技術」で述べた問題、銭湯などの公衆浴場において、女性がバスタオルを腰に巻き、上半身がはだけた状態となり見栄えの悪いままで整髪を行う状況を、特許文献1の技術は解決するものとはなっていない。
つまり、「背景技術」で述べた問題、銭湯などの公衆浴場において、女性がバスタオルを腰に巻き、上半身がはだけた状態となり見栄えの悪いままで整髪を行う状況を、特許文献1の技術は解決するものとはなっていない。
そこで、本考案は、入浴後などにおいて、整髪などを行う際に着用して上半身がはだけた状態を回避することが可能な吸水性に富んだ肩着を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案では以下の技術的手段を講じている。
即ち、本考案の肩着は、2枚の長尺の布体が、長尺方向が左右方向を向き前後に並んだ状態で、且つ一方の布体の上端と他方の布体の下端とが突き合わさるように配備されていて、前記一方の布体と及び他方の布体とが突き合わさったライン上であって、前記布体の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、一方の布体の上端と他方の布体の下端とが連結され、前記布体の中央部が使用者の頭部を貫通させるための開口部とされ、前記一方の布体の下端と他方の布体の上端とを連結可能とする締結具が配設されていることを特徴とする。
即ち、本考案の肩着は、2枚の長尺の布体が、長尺方向が左右方向を向き前後に並んだ状態で、且つ一方の布体の上端と他方の布体の下端とが突き合わさるように配備されていて、前記一方の布体と及び他方の布体とが突き合わさったライン上であって、前記布体の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、一方の布体の上端と他方の布体の下端とが連結され、前記布体の中央部が使用者の頭部を貫通させるための開口部とされ、前記一方の布体の下端と他方の布体の上端とを連結可能とする締結具が配設されていることを特徴とする。
本考案の技術によれば、入浴後などにおいて、整髪などを行う際に着用して上半身がはだけた状態を回避することが可能となる。
以下、本考案に係る肩着について、図を基に説明する。
図2に示す如く、本考案の肩着1は、使用者Mの首回りに「ポンチョ」のように装着されることで、使用者Mの肩から上半身を覆うように着用されるものである。なお、ポンチョとは、南アメリカなどで用いられる袖なしの外衣であり、布の中央に穴をあけて頭を出し、前後に垂らして着る着衣のことである。
図2に示す如く、本考案の肩着1は、使用者Mの首回りに「ポンチョ」のように装着されることで、使用者Mの肩から上半身を覆うように着用されるものである。なお、ポンチョとは、南アメリカなどで用いられる袖なしの外衣であり、布の中央に穴をあけて頭を出し、前後に垂らして着る着衣のことである。
図1に示すように、本考案の肩着1は、吸水性に富んだタオル地の布を2枚使用して形成されている。図1には、本考案の肩着1を平面上(例えば、テーブル上)に広げた状態を描いており、肩着1の裏面側から見た状況を示している。なお、図1において、前布2の右下の隅と、後布3の左上の隅(着衣時は左下隅となる)は、布の隅を折り返した状態で示している。
図1から明らかなように、肩着1を構成する2枚の布(一方の布体、他方の布体)は、それぞれが略同じ形状であって、左右方向に長尺となっている。それぞれの布は、縦が30cm〜40cmであり、横が70cm〜90cmとなっている。
なお、本実施形態では、理解を容易にするため、一方の布体を前布2と呼び、他方の布体を後布3と呼んでいる。これは、本肩着1を着用した際に、一方の布体が使用者Mの胸側に位置し、他方の布体が使用者Mの背中側に位置するためである。
なお、本実施形態では、理解を容易にするため、一方の布体を前布2と呼び、他方の布体を後布3と呼んでいる。これは、本肩着1を着用した際に、一方の布体が使用者Mの胸側に位置し、他方の布体が使用者Mの背中側に位置するためである。
さて、上記した寸法の前布2と後布3、すなわち2枚の吸湿性に富んだタオル地の布を、例えばテーブル上において長尺方向が左右方向を向いた状態にし、さらに前後に並べ、前布2の上端と後布3の下端とがつき合わさるように配置する。
その上で、前布2と後布3がつき合わさったライン(突合せラインL)上において、左右方向の中央から左右に約17cmはそのままとし、中央から約17cm〜約26cmに亘って突合せラインL(前布2の上端と後布3の下端)を縫い合わせて、縫い合わせ部4とする。縫い合わせの仕方は、どのような方法でもよいが、例えば、平縫いでもよく、渡しまつり縫いでもよい。また、両布を布用の接着剤で塗着させるようにしてもよい。
その上で、前布2と後布3がつき合わさったライン(突合せラインL)上において、左右方向の中央から左右に約17cmはそのままとし、中央から約17cm〜約26cmに亘って突合せラインL(前布2の上端と後布3の下端)を縫い合わせて、縫い合わせ部4とする。縫い合わせの仕方は、どのような方法でもよいが、例えば、平縫いでもよく、渡しまつり縫いでもよい。また、両布を布用の接着剤で塗着させるようにしてもよい。
2枚の布は、突合せラインLにおいて、その両端まで縫い合わせることはせず、両端約15cmは縫いつけない状態としておく。
こうすることで、突合せラインLにおいて、突合せラインLの左右方向中央約34cmが開口部5となり、突合せラインLの左右方向両端部約15cmがそれぞれ切れ込み部6となる。
こうすることで、突合せラインLにおいて、突合せラインLの左右方向中央約34cmが開口部5となり、突合せラインLの左右方向両端部約15cmがそれぞれ切れ込み部6となる。
なお、前布2、後布3の左右両端は三つ折りにされていてもよく。折り目がない状態でもよい。好ましいのは、市販されているタオルを用意し、横に長尺となるように前後に配置し、それぞれを前布2、後布3としたうえで、上述の如く縫い合わせにより結合するとよい。このように、前布2、後布3を市販の手拭いタオル(長尺タオル)とすることで、安価でありながらお洒落な肩着1を製作することが可能となる。
なお、前布2と後布3との結合を縫い合わせるのではなく、運動会などで使用するゼッケンのように紐を用いて連結するようにしてもよい。
さて、本実施形態の場合、前布2の左下端部と、後布3の左上端部(着衣時は左下端部)とを締結するために、肩着1を構成する布に締結具が備えられるものとなっている。
同じく、前布2の右下端部と、後布3の右上端部(着衣時は右下端部)とを締結するために、肩着1を構成する布に締結具が備えられるものとなっている。締結具としては、例えば、スナップボタン7が採用可能である。
さて、本実施形態の場合、前布2の左下端部と、後布3の左上端部(着衣時は左下端部)とを締結するために、肩着1を構成する布に締結具が備えられるものとなっている。
同じく、前布2の右下端部と、後布3の右上端部(着衣時は右下端部)とを締結するために、肩着1を構成する布に締結具が備えられるものとなっている。締結具としては、例えば、スナップボタン7が採用可能である。
図1に示すように、本実施形態の場合、前布2の左下端部裏面にスナップボタン7のオス部Aが設けられ、後布3の左上端部表面にスナップボタン7のメス部Bが設けられている。同じく、前布2の右下端部表面にスナップボタン7のメス部Bが設けられ、後布3の右上端部裏面にスナップボタン7のオス部Aが設けられている。
また、図1に示す如く、前布2と後布3とを縫い合わせた部分(縫い合わせ部4)の端部、言い換えれば、縫い合わせ部4と開口部5との境であって肩着1の表面には、リボン8等の装飾具を取り付けておくことが好ましい。こうすることにより、本考案の肩着1を着用した際に、非常にお洒落な感じを醸し出すことができるようになる。また、リボン8の向きで、本考案の肩着1を横長状態で着ているか、縦長状態で着ているかを容易に判別することが可能となる(詳細は後述)。
また、図1に示す如く、前布2と後布3とを縫い合わせた部分(縫い合わせ部4)の端部、言い換えれば、縫い合わせ部4と開口部5との境であって肩着1の表面には、リボン8等の装飾具を取り付けておくことが好ましい。こうすることにより、本考案の肩着1を着用した際に、非常にお洒落な感じを醸し出すことができるようになる。また、リボン8の向きで、本考案の肩着1を横長状態で着ているか、縦長状態で着ているかを容易に判別することが可能となる(詳細は後述)。
以上述べた、本考案にかかる肩着1の着用方法、及び使用態様について、以下に述べる。
まず、着用方法であるが、図1に示す如く、肩着1を横長(前布2、後布3の長尺方向が左右方向)となるように配置し、開口部5を貫通するように使用者Mの頭を、前布2及び後布3の裏面側(図1における紙面貫通方向)から通し、使用者Mの首周りから肩を隠すように、肩着1を着衣する。ここで、使用者Mとしては、主に女性を念頭に置いているが、男性が使用しても全く問題はない。
まず、着用方法であるが、図1に示す如く、肩着1を横長(前布2、後布3の長尺方向が左右方向)となるように配置し、開口部5を貫通するように使用者Mの頭を、前布2及び後布3の裏面側(図1における紙面貫通方向)から通し、使用者Mの首周りから肩を隠すように、肩着1を着衣する。ここで、使用者Mとしては、主に女性を念頭に置いているが、男性が使用しても全く問題はない。
開口部5に頭を通した後は、図1に示す右側の縫い合わせ部4を使用者Mの右肩稜線に合わせるように、左側の縫い合わせ部4を使用者Mの左肩稜線に合わせるようにする。その上で、使用者Mの左腕の下において、図1における、前布2の左下端部裏面のスナップボタン7のオス部Aを、後布3の左上端部表面にスナップボタン7のメス部Bに嵌め込み、両端を一時的につなぎ合わせ筒状とする。この筒状部9に使用者Mの左腕が通ることとなる。
同様に、使用者Mの右腕の下において、図1に示す後布3の右上端部裏面にあるスナップボタン7のオス部Aを、前布2の右下端部表面のスナップボタン7のメス部Bに嵌め込み、両端を一時的につなぎ合わせ筒状とする。この筒状部9に使用者Mの右腕が通ることとなる。
このようにすると、図2に示す如く、本考案の肩着1が、使用者Mの前胸を隠しつつ、上半身、首周りを覆うように着用されることとなる。いわばポンチョ風に、肩着1が使用者Mに着用されることとなる。
このようにすると、図2に示す如く、本考案の肩着1が、使用者Mの前胸を隠しつつ、上半身、首周りを覆うように着用されることとなる。いわばポンチョ風に、肩着1が使用者Mに着用されることとなる。
この状態においては、端部の切れ込み部6があるため、筒状部9が邪魔にならず両腕を容易に上方へあげることができ、整髪、すなわちドライヤーやブラシを手に持ち、頭部にあてがう行為を容易に行うことができる。また、前布2が使用者Mの胸部を覆い隠すため、公衆浴場の脱衣場であっても、胸部がはだけた状況を気にする必要がなくなり、プライバシーを確実に守ることができる。言い換えれば、公衆浴場の脱衣場などにおいて、ドライヤーや化粧時などに前布2で胸部が覆われるため、他人の目を気にする必要がなく、ストレスと感じることがなくなる。また、前布2、後布3は単なる長尺の布体であるため、使用者Mの体格に左右されることがない。すなわち、様々な体格の人であっても、本考案の肩着1を着用することが可能となる。
本考案の肌気を肩着1を構成する前布2、後布3の表面に綺麗な図柄があるものを採用することで、着用時にお洒落感を出すこともできるし、この肩着1を、脱落した髪毛の付着防止具(ケープ)として使用することもできる。
同時に、胸部、言い換えれば上半身の前部における汗や水分を、前布2が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。同様に、背部、言い換えれば上半身の後部における汗や水分を、後布3が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。整髪が終わるころには、肩着1により汗が吸い取られ、肌が乾燥した状態となる。
同時に、胸部、言い換えれば上半身の前部における汗や水分を、前布2が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。同様に、背部、言い換えれば上半身の後部における汗や水分を、後布3が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。整髪が終わるころには、肩着1により汗が吸い取られ、肌が乾燥した状態となる。
なお、図1の二点鎖線で新す如く、本考案の肩着1によれば、左右両方のスナップボタン7を嵌め込む前に、後布3を持ち上げることで、この後布3を使用者Mの頭部へ持ってゆき、頭部の髪の水分を拭き取ることも可能なものとなっている(図2の白抜矢印)。
この肩着1の使用後は、洗濯することにより再利用することが可能である。
ところで、上記した使用態様は、本考案の肩着1を横長の方向で使用した場合であったが、縦長にして使用する(兼用する)ことも可能である。
この肩着1の使用後は、洗濯することにより再利用することが可能である。
ところで、上記した使用態様は、本考案の肩着1を横長の方向で使用した場合であったが、縦長にして使用する(兼用する)ことも可能である。
すなわち、肩着1の前布2、後布3の長尺方向が前後方向となるように配置した上で、開口部5に、使用者Mの頭を通すようにする。
頭を通した後は、左右それぞれの締結具を左右それぞれの腕の下で締結し、肩着1をポンチョ風に着るようにする。
このようにすると、本考案の肩着1が前後に長尺となるため、使用者Mの胸部から腹部を隠すように着用されることとなる。そのため、公衆浴場の脱衣場であっても、胸部や腹部がはだけた状況を気にする必要がなくなる。同時に、胸部や腹部、言い換えれば上半身の前部における汗や水分を、前布2が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。同様に、背部から腰部、言い換えれば上半身の後部を覆いつつ汗や水分を、後布3が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。
頭を通した後は、左右それぞれの締結具を左右それぞれの腕の下で締結し、肩着1をポンチョ風に着るようにする。
このようにすると、本考案の肩着1が前後に長尺となるため、使用者Mの胸部から腹部を隠すように着用されることとなる。そのため、公衆浴場の脱衣場であっても、胸部や腹部がはだけた状況を気にする必要がなくなる。同時に、胸部や腹部、言い換えれば上半身の前部における汗や水分を、前布2が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。同様に、背部から腰部、言い換えれば上半身の後部を覆いつつ汗や水分を、後布3が容易に吸い取ってくれるため、わざわざ、別のタオルで汗などを拭きとる必要性はない。
肩着1を横長に着衣した場合、肩着1のリボン8は、使用者Mの肩稜線上に位置することになるが、肩着1を縦長に着衣した場合、肩着1のリボン8は、使用者Mの胸前に位置することになる。そのため、使用者Mは、本考案の肩着1を横長状態で着衣しているか、縦長状態で着衣しているか、一目瞭然に確認することができる。
以上述べた本考案の肩着1、すなわち、2枚の長尺の布体(前布2、後布3)が、長尺方向が左右方向を向いた状態で前後に並び、且つ前布2の上端と後布3の下端とがつき合わさるように配備されていて、前布2と及び他方の布体とがつき合わさったライン上であって、布体の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、前布2の上端と後布3の下端とが連結され、布体の中央部が使用者Mの頭部を貫通させるための開口部5とされ、前布2の下端と後布3の上端とを連結可能とする締結具が配設されている肩着1によれば、入浴後などにおいて、整髪などを行う際に着用し、上半身がはだけた状態を回避することが可能となる。
以上述べた本考案の肩着1、すなわち、2枚の長尺の布体(前布2、後布3)が、長尺方向が左右方向を向いた状態で前後に並び、且つ前布2の上端と後布3の下端とがつき合わさるように配備されていて、前布2と及び他方の布体とがつき合わさったライン上であって、布体の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、前布2の上端と後布3の下端とが連結され、布体の中央部が使用者Mの頭部を貫通させるための開口部5とされ、前布2の下端と後布3の上端とを連結可能とする締結具が配設されている肩着1によれば、入浴後などにおいて、整髪などを行う際に着用し、上半身がはだけた状態を回避することが可能となる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、本考案の肩着1は、入浴後ではなく、水泳や海水浴後にも利用可能である。
1 肩着
2 前布
3 後布
4 縫い合わせ部
5 開口部
6 切れ込み部
7 スナップボタン(締結具)
8 リボン
9 筒状部
A オス部
B メス部
L 突合せライン
M 使用者
2 前布
3 後布
4 縫い合わせ部
5 開口部
6 切れ込み部
7 スナップボタン(締結具)
8 リボン
9 筒状部
A オス部
B メス部
L 突合せライン
M 使用者
Claims (1)
- 2枚の長尺の布体が、長尺方向が左右方向を向き前後に並んだ状態で、且つ一方の布体の上端と他方の布体の下端とが突き合わさるように配備されていて、
前記一方の布体と及び他方の布体とが突き合わさったライン上であって、前記布体の中央部及び両端部以外の部分である左右中途部において、一方の布体の上端と他方の布体の下端とが連結され、
前記布体の中央部が使用者の頭部を貫通させるための開口部とされ、
前記一方の布体の下端と他方の布体の上端とを連結可能とする締結具が配設されている
ことを特徴とする肩着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001714U JP3211222U (ja) | 2017-04-17 | 2017-04-17 | 肩着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001714U JP3211222U (ja) | 2017-04-17 | 2017-04-17 | 肩着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3211222U true JP3211222U (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59219214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017001714U Expired - Fee Related JP3211222U (ja) | 2017-04-17 | 2017-04-17 | 肩着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211222U (ja) |
-
2017
- 2017-04-17 JP JP2017001714U patent/JP3211222U/ja not_active Expired - Fee Related
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