JP6857323B2 - 袋 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物を収容する袋に関する。
食品などの内容物を収容するための袋として、軟包装材から構成された袋が用いられている。袋のタイプの1つとして、自立可能な底ガセットタイプの袋が知られている。底ガセットタイプの袋は、袋の表面を構成する第1フィルムと、袋の裏面を構成する第2フィルムと、袋の下部において第1フィルムと第2フィルムとの間に挿入された下部フィルムと、を備える。下部フィルムを設けることにより、袋10の下部にマチを形成し、これによって袋を自立させることができる。
ところで、引き裂きによって袋を開封する場合、開封口は広がった状態で維持される。このため、袋に内容物が残っている場合、次に内容物を使用する機会が訪れる前に内容物が袋の外部に漏れたり、異物が袋に入ったりすることが考えられる。このような課題を考慮し、例えば特許文献1は、袋の上部に、垂直に起こされた状態及び斜め下方を向くように倒された状態の両方を取ることができる張出部を設けることを提案している。張出部の先端には開封口が形成されている。張出部を斜め下方に倒すことにより、開封口が形成された状態の袋を再封することができる。
特開2008−265826号公報
特許文献1に記載の袋においては、再封状態を維持する力が不十分であると考えられる。
本発明は、このような課題を効果的に解決し得る袋を提供することを目的とする。
本発明は、固形物を収容する袋であって、第1フィルムと、前記第1フィルムに重なる本体部と、前記第1フィルムの下端の位置において補助線を介して前記本体部に連設された第1拡張部と、を有する第2フィルムと、前記第1フィルムの内面に部分的に接合された第1部分と、前記第1部分の上端に連設され、前記第2フィルムの前記本体部の内面に部分的に接合された第2部分と、前記第1フィルムの下端の位置において補助線を介して前記第2部分に連設され、前記第2フィルムの前記第1拡張部の内面に部分的に接合された第2拡張部と、を有する下部フィルムと、を備え、前記第2フィルムの前記第1拡張部及び前記下部フィルムの前記第2拡張部が、前記第1フィルムと前記第2フィルムの前記本体部との間の収容部に収容された前記固形物を前記袋の外部に取り出すための取出口部を構成し、前記第2フィルムの前記補助線及び前記下部フィルムの前記補助線は、前記取出口部を前記収容部へ向けて前記第2フィルムの前記本体部の外面側へ折り返すよう構成されている、袋である。
本発明による袋において、前記第2フィルムの前記補助線は、前記第2フィルムに形成された凸部を含み、前記下部フィルムの前記補助線は、前記下部フィルムに形成された凸部を含んでいてもよい。この場合、前記第2フィルムの前記凸部は、前記第2フィルムの外面側から内面側へ突出しており、前記下部フィルムの前記凸部は、前記下部フィルムの内面側から外面側へ突出していてもよい。
本発明による袋において、前記第2フィルムには、前記第2フィルムの前記本体部と前記第1拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み又は切欠きが形成されており、前記下部フィルムには、前記下部フィルムの前記第2部分と前記第2拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み、切欠き又は孔が形成されていてもよい。
本発明によれば、再封状態を維持し易い袋を提供することができる。
非折り返し状態の袋を表面側から見た場合を示す背面図である。 図1に示す袋をII−II線に沿って見た場合を示す断面図である。 折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 折り返し状態の袋を表面側から見た場合を示す正面図である。 第2フィルムの罫線及び下部フィルムの罫線を拡大して示す断面図である。 袋を構成するフィルムの層構成の一例を示す断面図である。 袋を製造する工程の一例を示す図である。 固形物を収容している折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す斜視図である。 図8に示す袋をIX−IX線に沿って見た場合を示す断面図である。 第1の変形例に係る非折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第1の変形例に係る折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第1の変形例に係る折り返し状態の袋を表面側から見た場合を示す正面図である。 第2の変形例に係る非折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第2の変形例に係る折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第3の変形例に係る非折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第3の変形例に係る折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。 第4の変形例に係る非折り返し状態の袋を裏面側から見た場合を示す背面図である。
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから適宜変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。

本実施の形態に係る袋10においては、内容物を外部に取り出すための取出口部18が袋10の下部に形成されている。取出口部18は、袋10の本体部の外面側へ折り返すことができるよう構成されている。取出口部18を折り返すことにより、開封された後の袋10を再封することができる。また、折り返し可能な取出口部18を袋10の下部に形成することにより、折り返された状態の取出口部18に接する袋10の部分に張りを持たせることができる。このため、取出口部18が折り返された状態を、すなわち再封状態を維持し易い。以下の説明において、取出口部18が折り返されている状態を「折り返し状態」と称し、取出口部18が折り返されていない状態を「非折り返し状態」と称する。
本実施の形態においては、袋10に収容される内容物が固形物である例について説明する。固形物は、例えば、小麦粉などの紛体、チョコレートなどの固形食品などである。本実施の形態に係る袋10は、内容物として固形物を対象としており、液体を対象とはしていない。
以下、図1乃至図4を参照して、袋10の構成について説明する。図1は、非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図2は、図1に示す袋10をII−II線に沿って見た場合を示す断面図である。また、図3は、折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図であり、図4は、折り返し状態の袋10を表面側から見た場合を示す正面図である。なお、図1乃至図4においては、固形物を収容してない状態の袋10が示されている。
図3及び図4に示すように、折り返し状態の袋10は、上部11、下部12及び側部13を含む。なお、「上部」、「下部」及び「側部」などの名称、並びに、「上方」、「下方」、「上下方向」、「水平方向」などの用語は、後述する下部フィルム20が下方に位置するように袋10が自立している状態を基準として袋10やその構成要素の位置や方向を表している。
(フィルム)
図1乃至図4に示すように、袋10は、表面を構成する第1フィルム14、裏面を構成する第2フィルム15、及び、下部フィルム20を備える。下部フィルム20は、折り返し部20bで折り返された状態で、第1フィルム14と第2フィルム15との間に配置されている。固形物を収容してない状態の袋10においては、袋10の上部11は開口部11bになっている。袋10に内容物を収容した後、第1フィルム14の内面と第2フィルム15の内面とを上部11において接合することにより、上部シール部が形成されて袋10が封止される。
なお、上述の「第1フィルム」、「第2フィルム」及び「下部フィルム」という用語は、位置関係に応じて各フィルムを区画したものに過ぎず、袋10を製造する際のフィルムの提供方法が、上述の用語によって限定されることはない。例えば、袋10は、第1フィルム14と第2フィルム15と下部フィルム20が連設された1枚のフィルムを用いて製造されてもよく、第1フィルム14と下部フィルム20が連設された1枚のフィルムと1枚の第2フィルム15の計2枚のフィルムを用いて製造されてもよく、1枚の第1フィルム14と1枚の第2フィルム15と1枚の下部フィルム20の計3枚のフィルムを用いて製造されてもよい。
以下、各フィルムの詳細について説明する。図2に示すように、第1フィルム14は、袋10の上部11に位置する上端14cと、袋10の下部12に位置する下端14dと、を含む。また、図1及び図2に示すように、第2フィルム15は、第1フィルム14に重なる本体部16と、第1フィルム14の下端14dの位置において罫線17aを介して本体部16に連設された第1拡張部17と、を有する。第1フィルム14と第2フィルム15の本体部16との間の空間が、固形物を収容する収容部19として機能する。
折り返し状態においては、後述する第2フィルム15側から袋10を見た場合の背面図において、第2フィルム15の下端15dが罫線17aよりも上方に位置する。また、非折り返し状態においては、第2フィルム15側から袋10を見た場合の背面図において、第2フィルム15の下端15dが罫線17aよりも下方に位置する。
図2に示すように、下部フィルム20は、第1部分21、第2部分22及び第2拡張部23を有する。第1部分21は、第1フィルム14の内面14xに部分的に接合されている。第1部分21は、第1フィルム14の下端14dに重なる一端20cを含む。第2部分22は、第2フィルム15の本体部16の内面15xに部分的に連設されている。図2に示す例において、第2部分22は、折り返し部20bにおいて第1部分21の上端に連接されている。第2拡張部23は、第2フィルム15の第1拡張部17の内面15xに部分的に接合されている。また、第2拡張部23は、第1フィルム14の下端14dの位置において罫線23aを介して第2部分22に連設されている。第2拡張部23は、第2フィルム15の下端15dに重なる他端20dを含む。
図1及び図2に示すように、第2フィルム15の第1拡張部17及び下部フィルム20の第2拡張部23が、第1フィルム14と第2フィルム15の本体部16との間の収容部19に収容された固形物を袋10の外部に取り出すための取出口部18を構成する。また、取出口部18を、第2フィルム15の罫線17a及び下部フィルム20の罫線23aを軸として本体部16の外面15y側へ折り返すことにより、取出口部18が開封された後の袋10を再封することができる。
第1拡張部17の罫線17a及び下部フィルム20の罫線23aは、取出口部18を収容部19へ向けて第2フィルム15の本体部16の外面15y側へ折り返し易くするための補助線として機能する。罫線17aは、図2に示すように、第2フィルム15に形成された凸部を含む。罫線23aは、罫線17aの凸部と重なるように下部フィルム20に形成された凸部を含む。図2に示す例において、第2フィルム15の罫線17aの凸部は、第2フィルム15の外面15y側から内面15x側へ突出している。下部フィルム20の罫線23aの凸部は、下部フィルム20の内面20x側から外面20y側へ突出している。
図5は、罫線17a及び罫線23aを拡大して示す断面図である。図5に示すように、罫線17aは、第2フィルム15の外面15y側から内面15x側へ突出する上述の凸部17bと、第2フィルム15の外面15y側から内面15x側へ凹む凹部17cとを含む。凸部17bは、内面15xに位置する。また、凹部17cは、凸部17bに対向するよう外面15yに位置する。凸部17b及び凹部17cは、例えば、凸部を備える雄型と凹部を備える雌型を用いて、第2フィルム15の一部を外面15y側から内面15x側へ押圧するエンボス加工を実施することによって形成される。罫線17aと同様に罫線23aも、下部フィルム20の内面20x側から外面20y側へ突出する上述の凸部23bと、下部フィルム20の内面20x側から外面20y側へ凹むとともに凸部23bに対向するよう内面20xに位置する凹部23cと、を含む。
図5において、符号S1は、第2フィルム15の面方向における凸部17bの幅を表し、符号H1は、第2フィルム15の厚み方向における凸部17bの高さを表す。凸部17bの幅S1は、例えば1mm以上且つ5mm以下であり、凸部17bの高さH1は、例えば0.5mm以上且つ3mm以下である。凸部17bの幅S1及び高さH1は、第2フィルム15の厚みT1に応じて定められてもよい。例えば、凸部17bの幅S1は、10×T1以上且つ50×T1以下であってもよく、凸部17bの高さH1は、例えば5×T1以上且つ30×T1以下であってもよい。
図5において、符号S2は、下部フィルム20の面方向における凸部23bの幅を表し、符号H2は、下部フィルム20の厚み方向における凸部23bの高さを表す。凸部23bの幅S2は、例えば2mm以上且つ6mm以下であり、凸部23bの高さH2は、例えば0.5mm以上且つ3mm以下である。凸部23bの幅S2及び高さH2は、下部フィルム20の厚みT2に応じて定められてもよい。例えば、凸部23bの幅S2は、20×T2以上且つ60×T2以下であってもよく、凸部の高さH2は、例えば5×T2以上且つ30×T2以下であってもよい。
好ましくは、凸部23bの幅S2は、凸部17bの幅S1よりも大きく、また、凸部23bの高さH2は、凸部17bの高さH1よりも大きい。これによって、折り曲げ状態の袋10において、第2フィルム15の凸部17bが下部フィルム20の凹部23cに侵入することができる。このことにより、第2フィルム15の内面15xを下部フィルム20の内面20xに密着させて、袋10の再封性を高めることができる。
凸部17b及び凹部17cを含む罫線17aは、いわゆるエンボス加工によって形成され得る。エンボス加工は、例えば、外面15y側に位置する、凸部を備える雄型と、内面15x側に位置する、凹部を備える雌型とを用いて第2フィルム15を押圧する工程を含む。凸部23b及び凹部23cを含む罫線23aについても同様である。
なお、取出口部18を収容部19へ向けて第2フィルム15の本体部16の外面15y側へ補助線に沿って折り返し易くすることができる限りにおいて、補助線の例が罫線17a及び罫線23aに限られることはない。例えば、補助線は、罫線17a及び罫線23aの代わりに、又は罫線17a及び罫線23aに加えて、第2フィルム15及び下部フィルム20に付けられた折り癖を含んでいてもよい。フィルムに折り癖をつける方法としては、例えば、折り返された状態のフィルムを、2枚の平板状の金属板で挟圧する方法や、1枚の平板状の金属板と1枚の平板状のゴム板で挟圧する方法などを採用することができる。挟圧に用いるプレス機のエアシリンダーの圧力は、例えば0.6MPa以下、好ましくは0.4MPaである。使用するフィルムの特性によっては、挟圧の際に金属板やゴム板の温度を調整してもよい。例えば、挟圧の際に金属板やゴム板を冷却してもよく、又は、フィルムに含まれる後述するシーラント層が熱融着しない程度に金属板やゴム板を加温したりしてもよい。なお、「平板状」とは、金属板やゴム板の表面が、凸部や凹部を有さない平面であることを意味する。
後の説明において、切り込み17sなどの更なる構成要素を、罫線17a及び罫線23aと関連付けて説明するが、それらの場合にも、罫線17a及び罫線23aの代わりに、又は罫線17a及び罫線23aに加えて、折り癖などのその他のタイプの補助線が用いられてもよい。
(シール部)
上述の第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20においては、内面同士が部分的にシール部によって接合されている。以下、シール部について説明する。図1、図3、図4などの袋10の正面図又は背面図においは、シール部にハッチングが施されている。
図1乃至図4に示すように、シール部は、袋10の側部13を封止する側部シール部13a、折り返し状態の袋10の下部12を封止する下部シール部12a、及び、取出口部18を画成する取出口シール部18aを含む。また、固形物を収容している状態の袋10において、シール部は、袋10の上部11を封止する上部シール部を更に含む。
側部シール部13a及び上部シール部は、第1フィルム14の内面14xと第2フィルム15の本体部16の内面15xとを接合することによって構成されるシール部である。一方、下部シール部12aは、第1フィルム14の内面14xと下部フィルム20の第1部分21の内面20xとを接合することによって構成されるシール部、及び、第2フィルム15の本体部16の内面15xと下部フィルム20の第2部分22の内面20xとを接合することによって構成されるシール部を含む。取出口シール部18aは、第2フィルム15の第1拡張部17の内面15xと下部フィルム20の第2拡張部23の内面20xとを接合することによって構成されるシール部である。
図1乃至図4に示す例において、下部シール部12aは、一対の側部シール部121を含む。また、図4に示すように、第1フィルム14と下部フィルム20との間の下部シール部12aは、一対の側部シール部121と、第1フィルム14の下端14dに位置する下端シール部122と、を含む。また、取出口シール部18aは、一対の側部シール部181と、取出口部18の先端に位置する先端部シール部182と、を含む。
図1において、符号W1は、一対の側部シール部13aの間の間隔を表す。また、符号W2は、下部シール部12aの一対の側部シール部121の間の間隔を表す。また、符号W3は、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔を表す。図1乃至図4に示す例において、間隔W1、間隔W2及び間隔W3は、位置に依らず一定である。また、間隔W2及び間隔W3は、間隔W1に等しい。例えば、一対の側部シール部121は、側部シール部13aと同一直線上に延びている。また、一対の側部シール部181は、下部シール部12aの側部シール部121と同一直線上に延びている。
対向するフィルム同士を接合して袋10を封止することができる限りにおいて、シール部を形成するための方法が特に限られることはない。例えば、加熱などによってフィルムの内面を溶融させ、内面同士を溶着させることによって、すなわちヒートシールによって、シール部を形成してもよい。若しくは、接着剤などを用いて対向するフィルムの内面同士を接着することによって、シール部を形成してもよい。
(その他の構成要素)
袋10の側部13のうち下部フィルム20の折り返し部20bよりも下方の位置において、第1フィルム14の内面14xと第2フィルム15の本体部16の内面15xとが部分的に接合されていてもよい。例えば、図1に示すように、下部フィルム20のうち袋10の側部13に位置する部分に切欠部20aを形成してもよい。この場合、切欠部20aを介して第1フィルム14の内面14xと第2フィルム15の本体部16の内面15xとを接合することができ、これにより、袋10の自立性を向上させることができる。
図1に示すように、第2フィルム15には、本体部16と第1拡張部17との境界において、罫線17aに連なるとともに第2フィルム15の側縁まで連続的に延び、第2フィルム15を貫通する切り込み17sが形成されていてもよい。同様に、図示はしないが、下部フィルム20には、第2部分22と第2拡張部23との境界において、罫線23aに連なるとともに下部フィルム20の側縁まで連続的に延び、下部フィルム20を貫通する切り込みが形成されていてもよい。下部フィルム20の切り込みは、第2フィルム15の切り込み17sと重なるよう形成される。このような切り込みを形成することにより、取出口部18が罫線17a及び罫線23aに沿って折れ曲がりやすくなるので、再封状態を容易に実現することができる。また、取出口部18が折れ曲がった状態を維持し易くなる。なお、図示はしないが、切り込みは、断続的に延びるとともにフィルムを貫通する貫通線であってもよい。また、切り込みは、断続的又は連続的に延び、フィルムを貫通しないハーフカット線であってもよい。
なお、取出口部18が罫線17a及び罫線23aに沿って折れ曲がることを促進することができる限りにおいて、罫線17a及び罫線23aに連なる構成要素の具体的な形状は特には限られない。例えば、罫線17aおよび罫線23aを含むように下部シール部12aおよび取出口シール部18aに切り欠きや孔を形成してもよいし、罫線17aや罫線23aに沿って第2フィルム15や下部フィルム20に孔を形成してもよい。
袋10は、取出口部18を構成する第2フィルム15の第1拡張部17及び下部フィルム20の第2拡張部23の少なくとも一方を破断して袋10を開封するための経路となる開封予定部を更に備えていてもよい。開封予定部は、例えば、図1及び図3に示すように、罫線17aより第2フィルム15の下端15d側および/または罫線23aより下部フィルム20の他端20d側であって、取出口シール部18aの側部シール部181に形成された切欠き18bを含む。切欠き18bを起点として取出口部18を破断して取出口部18に取出口を形成することにより、取出口から固形物を取り出すことが可能になる。
(フィルムの層構成)
図6は、第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20の層構成の一例を示す断面図である。第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20は、少なくともシーラント層31及び基材層32を含む。図6に示す例においては、シーラント層31が、第1フィルム14の内面14x、第2フィルム15の内面15x、及び下部フィルム20の内面20xを構成している。また、基材層32が、第1フィルム14の外面14y、第2フィルム15の外面15y、及び下部フィルム20の外面20yを構成している。
シーラント層31を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンを用いることができる。シーラント層31の厚みは、例えば40μm以上且つ160μm以下である。
基材層32を構成する材料としては、例えばポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンやナイロンなどのプラスチックや紙などを用いることができる。基材層32は、熱溶着によってシール部を形成する際に求められる高い耐熱性を有している。基材層32がプラスチックの場合、一軸または二軸に延伸されていてもよい。また、基材層32には、製品情報を示したり美感を付与したりするための印刷表示が施されていてもよい。印刷表示としては、文字、数字、記号、図形、絵柄などを挙げることができる。基材層32がプラスチックの場合、基材層32の厚みは、例えば4μm以上且つ30μm以下である。基材層32が紙の場合、基材層32の厚み(坪量)は、例えば20g/m以上且つ100g/m以下である。
シーラント層31及び基材層32を積層する方法としては、溶融押出法、ドライラミネート法などを挙げることができる。溶融押出法においては、基材層32の上にシーラント層31を構成する材料を押し出す。ドライラミネート法においては、フィルム状のシーラント層31とフィルム状の基材層32とを、接着剤を用いて貼り合わせる。
第1フィルム14及び第2フィルム15の厚みは、例えば45μm以上且つ220μm以下である。下部フィルム20の厚みは、例えば45μm以上且つ220μm以下である。
第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20は、シーラント層31及び基材層32以外の層を含んでいてもよい。例えば、第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20は、シーラント層31と基材層32との間に位置する機能層を更に含んでいてもよい。
機能層としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性、各種の機械的強度など、必要とされる性能に応じて、適切なものが選択され得る。例えば、機能層がガスバリア層の場合、アルミニウムなどの無機物や酸化アルミニウムや酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層などが設けられ得る。その他にも、ガスバリア層として、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの芳香族ポリアミドなどの、ガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。または、アルミニウム箔などの金属箔を設けてもよい。このようなガスバリア層を設けることにより、酸素や水蒸気が袋10の内部に浸入することを抑制することができる。また、機械的強度を付与するために、機能層として、支持体を設けてもよい。支持体としては、基材層と同じものを用いることができる。例えば、支持体として、延伸ナイロンフィルムを設けてもよい。この場合、袋10の耐突き刺し性を高めることができる。また、支持体として紙を設けた場合、取出口部18が折れ曲がった状態を維持し易くすることができる。
機能層は、シーラント層31と基材層32との間ではなく、基材層32のシーラント層31とは反対側の面に設けられていてもよい。
なお、第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20の層構成は、上述したものに限定されないことは言うまでもない。また、第1フィルム14の層構成、第2フィルム15の層構成、及び下部フィルム20の層構成は、同一であってもよく、異なっていてもよい。
袋の製造方法
次に、上述の袋10を製造する方法の一例について説明する。ここでは、長尺状の第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20を用いて袋10を製造する方法について、図7(a)〜(e)を参照して説明する。図7(a)〜(e)は、各フィルムの長尺方向(各フィルムが搬送される方向)に直交する面によって各フィルムを切断した場合を示す図である。
まず、長尺状の第1フィルム14及び第2フィルム15を準備する。また、図7(a)に示すように、第1フィルム14と第2フィルム15との間に、折り返された状態の下部フィルム20を配置する。第2フィルム15には、上述の罫線17aが予め形成されていてもよい。また、下部フィルム20には、上述の罫線23aが予め形成されていてもよい。
続いて、図7(b)に示すように、第1フィルム14と下部フィルム20とを部分的に接合して下部シール部12aを形成する。また、第2フィルム15と下部フィルム20とを部分的に接合して取出口シール部18aを形成する。なお、図示はしないが、第1フィルム14と第2フィルム15とを接合して上述の側部シール部13aを形成する。
続いて、図7(c)に示すように、第1フィルム14及び第1フィルム14に対向する下部フィルム20のうち、下部シール部12aよりもフィルムの端部側に位置する部分を切断して除去する。この際、第2フィルム15及び第2フィルム15に対向する下部フィルム20が切断されることを防ぐため、第1フィルム14側の下部フィルム20と第2フィルム15側の下部フィルム20との間に邪魔板などを設置してもよい。
図7(c)に示す工程を経た後の第2フィルム15は、第1フィルム14に重なる本体部16と、本体部16に連設された第1拡張部17と、を含む。また、図7(c)に示す工程を経た後の下部フィルム20は、第1フィルム14に接合された第1部分21と、第2フィルム15の本体部16に接合された第2部分22と、第2部分22に連設され、第2フィルム15の第1拡張部17に接合された第2拡張部23と、を含む。第2フィルム15の第1拡張部17及び下部フィルム20の第2拡張部23が、取出口部18を構成する。
なお、後述するように取出口部18の取出口シール部18aが側部シール部13aよりも内側に位置する場合、図7(c)に示す工程の後、且つ図7(d)に示す工程の前に、取出口シール部18aを所定の形状に切り抜く工程を実施してもよい。
続いて、図7(d)に示すように、取出口部18を収容部19へ向けて第2フィルム15の本体部16の外面側へ折り返す。続いて、図7(e)に示すように、第1フィルム14及び第2フィルム15を幅方向の中央部で切断する。また、図示はしないが、長尺状の第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20を、側部シール部13aに沿って切断する。このようにして、幅方向の一側及び他側においてそれぞれ袋10を得ることができる。
次に、袋10の上部11の開口部11bを介して袋10に固形物を充填する。その後、上部11において第1フィルム14の内面と第2フィルム15の内面とを接合して、上部シール部11aを形成する。このようにして、固形物が収容されて封止された袋10を得ることができる。本実施の形態によれば、取出口部18を袋10の下部に形成することにより、固形物を充填するための上部の開口部11bの幅を広く確保することができる。
図8は、固形物を収容した状態の袋10を示す斜視図である。また、図9は、図8に示す袋をXI−XI線に沿って見た場合を示す断面図である。本実施の形態によれば、折り返すことによって袋10を再封することができる取出口部18が、袋10の下部12に設けられている。この場合、罫線17aを介して取出口部18に隣接する第2フィルム15の本体部16の内面15xには、固形物が接触している。このため、取出口部が袋10の上部に設けられる場合に比べて、第2フィルム15の本体部16に張りを持たせることができる。例えば、平面視において、第2フィルム15の本体部16は、外側に膨らむよう(外側に向かって凸の円弧状となるように)変形している。このため、折り返し状態の袋10において、取出口部18を構成する第2フィルム15の第1拡張部17及び下部フィルム20の第2拡張部23も、本体部16に沿って外側に膨らむよう変形し易い。従って、このような変形が生じない場合に比べて、取出口部18が折り返された状態を維持し易い。このことにより、再封状態を安定に維持することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(第1変形例)
上述の実施の形態においては、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3が位置に依らず一定である例を示した。本変形例においては、一対の側部シール部181の間の間隔W3が、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなる例を説明する。図10は、第1の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図11は、第1の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図12は、第1の変形例に係る折り返し状態の袋10を表面側から見た場合を示す背面図である。
図10に示すように、一対の側部シール部181のうち少なくとも下部シール部12aの一対の側部シール部121に連なる部分においては、間隔W3が、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなる部分を含んでいる。これにより、取出口部18から取り出される固形物の量や方向を制御し易くなる。
図10に示すように、第2フィルム15と下部フィルム20との間の下部シール部12aの一対の側部シール部121のうち少なくとも取出口シール部18aの一対の側部シール部181に連なる部分においては、間隔W2が一定であってもよい。一方、図12に示すように、第2フィルム15と下部フィルム20との間の下部シール部12aの一対の側部シール部121の内縁123は、下方に向かうにつれて間隔W2が小さくなるように湾曲していてもよい。これによって、折り返し状態であって内容物が収容された状態の袋10の自立性を高めることができる。図12に示す例において、下部シール部12aの内縁123は、袋10の下部の幅方向中央部に向かって凸となる円弧状の形状を有する。
図10及び図11に示すように、第2フィルム15の本体部16は、第1フィルム14の下端14dに重なるとともに罫線17aに連なる下端16dを有していてもよい。この場合、下部フィルム20の第2部分22も、第1フィルム14の下端14dに重なるとともに罫線23aに連なる下端を有している。これにより、取出口部18が罫線17a及び罫線23aに沿って折れ曲がりやすくなるので、再封状態を容易に実現することができる。また、取出口部18が折れ曲がった状態を維持し易くなる。
(第2変形例)
本変形例においては、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3だけでなく、下部シール部12aの一対の側部シール部121の間の間隔W2も、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなる部分を含む例について説明する。図13は、第2の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図14は、第2の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。
図13及び図14に示すように、第2フィルム15と下部フィルム20との間の下部シール部12aの一対の側部シール部121のうち少なくとも取出口シール部18aの一対の側部シール部181に連なる部分においては、間隔W2が、取出口部18に向かうにつれて小さくなる。これにより、収容部19から取出口部18に侵入する固形物の量を制御し易くなる。
また、間隔W2が、取出口部18に向かうにつれて小さくなることは、下部シール部12aの一対の側部シール部121の内縁が、罫線17aの位置でより内側に位置することを意味する。このため、罫線17aに連なる本体部16の下端16dを形成し易くなる。このことにより、取出口部18が罫線17aに沿ってより折れ曲がり易くなる。
(第3変形例)
図15は、第3の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図16は、第3の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。本変形例においても、上述の第1の変形例及び第2の変形例の場合と同様に、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3は、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなっている部分を含む。また、本変形例においては、図15及び図16に示すように、取出口シール部18aの一対の側部シール部181は、少なくとも内縁が内側に凸となるよう湾曲した形状を有している。これにより、非折り返し状態の袋10において、固形物が、側部シール部181に沿って下方へ移動し易くなる。
図15に示す例において、第2フィルム15には、本体部16と第1拡張部17との境界において、罫線17aに連なる切欠き17tが形成されている。また、下部フィルム20にも、第2部分22と第2拡張部23との境界において、罫線23aに連なる切欠き23tが形成されている(図16参照)。このため、取出口部18が罫線17a及び罫線23aに沿って折れ曲がりやすくなるので、再封状態を容易に実現することができる。また、取出口部18が折れ曲がった状態を維持し易くなる。なお、本変形例においては、図16に示すように、第2フィルム15の切欠き17t及び下部フィルム20の切欠き23tは、折り返し状態の袋10の下部12の、面取りされた角部を構成する。すなわち、図16において、折返し状態の袋10の下部12の隅部は、外側に向かって凸となる円弧状の形状を有する。
(第4変形例)
図17は、第4の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。図17に示すように、袋10は、上部において第1フィルム14の内面14x及び第2フィルム15の本体部16の内面15xに設けられたチャックテープ30を更に備えていてもよい。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 袋
11 上部
11a 上部シール部
12 下部
12a 下部シール部
13 側部
13a 側部シール部
14 第1フィルム
14d 下端
14x 内面
14y 外面
15 第2フィルム
15c 上端
15d 下端
15x 内面
15y 外面
16 本体部
17 第1拡張部
17a 罫線
17b 凸部
17c 凹部
17s 切り込み
17t 切欠き
18 取出口部
18a 取出口シール部
18b 切欠き
19 収容部
20 下部フィルム
20a 切欠部
20b 折り返し部
20c 一端
20d 他端
20x 内面
20y 外面
21 第1部分
22 第2部分
23 第2拡張部
23a 罫線
23b 凸部
23c 凹部
23t 切欠き

Claims (4)

  1. 上部、下部及び側部を含み、固形物を収容する袋であって、
    前記上部に位置する上端と、前記上端に対向する下端とを含む第1フィルムと、
    前記第1フィルムの前記上端に重なる上端と、前記上端に対向する下端とを含み、前記上部及び前記側部において前記第1フィルムの内面に接合される第2フィルムと、
    前記第1フィルムの前記下端に重なる一端と、前記第2フィルムの前記下端に重なる他端と、を含み、前記第1フィルムの内面及び前記第2フィルムの内面に部分的に接合される下部フィルムと、を備え、
    前記第2フィルムの前記上端から前記下端までの長さは、前記第1フィルムの前記上端から前記下端までの長さよりも大きく、
    前記第2フィルムは、前記第2フィルムの前記上端を含み、前記第1フィルムに重なる本体部と、前記第1フィルムの前記下端の位置において補助線を介して前記本体部に連設された第1拡張部と、を有し、
    前記下部フィルムは、前記下部フィルムの前記一端を含み、前記第1フィルムの内面に部分的に接合された第1部分と、前記第1部分に連設され、前記第2フィルムの前記本体部の内面に部分的に接合された第2部分と、前記第1フィルムの前記下端の位置において補助線を介して前記第2部分に連設され、前記下部フィルムの前記他端を含み、前記第2フィルムの前記第1拡張部の内面に部分的に接合された第2拡張部と、を有し、
    前記第2フィルムの前記第1拡張部及び前記下部フィルムの前記第2拡張部が、前記第1フィルムと前記第2フィルムの前記本体部との間の収容部に収容された前記固形物を前記袋の外部に取り出すための取出口部を構成し、
    前記第2フィルムの前記補助線及び前記下部フィルムの前記補助線は、前記取出口部を前記収容部へ向けて前記第2フィルムの前記本体部の外面側へ折り返すよう構成されている、袋。
  2. 前記第2フィルムの前記補助線は、前記第2フィルムに形成された凸部を含み、
    前記下部フィルムの前記補助線は、前記下部フィルムに形成された凸部を含む、請求項1に記載の袋。
  3. 前記第2フィルムの前記凸部は、前記第2フィルムの外面側から内面側へ突出しており、
    前記下部フィルムの前記凸部は、前記下部フィルムの内面側から外面側へ突出している、請求項2に記載の袋。
  4. 前記第2フィルムには、前記第2フィルムの前記本体部と前記第1拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み又は切欠きが形成されており、
    前記下部フィルムには、前記下部フィルムの前記第2部分と前記第2拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み、切欠き又は孔が形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の袋。
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