JP6857323B2 - 袋 - Google Patents
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Description
本実施の形態に係る袋10においては、内容物を外部に取り出すための取出口部18が袋10の下部に形成されている。取出口部18は、袋10の本体部の外面側へ折り返すことができるよう構成されている。取出口部18を折り返すことにより、開封された後の袋10を再封することができる。また、折り返し可能な取出口部18を袋10の下部に形成することにより、折り返された状態の取出口部18に接する袋10の部分に張りを持たせることができる。このため、取出口部18が折り返された状態を、すなわち再封状態を維持し易い。以下の説明において、取出口部18が折り返されている状態を「折り返し状態」と称し、取出口部18が折り返されていない状態を「非折り返し状態」と称する。
図1乃至図4に示すように、袋10は、表面を構成する第1フィルム14、裏面を構成する第2フィルム15、及び、下部フィルム20を備える。下部フィルム20は、折り返し部20bで折り返された状態で、第1フィルム14と第2フィルム15との間に配置されている。固形物を収容してない状態の袋10においては、袋10の上部11は開口部11bになっている。袋10に内容物を収容した後、第1フィルム14の内面と第2フィルム15の内面とを上部11において接合することにより、上部シール部が形成されて袋10が封止される。
後の説明において、切り込み17sなどの更なる構成要素を、罫線17a及び罫線23aと関連付けて説明するが、それらの場合にも、罫線17a及び罫線23aの代わりに、又は罫線17a及び罫線23aに加えて、折り癖などのその他のタイプの補助線が用いられてもよい。
上述の第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20においては、内面同士が部分的にシール部によって接合されている。以下、シール部について説明する。図1、図3、図4などの袋10の正面図又は背面図においは、シール部にハッチングが施されている。
袋10の側部13のうち下部フィルム20の折り返し部20bよりも下方の位置において、第1フィルム14の内面14xと第2フィルム15の本体部16の内面15xとが部分的に接合されていてもよい。例えば、図1に示すように、下部フィルム20のうち袋10の側部13に位置する部分に切欠部20aを形成してもよい。この場合、切欠部20aを介して第1フィルム14の内面14xと第2フィルム15の本体部16の内面15xとを接合することができ、これにより、袋10の自立性を向上させることができる。
図6は、第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20の層構成の一例を示す断面図である。第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20は、少なくともシーラント層31及び基材層32を含む。図6に示す例においては、シーラント層31が、第1フィルム14の内面14x、第2フィルム15の内面15x、及び下部フィルム20の内面20xを構成している。また、基材層32が、第1フィルム14の外面14y、第2フィルム15の外面15y、及び下部フィルム20の外面20yを構成している。
次に、上述の袋10を製造する方法の一例について説明する。ここでは、長尺状の第1フィルム14、第2フィルム15及び下部フィルム20を用いて袋10を製造する方法について、図7(a)〜(e)を参照して説明する。図7(a)〜(e)は、各フィルムの長尺方向(各フィルムが搬送される方向)に直交する面によって各フィルムを切断した場合を示す図である。
上述の実施の形態においては、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3が位置に依らず一定である例を示した。本変形例においては、一対の側部シール部181の間の間隔W3が、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなる例を説明する。図10は、第1の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図11は、第1の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図12は、第1の変形例に係る折り返し状態の袋10を表面側から見た場合を示す背面図である。
本変形例においては、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3だけでなく、下部シール部12aの一対の側部シール部121の間の間隔W2も、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなる部分を含む例について説明する。図13は、第2の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図14は、第2の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。
図15は、第3の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。また、図16は、第3の変形例に係る折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。本変形例においても、上述の第1の変形例及び第2の変形例の場合と同様に、取出口シール部18aの一対の側部シール部181の間の間隔W3は、取出口部18の先端に向かうにつれて小さくなっている部分を含む。また、本変形例においては、図15及び図16に示すように、取出口シール部18aの一対の側部シール部181は、少なくとも内縁が内側に凸となるよう湾曲した形状を有している。これにより、非折り返し状態の袋10において、固形物が、側部シール部181に沿って下方へ移動し易くなる。
図17は、第4の変形例に係る非折り返し状態の袋10を裏面側から見た場合を示す背面図である。図17に示すように、袋10は、上部において第1フィルム14の内面14x及び第2フィルム15の本体部16の内面15xに設けられたチャックテープ30を更に備えていてもよい。
11 上部
11a 上部シール部
12 下部
12a 下部シール部
13 側部
13a 側部シール部
14 第1フィルム
14d 下端
14x 内面
14y 外面
15 第2フィルム
15c 上端
15d 下端
15x 内面
15y 外面
16 本体部
17 第1拡張部
17a 罫線
17b 凸部
17c 凹部
17s 切り込み
17t 切欠き
18 取出口部
18a 取出口シール部
18b 切欠き
19 収容部
20 下部フィルム
20a 切欠部
20b 折り返し部
20c 一端
20d 他端
20x 内面
20y 外面
21 第1部分
22 第2部分
23 第2拡張部
23a 罫線
23b 凸部
23c 凹部
23t 切欠き
Claims (4)
- 上部、下部及び側部を含み、固形物を収容する袋であって、
前記上部に位置する上端と、前記上端に対向する下端とを含む第1フィルムと、
前記第1フィルムの前記上端に重なる上端と、前記上端に対向する下端とを含み、前記上部及び前記側部において前記第1フィルムの内面に接合される第2フィルムと、
前記第1フィルムの前記下端に重なる一端と、前記第2フィルムの前記下端に重なる他端と、を含み、前記第1フィルムの内面及び前記第2フィルムの内面に部分的に接合される下部フィルムと、を備え、
前記第2フィルムの前記上端から前記下端までの長さは、前記第1フィルムの前記上端から前記下端までの長さよりも大きく、
前記第2フィルムは、前記第2フィルムの前記上端を含み、前記第1フィルムに重なる本体部と、前記第1フィルムの前記下端の位置において補助線を介して前記本体部に連設された第1拡張部と、を有し、
前記下部フィルムは、前記下部フィルムの前記一端を含み、前記第1フィルムの内面に部分的に接合された第1部分と、前記第1部分に連設され、前記第2フィルムの前記本体部の内面に部分的に接合された第2部分と、前記第1フィルムの前記下端の位置において補助線を介して前記第2部分に連設され、前記下部フィルムの前記他端を含み、前記第2フィルムの前記第1拡張部の内面に部分的に接合された第2拡張部と、を有し、
前記第2フィルムの前記第1拡張部及び前記下部フィルムの前記第2拡張部が、前記第1フィルムと前記第2フィルムの前記本体部との間の収容部に収容された前記固形物を前記袋の外部に取り出すための取出口部を構成し、
前記第2フィルムの前記補助線及び前記下部フィルムの前記補助線は、前記取出口部を前記収容部へ向けて前記第2フィルムの前記本体部の外面側へ折り返すよう構成されている、袋。 - 前記第2フィルムの前記補助線は、前記第2フィルムに形成された凸部を含み、
前記下部フィルムの前記補助線は、前記下部フィルムに形成された凸部を含む、請求項1に記載の袋。 - 前記第2フィルムの前記凸部は、前記第2フィルムの外面側から内面側へ突出しており、
前記下部フィルムの前記凸部は、前記下部フィルムの内面側から外面側へ突出している、請求項2に記載の袋。 - 前記第2フィルムには、前記第2フィルムの前記本体部と前記第1拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み又は切欠きが形成されており、
前記下部フィルムには、前記下部フィルムの前記第2部分と前記第2拡張部との境界において、前記補助線に連なる切り込み、切欠き又は孔が形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の袋。
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JP2018104002A JP2018104002A (ja) | 2018-07-05 |
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2016
- 2016-12-22 JP JP2016249719A patent/JP6857323B2/ja active Active
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