JP6856505B2 - 荷下用フック - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤ、チェーン、ロープ、釣糸などの牽引部材によって吊り下げられ、各種の荷物を引っ掛ける荷下用フックに関する。
一般に、ワイヤ、チェーン、ロープ、釣糸などの牽引部材によって吊り下げられて各種の荷物を引っ掛けるための荷下用フックは、牽引部材に締結されており、フック部分に搬送物等の荷重体を引っ掛けて上下方向に搬送したり、或いは、荷重体を引っ掛けた状態で異なる位置に搬送(上下方向及び水平方向の搬送)する際に用いられる。
このような荷下用フックとしては、例えば特許文献1に開示されているように、フック部分に荷重体を引っ掛けた後、開口部分を閉塞するようにバネ付勢された可動部材を回動させて開口部分を閉塞するとともに、可動部材に対して係合する係合部を配設した構造が知られている。フック部分には、荷重体からの荷重が無くなったとき(接地したとき)に、前記係合部を作動させる作動機構が配設されており、荷重がなくなった段階で係合部を移動させて可動部材のロックを解除し、荷重体をフック部分から取り外せるようになっている。
また、特許文献2は、荷重体を引っ掛けるフック部分そのものを回動させる構造を開示している。この荷下用フックは、フック部分に引っ掛けられた荷重体が接地した際、荷物の上面に当接して突き上げられる操動杆が設けられており、操動杆が付き上げられる(荷物から重力とは逆方向の力が作用する)と、フック部分を回動させて荷重体を開放するように構成されている。
いずれの場合も、荷重体の荷重が作用するときにフック開口部分が閉じられ、荷重体からの荷重が無くなったときにフック開口部分が開かれる構成、言い換えると、フックのベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動する構成となっている。
特開2002−128455号 特開昭61−229792号
ところで、ベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動する前述した構成では、牽引部材の牽引力(張力)を歯車機構を介して可動部材に作用させて可動部材をベース部材に対して開閉する構成も考えられる。また、その場合、可動部材を閉位置側から開位置側へ移動させるように付勢力を発生させる付勢部材を設け、牽引部材に張力が作用した際(荷重体の荷重が作用した際)に、付勢部材の付勢力に抗して可動部材を閉位置側へ移動させることができるようにすることも考えられる。
しかしながら、そのような構成では、例えば、荷重体の荷重が作用して可動部材がベース部材に突き当てられて閉じられた状態(フック開口部分が閉じられた状態)にあると、可動部材が不動状態で固定されることから、牽引部材の張力がそのまま直接に歯車機構の歯に作用することになる。そのため、歯に過度な力が作用して、歯飛びが生じたり、歯が破損し、ひいては歯車機構が損傷する虞もある。したがって、歯車機構を高強度材料で形成しなければならなくなり、安価な樹脂等の材料で歯車機構を形成することが強度的に難しくなる。
また、牽引部材の牽引力(張力)は、このように歯車機構に過度な力を及ぼし得る場合があるだけでなく、他の部品に過度な力を及ぼす場合もある。例えば、前述した付勢部材が歯車機構とベース部材との間に懸架支持されて可動部材に付勢力を及ぼす場合には、歯車機構に作用する前述した過度な力に起因して付勢部材を支持する歯車機構側の支持部又はベース部材側の支持部に過度な力が作用する場合もあり、その場合には、こられの支持部が破損する虞もある。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、ベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動するフック構成において、牽引部材による牽引力の作用に伴う部品の損傷を防止できる荷下用フックを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の荷下用フックは、牽引部材によって吊り下げられるベース部材と、前記ベース部材に回転可能に支持され、前記牽引部材の一端を固定するとともに、第1のギヤ部を有する回転体と、前記ベース部材と共に荷物吊り下げ部を構成し、荷物を保持可能な閉状態と荷物を放出可能な開状態との間で移動可能に前記ベース部材に支持されるとともに、前記第1のギヤ部よりも大きい直径を成して前記第1のギヤ部と噛み合う第2のギヤ部を有する可動部材と、前記回転体又は前記可動部材を前記開状態へと付勢する付勢部材と、前記可動部材の前記閉状態で前記回転体と当接して前記回転体の回転を規制する回転規制部とを備えることを特徴とする。
上記構成の荷下用フックによれば、牽引部材の一端を固定する回転体と、回転体と第1及び第2のギヤ部を介して噛み合って開状態と閉状態との間で移動可能にベース部材に支持される可動部材と、回転体又は可動部材を開状態へと付勢する付勢部材とを有するとともに、可動部材の閉状態で回転体の回転を規制する回転規制部が設けられているため、ベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動するフック構成において、可動部材の閉状態(荷物を吊り下げた状態)では、回転体の回転が回転規制部によって規制され、したがって、牽引部材の張力が回転規制部で受けられて(牽引部材の張力が回転規制部によるその反力で相殺され)直接に回転体及び可動部材のギヤ部の歯に作用することがなくなり、その結果、牽引部材による牽引力の作用に伴ってギヤ部の歯に過度な力が作用して、歯飛びが生じたり、歯が破損し、ひいては回転体及び可動部材が損傷することを防止できる。そのため、回転体及び可動部材の少なくともギヤ部を安価な樹脂等の材料で形成することも可能になる。
なお、上記構成において、回転規制部は、例えば、前記ベース部材側に設けられるストッパと、回転体側に設けられてストッパと当接可能な当接部とから構成されてもよい。その場合、前記当接部で牽引部材の一端を固定することが好ましい。それにより、当接部それ自体が回転規制と牽引部材固定という2つの機能を兼ね備え、牽引部材の固定部を回転体に新たに設ける必要もなくなる。
また、上記構成において、回転規制部は、可動部材がベース部材に当接して可動部材のそれ以上の閉方向への移動が阻止される前に、回転体の回転を規制することが好ましい。これにより、可動部材がベース部材に当接して可動部材のそれ以上の閉方向への移動が阻止され(可動部材が不動状態で固定され)た後、回転規制部によって回転体の回転が規制されるまでの間に、牽引部材の張力に伴う過度な力が直接にギヤ部の歯に作用するといった状態が生じることを回避できる。
また、上記構成において、回転規制部は、可動部材の開状態でも回転体の回転を更に規制することが好ましい。これにより、付勢部材の付勢力によって可動部材が過度に開く(過度に開状態へと移動する)ことを防止できる。この場合、構成を簡単にするため、前記当接部の一端(当接面)が可動部材の開状態で回転体の回転を規制し、当接部の他端(当接面)が可動部材の閉状態で回転体の回転を規制することが好ましい。
上記した目的を達成するために、本発明の荷下用フックは、牽引部材によって吊り下げられるベース部材と、前記ベース部材に回転可能に支持され、前記牽引部材の一端を固定するとともに、第1のギヤ部を有する回転体と、前記ベース部材と共に荷物吊り下げ部を構成し、荷物を保持可能な閉状態と荷物を放出可能な開状態との間で移動可能に前記ベース部材に支持されるとともに、前記第1のギヤ部よりも大きい直径を成して前記第1のギヤ部と噛み合う第2のギヤ部を有する可動部材と、前記回転体又は前記可動部材を前記開状態へと付勢する付勢部材とを備え、前記付勢部材は、その一端部が前記ベース部材の第1の支持部に支持されるとともに、その他端部が前記回転体の第2の支持部に支持され、前記第1の支持部又は前記第2の支持部は、前記付勢部材の端部を支持するスリットを有する軸部として形成され、前記軸部には、前記スリットに伴う前記軸部の変形を規制して補強するための補強部材が取り付けられることを特徴とする。
上記構成の荷下用フックによれば、牽引部材の一端を固定する回転体と、回転体と第1及び第2のギヤ部を介して噛み合って開状態と閉状態との間で移動可能にベース部材に支持される可動部材と、回転体又は可動部材を開状態へと付勢する付勢部材とを有するとともに、付勢部材の端部を支持する支持部を補強する補強部材が設けられているため、ベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動するフック構成において、回転体(ひいてはベース部材)に作用し得る牽引部材の牽引力に伴う支持部の損傷(支持部のスリットに伴う変形に起因する損傷)を補強部材によって防止できる。
本発明によれば、ベース部材に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材が牽引部材の巻き上げ/引き出し動作と連動するフック構成において、牽引部材による牽引力の作用に伴う部品の損傷を防止できる荷下用フックが得られる。
ベース部材の蓋部材を取り外して可動部材及びプーリ(回転体)を露出させた状態を示す、本発明の一実施形態に係る荷下用フックの可動部材が閉じた状態を示す正面図である。 プーリの支持部に設けられたスリットに対するバネ(付勢部材)の掛止状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る荷下用フックを一方側から見た分解斜視図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る荷下用フックを他方側から見た分解斜視図、(b)は、プーリの回転規制部の当接部の概略的な拡大断面図である。 可動部材の開状態を示す荷下用フックの正面図である。 可動部材の閉状態を示す荷下用フックの正面図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 図6のB−B線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態に係る荷下用フックを巻き上げ装置に連結した状態の一例を示す概略図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る荷下用フックについて具体的に説明する。
図9に示されるように、本実施形態に係る荷下用フック1は、巻き上げ装置100によって巻回/引き出し駆動される牽引部材150によって吊り下げられる。牽引部材150は、例えば、ワイヤ、チェーン、ロープ、釣糸などによって構成されており、巻き上げ装置100のスプール102に巻回され、図示されていない駆動源(モータ等)によってスプール102が回転駆動されることで、荷重体(荷物)を巻き上げ(巻回)、或いは、降ろす(引き出し)動作が成される。
なお、巻き上げ装置100については、その大きさ、巻き上げ力、スプールの巻回容量等、その構成については特に限定されることはない。例えば、ドローンの下面に装着されるものであってもよいし、各種の建造物に装着されるものであってもよく、スプール102に対して均等に牽引部材150が巻回されるように、レベルワインド機構105を組み込んでいてもよい。
図1〜図8に示されるように、荷下用フック1は、牽引部材150によって吊り下げられるベース部材10と、ベース部材10と共に荷物吊り下げ部を構成し、荷物を保持可能な閉状態と荷物を放出可能な開状態との間で移動可能にベース部材10に支持されるとともに、牽引部材150の巻き上げ/引き出し駆動と連動する可動部材20とを備えている。本実施形態のベース部材10は、可動部材20が所定の角度で回動(移動)可能となるように支持する地板11と蓋部材12を備えており、可動部材20は、これらの部材11,12間に挟持されて回動可能に支持されている。
地板11は、略L字形状の板状の部材で構成されており、可動部材20と略同じ厚さで下方向に延出する厚肉部11aと、厚肉部11aの下端に一体形成され、後述するように閉状態の可動部材20の端部(後述する屈曲部20bの端部)を受け入れてその端面20dと所定の間隙を存して対向するようになっている閉鎖端部(凹部)11bとを有する。また、地板11の基端側は、後述するプーリ41を受け入れるための凹状の空間を形成しており、可動部材20を回転可能に軸支するための支持穴11cを有している。
蓋部材12は、地板11と略同形状の板状の部材で構成されており、地板11に対して重ねて固定されることで、可動部材20を地板11との間で挟持して回動可能に支持する。このため、地板11及び蓋部材12には、可動部材20の基部の中心孔20aに設けられる支軸21の一端を回転可能に保持する前記支持穴11c及び支軸21の他端を回転可能に支持する支持穴12cが形成されるとともに、地板11及び蓋部材12を面接して接合固定するためのビス孔が適所に形成されており、図示しないビスを螺入することによって、両者11,12の間に可動部材20を挟持して回動可能に支持する。
可動部材20は、例えば、断面矩形状の棒状部材によって形成されており、その先端側が略90°に屈曲されて、その屈曲部20bに荷重体(図示せず)が引っ掛けられるようになっている。また、可動部材20の基部には、可動部材20の回動方向と直交する方向に前記支軸21が設けられており、支軸21の両側は、前述したように、地板11及び蓋部材12の各支持穴11c及び12cに保持される。
なお、本実施形態の可動部材20は、閉状態では、図1及び図6に示されるように、ベース部材10と共に閉じた閉曲線を構成しており、この閉曲線内に荷重体を吊るすことで荷重体が外れないようにしている。そのため、可動部材20が図5に示される開状態へ移動されると、荷重体が可動部材20の屈曲部20bから外れて開放されるようになる。
可動部材20は、ベース部材10に対して開状態側へ移動されるように付勢された状態となっている。可動部材20に作用する付勢力は、ベース部材10との間にバネ、磁石などの付勢部材を配設することで発生する。本実施形態では、後述するぜんまいバネ45によって可動部材20に対して付勢力が付与されるようになっている。
前述のように回動可能で開状態側へ付勢されように支持される可動部材20は、牽引部材150の駆動と連動するように接続される。この場合、牽引部材150は、牽引部材150の駆動を減速して可動部材20に接続することが好ましく、本実施形態では、可動部材20とベース部材10との間に、牽引部材150の移動を減速して可動部材20に伝達する減速機構を配設し、牽引部材150の一端を減速機構の一部、具体的には、減速機構の一部を構成するプーリ41の外周部に固定している。これにより、可動部材20は牽引部材150の駆動と連動することから、ベース部材10は減速機構を介して牽引部材150に吊り下げられることになる。そして、牽引部材150は、地板11の上端に形成された案内孔11cを通じてフック内に案内されており、減速機構によって減速されて、その駆動力が可動部材20に伝達される。また、地板11と蓋部材12の上端は、牽引部材150が巻き上げられた際、巻き上げ装置100に対して当て付く(図9参照)当て付け部17を備えている。
以下、減速機構の構成について説明する。
本実施形態の減速機構は、ベース部材10に支持される歯車による動力伝達機構によって、案内孔11cを通じてフック内に導入案内される牽引部材150の移動を減速して可動部材20に伝達するように構成されている。
このような減速機構は、案内孔11cを通じてフック内に案内される牽引部材150を巻回する巻回溝41aを外周縁に有してベース部材10に回転可能に支持される回転体としてのプーリ41と、プーリ41の支軸41cに一体形成された第1のギヤ部としての小ギヤ41bと、可動部材20の円弧状の基部の外周面に支軸21を中心軸として形成され、小ギヤ41bよりも大きい直径を成して小ギヤ41bと噛み合う第2のギヤ部としての可動部材ギヤ(セクターギヤ)43とを備えている。
前述した歯車による動力伝達機構では、そのギヤ比を適宜設定することで、牽引部材150が巻回されるプーリ41の回転を減速して可動部材20に伝達することが可能であり、本実施形態では、その減速比は例えば7:1となるように設定されている。この減速比は、装置全体の大型化を招かない範囲内でなるべく大きくしたほうが望ましく、その理由は後述する。
ベース部材10(地板11,蓋部材12)には、前述した減速機構の構成要素を保持する保持部が形成されている。具体的には、蓋部材12には、プーリ41の支軸41cを支持するプーリ支持穴12aが形成されている。また、地板11には、プーリ41の中心から延びる中空管状のプーリ軸(軸部)41dを回転可能に支持する支持穴67が形成されており、プーリ軸41dには、可動部材20を開状態側へ移動させるように付勢する付勢部材の一端が固定されるバネ掛け部としてのスリット63が形成されている。
プーリ41は、略カップ状に形成されており、その外周面に牽引部材150を巻回する前述した巻回溝41aが形成され、その環状凹所に付勢部材としてのぜんまいバネ(以下、バネと称する)45を保持している。バネ45は、その外側の一端部が地板11の図示しない第1の支持部としてのバネ掛け部に固定支持され、その内側の他端部45a(図2参照)がプーリ41の環状凹所内に突出形成された第2の支持部としての前述したプーリ軸41dのスリット63に掛止して支持されて、プーリ41に付勢力(可動部材20を開状態側へ復元させる復元力)を与えるようになっている。すなわち、この付勢力が前述したギヤ部の噛合による減速機構を介して可動部材20に伝わり、可動部材20が開状態へと付勢される。なお、これとは逆に、ベース部材10の地板11にプーリ軸41dと同様な中空管状のスリット付き軸部を設け、この軸部のスリットにバネ45の内側の他端部45aを掛止するとともに、バネ45の外側の一端部をプーリ41側に固定してもよい。
プーリ41に巻回される牽引部材150は鉛直下方に垂下することから、牽引部材150を鉛直方向に導く前述した案内孔11cを通じてフック内へ案内することで、牽引部材150を所定の位置から外れ難くすることができる。具体的には、本実施形態では、例えば、プーリ41の外周に対応した円弧状の案内面11eを有する垂直下方へ延びる厚肉部11dが地板11に形成される。また、牽引部材150については、ステンレスワイヤ等、ある程度剛性が強く、無負荷時でも曲率半径が小さくならない素材のものを用いるのがよく、これにより、無負荷時に牽引部材150が絡まることを抑制することができる。
バネ45は、プーリ41の回転方向に対する付勢力、すなわち、減速機構による動力伝達機構を介して、可動部材20を閉状態から開状態へ移動させる付勢力を与えるものであり、この付勢力が強いと可動部材20が開き易くなり、この付勢力が弱いと可動部材20が開き難くなる(可動部材は閉じた状態を維持するため、安全性は高まる)。この場合、可動部材20は、減速機構(ギヤ41b,43)を通じて、牽引部材150の移動に伴って開閉することから、その開閉状態は、プーリ41に保持されるバネ45の付勢力と牽引部材150に作用する引張力との関係によって変化する。牽引部材150には、荷下用フック1そのものの重量と、ここに吊るされる荷重体の重量の合計が作用しており、単に、荷下用フック1が上下動すると仮定すると、バネ45の付勢力は、牽引部材150に荷下用フック1の自重以上の張力が作用した際に、可動部材20が付勢力に抗して閉状態へと移動できるように設定しておけば(荷下用フック1の自重程度の張力が作用したときに可動部材20は復元力によって開位置に移動する)、荷下用フック1を引き出して荷重体が接地し始め、最終的に荷重体による負荷がなくなったときに、可動部材20を閉状態から開くことができるようになる。
また、本実施形態の荷下用フック1には、可動部材20の閉状態でプーリ41の回転を規制する回転規制部が設けられている。そのような回転規制部は、本実施形態では、図4に明確に示されるように、ベース部材10側、具体的には地板11に設けられるストッパ62と、プーリ41側に設けられてストッパ62と当接可能な当接部70とを有する。この場合、ストッパ62は、地板11に設けられる取り付け穴65に取り付けられて支持固定される。特に、本実施形態では、プーリ41をベース部材10(地板11)に組み付ける際に当接部70の位置に対応してスットッパ62の取り付け位置を調整できるように、地板11には、複数の取り付け穴65、図4では周方向に円形の配列を成して多数の取り付け穴65が設けられる。
また、回転規制部を構成するプーリ側41の当接部70は、プーリ41の環状凹所内でプーリ41の内周側面から径方向内側に所定幅で突出する突出部として形成される。この当接部70は、特に本実施形態では、ストッパ62と協働して、可動部材20がベース部材10(具体的には、地板11の閉鎖端部(凹部)11b)に当接して可動部材20のそれ以上の閉方向への移動が阻止される前にプーリ41の回転を規制するようになっている。すなわち、可動部材20の完全閉状態では、図1に示されるように、互いに対向する可動部材20の屈曲部20bの端面20dと地板11の閉鎖端部(凹部)11bとの間に所定の隙間が形成されるようになっている。
また、本実施形態において、回転規制部62,70は、可動部材20の開状態でプーリ41の回転を更に規制するようになっている。そのため、図4の(b)に示されるように、当接部70は、その一端(当接面)70aが可動部材20の開状態でストッパ62と協働してプーリ41の回転を規制するとともに、その他端(当接面)70bが可動部材20の閉状態でストッパ62と協働してプーリ41の回転を規制するようになっている。すなわち、本実施形態では、プーリ41が1回転する前に、プーリ41の閉状態回転規制と開状態回転規制とが切り換わるようになっている。
また、本実施形態において、このように所定幅で突出する突出部として形成される当接部70は、牽引部材150の一端を固定するための牽引部材固定部としての機能も兼ね備えている。具体的には、図4の(b)に示されるように、当接部70は、その幅方向の略中央付近(当接面70a,70b間)に、プーリ41の巻回溝41aの底面から環状凹所内へと径方向内側へ貫くように形成される貫通孔を有し、この貫通孔に牽引部材150の一端が通されてその先端に結紮塊(結びコブ)150aが形成されることによって牽引部材150がプーリ41に対して抜け止め固定されている。
また、本実施形態において、バネ45の他端部45aをスリット63により掛止支持するプーリ41の第2の支持部としてのプーリ軸(軸部)41dには、図3,4,7,8に示されるように、スリット63に伴うプーリ軸41dの変形を規制して補強するための補強部材60が取り付けられている。本実施形態において、この補強部材60は、地板11に設けられた前述の支持穴67に挿通されて、中実を成すそのピン状の本体がプーリ軸41の内孔に嵌入されている。
次に、上記構成の荷下用フック1及び巻き上げ装置100をドローン等の移動体に装着し、荷下用フック1に荷物(荷重体)を引っ掛けて、これを目的地で荷下げする一連の使用態様について説明する。
荷下用フック1を地面に置いた際又は荷下用フック1を手に持った際などにおいては、牽引部材150に張力が働かないことから、可動部材20は、バネ45の付勢力によって開位置に移動している(図5参照)。この状態でユーザは、吊り下げたい荷物を可動部材20とベース部材10との間の開口部分を通じてセットする。
次に、牽引部材150を引っ張る、荷下用フック1をぶら下げる、などの操作を行ない、牽引部材150にバネ45の付勢力に打ち勝つ荷重が加わると、バネ45の付勢力に抗して(バネ45に復元力がチャージされる)可動部材20が閉状態へ向けて回動される。そして、可動部材20と共にプーリ41が回転されて該プーリ41の当接面70bがストッパ62に当接すると、プーリ41の回転が規制されて、可動部材20のそれ以上の閉方向への移動が阻止される完全閉状態(図1及び図6に示される状態)となる。このとき、図1に示されるように、互いに対向する可動部材20の屈曲部20bの端面20dと地板11の閉鎖端部(凹部)11bとの間には所定の隙間が形成される。すなわち、この状態になると、牽引部材150の張力がバネ45の付勢力を下回らない限り、可動部材20が開くことはなく、したがって吊り下げた荷物が荷下用フック1から外れることはない。また、この状態では、牽引部材150の張力が当接部70とストッパ62との当接によってベース部材10側で受けられて(牽引部材150の張力F1が回転規制部62,70での反力F2で相殺され)直接にプーリ41及び可動部材20のギヤ41b,43の歯に作用することがなくなる。したがって、牽引部材150の張力に伴う過度な力がギヤ41b,43の歯に作用することがない。また、そのような過度な力によってプーリ41のプーリ軸41dが破損することもない。これは、前述したようにプーリ軸41dに補強部材60が取り付けられているからである。
次に、牽引部材150を吊り下げる巻き上げ装置100のスプール102を巻き上げ駆動し、荷下用フック1を更に巻き上げると、荷下用フックのベース部材10の上端の当て付け部17が巻き上げ装置100のいずれかの部分に対して当接するようになる(図9参照)。この状態では、牽引部材150の昇降が急加速、急減速する、牽引部材を吊り下げている巻き上げ装置100ごと大きな振動や衝撃を受けたり自由落下するなど、一時的に牽引部材150に働く張力が閾値張力以下になったとしても、牽引部材150が巻き上げ装置100から引き出されない限り可動部材20が開くことはない。このため、巻き上げ装置100を移動させる場合などは、この状態にすることで荷物が落下することはない。
その後、巻き上げ装置(ドローン等)100が荷物を降ろしたい位置に移動したら、巻き上げ装置100のスプール102を放出駆動して牽引部材150を引き出す(降下させる)。この場合、牽引部材150を所定長さ以上引き出した状態で、前述したような衝撃等を受けるなどの異常事態が発生して牽引部材150に働く張力がバネ45の付勢力未満になると、荷物が接地する前で可動部材20が開位置に移動する可能性がある。しかし、本実施形態のように、減速機構41b,43を配設して、減速比をなるべく大きく設定しておくことにより、可動部材20が開くリスクを小さくすることができる。牽引部材150が開状態から閉状態までの移動に要する距離は、減速比に応じて大きくなる。したがって、減速比が大きいほど、開状態から閉状態への移動に必要な時間・距離も大きくなり、瞬間的に張力が無くなった際も、閉状態からの移動量は少なく、可動部材20が開いてしまうリスクは減る。
そして、荷物及び荷下用フック1が接地(荷物が先に接地する)し、牽引部材150に働いている重力に伴う張力が次第に弱まって、それがバネ45の付勢力を下回る(荷物の重力に伴う張力が無くなる)と、チャージされていたバネ45の付勢力(復元力)によって可動部材20は開状態へと移動し、荷物は荷下用フック1から外れる。このときの動作をスムーズに行なうためにも、減速比を大きくしたほうがよい。可動部材20が異物・変形等により、動作に要する摩擦抵抗が増した際も、減速機の倍力効果により、その影響を受けにくくするためである。減速比を大きくすると、バネに必要な復元力は小さくて済むため、バネを保持する部材への必要強度も下げることができ、材料選択の自由度が広がる。減速比を上げるには、小ギヤ41bの歯数を小さくする、可動部材ギヤ43の歯数を大きくするのいずれかが必要であるが、小ギヤ41bの歯数を下げるには形状的な限界がある。可動部材ギヤ43の歯数を大きくすると装置全体の大型化を招く。歯車のモジュールを小さくすることで大型化を招かずに減速比を大きくできるが、それにより歯車の耐荷重が小さくなるため、強度対策が必要になる。
以上説明したように、本実施形態の荷下用フック1によれば、牽引部材150の一端を固定するプーリ41と、プーリ41とギヤ41b,43を介して噛み合って開状態と閉状態との間で移動可能にベース部材10に支持される可動部材20と、プーリ41又は可動部材20を開状態へと付勢するバネ45とを有するとともに、可動部材20の閉状態でプーリ41の回転を規制する回転規制部62,70が設けられているため、ベース部材10に対して開位置と閉位置との間で移動可能に支持される可動部材20が牽引部材150の巻き上げ/引き出し動作と連動するフック構成において、可動部材20の閉状態(荷物を吊り下げた状態)では、プーリ41の回転が回転規制部62,70によって規制され、したがって、牽引部材150の張力が回転規制部62,70で受けられて(牽引部材150の張力F1が回転規制部62,70での反力F2で相殺され)直接にプーリ41及び可動部材20のギヤ41b,43の歯に作用することがなくなり、その結果、牽引部材150による牽引力の作用に伴ってギヤ41b,43の歯に過度な力が作用して、歯飛びが生じたり、歯が破損し、ひいてはプーリ41及び可動部材20が損傷することを防止できる。そのため、プーリ41及び可動部材20の少なくともギヤ41b,43を安価な樹脂等の材料で形成することや、歯車のモジュールを小さくして装置全体の大型化を招かずに減速機構の減速比を高めることが可能にある。
また、本実施形態では、回転規制部を構成する当接部70で牽引部材150の一端を固定するようにしている。これにより、当接部70それ自体が回転規制と牽引部材固定という2つの機能を兼ね備え、牽引部材150の固定部をプーリ41に新たに設ける必要もなくなる。
また、本実施形態において、回転規制部62,70は、可動部材20がベース部材10に当接して可動部材20のそれ以上の閉方向への移動が阻止される前に、プーリ41の回転を規制するようになっている。これにより、可動部材20がベース部材10に当接して可動部材20のそれ以上の閉方向への移動が阻止され(可動部材20が不動状態で固定され)た後、回転規制部62,70によってプーリ41の回転が規制されるまでの間に、牽引部材150の張力に伴う過度な力が直接にギヤ41b,43の歯に作用するといった状態が生じることを回避できる。
また、本実施形態において、回転規制部62,70は、可動部材20の開状態でもプーリ41の回転を更に規制するようになっている。これにより、部品点数を増やすことなく、バネ45の付勢力によって可動部材20が過度に開く(過度に開状態へと移動する)ことも防止できる。
また、本実施形態では、バネ45の一端部45aを支持するプーリ軸41dに補強部材60が設けられているため、プーリ41に作用し得る牽引部材150の牽引力に伴うプーリ軸41dの損傷(プーリ軸41dのスリット63に伴う変形に起因する損傷)を補強部材60によって防止できる。なお、前述したように、ベース部材10の地板11にプーリ軸41dと同様な中空管状のスリット付き軸部を設け、この軸部のスリットにバネ45の他端部45aを掛止するとともに、バネ45の一端部をプーリ41側に固定する逆の取り付け形態を採用する場合には、前記スリット付き軸部に補強部材60が設けられる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、前述した実施形態では、プーリに設けられた当接部とベース部材に設けられたストッパとによって回転規制部が構成されるが、回転規制部は、このような構成に限定されず、可動部材の閉状態でプーリの回転を規制できればどのような規制形態であっても構わない。また、前述した実施形態において、可動部材が、荷重体を引っ掛けた状態で移動するように構成されるが、荷重体を引っ掛けることなく、フック部分を開閉する構造であってもよい。また、可動部材を開方向に付勢する付勢部材については、前述した構造以外のバネ(板バネなど)を用いてもよいし、付勢部材として磁石の吸引を利用するものであってもよい。
また、前述した実施形態では、ピン状の補強部材60をプーリ軸41dの内孔に嵌入してスリット63に伴うプーリ軸41dの強度低下を補償するが、バネ45の一端を支持する支持部の補強形態はこれに限定されない。スリットに伴う支持部の変形を規制して補強できればどのような補強形態であっても構わない。
1 荷下用フック
10 ベース部材
20 可動部材
41 プーリ(回転体)
41b 小ギヤ(第1のギヤ部)
41d プーリ軸(第2の支持部)
43 可動部材ギヤ(第2のギヤ部)
45 バネ(付勢部材)
62 ストッパ(回転規制部)
60 補強部材
63 スリット
70 当接部(回転規制部)
150 牽引部材

Claims (6)

  1. 牽引部材によって吊り下げられるベース部材と、
    前記ベース部材に回転可能に支持され、前記牽引部材の一端を固定するとともに、第1のギヤ部を有する回転体と、
    前記ベース部材と共に荷物吊り下げ部を構成し、荷物を保持可能な閉状態と荷物を放出可能な開状態との間で移動可能に前記ベース部材に支持されるとともに、前記第1のギヤ部よりも大きい直径を成して前記第1のギヤ部と噛み合う第2のギヤ部を有する可動部材と、
    前記回転体又は前記可動部材を前記開状態へと付勢する付勢部材と、
    前記可動部材の前記閉状態で前記回転体と当接して前記回転体の回転を規制する回転規制部と、
    を備えることを特徴とする荷下用フック。
  2. 前記回転規制部は、前記可動部材が前記ベース部材に当接して前記可動部材のそれ以上の閉方向への移動が阻止される前に、前記回転体の回転を規制することを特徴とする請求項1に記載の荷下用フック。
  3. 前記回転規制部は、前記可動部材の前記開状態で前記回転体の回転を更に規制することを特徴とする請求項1又は2に記載の荷下用フック。
  4. 前記回転規制部は、前記ベース部材側に設けられるストッパと、前記回転体側に設けられて前記ストッパと当接可能な当接部とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の荷下用フック。
  5. 前記当接部で前記牽引部材の一端が固定されることを特徴とする請求項4に記載の荷下用フック。
  6. 牽引部材によって吊り下げられるベース部材と、
    前記ベース部材に回転可能に支持され、前記牽引部材の一端を固定するとともに、第1のギヤ部を有する回転体と、
    前記ベース部材と共に荷物吊り下げ部を構成し、荷物を保持可能な閉状態と荷物を放出可能な開状態との間で移動可能に前記ベース部材に支持されるとともに、前記第1のギヤ部よりも大きい直径を成して前記第1のギヤ部と噛み合う第2のギヤ部を有する可動部材と、
    前記回転体又は前記可動部材を前記開状態へと付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記付勢部材は、その一端部が前記ベース部材の第1の支持部に支持されるとともに、その他端部が前記回転体の第2の支持部に支持され、前記第1の支持部又は前記第2の支持部は、前記付勢部材の端部を支持するスリットを有する軸部として形成され、前記軸部には、前記スリットに伴う前記軸部の変形を規制して補強するための補強部材が取り付けられることを特徴とする荷下用フック。
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