JP6856298B2 - Lng運搬船およびlng運搬船の製造方法 - Google Patents

Lng運搬船およびlng運搬船の製造方法 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、LNG運搬船に関する。また、本発明は、そのようなLNG運搬船を製造する為の方法に関する。さらに、本発明は、フローティングLNGプラントに関する。
背景
基本的には、LNGの為のフローティング生産、貯蔵およびオフローディング(FPSO)船であるフローティングLNGプラントは、天然ガス供給および液化天然ガス(LNG)貯蔵の為に、オフショアオイル及びガス産業によって通常は使用される。FPSO船は、近くのプラットフォームから、又は、海底坑井からの天然ガスおよび他の成分を含む供給ガスを受けるように設計される。受け取られた供給ガスは、船上の処理設備によって処理され、天然ガスを他の成分から分離し、その後、低温まで冷却することによって液化され、陸上ターミナルまで輸送するLNG運搬船に液体が移送されるまでFPSO上のタンク内で液化天然ガスとして貯蔵される。
通常、球状貯蔵タンクが、LNGをFPSOに貯蔵する為に使用される。そのような球状タンクは、例えば、モス型(Moss-type)タンクとして知られるが、これは、断熱シェル内の球積から成る。しかしながら、球形状の貯蔵タンクは、使用床面積という点で非効率であり、メインデッキを通ってタンクが突出するので、デッキが他の目的(処理設備など)の為に使用できない。そのため、球状LNGタンクを使用するFPSOにおいて、貯蔵能力および生産能力間のトレードオフになる。前述されたような大きなLNG貯蔵能力は、プラントの処理設置面積を著しく減少することなく達成することができない。
JP 2011230550は、LNG-FPSOシステムを開示するが、このLNG-FPSOシステムは、天然ガスから液化ガスを発生させるプラントと、第1タンクと、フロート上で、第1タンクと種類の異なる第2タンクと、を含む。このLNG-FPSOシステムは、プラントで発生された液化ガスを第1タンクに貯蔵し、その後、第1タンクから液化ガスを第2タンクに輸送し、それによって、第1タンクと比べて第2タンクの半負荷期(a half-load period)と、第2タンクがスロッシング(sloshing)によって損傷を受ける可能性とを減少させる。スロッシングによって損傷を受けそうなタンクは、スロッシングによる損傷を減少させるため、第2タンクの為に使用される。
本発明は、従来技術からの一つ又は複数の不利益を克服することを目的とする。
この目的は、胴体、メインデッキ、メインデッキ下方にある複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクが備えられたLNG運搬船によって達成されるが、
−第1の数の貨物倉は、一次貨物倉として構成され、各々は、第1型LNG貯蔵タンクを備え、第1型LNG貯蔵タンクは、胴体内側の球状型LNGタンクとして配置され、球状型LNGタンクの一部分は、メインデッキ上方に突出し、
−第2の数の貨物倉は、二次貨物倉として構成され、各々は、LNG貯蔵タンクを欠くか、第2型LNG貯蔵タンクを備え、第2型LNG貯蔵タンクは、球状型LNGタンクではなく、それぞれの貨物倉に適合し、第1の数と第2の数の合計は、その過半数(the plurality)に等しく、
−二次貨物倉上方にあるメインデッキ領域の第1部分には、LNG処理の為の処理設備が設けられ、
−それぞれの第2貨物倉に第2型LNG貯蔵タンクが装備される場合には、二次貨物倉上方にあるメインデッキ領域の第2部分には処理設備がなく、それぞれの二次貨物倉内の第2型LNG貯蔵タンクにアクセスする為の開口部を備えたオープンスペースを備える。
本発明は、他の貨物倉には球状LNG貯蔵タンクが組み込まれる一方、多くの貨物倉において第2の非球型のLNG貯蔵タンクを配置することによって、処理設備の為に必要なスペースと、LNG運搬船におけるLNG貯蔵量の為のスペースとの割合が最適化できる。第2型LNGタンクを貨物倉内に配置することによって、デッキスペースを完全に解放することができる。さらに、第2型LNG貯蔵タンク上方にあるメインデッキに開口部と共に処理設備にオープンスペースを設けることによって、第2型LNG貯蔵タンクは、ポンプ設備のような工具と共に、さらに/または、点検の為にアクセス可能になる。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、二次貨物倉の各々の上方には、メインデッキが補強デッキとして配置され、補強部は、メインデッキ上の処理設備の荷重に対応して配置される。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、一つ又は複数の二次貨物倉上方にあるメインデッキの第3部分は、処理設備が無い状態に保たれる。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、LNG運搬船は、二次貨物倉上方にあるメインデッキの第2部分にクレーンを備え、クレーンは、開口部を通って、第2型LNG貯蔵タンクに/からLNGポンプデバイスを移送する為に配置される。
一態様によると、本願発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、第2型LNG貯蔵タンクの重量およびそれぞれの第2型LNG貯蔵タンク上方にある処理設備の重量は、第1型LNG貯蔵タンクの重量以下になっている。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、第2型LNG貯蔵タンクのペイロードは、第1型LNG貯蔵タンクのペイロード未満になっている。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、第2型タンクは、プリズマ形状のタンク、円筒状タンク、双方向ローブ円筒状タンクを含む群から選択されるタンク型式である。
一態様によると、本発明は、前述したようなLNG運搬船に関し、LNG運搬船には、胴体と並んで張出部が設けられる。
また、本発明は、フローティングLNGプラントに関し、フローティングLNGプラントは、第1のLNG運搬船と、第2のLNG運搬船と、接続構造体と、海底にフローティングプラントを係留する為の係留システムとを備え、接続構造体は、双胴船を得るために、第1のLNG運搬船の胴体の側壁と第2のLNG運搬船の胴体の側壁とを接続するように配置され、胴体は、それぞれの胴体間の接続構造体を用いて互いに隣接され、少なくとも第1のLNG運搬船が、前述されたようなLNG運搬船である。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、係留システムには、フローティングLNGプラントにウェザーベーンすることを可能にする為のタレットが備えられる。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、タレットは、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の胴体の各々の外側に配置される。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、接続構造体は、第1のLNG運搬船の胴体と並んで張出部を備える。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、接続構造体は、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の間に密閉箱構造体(closed box structure)を備える。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、接続構造体は、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の胴体間に追加デッキスペースを設け、処理設備の更なる部分が、接続構造体によって設けられた追加デッキスペースに組み込まれる。
一態様によると、本発明は、前述したようなフローティングLNGプラントに関し、LNG処理の為の処理設備は、天然ガスの液化の為の手段を備える。
さらに、本発明は、胴体、メインデッキ、メインデッキ下方にある複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクが備えられたLNG運搬船を製造する為の方法に関し、
‥対応した数の貨物倉において、複数の第1型LNG貯蔵タンクが備えられたプレハブ方式のLNG運搬船を準備するステップであって、第1型LNG貯蔵タンクは、胴体の内側に配置され、その一部分がメインデッキ上方に突き出た球状型式LNGタンクである、ステップと、
‥第2の数の貨物倉から、第1型LNG貯蔵タンクを除去し、除去された第1型のLNG貯蔵タンクに隣接したメインデッキを除去するステップであって、第2の数は、過半数より小さく、第1の数の第1型LNG貯蔵タンクが残る、ステップと、
‥球状型式LNGタンクでない第2型LNG貯蔵タンクに、一つ又は複数の第2の数の貨物倉を組み込むステップと、
‥第2型貨物倉にわたってメインデッキを構築し補強するステップと、
‥二次貨物倉にわたってメインデッキ領域の第1部分にLNG処理の為の処理設備を組み込むステップであって、メインデッキ領域の第2部分には処理設備が無い、ステップと、
‥第2型LNG貯蔵タンクが、それぞれの二次貨物倉に組み込まれた場合、第2型LNG貯蔵タンクに対するアクセスの為に第2型LNG貯蔵タンク上方のメインデッキ領域の第2部分に開口を備えたオープンスペースを準備するステップと、を有する。
一態様において、本発明は、前述したような方法に関し、第2の数の貨物倉から第1型LNG貯蔵タンクを除去するステップは、それぞれの貨物倉の横断隔壁を維持する工程を有する。
一態様において、本発明は、前述したような方法に関し、第2の数の貨物倉の一つに第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、それぞれの貨物倉の既存の横断隔壁の間に第2型LNG貯蔵タンクを取りつける工程を有する。
一態様において、本発明は、前述したような方法に関し、第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、二次貨物倉に補強部を組み込む工程を有する。
一態様において、本発明は、前述したような方法に関し、接続構造体によってLNG運搬船を第2のLNG運搬船で接合するステップと、双胴船を得る為に、それぞれの胴体間の前記接続構造体を用いて、胴体が接続構造体と共に互いに隣接するように、第1のLNG運搬船の胴体の側壁と第2のLNG運搬船の胴体の側壁とを接続する為に接続構造体を配置するステップと、を有する。
一態様において、本発明は、前述したような方法に関し、第2のLNG運搬船は、前述したような方法に従って製造される。
有利な実施形態は、添付された請求項によって更に規定される。
以下、本発明の例示的実施形態が示される図面を参照して、より詳細に本発明を説明する。
図1は、本発明に従うLNG運搬船の側面図を示す。 図2は、本発明の一実施形態に従うLNG運搬船の上面図を示す。 図3は、二次貨物倉にわたって、図1のLNG運搬船の胴体の横断面を示す。 図4は、本発明の一実施形態に従うフローティングLNGプラント1の上面図を示す。
実施形態の詳細な説明
図1は、本発明の一実施形態に従うLNG運搬船10の側面図を示す。
LNG運搬船10は、胴体14およびメインデッキ16を備える。
LNG運搬船10には、複数のLNGタンク20,22によってLNG用貯蔵能力が更に備えられている。LNGタンク20,22は、運搬船の各々の貨物倉の中に装着されている。
複数のLNGタンクは、一つ又は複数の第1球状型のLNGタンク20を備え、これらは、LNG運搬船10の胴体14内部の(一次貨物倉として示される)貨物倉C1内に配置されている。球状LNGタンク20は、メインデッキ16上方にある球の一部分が突き出るように寸法が定められている。
球状LNGタンクは、MOSS型LNGタンクとして従来技術と区別ができる。
本発明によると、LNG運搬船10は、LNG運搬船10の(二次貨物倉として示される)残りの貨物倉C2内に第2の、非球型の一つ又は複数のLNGタンク22を更に備える。
一つ又は複数の第2型LNGタンク22は、メインデッキ16の一部の下にある二次貨物倉に適合され、各々の二次貨物倉は、第2型LNGタンク22で装備されているか、あるいは、第2型LNGタンクを欠くが、メインデッキ16で実質的に覆われている。
この方式において、各々の二次貨物倉上方のメインデッキ16の一部は、実質的に空いており、LNG処理の為の処理設備を組み込む為の空間として利用可能である。処理設備は、LNG運搬船にLNGの為の生産能力を与え、処理設備は、ブロック24,26によって概略的に描かれている。
組み込まれる第2型LNG貯蔵タンクの配置および数は、LNG処理設備の為に必要なデッキスペースによって定められる一方、LNG運搬船10の不十分な浮力を避ける為に、第2型LNG貯蔵タンクの重量および処理設備の重量によって定められる。
さらに、第2型LNG貯蔵タンクのペイロードの重量および第1型LNG球状貯蔵タンクのペイロードの重量が考慮に入れられるべきである。
プレハブ方式のLNG運搬船10を複数の、第1型LNG球状タンク20のみで換装する場合(換装は、一つ又は複数の第1型LNG貯蔵タンク20の除去および交換を含む)一つの貨物倉C2上方に組み込まれる処理設備24,26の重量と、二次貨物倉に組み込まれる場合には、第2型LNG貯蔵タンク22およびペイロードの重量とが、単一の第1型LNG球状貯蔵タンク20の重量およびペイロードを越えるべきではない。
さらに、処理設備24,26の重量という観点で、処理設備が組み込まれるメインデッキ16は適切に補強される。
図2は、図1に従うLNG運搬船10の概略上面図を示す。
第2型LNG貯蔵タンク22は、それぞれの貨物倉C2と接する隔壁28の間に組み込まれる。
その実施形態によると、第2型LNG貯蔵タンク22上方の領域は、処理設備によって完全に占有されておらず、メインデッキ16下方の第2型LNG貯蔵タンク22にアクセスする為の開口32を備えたオープンスペース30を備える。
留意すべき点は、二次貨物倉C2にわたってメインデッキ領域を占有し第2型LNG貯蔵タンクを欠く処理設備26が、全領域を覆うか、オープンスペースを有することである。
メインデッキ16における、そのような開口32は、前記開口を通る、LNGポンプデバイス(図示せず)の、第2型LNG貯蔵タンクへの/からの通路の為に構成される。
メインデッキ16上のオープンスペース30は、クレーン(図示せず)によってアクセスされるように配置され、クレーンは、開口部を通ってLNGポンプデバイスを移送することができる。
図示された実施形態において、メインデッキ16上のオープンスペース30は、二次貨物倉C2にわたって縦方向に広がっている。これは、クレーンが、その方向に操縦可能であることを可能にする。
あるいは、オープンスペース30は、船の横断方向に広がってもよい。
選択的に、LNG運搬船10には、胴体14と並んで張出部34が設けられている。張出部の使用によって、処理設備の為に追加デッキスペースが提供される。
一実施形態において、処理設備24,26は、ガス源(図示せず)からの供給ガス液化の為に液化システムを備える。
一実施形態において、LNG運搬船10には、所定の沖合地で船を係留させる係留システムが設けられる。
更なる実施形態において、係留システムには、LNG運搬船がウェザーベーンするように係留ブイ(図示せず)と結合する為のタレットシステムが備えられる。
図3は、第2型LNG貯蔵ダンク22を保持する二次貨物倉C2にわたる、図1のLNG運搬船10の胴体14の横断面を示す。
この例示的実施形態において、プリズムのLNG貯蔵タンクは、二次貨物倉C2に組み込まれる。プリズムのLNG貯蔵タンクは、コーナーブラケット42,43の間の貨物倉の床41上の底部分と、胴体14の側壁44,45に隣接した貯蔵タンクの側壁とによって位置決めされる。
メインデッキ16の上方には、処理設備24,26が、二次貨物倉C2のアクセス開口部32の上方にある中間オープンスペース30と共に組み込まれる。
一実施形態において、プリズム形状のLNG貯蔵タンクに代わりに、第2型LNG貯蔵タンク22は、例えば、円筒状タンクや双方向ローブ円筒状タンクのうちの一つでもよい。
一実施形態において、第2型LNG貯蔵タンクには、貯蔵タンクの上部にボイルオフドーム(図示せず)が備えられ、このドームは、メインデッキ16上方にある二次貨物倉C2の外側に吹出し口(図示せず)を有する。
一実施形態において、ガスボイルオフは、処理設備24,26、例えば、熱交換器、ガス圧縮機、ガス機関(図示せず)に供給可能である。
図4は、本発明の一実施形態に従うフローティングLNGプラント1の上面図を示す。
フローティングLNGプラント1は、第1のLNG運搬船10と、第2のLNG運搬船11と、接続構造体12とを備える。
第1のLNG運搬船および第2のLNG運艦船は、各々が胴体14とメインデッキ16とを備えるが、接続構造体12によって、互いに並んで配置・結合されている。接続構造体12は、LNG運搬船10、11の間で、船の縦方向に延びている。
図1−図3を参照して前述したように、LNG運搬船10,11の少なくとも一つは、第1型LNG貯蔵タンク20、第2型LNG貯蔵タンク22によって、LNGの為の貯蔵能力を更に備える。前述したように、前記LNG運搬船上の処理設備は、LNG生産の為の能力を与える。
LNGタンク20,22は、貨物倉C1(貨物倉C2は説明済み)に装着されている。
一実施形態において、フローティングLNGプラント1には、係留システム18が備えられ、所定の沖合地でフローティングLNGプラントを係留する。
更なる実施形態において、係留システム18には、フローティングLNGプラントがウェザーベーンすることができるように、係留ブイ(図示せず)と結合する為のタレットシステムが備えられている。
また更なる実施形態において、係留ブイは、一つ又は複数のライザ(図示せず)を備え、これらは、海底坑井またはガス源に結合され、係留システム18は、フローティングLNGプラント1上の処理設備24,26にライザを結合するように配置される。
第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の胴体間の接続構造体12は、張出構造体34および密閉箱構造体の一つでもよい。
本発明は、前述したようにLNG運搬船10あるいはフローティングLNGプラント1を製造する為の方法にも関連する。
この方法は、新たにLNG運搬船10またはフローティングLNGプラント1を建造することを含むが、球状LNG貯蔵タンク20を用いて配置される既存のフローティングLNGプラントや既存のLNG運搬船10、11を換装することも含む。
新たに建造するフローティングプラント1、換言すれば、新たに建造されるLNG運搬船10に基づいて、第1型LNG貯蔵タンク20,第2型LNG貯蔵タンク22は、LNG運搬船10に、或いは、LNG運搬船10,11のうち少なくとも一つに、要求通りに配置され、これらが、本発明に従うフローティングLNGプラント1を作り上げる。
換装処理において、既存のLNG運搬船10または既存のフローティングLNGプラント1(または、既存のLNG運搬船から建造されるフローティングLNGプラント)は、LNG運搬船10,11の胴体14における貨物倉C1から一つ又は複数のLNG貯蔵タンク20を除去するステップと、次に、一つ又は複数の第2型LNG貯蔵タンク22を収容する為の第2型貨物倉C2として貨物倉を適合するステップと、その後、適合された第2型貨物倉C2において前記第2型LNG貯蔵タンク22を組み込むステップとによって換装される。
二次の貨物倉C2の配置において、補強されるメインデッキ16は、LNG処理の為に処理設備24,26を用いて、構築され、配置される。
一実施形態において、前記配置において、追加の処理デッキがメインデッキ16の上方に配置され、処理設備を収容する。
一態様によると、LNG運搬船10,第2のLNG運搬船11,接続構造体12、海底にフローティングLNGプラントを係留する為の係留システム18を備えるフローティングLNGプラント1を製造する為の方法において、LNG運搬船10,11の各々には、胴体14,メインデッキ16,メインデッキ16の下の貨物倉C1,C2、それぞれの胴体の内側に配置された一つ又は複数の第1型球状LNG貯蔵タンク20が設けられ、球状タンクの一部分がメインデッキ上方に突出する、方法であって、
・双胴船を構築するために、それぞれの胴体の間の接続構造体を用いて胴体が互いに隣接するように、LNG運搬船10の外側壁と第2型LNG運搬船11の外側壁とを接続するステップと、
・一つ又は複数の第2型LNG貯蔵タンク22を用いて、メインデッキ16の一部の下に少なくとも一つの二次貨物倉C2に少なくともLNG運搬船10を設ける(第2型LNG貯蔵ダンク22は球状型LNG貯蔵タンクではない)ステップと、
・LNG運搬船10のメインデッキ16に少なくとも配置される、フローティングLNGプラント1に搭載されたLNG処理の為の処理設備24,26を組み込むステップと、
を含み、処理設備の少なくとも一部は、第2型LNG貯蔵タンク22を保持する二次貨物倉C2上方のメインデッキの一部の上方に配置される。
本発明は、以下の条項で更に規定可能である。
第1項 LNG運搬船は、胴体、メインデッキ、メインデッキ下方の複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクを備え、
−第1の数の貨物倉は、一次貨物倉として構成され、各々が、第1型LNG貯蔵タンクを備え、第1型LNG貯蔵タンクは、胴体の内側にある球状型LNGタンクとして配置され、球状タンクの一部分はメインデッキ上方に突出し、
−第2の数の貨物倉は、二次貨物倉として構成され、各々は、LNG貯蔵タンクを欠くか、第2型LNG貯蔵タンクを備え、第2型LNG貯蔵タンクは、球状型LNGタンクではなく、それぞれの貨物倉に適合し、第1の数および第2の数の合計は、過半数に等しく、
−二次貨物倉の上方のメインデッキ領域の第1部分には、LNG処理の為の処理設備が設けられ、それぞれの貨物倉に第2型LNG貯蔵タンクを装備される場合、二次貨物倉の上方にあるメインデッキ領域の第2部分には、処理設備が無く、それぞれの二次貨物倉内の第2型LNG貯蔵タンクにアクセスする為の開口部を備える。
第2項 第1項に従うLNG運搬船において、各々の二次貨物倉の上方にメインデッキが補強デッキとして配置され、補強デッキは、メインデッキ上の処理設備の荷重に対応して配置される。
第3項 第1項または第2項に従うLNG運搬船において、一つ又は複数の二次貨物倉の上方にあるメインデッキの第3部分は、処理設備がない状態に保たれる。
第4項 第1項−第3項のいずれかに従うLNG運搬船において、LNG運搬船は、二次貨物倉の上方にあるメインデッキ領域の第2部分にクレーンを備え、クレーンは、開口部を通して、第2型LNG貯蔵タンクに/第2型LNG貯蔵タンクから、LNGポンプデバイスを移送するために配置される。
第5項 第1項−第4項のいずれかに従うLNG運搬船において、第2型LNG貯蔵タンクの重量およびそれぞれの第2型LNG貯蔵タンクの上方にある処理設備の重量は、第1型LNG貯蔵ンクの重量以下である。
第6項 第5項に従うLNG運搬船において、第2型LNG貯蔵ダンクのペイロードは、第1型LNG貯蔵タンクのペイロード未満である。
第7項 第1項〜第6項のいずれかに従うLNG運搬船において、第2型タンクは、プリズマ形状タンク、円筒状タンク、双方向ローブ円筒状タンクから成る群から選択されるタンク型である。
第8項 第1項−第7項のいずれかに従うLNG運搬船において、LNG運搬船には胴体と並んで張出部が設けられる。
第9項 フローティングLNGプラントは、第1のLNG運搬船、第2のLNG運搬船、接続構造体、海底にフローティングLNGプラントを係留する為の係留システムを備え、接続構造体は、双胴船を得るために、第1のLNG運搬船の胴体の側壁と第2のLNG運搬船の胴体の側壁とを接続するように配置され、胴体は、それぞれの胴体間の接続構造体を用いて互いに隣接され、少なくとも第1のLNG運搬船は、第1項−第8項のいずれかに従うLNG運搬船である。
第10項 第9項に従うフローティングLNGプラントにおいて、係留システムには、フローティングLNGプラントにウェザーベーンすることを可能にする為のタレットが備えられる。
第11項 第10項に従うフローティングLNGプラントにおいて、タレットは、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の胴体の各々の外側に配置される。
第12項 第9項に従うフローティングLNGプラントにおいて、接続構造体は、第1のLNG運搬船の胴体と並んで、張出部を備える。
第13項 第9項に従うフローティングLNGプラントにおいて、接続構造体は、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の間に密閉箱構造体を備える。
第14項 第12項または第13項に従うフローティングLNGプラントにおいて、接続構造体は、第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の胴体間に追加のデッキスペースを設け、処理設備の更なる部分が、接続構造体によって設けられた追加デッキスペースに組み込まれる。
第15項 第9項−第14項のいずれかに従うフローティングLNGプラントにおいて、LNG処理の為の処理設備は、天然ガスの液化手段を備える。
第16項 胴体、メインデッキ、メインデッキ下方にある複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクが備えられたLNG運搬船を製造する為の方法において、
‥対応した数の貨物倉において、複数の第1型LNG貯蔵タンクが備えられたプレハブ方式のLNG運搬船を準備するステップであって、第1型LNG貯蔵タンクは、胴体の内側に配置され、その一部分がメインデッキ上方に突き出た球状型式LNGタンクである、ステップと、
‥第2の数の貨物倉から、第1型LNG貯蔵タンクを除去し、除去された第1型のLNG貯蔵タンクに隣接したメインデッキを除去するステップであって、第2の数は、過半数より小さく、第1の数の第1型LNG貯蔵タンクが残る、ステップと、
‥球状型式LNGタンクでない第2型LNG貯蔵タンクに、一つ又は複数の第2の数の貨物倉を組み込むステップと、
‥第2型貨物倉にわたってメインデッキを構築し補強するステップと、
‥二次貨物倉にわたってメインデッキ領域の第1部分にLNG処理の為の処理設備を組み込むステップであって、メインデッキ領域の第2部分には処理設備が無い、ステップと、
‥第2型LNG貯蔵タンクが、それぞれの二次貨物倉に組み込まれた場合、第2型LNG貯蔵タンクに対するアクセスの為に第2型LNG貯蔵タンク上方のメインデッキ領域の第2部分に開口を備えたオープンスペースを準備するステップと、
を有する。
第17項 第16項に従う方法において、第2の数の貨物倉から第1型LNG貯蔵タンクを除去するステップは、それぞれの貨物倉の横断隔壁を維持する工程を有する。
第18項 第16項または第17項に従う方法において、第2の数の貨物倉の一つに第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、それぞれの貨物倉の既存の横断隔壁の間に第2型LNG貯蔵タンクを取りつける工程を有する。
第19項 第18項に従う方法において、第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、二次貨物倉に補強部を組み込む工程を有する。
第20項 第16項−第19項のいずれかに従う方法において、接続構造体によってLNG運搬船を第2のLNG運搬船で接合するステップと、双胴船を得る為に、それぞれの胴体間の前記接続構造体を用いて、胴体が接続構造体と共に互いに隣接するように、第1のLNG運搬船の胴体の側壁と第2のLNG運搬船の胴体の側壁とを接続する為に接続構造体を配置するステップと、を有する。
第21項 第20項に従う方法において、第2のLNG運搬船は、第16項−第19項のいずれかの方法に従って製造される。
本発明は、幾つかの実施例を参照して説明されてきた。当業者によって理解されることは、本発明の他の代替および均等の実施形態が、本発明から逸脱することなく、想到可能であり、実施可能である点である。本発明は、そのような全ての変形例および変更例が添付された請求項の範囲に入るように、これらの全てを含むように解釈されるべきである。

Claims (21)

  1. 胴体、メインデッキ、前記メインデッキ下方にある複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクが備えられたLNG運搬船であって、
    第1の数の貨物倉は、一次貨物倉として構成され、前記一次貨物倉は、各々が、第1型LNG貯蔵タンクを含み、前記第1型LNG貯蔵タンクは、前記胴体内側で球状型LNGタンクとして配置され、前記球状型LNGタンクの一部分は前記メインデッキ上方に突き出ており、
    第2の数の貨物倉は、二次貨物倉として構成され、前記二次貨物倉は、各々が、LNG貯蔵タンクを欠くか、球状型LNGタンクではなく、それぞれの貨物倉に適合する第2型LNG貯蔵タンクを備え、
    前記第1の数の貨物倉および第2の数の貨物倉の合計は、前記複数の貨物倉に等しく、
    前記二次貨物倉上方の前記メインデッキの領域の第1部分には、LNG処理の為の処理設備が設けられ、
    それぞれの第2の貨物倉に、第2型LNG貯蔵タンクが装備される場合、前記二次貨物倉上方にある前記メインデッキの前記領域の第2部分は、処理設備が無く、それぞれの二次貨物倉内の前記第2型LNG貯蔵タンクにアクセスする為の開口を備えたオープンスペースであって、前記二次貨物倉上方に縦方向または横断方向に広がる前記オープンスペースを含む、LNG運搬船。
  2. 各々の二次貨物倉上方に前記メインデッキが補強デッキとして配置され、補強部は、前記メインデッキ上の前記処理設備の荷重に対応して配置される、請求項1に記載のLNG運搬船。
  3. 一つ又は複数の二次貨物倉上方にある前記メインデッキの第3部分は、処理設備が無い状態に保たれる、請求項1または2に記載のLNG運搬船。
  4. 前記LNG運搬船は、前記二次貨物倉上方にある前記メインデッキの領域の前記第2部分にクレーンを備え、前記クレーンは、開口を通して前記第2型LNG貯蔵タンクにLNGポンプデバイスを移送し/開口を通して前記第2型LNG貯蔵タンクからLNGポンプデバイスを移送する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のLNG運搬船。
  5. 前記第2型LNG貯蔵タンクの重量およびそれぞれの前記第2型LNG貯蔵タンク上方にある前記処理設備の重量が、前記第1型LNG貯蔵タンクの重量以下である、請求項1−4のいずれか一項に記載のLNG運搬船。
  6. 前記第2型LNG貯蔵タンクのペイロードは、前記第1型LNG貯蔵タンクのペイロード未満である、請求項5に記載のLNG運搬船。
  7. 前記第2型LNG貯蔵タンクは、プリズム形状のタンク、円筒状タンク、双方向ローブ円筒状タンクを含む群から選択されるタンク型式である、請求項1−6のいずれか一項に記載のLNG運搬船。
  8. 前記LNG運搬船には、胴体と並んで張出部が設けられる、請求項1−7のいずれか一項に記載のLNG運搬船。
  9. 第1のLNG運搬船、第2のLNG運搬船、接続構造体、フローティングLNGプラントを海底に係留させる為の係留システムを備える、フローティングLNGプラントであって、
    前記接続構造体は、前記第1のLNG運搬船の前記胴体の側壁と、前記第2のLNG運搬船の前記胴体の側壁とを接続するように配置され、双胴船を得る為に、それぞれの前記胴体の間の前記接続構造体を用いて前記胴体が互いに隣接し、
    少なくとも前記第1のLNG運搬船が、請求項1−8のいずれか一項に記載のLNG運搬船である、フローティングLNGプラント。
  10. 前記係留システムには、前記フローティングLNGプラントにウェザーベーンすることを可能にする為のタレットが備えられる、請求項9に記載のフローティングLNGプラント。
  11. 前記タレットは、前記第1のLNG運搬船および第2のLNG運搬船の各々の外部に配置される、請求項10に記載のフローティングLNGプラント。
  12. 前記接続構造体は、前記第1のLNG運搬船の前記胴体と並んで張出部を備える、請求項9に記載のフローティングLNGプラント。
  13. 前記接続構造体は、前記第1のLNG運搬船および前記第2のLNG運搬船の間に密閉箱構造体を備える、請求項9に記載のフローティングLNGプラント。
  14. 前記接続構造体は、前記第1のLNG運搬船および前記第2のLNG運搬船の前記胴体の間に追加のデッキ空間を与え、前記処理設備の更なる部分が、前記接続構造体によって与えられた前記追加のデッキ空間に組み込まれる、請求項12または13に記載のフローティングLNGプラント。
  15. LNG処理の為の前記処理設備は、天然ガスの液化手段を備える、請求項9−14のいずれか一項に記載のフローティングLNGプラント。
  16. 胴体、メインデッキ、前記メインデッキ下方にある複数の貨物倉、LNG貯蔵タンクが備えられるLNG運搬船を製造する為の方法であって、
    対応した数の貨物倉において、複数の第1型LNG貯蔵タンクが備えられたプレハブ方式のLNG運搬船を準備するステップであって、前記第1型LNG貯蔵タンクは、前記胴体の内側に配置され、その一部分がメインデッキ上方に突き出る球状型式LNGタンクである、前記ステップと、
    第2の数の貨物倉から、前記第1型LNG貯蔵タンクを除去し、前記除去された第1型のLNG貯蔵タンクに隣接した前記メインデッキを除去するステップであって、前記第2の数は、前記複数の第1型LNG貯蔵タンクより小さく、第1の数の第1型LNG貯蔵タンクが残る、前記ステップと、
    球状型式LNGタンクでない第2型LNG貯蔵タンク、一つ又は複数の前記第2の数の貨物倉組み込むステップと、
    二次貨物倉にわたってメインデッキを構築し補強するステップと、
    前記二次貨物倉にわたって前記メインデッキの領域の第1部分にLNG処理の為の処理設備を組み込むステップであって、前記メインデッキの領域の第2部分には処理設備が無い、前記ステップと、
    第2型LNG貯蔵タンクが、それぞれの二次貨物倉に組み込まれた場合、前記第2型LNG貯蔵タンクに対するアクセスの為に前記第2型LNG貯蔵タンク上方にある前記メインデッキの領域の前記第2部分に開口を備えたオープンスペースであって、前記二次貨物倉上方に縦方向または横断方向に広がる前記オープンスペースを準備するステップと、
    を有する方法。
  17. 前記第1型LNG貯蔵タンクを前記第2の数の前記貨物倉から除去するステップは、それぞれの前記貨物倉の横断隔壁を維持する工程を有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第2の数の貨物倉の一つに前記第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、それぞれの前記貨物倉の既存の横断隔壁の間に前記第2型LNG貯蔵タンクを取り付ける工程を有する、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記第2型LNG貯蔵タンクを組み込むステップは、前記二次貨物倉に補強部を組み込む工程を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 接続構造体によって前記LNG運搬船を第2のLNG運搬船で接合するステップと、
    双胴船を得る為に、それぞれの前記胴体間の前記接続構造体を用いて、前記胴体が前記接続構造体と共に互いに隣接するように、前記第1のLNG運搬船の前記胴体の側壁と前記第2のLNG運搬船の前記胴体の側壁とを接続する為に前記接続構造体を配置するステップと、
    を有する、請求項16−19のいずれか一に記載の方法。
  21. 前記第2のLNG運搬船は、請求項16−19のいずれか一項に記載の方法にしたがって製造される、請求項20に記載の方法。
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