JP6855795B2 - ワーク吊具 - Google Patents

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本発明はワークをクレーンで吊り上げ搬送する際に用いるワーク吊具に関する。
図10に示すように、車体後部に2つの車軸を有するトラック等の車両30には、それぞれの車軸にデファレンシャルギア31、32を備えたものがある。かかる車両では、エンジンEからの動力を2つのデファレンシャルギア31、32に伝達する必要があり、特に前側のデファレンシャルギア31が通常のデファレンシャルギアとは異なる構造となっている。
図11に示すように、前側のデファレンシャルギア31は、後側のデファレンシャルギア32まで延びるプロペラシャフト33から動力を得てアクスルシャフト34に伝達するようになっている。このため、ドライブピニオン5がプロペラシャフト33とは別のシャフト35に設けられており、このシャフト35には、プロペラシャフト33からの動力を受けるためのヘリカルギア4が設けられている。
特開平09−278348号公報 特開2006−312530号公報 特開平07−330279号公報 特開昭61−243796号公報
ところで、図9に示すように、ドライブピニオン5とヘリカルギア4は取付フランジ6と共にアッセンブリ化(以下、ピニオンアッセンブリ2)されており、ピニオンアッセンブリ2の相手部品であるデフキャリア3に一括して組み付けることができる。
しかしながら、ピニオンアッセンブリ2をデフキャリア3内に搬送するのに適当な吊具がなかった。例えば吊具には、把持用の爪(図示せず)が円弧状に動くものがあったが、かかる吊具でピニオンアッセンブリ2を把持し、デフキャリア3内にピニオンアッセンブリ2をセットすると、ピニオンアッセンブリ2の周囲の隙間が小さいため、円弧状に動く爪では外すことができなくなる。
このため、デフキャリア3内にピニオンアッセンブリ2を手作業で搬送していた。かかる作業は重筋作業となり、指の挟まれ等が懸念される。また、ピニオンアッセンブリ2が落下され、強打されることによって損傷する可能性もあった。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、重筋作業を低減すると共に、作業の安全性を高め、ワークが損傷する可能性を低減することができるワーク吊具を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、ギアを有すると共に前記ギアの端面が下向きにして露出されるワークをクレーンで吊り上げ搬送するに際し用いられるワーク吊具であって、前記ギアの鉛直上方に配置される基部と、前記基部に設けられ前記ギアの下端面に引っ掛けられる固定爪と、前記基部にスライド自在に設けられると共に前記固定爪に対して近接離間自在に設けられ前記固定爪に近接したとき前記ギアの下端面に引っ掛かる可動爪と、前記基部に起倒自在に設けられ、前記クレーンに連結されるための連結部を有する起倒アームと、前記起倒アームに連結されると共に前記可動爪に連結され、前記連結アームが起立したとき前記可動爪を前記固定爪に近接させるクランプ用リンクと、を備えたことを特徴とするワーク吊具が提供される。
本発明によれば、重筋作業を低減すると共に、作業の安全性を高め、ワークが損傷する可能性を低減することができるワーク吊具を提供できる。
本発明の一実施形態に係るワーク吊具を斜め上方から視た斜視図である。 ワーク吊具を斜め下方から視た斜視図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図1のB−B線矢視図である。 ピニオンアッセンブリ上にワーク吊具を載置する状態の斜視図である。 ピニオンアッセンブリ上に載置したワーク吊具の斜視図である。 ピニオンアッセンブリを持ち上げる直前のワーク吊具の斜視図である。 デフキャリア内にピニオンアッセンブリを搬送した状態の斜視図である。 ピニオンアッセンブリとデフキャリアの概略斜視図である。 図9のピニオンアッセンブリ及びデフキャリアを備えた車両の概略上面図である。 図10の動力伝達系の概略説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図7は、ワーク吊具1を用いてピニオンアッセンブリ2を持ち上げようとしている状態の斜視図である。図9は、ワーク吊具1で吊り上げるべきピニオンアッセンブリ2と、吊り上げたピニオンアッセンブリ2の搬送先であるデフキャリア3の斜視図である。
図7及び図9に示すように、ワーク吊具1は、ワークたるピニオンアッセンブリ2をホイストクレーン等のクレーン(図示せず)で吊り上げ、デフキャリア3内に搬送するとき用いられる。
ピニオンアッセンブリ2は、上端に位置されるヘリカルギア4と、ヘリカルギア4に固定され下方に延びるシャフト6aと、シャフト6aの下端に固定されたドライブピニオン5と、シャフト6aの外周に設けられシャフト6aを回転自在に支持すると共に、デフキャリア3に取り付けられるための取付フランジ6とを備える。図11に示すように、ドライブピニオン5は、差動装置のリングギア37と噛合される。
図9及び図11に示すように、デフキャリア3は、プロペラシャフト33に設けられた駆動側のヘリカルギア36を収容すると共に、駆動側のヘリカルギア36と噛み合う従動側のヘリカルギア4、すなわち、ピニオンアッセンブリ2のヘリカルギア4を収容するヘリカルギア収容部7を備える。ヘリカルギア収容部7は、ピニオンアッセンブリ2を装入するための開口8を上方に向けた姿勢にされており、その開口8は互いに噛み合う2つのヘリカルギア4、36の外周に沿うようにヒョウタン型に形成されている。
図1及び図2に示すように、ワーク吊具1は、ヘリカルギア4の鉛直上方に配置される基部9と、基部9に設けられヘリカルギア4の下端面に引っ掛けられる固定爪10と、基部9にスライド自在に設けられると共に固定爪10に対して近接離間自在に設けられ固定爪10に近接したときヘリカルギア4の下端面に引っ掛かる可動爪11と、基部9に起倒自在に設けられクレーンに連結されるための連結部を有する起倒アーム12と、起倒アーム12に連結されると共に可動爪11に連結され、起倒アーム12が起立したとき可動爪11を固定爪10に近接させるクランプ用リンク13とを備える。
基部9は、水平な板状に形成されヘリカルギア4に固定爪10及び可動爪11を引っ掛けるときヘリカルギア4上に着座される着座部14と、着座部14に一対起立して設けられると共に対向して設けられたブラケット部15とを備える。
着座部14は、可動爪11のスライド方向に長く形成されている。着座部14の長手方向の一端部には、可動爪11をスライド可能に案内するためのスリット14aが形成されている。スリット14aは一端が開放されており、後述する可動爪11のスライダ27を一端から挿入できるようになっている。また、着座部14の中央部には、ヘリカルギア4の中心から上方に突起する突起部4a(図9参照)を逃がすための逃がし穴14bが形成されている。逃がし穴14bは、突起部4aを上方に挿通させるように上下に貫通して形成されると共に多角形状に形成されている。なお、逃がし穴14bの形状は他の形状、例えば円形状或いは楕円形状であってもよい。また、逃がし穴14bは、ヘリカルギア4上で着座部14の位置を微調整できるように前後左右の寸法を突起部4aより十分大きく形成されている。また、着座部14の他端部には、幅方向両側に拡がる拡幅部14cが形成されている。拡幅部14cは左右対称に形成されている。
左右のブラケット部15は、前後方向に延びると共に着座部14から上方に延びる板状に形成されると共に、左右対称に形成されている。また、左右のブラケット部15には、それぞれ取っ手16が設けられている。取っ手16は、略U字状に形成されており、左右のブラケット部15の外側に延出されている。
固定爪10は基部9に水平方向に離間して一対設けられる。具体的には、固定爪10は、拡幅部14cの左右の位置に固定される。固定爪10は、拡幅部14cから下方に延びる固定下延部17と、固定下延部17に水平方向に延出して設けられヘリカルギア4の下端面に引っ掛かる固定鉤部18とを備える。
固定下延部17は、拡幅部14cに締結される芯棒19と、芯棒19の外周に被せられるパイプ20とを備える。固定鉤部18は、芯棒19の下端に螺合して取り付けられるナット21と、ナット21上に載置される板状かつ環状の保護材22とを備える。保護材22は、ナット21の最大外径(対角距離)より大径に形成される。ナット21は、保護材22がパイプ20の下端に当接することで上方への移動を規制され、位置決めされる。パイプ20及び保護材22は、MCナイロン等の樹脂で形成される。また、基部9に対する固定鉤部18の高さは、基部9がヘリカルギア4上に載置されたとき、保護材22がヘリカルギア4より僅かに下方となるように設定される。
図1、図2、図3及び図4に示すように、可動爪11は、着座部14のスリット14aに移動自在に設けられるスライダ27と、スライダ27から下方に延びる可動下延部23と、可動下延部23に水平方向に延出して設けられヘリカルギア4の下端部に引っ掛かる可動鉤部24とを備える。可動爪11はスライド移動したとき、それぞれの固定爪10に対して均等に近接離間するように配置される。
スライダ27は、断面略T字のブロック状に形成されると共に前後方向に長く形成されている。スライダ27は、下部に形成されスリット14aに摺動自在に挿入される幅狭部27aと、上部に形成され着座部14の上面と摺接する幅広部27bとを備える。幅狭部27aは、着座部14と同じ上下寸法に形成されると共に、スリット14aと同じ幅寸法に形成されている。これにより、幅狭部27aの下面と着座部14の下面は面一になっている。幅広部27bは、幅狭部27aより幅広に形成されており、左右両側の下面が着座部14の上面と摺接するようになっている。また、幅広部27bには、後述するクランプ用リンク13と接続するためのリンク接続部27cが上方に延びて形成されている。また、幅広部27bは、着座部14に設けられた左右一対のガイド部材25によって上下方向の位置を規制される。ガイド部材25は、断面略L字状に形成されており、幅広部27bの両側及び上面を囲むように着座部14に左右対称に設けられる。
可動下延部23は、固定鉤部18と同様の構成であり、芯棒19とパイプ20とを備える。可動鉤部24は、固定鉤部18と同様の構成であり、ナット21と保護材22とを備える。また、基部9に対する可動鉤部24の高さは、基部9がヘリカルギア4上に載置されたとき、保護材22がヘリカルギア4より僅かに下方となるように設定される。
図1及び図3に示すように、起倒アーム12は、断面矩形かつ略L字状の板状に形成されており、左右のブラケット部15に掛け渡して設けられた軸棒26に一端を回転自在に支持されている。軸棒26は、逃がし穴14bの鉛直上方に配置されている。また、起倒アーム12の他端側(先端側)には、クレーンと連結するための連結部12aが形成されている。連結部12aは、リング状に形成されており、クレーンのフック等を掛けられるようになっている。また、起倒アーム12は、前方に倒れたとき先端が上方に向くように長手方向の中間部で若干屈曲されている。これにより、起倒アーム12が倒れた状態であっても起倒アーム12にクレーンのフック等を容易に掛けることができる。
クランプ用リンク13は、断面矩形の棒状に形成されている。クランプ用リンク13は、起倒アーム12の中間部に一端を回動自在に連結されると共に、スライダ27のリンク接続部27cに他端を回動自在に連結されている。
次に本実施形態の作用を説明する。
図5に示すように、ピニオンアッセンブリ2をクレーンで吊り上げる場合、まず、ピニオンアッセンブリ2上にワーク吊具1をセットする。次に、ワーク吊具1を下降させ、ワーク吊具1の逃がし穴14b(図2参照)内にピニオンアッセンブリ2の突起部4aを挿入させ、図6に示すように、ヘリカルギア4の上端面上にワーク吊具1を載置する。
この後、クレーンのフックFをピニオンアッセンブリ2の中心軸上に移動させたのち、図7に示すように、フックFを連結部12aに掛け、フックFを上昇させる。これにより、起倒アーム12が軸棒26を中心として回動し、起倒アーム12にクランプ用リンク13を介して連結された可動爪11がクランプ方向(軸棒26に近づく方向)にスライド移動する。この後、可動爪11の可動下延部23はスライド移動中にヘリカルギア4の外周に当接する。このとき、可動鉤部24はヘリカルギア4の下方に位置しているため、ヘリカルギア4と当たることはない。
この後さらに起倒アーム12が回動すると、可動爪11はヘリカルギア4に移動を規制されているため、基部9がヘリカルギア4上でスライドする。これにより基部9に固定される固定爪10が可動爪11に近接し、ヘリカルギア4の外周に当接する。このとき、固定鉤部18はヘリカルギア4の下方に位置しているため、ヘリカルギア4と当たることはない。また、固定爪10は2つあるため、一方の固定爪10が他方の固定爪10よりも先にヘリカルギア4の外周に当接することもある。この場合、基部9が一方の固定爪10と可動爪11とに移動を規制されながらヘリカルギア4上でスライドし、ヘリカルギア4に対して調心される。これにより、他方の固定爪10もヘリカルギア4の外周に当接する。
このようにして全ての固定爪10及び可動爪11がヘリカルギア4の外周に当接したら、起倒アーム12の回動はロックされる。この状態で起倒アーム12がさらに上昇方向の力を受けると、ワーク吊具1は上昇し始め、固定鉤部18及び可動鉤部24がヘリカルギア4の下端面と当接する。ワーク吊具1がさらに上昇することで、ピニオンアッセンブリ2は一対の固定爪10と1つの可動爪11とによって3点支持され、安定して上昇する。
この後、ピニオンアッセンブリ2は、クレーンによってデフキャリア3のヘリカルギア収容部7の鉛直上方に移動された後、図8に示すように、ヘリカルギア収容部7内に降ろされる。
ピニオンアッセンブリ2の取付フランジ6がヘリカルギア収容部7内の取付面(図示せず)上に着座されるとピニオンアッセンブリ2の下降は止まる。さらにワーク吊具1を下降させるとワーク吊具1の基部9はヘリカルギア4上に載り、ワーク吊具1の可動鉤部24及び固定鉤部18がヘリカルギア4から下方に離れる。この後、ワーク吊具1の連結部12aからクレーンのフックF(図7参照)を外し、起倒アーム12を倒す。これにより、クランプ用リンク13が可動爪11を押し、可動爪11がクランプ方向とは反対のクランプ解除方向にスライドする。これにより可動爪11はヘリカルギア4から離れる。このとき、ヘリカルギア4とヘリカルギア収容部7との間の隙間は小さいため、可動爪11がヘリカルギア収容部7の内面と当たることもある。しかし、基部9がヘリカルギア収容部7からの反力を受けて可動爪11のスライド方向とは反対方向に動くため、基部9に対する可動爪11のスライドは完遂される。やがて、可動爪11と一対の固定爪とが水平方向に離間し、可動鉤部24及び固定鉤部18はヘリカルギア4の鉛直下方にはなく、ヘリカルギア4から径方向外方に外れた位置に位置される。この後、ワーク吊具1を取っ手16を持って持ち上げる。ワーク吊具1をヘリカルギア4から容易に取り外すことができる。
このように、ワーク吊具1は、ヘリカルギア4の鉛直上方に配置される基部9と、基部9に設けられヘリカルギア4の下端面に引っ掛けられる固定爪10と、基部9にスライド自在に設けられると共に固定爪10に対して近接離間自在に設けられ固定爪10に近接したときヘリカルギア4の下端面に引っ掛かる可動爪11と、基部9に起倒自在に設けられクレーンに連結される起倒アーム12と、起倒アーム12に連結されると共に可動爪11に連結され、起倒アーム12が起立したとき可動爪11を固定爪10に近接させるクランプ用リンク13とを備える。このため、ヘリカルギア収容部7及びヘリカルギア4間の隙間が小さくてもその隙間から固定爪10及び可動爪11を抜き出すことができ、ピニオンアッセンブリ2の搬送をクレーンで行うことができる。そして、重筋作業を低減でき、作業を容易かつ安全に行うことができ、ピニオンアッセンブリ2が落下等によって損傷する可能性を低減できる。
固定爪10は基部9に水平方向に離間して一対設けられ、可動爪11はスライド移動したとき、それぞれの固定爪10に対して均等に近接離間するように配置されるため、ヘリカルギア4を安定してクランプできる。
固定鉤部18及び可動鉤部24は、ヘリカルギア4の下端面と当接する保護材22を備えるため、搬送中にヘリカルギア4が傷つく可能性を低減できる。
基部9は、ヘリカルギア4に固定爪10及び可動爪11を引っ掛けるときヘリカルギア4上に着座される着座部14を備えるため、ヘリカルギア4上に基部9を載せた状態で起倒アーム12を吊り上げるだけでヘリカルギア4をクランプでき、ピニオンアッセンブリ2を容易に吊り上げることができる。
なお、一対の固定爪10を備えるワーク吊具1について説明したが、ワーク吊具は固定爪10を1つ備えるものであってもよく、3つ以上の複数備えるものであってもよい。また、ピニオンアッセンブリ2は、上端にヘリカルギア4を有するものについて説明したが、上端に平歯車等の他のギアを有するものであってもよい。また、ワーク吊具1で取り扱うことができるワークはピニオンアッセンブリ2に限るものではない。ワークはギアを有すると共に前記ギアの端面が下向きにして露出されるものであれば他のものであってもよい。
本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 ワーク吊具
9 基部
10 固定爪
11 可動爪
12 起倒アーム
12a 連結部
13 クランプ用リンク

Claims (5)

  1. ギアを有すると共に前記ギアの端面が下向きにして露出されるワークをクレーンで吊り上げ搬送するに際し用いられるワーク吊具であって、
    前記ギアの鉛直上方に配置される基部と、
    前記基部に設けられ前記ギアの下端面に引っ掛けられる固定爪と、
    前記基部にスライド自在に設けられると共に前記固定爪に対して近接離間自在に設けられ前記固定爪に近接したとき前記ギアの下端面に引っ掛かる可動爪と、
    前記基部に起倒自在に設けられ、前記クレーンに連結されるための連結部を有する起倒アームと、
    前記起倒アームに連結されると共に前記可動爪に連結され、前記起倒アームが起立したとき前記可動爪を前記固定爪に近接させるクランプ用リンクと、を備え、
    前記固定爪は前記基部に水平方向に離間して一対設けられ、前記可動爪はスライド移動したとき、それぞれの前記固定爪に対して均等に近接離間するように配置された
    ことを特徴とするワーク吊具。
  2. ギアを有すると共に前記ギアの端面が下向きにして露出されるワークをクレーンで吊り上げ搬送するに際し用いられるワーク吊具であって、
    前記ギアの鉛直上方に配置される基部と、
    前記基部に設けられ前記ギアの下端面に引っ掛けられる固定爪と、
    前記基部にスライド自在に設けられると共に前記固定爪に対して近接離間自在に設けられ前記固定爪に近接したとき前記ギアの下端面に引っ掛かる可動爪と、
    前記基部に起倒自在に設けられ、前記クレーンに連結されるための連結部を有する起倒アームと、
    前記起倒アームに連結されると共に前記可動爪に連結され、前記起倒アームが起立したとき前記可動爪を前記固定爪に近接させるクランプ用リンクと、を備え、
    前記固定爪は、前記基部から下方に延びる固定下延部と、前記固定下延部に水平方向に延出して設けられ前記ギアの下端面に引っ掛かる固定鉤部とを備え、
    前記可動爪は、前記基部にスライド自在に設けられるスライダと、前記スライダから下方に延びる可動下延部と、前記可動下延部に水平方向に延出して設けられ前記ギアの下端面に引っ掛かる可動鉤部とを備えた
    ことを特徴とするワーク吊具。
  3. 前記固定鉤部及び前記可動鉤部は、前記ギアの下端面と当接する保護材を備えたことを特徴とする請求項2に記載のワーク吊具。
  4. ギアを有すると共に前記ギアの端面が下向きにして露出されるワークをクレーンで吊り上げ搬送するに際し用いられるワーク吊具であって、
    前記ギアの鉛直上方に配置される基部と、
    前記基部に設けられ前記ギアの下端面に引っ掛けられる固定爪と、
    前記基部にスライド自在に設けられると共に前記固定爪に対して近接離間自在に設けられ前記固定爪に近接したとき前記ギアの下端面に引っ掛かる可動爪と、
    前記基部に起倒自在に設けられ、前記クレーンに連結されるための連結部を有する起倒アームと、
    前記起倒アームに連結されると共に前記可動爪に連結され、前記起倒アームが起立したとき前記可動爪を前記固定爪に近接させるクランプ用リンクと、を備え、
    前記ワークはピニオンアッセンブリで構成され、
    前記ワーク吊具は、前記ワークをデフキャリアに搬送するために用いられ、
    前記ピニオンアッセンブリは、前記ギアと、前記ギアに固定され下方に延びるシャフトと、前記シャフトの下端に固定されたドライブピニオンと、前記シャフトの外周に設けられ前記シャフトを回転自在に支持すると共に、前記デフキャリアに取り付けられるための取付フランジとを備えた
    ことを特徴とするワーク吊具。
  5. 前記基部は、前記ワークに前記固定爪及び前記可動爪を引っ掛けるとき前記ワーク上に着座される着座部を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワーク吊具。
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