JP6854394B2 - ミストサウナ装置 - Google Patents

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本発明は、ミストサウナ装置に関する。
浴室の天井面等に設置されるミストサウナ装置では、粒径の異なる複数のミストを浴室内に供給するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のミストサウナ装置では、水又は温水を壁に衝突させることで破砕させてミストとして噴霧する第1ミスト供給部と、水又は温水をノズル(特許文献1ではスプラッシュノズル)からミストとして噴霧する第2ミスト供給部とを有している。これによって使用者に対して2種類のミストを供給することが可能となっている。
特開2015−62448号公報
ところで、上記のようなミストサウナ装置では、第1ミスト供給部から供給されるミストと第2ミスト供給部から供給されるミストとを交互に供給するコースや、第1ミスト供給部から供給されるミストの温度を変化させて供給するコースなどが出荷時点で設定することが考えられる。このような構成とすることで、使用者に対して所定のコースでミスト浴を提供することができる。しかしながら、使用者の好みのコースを設定したりすることができず利便性の面で改善の余地が残されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、利便性の向上を図ることができるミストサウナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、ミストサウナ装置は、ミストを浴室内に供給するための本体と、前記本体と通信可能に接続されるリモートコントローラと、を備えたミストサウナ装置であって、前記リモートコントローラは、外部機器からモード情報を取得するための通信を行う通信部と、前記通信部が取得した前記モード情報を蓄積するメモリと、前記通信部を介して前記外部機器からの通信信号の有無を判定する制御部と、を備え、前記モー
ド情報は、前記本体の動作制御によるミスト運転のコース情報を含み、前記制御部は、前記通信部を介して前記外部機器からの通信信号があると判定した場合であって、該通信信号の内容が、前記メモリに蓄積されているコース情報と異なるコース追加の情報であると判定した場合、前記コース追加の情報を前記メモリに記憶させる。
本発明のミストサウナ装置によれば、利便性の向上を図ることができる。
一実施形態におけるミストサウナ装置を備えた浴室の斜視図である。 同上におけるミストサウナ装置の斜視図である。 同上におけるミストサウナ装置の本体部の斜視図である。 同上におけるミストサウナ装置の断面図である。 同上におけるミストサウナ装置の本体部の平面図である。 同上におけるミストサウナ装置のリモートコントローラの正面図である。 同上におけるミストサウナ装置の水回路について説明するための説明図である。 同上におけるミストサウナ装置のブロック図である。 ミストサウナ装置と通信を行う外部機器の画面の一例を説明するための説明図である。 ミストサウナ装置と通信を行う外部機器の画面の一例を説明するための説明図である。 同上におけるミストサウナ装置のモード情報追加について説明するためのフローチャートである。
以下、浴室暖房乾燥機の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のミストサウナ装置10は、本体部11と、リモートコントローラ42とを有する。
図1に示すように本体部11は、浴室B内の天井面に設けられている。本体部11には、温水器C(図7参照)から温水が循環往路管12aを介して供給されるとともに、循環復路管12bを介して温水器C内に戻るようになっている。また、ミストサウナ装置10には、給水管12cを介して水(市水)が供給される。
図2及び図3に示すように、本体部11は、四角箱状の本体ケース12の下方にフロントパネル13が取着されている。そして、本体部11は、浴室B内にフロントパネル13を露出させた状態で、本体ケース12が浴室Bの天井裏に設置されている。
フロントパネル13は、浴室B内の空気を吸い込む吸込口13aと、浴室B内にミストを送り出す送気口13bとを有する。
図3、図4及び図7に示すように、前記本体ケース12内には主に一次熱交換器14、送風機15、加湿ユニット16、二次熱交換器17、水熱交換器18が収容されている。
図4に示すように、一次熱交換器14は、本体ケース12の吸込口13aの上方に設置され、前記温水器Cから供給される温水が循環する熱交換用コイル19が上下方向に複数層に亘って往復方向に屈曲されて配設されている。
図3及び図4に示すように、送風機15は、本体ケース12に回転可能に支持された一対のファン20間にファンモータ21が配設され、そのファンモータ21の動作に基づいてファン20が回転される。そして、ファン20の回転に基づいて浴室B内の空気が吸込口13aから吸い込まれ、その空気は一次熱交換器14で温められた後、加湿ユニット16に案内される。
図3及び図4に示すように、加湿ユニット16は、本体ケース12の中央部において、前記ファン20から温風が供給される位置に配設され、破砕モータ22、揚水管23、遠心破砕円板24a〜24d、破砕壁25、貯水部26等を備えている。
図4に示すように、破砕モータ22は、本体ケース12の上部に固定される。破砕モータ22の出力軸27は下方に延設されるとともに、出力軸27の下端部には揚水管23が取着されている。揚水管23は上方に向かって直径が大きくなる逆円錐状の円筒であり、揚水管23の上端部に取着される軸部を介して出力軸27に固定されている。従って、揚水管23は出力軸27と一体に回転される。
図4に示すように、前記貯水部26の底面は、出力軸27を支持する位置が最も深くなる浅いすり鉢状に形成されている。また、前記揚水管23の下端と貯水部26の間には数mm程度の所要の隙間が確保されている。
図3及び図7に示すように、前記貯水部26の側方位置には、定流量弁28aと、電磁弁28bとで構成される給水部29が配設され、給水部29には前記給水管12cから供給された水が水熱交換器18を通して供給される。そして、後述する本体側制御部30(図8参照)の動作により電磁弁28bが開かれると、電磁弁28b及び定流量弁28aを介して水又は温水が貯水部26に滴下される。
図3〜図5に示すように、前記揚水管23の上部には4層の円板状の遠心破砕円板24a〜24dが水平方向となる状態で設けられている。最上層の遠心破砕円板24aは揚水管23の上端部を水平方向に屈曲して形成され、その下方には同一形状の3枚の遠心破砕円板24b〜24dが最上層の遠心破砕円板24aから取付具を介して吊下支持されている。
図4に示すように前記遠心破砕円板24a〜24dの間において、揚水管23には揚水管23の内外を連通させる四角形状の開口部31が一定間隔毎に形成されている。
このような構成により、給水部29から貯水部26に水が供給され、貯水部26に溜まった水の水面が揚水管23の下端より上方に達している状態で前記破砕モータ22の作動により揚水管23が回転されると、貯水部26に貯留されている水が遠心力により揚水管23の内周面に沿って上方へ巻き上げられ、各開口部31から各遠心破砕円板24a〜24dの上面を薄膜状となって案内された後、遠心破砕円板24a〜24dの周縁からその周囲に細かな水滴となって飛散される。
図3〜図5に示すように、前記揚水管23に対し前記ファン20の反対側には前記破砕壁25が形成されている。破砕壁25は遠心破砕円板24a〜24dを取り囲むように湾曲する衝立状に形成されるとともに、多数の破砕枠32が上下方向に設けられて各破砕枠32間が開口されている。そして、前記遠心破砕円板24a〜24dから飛散される細かな水滴が破砕壁25及び破砕枠32に衝突してさらに細かい水粒に破砕され、ファン20から送風される温風により気化される。
図3及び図5に示すように、揚水管23とファンモータ21との間には仕切り壁33が設けられ、遠心破砕円板24a〜24dから飛散される水滴によるファンモータ21の濡れを防止している。仕切り壁33に付着した水滴は、貯水部26に落下する。また、前記破砕壁25に付着した水粒も貯水部26に落下する。
前記破砕壁25に対し、前記揚水管23の反対側にはエリミネータ34及び前記二次熱交換器17が配設される。エリミネータ34では破砕壁25を通過した温風に含まれる水粒が除去され、水蒸気を含む高湿の空気が二次熱交換器17に案内される。エリミネータ34で除去された水粒は、貯水部26に落下する。
二次熱交換器17は、本体ケース12の送気口13bの上方に設置され、前記温水器Cから供給される温水が循環する熱交換用コイルが往復方向に屈曲されて配設されている。そして、気化熱を奪われて温度が低下した温風が二次熱交換器17で再加熱されて、前記送気口13bに案内される。
図2に示すように本実施形態のミストサウナ装置10の本体部11は、送気口13bにミストノズル35が設けられてミストが供給可能となっている。ちなみに、ミストノズル35から供給されるミストは、破砕壁25によって破砕して生成した高湿の空気(ミスト)よりも粒径の大きなミストである。
次に、本実施形態のミストサウナ装置10の水回路(水の流れ)について説明する。
図7に示すように、温水器Cと接続される循環往路管12aは、ミストサウナ装置10内で二股に分かれ、その一方が水熱交換器18と接続され、その他方が一次熱交換器14と接続される。なお、一次熱交換器14と温水器Cとの間においては、一次熱交換器14の温度を計測するためのコイル温度センサ36が一次熱交換器14と接続される循環往路管12aに接触している。コイル温度センサ36は、本体側制御部30と電気的に接続される。
水熱交換器18は、水が給水される給水管12cと、温水器Cと接続される循環往路管12aと、加湿ユニット16側と接続される第1接続管37と、二次熱交換器17と接続される第2接続管38と接続されている。
給水部29と接続される第1接続管37は、二股に分かれてその一方が給水部29側の電磁弁28bと接続され、その他方がミストノズル35側の電磁弁39と接続される。これにより、前記給水管12c側からの水を前記給水部29やミストノズル35側に通水可能となり、給水部29やミストノズル35に水又は熱交換によって暖められた温水を供給可能となる。
また、二次熱交換器17と接続される第2接続管38は、温水器Cの温水を二次熱交換器17に供給可能となっている。ちなみに、二次熱交換器17は、第3接続管40を介して温水器Cの循環復路管12bと接続される。このため、二次熱交換器17は、温水器Cに温水(水)を戻すことが可能となっている。なお、二次熱交換器17側の第3接続管40には流量制御弁41が介在される。このため、流量制御弁41により、二次熱交換器17内を通過する水(温水)の流量が調整可能となっている。
以上の構成並びに水回路からわかるように、一次熱交換器14、水熱交換器18、電磁弁28b、定流量弁28a、二次熱交換器17、破砕モータ22、揚水管23及び破砕壁25を有して第1ミスト供給部が構成される。また、水熱交換器18、電磁弁39及びミストノズル35を有して第2ミスト供給部が構成される。
図1に示すように、ミストサウナ装置10のリモートコントローラ42は、浴室B内に設けられる浴室内リモートコントローラ42a(以下、浴室内リモコン42aという)と、例えば脱衣室などの浴室B外に設けられる浴室外リモートコントローラ42b(以下、浴室外リモコン42bという)とを有する。
浴室内リモコン42a及び浴室外リモコン42bは、ミストサウナ装置10の運転方法や運転温度、運転時間などを使用者がボタン操作で選択・実行することが可能となっている。ここで、浴室内リモコン42aを例として説明する。
図6に示すように、浴室内リモコン42aは、各種の動作選択スイッチ43と、液晶表示部44とを有する。
動作選択スイッチ43a〜43fは、スプラッシュ動作スイッチ43aと、マイクロ動作スイッチ43bと、ソフト動作スイッチ43cと、水ミストスイッチ43dと、コース選択スイッチ43eと、停止スイッチ43fとを含む。
スプラッシュ動作スイッチ43aは、ミストサウナ装置10をスプラッシュミスト動作させるためのものである。ちなみに、スプラッシュミスト動作は、ミストノズル35から温かいミストを噴霧させる動作である。
マイクロ動作スイッチ43bは、ミストサウナ装置10をマイクロミスト動作させるためのものである。ちなみに、マイクロミスト動作は破砕壁25によって破砕して生成した高温高湿の空気(ミスト)を供給する動作であり、スプラッシュミスト動作で供給されるミストよりも粒径が小さいミストが供給される。
ソフト動作スイッチ43cは、ミストサウナ装置10をマイクロミストソフト動作させるためのものである。ちなみに、マイクロミストソフト動作は破砕壁25によって破砕して生成した高湿の空気(ミスト)を供給する動作であり、マイクロミスト動作で供給されるミストよりも温度が低いミストが供給される。
水ミストスイッチ43dは、ミストサウナ装置10を水ミスト動作させるためのものである。ちなみに、水ミスト動作はミストノズル35からミストを噴霧させる動作であり、スプラッシュミスト動作で供給されるミストよりも温度が低いミストが供給される。
コース選択スイッチ43eは、温冷スプラッシュコースと、温冷マイクロコースと、温冷フルコースと、追加コースとから選択するためのものである。なお、追加コースについては、浴室内リモコン42aのメモリ49に対して使用者がミストサウナ装置10設置後に追加することで選択が可能となる。ちなみに、温冷スプラッシュコースは、スプラッシュミスト動作と水ミスト動作とを所定期間毎に交互に繰り返し動作を行う。また、温冷マイクロコースは、水ミスト動作とマイクロミスト動作とを所定期間毎に交互に繰り返し動作を行う。温冷フルコースは、スプラッシュミスト動作、マイクロミスト動作、マイクロミストソフト動作、及び水ミスト動作とを所定期間毎に切り替えて繰り返し動作を行う。
停止スイッチ43fは、ミストサウナ装置10を停止させるためのものである。
次に、本実施形態のミストサウナ装置10の電気的構成(電気的接続)を説明する。
ミストサウナ装置10の本体部11の本体側制御部30には、ファンモータ21、破砕モータ22、定流量弁28a、電磁弁28b、電磁弁39、流量制御弁41、及び吸込温度センサ45が電気的に接続される。ここで、吸込温度センサ45は、図4に示すように、吸込口13aの近傍に設けられて浴室B内の空気を計測して浴室Bの温度計測を行うものである。
また、本体側制御部30には、浴室内リモコン42a及び浴室外リモコン42bの制御部46(図8では浴室内リモコン42aの制御部46のみ図示)が接続され、相互に各種信号の送受信が可能となっている。
浴室内リモコン42aの制御部46には、通信部48及びメモリ49が接続される。通信部48は、外部機器としてのスマートフォンSPの通信部SP1と例えば赤外線通信、Blutooth(登録商標)などの近距離無線通信を利用して無線通信が可能となっている。メモリ49は、例えばスマートフォンSPとの間で通信を行った際に受信したモード情報を蓄積可能となっている。ここで、モード情報とは、前述した各種動作の組み合わせで構成されるコース情報と、各種動作の温度などの設定変更の情報を含む。
ここで、例えばスマートフォンSPを利用して例えばコース情報並びに動作の設定変更が可能なアプリケーションソフトウェアをスマートフォンSPのメモリSP2内にダウンロード及びインストールした状態で、そのソフトウェアを利用して使用者がスマートフォンSPの操作表示部SP3を用いて各種の操作を行う。すると、スマートフォンSPの制御部SP4はその操作に基づいた各種処理を行う。このとき、例えば、図9に示すようにアプリケーションソフトウェアでは予めミストサウナ装置10の型番などから追加が可能な範囲でコース情報が提供され、使用者はその範囲で追加するコース情報を操作表示部SP3を用いて選択する。すると、それらの情報がスマートフォンSPの通信部SP1を介して浴室内リモコン42aの通信部48に送信される。また、図10に示すようにアプリケーションソフトウェアでは予めミストサウナ装置10の型番などから設定変更が可能な範囲で各動作(図10ではマイクロミスト動作)の温度を変更可能とされ、使用者は操作表示部SP3を用いて温度を変更する。すると、それらの情報がスマートフォンSPの通信部SP1を介して浴室内リモコン42aの通信部4に送信される。
上記のように構成されたミストサウナ装置10の作用を説明する。
本実施形態のミストサウナ装置10では、例えば浴室内リモコン42aの動作選択スイッチ43a〜43fの操作に基づいて制御部46が本体部11の本体側制御部30に対して操作信号を出力する。そして、本体側制御部30では、その操作信号に基づいて各部の制御を実施してミストサウナ装置10(本体部11)を駆動させる。
ここで、浴室内リモコン42aでは、通信部48を用いてスマートフォンSPなどの外部機器からモード情報を通信することが可能となっている。
制御部46は、図11に示すように、通信部48を介してスマートフォンSPなどの外部機器からの通信信号の有無を判定する(ステップS10)。そして、通信信号がある場合(ステップS10:YES)、制御部46は、その通信信号の内容がコース追加の情報であるか否かを判定する(ステップS11)。通信信号の内容がコース追加の情報である場合(ステップS11:YES)、制御部46は、メモリ49内に得られたコース追加の情報を記憶させる。なお、制御部46は、例えば既にコース情報がメモリ49内に追加されている場合には、必要時に応じて新しいコース情報を上書きするなどしてメモリ49の記憶領域の節約を行うことも可能である。
一方、通信信号の内容がコース追加の情報でない場合(ステップS11:NO)、制御部46は、各動作の温度などの設定の変更であるか否かを判定する(ステップS13)。通信信号の内容が各動作の設定の変更である場合(ステップS13:YES)、予めメモリ49に記憶された各動作の設定情報にアクセスし、該当の動作の設定情報を変更する。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)外部機器からモード情報を取得するための通信を行う通信部48と、前記第1ミスト供給部及び前記第2ミスト供給部を制御する本体側制御部30とを有する。本体側制御部30は、前記通信部48を介して得られたモード情報に基づき、第1ミスト供給部及び第2ミスト供給部を制御するため、出荷段階で予め決められたコース以外に付加機能を追加することができるため、利便性を向上させることができる。
(2)モード情報を記憶するメモリ49を有するため、モード情報を記憶させることができる。
(3)モード情報は、前記第1ミスト供給部の駆動と前記第2ミスト供給部の駆動の組み合わせによって決定されるコースの変更を含むため、コースの変更を行うことができる。
(4)モード情報は、前記第1ミスト供給部から供給されるミストの温度及び前記第2ミスト供給部から供給されるミストの温度の少なくとも一方の変更を含むため、ミストの温度変更を行うことができる。
(5)通信部48は、無線通信によってスマートフォンSPと通信可能に構成されるため、接続コネクタなどを設けることがないため、浴室内リモコン42aの防水性を維持することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では具体的に言及していないが、通信部48を介して吸込温度センサ45で検出される温度情報を外部機器(スマートフォンSP)に送信する構成を採用してもよい。このような構成とすることで、使用者に対して現在の浴室Bの温度を提示することができる。
また、温度計測部として吸込温度を検出する吸込温度センサ45を採用したが、浴室B全体をたとえばサーモグラフィで計測し、それで得られた画像情報を外部機器(スマートフォンSP)に送信する構成を採用してもよい。このような構成とすることで、浴室B全体の温度を画像によって使用者に報知することができる。ちなみに、浴室B全体をサーモグラフィで計測する場合であって本体部11に設ける場合には、ミスト噴霧領域を含まない位置で前記浴室Bの温度を計測することが好ましい。つまり、ミスト噴霧の風向きを考慮した位置にサーモグラフィを設けることが好ましい。
・上記実施形態では外部機器としてスマートフォンSPを採用したが、これに限らない。タブレット端末やノート型パーソナルコンピュータなどの携帯端末などを採用してもよい。また、外部機器としてSDカード(登録商標)などの外部メモリカードを採用してもよい。この場合の一例としては、外部メモリカードを例えばインターネット接続が可能な通信端末(スマートフォンやパーソナルコンピュータなど)を介してコース情報を含むモード情報のデータファイルをダウンロードする。そして、ダウンロードしたデータファイルが記憶された外部メモリカードを例えばミストサウナ装置10の浴室内リモコン42aや浴室外リモコン42bなどに搭載されたカード読み取り用のスロットに挿入した状態で、リモコン42a,42b内の制御部46が通信部48を介してデータを取り出してメモリ49に記憶させる。これにより、メモリ49内に記憶された新たなモード情報に基づいて本体側制御部30が各部の制御を行うことができる。
・上記実施形態では、浴室内リモコン42aに通信部48を設ける構成としたが、本体部11、脱衣室リモコン42bに通信部を設けてもよい。
・無線通信の種類は赤外線通信、Blutooth(登録商標)などの近距離無線通信以外であってもよい。
・上記実施形態では、無線通信によって外部機器と通信を行う構成としたが、有線通信によって外部機器と通信を行う構成を採用してもよい。この場合、有線によって例えば外部機器と浴室内リモコン42aとを接続する場合、有線によって接続するコネクタ部位等では防滴(防水)構造を採用することが好ましい。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に付記として追記する。
(付記1)ミストを浴室内に供給する第1ミスト供給部と、前記第1ミスト供給部で供給されるミストよりも粒径が大きなミストを第2ミスト供給部とを有するミストサウナ装置であって、
外部機器からモード情報を取得するための通信を行う通信部と、
前記第1ミスト供給部及び前記第2ミスト供給部を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記通信部を介して得られたモード情報に基づき、第1ミスト供給部及び第2ミスト供給部を制御することを特徴とするミストサウナ装置。
(付記2)前記モード情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする付記1に記載のミストサウナ装置。
(付記3)前記モード情報は、前記第1ミスト供給部の駆動と前記第2ミスト供給部の駆動の組み合わせによって決定されるコースの変更を含むことを特徴とする付記1又は2に記載のミストサウナ装置。
(付記4)前記モード情報は、前記第1ミスト供給部から供給されるミストの温度及び前記第2ミスト供給部から供給されるミストの温度の少なくとも一方の変更を含むことを特徴とする付記1又は2に記載のミストサウナ装置。
(付記5)浴室の温度を計測する温度計測部を備え、
前記通信部は前記温度計測部によって計測された前記浴室の温度情報を前記外部機器に送信することを特徴とする付記1〜4のいずれか一項に記載のミストサウナ装置。
(付記6)前記温度計測部は、噴霧部によるミスト噴霧領域を含まない位置で前記浴室の温度を計測することを特徴とする付記5に記載のミストサウナ装置。
(付記7)前記通信部は、無線通信によって前記外部機器と通信可能に構成されることを特徴とする付記1〜6のいずれか一項に記載のミストサウナ装置。
(付記8)前記モード情報は、前記第1ミスト供給部及び前記第2ミスト供給部の駆動の組み合わせで構成されるコース情報を含み、前記制御部は、前記通信部を介して前記外部機器からの通信信号があると判定した場合であって、該通信信号の内容がコース追加の情報であると判定した場合、前記制御部に接続された前記記憶部に、新コースを記憶させることを特徴とする付記1〜7のいずれか一項に記載のミストサウナ装置。
(付記9)前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記新コースが選択された場合、前記コース情報とは異なる駆動を行うように前記第1ミスト供給部及び前記第2ミスト供給部を制御することを特徴とする付記8に記載のミストサウナ装置。
以上のように、本発明にかかるミストサウナ装置は、コース情報の追加や温度情報の変更などにより利便性向上に有用である。
10 ミストサウナ装置
14 一次熱交換器
17 二次熱交換器
18 水熱交換器
22 破砕モータ
23 揚水管
25 破砕壁
28a 定流量弁
28b 電磁弁
30 本体側制御部
35 ミストノズル
39 電磁弁
45 吸込温度センサ
SP スマートフォン

Claims (1)

  1. ミストを浴室内に供給するための本体と、
    前記本体と通信可能に接続されるリモートコントローラと、
    を備えたミストサウナ装置であって、
    前記リモートコントローラは、
    外部機器からモード情報を取得するための通信を行う通信部と、
    前記通信部が取得した前記モード情報を蓄積するメモリと、
    前記通信部を介して前記外部機器からの通信信号の有無を判定する制御部と、
    を備え、
    前記モード情報は、
    前記本体の動作制御によるミスト運転のコース情報を含み、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して前記外部機器からの通信信号があると判定した場合であって、
    該通信信号の内容が、前記メモリに蓄積されているコース情報と異なるコース追加の情報であると判定した場合、
    前記コース追加の情報を前記メモリに記憶させること、
    を特徴とするミストサウナ装置。
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