JP6852576B2 - 画像形成装置の管理システム、画像形成装置の管理方法、画像形成装置管理用プログラム、および、画像形成システム - Google Patents

画像形成装置の管理システム、画像形成装置の管理方法、画像形成装置管理用プログラム、および、画像形成システム Download PDF

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本開示は、画像形成装置への2以上の設定データの書き込みに関する。
従来の画像形成装置には、印刷色等の設定用のデータを工場出荷後に書き込むものがあった。たとえば、特開2000−32203号公報(特許文献1)は、画像形成装置が、ネットワークを介してファイルサーバーからパラメーター設定ファイルを取得してキャッシュメモリーに格納し、ジョブを実行する際に当該パラメーター設定ファイルを参照してジョブを実行する技術を開示している。
特開2000−32203号公報
近年、オフィスに複数の画像形成装置が設置されること等の事情から、複数の画像形成装置に一斉に設定データを書き込む状況が発生している。また、画像形成装置に複数種類の設定データを書き込む状況も発生している。このような状況において、複数の画像形成装置への効率的な設定データの書き込みのための技術が求められている。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像形成装置に効率的に複数の設定データを書き込むための技術を提供することである。
本開示のある局面に従うと、第1の管理装置と第2の管理装置とを備える管理システムが提供される。第1の管理装置は、画像形成装置の第1の種類の設定データを格納するように構成された第1のメモリーと、画像形成装置と通信するように構成された第1の通信インターフェースと、画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込むように構成された第1のプロセッサーとを含む。第2の管理装置は、画像形成装置の第2の種類の設定データを格納するように構成された第2のメモリーと、画像形成装置と通信するように構成された第2の通信インターフェースと、画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むように構成された第2のプロセッサーとを含む。第1の種類の設定データの書き込みは、当該書き込みにおいて第1のプロセッサーが外部装置に情報を確認する処理を必要とする。
第2のプロセッサーは、第1のプロセッサーが画像形成装置に対する第1の種類の設定データの書き込みにおいて外部装置に情報を確認している期間中に、画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むように構成されていてもよい。
第1の種類の設定データは、セキュリティ通信機能を実現するための設定データを含んでいてもよい。
第1の通信インターフェースおよび第2の通信インターフェースは、画像形成装置と、有線または無線のネットワークを介して通信するように構成されていてもよい。
第1管理装置および第2管理装置の少なくとも一方は、複数の画像形成装置の中の1台の画像形成装置と一体的に構成されていてもよい。
本開示の他の局面に従うと、第1管理装置のコンピューターと第2管理装置のコンピューターによって実行される画像形成装置の管理方法が提供される。管理方法は、第1管理装置のコンピューターが、画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込むために外部装置に情報を確認する処理を実行するステップと、第2管理装置のコンピューターが、画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むステップと、第2管理装置のコンピューターが、画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込むステップとを備える。
第2の種類の設定データを書き込むステップは、外部装置に情報を確認する処理の完了前に開始されてもよい。
第1の種類の設定データは、セキュリティ通信機能を実現するための設定データを含んでいてもよい。
第1の種類の設定データを書き込むステップは、有線または無線のネットワークを介して画像形成装置と通信することを含んでいてもよい。第2の種類の設定データを書き込むステップは、有線または無線のネットワークを介して画像形成装置と通信することを含んでいてもよい。
第1管理装置および第2管理装置のうち少なくとも一方は、複数の画像形成装置の中の1台の画像形成装置と一体的に構成されていてもよい。
本開示のさらに他の局面に従うと、画像形成装置を管理する第1管理装置のコンピューターおよび第2管理装置のコンピューターに、上記管理方法を構成する各ステップを実行させるための、画像形成装置管理用のプログラムが提供される。
本開示のさらに他の局面に従うと、上記された、第1管理装置、第2管理装置、および、画像形成装置を含む、画像形成システムが提供される。
本開示によれば、第1管理装置が画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込み、第2管理装置が他の設定データを書き込む。これにより、第1管理装置が外部装置に情報を確認している間に、第2管理装置が画像形成装置に設定データを書き込むことができる。これにより、画像形成装置への設定データの書き込みの時間が短縮され得る。
画像形成システムの構成の一例を示す図である。 リモート設定用ツール400のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置100のハードウェア構成を概略的に示す図である。 第1比較例の処理の流れを示す図である。 第2比較例の処理の流れを示す図である。 本開示に係る画像形成システム1000における設定データの書き込みの処理の流れを示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、画像形成システムの実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[1.画像形成システムの構成]
図1は、画像形成システムの構成の一例を示す図である。画像形成システム1000は、N台の画像形成装置100(図1では、画像形成装置100−1,100−2,…,100−N)と、第1リモート設定用ツール400−1と、第2リモート設定用ツール400−2とを含む。画像形成装置100は、たとえばMFP(Multi-Functional Peripheral)によって実現される。
第1リモート設定用ツール400−1および第2リモート設定用ツール400−2は、いずれも画像形成システムにおける管理装置の一例であり、たとえば汎用のコンピューターによって実現される。本明細書では、第1リモート設定用ツール400−1および第2リモート設定用ツール400−2の共通する構成について言及する場合には、これらをまとめて「リモート設定用ツール400」と称する場合がある。
<第1リモート設定用ツール400−1による設定データの書き込み>
第1リモート設定用ツール400−1は、N台の画像形成装置100のそれぞれに第1の種類の設定データを書き込む。第1の種類の設定データの書き込みは、当該書き込みにおいて第1リモート設定用ツール400−1に外部装置への情報の確認を必要とする。第1の種類の設定データの一例は、画像形成装置100のセキュリティ通信機能において利用されるユーザー情報である。
第1の種類の設定データの書き込みにおいて、第1リモート設定用ツール400−1は、画像形成装置100に格納されたライセンス情報を読み出し(図1中の「トリガー(1)」、当該ライセンス情報が有効であるか否かを外部サーバー600に確認する(図1中の「確認(1)」)。当該ライセンス情報が有効であると判断すると、第1リモート設定用ツール400−1は、当該ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を画像形成装置100の予め定められた記憶領域に書き込む(図1中の「書込(1)」)。画像形成装置100は、セキュリティ通信におけるファイルの暗号化等に、当該ユーザー情報を利用する。なお、各画像形成装置100におけるライセンス情報は、たとえば、各画像形成装置100が予め認証サーバー800との通信において取得される。
画像形成装置100には、ライセンス情報の格納場所のみが記憶されていてもよい。第1リモート設定用ツール400−1は、当該格納場所からライセンス情報を取得してもよい。
第1データセット900−1は、第1リモート設定用ツール400−1が第1の種類の設定データの書き込みに利用するデータであり、たとえば第1リモート設定用ツール400−1のメモリーに格納される。第1データセット900−1は、各画像形成装置100について、画像形成装置100のユーザーについての情報の格納先(ユーザー情報管理サーバー)と、画像形成装置100におけるユーザー情報を格納するための記憶領域(ユーザー情報格納場所)を含む。
ある実施の形態では、第1リモート設定用ツール400−1は、第1画像形成装置100−1について、「第1画像形成装置用ユーザー登録」の「ユーザー情報管理サーバー」によって特定される外部サーバー内の情報を用いて、第1画像形成装置100−1に格納されたライセンス情報が有効であるか否かを判断する。ライセンス情報が有効であれば、第1リモート設定用ツール400−1は、第1画像形成装置100−1の、「第1画像形成装置用ユーザー登録」の「ユーザー情報格納場所」によって特定される記憶領域に、ユーザー情報を格納する。
<第2リモート設定用ツール400−2による設定データの書き込み>
第2リモート設定用ツール400−2は、N台の画像形成装置100のそれぞれに第2の種類の設定データを書き込む(「書込(2)」、「書込(3)」)。「書込(2)」と「書込(3)」のそれぞれは、たとえば、画像形成装置100における1つの機能に利用される設定データの書き込みを表わす。第2の種類の設定データは、たとえば、画像形成装置100において印刷処理のために利用される設定値、および/または、画像形成装置100においてスキャン処理のために利用される設定値である。第2データセット900−2は、第2リモート設定用ツール400−1が第2の種類の設定データの書き込みに利用するデータであり、たとえば第2リモート設定用ツール400−2のメモリーに格納される。
第2データセット900−2において、記述「Print Mode」に関連付けられて記載されているのは、印刷機能に関する設定データである。当該設定データは、印刷の色に関する項目の設定値(Color=Mono(単色印刷))、用紙のサイズに関する項目の設定値(Paper=A3(A3用紙))、片面/両面印刷に関する項目の設定値(Duplex=On(両面印刷オン))、および、トナーセーブに関する項目の設定値(Toner Save=On(トナーセーブオン))を含む。
記述「Scan Mode」に関連付けられて記載されているのは、スキャン機能に関する設定データである。当該設定データは、スキャンによって生成するファイル種別に関する項目の設定値(File Type:PDF)、および、スキャンにおける解像度に関する項目の設定値(Resolution:300dpi)を含む。画像形成装置が備える機能の他の例は、ユーザー認証機能、および、セキュリティー通信機能である。
[2.リモート設定用ツールのハードウェア構成]
第1リモート設定用ツール400−1と第2リモート設定用ツール400−2は、それぞれのハードウェア構成が共通していてもよい。図2は、リモート設定用ツール400のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、リモート設定用ツール400は、主な構成要素として、CPU(Central Processing Unit)401と、RAM(Random Access Memory)402と、メモリー403と、通信インターフェース404とを含む。CPU401と、RAM402と、メモリー403と、通信インターフェース404とは、互いに内部バスで接続されている。
CPU401は、たとえばプログラムを実行することによりリモート設定用ツール400を制御するための処理を実行する演算装置の一例である。RAM402は、CPU401における処理実行時のワークエリアとして機能する。メモリー403は、たとえばハードウェアディスクによって実現され、CPU401が実行するプログラム、および、当該プログラムの実行に利用されるデータを格納する。通信インターフェース404は、各種の装置(MFP100等)と通信するための機器であって、たとえば無線通信回路によって実現される。
[3.画像形成装置のハードウェア構成]
図3は、画像形成装置100のハードウェア構成を概略的に示す図である。図3を参照して、画像形成装置100は、画像形成装置100を制御するためのCPU150と、プログラムおよびデータを格納するためのメモリー160と、操作パネル170とを含む。
メモリー160は、CPU150により実行されるプログラムおよび各種データを記憶し、不揮発性メモリーを含む。メモリー160は、画像形成装置100における各機能の設定値を格納する。画像形成システム1000において、リモート設定用ツール400は、メモリー160における各機能の設定値を格納する領域に、設定データを書き込む。
操作パネル170は、ディスプレイ171と、ユーザーインターフェース172とを含む。ディスプレイ171は、たとえば、液晶表示装置および/またはプラズマディスプレイである。ユーザーインターフェース172は、画像形成装置100に対する操作の入力を受け付け、たとえば、タッチセンサーおよび/またはハードウェアボタンである。
画像形成装置100は、さらに、画像処理部151と、画像形成部152と、画像読取部153と、ファクシミリ通信部154と、ネットワークインターフェース155とを含む。画像処理部151は、入力された画像に対して拡大・縮小を含む各種の処理を施す。画像形成部152は、感光体等の、記録用紙に画像を形成するための要素を含む。画像読取部153は、スキャナー等の原稿の画像データを生成するための要素を含み、原稿のスキャンによりスキャンデータを生成する。ファクシミリ通信部154は、モデム等のファクシミリ通信により画像データの送受信するための要素を含む。ネットワークインターフェース155は、ネットワークカード等の、ネットワークを介してデータ通信をするための要素を含む。画像処理部151、画像形成部152、画像読取部153、ファクシミリ通信部154、および、ネットワークインターフェース155のそれぞれの機能は、画像形成装置においてよく知られたものであるから、ここでは詳細な説明は繰返さない。
[4.処理の流れ]
本開示に係る処理の理解を容易にするために、2つの比較例における処理の流れを説明する。
<第1比較例>
図4は、第1比較例の処理の流れを示す図である。図4の例では、1台のリモート設定用ツール400が、1台の画像形成装置100に、3つの機能の設定データを書き込む。図4におけるリモート設定用ツール400の処理は、たとえば、リモート設定用ツール400のCPU401が所与のプログラムを実行することによって実現される。
ステップS11にて、リモート設定用ツール400は、第1の種類に属する設定データ(1つ目の機能に対応する設定データ)を書き込むために、画像形成装置100からライセンス情報を読み出す。ステップS12にて、リモート設定用ツール400は、ステップS11にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認する。有効であると判断すると、リモート設定用ツール400はステップS13以降に制御を進める。そうでなければ、リモート設定用ツール400は、アラートを出力する。ステップS13にて、リモート設定用ツール400は、ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を画像形成装置100に書き込む。
ステップS14にて、リモート設定用ツール400は、第2の種類のある機能に対応する設定データ(2つ目の機能に対応する設定データ)を画像形成装置100に書き込む。ステップS15にて、リモート設定用ツール400は、第2の種類の他の機能に対応する設定データ(3つ目の機能に対応する設定データ)を画像形成装置100に書き込む。
図4の処理において、ステップS13等における設定データの書き込みと比較して、ステップS12におけるライセンス情報の確認は比較的長時間を要する。図4の例では、リモート設定用ツール400は、ステップS12におけるライセンス情報の確認の終了後、ステップS13における設定データの書き込みを実行する。
<第2比較例>
図5は、第2比較例の処理の流れを示す図である。図5の例では、1台のリモート設定用ツール400が、3台の画像形成装置100(第1画像形成装置100−1,第2画像形成装置100−2,第3画像形成装置100−3)のそれぞれに3つの機能の設定データを書き込む。
ステップS11にて、リモート設定用ツール400は、1つ目の機能に対応する設定データを書き込むために、第1画像形成装置100−1からライセンス情報を読み出す。ステップS12にて、リモート設定用ツール400は、ステップS11にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認する。有効であると判断すると、リモート設定用ツール400はステップS13以降に制御を進める。そうでなければ、リモート設定用ツール400は、アラートを出力する。ステップS13にて、リモート設定用ツール400は、ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第1画像形成装置100−1に書き込む。
ステップS14にて、リモート設定用ツール400は、2つ目の機能に対応する設定データを第1画像形成装置100−1に書き込む。ステップS15にて、リモート設定用ツール400は、3つ目の機能に対応する設定データを第1画像形成装置100−1に書き込む。
ステップS21にて、リモート設定用ツール400は、1つ目の機能に対応する設定データを書き込むために、第2画像形成装置100−2からライセンス情報を読み出す。ステップS22にて、リモート設定用ツール400は、ステップS21にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認する。有効であると判断すると、リモート設定用ツール400はステップS23以降に制御を進める。そうでなければ、リモート設定用ツール400は、アラートを出力する。ステップS23にて、リモート設定用ツール400は、ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第2画像形成装置100−2に書き込む。
ステップS24にて、リモート設定用ツール400は、2つ目の機能に対応する設定データを第2画像形成装置100−2に書き込む。ステップS25にて、リモート設定用ツール400は、3つ目の機能に対応する設定データを第2画像形成装置100−2に書き込む。
ステップS31にて、リモート設定用ツール400は、1つ目の機能に対応する設定データを書き込むために、第3画像形成装置100−3からライセンス情報を読み出す。ステップS32にて、リモート設定用ツール400は、ステップS31にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認する。有効であると判断すると、リモート設定用ツール400はステップS33以降に制御を進める。そうでなければ、リモート設定用ツール400は、アラートを出力する。ステップS33にて、リモート設定用ツール400は、ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第3画像形成装置100−3に書き込む。
ステップS34にて、リモート設定用ツール400は、2つ目の機能に対応する設定データを第3画像形成装置100−3に書き込む。ステップS35にて、リモート設定用ツール400は、3つ目の機能に対応する設定データを第3画像形成装置100−3に書き込む。
図5の処理において、リモート設定用ツール400は、第1画像形成装置100−1,第2画像形成装置100−2,第3画像形成装置100−3のそれぞれについて、2つ目の機能に対応する設定データの書き込みの開始を1つ目の機能に対応する設定データの書き込みが完了するまで待機する。
<本開示に係る処理の流れ>
図6は、本開示に係る画像形成システム1000における設定データの書き込みの処理の流れを示す図である。図6の例では、第1リモート設定用ツール400−1が、3台の画像形成装置100(第1画像形成装置100−1,第2画像形成装置100−2,第3画像形成装置100−3)のそれぞれに第1の種類の設定データを書き込み、第2リモート設定用ツール400−2が、3台の画像形成装置100(第1画像形成装置100−1,第2画像形成装置100−2,第3画像形成装置100−3)のそれぞれに第2の種類の設定データを書き込む。
図6において、第1リモート設定用ツール400−1の処理は、たとえば、第1リモート設定用ツール400−1のCPU401が所与のプログラムを実行することによって実現される。第2リモート設定用ツール400−2の処理は、たとえば、第2リモート設定用ツール400−2のCPU401が所与のプログラムを実行することによって実現される。
ステップS11にて、第1リモート設定用ツール400−1は、1つ目の機能に対応する設定データを書き込むために、第1画像形成装置100−1からライセンス情報を読み出す。ステップS12にて、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS11にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認する。有効であると判断すると、第1リモート設定用ツール400−1はステップS13以降に制御を進める。そうでなければ、第1リモート設定用ツール400−1は、アラートを出力する。
第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS12にてライセンス情報が有効であるか否かの確認を開始すると、第2リモート設定用ツール400−2に当該確認の開始を通知する。当該通知に応じて、ステップS14にて、第2リモート設定用ツール400−2は、2つ目の機能に対応する設定データを第1画像形成装置100−1に書き込む。ステップS15にて、第2リモート設定用ツール400−2は、3つ目の機能に対応する設定データを第1画像形成装置100−1に書き込む。
一方、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS12におけるライセンス情報の確認が完了すると、ステップS13にて、当該ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第1画像形成装置100−1に書き込む。
ステップS21にて、第1リモート設定用ツール400−1は第2画像形成装置100−2からライセンス情報を読み出す。ステップS22にて、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS21にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認し、また、第2リモート設定用ツール400−2に当該確認の開始を通知する。
当該通知に応じて、ステップS24にて、第2リモート設定用ツール400−2は、2つ目の機能に対応する設定データを第2画像形成装置100−2に書き込む。ステップS25にて、第2リモート設定用ツール400−2は、3つ目の機能に対応する設定データを第2画像形成装置100−2に書き込む。
一方、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS22におけるライセンス情報の確認が完了すると、ステップS23にて、当該ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第2画像形成装置100−2に書き込む。
ステップS31にて、第1リモート設定用ツール400−1は第3画像形成装置100−3からライセンス情報を読み出す。ステップS32にて、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS31にて読み出したライセンス情報が有効であるか否かを確認し、また、第2リモート設定用ツール400−2に当該確認の開始を通知する。
当該通知に応じて、ステップS34にて、第2リモート設定用ツール400−2は、2つ目の機能に対応する設定データを第3画像形成装置100−3に書き込む。ステップS35にて、第2リモート設定用ツール400−2は、3つ目の機能に対応する設定データを第3画像形成装置100−3に書き込む。
一方、第1リモート設定用ツール400−1は、ステップS32におけるライセンス情報の確認が完了すると、ステップS33にて、当該ライセンス情報を利用してユーザー情報を生成し、当該ユーザー情報を第3画像形成装置100−3に書き込む。
以上、図6を参照して説明された処理によれば、第2リモート設定用ツール400−2は、第1リモート設定用ツール400−1がライセンス情報の確認(ステップS12)を実行している間に、設定データの書き込みを開始する(ステップS14)。これにより、3つの機能に対応する設定データを第1画像形成装置100−1に書き込むために要する時間が短縮され得る。また、第2画像形成装置100−2および第3画像形成装置100−3に対する設定データの書き込みに要する時間も、同様に短縮される。
[5.開示の要約]
本開示は、次のように要約され得る。
本開示のある局面に従うと、第1管理装置(第1リモート設定用ツール400−1)と第2管理装置(第2リモート設定用ツール400−2)とを備える管理システムが提供される。第1管理装置は、画像形成装置の第1の種類の設定データを格納するように構成された第1のメモリー(第1リモート設定用ツール400−1のメモリー403)と、画像形成装置と通信するように構成された第1の通信インターフェース(第1リモート設定用ツール400−1の通信インターフェース404)と、画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込むように構成された第1のプロセッサー(第1リモート設定用ツール400−1のCPU401)とを含む。第2管理装置は、画像形成装置の第2の種類の設定データを格納するように構成された第2のメモリー(第2リモート設定用ツール400−2のメモリー403)と、画像形成装置と通信するように構成された第2の通信インターフェース(第2リモート設定用ツール400−2の通信インターフェース404)と、画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むように構成された第2のプロセッサー(第2リモート設定用ツール400−2のCPU401)とを含む。第1の種類の設定データの書き込みは、当該書き込みにおいて第1のプロセッサーが外部装置(外部サーバー600)に情報を確認する処理を必要とする。
第2のプロセッサーは、第1のプロセッサーが画像形成装置に対する第1の種類の設定データの書き込みにおいて外部装置に情報を確認している期間中に、画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むように構成されていてもよい(ステップS14,ステップS24,ステップS34)。
第1の種類の設定データは、セキュリティ通信機能を実現するための設定データ(ライセンス情報を用いて生成されるユーザー情報)を含んでいてもよい。
第1の通信インターフェースおよび第2の通信インターフェースは、有線または無線のネットワークを介して、複数の画像形成装置のそれぞれと通信するように構成されていてもよい。すなわち、第1リモート設定用ツール400−1および第2リモート設定用ツール400−2のそれぞれの通信インターフェース404は、無線通信用のネットワークカードであってもよいし、有線通信用のネットワークカードであってもよい。
第1管理装置および第2管理装置の少なくとも一方は、第1画像形成装置100−1,第2画像形成装置100−2,第3画像形成装置100−3のいずれかと一体的に構成されていてもよい。第1管理装置が第1画像形成装置100−1と一体的に構成され、第2管理装置が第2画像形成装置100−2と一体的に構成されていてもよい。
第1管理装置および第2管理装置のうちいずれか一方が画像形成装置100と一体的に構成される場合、画像形成装置100は、CPU150とは別に1つのCPUを備えている。当該1つのCPUが、画像形成装置100と一体的に構成される管理装置のプロセッサーとして機能する。第1管理装置および第2管理装置の双方が画像形成装置100と一体的に構成される場合、画像形成装置100は、CPU150とは別に2つのCPUを備えている。当該2つのCPUのうち、一方が第1のプロセッサーとして機能し、他方が第2のプロセッサーとして機能する。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100 画像形成装置、100−1 第1画像形成装置、100−2 第2画像形成装置、100−3 第3画像形成装置、400 リモート設定用ツール、400−1 第1リモート設定用ツール、400−2 第2リモート設定用ツール、600 外部サーバー、800 認証サーバー、900−1 第1データセット、900−2 第2データセット、1000 画像形成システム。

Claims (12)

  1. 第1管理装置と、
    第2管理装置とを備え、
    前記第1管理装置は、
    第1の種類の設定データを格納するように構成された第1のメモリーと、
    画像形成装置と通信するように構成された第1の通信インターフェースと、
    前記画像形成装置に前記第1の種類の設定データを書き込むように構成された第1のプロセッサーとを含み、
    前記第2管理装置は、
    第2の種類の設定データを格納するように構成された第2のメモリーと、
    前記画像形成装置と通信するように構成された第2の通信インターフェースと、
    前記画像形成装置に前記第2の種類の設定データを書き込むように構成された第2のプロセッサーとを含み、
    前記第1の種類の設定データの書き込みは、当該書き込みにおいて前記第1のプロセッサーが外部装置に情報を確認する処理を必要とする、画像形成装置の管理システム。
  2. 前記第2のプロセッサーは、前記第1のプロセッサーが前記画像形成装置に対する前記第1の種類の設定データの書き込みにおいて前記外部装置に情報を確認している期間中に、前記画像形成装置に前記第2の種類の設定データを書き込むように構成されている、請求項1に記載の画像形成装置の管理システム。
  3. 前記第1の種類の設定データは、セキュリティ通信機能を実現するための設定データを含む、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置の管理システム。
  4. 前記第1の通信インターフェースおよび前記第2の通信インターフェースは、前記画像形成装置と、有線または無線のネットワークを介して通信するように構成されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置の管理システム。
  5. 前記第1管理装置および前記第2管理装置のうち少なくとも一方は、前記画像形成装置と一体的に構成されている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置の管理システム。
  6. 第1管理装置のコンピューターと第2管理装置のコンピューターによって実行される画像形成装置の管理方法であって、
    前記第1管理装置のコンピューターが、前記画像形成装置に第1の種類の設定データを書き込むために外部装置に情報を確認する処理を実行するステップと、
    前記第2管理装置のコンピューターが、前記画像形成装置に第2の種類の設定データを書き込むステップと、
    前記第2管理装置のコンピューターが、前記画像形成装置に前記第1の種類の設定データを書き込むステップとを備える、画像形成装置の管理方法。
  7. 前記第2の種類の設定データを書き込むステップは、前記外部装置に情報を確認する処理の完了前に開始される、請求項6に記載の画像形成装置の管理方法。
  8. 前記第1の種類の設定データは、セキュリティ通信機能を実現するための設定データを含む、請求項6または請求項7に記載の画像形成装置の管理方法。
  9. 前記第1の種類の設定データを書き込むステップは、有線または無線のネットワークを介して前記画像形成装置と通信することを含み、
    前記第2の種類の設定データを書き込むステップは、有線または無線のネットワークを介して前記画像形成装置と通信することを含む、請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置の管理方法。
  10. 前記第1管理装置および前記第2管理装置のうち少なくとも一方は、前記画像形成装置と一体的に構成されている、請求項5〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置の管理方法。
  11. 画像形成装置を管理する第1管理装置のコンピューターおよび第2管理装置のコンピューターに、請求項6〜請求項10のいずれか1項に記載の方法に記載の各ステップを実行させるための、画像形成装置管理用のプログラム。
  12. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の、第1管理装置、第2管理装置、および、画像形成装置を含む、画像形成システム。
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