JP6852570B2 - 打込機 - Google Patents

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Description

本発明は、第1方向及び第2方向に移動可能な打撃部を備えた打込機に関する。
第1方向及び第2方向に移動可能な打撃部を備えた打込機は、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、ハウジング、モータ、圧縮機構部、打撃部、シャフト及びバンパを有する。圧縮機構部は、ファイナルギヤと、ファイナルギヤに設けられたピンと、ピンに回転可能に取り付けられたローラと、を有する。打撃部は、プランジャ及びドライバブレードを有する。シャフト及びバンパはハウジング内に設けられている。プランジャは貫通孔を有し、シャフトは貫通孔内に配置されている。突起がプランジャに設けられている。ハウジングは溝を有し、プランジャにリブが設けられている。リブは溝内に配置されている。プランジャは、シャフト及び溝に沿って移動可能である。
そして、モータの回転力でファイナルギヤが回転し、ローラが突起に係合すると、打撃部はスプリングの力に抗してバンパから離れる向き、つまり、第2方向に移動する。打撃部が第2方向に移動するとスプリングは圧縮され、スプリングは弾性エネルギを蓄積する。ローラは、ファイナルギヤの回転に伴い突起から解放され、打撃部はスプリングの弾性エネルギでバンパに近づく向き、つまり、第1方向に移動し、ドライバブレードは止具を打撃する。打撃部は、第1方向及び第2方向に移動する間、シャフト及び溝によりハウジングに対して位置決めされる。
特許5376398号公報
しかし、特許文献1に記載されている打込機は、打撃部のスムーズな移動を実現するため、第1方向及び第2方向に移動する間の全般にわたって、プランジャとシャフトとの間や、リブと溝の内面との間に大きな隙間が形成されている。このため、前述した隙間によって、射出、すなわちローラが突起から解放されるタイミングにばらつきが生じており、打撃部の移動方向で、ローラが突起から解放される位置が変動するため、打撃部が止具に加える打撃力がばらつく可能性があった。
本発明の目的は、射出のタイミングを十分に精度よく制御することで、打撃部が止具に加える打撃力が変化することを抑制可能な打込機を提供することにある。
一実施形態の打込機は、第1位置と第2位置との間で往復移動可能であり、前記第1位置から前記第2位置に向けて第1方向に移動する際に止具を打撃する打撃部と、前記打撃部を前記第1方向に移動させる第1付勢機構と、前記打撃部を前記第1付勢機構の力に抗して前記第2位置から前記第1位置に向けて第2方向に移動させる第2付勢機構と、を有する打込機であって、前記打撃部が前記第1位置を含む第1所定範囲内にあるとき前記打撃部に接触して、前記打撃部を移動方向に対して交差する方向に位置決めし、かつ、前記打撃部が前記第1所定範囲外にあるとき前記打撃部から離れる打撃部位置決め部と第3位置と第4位置との間で前記第1方向及び前記第2方向に往復移動可能であり、かつ、前記打撃部が前記第1方向に移動する際に、前記第3位置から前記第4位置に向けて前記第2方向に移動するウェイトと、前記ウェイトを前記第2方向に移動させる第3付勢機構と、を有する。
一実施形態の打込機は、打撃部が止具を打撃するために第1方向に移動するタイミングと、ウェイトが第2方向に移動するタイミングとのバラツキを抑制することで、打撃部が止具に加える打撃力が変化することを抑制可能である。
本発明の一実施形態である打込機の正面断面図である。 打込機の部分的な拡大断面図である。 打込機に設けた位置決め機構の具体例1を示す正面図である。 打込機に設けた打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 位置決め機構の具体例1を示す平面断面図である。 打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 位置決め機構の具体例1を示す平面断面図である。 打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 位置決め機構の具体例1を示す平面断面図である。 打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 打込機の制御系統を示すブロック図である。 位置決め機構の具体例2を示す正面図である。 図12に示す打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 図12に示す打撃部及びウェイトの作動を示す図である。 位置決め機構の具体例2を示す平面断面図である。 打込機に設ける駆動機構の他の例を示す斜視図である。 図16の駆動機構を示す側面断面図である。 打込機に設ける駆動機構の他の例、及び位置決め機構の具体例3を示す断面図である。 打込機に設ける駆動機構の他の例、及び位置決め機構の具体例3を示す断面図である。
以下、本発明における打込機の一実施形態を図面を参照して説明する。各図において、同じ要素は同じ符号を付してある。
図1に示す打込機10は、ハウジング11、打撃部12、マガジン13、電動モータ14、駆動機構15、制御基板16、電池パック17及びウェイト18を有する。ハウジング11は、筒形状の本体部19と、本体部19に接続されたハンドル20と、本体部19に接続されたモータケース21と、を有する。装着部22がハンドル20及びモータケース21に接続されている。
図2のように、射出部23が本体部19の外に設けられ、射出部23が本体部19に固定されている。接触部材24が射出部23に取り付けられている。射出部23及び接触部材24に亘って射出路25が設けられている。ユーザは、接触部材24の先端を被打込材W1に押し付ける。
マガジン13は、ハウジング11及び射出部23により支持されている。マガジン13は、止具26を複数収容する。止具26は釘を含み、止具26の材質は、金属、非鉄金属、鋼を含む。止具26同士は接続要素で互いに接続されている。接続要素は、ワイヤ、接着剤、樹脂の何れでもよい。止具26は棒形状である。マガジン13はフィーダを有する。フィーダは、マガジン13に収容された止具26を射出路25に送る。接触部材24は、止具26の打ち込み位置、止具26の姿勢、止具26の打ち込み方向をガイドする。
打撃部12は、本体部19の内外に亘って設けられている。打撃部12は、本体部19内に配置された金属製または合成樹脂製のプランジャ27と、プランジャ27に固定された金属製のドライバブレード28と、を有する。プランジャシャフト29が本体部19内に設けられている。図2及び図3に示すトップホルダ30及びボトムホルダ31が、ハウジング11内に固定して設けられている。プランジャシャフト29は、トップホルダ30及びボトムホルダ31に固定されている。図4乃至図10のように、2個のガイドバー32A,32Bが設けられている。ガイドバー32A,32Bは本体部19内に配置され、かつ、トップホルダ30及びボトムホルダ31に固定されている。ガイドバー32A,32Bは、共にプレート状であり、かつ、プランジャシャフト29の軸線A1と平行に配置されている。
図5、図7、図9のように、ガイドバー32Aにはガイド孔77が設けられ、ガイドバー32Bにはガイド孔78が設けられている。ガイド孔77,78は、軸線A1と平行に配置されている。ガイドバー32A,32Bを平面断面視すると、軸線A1は、ガイド孔77,78の幅方向の軸線A3上に位置する。
図9のように、ガイドバー32Aは接触部81を有し、ガイドバー32Bは接触部82を有する。図3、図6、図8及び図10のように、接触部81,82は、軸線A1方向でトップホルダ30とボトムホルダ31との間に配置されている。接触部81,82は、軸線A1方向で異なる位置に配置されている。接触部82は、軸線A1方向でトップホルダ30と接触部81との間に配置されている。図9のように、接触部81は、ガイドバー32Aから軸線E1方向に突出し、接触部82は、ガイドバー32Bから軸線E1方向に突出している。軸線E1は、軸線A1を通り、かつ、軸線A3と直角に交差する。軸線E1は、接触部81と接触部82との間に位置する。
接触部81は突起81Aを有し、接触部82は突起82Aを有する。突起81Aは、接触部81から軸線A3方向で接触部82に近づく向きに突出している。突起82Aは、接触部82から軸線A3方向で接触部81に近づく向きに突出している。軸線A3方向で、突起81Aと突起82Aとの間隔は、ガイドバー32Aとガイドバー32Bとの間隔よりも小さい。突起81A及び突起82Aはウェイト18及びプランジャ27に設けられていてもよい。
接触部81,82及び突起81A,82Aは、金属素材の摩擦係数よりも摩擦係数の小さい、低摩擦材料で構成することが望ましい。低摩擦材料は、例えば、自己潤滑性樹脂、被覆処理を行った金属材料、潤滑材を含浸させた金属材料を含む。自己潤滑性樹脂は、ポリアセタール(Polyoxymethylene:POM)樹脂、フッ素樹脂を含む。金属材料に施す被覆処理は、自己潤滑性樹脂または固体潤滑被膜の被覆処理を含む。また、被覆処理は、塗布やメッキ処理を含む。
プランジャ27は貫通孔27Aを有し、プランジャシャフト29は貫通孔27A内に配置されている。プランジャ27は、プランジャシャフト29に沿って軸線A1方向に移動可能である。プランジャ27は、軸線A3方向でガイドバー32Aとガイドバー32Bとの間に配置されている。プランジャ27は、突起79,80を有する。突起79はガイド孔77に配置され、突起80はガイド孔78に配置されている。プランジャ27が軸線A1方向に移動すると、突起79はガイド孔77内で移動し、突起80はガイド孔78内で移動する。
プランジャシャフト29は、プランジャ27を軸線A1を中心とする径方向に位置決めし、かつ、プランジャ27を直線状に移動させる機能を有する。図5、図7及び図9のように、軸線A1に対して垂直な平面断面内において、ガイドバー32A,32Bは、プランジャ27を軸線A1を中心として回転方向に位置決めする機能と、プランジャ27を軸線A3方向に位置決めする機能と、を有する。
ドライバブレード28は、プランジャ27と共に軸線A1に対して平行に移動可能であり、かつ、本体部19内及び射出路25内で移動する。
ウェイト18は、ハウジング11が受ける反動を抑制する。ウェイト18の材質は、金属、非鉄金属、鋼、セラミックの何れでもよい。ウェイト18は貫通孔83を有し、プランジャシャフト29は貫通孔83に配置されている。プランジャシャフト29は、ウェイト18を軸線A1方向に移動可能に支持する。プランジャシャフト29は、ウェイト18を軸線A1に対して径方向に位置決めする機能を有する。ウェイト18は、2個の突起84を有する。図3は、便宜上、1個の突起84のみを示す。2個の突起84は、ガイド孔77,78にそれぞれ配置されている。ウェイト18がプランジャシャフト29に沿って軸線A1方向に移動すると、2個の突起84は、ガイド孔77,78内で軸線A1方向に移動する。
図9のように、軸線A1に対して垂直な平面断面内において、ガイドバー32A,32Bは、ウェイト18を軸線A1を中心として回転方向に位置決めする機能と、ウェイト18を軸線A3方向に位置決めする機能と、を有する。
スプリング33が本体部19内に配置され、スプリング33は、軸線A1方向でプランジャ27とウェイト18との間に配置されている。スプリング33は金属製の圧縮コイルスプリングであり、軸線A1方向に伸縮可能である。スプリング33の材質としては、金属、非鉄金属、セラミックを用いることができる。スプリング33は、軸線A1方向の圧縮力を受けて弾性エネルギを蓄積する。スプリング33は、打込機10に設ける第1付勢機構及び第3付勢機構の具体例である。
図2のように、本体部19内にウェイトバンパ34及びプランジャバンパ35が設けられている。ウェイトバンパ34はトップホルダ30とウェイト18との間に配置され、プランジャバンパ35は、ボトムホルダ31とプランジャ27との間に配置されている。ウェイトバンパ34及びプランジャバンパ35は、共に合成ゴム製である。
プランジャ27は、軸線A1方向でボトムホルダ31に近づく第1方向D1の付勢力を、スプリング33から受ける。ウェイト18は、軸線A1に沿った方向でトップホルダ30に近づく第2方向D2の付勢力を、スプリング33から受ける。第1方向D1と第2方向D2とは互いに逆向きであり、第1方向D1及び第2方向D2は、軸線A1と平行である。プランジャ27及びウェイト18は、共通のスプリング33から付勢力を受ける。
図1及び図2に示す打込機10は、軸線A1が鉛直線と平行な状態である例を示す。打撃部12またはプランジャ27またはウェイト18が、第1方向D1にそれぞれ移動することを下降と呼ぶ。図1において、打撃部12またはプランジャ27またはウェイト18が、第2方向D2にそれぞれ移動することを上昇と呼ぶ。打撃部12及びウェイト18は、軸線A1方向でそれぞれ往復移動可能である。
図1に示す電池パック17は、装着部22に対して取り付け及び取り外し可能である。電池パック17は、収容ケースと、収容ケース内に収容した複数の電池セルとを有する。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。電池パック17は直流電源であり、電池パック17の電力は電動モータ14に供給可能である。
図1に示す制御基板16は、装着部22内に設けられており、制御基板16には、図11に示すコントローラ37、インバータ回路38が設けられている。コントローラ37は、入力ポート、出力ポート及び記憶部を有するマイクロコンピュータである。インバータ回路38は、スイッチング素子を有する。インバータ回路38は、電池パック17と電動モータ14との間に形成された電気回路を接続及び遮断する。
図1のように、トリガ39及びトリガスイッチ40がハンドル20に設けられており、ユーザがトリガ39に操作力を加えるとトリガスイッチ40がオンし、トリガ39に加えた操作力を解除するとトリガスイッチ40がオフする。本体部19内に位置検出センサ41が設けられている。位置検出センサ41は、軸線A1方向におけるウェイト18の位置を検出して信号を出力する。コントローラ37は、トリガスイッチ40の信号、位置検出センサ41の信号を受信し、かつ、インバータ回路38を制御する。
電動モータ14は、ロータ及びステータを有し、モータ軸42がロータに連結されている。電動モータ14は、電池パック17から電力が供給されるとモータ軸42が回転する。減速機43がモータケース21内に配置されている。図2に示すように、減速機43は、サンギヤ44、リングギヤ45及びキャリヤ46を有する。リングギヤ45は回転不可能に設けられ、サンギヤ44はモータ軸42と共に回転する。サンギヤ44及びリングギヤ45に噛み合うピニオンギヤ47が設けられ、キャリヤ46は、ピニオンギヤ47を自転及び公転可能に支持する。キャリヤ46は駆動軸48と共に、軸線A2を中心として一体回転可能である。駆動軸48の外周面に駆動ギヤ49が設けられている。
図2に示す駆動機構15は、駆動軸48の回転力を打撃部12の移動力及びウェイト18の移動力に変換する。駆動機構15は、図2及び図4のように、第1ギヤ50、第2ギヤ51及び第3ギヤ52を有する。第1ギヤ50は駆動ギヤ49に噛み合っている。第1ギヤ50は第1支持軸53により回転可能に支持されている。第2ギヤ51は第2支持軸54により回転可能に支持されている。第3ギヤ52は第3支持軸55により回転可能に支持されている。ギヤホルダ56がハウジング11内に固定して設けられ、第1支持軸53、第2支持軸54及び第3支持軸55はギヤホルダ56に取り付けられている。第1ギヤ50は軸線B1を中心として回転し、第2ギヤ51は軸線B2を中心として回転し、第3ギヤ52は軸線B3を中心として回転する。
図4のように、軸線B1,B2,B3は、軸線A1方向に並べて配置されている。軸線B2は、軸線B1と軸線B3との間に配置されている。第1ギヤ50の外径と第3ギヤ52の外径とは同じであり、第2ギヤ51の外径は、第1ギヤ50の外径及び第3ギヤ52の外径よりも小さい。第2ギヤ51は第1ギヤ50及び第3ギヤ52に噛み合っている。
カムローラ57,58が第1ギヤ50に設けられ、カムローラ59が第3ギヤ52に設けられている。カムローラ57,58は第1ギヤ50から軸線B1方向に突出している。カムローラ59は第3ギヤ52から軸線B3方向に突出している。カムローラ57,58は、軸線B1を中心として同一円周上に配置されている。カムローラ57,58,59の直径は全て同一である。
第1ギヤ50に設けたカムローラ57,58は、第1ギヤ50に対して自転可能であり、カムローラ57,58は、第1ギヤ50の回転方向で90度の間隔をおいて配置されている。第3ギヤ52に設けたカムローラ59は、第3ギヤ52に対して自転可能である。
電池パック17の電力が電動モータ14に供給されてモータ軸42が正回転すると、モータ軸42の回転力が減速機43を介して第1ギヤ50に伝達される。電動モータ14の回転力が第1ギヤ50に伝達されると、第1ギヤ50は図4で時計回りに回転する。第2ギヤ51は反時計回りに回転し、第3ギヤ52は時計回りに回転する。
図3のように、プランジャアーム部61がプランジャ27に設けられている。プランジャアーム部61は、プランジャ27と共に軸線A1方向に移動可能である。プランジャアーム部61は金属製であり、プランジャアーム部61は、係合部62,63を有する。係合部62,63は、プランジャアーム部61から軸線E1方向に突出している。係合部62,63は、軸線A1方向で異なる位置に配置されている。軸線A1方向におけるプランジャ27の位置に関わりなく、係合部63は、軸線A1方向で係合部62とトップホルダ30との間に配置されている。第1ギヤ50が回転すると、カムローラ57は係合部63に係合及び解放可能である。第1ギヤ50が回転すると、カムローラ58は係合部63に係合及び解放可能である。
ウェイトアーム部65がウェイト18に設けられている。ウェイトアーム部65はウェイト18から軸線E1方向に突出している。第3ギヤ52が回転すると、カムローラ59は、ウェイトアーム部65に係合及び解放可能である。
図1に示すように、回転規制機構66が、モータケース21内に設けられている。回転規制機構66は、図4に示す第1ギヤ50の反時計回りの回転力が、駆動ギヤ49に伝達された場合に、その回転力でモータ軸42が逆回転することを防止する。
次に、打込機10の使用例を説明する。コントローラ37は、トリガスイッチ40のオフを検出していると、電動モータ14に電力を供給せ、モータ軸42を停止している。ここで、駆動機構15は、図6に示すように、カムローラ58は係合部62に係合され、かつ、カムローラ57は係合部63から解放されている。また、カムローラ59はウェイトアーム部65に係合されている。
コントローラ37は、位置検出センサ41の信号を処理することにより、プランジャ27及びウェイト18の軸線A1方向の位置を推定している。コントローラ37は、プランジャ27がプランジャバンパ35から離れ、かつ、ウェイト18がウェイトバンパ34から離れている状態で、電動モータ14を停止している。
プランジャ27がプランジャバンパ35から離れていると、プランジャ27はスプリング33から第1方向D1の付勢力を受ける。プランジャ27が受ける第1方向D1の付勢力の一部は、係合部62及びカムローラ58を介して第1ギヤ50に伝達され、第1ギヤ50は図6で反時計回りの回転力を受ける。プランジャ27が受ける第1方向D1の付勢力の一部は、ウェイトアーム部65及びカムローラ59を介して第3ギヤ52に伝達される。第3ギヤ52は図6で反時計回りの回転力を受ける。第3ギヤ52が受けた回転力は、第2ギヤ51を介して第1ギヤ50に伝達され、第1ギヤ50は図6で反時計回りの回転力を受ける。
回転規制機構66は、電動モータ14のモータ軸42が逆回転することを防止する。このため、第1ギヤ50及び第3ギヤ52は停止した状態に維持される。このようにして、プランジャ27はプランジャバンパ35から離れた位置、つまり、待機位置に保持される。また、ウェイト18はウェイトバンパ34から離れた位置、つまり、待機位置で停止している。
さらに、プランジャ27が待機位置で停止していると、接触部81はプランジャアーム部61から離れている。ウェイト18が待機位置で停止していると、接触部82はウェイトアーム部65から離れている。
ユーザが接触部材24の先端を被打込材W1に押し付け、かつ、コントローラ37がトリガスイッチ40をオンを検出すると、コントローラ37は電動モータ14に電力を供給し、モータ軸42を正回転させる。モータ軸42の回転力は、減速機43で増幅されて駆動ギヤ49に伝達され、第1ギヤ50が図6で時計回りに回転する。
第1ギヤ50が時計回りに回転すると、第2ギヤ51は反時計回りに回転し、第3ギヤ52は時計回りに回転する。このため、プランジャ27は、スプリング33の付勢力に抗して第2方向D2で移動する。つまり、打撃部12は上昇する。また、ウェイト18は第1方向D1で移動する。つまり、ウェイト18は下降する。
そして、図9のように、接触部81の突起81Aがプランジャアーム部61に接触した後、図8のように、打撃部12は上死点に到達する。図9に示すプランジャアーム部61のうち、突起81Aが接触する箇所61Aは、軸線E1と平行である。また、図9のように、接触部82がウェイトアーム部65に接触した後、図8のように、ウェイト18は下死点に到達する。図9のように、ウェイトアーム部65のうち、突起82Aが接触する箇所65Aは、軸線E1と平行である。打撃部12の上死点は、打撃部12がプランジャバンパ35から最も離れた位置である。ウェイト18の下死点は、ウェイト18がウェイト18がウェイトバンパ34から最も離れた位置である。
第1ギヤ50が図8で更に時計回りに回転すると、カムローラ58が係合部62から解放され、打撃部12は、図10のようにスプリング33の付勢力で下降する。また、第3ギヤ52が図8で更に時計回りに回転すると、カムローラ59ウェイトアーム部65から解放され、ウェイト18は、図10のようにスプリング33の付勢力で上昇する。ここで、カムローラ58が係合部62から解放された後、接触部81はプランジャアーム部61から離れる。また、カムローラ59がウェイトアーム部65から離れた後、接触部82はウェイトアーム部65から離れる。
このように打撃部12が下降すると、ドライバブレード28は止具26を打撃し、止具26は被打込材W1に打ち込まれる。さらに、プランジャ27は、図2及び図4のようにプランジャバンパ35に衝突し、打撃部12が下死点で停止する。また、ウェイト18は、図2及び図4のようにウェイトバンパ34に衝突し、ウェイト18は上死点で停止する。具体的には、打撃部12が下死点に到達した後、ウェイト18が下死点に到達する。このように、打撃部12が下降する際、ウェイト18は打撃部12とは逆方向に移動するため、ハウジング11の振動及び反動を低減可能である。つまり、ウェイト18は反動低減機構である。なお、打撃部12が下死点で停止した際、接触部81はプランジャアーム部61から離れている。また、ウェイト18が上死点で停止した際、接触部82はウェイトアーム部65から離れている。
止具26を被打込材W1に打ち込んだ後に、ユーザが接触部材24を被打込材W1から離し、かつ、トリガスイッチ40がオフされた後も、コントローラ37は電動モータ14を正回転させる。そして、カムローラ57が係合部63に係合すると、打撃部12がスプリング33の付勢力に抗して下死点から上昇し、プランジャ27はプランジャバンパ35から離れる。
さらに、第1ギヤ50が回転すると、カムローラ57が係合部63に係合されている間に、カムローラ58が係合部62に係合される。次いで、カムローラ57は係合部63から解放され、カムローラ58を介してプランジャ27に伝達される力で打撃部12が上昇する。さらに、第3ギヤ52の回転によりカムローラ58がウェイトアーム部65に係合され、ウェイト18が上死点から下降する。コントローラ37は、プランジャ27が図6のように待機位置に到達したことを検出すると、電動モータ14を停止する。
本実施形態において、プランジャシャフト29及びガイドバー32A,32Bは、軸線A1方向における打撃部12の位置に関わりなく、打撃部12を軸線A1に対して径方向に位置決めする。特に、軸線E1,A3方向に位置決めする。また、ガイドバー32A,32Bは、打撃部12の軸線A1方向の位置に関わりなく、打撃部12を軸線A1を中心とする回転方向に位置決めする。つまり、ガイドバー32A,32Bは、打撃部12の回り止めの機能を有する。
また、図8のように打撃部12が上死点を含む所定範囲にあると、図9のように、接触部81はプランジャアーム部61に接触し、打撃部12が軸線A1を中心として時計回りに回転することを防止する。また、打撃部12が上死点を含む所定範囲内にあると、接触部81はプランジャアーム部61に接触し、打撃部12を軸線A3方向に位置決めする。このため、カムローラ58が係合部62から離れる際に、カムローラ58と係合部62との接触箇所の反力で、打撃部12が図9で軸線A1を中心として時計回りに回転することを抑制でき、かつ、打撃部12が軸線A3方向に移動することを抑制できる。
さらに、接触部81は摩擦係数の小さい材料で構成されることから、接触部81がプランジャアーム部61に押し付けられる際の接触抵抗を低減できる。したがって、カムローラ58が係合部62から解放される際に、軸線A1方向における打撃部12の移動をスムーズにできる。
つまり、カムローラ58が係合部62から解放される際に、軸線A1方向における打撃部12の位置が変化することを抑制できる。したがって、打撃部12を位置決めする条件に関わりなく、打撃部12から止具26に加わる打撃力が、打撃を行う毎に変化することを抑制できる。打撃部12を位置決めする条件は、部品の寸法のバラツキ、部品同士の組み付け誤差等を含む。打撃部12を位置決めする条件は、貫通孔27Aの内径、プランジャシャフト29の外径、軸線A3方向におけるガイドバー32Aとガイドバー32Bとの間隔、軸線E1方向におけるガイド孔77,78の幅、軸線E1方向におけるガイド孔77とガイド孔78との位置関係、軸線E1方向における突起79,80の幅、軸線E1方向における突起79と突起80との位置関係、軸線A3方向におけるプランジャ27の幅を含む。
打撃部12の所定範囲は、例えば、次のような意味を含む。打撃部12の所定範囲例1は、図9に示すカムローラ58と係合部62との係合により、打撃部12に軸線A3方向の荷重F1が加わる間に、図8で打撃部12が軸線A1方向に移動する範囲である。打撃部12の所定範囲例2は、図9に示すカムローラ58と係合部62との係合により、打撃部12に軸線A1を中心とする反時計回りの荷重F2が加わる間に、図8で打撃部12が軸線A1方向に移動する範囲である。なお、荷重F1,F2は、分力を含む。
さらに、打撃部12が所定範囲外にあると、接触部81はプランジャアーム部61から離れている。このため、打撃部12が第2方向D2で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。また、打撃部12が第1方向D1で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。したがって、打撃部12が止具に加える打撃エネルギの低下を抑制できる。
また、プランジャシャフト29は、軸線A1方向におけるウェイト18の位置に関わりなく、ウェイト18を軸線A1を中心とする径方向に位置決めする。特に、図9でウェイト18を軸線E1,A3方向に位置決めする。また、ガイドバー32A,32Bは、ウェイト18の軸線A1方向の位置に関わりなく、ウェイト18を軸線A1を中心とする回転方向に位置決めする。つまり、ガイドバー32A,32Bは、ウェイト18の回り止めの機能を有する。
これに対して、接触部82は、ウェイト18が下死点を含む所定範囲内にあると、図9のようウェイトアーム部65に接触して、ウェイト18が軸線A1を中心として反時計回りに回転することを防止する。また、接触部82は、ウェイト18が所定範囲外にあると、図9のようにウェイトアーム部65に接触して、ウェイト18を軸線A3方向に位置決めする。このため、カムローラ59がウェイトアーム部65から解放される際に、カムローラ59とウェイトアーム部65との接触箇所の反力で、ウェイト18が図9で軸線A1を中心として反時計回りに回転することを抑制でき、かつ、ウェイト18が軸線A3方向に移動することを抑制できる。
接触部82を低摩擦材料で構成すると、接触部82がウェイトアーム部65に押し付けられる際の接触抵抗を低減できす。したがって、カムローラ59がウェイトアーム部65から解放される際に、軸線A1方向におけるウェイト18の移動をスムーズにできる。
つまり、カムローラ59がウェイトアーム部65から離れる時点における軸線A1方向のウェイト18の位置が変動することを抑制できる。つまり、打撃部12を位置決めする条件及びウェイト18を位置決めする条件に関わりなく、打撃部12が上死点から下死点に向けて移動するタイミングと、ウェイト18が下死点から上死点に向けて移動するタイミングとが、変化することを抑制可能である。したがって、ウェイト18の反動低減機能の低下を抑制できる。
ウェイト18の所定範囲は、例えば、次のような意味を含む。ウェイト18の所定範囲例1は、カムローラ59とウェイトアーム部65との係合により、ウェイト18に軸線A3方向の荷重F3が加わる間に、図8でウェイト18が軸線A1方向で移動する範囲である。所定範囲例2は、カムローラ59とウェイトアーム部65との係合により、ウェイト18に軸線A1を中心とする時計回りの荷重F4が加わる間に、図8でウェイト18が軸線A1方向に移動する範囲である。なお、荷重F3,F4は、分力を含む。
ウェイト18を位置決めする条件は、部品の寸法のバラツキ、部品同士の組み付け誤差等を含む。ウェイト18を位置決めする条件は、貫通孔83の内径、プランジャシャフト29の外径、軸線A3方向におけるガイドバー32Aとガイドバー32Bとの間隔、軸線E1方向におけるガイド孔77,78の幅、軸線E1方向におけるガイド孔77とガイド孔78との位置関係、軸線E1方向における突起84の幅、軸線E1方向における突起80同士の位置関係、軸線A3方向におけるウェイト18の幅を含む。
また、ウェイト18が所定範囲外にあると、接触部82はウェイトアーム部65から解放されている。このため、ウェイト18が第1方向D1及び第2方向D2で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。
次に、打撃部12及びウェイト18を位置決めする機構の他の例を、図12乃至図15を参照して説明する。図12乃至図15に示す要素において、図1乃至図10と同じ要素は、図1乃至図10と同じ符号を付してある。図12乃至図15に示す要素及び機構は、図1及び図2のハウジング11内に設けることが可能である。ガイドバー32Aは、軸線E1方向の幅を他の箇所よりも広くした幅広部86を有する。幅広部86を軸線A3方向に貫通する開口部87が設けられている。開口部87は、軸線E1方向でガイドバー32Aと第1ギヤ50との間に配置されている。
幅広部86における軸線E1方向の両端に、腕部88がそれぞれ接続されている。腕部88は軸89を支持している。図15に示すプランジャ27の平面断面視で、軸89の軸線B4は軸線E1と平行である。ローラ90が軸89に取り付けられている。ローラ90は軸線B4を中心として回転可能である。ローラ90は、軸線E1方向で腕部88と腕部88との間に配置されている。ローラ90の一部は開口部87内に配置され、ローラ90の外周面の一部は幅広部86の表面から突出している。
ガイドバー32Bは、軸線E1方向の幅を他の箇所よりも広くした幅広部91を有する。図12のように、幅広部91は、軸線A1方向で幅広部86とは異なる位置に配置されている。幅広部91は、軸線A1方向で幅広部86とトップホルダ30との間に配置されている。幅広部91を軸線A3方向に貫通する開口部92が設けられている。開口部92は、軸線E1方向でガイドバー32Bと第1ギヤ50との間に配置されている。
幅広部91における軸線E1方向の両端に、腕部93がそれぞれ接続されている。腕部93は軸94を支持している。図15に示すプランジャ27の平面断面視で、軸94の軸線B5は軸線E1と平行である。ローラ95が軸94に取り付けられている。ローラ95は軸線B5を中心として回転可能である。ローラ95は、軸線E1方向で腕部93と腕部93との間に配置されている。ローラ95の一部は開口部92内に配置され、ローラ95の外周面の一部は幅広部91の表面から突出している。
図13において第1ギヤ50が時計回りに回転すると、図1乃至図10について説明した原理と同様の原理で、カムローラ57が係合部62に係合及び解放され、かつ、カムローラ58が係合部63に係合及び解放される。打撃部12は、第2方向D2及び第1方向D1で移動するとともに、打撃部12は、待機位置及び下死点で停止する。打撃部12が第1方向D1で移動する際に、ドライバブレード28が止具26を打撃する。また、ウェイト18は第1方向D1及び第2方向D2で移動するとともに、待機位置及び上死点で停止する。ウェイト18は打撃部12とは逆向きに移動し、ハウジング11の反動を抑制する。
図12乃至図15に示す例では、打撃部12が第1方向D1及び第2方向D2で移動する際、打撃部12が上死点を含む所定範囲内にあると、図15のようにローラ90の外周面は、プランジャアーム部61の箇所61Aに接触し、打撃部12が軸線A1を中心として時計回りに回転することを防止する。また、ローラ90は、プランジャアーム部61の箇所61Aに接触して、打撃部12を軸線A3方向に位置決めする。このため、カムローラ58が係合部62から解放される際に、カムローラ58と係合部62との接触箇所の反力で、打撃部12が図15で軸線A1を中心とする時計回りに回転することを抑制でき、かつ、打撃部12が軸線A3方向に移動することを抑制できる。
さらに、打撃部12がローラ90に接触して転がり摩擦の状態となり、打撃部12とローラ90との接触箇所の摩擦抵抗を抑制できる。このため、打撃部12が上死点を含む所定範囲内を移動する際に、打撃部12の移動抵抗が増加することを抑制できる。したがって、図2乃至図10を用いて説明した原理と同様の原理で、打撃部12から止具26に加わる打撃力が、打撃毎に変化することを抑制できる。
また、打撃部12が所定範囲外にあると、ローラ90はプランジャアーム部61から解放されている。このため、打撃部12が第2方向D2で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。また、打撃部12が第1方向D1で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。したがって、打撃部12が止具に加える打撃エネルギの低下を抑制できる。
また、ウェイト18が下死点を含む所定範囲内にあると、ローラ95は図15のようにウェイトアーム部65の箇所65Aに接触して、ウェイト18が軸線A1を中心とする反時計回りに回転することを防止する。このため、カムローラ59がウェイトアーム部65から解放される際に、カムローラ59とウェイトアーム部65との接触箇所の反力で、ウェイト18が図15で軸線A1を中心とする反時計回りに回転することを抑制でき、かつ、ウェイト18が軸線A3方向に移動することを抑制できる。
さらに、ウェイト18はローラ95に接触して転がり摩擦の状態になり、ウェイト18とローラ95との接触箇所の摩擦抵抗を抑制できる。したがって、ウェイト18が下死点を含む所定範囲内で移動する際に、ウェイト18の移動抵抗が増加することを抑制できる。
つまり、カムローラ59がウェイトアーム部65から解放される際に、軸線A1方向でウェイト18の位置が変化することを抑制できる。つまり、打撃部12を位置決めする条件及びウェイト18を位置決めする条件に関わりなく、打撃部12が上死点から下死点に向けて移動するタイミングと、ウェイト18が下死点から上死点に向けて移動するタイミングとが、変化することを抑制可能である。したがって、ウェイト18の反動低減機能の低下を抑制できる。
また、ウェイト18が所定範囲外にあると、ローラ95はウェイトアーム部65から解放されている。このため、ウェイト18が第1方向D1及び第2方向D2で移動する際の移動抵抗が増加することを抑制できる。
なお、図12乃至15に示す例において、打撃部12の所定範囲の意味及びウェイト18の所定範囲の意味は、図2乃至図10において説明した打撃部12の所定範囲の意味及びウェイト18の所定範囲の意味と同じである。
図16及び図17は、駆動機構の他の例を示す。駆動機構70は、第1プーリ71、第2プーリ72及びベルト73を有する。第1プーリ71は支持軸74により支持され、第2プーリ72は支持軸75により支持されている。支持軸74,75はホルダ76に取り付けられている。ホルダ76はハウジング11内に設けられる。第1プーリ71は軸線B4を中心として回転可能であり、第2プーリ72は軸線B5を中心として回転可能である。軸線B4,B5は軸線A1上に配置されている。軸線B4と軸線B5とは平行である。
第1プーリ71にカムローラ57,58が設けられ、第2プーリ72にカムローラ59,60が設けられている。カムローラ57,58は、軸線B4を中心とする仮想円C1上に配置されている。カムローラ59,60は、軸線B5を中心とする仮想円C2上に配置されている。ベルト73は環状であり、ベルト73は第1プーリ71及び第2プーリ72に巻き掛けられている。第1プーリ71は、駆動軸48の回転力で時計回りに回転可能である。第1プーリ71が図17で時計回りに回転すると、その回転力はベルト73を介して第2プーリ72に伝達され、第2プーリ72は時計回りに回転する。
第1プーリ71が図17で時計回りに回転すると、カムローラ57が係合部63に係合及び解放され、カムローラ58が係合部62に係合及び解放される。第2プーリ72が図17で時計回りに回転すると、カムローラ60が係合部64に係合及び解放され、カムローラ59がウェイトアーム部65に係合及び解放される。このため、駆動機構70を、図1及び図2の駆動機構15に代えて設けると、打撃部12が上昇及び下降し、ウェイト18が下降及び上昇する。駆動機構70を用いた場合も、駆動機構15を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
そして、図17に示す打撃部12が上死点を含む所定範囲内にあると、図8及び図9のように、接触部81の突起81Aがプランジャアーム部61の箇所61Aに接触する。したがって、図2乃至図10の実施形態と同様の原理で、打撃部12を位置決めできる。なお、打撃部12が所定範囲外にあると、接触部81の突起81Aはプランジャアーム部61から離れている。
また、図17に示すウェイト18が下死点を含む所定範囲内にあると、図8及び図9のように、接触部82の突起82Aがウェイトアーム部65の箇所65Aに接触する。したがって、図2乃至図10の実施形態と同様の原理で、ウェイト18を位置決めできる。また、図17に示すウェイト18が所定範囲外にあると、接触部82の突起82Aはウェイトアーム部65から離れている。
図18及び図19は、打込機の他の構造例を示す断面図である。図18及び図19に示す打込機190は、ハウジング、シリンダ191、射出部192、打撃部193、駆動機構200及び圧力室195を有する。シリンダ191、駆動機構200及び圧力室195は、ハウジング内に設けられている。シリンダ191は金属製であり、シリンダ191は射出部192に固定されている。
打撃部193はピストン194及びドライバブレード196を有する。ドライバブレード196の縁195Bに突起195Aが複数、実施形態では8個設けられている。縁195Bは直線状であり、かつ、シリンダ191の軸線A4と平行である。突起195Aは、縁195Bから直線E2方向に突出している。直線E2は、ドライバブレード196の幅方向であり、かつ、軸線A4に対して直角である。軸線A4に対して垂直な平面視で、軸線E3と軸線E4とは直角に配置されている。
ドライバブレード196において、縁195Bとは反対に位置する縁195Cに突起195Dが設けられている。突起195Dは、縁195Cから直線E2方向に突出している。縁195Cは縁195Bと平行である。突起195Dが縁195Cから突出した向きは、突起195Aが縁195Bから突出した向きとは逆である。軸線A4方向における突起195Dの配置位置は、突起195Aのうち、ドライバブレード196の先端195Eに最も近い突起195Aの配置位置と同じである。
シール部材201及び位置決め部材197が、ピストン194に取り付けられている。シール部材201は合成ゴム製のリングであり、シール部材201はシリンダ191の内周面に接触して圧力室195をシールする。圧力室195には圧縮性の気体が充填されている。気体は、空気、不活性ガスを用いることができる。不活性ガスは、窒素ガス、希ガスを含む。位置決め部材197は、合成樹脂製のリングであり、位置決め部材197がシリンダ191の内周面に接触して、ピストン194を径方向に位置決めする。打撃部193は、シリンダ191の軸線A4方向に移動可能である。
射出部192は、ハウジングに固定されており、射出部192は、筒部198と、筒部198に接続されたノーズ部199と、筒部198に接続された荷重受け部100と、を有する。シリンダ191の一部が筒部198内に配置され、シリンダ191が筒部198に固定されている。シリンダ191内でピストン194と荷重受け部100との間にバンパ101が設けられている。バンパ101は合成ゴム製であり、バンパ101は軸孔102を有する。
ガイド孔103が荷重受け部100に設けられている。ノーズ部199はガイドプレート104を有し、ガイドプレート104により射出路105が形成されている。ドライバブレード196は、軸孔102、ガイド孔103及び射出路105内で軸線A4方向に移動可能である。ガイドプレート104は、直線E2方向に突出した接触部108を有する。接触部108は、ガイドプレート104から射出路105に向けて突出されている。軸線A4に対して垂直な平面視で、射出路105は四角形である。軸線A4に対して垂直な平面視で、ガイドプレート104は、ドライバブレード196が軸線A4を中心として回転することを防止する。
駆動機構200は、電動モータの回転力で反時計回りに回転するピンホイール106と、ピンホイール106に設けた複数のピニオンピン107と、を有する。複数、例えば、8個のピニオンピン107が、ピンホイール106の回転方向に間隔をおいて配置されている。図18及び図19において、ピンホイール106の回転中心である軸線E3は、軸線A4とは交差しない。軸線E3と平行な平面視で、軸線A4と軸線E3とは直角に交差する。
なお、図18及び図19に示す打込機190は、前述したトリガスイッチ、コントローラ、回転規制機構、電池パック、ピンホイール106の回転方向の位相を検出する位相検出センサ等を有する。コントローラは、位相検出センサの信号を処理して、軸線A4方向における打撃部193の位置を推定する。
図18及び図19の打込機190は、トリガスイッチがオフされて電動モータが停止していると、ピンホイール106が停止している。ここで、少なくとも1個のピニオンピン107が突起195Aに係合しており、圧力室195の圧力で打撃部193が第1方向D1で付勢され、打撃部193は待機位置で停止している。打撃部193が待機位置で停止していると、接触部108はドライバブレード196から離れている。
トリガスイッチがオンされて電動モータが回転し、ピンホイール106が反時計回りに回転すると、ピンホイール106の回転力がドライバブレード196に伝達され、打撃部193は第2方向D2で移動、つまり、上昇する。打撃部193が上昇すると、圧力室195の圧力が上昇する。打撃部193が第2方向D2で移動する過程で、接触部108が突起195Dに接触する。そして、図19のように、打撃部193が上死点に到達すると、全てのピニオンピン107が突起195Aから離れ、打撃部193は圧力室195の付勢力で第1方向D1に移動、つまり下降する。このため、接触部108は突起195Dから離れる。そして、ドライバブレード196は止具を打撃し、止具は被打込材に打ち込まれる。接触部108や突起195Dは、低摩擦材料、例えば、自己潤滑性樹脂、四フッ化エチレン樹脂等で構成するとよい。自己潤滑性樹脂は、ポリアセタール(Polyoxymethylene:POM)樹脂、フッ素樹脂を含む。さらに、接触部108や突起195Dを低摩擦材料で構成してもよい。さらにまた、突起195Dをローラで構成してもよい。
さらに、ピストン194がバンパ101に衝突し、バンパ101は打撃部193の運動エネルギの一部を吸収する。ピストン194がバンパ101に衝突した際、打撃部193の位置は下死点である。電動モータは、打撃部193が下死点に到達した後も回転している。そして、少なくとも1個のピニオンピン107が突起195Aに係合すると、打撃部193は下死点から上昇する。コントローラは、打撃部193が待機位置に到達すると電動モータを停止する。
図18及び図19に示す打込機190は、打撃部193が上死点と下死点との間で移動する際、シリンダ191は、打撃部193を直線E2方向、軸線E3方向で位置決めする。ガイドプレート104は、打撃部193を軸線A4を中心として回転方向に位置決めする。
打撃部193が、軸線A4方向で上死点を含む所定範囲内にあると、接触部108が突起195Dに接触する。このため、ピニオンピン107と突起195Aとの接触箇所の反力で、打撃部193がピンホイール106から離れる向きで、直線E2方向に移動することが防止される。つまり、接触部108は、打撃部193を直線E2方向に位置決めする。したがって、打撃部193の上死点が、軸線A4方向で変化することを抑制でき、打撃部193が止具に加える打撃力の変化を抑制できる。つまり、打撃部193が止具に加える打撃力のばらつきを抑制でき、打ち込みフィーリングを向上可能である。
さらにまた、接触部108を低摩擦材料で構成すると、接触部108が突起195Dに押し付けられる際の接触抵抗を低減できる。したがって、突起195Aがピニオンピン107から解放される際に、軸線A1方向におけるウェイト18の移動をスムーズにできる。
打撃部193の所定範囲は、次のような技術意味を含む。打撃部193の所定範囲例1は、図19のように、複数の突起195Aのうち、先端195Eに最も近い箇所に位置する突起195Aがピニオンピン107に係合している間における、打撃部193の移動範囲である。打撃部193の所定範囲例2は、複数の突起195Aのうち、先端195Eに最も近い箇所に位置する突起195Aがピニオンピン107に係合している間に、打撃部193に直線E2方向の荷重F5が作用する、打撃部193の移動範囲である。荷重F5は、ドライバブレード196を接触部108に押し付ける向きで生じる。なお、荷重F5は分力を含む。
また、打撃部193が所定範囲外にあると、接触部108は突起195Dから離れている。したがって、打撃部193を第1方向D1で移動する際の抵抗の増加を抑制でき、打撃力の低下を抑制できる。また、打撃部193を第2方向D2で移動する際、ピンホイール106を回転させる電動モータの負荷が増加することを抑制できる。
突起195Dまたは接触部108は、何れか一方を設けてもよい。突起195Dのみを設ける場合は、突起195Dをガイドプレート104に接触するか、または、突起195Dとガイドプレート104との間に極微小な隙間を設ける。
接触部108のみを設ける場合は、接触部108を縁195Cに接触するか、または、接触部108と縁195Cとの間に極微小な隙間を設ける。何れの場合であっても、ピニオンピン107と突起195Aとの接触箇所の反力で、打撃部193がピンホイール106から離れる向きで、直線E2方向に移動することが防止される。したがって、打撃部193の上死点が、軸線A4方向で変化することを抑制でき、打撃部193が止具に加える打撃力の変化を抑制できる。
なお、気体が充填された圧力室の圧力で、打撃部を付勢して止具を打撃する打込機は、例えば、特開2016−209941号公報、特開2016−221610号公報及び特開2017−064864号公報に記載されているように公知であるため、打込機190の他の構造及び要素の説明は省略する。
本実施形態で説明した事項の意味は、次の通りある。打撃部12の上死点は第1位置の一例であり、打撃部12の下死点は第2位置の一例である。ウェイト18の下死点は第3位置の一例であり、ウェイト18の上死点は第4位置の一例である。スプリング33、圧力室195は、第1付勢機構の一例である。電動モータ14、第1ギヤ50、第1プーリ71、ピンホイール106は、第2付勢機構の一例である。スプリング33は、第3付勢機構の一例である。第1位置を含む打撃部の移動範囲が第1所定範囲である。第4位置を含むウェイトの移動範囲が第2所定範囲である。
軸線A1方向、軸線A4方向は、打撃部の移動方向の一例である。軸線A3方向、軸線E1方向、直線E2方向は、移動方向に対して交差する方向の一例である。軸線A1、軸線A4を中心として回転する方向は、移動方向を中心として回転する方向の一例である。ガイドバー32A,32B及びプランジャシャフト29は、第1位置決め部材の一例である。また、シリンダ191及びガイドプレート104は、第1位置決め部材の一例である。
接触部81,108、ローラ90は、第2位置決め部材の一例である。接触部82、ローラ95は、第3位置決め部材の一例である。カムローラ57,58、ピニオンピン107は、第1係合部の一例である。カムローラ59は、第2係合部の一例である。
打込機は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1付勢機構または第3付勢機構は、金属製のスプリングに代えて、合成ゴムを用いることも可能である。第1付勢機構または第3付勢機構として、スプリングを用いる場合、圧縮スプリングまたは引っ張りスプリングの何れを用いてもよい。
さらに、図1乃至図17の実施形態において、打撃部とウェイトとの間に補助圧力室を形成し、補助圧力室に圧縮性の気体を充填することも可能である。この場合、補助圧力室は、第1付勢機構及び第2付勢機構を兼ねる。第2位置決め部材及び第3位置決め部材は、突起、リブ、ピン等、相手部材に接触及び離反可能な構成であればよい。また、第2位置決め部材及び第3位置決め部材は、第1位置決め部材に接続されている構造、または、第1位置決め部材から独立している構造、の何れでもよい。第2位置決め部材及び第3位置決め部材を第1位置決め部材から独立して設ける構造は、第2位置決め部材または第3位置決め部材をハウジングの内面に設ける構造を含む。
また、打撃部の待機位置は、下死点であってもよい。駆動機構に回転力を伝達するモータは、電動モータの他、油圧モータ、空気圧モータ、エンジンを含む。また、電動モータに電力を供給する電源は、直流電源または交流電源の何れでもよい。モータの回転力をウェイトの移動力に変換する機構は、ギヤ、プーリ及びベルトの他、スプロケット及びチェーンを含む。
10,190…打込機、11…ハウジング、12,193…打撃部、14…電動モータ、18…ウェイト、26…止具、29…プランジャシャフト、32A,32B…ガイドバー、33…スプリング、50…第1ギヤ、57,58,59…カムローラ、71…第1プーリ、81,82,108…接触部、90,95…ローラ、104…ガイドプレート、106…ピンホイール、107…ピニオンピン、191…シリンダ、192…射出部、194…ピストン、195…圧力室、196…ドライバブレード、A1,A3,A4,E1…軸線、D1…第1方向、D2…第2方向、E2…直線。

Claims (9)

  1. 第1位置と第2位置との間で往復移動可能であり、前記第1位置から前記第2位置に向けて第1方向に移動する際に止具を打撃する打撃部と、
    前記打撃部を前記第1方向に移動させる第1付勢機構と、
    前記打撃部を前記第1付勢機構の力に抗して前記第2位置から前記第1位置に向けて第2方向に移動させる第2付勢機構と、
    を有する打込機であって
    記打撃部が前記第1位置を含む第1所定範囲内にあるとき前記打撃部に接触して、前記打撃部を移動方向に対して交差する方向に位置決めし、かつ、前記打撃部が前記第1所定範囲外にあるとき前記打撃部から離れる打撃部位置決め部と
    第3位置と第4位置との間で前記第1方向及び前記第2方向に往復移動可能であり、かつ、前記打撃部が前記第1方向に移動する際に、前記第3位置から前記第4位置に向けて前記第2方向に移動するウェイトと、
    前記ウェイトを前記第2方向に移動させる第3付勢機構と、
    を有する、打込機。
  2. 前記打撃部に対して係合及び解放可能な第1係合部が設けられ、
    前記第1係合部が前記打撃部に係合されると、前記打撃部は前記第1付勢機構の力で前記第1方向に移動することが防止され、
    前記第1係合部が前記打撃部から解放されると、前記打撃部は前記第1付勢機構の力で前記第1位置から前記第1方向に移動する、
    請求項1記載の打込機。
  3. 記第1係合部が前記打撃部に係合されると、前記打撃部は前記第2付勢機構の力で前記第2方向に移動し、
    前記第1係合部が前記打撃部から解放されると、前記打撃部は前記第1付勢機構の力で前記第1方向に移動する、
    請求項2記載の打込機。
  4. 前記第1付勢機構は、前記第1方向及び前記第2方向に伸縮可能なスプリングを含み、
    前記スプリングは、前記打撃部が前記第2方向に移動すると弾性エネルギを蓄積する、
    請求項3記載の打込機。
  5. 前記ウェイトが前記第位置を含む第2所定範囲内にあると前記ウェイトに接触して、前記ウェイトを前記移動方向に対して交差する方向に位置決めし、かつ、前記ウェイトが前記第2所定範囲外にあると前記ウェイトから離れるウェイト位置決め部と、を有する、
    請求項1乃至4の何れか1項記載の打込機。
  6. 前記ウェイトに対して係合及び解放可能な第2係合部が設けられ、
    前記第2係合部が前記ウェイトに係合されると、前記ウェイトは前記第3付勢機構の力で前記第2方向に移動することが防止され、
    前記第2係合部が前記ウェイトから解放されると、前記ウェイトは前記第3付勢機構の力で前記第3位置から前記第2方向に移動する、
    請求項1乃至5の何れか1項記載の打込機。
  7. 前記第1付勢機構及び前記第3付勢機構は、前記打撃部と前記ウェイトとの間に配置された共通のスプリングを含む、
    請求項1乃至6の何れか1項記載の打込機。
  8. 前記打撃部位置決め部は、前記打撃部に接触して回転可能なローラを含む、
    請求項1乃至の何れか1項記載の打込機。
  9. 第1位置と第2位置との間で往復移動可能であり、前記第1位置から前記第2位置に向けて第1方向に移動する際に止具を打撃する打撃部と、
    前記打撃部を前記第1方向に移動させる第1付勢機構と、
    を有する打込機であって、
    前記打撃部が前記第1位置を含む第1所定範囲内にあるとき前記打撃部に接触して、前記打撃部を移動方向に対して交差する方向に位置決めし、かつ、前記打撃部が前記第1所定範囲外にあるとき前記打撃部から離れる打撃部位置決め部を有し、
    前記第1付勢機構は、圧縮性の気体が充填された圧力室を含み、前記圧力室の圧力は、前記打撃部が前記第2位置から前記第1位置に向けて第2方向に移動すると上昇し、
    前記打撃部は、シリンダに移動可能に支持され、かつ、前記圧力室の圧力を受けるピストンと、前記ピストンに設けられたドライバブレードと、を有し、
    前記打撃部位置決め部が、前記ドライバブレードを移動可能に支持し、かつ、前記止具が供給される射出部に設けられている、
    打込機。
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