JP6852553B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、プリンタ1は、筐体2内に収容されたプラテン3と、インク吐出装置4と、搬送部5(本発明の移動装置)と、カートリッジホルダ8、9と、制御部10等を備えている。
印刷ヘッド11及び処理ヘッド12の構成について、図2〜図4を用いて説明する。まず、印刷ヘッド11は、図2(a)、図3(a)に示すように、流路ユニット21と圧電アクチュエータ22とを有する。
帯電装置25は、印刷インク212を帯電させるためのものである。図3(a)及び図4に示すように、帯電装置25は、帯電回路64と、電極47とを有する。一定電圧を生成し、電極47に出力する。帯電回路64は、降圧コンバータ回路等を有する一種のDC/DCコンバータ回路である。降圧コンバータ回路は、直流電源装置の電圧(例えば、30V)を変換して、より低い直流電圧(例えば、10V)を出力する。なお、図示は省略しているが、帯電回路64は、4つの印刷ヘッド11に対し共通である。
次に、印刷インク212及び処理インク211について説明する。本実施形態では、印刷インク212は、水、水溶性有機溶剤等の溶媒にそれぞれブラック、マゼンタ、シアン、イエローの色材が分散した顔料インクである。水は、イオン交換水または純水である。水溶性有機溶剤としては、湿潤剤、浸透剤が含まれる。このうち、湿潤剤は、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましい。浸透剤は、例えば、グリコールエーテルがあげられる。色材としての顔料は、例えば、カーボンブラック、無機顔料および有機顔料等が使用できる。その他の顔料であっても、水相に分散可能なものであれば使用できる。特に、顔料として、自己分散型顔料を含むことが好ましい。この自己分散型顔料は、例えば、顔料粒子の表面に、カルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシル基、スルホン基等の親水性官能基およびそれらの塩の少なくとも一種が導入されている。そのため、分散剤を使用しなくても水に分散可能である。
次に、プリンタ1における印刷インク212及び処理インク211の吐出について説明する。
4 インク吐出装置
5 搬送部
10 制御部
13 ノズル
15 ノズル
26 帯電装置
74 除電ブラシ
88 拍車
90 本体部
91 針部
96 帯電装置
97 ノズル
100 印刷用紙
211 処理インク
212 印刷インク
226 部分領域
227 部分領域
228 隙間
252 着弾領域
254 縁部
255 非縁部
280 処理インク
281 着弾領域
283 隙間
284 着弾領域
Claims (15)
- ある極性に帯電した印刷インクが吐出される印刷ノズルと、所定方向に沿って前記印刷ノズルと並び、前記印刷インクとは逆の極性に帯電した第1の処理インクを吐出する第1処理ノズルと、を有するインク吐出装置と、
印刷媒体と前記インク吐出装置とを、前記所定方向に相対移動させる移動装置と、
吐出される前記第1の処理インクを帯電させる第1処理インク帯電装置と、
前記インク吐出装置と前記移動装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記インク吐出装置と前記移動装置を制御して、前記印刷媒体の前記第1の処理インクが着弾する着弾位置に前記第1の処理インクに比べて小さい液滴サイズで前記印刷インクを着弾させることを特徴とする印刷装置。 - 前記第1処理インク帯電装置は、前記第1の処理インクの液滴の帯電量を、前記印刷インクの液滴の帯電量よりも多くすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記印刷インクの液滴サイズが小さいほど、前記印刷インクの着弾位置を共有する前記第1の処理インクの液滴サイズを大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
- 前記第1処理インク帯電装置は、前記第1の処理インクの単位体積当たりの帯電量を変更可能に構成され、
前記制御部は、前記印刷インクの液滴サイズが小さいほど、前記印刷インクの着弾位置を共有する前記第1の処理インクの単位体積当たりの帯電量を多くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記制御部は、前記印刷媒体と前記印刷ノズルとの間のギャップが大きいほど、前記印刷インクの着弾位置を共有する前記第1の処理インクの液滴サイズを大きくすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記第1処理インク帯電装置は、前記第1の処理インクの単位体積当たりの帯電量を変更可能に構成され、
前記制御部は、前記印刷媒体と前記印刷ノズルとの間のギャップが大きいほど、前記印刷インクの着弾位置を共有する前記第1の処理インクの単位体積当たりの帯電量を多くすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記インク吐出装置を制御して、前記印刷媒体の前記印刷インクが着弾する着弾位置に対してのみ前記第1の処理インクを着弾させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記印刷インクにより前記印刷媒体上に連続的に広がる所定の面積以上の印刷領域が形成されるとき、前記印刷領域に対応する前記第1の処理インクの着弾領域を複数の部分領域に分離し、前記部分領域毎に前記第1の処理インクを着弾させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記部分領域は、隙間を介して互いに絶縁されていることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
- 前記印刷ノズルと前記所定方向に並び、第2の処理インクが吐出される第2処理ノズルと、
吐出される前記第2の処理インクを、前記印刷インクと同じ極性に帯電させる第2処理インク帯電装置と、を備え、
前記制御部は、前記インク吐出装置を制御して、前記印刷インクが着弾する第1領域に前記第1の処理インクを吐出させ、前記第1領域とは隙間を空けて離れ、且つ、前記印刷インクが着弾しない第2領域に、前記第2の処理インクを吐出させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記制御部は、前記印刷インクにより形成される印刷領域に対応し、前記第1の処理インクが着弾する着弾領域について、前記着弾領域の縁部を形成する前記第1の処理インクの液滴サイズを、前記縁部よりも内側の非縁部を形成する前記第1の処理インクの液滴サイズに比べて大きくすることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記印刷媒体が搬送される搬送方向において前記第1処理ノズル及び前記印刷ノズルよりも上流側に配置され、前記印刷媒体を除電する除電部を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の印刷装置。
- 搬送される前記印刷媒体を部分的に押さえる押さえ部材を備え、
前記押さえ部材は、前記印刷媒体と接触する先端部が導電部材で形成され、
前記制御部は、前記押さえ部材と接触する前記印刷媒体の領域に対しては、前記第1の処理インクを吐出しないことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の印刷装置。 - 絶縁部材製の本体部と、前記本体部に設けられ、且つ、前記印刷媒体と接触する導電部材製の先端部とを有し、搬送される前記印刷媒体を部分的に押さえる押さえ部材を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記第1の処理インクは、前記印刷インクに含まれる色材の凝集を促進する凝集剤と、前記印刷インクに含まれる色材の前記印刷媒体の表面への定着を促進する定着剤の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の印刷装置。
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