JP6851255B2 - データ更新装置およびデータ更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、施設情報の更新を行うデータ更新装置およびデータ更新方法に関する。
従来、日々更新される施設情報に対応するために、地図データに含まれる施設情報を変更する技術が知られている。
例えば、地図データ配信センタが保有する施設情報の中から、ユーザが予め選択した施設について施設情報の更新を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、ナビゲーションメーカーが管理するデータサーバに施設情報を格納し、データサーバの施設情報が古い場合、携帯通信端末機の所有者が施設の更新情報をデータサーバに送信することによってデータサーバの施設情報を更新する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−145260号公報 特開2013−206207号公報
特許文献1では、全国で日々更新される全ての施設情報を把握して施設情報の更新を行っているため、地図データ配信センタを管理するナビゲーションメーカーの負担が大きいという問題がある。また、ユーザにとっては、地図データ配信センタが膨大な手間をかけて更新された施設情報のうちの一部の施設情報しか利用しないにもかかわらず、配信サービスに高額な料金を支払う必要があるという問題がある。
また、特許文献2では、データサーバの管理、保守、および点検に手間がかかるため、ナビゲーションメーカーの負担が大きいという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単に施設情報の更新を行ってメーカーおよびユーザの双方の負担を大幅に減らすことが可能なデータ更新装置およびデータ更新方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるデータ更新装置は、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信するメール受信部と、表示部に施設情報が表示されているときにメール受信部が受信した施設更新メールに基づいて、表示部に表示されている施設情報を更新した施設更新データを作成する施設更新データ作成部と、更新の通知元にメールを送信するメール送信部とを備えるデータ更新装置であって、データ更新装置が自車両に搭載され、自車両のエンジンが動作していない状態で更新の通知元が施設更新メールを送信した場合において、メール受信部は、自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが更新の通知元から送信された施設更新メールを保持していることを確認し、メール送信部は、施設更新データが作成されなかった旨のメールを更新の通知元に送信する。
また、本発明によるデータ更新方法は、メール受信部、施設更新データ作成部、およびメール送信部を備えるコンピュータの動作によって実現されるデータ更新方法であって、メール受信部が、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信し、施設更新データ作成部が、表示部に施設情報が表示されているときに受信した施設更新メールに基づいて、表示部に表示されている施設情報を更新した施設更新データを作成し、メール送信部が、更新の通知元にメールを送信し、コンピュータが自車両に搭載され、自車両のエンジンが動作していない状態で更新の通知元が施設更新メールを送信した場合において、メール受信部が、自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが更新の通知元から送信された施設更新メールを保持していることを確認し、メール送信部が、施設更新データが作成されなかった旨のメールを更新の通知元に送信する。
本発明によると、データ更新装置は、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信するメール受信部と、表示部に施設情報が表示されているときにメール受信部が受信した施設更新メールに基づいて、表示部に表示されている施設情報を更新した施設更新データを作成する施設更新データ作成部と、更新の通知元にメールを送信するメール送信部とを備えるデータ更新装置であって、データ更新装置が自車両に搭載され、自車両のエンジンが動作していない状態で更新の通知元が施設更新メールを送信した場合において、メール受信部は、自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが更新の通知元から送信された施設更新メールを保持していることを確認し、メール送信部は、施設更新データが作成されなかった旨のメールを更新の通知元に送信するため、簡単に施設情報の更新を行ってメーカーおよびユーザの双方の負担を大幅に減らすことが可能となる。
また、データ更新方法は、メール受信部、施設更新データ作成部、およびメール送信部を備えるコンピュータの動作によって実現されるデータ更新方法であって、メール受信部が、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信し、施設更新データ作成部が、表示部に施設情報が表示されているときに受信した施設更新メールに基づいて、表示部に表示されている施設情報を更新した施設更新データを作成し、メール送信部が、更新の通知元にメールを送信し、コンピュータが自車両に搭載され、自車両のエンジンが動作していない状態で更新の通知元が施設更新メールを送信した場合において、メール受信部が、自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが更新の通知元から送信された施設更新メールを保持していることを確認し、メール送信部が、施設更新データが作成されなかった旨のメールを更新の通知元に送信するため、簡単に施設情報の更新を行ってメーカーおよびユーザの双方の負担を大幅に減らすことが可能となる。

本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の使用の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるデータ更新装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による施設リストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設周辺の地図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設の詳細情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設更新メールの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設更新データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による施設種別変換表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による種別ごとの施設リストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による更新後の施設リストの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による更新後の施設周辺の地図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による更新後の施設の詳細情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による更新後の施設の履歴の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による更新後の施設の履歴の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるアイコンを選択する画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の動作の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による自車両のマークを含む地図の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による登録地の文字列を入力する画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の動作の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による施設周辺の地図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による過去の施設周辺の地図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5によるデータ更新装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5による施設データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態6によるデータ更新装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6による更新後の施設の詳細情報の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
<構成>
まず、本発明の実施の形態1によるデータ更新装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるデータ更新装置1の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1では、本実施の形態によるデータ更新装置を構成する必要最小限の構成を示している。
図1に示すように、データ更新装置1は、メール受信部2と施設更新データ作成部3とを備えている。メール受信部2は、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信する。施設更新データ作成部3は、表示部4に施設情報が表示されているときにメール受信部2が受信した施設更新メールに基づいて、表示部4に表示されている施設情報を更新した施設更新データを作成する。
次に、図1に示すデータ更新装置1を含むデータ更新装置の他の構成について説明する。
図2は、他の構成に係るデータ更新装置5の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、データ更新装置5は、メール処理部6と、ナビゲーション処理部9とを備えている。メール処理部6は、メール受信部2と、施設更新データ作成部3と、メール文作成部7と、メール送信部8とを備えている。また、メール処理部6は、固有のメールアドレスを保持しており、ユーザ端末21と通信可能に接続されている。ユーザ端末21は、ユーザが使用するメール通信機能を有する端末であり、携帯電話、スマートフォン、またはタブレット端末等の携帯通信端末、およびパーソナルコンピュータ等の端末を含む。ここで、メール処理部6とメールの送受信を行う端末のことを相手先端末といい、相手先端末のうち特にユーザが使用する端末のことをユーザ端末という。以下では、ユーザ端末21を一例として説明する。
ユーザ端末21がメール処理部6のメールアドレス宛てに施設更新メールを送信すると、メール受信部2は施設更新メールを受信する。施設更新データ作成部3は、メール受信部2が受信した施設更新メールに基づいて施設更新データを作成する。施設更新データ作成部3が作成した施設更新データは、施設更新データ記憶部15に記憶される。メール文作成部7は、ユーザ端末21に対するメール文を作成する。メール送信部8は、メール文作成部7が作成したメールをユーザ端末21に送信する。
ナビゲーション処理部9は、位置検出部10と、経路探索部11と、経路記憶部12と、経路案内部13と、表示制御部14と、施設更新データ記憶部15とを備えており、一般的なナビゲーション機能である経路誘導機能を実現している。位置検出部10は、GPS(Global Positioning System)センサ16、車輪速センサ17、および角速度センサ18に接続されている。表示制御部14は、表示部4、操作部19、および地図データ記憶装置20に接続されている。
位置検出部10は、自車両に設置されたGPSセンサ16、車輪速センサ17、および角速度センサ18の各々が検出したセンサ信号を取得し、これらのセンサ信号を用いて自車両の現在位置を検出する。経路探索部11は、位置検出部10が検出した自車両の現在位置と、地図データ記憶装置20から取得した地図データとに基づいて、自車両の現在位置から目的地までの経路を探索する。なお、目的地は、操作部19を介してユーザによって設定される。操作部19は、例えばタッチパネルであってもよい。操作部19がタッチパネルである場合、操作部19と表示部4とは一体であってもよい。以下では、操作部19はタッチパネルであるものとして説明する。
地図データ記憶装置20は、例えばハードディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、または半導体メモリ等の記憶媒体から構成されており、地図データを記憶している。地図データは、道路データ、ポリゴンデータ、および施設データ等を含む。道路データは、交差点の位置情報を示すノードデータと、各ノードデータの連結情報であるリンクデータとを含む。ポリゴンデータは、市街地、緑地、および水系の範囲を示す。施設データは、ホテルおよびレストラン等の施設の位置、施設の種別、および施設の電話番号等の詳細情報を含む。施設データは、上述の施設情報と同義である。
経路記憶部12は、例えばハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体から構成されており、経路探索部11が探索した経路を記憶する。経路案内部13は、経路記憶部12が記憶している経路をユーザに案内する経路案内データを作成する。
表示制御部14は、経路案内部13が作成した経路案内データに基づいて、目的地までの経路案内に関する情報を表示部4に表示する制御を行う。このとき、表示制御部14は、必要に応じて地図データ記憶装置20から地図データを取得し、経路案内に関する情報とともに地図を表示部4に表示する制御を行う。また、表示制御部14は、操作部19に対するユーザの操作に基づいて、後述する施設リスト、任意の施設周辺の地図、施設の詳細情報等を表示部4に表示する制御を行う。
施設更新データ記憶部15は、例えばハードディスク(Hard Disk Drive:HDD)または半導体メモリ等の記憶媒体から構成されており、施設更新データ作成部3から受け取った施設更新データを元の施設データに対応付けて記憶する。ここで、元の施設データとは、後述する地図データ記憶装置20に記憶している地図データに含まれるオリジナルの施設データのことをいう。このように、施設更新データ作成部3が作成した施設更新データは、元の施設データとは別個に記憶されている。
図2では、GPSセンサ16、車輪速センサ17、角速度センサ18、表示部4、操作部19、および地図データ記憶装置20がデータ更新装置5の外部に設けられている場合について示しているが、これらの一部または全部をデータ更新装置5が備えるようにしてもよい。
図3は、データ更新装置5の使用の一例を示す図であり、ユーザ24がユーザ端末21を使用してデータ更新装置5に施設更新メールを送信する様子を示している。データ更新装置5は、自車両23に搭載されている。自車両23は、データ更新装置5が搭載されている移動体の一例である。
自車両23の所有者であるユーザ24は、ユーザ端末21を使用してデータ更新装置5に施設更新メールを送信することによって、表示部4に表示する施設データを更新することができる。
図4は、データ更新装置5のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、データ更新装置1についても同様である。
データ更新装置5におけるメール受信部2、施設更新データ作成部3、メール文作成部7、メール送信部8、位置検出部10、経路探索部11、経路案内部13、および表示制御部14の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、データ更新装置5は、施設更新メールを受信し、施設更新データを作成し、メール文を作成し、メールを送信し、現在位置を検出し、現在位置から目的地までの経路を探索し、経路案内データを作成し、表示部4に対する表示制御を行うための処理回路を備える。処理回路は、メモリ26に格納されたプログラムを実行するプロセッサ25(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。
データ更新装置5におけるメール受信部2、施設更新データ作成部3、メール文作成部7、メール送信部8、位置検出部10、経路探索部11、経路案内部13、および表示制御部14の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ26に格納される。処理回路は、メモリ26に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、データ更新装置5は、施設更新メールを受信するステップ、施設更新データを作成するステップ、メール文を作成するステップ、メールを送信するステップ、現在位置を検出するステップ、現在位置から目的地までの経路を探索するステップ、経路案内データを作成するステップ、表示部4に対する表示制御を行うステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ26を備える。また、これらのプログラムは、メール受信部2、施設更新データ作成部3、メール文作成部7、メール送信部8、位置検出部10、経路探索部11、経路案内部13、および表示制御部14の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
図5は、表示部4に表示する施設リストの一例を示す図である。なお、図5では、位置検出部10が検出した自車両23の現在位置周辺に存在する施設について、自車両23からの距離が近い順に示している。
図5中の太枠は、ユーザ24が操作部19を介して選択した施設を示している。図5の例では、施設リストの一番上の「A学校001s」が選択されている状態となっている。なお、操作部19は、選択リストを上下にスクロールする機能、および選択した施設を押下、すなわち太枠内を押下するなど選択した施設に関する操作を受け付ける機能を有している。ここで、押下するとは、操作部19であるタッチパネルの表面をタッチすることをいう。
例えば、ユーザ24が操作部19を介して「Bレストラン001r」を選択し押下すると、表示部4には図6に示すような「Bレストラン001r」の周辺地図が表示される。図6において、詳細情報ボタン27、登録地設定ボタン28、および目的地設定ボタン29の各々は、「Bレストラン001r」に関する操作を受け付けるためのボタンである。
ユーザ24が操作部19を介して図6に示す詳細情報ボタン27を押下すると、表示制御部14は、地図データ記憶装置20から「Bレストラン001r」の詳細情報を読み込み、図7に示すような「Bレストラン001r」の詳細情報を表示部4に表示する制御を行う。詳細情報は、施設の住所、施設の電話番号、および施設の営業時間等、施設に関連する情報である。図7の例では、施設がレストランであるため、お勧めメニューの情報が詳細情報に含まれている。詳細情報は、施設の種別ごとに内容が異なる。例えば、施設が学校である場合、詳細情報には営業時間およびメニューの情報は含まれていない。
次に、ユーザ24が施設更新メールを送信する場合について説明する。なお、以下では、ユーザ24は「Bレストラン001r」の前の道路を頻繁に自車両23で走行しており、「Bレストラン001r」が廃業してその跡地に「100円ショップ」が営業していることを知っているものとする。
図8は、ユーザ24がユーザ端末21に入力した施設更新メールの一例を示す図である。図8において、宛先30には、メール処理部6のメールアドレスを入力する。件名31には、施設の名前、図8の例では「100円ショップ」を入力する。内容32には、施設の詳細情報を入力する。添付ファイル33には、施設の外観を撮影した写真を添付する。図8の例では、ユーザ24は、100円ショップの住所等は知らないが、店の看板に記載されている100円ショップの営業時間、電話番号、および公式サイトのURLのみを詳細情報として内容32に入力している。
ユーザ24が図8に示す施設更新メールをデータ更新装置5に送信すると、データ更新装置5のメール処理部6はナビゲーション処理部9にアクセスして表示部4に表示されている画面を確認する。具体的には、メール処理部6のメール受信部2は、施設更新メールを受信するとナビゲーション処理部9の表示制御部14にアクセスし、表示部4に表示されている画面を確認する。なお、本実施の形態1では、メール受信部2が表示制御部14にアクセスして表示部4に表示されている画面を確認する場合について説明しているが、これに限るものではない。例えば、施設更新データ作成部3が表示制御部14にアクセスして表示部4に表示されている画面を確認してもよい。
そして、表示部4に表示されている画面が図5に示す施設リスト、図6に示す施設周辺の地図、または図7に示す施設の詳細情報のいずれかである場合、メール受信部2は、受信した施設更新メールを施設更新データ作成部3に伝達する。なお、表示部4に表示されている画面が図5に示す施設リストである場合、当該施設リストのなかでユーザ24が選択している施設が、更新対象の施設としてメール受信部2に特定される。図5の例では、「A学校001s」が選択されているが、表示部4に「Bレストラン001r」が選択された施設リストが表示されている状態でメール受信部2が施設更新メールを受信した場合、メール受信部2は「Bレストラン001r」を更新対象の施設として特定する。
例えば、表示部4に表示されている画面が「Bレストラン001r」に関する画面である場合、施設更新データ作成部3は、「Bレストラン001r」のシリアル番号である「001r」を含む新たなシリアル番号を付与した施設更新データを作成する。「Bレストラン001r」のシリアル番号は、地図データ記憶装置20に施設のシリアル番号として記憶されている。施設更新データのシリアル番号は、元の番号すなわち更新前の施設である「Bレストラン001r」のシリアル番号の末尾に3桁の連番を付加したものである。例えば、図8に示す施設更新メールを受信した場合、施設更新データのシリアル番号は「001r−001」となる。以下では、図8に示す施設更新メールに基づいて生成された施設更新データを「100円ショップ001r−001」という。施設更新データ作成部3が作成した施設更新データは、施設更新データ記憶部15に記憶される。
図9は、地図データ記憶装置20に記憶されている「Bレストラン001r」の施設データの一例を示す図である。図9に示すように、施設データは、シリアル番号34、緯度経度35、施設種別36、施設名称37、住所38、および詳細情報39の6項目を含んでいる。地図上に示されるアイコンデータは施設データとは別個になっており、学校、駅、およびレストラン等の複数の施設を示すアイコンデータの中から、施設種別36に応じたアイコンデータが選択される。
施設を示すアイコンは、施設の種別に関わらず全て同じサイズで表示部4に表示される。例えば、表示部4の画素数が横800画素および縦480画素である場合、アイコンのサイズは横32画素および縦32画素程度であることが望ましい。以下では、アイコンのサイズは横32画素および縦32画素であるものとする。
図10は、施設更新データ記憶部15に記憶されている「100円ショップ001r−001」の施設更新データの一例を示す図である。図10に示すように、施設更新データは、シリアル番号40、施設種別41、施設名称42、詳細情報43、アイコンデータ44、および更新日付45の6項目を含んでいる。地図データ記憶装置20が記憶している図9に示す施設データとは異なり、施設更新データ作成部3が作成する図10に示す施設更新データには緯度経度および住所の情報が含まれていない。施設更新データに含まれていない緯度経度および住所の情報については、施設データに含まれている緯度経度35および住所38の情報を流用、すなわち施設の位置情報を引き継いで使用する。
図10において、施設名称42は、図8の件名31をそのままテキスト化したものである。詳細情報43は、図8の内容32をそのままテキスト化したものである。アイコンデータ44は、図8の添付ファイル33をアイコンのサイズである横32画素および縦32画素にリサイズした画像である。更新日付45は、ユーザ端末21が施設更新メールを送信した日付である。
図10の施設種別41は、図8の施設更新メールに含まれていない。施設種別41は、施設更新データ作成部3が図8の件名31に含まれているテキストを解析して作成する。図11は、施設更新データ作成部3が施設更新メールの件名31に含まれているテキストを解析するときに照合する施設種別変換表の一例を示す図である。図11に示すように、施設種別変換表は、施設種別と検索テキストとが対応付けられている。ここで、施設種別変換表の施設種別は、施設更新データに含まれる施設種別41に対応する。施設種別変換表の検索テキストは、施設更新メールの件名に含まれるテキストに対応する。例えば、施設更新メールの件名31に「校」または「スクール」の検索テキストが含まれている場合、施設更新データ作成部3は施設種別41を「学校」とする。また、施設更新メールの件名31に「駅」の検索テキストが含まれている場合、施設更新データ作成部3は施設種別41を「駅」とする。このように、施設更新データ作成部3は、施設更新メールの件名31に含まれているテキストについて施設種別変換表を参照して解析することによって施設種別41を作成している。なお、施設更新メールの件名31に含まれているテキストが施設種別変換表の検索テキストに含まれていない場合、施設更新データ作成部3は施設種別41を「種別無し」とする。
施設種別41は、例えば図12に示すように、施設の種別ごとの施設リストを表示部4に表示するときに使用される。例えば図5に示す施設リストでは、自車両23の現在位置周辺の施設を自車両23から近い順に示しているため、様々な種類の施設が同じリストに示されている。一方、図12に示す施設リストでは、レストランだけのリストを表示している。このように、図5または図12に示す施設リストの表示は、ユーザ24が操作部19を介して操作することによって行われるものであり、ナビゲーション装置の一般的な機能である。
図13,14,15は、図8の施設更新メールを受信して、「Bレストラン001r」から「100円ショップ001r001」に更新した後における施設リスト、施設周辺の地図、および施設の詳細情報の一例を各々示した図である。図13は、図5を更新した後の施設リストを示している。図14は、図6を更新した後の施設周辺の地図を示している。図15は、図7を更新した後の施設の詳細情報を示している。
図15において、戻すボタン47は、更新した施設を元の施設に戻すためのボタンである。戻すボタン47を押下すると、ユーザ端末21から送信された図8に示す施設更新メールは無効となり、施設更新データ作成部3が作成して施設更新データ記憶部15に記憶されている施設更新データは削除される。結果的に、図15に示す施設の詳細情報を示す画面は、図7に示す施設の詳細情報を示す画面に戻る。このように、戻すボタン47は、ユーザ端末21から誤った施設更新メールが送信されたときに、これを取り消すためのボタンである。
図15において、履歴ボタン48を押下すると、図16に示すように、過去に更新された施設の履歴が更新日順に表示部4に表示される。図16に示す履歴を表示することによって、過去に何度も店舗が入れ替わっている場合、過去にどのような店舗があったのか時系列で見ることができる。
過去に施設が複数回変更している場合、図15の戻すボタン47を押下しない限り、施設更新データ記憶部15に記憶されている施設更新データが削除されることはない。例えば、「100円ショップ001r−001」が理髪店に変わり、ユーザ24がユーザ端末21を使用して「100円ショップ001r−001」が理髪店に変わった旨の施設更新メールを送信した場合、施設更新データ作成部3は「理髪店001r−002」の施設更新データを作成して施設更新データ記憶部15に記憶する。このとき、施設更新データ記憶部15では、「100円ショップ001r−001」の施設更新データは消去せずに、理髪店001r−002」の施設更新データが新たに追加して記憶される。この場合、更新後の施設の詳細情報を示す画面で履歴ボタン48を押下すると、図17に示すように、「Bレストラン001r」、「100円ショップ001r−001」、および「理髪店001r−002」が更新日の順に表示される。
図15のアイコンボタン49を押下すると、図18に示すように、施設のアイコンを選択する画面が表示部4に表示される。図18に示すアイコンは、施設データを地図上に表示するときに使用する地図データ記憶装置20に記憶されているアイコンと同じである。図18に示す複数のアイコンのうちのいずれかを押下すると、更新後の施設のアイコンとして使用する。すなわち、図10の施設種別41は、図18で選択したアイコンに対応する施設種別に変更される。通常、施設種別41は、施設更新メールの件名31のテキストから判断するが、施設種別を正確に判断することができない場合であっても、図18に示す画面から施設種別を選択することができる。なお、図10のアイコンデータ44は図8の添付ファイル33から作成したアイコンを使用し、図10の施設種別41のみを変更する場合は、図18における「学校」または「駅」等のテキスト部分を押下することによって施設種別41のみを変更することができる。操作部19を介して図18のスクロールバー50を操作すると、図18に示す画面が上下にスクロールし、他のアイコンおよび施設種別を表示することができる。
もし、図8に示す施設更新メールに添付ファイル33が貼付されていない場合、施設更新データ作成部3は、件名31のテキストを解析して施設種別を特定し、図18に示す施設種別に応じたアイコンを更新後の施設のアイコンとする。一方、施設更新データ作成部3が件名31のテキストを解析して施設種別を特定することができなかった場合は、施設種別が不明であることを示す空白アイコンを更新後の施設のアイコンとする。しかし、この場合において、図18に示す画面から施設種別を選択すれば、当該施設種別に応じたアイコンに変更することができる。
図14において、今昔ボタン46は、地図を表示する画面において、過去に変更された施設のアイコンが表示されているときのみに表示されるボタンである。今昔ボタン46の「昔」と記された下向き矢印を押下すると、過去の施設のアイコンを地図上に表示させることができる。過去に施設が複数回変更されている場合、下向き矢印を押下するごとに、現在から過去に向かって施設のアイコンが順に表示される。また、今昔ボタン46の「今」と記された上向き矢印を押下すると、現在の施設のアイコンを地図上に表示させることができる。なお、今昔ボタン46に記されている日付は、施設更新データに含まれている更新日付に対応している。
<動作>
次に、上記で説明したデータ更新装置5の動作について説明する。
図19は、表示部4に表示する施設を更新する場合におけるデータ更新装置5の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、メール受信部2は、ユーザ端末21から施設更新メールを受信したか否かを判断する。メール受信部2は、施設更新メールを受信するまでステップS101の処理を繰り返し、施設更新メールを受信するとステップS102に移行する。
ステップS102において、メール受信部2は、表示部4が表示している画面を確認する。ステップS103において、メール受信部2は、表示部4が表示している画面から、更新する施設を特定したか否かを判断する。具体的には、メール受信部2は、表示部4が、例えば図5に示す施設リスト、図6に示す施設周辺の地図、または図7に示す施設の詳細情報等、施設に関係する画面を表示している場合、更新する施設を特定したと判断し、ステップS104に移行する。一方、例えば図20に示す自車両23を示すマークを表示した地図画面、図21に示す登録地の文字列を入力する画面、または経路誘導に関する様々な画面等、施設とは関係ない画面を表示部4が表示している場合、メール受信部2は更新する施設を特定することができないと判断し、ステップS106に移行する。
ステップS104において、施設更新データ作成部3は、メール受信部2が受信した施設更新メールに基づいて施設更新データを作成する。そして、施設更新データ作成部3は、作成した施設更新データを施設更新データ記憶部15に記憶するとともに、施設更新データが作成された旨をメール文作成部7に伝達する。
ステップS105において、メール文作成部7は、施設が更新された旨のメール文を作成する。具体的には、メール文作成部7は、定型文である「『変更前の施設名称』は『変更後の施設名称』に変更されました。」における『変更前の施設名称』および『変更後の施設名称』の各々に実際の施設名称のテキストを挿入してメール文を作成する。例えば、図8に示す施設更新メールに基づいて施設更新データが作成された場合、メール文作成部7は「Bレストランは100円ショップに変更されました。」というメール文を作成してメール送信部8に伝達する。
ステップS106において、施設更新データ作成部3は、更新する施設が特定できない旨をメール文作成部7に伝達する。ステップS107において、メール文作成部7は、更新する施設が特定できない旨のメール文を作成する。具体的には、メール文作成部7は、定型文である「変更前の施設が特定できません。変更前の施設を画面に表示してからメールを送って下さい。」というメール文を作成する。
ステップS108において、メール送信部8は、メール文作成部7が作成したメール文をユーザ端末21に送信する。
図22は、自車両23のエンジンがかかっていない状態、すなわち自車両23のエンジンが動作していない状態でユーザ端末21から施設更新メールが送信された場合におけるデータ更新装置5の動作の一例を示すフローチャートである。自車両23のエンジンがかかっていない状態でユーザ端末21から施設更新メールが送信されると、当該施設更新メールは外部のサーバであるメールセンターに一時的に保存される。
ステップS201において、メール受信部2は、自車両23のエンジンが起動しているか、すなわち自車両23のエンジンが始動しているか否かを判断する。メール受信部2は、自車両23のエンジンが起動するまでステップS201の処理を繰り返し、自車両23のエンジンが起動するとステップS202に移行する。なお、本実施の形態1では、メール受信部2が自車両23のエンジンが起動しているか否かを判断しているが、メール処理部6の図示しない他の構成要素が当該判断を行ってもよい。
ステップS202において、メール受信部2は、メールセンターに新着メールの有無の問い合わせをする。ステップS203において、メール受信部2は、メールセンターに新着メールがあるか否かを判断する。具体的には、メール受信部2は、自車両23のエンジンがかかっていない状態でユーザ端末21から送信された施設更新メールがメールセンターに保存されているか否かを判断する。メールセンターに新着メールがある場合は、ステップS204に移行する。一方、メールセンターに新着メールがない場合は、図22の動作を終了する。なお、本実施の形態1では、メール受信部2がメールセンターに新着メールの有無の問い合わせを行っているが、メール処理部6の図示しない他の構成要素が当該問い合わせを行ってもよい。
ステップS204において、メール受信部2がメールセンターに新着メールがあると判断すると、施設更新データ作成部3は施設の更新が無効である旨をメール文作成部7に伝達する。ステップS205において、メール文作成部7は、施設の更新が無効である旨のメール文を作成する。具体的には、メール文作成部7は、定型文である「自車両のエンジンがかかっていなかったので、施設の更新ができませんでした。」というメール文を作成してメール送信部8に伝達する。ステップS206において、メール送信部8は、メール文作成部7が作成したメール文をユーザ端末21に送信する。
以上のことから、本実施の形態1によれば、表示部4に施設に関する情報が表示されているときにユーザ端末21から受信した施設更新メールに基づいて、表示部4に表示されている施設に関する情報を更新するため、簡単に施設情報の更新を行って施設に関する情報の更新に係るメーカーおよびユーザの双方の負担を大幅に減らすことが可能となる。また、表示部4に表示されている施設の情報と実在する施設とが異なる場合において、ユーザは施設の更新に関する情報をメールで送信すれば良いため、簡単に施設の情報の更新を行うことができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、図14に示す今昔ボタン46を押下すると、単に施設のアイコンが切り替わるだけであった。本発明の実施の形態2では、今昔ボタン46を押下すると、変更した施設のアイコンが分かるようにアイコンの色を変化させることを特徴としている。本実施の形態2によるデータ更新装置の構成および基本的な動作は、実施の形態1によるデータ更新装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
例えば、図23に示すように、ホテルアイコン51、レストランアイコン52、薬局アイコン53、およびガソリンスタンドアイコン54が表示部4の地図画面に表示されている。このような状態で、ユーザ24が今昔ボタン46の「昔」と記された下向き矢印を押下して日付を「2017/2/9」から「2016/8/8」に変更すると、図24に示すように、ホテルアイコン51はアパートアイコン55に変化し、薬局アイコン53は雑貨屋アイコン56に変化する。このとき、アパートアイコン55および雑貨屋アイコン56は、現在は無くなっている施設であることを示すために、色が他のアイコンよりも少し暗い色で表示される。
以上のことから、本実施の形態2によれば、今昔ボタン46を押下して過去の地図を表示する際、現在は無くなっている施設のアイコンの色を他のアイコンと区別して表示している。従って、ユーザは、過去にあったが現在は無くなっている施設を容易に把握することができる。
<実施の形態3>
実施の形態1では、施設種別ごとに同じアイコンを表示する場合について説明した。本発明の実施の形態3では、例えば全国展開しているチェーン店等に特有のロゴをアイコンとして使用することを特徴としている。本実施の形態3によるデータ更新装置の構成および基本的な動作は、実施の形態1によるデータ更新装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
例えば、図11に示す施設種別変換表において、施設の名称がそのまま検索テキストとして使用される。施設更新データ作成部3は、当該施設の名称を施設種別41として施設更新データを作成する。
また、図18に示す画面では、施設のロゴがそのまま施設のアイコンとして使用される。図18に示す画面でユーザが施設のロゴを押下すると、当該ロゴが施設のアイコンとして地図上に表示される。
以上のことから、本実施の形態3によれば、施設のロゴをアイコンとして表示するため、ユーザは容易に施設を特定することができる。
<実施の形態4>
実施の形態1によるデータ更新装置5は、任意のユーザ端末21から送信された施設更新メールに基づいて施設の更新を行うことが可能である。本発明の実施の形態4では、特定のユーザ端末21から送信された施設更新メールのみを受け付けることを特徴としている。本実施の形態4によるデータ更新装置の構成および基本的な動作は、実施の形態1によるデータ更新装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
例えば、メール処理部6にユーザ端末21のメールアドレスを予め登録しておき、登録したメールアドレスから送信された施設更新メールのみを受け付ける。登録したメールアドレス以外のメールアドレスから施設更新メールを受信した場合は、「このメールアドレスから施設の更新はできません。」といった返信メールを送信する。
なお、メール処理部6に登録可能なメールアドレスは複数であってもよく、削除または変更ができるようにしてもよい。このようにしておけば、例えば、自車両23の持ち主の家族の端末から施設の更新を行うことができる。
以上のことから、本実施の形態4によれば、登録したメールアドレスから送信された施設更新メールのみ受け付けるため、他人の端末からの不正な操作を防止することができる。
<実施の形態5>
実施の形態1では、施設更新データ作成部3が作成した施設更新データは施設更新データ記憶部15に記憶され、地図データ記憶装置20に記憶されている施設データは変化しない。本発明の実施の形態5では、施設更新データ作成部3が作成した施設更新データを用いて、地図データ記憶装置20に記憶されている施設データを更新することを特徴とする。その他の構成および基本的な動作は、実施の形態1によるデータ更新装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図25は、本実施の形態5によるデータ更新装置57の構成の一例を示すブロック図である。データ更新装置57は、実施の形態1によるデータ更新装置5が備えている施設更新データ記憶部15を備えていない。その他の構成および基本的な動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
地図データ記憶装置20は、地図データの書き換えが可能な外部装置である。施設更新データ作成部3が作成した施設更新データを用いて、地図データ記憶装置20が記憶している地図データを更新することができる。
例えば、図8に示す施設更新メールを用いて図9に示す施設データを更新すると、図26に示すような施設データとなる。図26において、シリアル番号58、緯度経度59、および住所62は、図9に示す施設データを引き継いでいる。また、施設種別60、施設名称61、詳細情報63、アイコンデータ64、および更新日付65は、図8に示す施設更新メールに基づいて作成される。このように、施設更新データ作成部3が作成した施設更新データは、地図データ記憶装置20が記憶している施設データを上書きして記憶される。
以上のことから、本実施の形態5によれば、地図データ記憶装置20に記憶されている施設データを更新することができる。
<実施の形態6>
図27は、本発明の実施の形態6によるデータ更新装置66の構成の一例を示すブロック図である。図27に示すように、データ更新装置66は、電話部67およびインターネット通信部68を備えることを特徴としている。その他の構成および基本的な動作は、実施の形態1によるデータ更新装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。なお、実際には外部とアクセスするための様々な外部装置が付随しているが、図27では図示を省略している。
図28は、図8に示す施設更新メールの内容32に記載されている電話番号のテキストおよびURLのテキストを抽出し、電話番号に対応する電話ボタン69、およびURLに対応するインターネットボタン70を、施設の詳細情報の画面に表示した一例を示す図である。なお、図8に示す施設更新メールにメールアドレスのテキストがある場合は、図28に示す画面にメールボタンが追加される。
ユーザが操作部19を操作して電話ボタン69またはインターネットボタン70のいずれかを押下すると、更新後の施設である「100円ショップ001r−001」に電話を掛けたり、「100円ショップ001r−001」のホームページを表示したりすることができる。なお、施設更新メールの内容32に記載されているテキストを解析して電話番号、URL、およびメールアドレスを抽出する方法は、公知の技術を用いればよい。
以上のことから、本実施の形態6によれば、施設更新メールに含まれているテキストを抽出し、外部にアクセス可能な機能を利用できるようにすることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 データ更新装置、2 メール受信部、3 施設更新データ作成部、4 表示部、5 データ更新装置、6 メール処理部、7 メール文作成部、8 メール送信部、9 ナビゲーション処理部、10 位置検出部、11 経路探索部、12 経路記憶部、13 経路案内部、14 表示制御部、15 施設更新データ記憶部、16 GPSセンサ、17 車輪速センサ、18 角速度センサ、19 操作部、20 地図データ記憶装置、21 ユーザ端末、22 表示部、23 自車両、24 ユーザ、25 プロセッサ、26 メモリ、27 詳細情報ボタン、28 登録地設定ボタン、29 目的地設定ボタン、30 宛先、31 件名、32 内容、33 添付ファイル、34 シリアル番号、35 緯度経度、36 施設種別、37 施設名称、38 住所、39 詳細情報、40 シリアル番号、41 施設種別、42 施設名称、43 詳細情報、44 アイコンデータ、45 更新日付、46 今昔ボタン、47 戻すボタン、48 履歴ボタン、49 アイコンボタン、50 スクロールバー、51 ホテルアイコン、52 レストランアイコン、53 薬局アイコン、54 ガソリンスタンドアイコン、55 アパートアイコン、56 雑貨屋アイコン、57 データ更新装置、58 シリアル番号、59 緯度経度、60 施設種別、61 施設名称、62 住所、63 詳細情報、64 アイコンデータ、65 更新日付、66 データ更新装置、67 電話部、68 インターネット通信部、69 電話ボタン、70 インターネットボタン。

Claims (12)

  1. 端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信するメール受信部と、
    表示部に前記施設情報が表示されているときに前記メール受信部が受信した前記施設更新メールに基づいて、前記表示部に表示されている前記施設情報を更新した施設更新データを作成する施設更新データ作成部と、
    前記更新の通知元にメールを送信するメール送信部と、
    を備えるデータ更新装置であって、
    前記データ更新装置が自車両に搭載され、前記自車両のエンジンが動作していない状態で前記更新の通知元が前記施設更新メールを送信した場合において、
    前記メール受信部は、前記自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが前記更新の通知元から送信された前記施設更新メールを保持していることを確認し、
    前記メール送信部は、前記施設更新データが作成されなかった旨のメールを前記更新の通知元に送信することを特徴とする、データ更新装置。
  2. 前記施設更新データ作成部が作成した前記施設更新データは、元の前記施設情報とは別個に記憶されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ更新装置。
  3. 前記施設情報を前記表示部に表示する制御を行う表示制御部をさらに備え、
    前記表示制御部は、更新前の前記施設情報に代えて、前記施設更新データに基づく更新後の前記施設情報を前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする、請求項2に記載のデータ更新装置。
  4. 前記表示制御部は、元の前記施設情報に含まれる前記施設の位置情報に基づいて前記施設更新データを前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする、請求項3に記載のデータ更新装置。
  5. 前記施設更新データ作成部が作成した前記施設更新データは、元の前記施設情報に上書きして記憶されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ更新装置。
  6. 前記施設更新データは、元の前記施設情報に含まれる前記施設の位置情報を引き継いで記憶されることを特徴とする、請求項5に記載のデータ更新装置。
  7. 前記施設更新データ作成部は、前記メール受信部が受信した施設更新メールに含まれるテキストを解析して前記施設の種別を決定することを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ更新装置。
  8. 前記更新の通知元にメールを送信するメール送信部をさらに備え、
    前記メール送信部は、前記施設更新データ作成部が前記施設更新データを作成した場合において、前記施設更新データが作成された旨のメールを前記更新の通知元に送信することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ更新装置。
  9. 前記更新の通知元にメールを送信するメール送信部をさらに備え、
    前記メール送信部は、前記施設更新データ作成部が前記施設更新データを作成しなかった場合において、前記施設更新データが作成されなかった旨のメールを前記更新の通知元に送信することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ更新装置。
  10. 前記更新の通知元にメールを送信するメール送信部をさらに備え、
    前記メール受信部が、予め登録した前記更新の通知元のメールアドレス以外の他のメールアドレスから前記施設更新メールを受信した場合において、
    前記メール送信部は、前記施設情報を更新できない旨のメールを前記他のメールアドレスに送信することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ更新装置。
  11. 前記施設更新データは、更新日に対応付けて記憶され、
    前記表示部に地図が表示され、ユーザが過去の施設を前記地図上に表示する操作を行った場合において、
    前記表示制御部は、前記操作に応じて、前記更新日に対応する前記施設更新データを前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする、請求項3に記載のデータ更新装置。
  12. メール受信部、施設更新データ作成部、およびメール送信部を備えるコンピュータの動作によって実現されるデータ更新方法であって、
    前記メール受信部が、端末から発信されたメールであって施設に関する情報である施設情報の更新を通知する施設更新メールを受信し、
    前記施設更新データ作成部が、表示部に前記施設情報が表示されているときに前記受信した前記施設更新メールに基づいて、前記表示部に表示されている前記施設情報を更新した施設更新データを作成し、
    前記メール送信部が、前記更新の通知元にメールを送信し、
    前記コンピュータが自車両に搭載され、前記自車両のエンジンが動作していない状態で前記更新の通知元が前記施設更新メールを送信した場合において、
    前記メール受信部が、前記自車両のエンジンが始動すると、外部のサーバが前記更新の通知元から送信された前記施設更新メールを保持していることを確認し、
    前記メール送信部が、前記施設更新データが作成されなかった旨のメールを前記更新の通知元に送信することを特徴とする、データ更新方法。
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