JP6851224B2 - ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法 - Google Patents

ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法 Download PDF

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本発明は、ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法に関する。
露光装置やインプリント装置などのリソグラフィ装置の設置作業、メンテナンス及び各種調整作業において、装置内部に作業者が立ち入る場合、ステージをサーボ制御した状態で作業を行うと、ステージが意図せず駆動してしまう可能性がある。従って、作業者が安全に作業を行うためには、ステージのサーボ制御を停止する必要がある。そこで、ステージのサーボ制御の停止に関する技術が従来から提案されている(特許文献1及び2参照)。
特開2015−82559号公報 特許第5690686号公報
しかしながら、従来技術では、ステージのサーボ制御を停止すると、サーボ制御を停止したときのステージの位置からステージがずれてしまう、即ち、ステージの位置ずれが発生してしまう。このようなステージの位置ずれが発生すると、メンテナンス及び各種調整作業の後で装置の立ち上げに多くの時間を費やしてしまうことになる。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、ステージの位置ずれを低減するのに有利なステージ装置を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのステージ装置は、ガイド面に対して非接触状態でステージを移動させるステージ装置であって、前記ステージから前記ガイド面に向けて圧縮気体を噴射して前記ステージと前記ガイド面との間にクリアランスを形成するエアベアリングと、前記エアベアリングを制御する第1制御部と、前記ステージの位置を計測する計測部と、前記計測部によって計測された前記ステージの位置に基づいて、前記ステージが目標位置に近づくように前記ステージを制御する第2制御部と、を有し、前記第2制御部は、前記ステージを制御するための、前記計測部によって計測された前記ステージの位置と前記目標位置との位置偏差を示す偏差情報を生成する生成部を含み、前記ガイド面に対して前記ステージをロックする際に、前記第2制御部が前記生成部による前記偏差情報の生成を停止させてから、前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させることを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、ステージの位置ずれを低減するのに有利なステージ装置を提供することができる。
本発明の一側面としてのステージ装置の構成を示す概略図である。 図1に示すステージ装置のシステム構成を示すブロック図である。 可動ステージのロック解除状態及びロック状態を模式的に示す図である。 図1に示すステージ装置の側面図である。 可動ステージをロックする手順を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に関するステージ制御系の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に関するステージ制御系の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に関するステージ制御系の構成を示すブロック図である。 露光装置の構成を示す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としてのステージ装置101の構成を示す概略図である。ステージ装置101は、ガイド面に対して非接触状態で可動ステージ102を移動させる。ステージ装置101において移動可能な可動ステージ102は、除振台1の上に固定されたZ方向及びX方向の移動を拘束するYガイド2と、Yスライダ4の下面に設けられたエアベアリングとによって、Y方向のみに移動可能に構成されている。可動ステージ102は、除振台1に固定されたリニアモータ固定子6とYスライダ4に連結されたリニアモータ可動子5とを有するリニアモータによって推力を得て直線運動を行う。
可動ステージ102は、エアベアリングが可動ステージ102(Yスライダ4)からガイド面、即ち、Yガイド2に向けて圧縮気体を噴射(供給)してYスライダ4とYガイド2との間に所定のクリアランスを形成することで移動することが可能となる。また、エアベアリングからの圧縮気体の噴射を停止することによって、Yスライダ4とYガイド2との間のクリアランスがなくなり、Yスライダ4とYガイド2との間の制動力が大きくなることで、Yガイド2に対して可動ステージ102をロックすることができる。なお、圧縮気体は、例えば、圧縮空気を含む。
可動ステージ102には、除振台1、及び、給電やセンサ信号の通信に使用する電気ケーブルやエアベアリングへの圧縮気体を供給する配管、リニアモータ可動子5の冷却用オイルを通すための配管などがムービングケーブル3によって接続されている。
計測部8は、可動ステージ102の位置を計測する。計測部8は、例えば、レーザ干渉計を含み、ステージ7の側面に設けられたミラーにレーザ光を照射し、ミラーで反射されたレーザ光を用いて可動ステージ102の基準位置からの変位を求め、かかる変位から可動ステージ102の位置を得る。
図2は、ステージ装置101のシステム構成を示すブロック図である。ステージ装置101は、可動ステージ102と、可動ステージ102の位置を計測する計測部8と、ステージ制御部(第2制御部)400及びベアリング制御部(第1制御部)500とを含む主制御部10とを有する。ステージ制御部400は、計測部8によって計測された可動ステージ102の位置に基づいて、可動ステージ102が目標位置に近づくように可動ステージ102を制御する。ステージ制御部400は、計測部8によって計測された可動ステージ102の位置と目標位置との位置偏差がゼロに近づくように制御することで、可動ステージ102の位置決めを行う。可動ステージ102は、ステージ制御部400から出力される制御信号に応じて、ドライバアンプ11を介してリニアモータ可動子5に電流が供給されることで推力を得ることができる。ベアリング制御部500は、エアベアリング(による圧縮気体の噴射)を制御する。
図3(a)及び図3(b)は、Yガイド2に対する可動ステージ102のロック解除状態及びロック状態を模式的に示す図である。可動ステージ102のYスライダ4の下面には、上述したように、エアベアリング9が設けられている。エアベアリング9は、ベアリング制御部500に制御され、Yガイド2に向けて圧縮気体を噴射することで、図3(a)に示すように、Yスライダ4とYガイド2との間、詳細には、エアベアリング9とYガイド2との間に所定のクリアランス201を形成する。図3(a)は、Yガイド2に対して可動ステージ102がロック(固定)されていないロック解除状態を示している。また、ベアリング制御部500によって、エアベアリング9からの圧縮気体の噴射が停止されると、図3(b)に示すように、エアベアリング9とYガイド2との間にクリアランス201がなくなる。図3(b)は、Yガイド2に対して可動ステージ102がロックされたロック状態を示している。
一般的に、ステージ装置101の設置作業、メンテナンス及び各種調整作業においては、安全性の観点から、可動ステージ102などの駆動部をサーボ制御した状態で作業者が装置内部に立ち入ることが禁止されている。従って、装置内部での作業においては、可動ステージ102などの駆動部のサーボ制御を停止する必要があり、更には、可動ステージ102などの駆動部が動かないように完全にロックするとよい。
図4は、ステージ装置101の設置作業やメンテナンス作業において可動ステージ102をロックする手順を説明するための図であって、ステージ装置101の側面図である。従来、可動ステージ102をロックする手順としては、まず、主制御部10によって、リニアモータ可動子5のサーボ制御を行っているステージ制御部400の機能を停止する(ステージ制御部400によるサーボ制御を停止する)。次に、ベアリング制御部500によって、可動ステージ102のYスライダ4の下面に設けられたエアベアリング9からの圧縮気体の噴射を停止する。例えば、可動ステージ102をサーボ制御した状態で可動ステージ102をロックすると、可動ステージ102が自由に移動することができない。これにより、ステージ制御部400において、位置偏差に基づく可動ステージ102の制御出力が増加し続けてしまうため、始めにサーボ制御を停止する必要がある。
一方、可動ステージ102をロックする前に、リニアモータ可動子5のサーボ制御を停止すると、ムービングケーブル3の外乱などによって、可動ステージ102が僅かながら移動し、サーボ制御を停止したときの位置からずれてしまう。このような状態において、エアベアリング9からの圧縮気体の噴射を停止すると、ステージ制御部400によって位置決めされた位置とは異なる位置で可動ステージ102をロックしてしまう。従って、可動ステージ102の位置依存度の高いメンテナンス作業(例えば、センサの位置調整など)において、可動ステージ102のサーボ制御を停止するたびに位置ずれ202が発生する。このため、装置の再立ち上げ、再計測、調整の作業を繰り返し行う必要があり、メンテナンス作業に多くの時間が費やされてしまう。
図5は、本実施形態におけるステージ装置101の設置作業やメンテナンス作業において可動ステージ102をロックする手順を説明するためのフローチャートである。ここで、ステージ制御部400は、可動ステージ102を制御(サーボ制御)するモードとして、可動ステージ102の位置を制御する位置制御モード(第1制御モード)と、可動ステージ102の速度を制御する速度制御モード(第2制御モード)とを含む。なお、位置制御とは、制御対象物を所定位置に位置させる制御であって、速度制御とは、制御対象物の速度を所定位置でゼロにする制御である。そして、ステージ制御部400は、可動ステージ102を移動させる間は(即ち、可動ステージ102のロック解除状態では)可動ステージ102を位置制御モードで制御するものとする。
S301では、主制御部10の制御下において、リニアモータ可動子5のサーボ制御を行っているステージ制御部400の制御モードを、位置制御モードから速度制御モードに切り替える。S302では、リニアモータ可動子5を速度制御モードで制御している状態において、ベアリング制御部500によって、エアベアリング9による圧縮気体の噴射を停止して、Yガイド2に対して可動ステージ102をロックする。S303では、Yガイド2に対して可動ステージ102をロックしている状態において、ステージ制御部400によるリニアモータ可動子5のサーボ制御(速度制御モードでの制御)を停止する。これにより、可動ステージ102のロック解除状態とロック状態との間の位置差である位置ずれ202を発生させずに、可動ステージ102をロック状態にすることができる。
<第1実施形態>
図6は、第1実施形態に関するステージ制御系(ステージ制御部400)の構成を示すブロック図である。第1実施形態では、速度指令生成部401で生成された速度指令と、計測部8によって計測された位置に基づいて速度を算出する微分器405から出力された速度情報との差分が小さくなるように制御する速度制御器404を、その制御ループ内部に含む。また、第1実施形態では、位置指令生成部402で生成された位置指令と、計測部8によって計測された位置との差分が小さくなるように制御する位置制御器403を含む。位置制御器403は、例えば、PID制御器を含む。通常の装置稼働時は、速度制御フィードバックループをカスケード接続した位置制御フィードバックループによって、可動ステージ102の位置決め制御を行う。第1実施形態では、スイッチ410によって位置制御フィードバックループを切断し、速度制御フィードバックループのみで可動ステージ102を制御することが可能である。速度制御フィードバックループに切り替えると、可動ステージ102が目標位置に対して僅かにずれたとしても、そのずれを戻すようなサーボ制御が働くことがない。従って、可動ステージ102をサーボ制御している状態において、可動ステージ102をロックすることが可能となり、位置ずれ202の発生を抑制することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、サーボ制御を位置制御から速度制御に切り替えることで、サーボ制御している状態で可動ステージ102をロックしている。但し、サーボ制御は位置制御のまま、位置制御器403を構成するPID制御器の積分器の機能を停止することでも同様の効果を得ることができる。
図7は、第2実施形態に関するステージ制御系(ステージ制御部400)の構成を示すブロック図である。位置制御器403は、可動ステージ102の現在位置(計測部8によって計測された位置)と目標位置との位置偏差に比例したステージ操作を行う比例器4031を含む。また、位置制御器403は、可動ステージ102の現在位置と目標位置との位置偏差が発生した場合に、かかる位置偏差がなくなるまでステージ操作を行う積分器4032を含む。積分器4032は、可動ステージ102の現在位置(計測部8によって計測された位置)と目標位置との位置偏差を示す偏差情報を生成する。更に、位置制御器403は、外乱などによって可動ステージ102の位置が変化した場合に、その変化の度合いに応じて、位置偏差の少ないうちに大きなステージ操作を行う微分器4033を含む。スイッチ4034は、積分器4032の機能(偏差情報の生成)を停止することが可能である。スイッチ4034により積分器4032の機能を停止すると、目標位置との残留偏差を累積しなくなる。そのため、可動ステージ102をサーボ制御している状態で可動ステージ102をロックした場合に、可動ステージ102が目標位置に対して僅かにずれたとしても、そのずれを戻すようなサーボ制御が働くことがない。従って、可動ステージ102をロックしてから、サーボ制御を停止させることが可能となり、位置ずれ202の発生を抑制することができる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、速度制御フィードバックを内部に含む位置制御フィードバックループにおいて、スイッチ410によって、速度制御フィードバックに切り替えている。第3実施形態では、位置制御フィードバックと速度フィードバックとが完全に独立している場合について説明する。
図8は、第3実施形態に関するステージ制御系(ステージ制御部400)の構成を示すブロック図である。スイッチ411は、位置制御フィードバックループと速度制御フィードバックループとを切り替えることが可能である。通常の装置稼働時は、位置制御フィードバックループによって、可動ステージ102の位置決め制御を行う。スイッチ411によって、速度制御フィードバックループに切り替えると、可動ステージ102が目標位置に対して僅かにずれたとしても、そのずれを戻すようなサーボ制御が働くことがない。従って、可動ステージ102をロックしてから、サーボ制御を停止させることが可能となり、位置ずれ202の発生を抑制することができる。
以下、図9を参照して、上述したステージ装置101を適用した露光装置EXについて説明する。図9は、露光装置EXの構成を示す概略図である。露光装置EXは、基板Sを露光するリソグラフィ装置である。露光装置EXは、照明光学系ILと、投影光学系POと、マスクMを保持して移動するマスクステージMSと、基板Sを保持して移動する基板ステージとして機能するステージ装置101とを有する。また、露光装置EXは、CPUやメモリなどを含み、露光装置EXの全体を制御する制御部CNを有する。なお、制御部CNには、ステージ装置101の主制御部10(ステージ制御部400及びベアリング制御部500)の機能を含ませてもよい。
光源(不図示)からの光は、照明光学系ILに含まれるスリット(不図示)を介して、例えば、Y軸方向に長い円弧状の照明領域をマスク上に形成する。マスクM及び基板Sのそれぞれは、マスクステージMS及びステージ装置101に保持され、投影光学系POを介して、光学的にほぼ共役な位置(投影光学系POの物体面及び像面の位置)に配置されている。投影光学系POは、所定の投影倍率(例えば、1/2倍)を有し、マスクMに形成されたパターンを基板Sに投影する。そして、マスクステージMS及びステージ装置101を、投影光学系POの物体面と平行な方向(例えば、図7のX軸方向)に、投影光学系POの投影倍率に応じた速度比で走査する。これにより、マスクMに形成されたパターンを基板Sに転写することができる。
露光装置EXでは、露光装置EXやステージ装置101の設置作業、メンテナンス及び各種調整作業において、可動ステージ102をロックする際に、可動ステージ102の位置ずれ202の発生を抑制することができる。従って、露光装置EXでは、設置作業、メンテナンス及び各種調整作業に要する時間を短縮することが可能であり、生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態における物品の製造方法は、例えば、デバイス(半導体素子、磁気記憶媒体、液晶表示素子など)などの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、露光装置EXを用いて、感光剤が塗布された基板を露光する(パターンを基板に形成する)工程と、露光された基板を現像する(基板を処理する)工程を含む。また、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施形態では、可動ステージを制御するモードとして、位置制御モードを例に説明したが、かかる位置制御モードをトルク制御モードや加速度制御モードに置換することも可能である。また、本発明は、リソグラフィ装置を露光装置に限定するものではなく、インプリント装置や描画装置などのリソグラフィ装置にも適用することができる。ここで、インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材とモールドとを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、モールドのパターンが転写された硬化物のパターンを形成する。また、描画装置は、描画装置は、荷電粒子線(電子線)で基板に描画を行うことにより基板上にパターン(潜像パターン)を形成する。上述した物品の製造方法は、これらのリソグラフィ装置を用いて行ってもよい。
101:ステージ装置 102:可動ステージ 8:計測部 9:エアベアリング 10:主制御部 400:ステージ制御部 500:ベアリング制御部

Claims (9)

  1. ガイド面に対して非接触状態でステージを移動させるステージ装置であって、
    前記ステージから前記ガイド面に向けて圧縮気体を噴射して前記ステージと前記ガイド面との間にクリアランスを形成するエアベアリングと、
    前記エアベアリングを制御する第1制御部と、
    前記ステージの位置を計測する計測部と、
    前記計測部によって計測された前記ステージの位置に基づいて、前記ステージが目標位置に近づくように前記ステージを制御する第2制御部と、を有し、
    前記第2制御部は、前記ステージを制御するための、前記計測部によって計測された前記ステージの位置と前記目標位置との位置偏差を示す偏差情報を生成する生成部を含み、
    前記ガイド面に対して前記ステージをロックする際に、前記第2制御部が前記生成部による前記偏差情報の生成を停止させてから、前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させることを特徴とするステージ装置。
  2. 前記第2制御部は、PID制御器を含み、
    前記生成部は、前記PID制御器の積分器を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. ガイド面に対して非接触状態でステージを移動させるステージ装置であって、
    前記ステージから前記ガイド面に向けて圧縮気体を噴射して前記ステージと前記ガイド面との間にクリアランスを形成するエアベアリングと、
    前記エアベアリングを制御する第1制御部と、
    前記ステージの位置を計測する計測部と、
    前記計測部によって計測された前記ステージの位置に基づいて、前記ステージが目標位置に近づくように前記ステージを制御する第2制御部と、を有し、
    前記第2制御部は、前記ステージを制御するモードとして、前記ステージの位置を制御する第1制御モードと、前記ステージの速度を制御する第2制御モードとを含み、
    前記第2制御部は、前記ステージを移動させる間は前記ステージを前記第1制御モードで制御し、
    前記ガイド面に対して前記ステージをロックする際に、前記第2制御部が前記ステージを制御するモードを前記第1制御モードから前記第2制御モードに切り替えてから、前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させることを特徴とするステージ装置。
  4. 前記第2制御部は、前記第1制御モードと前記第2制御モードとを切り替えるスイッチを含むことを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
  5. 前記第2制御部は、前記第1制御モードにおいて、前記ステージの速度も制御することを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
  6. 前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させた後に、前記第2制御部は、前記ステージの制御を停止することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のステージ装置。
  7. パターンを基板に形成するリソグラフィ装置であって、
    前記基板を保持する請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のステージ装置を有することを特徴とするリソグラフィ装置。
  8. 投影光学系を有し、前記投影光学系を介して前記基板を露光して前記パターンを前記基板に形成することを特徴とする請求項7に記載のリソグラフィ装置。
  9. 請求項7又は8に記載のリソグラフィ装置を用いてパターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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