JP6851224B2 - ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法 - Google Patents
ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法 Download PDFInfo
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Description
図6は、第1実施形態に関するステージ制御系(ステージ制御部400)の構成を示すブロック図である。第1実施形態では、速度指令生成部401で生成された速度指令と、計測部8によって計測された位置に基づいて速度を算出する微分器405から出力された速度情報との差分が小さくなるように制御する速度制御器404を、その制御ループ内部に含む。また、第1実施形態では、位置指令生成部402で生成された位置指令と、計測部8によって計測された位置との差分が小さくなるように制御する位置制御器403を含む。位置制御器403は、例えば、PID制御器を含む。通常の装置稼働時は、速度制御フィードバックループをカスケード接続した位置制御フィードバックループによって、可動ステージ102の位置決め制御を行う。第1実施形態では、スイッチ410によって位置制御フィードバックループを切断し、速度制御フィードバックループのみで可動ステージ102を制御することが可能である。速度制御フィードバックループに切り替えると、可動ステージ102が目標位置に対して僅かにずれたとしても、そのずれを戻すようなサーボ制御が働くことがない。従って、可動ステージ102をサーボ制御している状態において、可動ステージ102をロックすることが可能となり、位置ずれ202の発生を抑制することができる。
第1実施形態では、サーボ制御を位置制御から速度制御に切り替えることで、サーボ制御している状態で可動ステージ102をロックしている。但し、サーボ制御は位置制御のまま、位置制御器403を構成するPID制御器の積分器の機能を停止することでも同様の効果を得ることができる。
第1実施形態では、速度制御フィードバックを内部に含む位置制御フィードバックループにおいて、スイッチ410によって、速度制御フィードバックに切り替えている。第3実施形態では、位置制御フィードバックと速度フィードバックとが完全に独立している場合について説明する。
Claims (9)
- ガイド面に対して非接触状態でステージを移動させるステージ装置であって、
前記ステージから前記ガイド面に向けて圧縮気体を噴射して前記ステージと前記ガイド面との間にクリアランスを形成するエアベアリングと、
前記エアベアリングを制御する第1制御部と、
前記ステージの位置を計測する計測部と、
前記計測部によって計測された前記ステージの位置に基づいて、前記ステージが目標位置に近づくように前記ステージを制御する第2制御部と、を有し、
前記第2制御部は、前記ステージを制御するための、前記計測部によって計測された前記ステージの位置と前記目標位置との位置偏差を示す偏差情報を生成する生成部を含み、
前記ガイド面に対して前記ステージをロックする際に、前記第2制御部が前記生成部による前記偏差情報の生成を停止させてから、前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させることを特徴とするステージ装置。 - 前記第2制御部は、PID制御器を含み、
前記生成部は、前記PID制御器の積分器を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。 - ガイド面に対して非接触状態でステージを移動させるステージ装置であって、
前記ステージから前記ガイド面に向けて圧縮気体を噴射して前記ステージと前記ガイド面との間にクリアランスを形成するエアベアリングと、
前記エアベアリングを制御する第1制御部と、
前記ステージの位置を計測する計測部と、
前記計測部によって計測された前記ステージの位置に基づいて、前記ステージが目標位置に近づくように前記ステージを制御する第2制御部と、を有し、
前記第2制御部は、前記ステージを制御するモードとして、前記ステージの位置を制御する第1制御モードと、前記ステージの速度を制御する第2制御モードとを含み、
前記第2制御部は、前記ステージを移動させる間は前記ステージを前記第1制御モードで制御し、
前記ガイド面に対して前記ステージをロックする際に、前記第2制御部が前記ステージを制御するモードを前記第1制御モードから前記第2制御モードに切り替えてから、前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させることを特徴とするステージ装置。 - 前記第2制御部は、前記第1制御モードと前記第2制御モードとを切り替えるスイッチを含むことを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
- 前記第2制御部は、前記第1制御モードにおいて、前記ステージの速度も制御することを特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
- 前記第1制御部が前記エアベアリングによる前記圧縮気体の噴射を停止させた後に、前記第2制御部は、前記ステージの制御を停止することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のステージ装置。
- パターンを基板に形成するリソグラフィ装置であって、
前記基板を保持する請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のステージ装置を有することを特徴とするリソグラフィ装置。 - 投影光学系を有し、前記投影光学系を介して前記基板を露光して前記パターンを前記基板に形成することを特徴とする請求項7に記載のリソグラフィ装置。
- 請求項7又は8に記載のリソグラフィ装置を用いてパターンを基板に形成する工程と、
前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、
を有することを特徴とする物品の製造方法。
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JP2017040918A JP6851224B2 (ja) | 2017-03-03 | 2017-03-03 | ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法 |
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JP2018146734A JP2018146734A (ja) | 2018-09-20 |
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