JP6849961B2 - ネットワーク構成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク構成方法、通信端末、およびプログラムに関する。
短距離通信ネットワークの一種に、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークがある(例えば非特許文献1参照)。Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークでは、或る1つのネットワークに参加する複数の通信端末の内の一の通信端末がアクセスポイント機能を有する親として機能し、残りの通信端末が上記親に対する子として機能する。Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークは、1対1の接続しか行えないWi−Fi Ad−hocネットワークと比較して、1対複数の接続が可能であること、親経由で子どうしの通信が可能であること、セキュリティが比較的強度であること等の特徴がある。このため、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークは、近年、データ共有等の各種の用途に利用されるようになっている。本発明は、このようなWi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを構成する方法に関する。但し、本発明は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークのみに適用が限定されるものではない。
Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを構成する方法の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1では、各通信端末は、P2P(Peer to Peer)能力情報を交換するために、ユーザの介入を伴わずに、他の通信端末と情報を交換して、P2P接続の確立を求めることが可能である。上記P2P能力情報の交換では、接続タイプ(Wi−Fi Direct等)、プロトコル、対応する認証、またはセキュリティメソッド等を示すパラメータ情報を交換する。そして、各通信端末は、発見されたP2Pタイプ等に基づいて、他の通信端末とのP2P接続を確立するか否かを決定する。例えば、通信端末が、VoIPサービスを使用するために、Wi−Fi Directのネットワーク接続タイプを介して、別の通信端末と接続するように要求する。その際、2つの通信端末だけのP2P接続を確立するケースと、2つ以上の通信端末間でP2P接続を確立するケースとが例示されている。
特表2013−507029号公報
Wi−Fi Alliance Technical Committee P2P Task Group Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version1.1
Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークでは、通信ネットワークに接続する通信端末間で通信を行うことができる。一方、通信ネットワークに接続する通信端末と、この通信端末が接続する通信ネットワークとは異なる他の通信ネットワークに接続する通信端末との間では、それらの通信端末が物理的に接近した場所に存在していたとしても、お互いに通信を行うことはできない。このため、何れの通信ネットワークにも接続されていない通信端末が、より多くの他の通信端末と通信することを意図する場合、自通信端末の周囲に存在する既に通信ネットワークを形成している通信端末の内の親の通信端末に接続する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載されるネットワーク構成方法では、何れの通信ネットワークにも接続されていない通信端末は、その周囲に、既に通信ネットワークを形成している通信端末の内の親の通信端末と、何れの通信ネットワークにも接続されていない他の通信端末とが存在する場合、何れの通信ネットワークにも接続されていない他の通信端末に接続するケースが発生する。この結果、当該通信端末は、より多くの他の通信端末と通信を行う機会を逸することになる。
本発明の目的は、上述した課題、即ち、通信端末数のより多いネットワークを形成することを意図した通信装置がそのようなネットワークの形成に失敗する、という課題を解決するネットワーク構成方法を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るネットワーク構成方法は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する方法であって、
上記通信ネットワークに接続されていない第1の通信端末が、自通信端末の周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
上記第1の通信端末が、上記探索によって発見した1以上の上記第2の通信端末の中から、上記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報が上記通信ネットワークに接続され且つ上記親として機能する接続済み親端末であることを表す上記第2の通信端末を接続相手に決定し、該決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明の第2の観点に係る通信端末は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末であって、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
を有し、
上記制御部は、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末の中から、上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報が上記通信ネットワークに接続され且つ上記親として機能する接続済み親端末であることを表す上記他の通信端末を接続相手に決定し、該決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明の第3の観点に係るネットワーク構成方法は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末が実行するネットワーク構成方法であって、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末のうち、上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報が上記通信ネットワークに接続され且つ上記親として機能する接続済み親端末であることを表す上記他の通信端末を接続相手に決定し、該決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末が有するコンピュータを、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
して機能させ、
上記制御部は、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末のうち、上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報が上記通信ネットワークに接続され且つ上記親として機能する接続済み親端末であることを表す上記他の通信端末を接続相手に決定し、該決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明は上述した構成を有するため、通信端末数のより多いネットワークを形成することを意図した通信装置がそのようなネットワークの形成に失敗するのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する状況の説明図である。 本発明の第1の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する状況の説明図である。 本発明の第2の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する動作を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する状況の説明図である。 本発明の第3の実施形態において未接続の通信端末が他の通信端末とネットワークを構成する動作を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る通信端末のブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかる通信端末110は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを形成する無線通信端末である。通信端末110は、無線通信部111と制御部112とアプリケーション部113と記憶部114とアンテナ115とを有する。
無線通信部111は、他の通信端末との間で無線によって通信メッセージを授受する機能を有する。無線通信部111は、送信時には、制御部112からの要求に応じて通信メッセージのパケットを作成し、作成したパケットに対してヘッダや誤り検出符号の付加などの処理を行い、処理後のデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、アンテナ115から無線信号として送信する。また、無線通信部111は、受信時には、アンテナ115により受信した無線信号を復調して通信メッセージのパケットを復号し、誤り検出符号に基づいて誤りがないことを確認した通信メッセージを制御部112に通知する。
制御部112は、無線通信部111における利用周波数の決定、各種通信メッセージの作成と送信指示、受信した各種通信メッセージの解釈、接続処理の制御など、通信端末110全体の制御を司る機能を有する。例えば、制御部112は、自通信端末が通信ネットワークに接続されていない場合、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末と無線通信部111を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する機能を有する。また制御部112は、上記探索によって発見した1以上の他の通信端末の中から、当該他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報が通信ネットワークに接続され且つ親として機能する端末(接続済み親端末)であることを表す他の通信端末を接続相手に決定し、この決定した接続相手と通信ネットワークを構成する機能を有する。
アプリケーション部113は、アプリケーションプログラムを実行する機能を有する。アプリケーションプログラムの種類と個数は任意である。例えば、アプリケーション部113では、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間で、音声通話を行うアプリケーション、ファイル転送を行うアプリケーション、コンテンツデータを交換するアプリケーション等を実行することが可能である。
記憶部114は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やハードディスクなどの記憶装置で構成され、プログラムおよび各種のデータを記憶する。記憶するデータには、制御データとアプリケーションデータとがある。制御データには、例えば、自通信端末110が通信ネットワークに接続されているか否かを表す自通信端末ステータス情報、自通信端末110が通信ネットワークに接続されている場合の親の情報、探索した他の通信端末から受信した情報(当該通信端末の通信アドレス、端末名、ステータス情報(通信ネットワークに接続されていない未接続端末、接続済み親端末などを表す他通信端末ステータス情報)などがある。アプリケーションデータには、アプリケーション部113が他の通信端末と共有するコンテンツデータなどがある。記憶するプログラムには、アプリケーション部113で実行するアプリケーションプログラムなどがある。
次に、本実施形態に係る通信端末110の動作を説明する。
通信端末110は起動されると、図2に示す処理の実行を開始する。まず、通信端末110の制御部112は、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末との間で無線通信部111を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する(ステップS101)。この周囲の通信端末の探索は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のDevice Discovery Procedureに準拠して行われる。制御部112は、1以上の通信端末を発見すると、ステップS102の処理へと進む。他方、通信端末を一つも発見できない場合、制御部112は、ステップS101に留まり、周囲の通信端末を探索する処理を継続する。
次に通信端末110の制御部112は、ステップS102において、上記探索によって発見した1以上の通信端末の中から接続相手を決定する。具体的には、制御部112は、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定する。そして、制御部112はステップS103の処理へと進む。上記以外の場合、即ち発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していない場合、接続相手の決定方法は任意である。例えば、制御部112は、発見された1以上の接続済み親端末でない他の通信端末の中の一の他の通信端末を接続相手に決定しても良いし、接続相手の決定を断念しステップS101の処理に戻っても良い。
次に通信端末110の制御部112は、ステップS103において、接続相手に決定した他の通信端末との間で無線通信部111を通じて通信メッセージを授受して、通信ネットワークを構成する。その後、通信端末110は、アプリケーション部113により、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間でアプリケーションデータの送受信を開始する。
次に本実施形態の動作をより具体的に説明する。
今、図3に示すように、何れの通信ネットワークにも接続していない通信端末110の通信可能エリア内に、他の通信端末120、130が存在しているとする。ここで、通信端末120は、自通信端末110と同様にネットワークに接続していない。また通信端末130は、他の通信端末140とネットワークを構成しており、かつ親として機能している。
図4は、本実施形態の動作を示すシーケンス図である。通信端末110が探索動作を開始すると、図4に示すようにプローブ要求(Probe Request)を周囲に送信する。通信端末120、130は、上記プローブ要求を受信して検出すると、プローブ応答(Probe Response)を返信する。
通信端末110は、上記プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末120、130が存在することを認識する。また通信端末110は、受信した上記プローブ応答を解析することで、通信端末120はネットワークに接続されていない未接続端末であり、通信端末130は接続済み親端末であることを認識する。Wi−Fi Direct仕様によれば、接続済み親端末から送信されるプローブ応答には、P2Pグループ情報(P2P GROUP Info)の属性(Attribute)が存在し、ネットワークに接続していない通信端末から送信されるプローブ応答には、上記P2Pグループ情報の属性は存在しない。従って、グループ情報の属性の有無により、接続済み親端末か否かを判定することができる。但し、接続済み親端末であるか否かを判定する方法は、グループ情報の属性の有無による方法に限定されず、その他の方法を使用してもよい。例えば、Wi−Fi Direct仕様によれば、接続済み親端末から送信されるプローブ応答には、不在通知(Notice of Absence)の属性が存在するので、その有無によって、接続済み親端末か否かを判定してもよい。
図4に示す状況においては、通信端末110は、周囲に存在する通信端末120、130のうち、接続済み親端末である通信端末130を接続相手に決定する。その後、通信端末110は、接続相手に決定した通信端末130が接続済み親端末であるので、Wi−Fi Direct仕様に準拠した手順に従って、通信端末130に接続する。すなわち、通信端末110は、通信端末130が親になっている通信ネットワークにクライアントとして加入する。具体的には、図4に示すように、通信端末110は、通信端末130に対してProvision Discovery Requestを送信し、これを受信した通信端末130は、通信端末110に対してProvision Discovery Responseを送信する。そして、通信端末110と通信端末130との間で、Autentication Proces、および、Association Processを行う。
このように本実施形態によれば、通信端末数のより多い通信ネットワークを形成することを意図した通信装置110がそのような通信ネットワークの形成に失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末110は、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定するためである。
[第2の実施形態]
図5を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかる通信端末210は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを形成する無線通信端末である。通信端末210は、無線通信部211と制御部212とアプリケーション部213と記憶部214とアンテナ215とタイマ216とを有する。
無線通信部211とアプリケーション部213と記憶部214とアンテナ215とは、図1に示した本発明の第1の実施形態における通信端末110の無線通信部111とアプリケーション部113と記憶部114とアンテナ115と同じである。
タイマ216は、一定時間の経過を測定する機能を有する。タイマ216は、制御部212からの指示による起動後、一定時間が経過すると、タイムアウト信号を制御部212に出力する。
制御部212は、無線通信部211における利用周波数の決定、各種通信メッセージの作成と送信指示、受信した各種通信メッセージの解釈、接続処理の制御など、通信端末210全体の制御を司る機能を有する。例えば、制御部212は、自通信端末が通信ネットワークに接続されていない場合、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末と無線通信部211を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する機能を有する。
制御部212は、上記他の通信端末の探索では、探索によって最初に発見した他の通信端末が接続済み親端末であれば他の通信端末の探索を終了し、接続相手の決定処理へと進む。また制御部212は、探索によって最初に発見した他の通信端末が接続済み親端末でなければ、タイマ216を起動する。そして制御部212は、タイマ216がタイムアウトするか、または、接続済み親端末である他の通信端末が発見されるか、何れか早く成立する方を終了条件として他の通信端末の探索を継続し、接続相手の決定処理へと進む。
次に、本実施形態に係る通信端末210の動作を説明する。
通信端末210は起動されると、図6に示す処理の実行を開始する。まず、通信端末210の制御部212は、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末との間で無線通信部211を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する(ステップS201)。この周囲の通信端末の探索は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のDevice Discovery Procedureに準拠して行われる。制御部212は、上記探索によって或る1つの通信端末を発見すると(ステップS202でYES)、ステップS203の処理へと進む。他方、通信端末を一つも発見できない場合、制御部212は、周囲の通信端末を探索する処理を継続する。
次に通信端末210の制御部212は、ステップS203において、発見した通信端末から受信した情報(例えばプローブ応答)を記憶部214に保存する。次に制御部212は、発見した通信端末から受信した情報を解析し、当該通信端末が接続済み親端末であるか否かを判定する(ステップS204)。制御部212は、発見した通信端末が接続済み親端末であれば、ステップS211の処理へと進む。
一方、発見した通信端末が接続済み親端末でなければ、制御部212は、以下のような処理を行う。まず、制御部212は、タイマ216を起動する(ステップS205)。次に制御部212は、ステップS201と同様の方法で周囲の通信端末を探索する(ステップS206)。そして、制御部212は、新たな通信端末を発見したか、タイムアウトしたかを判定する(ステップS207、S208)。新たな通信端末を発見した場合、制御部212は、発見した通信端末から受信した情報(例えばプローブ応答)を記憶部214に記憶し(ステップS209)、その受信した情報を解析して当該発見した通信端末が接続済み親端末か否かを判定する(ステップS210)。そして、接続済み親端末であればステップS211の処理へと進み、接続済み親端末でなければステップS208の処理へと進む。他方、ステップS208において、タイムアウトを検出すると、制御部212は、ステップS211の処理へと進み、未だタイムアウトしていなければ、ステップS206の処理へと戻る。
通信部210の制御部212は、ステップS211において、これまでの探索によって発見した1以上の通信端末の中から接続相手を決定する。具体的には、制御部212は、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定する。そして、制御部212はステップS212の処理へと進む。上記以外の場合、即ち発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していない場合、制御部212は、発見された1以上の接続済み親端末でない他の通信端末のうちの一の通信端末、すなわち未接続の通信端末を接続相手に決定する。そして、制御部212はステップS212の処理へと進む。
次に制御部212は、ステップS212において、接続相手に決定した他の通信端末との間で無線通信部211を通じて通信メッセージを授受して、通信ネットワークを構成する。その後、通信端末210は、アプリケーション部213により、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間でアプリケーションデータの送受信を開始する。
次に本実施形態の動作をより具体的に説明する。
今、図7に示すように、何れの通信ネットワークにも接続していない通信端末210の周囲に他の通信端末220、230が存在しているとする。ここで、通信端末220は、自通信端末210と同様にネットワークに接続していない。また通信端末230は、他の通信端末240とネットワークを構成しており、かつ親として機能しているものとする。但し、時刻t1の時点では、通信端末210の通信可能エリア内に通信端末220は含まれるが、通信端末230は含まれない。また、通信端末210は矢印方向に移動しており、時刻t2の時点では、通信端末220と通信端末230とが通信端末210の通信可能エリア内に含まれるものとする。
図8は、本実施形態の動作を示すシーケンス図である。通信端末210が時刻t1より探索動作を開始すると、図8に示すようにプローブ要求(Probe Request)を周囲に送信する。このプローブ要求は、通信端末210の通信可能エリア内に存在する通信端末220で受信され、通信端末210の通信可能エリア外の通信端末230では受信されない。通信端末220は、上記プローブ要求を受信して検出すると、プローブ応答(Probe Response)を返信する。
通信端末210は、上記プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末220が存在することを認識する。また通信端末210は、受信した上記プローブ応答を解析することで、通信端末220は接続済み親端末でないことを認識する。このため通信端末210は、タイマ216を起動し、タイマ216がタイムアウトするか、または接続済み親端末を発見するか、何れか早く成立する方を終了条件として探索動作を続行する。図8に示す例では、その後の時点で通信端末210から送信されたプローブ要求が通信端末230で受信され、通信端末230から通信端末210に対してプローブ応答が送信されている。
通信端末210は、上記プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末230が存在することを認識する。また通信端末210は、受信した上記プローブ応答を解析することで、通信端末230は接続済み親端末であることを認識する。この結果、通信端末210は、他の通信端末の探索を停止する。そして、通信端末210は、周囲に存在する通信端末220、230の中から、接続済み親端末である通信端末230を接続相手に決定する。その後、通信端末210は、接続相手に決定した通信端末230が接続済み親端末であるので、Wi−Fi Direct仕様に準拠した手順に従って、通信端末230に接続する。
このように本実施形態によれば、通信端末数のより多い通信ネットワークを形成することを意図した通信装置210がそのような通信ネットワークの形成に失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末210は、探索によって最初に発見した他の通信端末が接続済み親端末でなければ、接続済み親端末である他の通信端末を発見するために探索を続行するためである。また通信端末210は、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定するためである。
また本実施形態によれば、通信端末数のより多い通信ネットワークを形成することを意図した通信装置210が他の通信端末を無駄に探索し続けることを防止することができる。その理由は、通信端末210は、探索によって最初に発見した他の通信端末が接続済み親端末であれば他の通信端末の探索を終了し、探索によって最初に発見した他の通信端末が接続済み親端末でなければ、一定時間が経過するか、接続済み親端末である他の通信端末が発見されるか、何れか早く成立する方を終了条件として他の通信端末の探索を終了するためである。
[第3の実施形態]
図9を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかる通信端末310は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを形成する無線通信端末である。通信端末310は、無線通信部311と制御部312とアプリケーション部313と記憶部314とアンテナ315とタイマ316とを有する。
無線通信部311とアプリケーション部313と記憶部314とアンテナ315とタイマ316は、図5に示した本発明の第2の実施形態における通信端末210の無線通信部211とアプリケーション部213と記憶部214とアンテナ215とタイマ216と同じである。
制御部312は、無線通信部311における利用周波数の決定、各種通信メッセージの作成と送信指示、受信した各種通信メッセージの解釈、接続処理の制御など、通信端末310全体の制御を司る機能を有する。例えば、制御部312は、自通信端末が通信ネットワークに接続されていない場合、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末と無線通信部311を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する機能を有する。制御部312は、他の通信端末の探索は、最初の1つの他の通信端末を発見してから一定時間が経過するまで続行する。そして制御部312は、探索によって発見した1以上の他の通信端末の中から接続相手を決定し、この決定した接続相手と通信ネットワークを構成する。
上記接続相手の決定では、制御部312は、探索によって発見した1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在すれば、一の接続済み親端末を接続相手に決定する。複数の接続済み親端末が存在する場合には、クライアント数のより多い一の接続済み親端末を接続相手に決定する。また、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していない場合、制御部312は、接続済み親端末でない一の他の通信端末、すなわち通信ネットワークに未接続の通信端末を接続相手に決定する。
制御部312は、上記接続相手の決定では、探索によって複数の接続済み親端末を発見した場合、子の数のより多い接続済み親端末を接続先に決定する。Wi−Fi Direct仕様によれば、接続済み親端末からのプローブ応答には、親のデバイスアドレスとクライアントのデバイスアドレスが含まれている。従って、プローブ応答に含まれるクライアントのデバイスアドレスの個数を比較することにより、複数の接続済み端末のうちクライアント数のより多い端末を決定することができる。
次に、本実施形態に係る通信端末310の動作を説明する。
通信端末310は起動されると、図10に示す処理の実行を開始する。まず、通信端末310の制御部312は、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末との間で無線通信部311を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する(ステップS301)。この周囲の通信端末の探索は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のDevice Discovery Procedureに準拠して行われる。制御部312は、上記探索によって或る1つの通信端末を発見すると(ステップS302でYES)、ステップS303の処理へと進む。他方、通信端末を一つも発見できない場合、制御部312は、周囲の通信端末を探索する処理を継続する。
次に通信端末310の制御部312は、ステップS303において、発見した通信端末から受信した情報(例えばプローブ応答)を記憶部314に保存する。次に制御部312は、タイマ316を起動する(ステップS304)。次に制御部312は、ステップS301と同様の方法で周囲の通信端末を探索する(ステップS305)。そして、制御部312は、新たな通信端末を発見したかどうか、タイムアウトしたかどうかを判定する(ステップS306、S308)。新たな通信端末を発見した場合、制御部312は、発見した通信端末から受信した情報(例えばプローブ応答)を記憶部314に記憶する(ステップS307)。そして、ステップS308の処理へ進む。他方、ステップS308において、タイムアウトを検出すると、制御部312は、ステップS309の処理へと進み、未だタイムアウトしていなければ、ステップS305の処理へと戻る。
通信部310の制御部312は、ステップS309において、これまでの探索によって発見した1以上の通信端末の中から接続相手を決定する。具体的には、制御部312は、発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定する。このとき、複数の接続済み親端末が存在すれば、クライアント数のより多い一の接続済み親端末を接続相手に決定する。そして、制御部312はステップS310の処理へと進む。上記以外の場合、即ち発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していない場合、制御部312は、発見された1以上の接続済み親端末でない他の通信端末のうちの一の通信端末を接続相手に決定する。そして、制御部312はステップS310の処理へと進む。
次に制御部312は、ステップS310において、接続相手に決定した他の通信端末との間で無線通信部311を通じて通信メッセージを授受して、通信ネットワークを構成する。その後、通信端末310は、アプリケーション部313により、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間でアプリケーションデータの送受信を開始する。
次に本実施形態の動作をより具体的に説明する。
今、図11に示すように、何れの通信ネットワークにも接続していない通信端末310の周囲に他の通信端末320、340が存在しているとする。ここで、通信端末320は、他の通信端末330とネットワークを構成しており、かつ親として機能している。また通信端末340は、他の通信端末350、360とネットワークを構成しており、かつ親として機能している。但し、時刻t1の時点では、通信端末310の通信可能エリア内に通信端末320は含まれるが、通信端末340は含まれない。また、通信端末310は矢印方向に移動しており、時刻t2の時点では、通信端末320と通信端末340とが通信端末310の通信可能エリア内に含まれるものとする。
図12は、本実施形態の動作を示すシーケンス図である。通信端末310が時刻t1より探索動作を開始すると、図12に示すようにプローブ要求(Probe Request)を周囲に送信する。このプローブ要求は、通信端末310の通信可能エリア内に存在する通信端末320で受信され、通信端末310の通信可能エリア外の通信端末340では受信されない。通信端末320は、上記プローブ要求を受信して検出すると、プローブ応答(Probe Response)を返信する。
通信端末310は、上記プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末320が存在することを認識する。また通信端末310は、最初の通信端末を発見したので、タイマ316を起動し、タイマ316がタイムアウトするまで探索動作を続行する。図12に示す例では、その後の時点で通信端末310から送信されたプローブ要求が通信端末340で受信され、通信端末340から通信端末310に対してプローブ応答が送信されている。通信端末310は、上記プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末340が存在することを認識する。
図12に示す例では、その後にタイマ316がタイムアウトしている。通信端末310は、このタイムアウトを契機に他の通信端末の探索を終了し、接続相手を決定する。図12に示す例では、通信端末310は、クライアント数が1の接続済み親端末320と、クライアント数が2の接続済み親端末340とを発見している。従って、通信端末310は、クライアント数のより多い通信端末340を接続相手に決定する。その後、通信端末310は、接続相手に決定した通信端末340が接続済み親端末であるので、Wi−Fi Direct仕様に準拠した手順に従って、通信端末340に接続する。
このように本実施形態によれば、通信端末数のより多い通信ネットワークを形成することを意図した通信装置310がそのような通信ネットワークの形成に失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末310は、探索によって最初に他の通信端末を発見すると、それから一定時間にわたって他の通信端末を探索する処理を続行し、一定時間経過後、それまでに発見された1以上の他の通信端末の中に接続済み親端末が存在していれば、接続済み親端末である一の他の通信端末を接続相手に決定するためである。
また本実施形態によれば、複数の接続済み親端末が発見された場合、クライアント数のより多い接続済み親端末を接続相手に決定するため、通信端末数のより多い通信ネットワークを形成することができる。
[第4の実施形態]
図13は、上述した各実施形態における通信端末をコンピュータ等の電子情報処理装置で構成した場合のハードウェア構成の一例を示す。この例の通信端末410は、CPU(Central Processing Unit)周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ901により相互に接続されるCPU902、RAM903、グラフィック・コントローラ904、及び表示装置905を有する。入出力部は、入出力(I/O)コントローラ906によりホスト・コントローラ901に接続される通信インターフェイス(I/F)907、ハードディスクドライブ908、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ909を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ906に接続されるROM(Read Only Memory)910、フレキシブルディスク(FD)ドライブ911、及び入出力(I/O)チップ912を有する。
ホスト・コントローラ901は、RAM903と、高い転送レートでRAM903をアクセスするCPU902、及びグラフィック・コントローラ904とを接続する。CPU902は、ROM910、及びRAM903に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ904は、CPU902等がRAM903内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置905上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ904は、CPU902等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ906は、ホスト・コントローラ901と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ908、通信インターフェイス907、CD−ROMドライブ909を接続する。ハードディスクドライブ908は、CPU902が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス907は、他の通信端末に接続してプログラム又はデータを送受信する。CD−ROMドライブ909は、CD−ROM992からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。
入出力コントローラ906には、ROM910と、フレキシブルディスク・ドライブ911、及び入出力チップ912の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM910は、通信端末410が起動時に実行するブート・プログラム、あるいは通信端末410のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ911は、フレキシブルディスク993からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。入出力チップ912は、フレキシブルディスク・ドライブ911、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU902が実行するプログラムは、フレキシブルディスク993、CD−ROM992、又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ908にインストールされ、RAM903に読み出されてCPU902により実行される。CPU902により実行されるプログラムは、通信端末410を、前述した各実施形態における無線通信部、制御部、記憶部、アプリケーション部等として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク993、CD−ROM992の他に、DVD(Digital Versatile Disk)又はPD(Phase Disk)等の光学記録媒体、MD(MiniDisk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとして情報共有システムを提供してもよい。
[その他の実施形態]
以上本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、以下のような実施形態も本発明に含まれる。
通信ネットワークに接続されていない通信端末がネットワークを構成するために探索する他の通信端末は、特定の通信アドレス(MACアドレス)または通信装置名(ノード名)を有する他の通信端末に限定してよい。すなわち、通信端末は、特定の通信アドレスや通信装置名のリストを予め記憶し、探索により発見した他の通信端末の通信アドレスまたは通信装置名が上記リストに記載されている通信アドレスまたは通信装置名の条件を満たさない場合、当該発見された他の通信端末は発見されなかったものとして扱ってよい。
なお、本発明は、日本国にて2013年07月09日に特許出願された特願2013−143766の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、通信ネットワーク、特に、複数の通信端末のうちの一の通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの通信端末が親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する方法に適用することができる。
110…通信端末
111…無線通信部
112…制御部
113…アプリケーション部
114…記憶部
115…アンテナ

Claims (2)

  1. 何れのネットワークにも接続されていない第1の通信端末によって実行されるネットワーク構成方法であって、前記第1の通信端末は、移動中に、
    周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記第2の通信端末を発見したとき、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる第1の情報を記憶し、
    周囲に存在する第3の通信端末を探索し、
    前記第3の通信端末を発見したとき、前記第3の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる第2の情報を記憶し、
    前記第1の情報および前記第2の情報に基づいて、前記第2の通信端末および前記第3の通信端末のうちからアクセスポイントとして機能している接続済み親端末を接続相手に決定し、
    前記決定した接続相手とネットワークを構成し、
    前記接続相手の決定では、前記第2の通信端末および前記第3の通信端末が何れも接続済み親端末の場合、前記第1の情報および前記第2の情報に含まれるクライアントのデバイスアドレスの個数を比較することにより、子の数のより多い接続済み親端末を決定し、該決定した子の数がより多い接続済み親端末を前記接続相手に決定する
    ネットワーク構成方法。
  2. 前記接続相手の決定では、前記第2の通信端末および前記第3の通信端末が何れもが前記接続済み親端末でない場合、前記第2の通信端末および前記第3の通信端末の何れか一方を前記接続相手に決定する
    請求項1に記載のネットワーク構成方法。
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