JP6524912B2 - 通信端末の接続制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末の接続制御方法、通信端末、およびプログラムに関する。
短距離通信ネットワークの一種に、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークがある(例えば特許文献1、非特許文献1参照)。この通信ネットワークは、Wi−Fi Ad−hocネットワークと比較して、1対複数の接続が可能であること、親経由で子どうしの通信が可能であること、セキュリティが比較的強度であること等の特徴がある。このため、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークは、近年、データ共有等の各種の用途に利用されるようになっている。本発明は、この種の通信ネットワークにおける通信端末の接続制御方法に関する。但し、本発明は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークのみに適用が限定されるものではない。
Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークでは、通信ネットワークに接続していない通信端末は、他の通信端末との間で探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する。具体的には、通信端末は、サーチステート、リッスンステートと呼ばれる2つの状態を交互に繰り返す探索処理を行う。サーチステートでは、通信端末は、複数の通信チャネルを順次に切り替え、各通信チャネル毎に、プローブ要求をブロードキャストによって送信し、それに対するプローブ応答を受信する。他方、リッスンステートでは、通信端末は、上記複数の通信チャネルのうちの何れか一つをリッスンチャネルと呼ぶ通信チャネルに選択して、リッスンチャネルを通じて他の通信端末からのプローブ要求を受信し、それに対するプローブ応答を送信する。プローブ応答の送信は、リッスンステートで行えるが、サーチステートでは行えない。サーチステートとリッスンステートの時間はランダムであり、またサーチステートにおける各通信チャネルの使用時間もランダムである。
通信端末は、サーチステートにおいて或る通信チャネルを使用して送信したプローブ要求に対して、プローブ応答を受信することにより、自通信端末の周囲に他の通信端末が存在すること、および、当該他の通信端末が使用しているリッスンチャネルを認識する。他方、当該他の通信端末は、リッスンステートにおいてプローブ要求を受信することにより、自通信端末の周囲に他の通信端末が存在することを認識し、プローブ応答を返信する。プローブ要求には、このプローブ要求を送信した通信端末が使用しているリッスンチャネルの情報が含まれるため、プローブ要求を受信した通信端末は、プローブ要求を解析することにより相手の通信端末が使用しているリッスンチャネルを知ることができる。
Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークでは、通信端末は、探索処理によって他の通信端末を発見した後も、なおも探索処理を継続するようになっている。通信端末は、発見した他の通信端末への接続がユーザ等によって指示されると、探索処理を停止し、上記他の通信端末のリッスンチャネルを使用して、他の通信端末へ接続要求を送信する。他の通信端末は、この接続要求をリッスンチャネルを通じて受信すると、それに対する応答を返す。こうして通信端末間で接続処理が開始される。
特開2013−176045号公報
Wi−Fi Alliance Technical Committee P2P Task Group Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version1.1
しかしながら、隣接する複数の通信端末のそれぞれが探索処理を行っている状況において、或る通信端末が他の通信端末のリッスンチャネルを使用して当該他の通信端末へ接続要求を送信したとき、この接続要求が当該他の通信端末で受信される保証はない。その理由は、当該他の通信端末も探索処理を行っているため、サーチステートとリッスンステートを交互に繰り返しており、接続要求が送信された時点で、当該他の通信端末がリッスンステートになっている保証がないためである。このため、他の通信端末がリッスンステートでなくサーチステートになっていると、接続要求は他の通信端末で受信されず、従って、それに対する応答も返されない。そこで、接続要求を送信する通信端末は、応答が返るか、タイムアウトになるまで、接続要求を再送する。前述したように、サーチステートとリッスンステートとはランダムな時間で切り替えられるため、何れは、他の通信端末がリッスンステートになっている期間中に接続要求が送信されることになる。しかし、そうなるまでに長い時間がかかってしまうことが問題である。このような問題は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークだけでなく、複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する通信ネットワークで通常起こり得る。
本発明の目的は、上述した課題、すなわち、探索によって発見した他の通信端末との間で接続要求を授受し終えるまでに長時間を要し、その結果、接続処理の開始が遅延する、という課題を解決する通信端末の接続制御方法を提供することにある。
本発明の第1の観点に係る通信端末の接続制御方法は、
通信端末が実行する接続制御方法であって、
複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した上記他の通信端末に接続する場合に何れの側から上記接続要求を送信するかを決定し、
自通信端末から上記接続要求を送信しないときは、上記探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して上記他の通信端末からの上記接続要求の受信を待ち合わせる。
本発明の第2の観点に係る通信端末は、
通信ネットワークを構成する通信端末であって、
他の通信端末との間で複数の通信チャネルを使用して通信メッセージを送受信する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
を有し、
上記制御部は、
複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した他の通信端末に接続する場合に何れの側から上記接続要求を送信するかを決定し、
自通信端末から上記接続要求を送信しないときは、上記探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して上記他の通信端末からの上記接続要求の受信を待ち合わせる。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
通信ネットワークを構成するコンピュータを、
他の通信端末との間で複数の通信チャネルを使用して通信メッセージを送受信する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
して機能させ、
上記制御部は、
複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末をし、
上記探索によって発見した他の通信端末に接続する場合に何れの側から上記接続要求を送信するかを決定し、
自通信端末から上記接続要求を送信しないときは、上記探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して上記他の通信端末からの上記接続要求の受信を待ち合わせる。
本発明は上述した構成を有するため、探索によって発見した他の通信端末との間で接続要求を速やかに授受することができ、その結果、接続処理を早期に開始することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末において他の通信端末を探索する処理の概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末の探索処理において他の通信端末を発見する場面の一例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末の探索処理において他の通信端末を発見する場面の他の例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態において2つの通信端末が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでのシーケンスを模式的に示す図である。 探索処理によって互いに相手を発見した2つの通信端末の一方が探索処理を継続した場合のシーケンスを模式的に示す図である。 探索処理によって互いに相手を発見した2つの通信端末の双方が接続要求を送信した場合のシーケンスを模式的に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末のUser制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末のWFD接続処理部の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において2つの通信端末が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでのシーケンスを模式的に示す図である。 本発明の通信端末をコンピュータ等の電子情報処理装置で構成した場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態に係る通信端末100は、他の通信端末に接続して通信ネットワークを形成する無線通信端末である。通信端末100は、無線通信部101と制御部102と記憶部103とアンテナ104とを有する。
無線通信部101は、他の通信端末との間で無線によって通信メッセージを授受する機能を有する。無線通信部101は、送信時には、制御部102からの要求に応じて通信メッセージのパケットを作成し、作成したパケットに対してヘッダや誤り検出符号の付加などの処理を行い、処理後のデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、アンテナ104から無線信号として送信する。また、無線通信部101は、受信時には、アンテナ104により受信した無線信号を復調して通信メッセージのパケットを復号し、誤り検出符号に基づいて誤りがないことを確認した通信メッセージを制御部102に通知する。
制御部102は、無線通信部111における利用周波数の決定(すなわち通信チャネルの決定)、各種通信メッセージの作成と送信指示、受信した各種通信メッセージの解釈、接続処理の制御など、通信端末100全体の通信制御を司る機能を有する。
例えば、制御部102は、自通信端末が通信ネットワークに接続されていない場合、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末と無線通信部101を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する機能を有する。この周囲の通信端末の探索処理は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のデバイス・ディスカバリ・プロシージャ(Device Discovery Procedure)に準拠して行われる。具体的には、制御部102は、サーチステート、リッスンステートと呼ばれる2つの状態を交互に繰り返す探索処理を行う。
サーチステートでは、制御部102は、複数の通信チャネルを順次に切り替え、各通信チャネル毎に、プローブ要求(Probe Request)をブロードキャストによって送信し、それに対するプローブ応答(Probe Response)を受信する。上記複数の通信チャネルとして、例えば、2.4GHz帯では、チャネル1、6、11の3つが使用される。プローブ要求には、このプローブ要求を送信した通信端末100のMACアドレス、リッスンチャネルの情報などが含まれている。またプローブ応答には、このプローブ応答を送信した通信端末のMACアドレスおよびデバイス名(P2P Device Name)などが含まれている。他方、リッスンステートでは、制御部102は、上記複数の通信チャネルのうちの何れか一つの通信チャネルをリッスンチャネルとして使用し、このリッスンチャネルを通じて他の通信端末からのプローブ要求を受信し、それに対するプローブ応答を送信する。リッスンチャネルは、探索処理の開始時点で選択され、探索処理が完了するまで維持される。プローブ応答の送信は、リッスンステートで行えるが、サーチステートでは行えない。また、サーチステートとリッスンステートの時間はランダムであり、サーチステートにおける各通信チャネルの使用時間もランダムである。
また制御部102は、探索処理によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末100を当該他の通信端末に接続するか否か、および、接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定する機能を有する。
自通信端末100を他の通信端末に接続するか否かの決定では、制御部102は、当該他の通信端末のMACアドレスに基づいて、自通信端末100を当該他の通信端末に接続するか否かを決定してよい。例えば、制御部102は、当該他の通信端末のMACアドレスを構成する48ビットのうちの上位Nビットの値が所定値であるときは接続すると決定し、そうでなければ接続しないと決定してよい。Nを24とすると、MACアドレスのベンダーID部が所定値の場合にのみ接続すると決定される。また、Nを32とすると、MACアドレスのベンダーID部と機種IDとが所定値の場合にのみ接続すると決定される。但し、Nは24、32に限定されない。この方法によれば、通信端末100自身のMACアドレスの上位Nビットの値を所定値としておくことで、MACアドレスの上位Nビットの値が同じ所定値である通信端末どうしを相互に接続することができる。あるいは、相互に接続させたい通信端末のMACアドレスの一覧を記憶部103に記憶しておき、制御部102は、当該他の通信端末のMACアドレスがMACアドレスの一覧に記載されているときは接続すると決定し、そうでなければ接続しないと決定してよい。
また自通信端末100を他の通信端末に接続するか否かの決定では、制御部102は、当該他の通信端末のデバイス名に基づいて、自通信端末100を当該他の通信端末に接続するか否かを決定してよい。例えば、相互に接続させたい通信端末のデバイス名の一覧を記憶部103に記憶しておき、制御部102は、当該他の通信端末のデバイス名が上記一覧に記載されているときは接続すると決定し、そうでなければ接続しないと決定してよい。
一方、接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかの決定では、制御部102は、自通信端末100のMACアドレスの値と他の通信端末のMACアドレスの値の大小関係に基づいて、何れの側から接続要求を送信するか否かを決定してよい。通信端末のMACアドレスは、基本的に同一値が存在しないため、上記方法によれば、互いに接続しようとする2つの通信端末において、何れか一方が送信側、他方が受信側に決定される。但し、本発明は、MACアドレスの値の大小関係に基づいて送信側、受信側を決定する方法に限定されない。例えば、プローブ応答に含まれるP2P Device Addressや、Device Nameなどの他の情報に基づいて、何れの側から接続要求を送信するかを決定してもよい。例えば、デバイス名を表すビット列を数値に見立てて、自通信端末のデバイス名の数値と他の通信端末のデバイス名の数値とを比較し、値の小さい側を接続要求の送信側に決定してよい。
また制御部102は、上記の決定の結果、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信しないときは、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して他の通信端末からの接続要求の受信を待ち合わせる機能を有する。所定の通信チャネルは、接続要求の送信側と受信側とで同じ通信チャネルになるのであれば任意である。また、所定の通信チャネルは、複数の通信チャネルのうち予め定められたルールによって決定してもよい。例えば、所定の通信チャネルとして、接続要求の受信側となる通信端末のリッスンチャネルを使用してよい。あるいはその逆に、接続要求の送信側となる通信端末のリッスンチャネルを使用してよい。受信を待ち合わせる接続要求は、他の通信端末も自通信端末と同じく通信ネットワークに接続されていない場合、双方の通信端末の何れをアクセスポイントとして機能するグループオーナーにするかを決定するGO Negotiation Requestである。また、他の通信端末がグループオーナーである場合は、その通信グループへ加入するように要求するInvitation Requestである。但し、本発明は、これらの接続要求に限定されない。
さらに制御部102は、上記の決定の結果、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信するときは、探索処理を停止し、上記所定の通信チャネルを使用して接続要求を他の通信端末へ送信する機能を有する。他の通信端末へ送信する接続要求は、他の通信端末も自通信端末と同じく通信ネットワークに接続されていない場合、GO Negotiation Requestである。但し、本発明は、これらの接続要求に限定されない。
記憶部103は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やハードディスクなどの記憶装置で構成され、各種のデータを記憶する。記憶するデータには、例えば、自通信端末100が通信ネットワークに接続されているか否かを表す自通信端末ステータス情報、自通信端末100が通信ネットワークに接続されている場合のグループオーナーの情報、探索した他の通信端末から受信した情報(当該通信端末のMACアドレス、端末名、ステータス情報(通信ネットワークに接続されていない未接続端末、接続済み親端末、永続的グループをホスト可能な状態か否かを表す他通信端末ステータス情報)などがある。
次に、本実施形態に係る通信端末100の動作を説明する。
通信端末100の制御部102は起動されると、図2に示す処理の実行を開始する。まず、制御部102は、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末との間で無線通信部111を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する(ステップS101)。
図3は、他の通信端末を探索する処理の概念図である。この例の探索処理は、Wi−Fi Direct仕様のデバイス・ディスカバリ・プロシージャ(Device Discovery Procedure)に準拠している。リッスンステートでは、通信チャネルch1をリッスンチャネルに選択しており、通信チャネルch1を通じて他の通信端末から送信されてくるプローブ要求を受信する。ランダムな時間だけリッスンステートを継続した後、サーチステートに遷移し、まず通信チャネルch1を選択し、プローブ要求を送信し、通信チャネルch1を通じて他の通信端末から送信されてくるプローブ応答を受信する。ランダムな時間だけ通信チャネルch1を継続すると、次に通信チャネルch6を選択し、プローブ要求を送信し、通信チャネルch6を通じて他の通信端末から送信されてくるプローブ応答を受信する。ランダムな時間だけ通信チャネルch6を継続すると、次に通信チャネルch11を選択し、プローブ要求を送信し、通信チャネルch11を通じて他の通信端末から送信されてくるプローブ応答を受信する。そして、ランダムな時間だけ通信チャネルch11を継続すると、再びリッスンステートに遷移し、上述と同様の動作を繰り返す。
制御部102は、探索処理において他の通信端末を発見すると、発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末100と当該他の通信端末とを接続するか否かを決定する(ステップS102)。例えば図4に模式的に示すように、リッスンステートにおいて、他の通信端末からプローブ要求を受信することで制御部102は他の通信端末を発見し、この受信したプローブ要求に含まれる当該他の通信端末のMACアドレスを使用して、プローブ応答をユニキャスト通信により当該他の通信端末へ送信した後、探索処理を継続したまま、自通信端末100と当該他の通信端末とを接続するか否かを決定する。また、図5に模式的に示すように、サーチステートにおいて、例えば通信チャネルch6を使用して送信したプローブ要求に対して他の通信端末からプローブ応答を受信することで制御部102は他の通信端末を発見し、探索処理を継続したまま、自通信端末100と当該他の通信端末とを接続するか否かを決定する。
制御部102は、発見した他の通信端末と接続しないと決定した場合(ステップS103でNO)、当該他の通信端末との接続処理は実施せず、再び他の通信端末が探索処理によって発見されるのを待つ。他方、発見した他の通信端末と接続すると決定した場合、制御部102は、自通信端末100および他の通信端末の何れが接続要求を送信するかを決定する(ステップS104)。そして、接続要求を自通信端末が送信しないのであれば(ステップS105でNO)、ステップS106の処理へ進み、接続要求を自通信端末が送信するのであれば(ステップS105でYES)、ステップS107の処理へ進む。
ステップS106では、制御部102は、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して他の通信端末からの接続要求の受信を待ち合わせる。そして、所定の通信チャネルを通じて他の通信端末から接続要求を受信すると、それに対する応答を上記所定の通信チャネルを通じて他の通信端末へ送信し、ステップS108の処理へ進む。例えば、制御部102は、他の通信端末から接続要求としてGO Negotiation Requestを受信すると、応答としてGO Negotiation Responseを送信し、ステップS108の処理へ進む。また制御部102は、他の通信端末から接続要求としてInvitation Requestを受信すると、応答としてInvitation Responseを送信し、ステップS108の処理へ進む。
他方、ステップS107では、制御部102は、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して接続要求を他の通信端末へ送信し、ステップS108の処理へ進む。例えば、制御部102は、接続要求としてGO Negotiation Requestを送信し、他の通信端末からGO Negotiation Responseを受信すると、ステップS108の処理へ進む。
ステップS108では、制御部102は、接続要求とその応答の授受を行った自通信端末と他の通信端末との間で残りの接続処理に必要な情報の授受を行う。残りの接続処理に必要な情報の授受は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する。例えば、自通信端末と他の通信端末との間でGO Negotiation RequestとGO Negotiation Responseの授受を行った場合、GO Confirmationを授受することにより、何れか一方の通信端末がグループオーナーに決定され、続いてRegistrar(GO)がCredential(認証情報)を生成してEnrollee(Client)に発行するWPS Provisioning Phase1処理、新たしい認証情報を使ってClientがGOに再接続するWPS Provisioning Phase2処理が実施される。また、自通信端末と他の通信端末との間でInvitation RequestとInvitation Responseの授受を行った場合、WPS Provisioning Phase1処理、WPS Provisioning Phase2処理が実施される。但し、他の通信端末が自通信端末の永続的グループをホスト可能な通信端末であれば、WPS Provisioning Phase1処理は省略される。
このように本実施形態によれば、探索処理で発見した他の通信端末との間で接続要求を速やかに授受することができ、その結果、接続処理を早期に開始することが可能になる。その理由は、通信端末100は、探索処理によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末を他の通信端末に接続するか否か、および、接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定し、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信しないときは、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して他の通信端末からの接続要求の受信を待ち合わせるためである。
図6は本実施形態の効果を説明する模式図であり、通信ネットワークに接続していない2つの通信端末100−1、100−2が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでのシーケンスを模式的に示している。具体的には、通信端末100−2は通信チャネルch1を使用したサーチステートでプローブ要求を送信し、通信端末100−1はこのプローブ要求を通信チャネルch1を使用したリッスンステートで受信してプローブ応答を送信し、通信端末100−2はこのプローブ応答を受信することで、双方の通信端末が互いに相手の通信端末を発見している。
また図6の例では、他の通信端末に接続すると決定する条件を、他の通信端末のMACアドレスの上位32ビットが(04:A3:43:5F)であることとし、何れの側が接続要求を送信するかを決定する条件をMACアドレスの値が小さい側であることとし、接続要求の送受信を行う所定の通信チャネルを決定するルールを、接続要求の受信側のリッスンチャネルであるとしている。このため、通信端末100−1は、プローブ要求に含まれる通信端末100−2のMACアドレス(04:A3:43:5F:43:21)の上位32ビットが所定値に一致するため、通信端末100−2に接続すると決定する。また自通信端末100−1のMACアドレス(04:A3:43:5F:43:23)が通信端末100−2のMACアドレスより大きいので、通信端末100−1は、接続要求を送信しないと決定する。そして通信端末100−1は、探索処理を停止し、自通信装置100−1のリッスンチャネルである通信チャネルch1に固定して接続要求の受信を待ち合わせている。他方、通信端末100−2は、受信したプローブ応答に含まれる通信端末100−1のMACアドレスの上位32ビットが所定値に一致するため、通信端末100−1に接続すると決定する。また自通信端末100−2のMACアドレスが通信端末100−1のMACアドレスより小さいので、通信端末100−2は、接続要求を送信すると決定する。そして通信端末100−2は、探索処理を停止し、通信装置100−1のリッスンチャネルである通信チャネルch1に固定して通信装置100−1に対して接続要求を送信している。前述したように通信装置100−1は通信チャネルch1に固定して接続要求の受信を待ち合わせているので、通信装置100−2から送信された接続要求が通信装置100−1で速やかに受信され、その応答が通信装置100−1から通信装置100−2へ送信されている。
図7は通信ネットワークに接続していない2つの通信端末100−1、100−2が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでの別のシーケンスを模式的に示している。図6と相違し、図7では通信端末100−1が探索処理を継続している。この結果、通信端末100−1がリッスンステートに切り替わるまで通信端末100−2から送信された接続要求が通信端末100−1で受信されず、幾度か接続要求が再送されている。
図8は通信ネットワークに接続していない2つの通信端末100−1、100−2が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでの別のシーケンスを模式的に示している。図6と相違し、図8では何れが接続要求を送信するかを決定せず、両方の通信端末100−1、100−2が他の通信端末と接続すると決定した時点で接続要求を他の通信端末のリッスンチャネルを使用して送信している。この結果、通信端末100−1は通信端末100−2のリッスンチャネルch6で接続要求を送信し、他方、通信端末100−2は通信端末100−1のリッスンチャネルch1で接続要求を送信し、何時まで経っても接続要求が授受できていない。
[第2の実施形態]
本実施形態では、主に本発明に係る通信端末のソフトウェア構造の詳細について説明する。図9を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかる通信端末200は、Wi−Fiデバイス201と、WFD接続処理部202と、User制御部203とを有する。
Wi−Fiデバイス201は、無線LANのデバイスドライバである。Wi−Fiデバイス201は、図示しない無線LANのハードウェアにインストールされている。図1との対比では、Wi−Fiデバイス201は無線通信部101に相当する。
WFD接続処理部202は、Wi−Fi Direct接続のためのWi−Fiデバイス制御を行う。User制御部203は、WFD接続処理部202を制御して、Wi−Fi Directによる自動接続を実現するブロックである。WFD接続処理部202とUser制御部203とは、図示しないMPUにインストールされている。図1との対比では、WFD接続処理部202とUser制御部203とは、制御部102と記憶部103とに相当する。WFD接続処理部202は、以下のような機能を有する。
まずWFD接続処理部202は、User制御部203から検索要求を受信すると、探索処理を行う機能を有する。この探索処理では、サーチステートとリッスンステートとを交互に繰り返し、サーチステートでは、複数の通信チャネルを順次切り替えて各通信チャネル毎にプローブ要求の送信とプローブ応答の受信とを行う。またリッスンステートでは、複数の通信チャネルのうちの何れか一つをリッスンチャネルに使用してプローブ要求の受信とプローブ応答の送信とを行う。そして、探索処理によって発見した他の通信端末の情報を有する検索結果をUser制御部203に送信する。
またWFD接続処理部202は、User制御部203からリッスン要求を受信すると、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して他の通信端末からの接続要求の受信を待ち合わせる機能を有する。そして、他の通信端末から接続要求を受信すると、User制御部203に送信する。
さらにWFD接続処理部202は、User制御部203から他の通信端末への接続要求の送信要求を受信すると、探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して接続要求を他の通信端末へ送信する機能を有する。そして、他の通信端末から接続要求に対する応答を受信すると、User制御部203に送信する。
User制御部203は、Wi−Fi Directによる自動接続を実現するブロックであり、以下のような機能を有する。
まずUser制御部203は、WFD接続処理部202から検索結果を受信すると、検索結果中の他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末を他の通信端末に接続するか否か、および、接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定する機能を有する。
またUser制御部203は、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信しないと決定したときは、WFD接続処理部202にリッスン要求を送信する機能を有する。そして、User制御部203は、他の通信端末から受信した接続要求をWFD接続処理部から受信すると、その接続要求に対する応答を送信するようにWFD接続処理部202に要求し、その後の接続手続きを行う機能を有する。
さらにUser制御部203は、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信すると決定したときは、WFD接続処理部202に他の通信端末へ接続要求を送信するように要求する機能を有する。そして、User制御部203は、WFD接続処理部202が他の通信端末へ接続要求を送信し、それに対する応答を受信すると、その後の接続手続きを行う機能を有する。
User制御部203は、上記機能を実現するために、WFD接続処理部202に接続して情報を送受信するイベント送信部204およびイベント受信部205と、自ノード(自通信端末)のステートを保持する自ノードステート保持部206と、他ノード(他の通信端末)のMACアドレスとステートのリストを保持する他ノードステート保持部207と、他ノードとの接続可否を決定するための接続可否決定情報208と、接続要求の送信元と受信元を決定するための接続要求送受決定情報209と、内部ステート制御部210とを有する。
自ノードステート保持部206には、自ノードのステートとして、IDLE(接続無し)、DISC(ノード発見)、CONN(接続中)、CLI(クライアントとして接続中)、GO(グループオーナーとして接続中)の何れかと、P_GRP(永続的グループをホスト可能な状態を示す情報)が記憶される。永続的グループをホスト可能な状態を示す情報は、1or0と、永続的グループを一意に識別する識別子とを有する。
他ノードステート保持部207には、他ノードのステートとして、LOST(未接続)、FOUND(クライアントとして接続中)、GROUP(グループオーナーとして接続中)の何れかと、P_GRP(永続的グループをホスト可能な状態を示す情報)が記憶される。
接続可否決定情報208には、例えばMACアドレスの上位Nビットの値が記憶される。但し、そのような情報に限定されず、接続可能な他の通信端末のMACアドレスのリスト等を接続可否決定情報としてよい。
接続要求送受決定情報209には、例えばMACアドレスの値が小さい通信端末を接続要求の送信側とするルールが記憶される。但し、そのようなルールに限定されず、MACアドレスの値が大きい通信端末を接続要求の送信側とするルールや、MACアドレス以外の値を使用して接続要求の送信側や受信側を決定するルールを使用してもよい。また、同じルールを固定的に使用する場合、そのルールの論理を内部ステート制御部210に組み込むことにより、接続要求送受決定情報209を省略してもよい。
内部ステート制御部210は、イベント受信部205を通じてWFD接続処理部202から受信したイベント種別と、自ノードステート保持部206に記憶されている自ノードのステートと、他ノードステート保持部207に記憶されている他ノードのステートとに基づいて、適切なコマンドを選択、生成することで、隣接したWi−Fi Direct対応ノード間でグループを構成する。
図10は、User制御部203の処理の一例を示すフローチャート、図11はWFD接続処理部202の処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9乃至図11を参照して、本実施形態に係る通信端末200の動作を説明する。
通信端末200が電源ON等によって起動されると、User制御部203の内部ステート制御部210は、イベント送信部204を通じてWFD接続処理部202に対して検索要求を送信する(ステップS201)。WFD接続処理部202は、User制御部203から要求を受信すると(ステップS221でYES)、それに応じた処理を行うように構成されている(ステップS222)。従って、WFD接続処理部202は、検索要求を受信すると、探索処理を実行する。この探索処理は、Wi−Fi Direct仕様のデバイス・ディスカバリ・プロシージャ(Device Discovery Procedure)に準拠して行われる。WFD接続処理部202は、探索処理において他の通信端末を発見する毎に、発見した他の通信端末の情報を有する検索結果をUser制御部203へ送信する。また他の通信端末を発見できずに一定時間が経過すると、探索処理を停止し、その旨の検索結果をUser制御部203へ送信する。
User制御部の内部ステート制御部210は、イベント受信部205を通じてWFD接続処理部202から検索結果を受信すると(ステップS202)、それを解析して他の通信端末を発見したか否かを判定する(ステップS203)。若し、他の通信端末を発見していなければ、内部ステート制御部210は、探索処理を続行するために検索要求を再びWFD接続処理部202へ送信する(ステップS201)。
他の通信端末を発見していれば、内部ステート制御部210は、検索結果に含まれる他の通信端末のMACアドレスの上位Nビットの値が接続可否決定情報208に保持されている所定値であるか否かを調べることにより、当該他の通信端末に接続するか否かを決定する(ステップS204)。そして、当該他の通信端末のMACアドレスの上位Nビットの値が所定値でないために接続しないと決定したときは、今回の検索結果を破棄し、WFD接続処理部202から新たな検索結果が送られてくるのを待ち合わせる(ステップS202)。
他方、当該他の通信端末のMACアドレスの上位Nビットの値が所定値と一致したために接続すると決定したときは、自通信端末および当該他の通信端末の何れが接続要求を送信するかを接続要求送受決定情報209に保持されたルールによって決定する(ステップS205)。具体的には、自通信端末のMACアドレスと当該他の通信端末のMACアドレスとを比較し、自通信端末のMACアドレスの値が当該他の通信端末のMACアドレスの値より小さければ、自通信端末を接続要求の送信側と決定し、そうでなければ他の通信端末を接続要求の送信側と決定する。
次に、内部ステート制御部210は、自通信端末が接続要求の送信側でなければ(ステップS206でNO)、イベント送信部204を通じてWFD接続処理部202に対して、リッスン要求を送信する(ステップS207)。WFD接続処理部202は、User制御部203からリッスン要求を受信すると(ステップS221)、探索処理を停止し、その探索処理のリッスンステートで使用していたリッスンチャネルに固定して他の通信端末から接続要求を受信するのを待ち合わせる(ステップS222)。そして、リッスンチャネルを通じて他の通信端末から接続要求を受信すると、受信した接続要求をUser制御部203へ送信する(ステップS222)。内部ステート制御部210は、この接続要求を受信すると(ステップS208)、接続要求に対する応答を送信する要求をWFD接続処理部202へ送信する(ステップS209)。これに応じてWFD接続処理部202は、リッスンチャネルを通じて接続要求に対する応答を他の通信端末へ送信する(ステップS221、S222)。その後、内部ステート制御部210は、ステップS212へ進み、残りの接続手続きを実行する。
また、内部ステート制御部210は、自通信端末が接続要求の送信側であれば(ステップS206でYES)、イベント受信部204を通じてWFD接続処理部202に対して、接続要求の送信を要求する(ステップS210)。WFD接続処理部202は、User制御部203から接続要求の送信を要求されると(ステップS221)、探索処理を停止し、接続要求の送信先の通信端末のリッスンチャネルに固定して自通信端末から接続要求を送信する(ステップS222)。そして、リッスンチャネルを通じて他の通信端末から接続要求に対する応答を受信すると、受信した応答をUser制御部203へ送信する(ステップS222)。内部ステート制御部210は、この接続要求に対する応答を受信すると(ステップS211)、ステップS212へ進み、残りの接続手続きを実行する。
このように本実施形態によれば、探索処理で発見した他の通信端末との間で接続要求を速やかに授受することができ、その結果、接続処理を早期に開始することが可能になる。その理由は、通信端末200のUser制御部203は、探索処理によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末を他の通信端末に接続するか否か、および、接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定し、他の通信端末に接続し且つ自通信端末から接続要求を送信しないときは、WFD接続処理部202における探索処理を停止し、所定の通信チャネルを使用して他の通信端末からの接続要求の受信を待ち合わせるように制御するためである。
図12は本実施形態の効果を説明する模式図であり、通信ネットワークに接続していない2つの通信端末200−1、200−2が探索処理によって互いに相手を発見し、接続要求を授受するまでのシーケンスを模式的に示している。
通信端末200−1のWFD接続処理部202−1は、User制御部203−1から検索要求を受信することにより探索処理を開始する。また、通信端末200−2のWFD接続処理部202−2は、User制御部203−2から検索要求を受信することにより探索処理を開始する。通信端末200−2は通信チャネルch1を使用したサーチステートでプローブ要求を送信し、通信端末200−1はこのプローブ要求を通信チャネルch1を使用したリッスンステートで受信してプローブ応答を送信し、通信端末200−2はこのプローブ応答を受信する。通信端末200−1のWFD接続処理部202−1は、通信端末200−2から受信したプローブ要求を含む検索結果をUser制御部203−1へ通知する。また通信端末200−2のWFD接続処理部202−2は、通信端末200−1から受信したプローブ要求を含む検索結果をUser制御部203−2へ通知する。
図12の例では、他の通信端末に接続すると決定する条件を、他の通信端末のMACアドレスの上位32ビットが(04:A3:43:5F)であることとし、何れの側が接続要求を送信するかを決定する条件をMACアドレスの値が小さい側であることとし、接続要求の送受信を行う所定の通信チャネルを決定するルールを、接続要求の受信側のリッスンチャネルであるとしている。このため、通信端末200−1のUser制御部203−1は、プローブ要求に含まれる通信端末200−2のMACアドレス(04:A3:43:5F:43:21)の上位32ビットが所定値に一致するため、通信端末200−2に接続すると決定する。また自通信端末200−1のMACアドレス(04:A3:43:5F:43:23)が通信端末200−2のMACアドレスより大きいので、User制御部203−1は、接続要求を送信しないと決定し、WFD接続処理部202−1にリッスン要求を送信する。これにより、WFD接続処理部202−1は、探索処理を停止し、自通信装置200−1のリッスンチャネルである通信チャネルch1に固定して接続要求の受信を待ち合わせる。他方、通信端末200−2のUser制御部203―2は、受信したプローブ応答に含まれる通信端末200−1のMACアドレスの上位32ビットが所定値に一致するため、通信端末200−1に接続すると決定する。また自通信端末200−2のMACアドレスが通信端末200−1のMACアドレスより小さいので、User制御部203−2は、接続要求を送信すると決定し、WFD接続処理部202−2に接続要求を送信するように要求する。これにより、WFD接続処理部202−2は、探索処理を停止し、通信装置200−1のリッスンチャネルである通信チャネルch1に固定して通信装置200−1に対して接続要求を送信する。通信装置200−1は通信チャネルch1に固定して接続要求の受信を待ち合わせているので、通信装置200−2から送信された接続要求が通信装置200−1で速やかに受信され、続いて、その応答が通信装置200−1から通信装置100−2へ送信されることになる。
[第3の実施形態]
図13は、上述した各実施形態における通信端末をコンピュータ等の電子情報処理装置で構成した場合のハードウェア構成の一例を示す。この例の通信端末510は、CPU(Central Processing Unit)周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ901により相互に接続されるCPU902、RAM903、グラフィック・コントローラ904、及び表示装置905を有する。入出力部は、入出力(I/O)コントローラ906によりホスト・コントローラ901に接続される通信インターフェイス(I/F)907、ハードディスクドライブ908、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ909を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ906に接続されるROM(Read Only Memory)910、フレキシブルディスク(FD)ドライブ911、及び入出力(I/O)チップ912を有する。
ホスト・コントローラ901は、RAM903と、高い転送レートでRAM903をアクセスするCPU902、及びグラフィック・コントローラ904とを接続する。CPU902は、ROM910、及びRAM903に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ904は、CPU902等がRAM903内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置905上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ904は、CPU902等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ906は、ホスト・コントローラ901と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ908、通信インターフェイス907、CD−ROMドライブ909を接続する。ハードディスクドライブ908は、CPU902が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス907は、他の通信端末に接続してプログラム又はデータを送受信する。CD−ROMドライブ909は、CD−ROM992からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。
入出力コントローラ906には、ROM910と、フレキシブルディスク・ドライブ911、及び入出力チップ912の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM910は、通信端末510が起動時に実行するブート・プログラム、あるいは通信端末510のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ911は、フレキシブルディスク993からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。入出力チップ912は、フレキシブルディスク・ドライブ911、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU902が実行するプログラムは、フレキシブルディスク993、CD−ROM992、又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ908にインストールされ、RAM903に読み出されてCPU902により実行される。CPU902により実行されるプログラムは、通信端末510を、前述した各実施形態における無線通信部、制御部、記憶部、User制御部、WFD接続処理部、Wi−Fi デバイス等として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク993、CD−ROM992の他に、DVD(Digital Versatile Disk)又はPD(Phase Disk)等の光学記録媒体、MD(MiniDisk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとして情報共有システムを提供してもよい。
[その他の実施形態]
以上、本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。
なお、本発明は、日本国にて2013年12月26日に特許出願された特願2013−268597の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワーク等の通信ネットワークを自動的に構成する方法に適用することができる。
100…通信端末
101…無線通信部
102…制御部
103…記憶部
104…アンテナ

Claims (23)

  1. 通信端末が実行する接続制御方法であって、
    複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した他の通信端末に接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定し、
    自通信端末から前記接続要求を送信しないときは、前記探索を停止し、所定の通信チャネルを使用して前記他の通信端末からの前記接続要求の受信を待ち合わせ
    受信を待ち合わせる前記接続要求は、自通信端末および前記他の通信端末の何れをアクセスポイントにするかを決定するネゴシエーションの要求であ
    通信端末の接続制御方法。
  2. 何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、前記探索によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項1に記載の通信端末の接続制御方法。
  3. 何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、自通信端末のMACアドレスの値と前記他の通信端末のMACアドレスの値の大小関係に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項2に記載の通信端末の接続制御方法。
  4. 何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、自通信端末のデバイス名と前記他の通信端末のデバイス名の関係に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項2に記載の通信端末の接続制御方法。
  5. 前記探索によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項1乃至4の何れに記載の通信端末の接続制御方法。
  6. 自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かの前記決定では、前記他の通信端末のMACアドレスに基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項5に記載の通信端末の接続制御方法。
  7. 自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かの前記決定では、前記他の通信端末のデバイス名に基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項5に記載の通信端末の接続制御方法。
  8. 自通信端末から前記接続要求を送信するときは、前記探索を停止し、前記所定の通信チャネルを使用して前記接続要求を前記他の通信端末へ送信する
    請求項1乃至7の何れかに記載の通信端末の接続制御方法。
  9. 送信する前記接続要求は、自通信端末および前記他の通信端末の何れをアクセスポイントにするかを決定するネゴシエーションの要求である
    請求項8に記載の通信端末の接続制御方法。
  10. 前記所定の通信チャネルは、前記複数の通信チャネルのうち予め定められたルールによって決定される一の通信チャネルである
    請求項1乃至9の何れかに記載の通信端末の接続制御方法。
  11. 前記探索では、サーチステートとリッスンステートとを交互に繰り返し、前記サーチステートでは、複数の通信チャネルを順次切り替えて各通信チャネル毎にプローブ要求の送信とプローブ応答の受信とを行い、前記リッスンステートでは、前記複数の通信チャネルのうちの何れか一つをリッスンチャネルに使用して前記プローブ要求の受信と前記プローブ応答の送信とを行う
    請求項1乃至10の何れかに記載の通信端末の接続制御方法。
  12. 通信ネットワークを構成する通信端末であって、
    他の通信端末との間で複数の通信チャネルを使用して通信メッセージを送受信する無線通信部と、
    前記無線通信部に接続された制御部と
    を有し、
    前記制御部は、
    複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した他の通信端末に接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定し、
    自通信端末から前記接続要求を送信しないときは、前記探索を停止し、所定の通信チャネルを使用して前記他の通信端末からの前記接続要求の受信を待ち合わせ
    受信を待ち合わせる前記接続要求は、自通信端末および前記他の通信端末の何れをアクセスポイントにするかを決定するネゴシエーションの要求であ
    通信端末。
  13. 前記制御部は、何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、前記探索によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項12に記載の通信端末。
  14. 前記制御部は、何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、自通信端末のMACアドレスの値と前記他の通信端末のMACアドレスの値の大小関係に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項13に記載の通信端末。
  15. 前記制御部は、何れの側から前記接続要求を送信するかの前記決定では、自通信端末のデバイス名と前記他の通信端末のデバイス名の関係に基づいて、何れの側から前記接続要求を送信するかを決定する
    請求項13に記載の通信端末。
  16. 前記制御部は、前記探索によって発見した他の通信端末の情報に基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項12乃至15の何れかに記載の通信端末。
  17. 前記制御部は、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かの前記決定では、前記他の通信端末のMACアドレスに基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項16に記載の通信端末。
  18. 前記制御部は、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かの前記決定では、前記他の通信端末のデバイス名に基づいて、自通信端末を前記他の通信端末に接続するか否かを決定する
    請求項16に記載の通信端末。
  19. 前記制御部は、自通信端末から前記接続要求を送信するときは、前記探索を停止し、前記所定の通信チャネルを使用して前記接続要求を前記他の通信端末へ送信する
    請求項12乃至18の何れかに記載の通信端末。
  20. 送信する前記接続要求は、自通信端末および前記他の通信端末の何れをアクセスポイントにするかを決定するネゴシエーションの要求である
    請求項19に記載の通信端末。
  21. 前記所定の通信チャネルは、前記複数の通信チャネルのうち予め定められたルールによって決定される一の通信チャネルである
    請求項12乃至20の何れかに記載の通信端末。
  22. 前記制御部は、前記探索では、サーチステートとリッスンステートとを交互に繰り返し、前記サーチステートでは、複数の通信チャネルを順次切り替えて各通信チャネル毎にプローブ要求の送信とプローブ応答の受信とを行い、前記リッスンステートでは、前記複数の通信チャネルのうちの何れか一つをリッスンチャネルに使用して前記プローブ要求の受信と前記プローブ応答の送信とを行う
    請求項12に記載の通信端末。
  23. 通信ネットワークを構成するコンピュータを、
    他の通信端末との間で複数の通信チャネルを使用して通信メッセージを送受信する無線通信部と、
    前記無線通信部に接続された制御部と
    して機能させ、
    前記制御部は、
    複数の通信チャネルを順次切り替えて自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した他の通信端末に接続する場合に何れの側から接続要求を送信するかを決定し、
    自通信端末から前記接続要求を送信しないときは、前記探索を停止し、所定の通信チャネルを使用して前記他の通信端末からの前記接続要求の受信を待ち合わせ
    受信を待ち合わせる前記接続要求は、自通信端末および前記他の通信端末の何れをアクセスポイントにするかを決定するネゴシエーションの要求であ
    プログラム。
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