JP6848682B2 - 二次電池 - Google Patents

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Description

本開示は、二次電池に関する。
特開2013−55026号公報に記載されているように、従来から二次電池について各種提案されている。
たとえば、特開2009−259701号公報に記載された二次電池は、電極体と、筐体と、電解液とを備える。
筐体は、角型の缶体と、蓋とを含む。缶体は有底状に形成されており、缶体には、上方に向けて開口する開口部が形成されている。蓋は、缶体の開口部を閉塞するように形成されている。蓋には注液口が形成されており、注液口には封止部材が設けられている。
電極体および電解液は、筐体内に収容されている。電極体は、巻回状の電極体である。具体的には、電極体は、正極シートとセパレータと負極シートとを順次積層した後に巻回することで形成されている。
上記のように構成された二次電池を製造する過程においては、電極体を缶体内に収容した後、注液口から電解液を筐体内に供給する。
そして、電解液を電極体内に染み込ませるために、各種の工夫がなされている。たとえば、特開2013−257951号公報に記載された二次電池は、缶体と、缶体内に収容された電極体と、蓋の内表面に設けられたガイドとを備える。
電極体は巻回体状の電極体であり、電極体の両端に正極および負極が形成されている。缶体の蓋には、注液口が形成されている。ガイドは、注液口と対向するように配置されている。ガイドは、注液口から供給された電解液を電極体の正極または負極に向けて案内するように形成されている。
特開2013−55026号公報 特開2009−259701号公報 特開2013−257951号公報
一般に、二次電池の電極体としては、積層型の電極体と、巻回体型の電極体とがある。上記特開2013−257951号公報などに記載された電極体は、巻回型の電極体である。
積層型の電極体は、巻回体型の電極体よりエネルギ密度が高いため、同じ収容ケースに収容する場合には、積層型の電極体の方が高容量となる。
積層型の電極体は、正極シートと、セパレータと、負極シートとを積層方向に積層することで形成されている。
そして、積層型の電極体は、積層方向に配列する両端面と、両端面間に位置する周面とを含む。電極体の周面は、正極シートの周面と、セパレータの周面と、負極シートの周面とが順次配列することで形成されている。
上記のように積層型の電極体を備えた二次電池の製造過程においても、収容ケース内に電極体を収容した後、電解液を注液口から収容ケース内に注液することになる。
この際、電極体の収容態様によっては、電極体の周面に電解液が噴き付けられることになる。電極体の周面には、正極シート、セパレータおよび負極シートの各周面が位置しており、電極体の周面に電解液が噴き付けられると、セパレータなどが折れ曲がるなどの弊害が生じる。
特開2013−257951号公報のようにガイドを設けた場合には、電極体の上面に電解液が供給され難くなる。その結果、電極体内において、電解液の含浸むらが生じるおそれがある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、電解液を注液する際に電極体に与える影響を抑制することができると共に、電極体に電解液を良好に染み込ませることができる二次電池を提供することである。
本開示に係る二次電池は、電極体と、電極体を収容する収容ケースと、収容ケース内に設けられた注液板とを備える。上記電極体は、正極シートとセパレータと負極シートとを積層方向に積層することで形成されている。上記電極体は、積層方向に配列する第1端面および第2端面と、第1端面および第2端面の間に位置する周面とを含む。上記周面は、正極シートと、セパレータと、負極シートとが積層することで形成された積層面を含む。上記収容ケースには、積層面と対向する位置に設けられた注液口が形成されている。上記注液板は、注液口および電極体の間に配置されている。上記注液板には、注液口と対向する対向部分から離れた位置に貫通孔が形成されている。
本開示に係る二次電池によれば、電解液を注液する際に電極体に与える影響を抑制することができると共に、電極体に電解液を良好に染み込ませることができる。
二次電池1を模式的に示す断面図である。 二次電池1を示す分解斜視図である。 電極体2を示す斜視図である。 電極体2を示す平面図である。 注液板8およびその周囲の構成を示す模式図である。 注液板8を示す平面図である。 図6に示す矢印VII方向から視たときの側面図である。 二次電池1の製造工程を示す製造フロー図である。 第2接続工程S3後に、蓋16に接続された電極体2などをケース本体15内に収容した状態を模式的に示す断面図である。 注液工程S11における注液板8および電極体2を示す斜視図である。 二次電池1Aを模式的に示す断面図である。 注液板8Aを示す平面図である。 注液工程S11における注液板8Aおよび電極体2を示す斜視図である。 比較例1に係る二次電池1Bを示す分解斜視図である。 比較例2に係る二次電池1Cを示す分解斜視図である。
図1から図15を用いて、本実施の形態に係る二次電池について説明する。図1から図15に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、二次電池1を模式的に示す断面図である。二次電池1は、電極体2と、収容ケース3と、正極外部端子4と、負極外部端子5と、正極集電端子6と、負極集電端子7と、注液板8と、電解液9とを備える。
収容ケース3は、ケース本体15と、蓋16とを含む。ケース本体15および蓋16は、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成されている。
図2は、二次電池1を示す分解斜視図である。ケース本体15は、上方に向けて開口する開口部17が形成されている。蓋16は、ケース本体15の開口部17を閉塞するように配置されている。蓋16の外周縁部は、ケース本体15に溶接されている。
蓋16には、注入口21と、貫通孔22,23とが形成されている。注入口21には、閉塞部材20によって閉塞されている。貫通孔22および貫通孔23は、蓋16の長手方向に間隔をあけて形成されている。
正極外部端子4は、蓋16の上面に配置されている。正極外部端子4は、端子部30と、接続板31と、インシュレータ32とを含む。
端子部30には、たとえば、バスバー等が接続される。接続板31は、金属板であり、正極集電端子6と端子部30とを電気的に接続する。インシュレータ32は、接続板31および端子部30と、蓋16とを絶縁している。なお、インシュレータ32および接続板31には、貫通孔22と連通する貫通孔4aが形成されている。
負極外部端子5も、正極外部端子4と同様に形成されている。負極外部端子5は、端子部33と、接続板34と、インシュレータ35とを含む。負極外部端子5には、貫通孔23と連通する貫通孔5aが形成されている。
電極体2と、正極集電端子6と、負極集電端子7と、注液板8と、電解液9とは、収容ケース3内に収容されている。
電解液9は、たとえば、EC(エチレンカーボネート)と、DMC(ジメチルカーボネート)と、EMC(エチルメチルカーボネート)と、混合溶媒であるヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)(1.1M)とを含む。たとえば、体積比において、EC:DMC:EMCは、3:4:3である。
注液板8は、蓋16の下面側に配置されている。注液板8は板状に形成されている。注液板8には、貫通孔51および貫通孔52が形成されている。貫通孔51は、注液板8の一端側に形成されており、貫通孔52は、注液板8の他端側に形成されている。なお、注液板8の詳細構成については後述する。
電極体2は、注液板8の下面側に配置されている。電極体2は、本体部10と、正極11と、負極12とを含む。図3は、電極体2を示す斜視図であり、図4は、電極体2を示す平面図である。
電極体2は、略直方体形状に形成されている。電極体2は、端面80と、端面81と、端面80および端面81との間に位置する周面とを含み、周面は、上面82と、下面83と、側面84と、側面85とを含む。
端面80および端面81は、電極体2の厚さ方向THに配列する。正極11は、側面84に形成されており、負極12は側面85に形成されている。
電極体2は、複数の正極シート70と、複数のセパレータ71と、複数の負極シート72と、複数のセパレータ73とを含む。電極体2は、正極シート70と、セパレータ71と、負極シート72と、セパレータ73とを厚さ方向THに順次積層することで形成されている。
そして、上面82は、正極シート70と、セパレータ71と、負極シート72と、セパレータ73とが積層することで形成された積層面である。同様に、下面83も正極シート70と、セパレータ71と、負極シート72と、セパレータ73とが積層することで形成された積層面である。
正極シート70は、方形形状に形成された金属箔と、金属箔の表裏面に形成された正極合材層とを含む。
正極合材層は、正極活物質と、導電剤と、結着剤などを含む。正極活物質としては、たとえば、NCM(Li(Ni,Co,Mn)O2)などを採用することができる。
正極シート70の金属箔は、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金などによって形成されている。
金属箔には、金属箔の一辺に沿って延びる未塗布部が形成されている。未塗布部は正極合材層が塗布されておらず、金属箔が正極合材層から露出している部分である。正極11は、複数の正極シート70の複数の未塗布部を束ねることで形成されている。
負極シート72は、方形形状に形成された金属箔と、金属箔の表裏面に形成された負極合材層とを含む。
負極合材層は、負極活物質と、結着剤と、増粘剤とを含む。負極活物質としては、たとえば、黒鉛質粒子(核材)の表面に非晶質炭素膜を形成し得るコート原料(コート種)を付着・炭化させることにより形成される。上記核材としては、天然黒鉛、人工黒鉛等の各種黒鉛を粒子状(球状)に加工(粉砕、球状成形等)したものを使用することができる。
負極シート72の金属箔は、たとえば、銅または銅合金などによって形成されている。
負極シート72の金属箔には、一辺に沿って延びる未塗布部が形成されている。未塗布部は、負極合材層が塗布されていない部分であり、金属箔が負極合材層から露出している部分である。負極12は、負極の負極シート72の複数の未塗布部を束ねることで形成されている。
セパレータ71,73は、PP(ポリプロピレン)と、PE(ポリエチレン)と、PP(ポリプロピレン)とを積層した積層体と、HRL(Heat Resistance Layer:熱抵抗層)とを含む。
図2において、正極集電端子6は、端子部25と、インシュレータ26と、インシュレータ27とを含む。
端子部25は、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金などによって形成されている。端子部25は、接続板36と、接続板37と、接合部38と、接続端子39とを含む。接続板36および接続板37は、正極11を挟み込むように正極11に溶接されている。接合部38は、接続板36の上端部および接続板37の上端部を接続しており、接続板36および接続板37は、接合部38の下端部から二股に分かれるように形成されている。接続端子39は、接合部38の上端部に接続されており、接合部38の上端部から上方に突出するように形成されている。
インシュレータ26には、端子部25の接合部38が挿入される貫通孔28が形成されている。インシュレータ26は、注液板8の下面側から注液板8の貫通孔51に挿入されており、インシュレータ26には、注液板8の下面側に配置されると共に、注液板8の下面を支持する段差部29が形成されている。そして、インシュレータ26は、注液板8と端子部25との間を絶縁している。
インシュレータ27は、インシュレータ26の上面に配置されており、注液板8の上面側に配置されている。このため、注液板8と、蓋16とが間隔をあけて配置されると共に、インシュレータ27は注液板8と蓋16との間を絶縁している。インシュレータ27には、接続端子39が挿入される貫通孔40が形成されている。
接続端子39は、インシュレータ27の貫通孔40と、蓋16の貫通孔22と、正極外部端子4の貫通孔4aを通り、接続板31に接続されている。これにより、電極体2の正極11と、正極外部端子4とが電気的に接続されている。なお、蓋16の貫通孔22内には、図示しない筒状のインシュレータが配置されており、接続端子39と蓋16とが電気的に絶縁されている。
接続端子39の上端部は、カシメられており、接続板31の上端部で固定されている。これにより、正極集電端子6と、注液板8と、蓋16と、正極外部端子4とが固定されている。
負極集電端子7は、正極集電端子6と同様に形成されている。負極集電端子7は、端子部41と、インシュレータ42と、インシュレータ43とを含む。端子部41は、たとえば、銅または銅合金によって形成されている。
端子部41は、接続板45と、接続板46と、接合部47と、接続端子48とを含む。接続板45および接続板46は、負極12を挟み込むように配置されており、接続板45および接続板46は負極12に溶接されている。
インシュレータ42は、注液板8の下面側から貫通孔52に挿入されている。インシュレータ42にも段差部が形成されており、この段差部は注液板8の下面を支持する。インシュレータ42には、接合部47が挿入される貫通孔が形成されている。
インシュレータ43には、接続端子48が挿入される貫通孔49が形成されている。端子部41の接続端子48は貫通孔49と貫通孔23と貫通孔5aとを通り、接続端子48の上端部は、接続板34に接続されている。これにより、端子部41と負極外部端子5とが電気的に接続されている。
図5は、注液板8およびその周囲の構成を示す模式図である。注液板8は、端子部30および端子部41を橋渡しするように設けられている。
図6は、注液板8を示す平面図であり、図7は、図6に示す矢印VII方向から視たときの側面図である。
注液板8は、凹部58が形成された板本体50と、案内板53と、側壁部60と、側壁部61とを含む。板本体50は板状に形成されている。板本体50の一端側に貫通孔51が形成されており、板本体50の他端側に貫通孔52が形成されている。
凹部58は、貫通孔51および貫通孔52の間に形成されている。凹部58は、案内板53と、側壁部60と、側壁部61とによって形成されている。案内板53は、板本体50よりも下方に位置している。案内板53は、長方形形状に形成されている。案内板53は、一対の長辺部と、一対の短辺部とを含む。
側壁部60は、案内板53の一方の長辺部と、板本体50に形成された凹部58の開口縁部とを接続するように形成されている。側壁部61は、案内板53の他方の長辺部と、板本体50に形成された凹部58の開口部縁部とを接続するように形成されている。
案内板53の一方の短辺部と、板本体50に形成された凹部58の開口部縁部との間には、開口部55が形成されている。案内板53の他方の短辺部と、板本体50に形成された凹部58の開口縁部との間には、開口部56が形成されている。
案内板53には、複数の貫通孔54が形成されている。図6に示す注入位置57は、蓋16に形成された注入口21の下方に位置する部分である。案内板53に形成された貫通孔54は、注入位置57から離れた位置に形成されている。
上記のように構成された二次電池1の製造方法について、説明する。図8は、二次電池1の製造工程を示す製造フロー図である。
二次電池1の製造工程は、電極体形成工程S1と、第1接続工程S2と、第2接続工程S3と、収容工程S4と、溶接工程S5と、注入工程S6と、封止工程S7とを含む。
電極体形成工程S1は、正極シートを形成する正極シート工程と、負極シートを形成する負極シート形成工程と、積層体形成工程とを含む。
正極シート形成工程は、混練工程と、塗布工程と、乾燥工程と、圧延工程と、切出し工程とを含む。
正極シート形成工程の混練工程は、正極活物質と、導電剤と、結着剤と、溶媒(NMP:NMP(N−メチルピロリドン))とを混練する工程である。正極シート形成工程の塗布工程は、混練工程で形成されたペーストをアルミニウム芯材の表裏面に塗布する工程である。アルミニウム芯材は、長尺なアルミニウム箔(アルミニウム板)である。乾燥工程は、アルミニウム芯材に塗布されたペーストを乾燥させる工程である。
正極シート形成工程の圧延工程は、乾燥したペーストが形成されたアルミニウム芯材をローラの間に通して、乾燥したペーストを改質させる。このようにして、表裏面に正極合材層が形成されたアルミニウム芯材が形成させる。正極シート形成工程の切出し工程は、正極合材層が形成されたアルミニウム芯材を所定長さに切断して、正極シートを形成する工程である。
負極シート形成工程は、混練工程と、塗布工程と、乾燥工程と、圧延工程と、切出し工程とを含む。
負極シート形成工程の混練工程は、負極活物質と、結着剤と、増粘剤と、溶媒(水)とを混練する工程である。負極シート形成工程の塗布工程は、混練工程で形成されたペーストを銅芯材に塗布する工程である。負極シート形成工程の乾燥工程は、銅芯材に形成されたペーストを乾燥させる工程である。
負極シート形成工程の圧延工程は、乾燥したペーストが形成された銅芯材をローラなどを用いて、圧延する工程である。負極シート形成工程の切出し工程は、圧延工程後に、銅芯材を所定長さに切断して、負極シートを形成する工程である。
積層体形成工程は、正極シートと、セパレータと、負極シートと、セパレータとを順次積層する工程である。なお、各シートが位置ずれすることを抑制するために、たとえば、部分的にテープを張るようにしてもよい。
第1接続工程S2は、正極集電端子6と、負極集電端子7と、注液板8と、正極外部端子4と、負極外部端子5と蓋16に固定する工程である。この第1接続工程によって、注液板8が蓋16の下面側に固定される。
第2接続工程S3は、端子部25を正極11に溶接する工程と、端子部41を負極12に溶接する工程とを含む。
図9は、第2接続工程S3後に、蓋16に接続された電極体2などをケース本体15内に収容した状態を模式的に示す断面図である。蓋16に形成された注入口21には、閉塞部材20は設けられていない。
収容工程S4は、図9に示すように、蓋16に接続された電極体2などをケース本体15内に収容する。
溶接工程S5は、蓋16の外周縁部と、ケース本体15の開口縁部とを溶接する工程である。
注入工程S6は、注入口21から電解液9を注入する工程である。注入工程S6においては、注液装置を用いて、収容ケース3内に電解液9を供給する。注液装置は、注液ホッパを含む。
注液ホッパには、注液口が形成されている。注液ホッパには真空ポンプが設けられており、注液口から収容ケース3内の気体を排気させることができる。また、注液口は電解液9が貯留された貯留室に連通しており、注液口から電解液9を収容ケース3内に供給することができる。
注入工程S6は、減圧工程S10と、減圧工程S10後の注液工程S11とを含む。
減圧工程S10においては、まず、注液装置の注液ホッパを蓋16に密着させて、蓋16の注入口21と、注液装置の注液口とを連通させる。そして、注液装置は、真空ポンプを駆動させて、収容ケース3内の空気を排気する。収容ケース3内の空気が排気されると、電極体2の正極シート70およびセパレータ71の間と、セパレータ71および負極シート72の間と、負極シート72およびセパレータ73の間との空気も収容ケース3の外部に排気される。これにより、電極体2内の空隙は、減圧状態となる。たとえば、収容ケース3内が−90kPa程度となるように収容ケース3内を減圧する。
注液工程S11においては、注液ホッパの注液口から電解液9を注入口21を通して、収容ケース3内に供給する。電解液9を収容ケース3内に供給する際には、注液ホッパの注液口を注入口21に密着させた状態で、収容ケース3内を常圧に開放する。
収容ケース3内が減圧された状態であるため、注液ホッパの注液口から排出された電解液9は、収容ケース3に引き込まれ易く、高速で電解液9を収容ケース3内に供給することができる。さらに、注液ホッパの注液口を蓋16の注入口21に密着させているため、電解液9が飛散することを抑制することができる。
図10は、注液工程S11における注液板8および電極体2を示す斜視図である。注液工程S11において、注入口21の下方には、注液板8の案内板53が配置されている。
案内板53のうち、注入口21の下方に位置する注入位置57には、貫通孔54が形成されていない。
このため、案内板53に噴き付けられた電解液9は、案内板53に沿って流れる。そして、電解液9は、貫通孔54と、開口部55,56とを通して、電極体2に供給される。電解液9の多くは、開口部55,56を通して、電極体2の側面84,85に向けて供給される。
このように、収容ケース3内に供給された電解液9は、電極体2に直接供給されずに、注液板8を通して、電極体2に供給される。このため、電極体2に電解液9が勢いよくぶつかることを抑制することができる。これにより、正極合材層や負極合材層の脱落やセパレータが折れ曲がることを抑制することができる。
正極合材層や負極合材層が脱落すると脱落した合材層によって短絡するおそれがある。また、負極合材層が脱落した部分ではLi析出しやすく、正極合材層が脱落した部分では容量が低下する。
本実施の形態に係る二次電池1の製造方法によれば、電極体2に電解液9が直接的に噴き付けられることが抑制されているため、各合材層が脱落したり、セパレータが折れ曲がることを抑制することがで、各種の弊害が生じることを抑制することができる。
図9に示すように、注液板8は、正極集電端子6や負極集電端子7を通して蓋16に固定されており、電極体2から間隔をあけて配置されている。
このため、電解液9が注液板8に噴き付けられて、注液板8に荷重が加えられたとしても、注液板8に加えられた荷重が電極体2に加えられることが抑制されている。特に、蓋16の機械強度は高いため、注液板8に電解液9が噴き付けられたとしても、蓋16が変形して、注液板8が電極体2と接触することが抑制されている。
仮に、電極体2の上面82に荷重が加えられると、正極シート70、負極シート72およびセパレータ71,73が折れ曲がるなどの弊害が生じるおそれがある。本実施の形態1に係る電極体2の製造方法においては、上記のような弊害が生じることを抑制することができる。
注液板8に形成された複数の貫通孔54は、案内板53に広く分布している。このため、電解液9は、電極体2の上面82に略均等に供給される。これにより、電極体2内に電解液9が均等に浸透しやすくなり、電極体2内における電解液9の含浸むらが生じことを抑制することができる。なお、上面82は、正極シートと、セパレータと、負極シートとの積層面が露出しているため、各シート間に電解液9が電極体2内に良好に浸透する。
注液板8の開口部55,56および貫通孔54を通して電極体2に供給された電解液9は、電極体2の上面82のみならず、側面84,85や端面80,81にも供給される。
また、収容ケース3の底部に溜まった電解液9は、電極体2の下面83にも接触する。
電極体2の下面83も、正極シート70、セパレータ71およびセパレータ73が積層することで形成された積層面であるため、各シートの隙間に、電解液9が良好に染み込む。
このように、注液板8を通して電極体2に塗布された電解液9は、電極体2の全面に広がり、電極体2の表面が電解液9で塞がれた状態になる。
収容ケース3内に入り込む空気は、主に、電解液9によって電極体2の表面が覆われた後に、収容ケース3内に入り込む。このため、収容ケース3の内表面と電極体2との間の隙間は常圧の状態となり、電解液9の内部は負圧の状態となり易い。
電極体2の内部と、電極体2の外部とで圧力差が生じるため、電極体2の表面の電解液9が電極体2内の隙間に入り込みやすく、電解液9の浸透時間を短くすることができる。
なお、注入工程S6において、減圧工程S10と、注液工程S11とを繰り返し実施してもよい。また、注入工程S6において、加圧工程や遠心工程を含めてもよい。
そして、注入工程S6後の封止工程S7において、蓋16の注入口21を閉塞部材20を閉塞する。このようにして、二次電池1を製造することができる。
次に、比較例に係る二次電池1の製造方法と、上記実施の形態1に係る二次電池1の製造方法とについて比較すると共に、実施の形態1に係る二次電池1の製造方法の効果について説明する。
この比較例に係る二次電池1の構成は、実施の形態1に係る二次電池1の構成と同じである。比較例に係る二次電池1の製造方法は、注入工程S6を除き、実施の形態1に係る二次電池1の製造方法と同じである。
比較例に係る二次電池の製造方法の注入工程S6においては、注液工程と、注液工程後に実施される減圧工程とを含む。
この比較例に係る二次電池1の注液工程において、注液装置の注液ホッパの注液口を、蓋16の注入口21に密着させた状態で供給すると、電解液9を供給した分、収容ケース3内の内圧が上昇し、電解液9を収容ケース3内に供給し難くなる。
さらに、注液ホッパを蓋16から離すと、収容ケース3内の内圧が高いため、収容ケース3内の空気が収容ケース3の外部に噴き出ると共に電解液9も外部も収容ケース3の外部に噴き出るおそれがある。
そこで、注液ホッパの注液口を蓋16の注入口21から離した状態で、収容ケース3内に電解液9を供給することが考えられる。
その一方で、注液時間を短くするためには、電解液9を収容ケース3内に供給する供給流速を速くすることになる。その結果、電解液9が収容ケース3の外部に飛散しやすく、蓋16の注入口21の周囲に電解液9が付着しやすい。
注入口21の周囲に電解液9が付着した状態で、封止工程S7において、閉塞部材20で注入口21を閉塞すると、密封不良が生じやすい。
さらに、電解液9が外部に飛散する量は、製造する二次電池1ごとに異なるため、収容ケース3内に供給される電解液9の供給量が各二次電池1で異なるおそれがある。
上記のように、比較例に係る二次電池1の製造方法においては、各種の弊害が生じるおそれがある一方で、実施の形態1に係る二次電池1においては、上記のような弊害が生じることを抑制することができる。
なお、上記実施の形態1においては、図2などに示す注液板8を採用しているが、注液板としては各種の形状のものを採用することができる。
(実施の形態2)
図11などを用いて、実施の形態2に係る二次電池1Aについて説明する。図11は、二次電池1Aを模式的に示す断面図である。二次電池1Aは、注液板を除いて、実施の形態1に係る二次電池1と同様に形成されている。二次電池1Aは、注液板8Aを備える。
図12は、注液板8Aを示す平面図である。注液板8Aは、凹部58Aが形成された板本体50Aと、案内板53Aと、側壁部60Aとを含み、注液板8Aには複数の貫通孔54Aと、開口部55A1,55A2,56A1,56A2とを含む。
板本体50Aには、貫通孔51A,52Aが形成されており、貫通孔51Aには正極集電端子6が挿入され、貫通孔52Aには負極集電端子7が挿入される。
凹部58Aは、案内板53Aと、側壁部60Aとによって形成されている。案内板53Aは、板本体50Aよりも下方に位置している。側壁部60Aは、略環状に形成されており、案内板53Aの外周縁部と、板本体50Aの凹部58Aの開口部縁部とを接続している。
複数の貫通孔54Aは、案内板53Aに広く分布している。図12に示す注入位置57Aは、蓋16の注入口21の下方に位置する部分であり、各貫通孔54Aは、注入位置57Aから離れた位置に形成されている。
開口部55A1,55A2,56A1,56A2は、側壁部60Aの下端部から上端部を通り、板本体50Aを延びるように形成されている。なお、開口部55A1,55A2は、貫通孔51A側に形成されており、開口部56A1,56A2は、貫通孔52A側に形成されている。
開口部55A1は、開口部55A1の延びる方向に延長したとしても、貫通孔51Aから離れた位置を通るように形成されている。開口部55A2も、開口部55A2の延びる方向に延長したとしても、貫通孔51Aから離れた位置を通るように形成されている。
同様に、開口部56A1,56A2は、開口部56A1,56A2の延びる方向に延長したとしても、貫通孔52Aから離れた位置を通るように形成されている。
上記のように構成された二次電池1Aの製造方法は、実施の形態1に係る二次電池1の製造方法と同様に、電極体形成工程S1〜封止工程S7を含み、注入工程S6は、減圧工程S10と、減圧工程S10後の注液工程S11とを含む。
図13は、注液工程S11における注液板8Aおよび電極体2を示す斜視図である。この図13に示すように、蓋16の注入口21から供給された電解液9は、注液板8Aに噴き付けられる。そして、電解液9は案内板53Aに沿って流れ、貫通孔54Aと、開口部55A1,55A2,56A1,56A2とを通り、電極体2に供給される。
開口部55A1,55A2を通る電解液9は、開口部55A1,55A2から開口部55A1,55A2の延びる方向に噴き出す。
開口部55A1,55A2の延長上に、貫通孔51Aが形成されていないため、開口部55A1,55A2から噴き出た電解液9が、貫通孔51Aに挿入された端子部30に直接的に噴き付けられることを抑制することができる。
その結果、開口部55A1,55A2から噴き出た電解液9は、直接的に電極体2に供給され易く、電極体2内に電解液9が浸透しやすい。
同様に、開口部56A1,56A2から噴き出た電解液9も、貫通孔52Aに挿入された端子部41に直接的に噴き付けられることが抑制され、電極体2に直接的に供給され易い。
このように、実施の形態2に係る二次電池1Aの製造方法によれば、電極体2に電解液9を良好に含浸させることができる。
次に、各種の二次電池を製造した結果および評価結果について説明する。
実施例1に係る二次電池1は、上記実施の形態1に係る二次電池1である。
図14は、比較例1に係る二次電池1Bを示す分解斜視図である。二次電池1Bは、注液板以外の構成は、二次電池1と同じであり、二次電池1Bは、注液板8Bを含む。注液板8Bには、貫通孔54や開口部55,56は形成されていない。
図15は、比較例2に係る二次電池1Cを示す分解斜視図である。二次電池1Cは、注液板8を備えていない。
下記表1は、実施例1に係る二次電池1の注入工程S6と、比較例1,2に係る二次電池1B,1Cの注入工程S6とにおいて、注液後の電極体2内の状態を観察した結果を示す。
Figure 0006848682
上記の表1に示すように、実施例1に係る二次電池1においては、電極体2の上面82などにおいて、折れたセパレータはなく、電極体2の上面82、下面83および側面84,85に電解液9が均等に浸透することが分かった。電極体2内への電解液9の浸透時間は、7時間であった。
比較例1に係る二次電池1Bにおいては、折れたセパレータはなく、電極体2の下面83および側面84,85から電解液9が浸透していることが分かった。その一方で、電極体2の上面82においては、上面82の一部しか電解液9が浸透していないことが分かった。電極体2内における電解液9の浸透状態は、均等ではないことが分かった。電極体2内への電解液9の浸透時間は、11時間であった。
比較例2に係る二次電池1Bにおいては、折れたセパレータがあった。電極体2内への電解液9の浸透時間は、7時間であった。
実施例1に係る二次電池1の製造方法によれば、セパレータが折れることを抑制することができる。
さらに、実施例1の二次電池1の製造方法によれば、電極体2の上面82から電解液9を電極体2内に浸透させることができるので、電極体2の周面と、収容ケース3の内周面との間の隙間が小さくても、電解液9の浸透時間を短くすることができる。
このように、実施例1に係る二次電池の製造方法によれば、高容量の二次電池の製造方法に好適であることが分かる。
なお、上記の実施の形態1,2などにおいては、上面82が積層面となるように電極体2が配置されていが、積層面が側面側に位置するように電極体2を配置してもよい。この場合には、収容ケース3の側面に注入口21を形成すると共に、この注入口21と対向する位置に注液板8を配置する。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C 二次電池、2 電極体、3 収容ケース、4 正極外部端子、5 負極外部端子、6,7 端子、8,8A,8B 注液板、9 電解液、10 本体部、11 正極、12 負極、15 ケース本体、16 蓋、20 閉塞部材、21 注入口、25,30,33,41 端子部、26,27,32,35,42,43 インシュレータ、29 段差部、31,34,36,37,45,46 接続板、38 接合部、39,48 接続端子、50,50A 板本体、53,53A 案内板、57,57A 注入位置、58,58A 凹部、60,60A,61 側壁部、70 正極シート、71,73 セパレータ、72 負極シート、80,81 端面、82 上面、83 下面、84,85 側面、S1 電極体形成工程、S2 第1接続工程、S3 第2接続工程、S4 収容工程、S5 溶接工程、S6 注入工程、S7 封止工程、S10 減圧工程、S11 注液工程、TH 厚さ方向。

Claims (1)

  1. 電極体と、
    前記電極体を収容する収容ケースと、
    前記収容ケース内に設けられた注液板と、
    を備え、
    前記電極体は、正極シートとセパレータと負極シートとを積層方向に積層することで形成されており、
    前記電極体は、前記積層方向の端部に位置する第1端面および第2端面と、前記第1端面および前記第2端面の間に位置する周面とを含み、
    前記周面は、前記正極シートと、前記セパレータと、前記負極シートとが積層することで形成された積層面を含み、
    前記収容ケースには、前記積層面と対向する位置に設けられた注液口が形成されており、
    前記注液板は、前記注液口および前記電極体の間に配置されており、
    前記注液板には、前記注液口と対向する対向部分を含むように凹部が形成されており、
    前記凹部には、前記対向部分から離れた位置に複数の貫通孔が形成された、二次電池。
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