JP6848576B2 - 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6848576B2
JP6848576B2 JP2017057250A JP2017057250A JP6848576B2 JP 6848576 B2 JP6848576 B2 JP 6848576B2 JP 2017057250 A JP2017057250 A JP 2017057250A JP 2017057250 A JP2017057250 A JP 2017057250A JP 6848576 B2 JP6848576 B2 JP 6848576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
function
information processing
account
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017057250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018160115A (ja
Inventor
剛志 大隅
剛志 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2017057250A priority Critical patent/JP6848576B2/ja
Publication of JP2018160115A publication Critical patent/JP2018160115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6848576B2 publication Critical patent/JP6848576B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラムに関する。
従来、例えば、個人事業者等の利用者が経理のデータ入力を行うことができ、その入力データを会計士、税理士等の専門家と共有することができるコンピュータネットワークを用いた会計システムが知られている(特許文献1参照)。
また、会計事務所とそのクライアント企業との間で仕訳データの同期を取りながら会計事務所側がクライアント企業側に財務会計に関する指導等をネットワークを介して行う財務会計システムが知られている(特許文献2参照)。
特開平9−274628号公報 特開2004−13298号公報
ところで、上記の会計システムにおいては使用できる機能が多く存在するが、全ての機能が使用可能な状態で提供されると、管理者(例えば、会計士、税理士等)が使用したい機能を探すのに手間取ったり、間違えて業務に関係ない機能を使用してしまうおそれがあり、円滑に業務を遂行することができないという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、円滑に業務を遂行させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様の情報処理装置は、情報処理装置であって、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段と、前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、前記ログイン処理がなされた際に、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の情報処理装置は、情報処置装置であって、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段によって前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段と、前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、を備え、前記設定手段は、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様の機能制限設定方法は、情報処理装置が実行する機能制限設定方法であって、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行する第1ステップと、前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する第2ステップと、前記ログイン処理がなされた際に、前記第2ステップで設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する第3ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の機能制限設定方法は、情報処置装置が実行する機能制限設定方法であって、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる第1ステップと、前記第1ステップで前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する第2ステップと、前記第2ステップで指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行する第3ステップと、前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する第4ステップと、前記第4ステップで設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する第5ステップと、を有し、前記第4ステップは、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様のプログラムは、情報処理装置のコンピュータを、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段、前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段、前記ログイン処理がなされた際に、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、情報処置装置のコンピュータを、一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる表示制御手段、前記表示制御手段によって前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する指定手段、前記指定手段によって指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段、前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段、として機能させ、前記設定手段は、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする。
本発明によれば、円滑に業務を遂行させることができる。
本発明の実施の形態の経営支援システムを示すブロック図である。 サーバの機能構成を示すブロック図である。 端末装置の機能構成を示すブロック図である。 (a)は、専門家アカウントデータテーブルを示す図であり、(b)は、一般アカウントデータテーブルを示す図である。 一般アカウントによってサーバへログインがなされたときの一般ユーザ用表示画面(TOP画面)を示す図である。 専門家アカウントによってサーバへログインがなされたときの専門家用表示画面(TOP画面)を示す図である。 表示設定態様に切り替えられた顧問先リストの一例を示す図であり、(a)は、当該表示設定態様に切り替えられた直後の顧問先リストを示す図であり、(b)は、チェックボックスへの選択操作がなされた後の状態を示す図である。 一般ユーザ用表示画面の他の一例を示す図である。 一般ユーザ用表示画面の他の一例を示す図である。 代理ログイン処理を示すフローチャートである。 顧問先リストの他の一例を示す図である。 アプリケーションプログラムの諸機能に対する表示設定処理を行うための表示設定処理画面の一例を示す図である。 一般ユーザ用表示画面の他の一例を示す図である。 一般ユーザ用表示画面の他の一例を示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、経営支援システム1の概略構成について、図1を参照して説明する。
図1は、経営支援システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の経営支援システム1は、サーバ(情報処理装置)2と、複数の端末装置3とを備えている。また、サーバ2と端末装置3とは、通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。
サーバ2は、例えば、クラウド上のサーバである。
また、サーバ2は、端末装置3のユーザにより実施されるべき作業項目(タスク)を管理するとともに、作業項目と関連付けられている業務処理を行う。
端末装置3は、例えば、個人企業のオーナー、中小企業のオーナー、個人商店の店主等のユーザ(以下、一般ユーザと称する)や、税理士、社労士、コンサルタント等のユーザ(以下、専門家ユーザと称する)が所持する端末装置である。この端末装置3としては、例えば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、デスクトップPC等が挙げられる。
また、端末装置3は、ブラウザ等により、ユーザの操作入力を受け付けてサーバ2に送信し、サーバ2から送信されて受信した情報を表示する。
通信ネットワークNは、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしても良い。
次に、サーバ2の機能的構成について、図2を参照して説明する。
図2は、経営支援システム1を構成するサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ2は、CPU(設定手段、機能制限手段、表示制御手段、ログイン手段、指定手段)21と、RAM22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26とを備えている。また、サーバ2の各部は、バス27を介して接続されている。
CPU(Central Processing Unit)21は、サーバ2の各部を制御する。CPU21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM22のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。
RAM(Random Access Memory)22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部23は、アカウントDB23a、タスクDB23b、会計情報DB23c、給与DB23d、売上情報DB23e、顧問先管理アプリケーションプログラム23f、ToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kを記憶している。
アカウントDB23aは、専門家ユーザのアカウント情報を格納する専門家アカウントデータテーブル(図4(a)参照)と、一般ユーザのアカウント情報を格納する一般アカウントデータテーブル(図4(b)参照)とを有している。
図4(a)に示すように、専門家アカウントデータテーブルは、専門家ユーザを識別する「専門家アカウント(ID)」と、当該専門家ユーザのメールアドレスを表す「メールアドレス」と、当該専門家ユーザのログイン認証に用いられる「パスワード」と、当該専門家ユーザの名前を表す「名前」と、当該専門家ユーザが一般ユーザの代理としてログイン(代理ログイン)を行う代理設定の有無を表す「代理設定」と、代理ログインが可能である一般ユーザのアカウント情報を表す「従属アカウント」とを対応付けて記憶している。
図4(b)に示すように、一般アカウントデータテーブルは、一般ユーザを識別する「一般アカウント(ID)」と、当該一般ユーザのメールアドレスを表す「メールアドレス」と、当該一般ユーザのログイン認証に用いられる「パスワード」と、当該一般ユーザの名前を表す「名前」とを対応付けて記憶している。
タスクDB23bは、ユーザごとにToDoタスクを記憶する複数のタスクデータテーブルを備えている。ここで、ToDoタスクとは、ユーザが実施すべき作業をいう。
会計情報DB23cは、会計管理業務を行う際に使用する会計情報を記憶する。
給与DB23dは、給与管理業務を行う際に使用する給与情報を記憶する。
売上情報DB23eは、売上管理業務を行う際に使用する売上情報を記憶する。
顧問先管理アプリケーションプログラム23fは、専門家ユーザによる顧問先の一般ユーザの管理をサポートするためのプログラムであり、当該プログラムが起動されることにより、専門家用表示画面(顧問先管理画面)(図6参照)にて後述する顧問先リスト(一覧表)Lが表示されるようになっている。また、当該プログラムが起動されることにより、専門家用表示画面にて、代理ログインが行われた際に専門家ユーザによる実行を制限するアプリケーションプログラムの設定処理(表示設定処理)を行えるようになっている。
ToDoアプリケーションプログラム23gは、記憶部23に記憶されているタスクDB23bにToDoタスクを作成して登録したり、ToDoタスクを表示させたりするためのプログラムである。
会計アプリケーションプログラム23hは、会計情報DB23cに記憶されている会計情報に基づき、固定資産税や個人事業税等の納税処理を行うためのプログラムである。
給与アプリケーションプログラム23iは、給与DB23dに記憶されている給与情報に基づき、従業員の給与計算の処理を行うためのプログラムである。
POP作成アプリケーションプログラム23jは、商店などに用いられる販売促進のための広告媒体であるPOP(Point of purchase advertising)等を作成するためのプログラムである。
売上管理アプリケーションプログラム23kは、売上情報DB23eに記憶されている売上情報に基づき、店舗の日月別の売上集計や分析を行うためのプログラムである。
操作部24は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有している。また、操作部24は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
表示部25は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部25には、CPU21から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部26は、例えば、ネットワークカード等により構成されている。また、通信部26は、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の機器(例えば、端末装置3等)との通信を行う。
次に、端末装置3の機能的構成について、図3を参照して説明する。
図3は、経営支援システム1を構成する端末装置3の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、端末装置3は、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作部34と、表示部35(表示手段)と、無線通信部36とを備えている。また、端末装置3の各部は、バス37を介して接続されている。
CPU31は、端末装置3の各部を制御する。CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、RAM32のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。その際に、CPU31は、RAM32内に各種処理結果を格納させ、必要に応じてその処理結果を表示部35に表示させる。
RAM32は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU31により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部33は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。また、記憶部33は、情報表示入力プログラム(図示省略)を記憶している。この情報表示入力プログラムは、所謂ウェブブラウザであり、ユーザの操作入力を受け付け、当該操作入力に基づく情報をサーバ2に送信し、サーバ2から送信されて受信した情報を表示部35に表示する機能を実現させるプログラムである。
操作部34は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。
タッチパネルは、表示部35と一体となって形成され、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、ユーザによる表示部35上の接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU31に出力する。
表示部35は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等から構成されている。また、表示部35には、CPU31から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
無線通信部36は、例えば、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成されている。また、無線通信部36は、通信ネットワークNに接続されている基地局やアクセスポイント等と無線電波により情報の送受信を行い、通信ネットワークN上の機器(例えば、サーバ2等)との通信を行う。
次に、一般ユーザと専門家ユーザのそれぞれがサーバ2へログインしたときに、端末装置3の表示部35に最初に表示される表示画面(TOP画面)の一例について、図5及び図6を参照して説明する。
図5は、一般ユーザのアカウント(一般アカウント)によってサーバ2へログインがなされたときの表示画面(一般ユーザ用表示画面)を表している。一方、図6は、専門家ユーザのアカウント(専門家アカウント)によってサーバ2へログインがなされたときの表示画面(専門家用表示画面)を表している。
<一般ユーザのアカウントでの動作>
一般ユーザ(例えば、「佐藤和夫」氏)のアカウント(一般アカウント「B017」)によってサーバ2へログインがなされた場合、当該ログインを契機として上述したToDoアプリケーションプログラム23gが起動され、図5に示すように、端末装置3の表示部35には、一般ユーザ用表示画面としてToDoアプリケーション画面が表示されるようになっている。
ToDoアプリケーション画面の上部には、上述したToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kをそれぞれ起動するための各アイコンが配置されたメニューバーが表示されるようになっている。具体的には、メニューバーには、ToDoアプリケーションプログラム23gを起動するためのアイコンIa、会計アプリケーションプログラム23hを起動するためのアイコンIb、給与アプリケーションプログラム23iを起動するためのアイコンIc、POP作成アプリケーションプログラム23jを起動するためのアイコンId、売上管理アプリケーションプログラム23kを起動するためアイコンIeが表示されるようになっている。
メニューバーの各アイコンをユーザがクリック操作又はタッチ操作すると、当該アイコンに対応するアプリケーションの所定の処理画面に画面遷移することができるようになっている。なお、図5に示されているToDoアプリケーション画面では、ToDoアプリケーションプログラム23gが起動された状態にあるため、アイコンIaだけが他のアイコンIb〜Ieと異なる態様で表示され、アイコンIaの操作が無効の状態となっている。
また、上記のToDoアプリケーション画面のメニューバーの下方には、ToDoタスクの概要を表すタスクインデックスが一覧表示されるタスクインデックス一覧表示領域Rが表示される。このタスクインデックス一覧表示領域Rの上層の領域R1には、例えば、ToDoタスクを処理していない未処理のタスクインデックスが実施期限日を基準に早い日付の順(昇順)に並べて一覧表示されるようになっている。一方、タスクインデックス一覧表示領域Rの下層の領域R2には、例えば、ToDoタスクを処理した実施済のタスクインデックスが実施日を基準に遅い日付の順(降順)に並べて一覧表示されるようになっている。なお、実施済のタスクインデックスは、実施日から所定期間(例えば、一週間)が経過すると自動的に消去されるようになっている。
図5に示す表示画面例では、上層の領域R1に、例えば、実施期限日をそれぞれ1月17日(火)、1月25日(水)、1月31日(火)とする未処理のタスクインデックスTaが一覧表示されている。これらのタスクインデックスTaには、処理すべきタスクの内容と、アプリケーションの所定の画面(処理すべきタスクの内容と関連する画面)に遷移させるためのアイコンIgと、タスクが処理された場合に選択操作されるタスク済ボタンB2が表示されている。また、下層の領域R2に実施済のタスクインデックスTbが二つ表示されている。これらのタスクインデックスTbには、実施済のタスクの内容と、当該タスクが実際されたアプリケーションの略称(例えば、「会計」「給与」「POP」等)とが表示されている。
なお、タスクインデックス一覧表示領域Rの上層の領域R1と下層の領域R2のそれぞれに表示可能なタスクインデックスの数よりも一覧表示するタスクインデックスの数が多い場合には、タスクインデックスの一覧をスクロール表示する。なお、タスクインデックス一覧表示領域Rには、未処理のタスクインデックスのみを表示し、実施したタスクインデックスは一覧から削除する(表示しない)ようにしてもよい。この場合には、実施済のタスクインデックスの表示を行う表示ボタンを設けるとよい。
<専門家ユーザのアカウントでの動作>
専門家ユーザ(例えば、「会田計五」氏)のアカウント(専門家アカウント「A005」)によってサーバ2へログインがなされた場合、当該ログインを契機として上述した顧問先管理アプリケーションプログラム23fが起動され、図6に示すように、端末装置3の表示部35には、専門家用表示画面として顧問先管理画面が表示され、その上部のメニューバーには、顧問先管理アプリケーションプログラム23fを起動させるためのアイコンIfが表示されている。なお、図6に示す顧問先管理画面では、既に顧問先管理アプリケーションプログラム23fが起動された状態にあるため、アイコンIfの操作が無効の状態となっている。
顧問先管理画面のメニューバーの下方には、ログインを行った専門家ユーザの顧問先リストLが表示されるようになっている。この顧問先リストLには、例えば、従属アカウントに対応する一般ユーザを表す「名前」L1と、当該一般ユーザが運営する店舗等を表す「屋号」L2と、サーバ2へログインした直近の日を表す「最終更新日」L3と、未処理の状態である仕訳処理の作業件数を表す「未仕訳取引数」L4と、専門家ユーザが未確認の取引数を表す「未確認取引数」L5と、当該一般ユーザの代理でログインを行うための「代理ログインボタン」L6と、が対応付けられて表示されるようになっている。なお、「名前」L1の項目の右端に表示されている▲▼ボタンは、所定の順序性(例えば、あいうえお順等)に基づいて、顧問先の名前を並べ替えるためのボタンである。「屋号」L2、「最終更新日」L3、「未仕訳取引数」L4、「未確認取引数」L5に表示されている▲▼ボタンも同様である。
顧問先リストLにおいて、特定の従属アカウントに対応する代理ログインボタンL6を専門家ユーザがクリック操作又はタッチ操作により選択すると、認証情報の入力を行うことなく、当該従属アカウントでのログイン(代理ログイン)を行うためのログイン処理が実行される。そして、ログインが行われると、ログインを行った従属アカウントについての一般ユーザ用表示画面(図6参照)が表示される。そして、表示された一般ユーザ用表示画面のメニューバーから各種アプリケーションプログラムを起動することで、当該従属アカウントに対応する一般ユーザの業務データの閲覧や編集を行うことができる。このように、専門家ユーザは、自身のアカウントでログインを行った後、代理ログインボタンL6を選択して顧問先の一般ユーザの従属アカウントでログインを行うことで、一般ユーザの業務データに容易にアクセスすることができる。
また、顧問先管理画面の顧問先リストLの右下方には、表示設定ボタンB3が表示されている。表示設定ボタンB3は、専門家ユーザによる代理ログインが行われた際に当該専門家ユーザの業務に関係のない機能に係るアイコンを非表示とし当該機能を使用させないように、当該専門家ユーザ自身の操作に基づき設定する表示設定処理を行うためのボタンである。この表示設定ボタンB3を専門家ユーザがクリック操作又はタッチ操作すると、図7(a)に示すように、顧問先リストLが表示設定態様のリストに切り替わる。具体的には、顧問先リストLの「最終更新日」L3、「未仕訳取引数」L4及び「未確認取引数」L5の項目が「表示設定」L7の項目に入れ替えられて表示されるようになっている。「表示設定」L7の項目には、複数のアプリケーションプログラムの略称(「ToDo」、「会計」、「給与」、「POP」及び「売上集計管理」)が区分されて示され、当該複数のアプリケーションプログラムの各々に対応するチェックボックスCB又は非公開の文字が表示されている。チェックボックスCBが表示されているアプリケーションプログラムは、顧問先の一般ユーザにより専門家ユーザが実行することを予め許容されていることを示している。一方、非公開の文字が表示されているアプリケーションプログラムは、顧問先の一般ユーザにより専門家ユーザが実行することを予め制限されていることを示している。
専門家ユーザは、顧問先の一般ユーザごとに、各アプリケーションプログラムに対応するチェックボックスCBを操作し当該チェックボックスCBのチェックを外すことで、対応するアプリケーションプログラムの実行を制限することができる。例えば、図7(b)に示すように、専門家ユーザが顧問先の一般ユーザである「佐藤和夫」氏の「給与」及び「POP」に対応するチェックボックスCBをそれぞれ操作し当該チェックボックスCBのチェックを外す処理(表示設定処理)がなされた場合、当該専門家ユーザが「佐藤和夫」氏の従属アカウントで代理ログインを行った際に、給与アプリケーションプログラム23iとPOP作成アプリケーションプログラム23jの実行が制限されることとなる。具体的には、図8に示すように、専門家ユーザが「佐藤和夫」氏の従属アカウントで代理ログインを行った際に、一般ユーザ用表示画面上において、実行が制限されているアプリケーションプログラムのアイコン(ここでは、アイコンIc、Id、Ig(「給与」、「POP」を対象とするアイコンIg))を非表示とし、当該アプリケーションプログラムのアイコンに対する入力操作を無効とする設定がなされる。なお、図9(a)に示すように、一般ユーザ用表示画面上において、実行が制限されているアプリケーションプログラムのアイコンを半透明としたり、図9(b)に示すように、当該アイコンに×印を重畳表示させたりすることにより、当該アプリケーションプログラムの実行が制限されていることを認識できるようにするとともに、当該アプリケーションプログラムのアイコンに対する入力操作を無効とする設定がなされるようにしてもよい。
なお、顧問先の一般ユーザごとに、各アプリケーションプログラムに対するチェックボックスCBの操作がなされた状態で状況表示ボタンB4が選択されるか、顧問先の一般ユーザのいずれかに対応する代理ログインボタンL6が選択されると、チェックボックスCBの選択状態を反映した表示設定データ(図示省略)が生成されて(過去に生成されている場合には上書きされて)サーバ2の記憶部23に記憶されることとなる。状況表示ボタンB4は、表示設定態様に切り替えられた顧問先リストLを元の態様(図6参照)のリストに戻すためのボタンである。
<代理ログイン処理>
次に、経営支援システム1による代理ログイン処理について、図10を参照して説明する。
先ず、CPU21は、端末装置3の表示部35に表示させたログイン画面(図示省略)において、認証情報(例えば、ID(又はメールアドレス)及びパスワード)の入力を伴うログイン要求がなされたか否かを判定する(ステップS101)。
ステップS101において、ログイン要求がなされていないと判定された場合(ステップS101;NO)、CPU21は、ステップS101の判定処理を繰り返し行う。
一方、ステップS101において、ログイン要求がなされたと判定された場合(ステップS101;YES)、CPU21は、入力された認証情報に対する認証が成功したか否かを判定する(ステップS102)。本実施形態では、CPU21は、入力された認証情報と、アカウントDB23aに記憶されているいずれかのアカウントに係る認証情報と、が一致する場合に、認証が成功したと判定する。
ステップS102において、入力された認証情報に対する認証が成功していない、すなわち失敗したと判定された場合(ステップS102;NO)、CPU21は、ステップS101の判定処理へ戻り、当該処理を繰り返し行う。
一方、ステップS102において、入力された認証情報に対する認証が成功したと判定された場合(ステップS102;YES)、CPU21は、当該認証に成功したアカウントが専門家アカウントであるか否かを判定する(ステップS103)。
ステップS103において、上記認証に成功したアカウントが専門家アカウントでないと判定された場合(ステップS103;NO)、CPU21は、代理ログイン処理を終了する。
一方、上記認証に成功したアカウントが専門家アカウント(例えば、専門家アカウント「A005」;「会田計五」氏のアカウント)であると判定された場合(ステップS103;YES)、CPU21は、端末装置3において、顧問先管理画面(TOP画面)に顧問先リストL(図6参照)を表示させる(ステップS104)。
次いで、CPU21は、表示設定要求がなされたか、すなわち、顧問先管理画面において、表示設定ボタンB3が操作(タッチ操作又はクリック操作)されたか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105において、表示設定要求がなされていないと判定された場合(ステップS105;NO)、CPU21は、ステップS106をスキップして、ステップS107へ移行する。
一方、ステップS105において、表示設定要求がなされたと判定された場合(ステップS105;YES)、CPU21は、顧問先管理画面に表示されている顧問先リストLを表示設定態様のリスト(図7(a)参照)に切り替え、専門家ユーザによる表示設定に係る操作に基づき表示設定処理を行う(ステップS106)。
次いで、CPU21は、代理ログインの要求がなされたか否か、すなわち、顧問先リストLにおいていずれかの代理ログインボタンL6が操作されたか否かを判定する(ステップS107)。
ステップS107において、代理ログインの要求がなされていないと判定された場合(ステップS107;NO)、CPU21は、ステップS105へ戻り、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS107において、代理ログインの要求がなされたと判定された場合(ステップS107;YES)、CPU21は、端末装置3において、表示設定に応じた一般ユーザ用表示画面を表示させる(ステップS108)。例えば、ステップS106の表示設定処理において、図7(b)に示すように、顧問先の一般ユーザである「佐藤和夫」氏の「給与」及び「POP」に対応するチェックボックスCBを操作し当該チェックボックスCBのチェックを外す処理(表示設定処理)がなされた状態で、「佐藤和夫」氏の従属アカウントによる代理ログインの要求がなされた場合、給与アプリケーションプログラム23iとPOP作成アプリケーションプログラム23jのアイコン(ここでは、アイコンIc、Id、Ig(「給与」、「POP」を対象とするアイコンIg))を非表示(図8参照)とし、当該アイコンに対する入力操作を無効とする設定を行った上で一般ユーザ用表示画面を表示させる。一方、図7(a)に示すように、顧問先の一般ユーザである「佐藤和夫」氏のいずれのチェックボックスCBも操作せず当該チェックボックスCBのチェックを外す処理(表示設定処理)がなされていない状態で、「佐藤和夫」氏の従属アカウントによる代理ログインの要求がなされた場合、図5に示すように、すべてのアイコンIa〜Ie、Igを表示させ、かつ選択可能とする設定を行った上で一般ユーザ用表示画面を表示させる。
そして、ステップS108の処理が終了すると、CPU21は、代理ログイン処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、サーバ2は、他のユーザ(顧問先の一般ユーザ)により一のユーザ(専門家ユーザ)が使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定し、設定された当該機能の一のユーザによる使用を制限したこととなる。
このため、一のユーザ(専門家ユーザ)が間違えて業務に関係ない機能を使用してしまうことを防止することができるので、円滑に業務を遂行させることができる。
また、サーバ2は、一のユーザ(専門家ユーザ)による使用を制限する機能が設定されている場合、当該機能以外の機能を当該一のユーザの操作に基づき選択可能なメニューを表示手段(端末装置3の表示部35)に表示させたこととなる。
このため、一のユーザ(専門家ユーザ)による使用が制限されている機能を選択することができないようにすることができるので、当該一のユーザが間違えて業務に関係ない機能を使用してしまうことを防止することができる。
また、サーバ2は、一のユーザ(専門家ユーザ)による使用が制限されている機能と当該機能以外の機能とを識別可能な態様で上記メニューを表示手段(端末装置3の表示部35)に表示させるので、一のユーザによる使用が制限されていない機能のうちから所望の機能を効率良く選択することができるので、円滑に業務を遂行させることができる。
また、サーバ2は、上記メニューとして、一のユーザ(専門家ユーザ)による使用が制限されている機能以外の機能のみを表示手段(端末装置3の表示部35)に表示させるので、メニューの簡素化を図ることができる。これにより、一のユーザによる使用が制限されていない機能のうちから所望の機能を効率良く選択することができるので、円滑に業務を遂行させることができる。
また、サーバ2は、一のユーザ(専門家ユーザ)が自身のアカウントを利用して当該サーバ2にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザ(顧問先の一般ユーザ)のアカウントを利用して当該サーバ2にログインするためのログイン処理を実行したこととなる。また、サーバ2は、一のユーザが自身のアカウントを利用してサーバ2にログインした際に、他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定し、上記ログイン処理がなされた際に、設定された上記機能の一のユーザによる使用を制限したこととなる。
このため、一のユーザ(専門家ユーザ)が他のユーザ(顧問先の一般ユーザ)のアカウントを利用して代理ログインを行った際に、当該一のユーザが間違えて業務に関係ない機能を使用してしまうことを防止することができるので、円滑に業務を遂行させることができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部23のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリや、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、顧問先管理画面に表示されている表示設定ボタンB3を専門家ユーザが操作することにより、図7(a)に示すように、顧問先リストLが表示設定態様のリストに切り替わるようにしたが、顧問先リストLの表示態様はこれに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、当初より顧問先リストLに「表示設定」L7の項目を設け、当該項目に顧問先の一般ユーザごとに対応付けられた設定ボタンを配する。そして、専門家ユーザが各設定ボタンを操作することにより、顧問先の一般ユーザごとに上述した表示設定を行えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、表示設定処理において、実行を制限するアプリケーションプログラムそのものを対象として設定を行うようにしたが、各アプリケーションプログラムに関する諸機能の各々を対象として設定を行うようにしてもよい。図12は、各アプリケーションプログラムに関する諸機能の各々を対象とした表示設定処理画面の一例を示す図である。図12に示すように、表示設定処理画面では、表示設定処理の対象となる複数の機能(図12の例では、会計アプリケーションプログラム23hに関する機能)が縦方向に配列されて示されている。また、複数の機能の各々に対して、実行を制限する機能を選択するためのラジオボタンB5が表示されている。この表示設定処理画面が表示される当初は、全ての機能のラジオボタンB5が選択された状態で表示されるようになっており、専門家ユーザは、各機能についていずれかのラジオボタンB5を操作し当該選択を解除することで、実行を制限する機能を設定することができる。例えば、図12では、「取引新規入力」、「取引訂正」、「総勘定元帳」及び「仕訳帳」の機能について実行が制限されている。そして、各機能に対するラジオボタンB5の操作がなされた状態で決定ボタンB6が選択されると、ラジオボタンB5の選択状態を反映した設定データが生成されて(過去に生成されている場合には上書きされて)サーバ2の記憶部23に記憶される。また、会計アプリケーションプログラム23h以外のToDoアプリケーションプログラム23g、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kについても、図12と同様の表示設定処理画面により設定を行うことが可能となっている。
図13は、会計アプリケーションプログラム23hに関する機能の実行を制限する上記表示設定処理がなされた状態において、例えば、「佐藤和夫」氏の従属アカウントによる代理ログインが行われた際の一般ユーザ用表示画面の一例を示す図である。
図13に示すように、実行が制限されている機能(例えば、「取引新規入力」、「取引訂正」、「総勘定元帳」、「仕訳帳」)に係る機能アイコンIh及び実行が制限されているアプリケーションプログラムのアイコン(ここでは、アイコンIa,Ic,Id,Ie)が非表示とされ、当該機能に係る機能アイコンIh及び当該アプリケーションプログラムのアイコンに対する入力操作を無効とする設定がなされる。なお、図14(a),(b)に示すように、実行が制限されている機能に係る機能アイコンIh及び実行が制限されているアプリケーションプログラムのアイコンを半透明としたり、当該機能に係る機能アイコンIh及び当該アプリケーションプログラムのアイコンに×印を重畳表示させたりすることで、一般ユーザ用表示画面上で、実行が制限されている機能等を認識できるようにし、当該機能に係る機能アイコンIh及び当該アプリケーションプログラムのアイコンに対する入力操作を無効とする設定がなされるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、サーバ2の記憶部23がアカウントDB23a、タスクDB23b、会計情報DB23c、給与DB23d、売上情報DB23e、顧問先管理アプリケーションプログラム23f、ToDoアプリケーションプログラム23g、会計アプリケーションプログラム23h、給与アプリケーションプログラム23i、POP作成アプリケーションプログラム23j、売上管理アプリケーションプログラム23kを記憶し、サーバ2のCPU21が上記の各プログラムに基づき業務処理を行い、ユーザがウェブブラウザを操作してサーバ2にアクセスして、データの入出力や閲覧を行う構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、上記の各プログラムを、通信ネットワークNを介して利用することができるアプリケーションソフトに適用し、各ユーザがこのアプリケーションソフトを端末装置3にダウンロードし、端末装置3によって業務処理を行えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態における経営支援システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
他のユーザにより一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記設定手段によって前記一のユーザによる使用を制限する機能が設定されている場合、当該機能以外の機能を当該一のユーザの操作に基づき選択可能なメニューを表示手段に表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された前記機能と当該機能以外の機能とを識別可能な態様で前記メニューを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記表示制御手段は、前記メニューとして、前記設定手段によって設定された前記機能以外の機能のみを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている前記他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段を備え、
前記設定手段は、前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定し、
前記機能制限手段は、前記ログイン処理がなされた際に、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項6>
他のアカウントにより一のアカウントが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のアカウントによる使用を制限する機能を、当該一のアカウント自身の操作に基づき設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のアカウントによる使用を制限する機能制限手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項7>
情報処置装置であって、
一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段によって前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段と、
前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、
を備え、
前記設定手段は、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする情報処理装置。
<請求項8>
コンピュータを、
他のユーザにより一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段、
前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 経営支援システム
2 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
24 操作部
25 表示部
26 通信部
27 バス
3 端末装置
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 操作部
35 表示部
36 無線通信部
37 バス
N 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段と、
    前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、
    前記ログイン処理がなされた際に、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定手段によって前記一のユーザによる使用を制限する機能が設定されている場合、当該機能以外の機能を当該一のユーザの操作に基づき選択可能なメニューを表示手段に表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記設定手段によって設定された前記機能と当該機能以外の機能とを識別可能な態様で前記メニューを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記メニューとして、前記設定手段によって設定された前記機能以外の機能のみを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 情報処置装置であって、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する指定手段と、
    前記指定手段によって指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段と、
    前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する機能制限設定方法であって、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行する第1ステップと、
    前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する第2ステップと、
    前記ログイン処理がなされた際に、前記第2ステップで設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する第3ステップと、
    を有することを特徴とする機能制限設定方法。
  7. 情報処置装置が実行する機能制限設定方法であって、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる第1ステップと、
    前記第1ステップで前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する第2ステップと、
    前記第2ステップで指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行する第3ステップと、
    前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する第4ステップと、
    前記第4ステップで設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する第5ステップと、
    を有し
    前記第4ステップは、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とする機能制限設定方法
  8. 情報処理装置のコンピュータを、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした後、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている他のユーザのアカウントを利用して当該情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段、
    前記一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、前記他のユーザにより当該一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段、
    前記ログイン処理がなされた際に、前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 情報処置装置のコンピュータを、
    一のユーザが自身のアカウントを利用して前記情報処理装置にログインした際に、当該一のユーザに対して代理ログインを許可する代理設定が予めなされている一又は複数の他のユーザの一覧表を表示手段に表示させる表示制御手段、
    前記表示制御手段によって前記表示手段に表示された前記一覧表において前記代理ログインの実行対象となる他のユーザを前記一のユーザの操作に基づき指定する指定手段、
    前記指定手段によって指定された他のユーザのアカウントを利用して前記情報処理装置にログインするためのログイン処理を実行するログイン手段、
    前記他のユーザにより前記一のユーザが使用することを予め許容された機能のうちの当該一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定する設定手段、
    前記設定手段によって設定された前記機能の前記一のユーザによる使用を制限する機能制限手段、
    として機能させ、
    前記設定手段は、前記一覧表が表示された際に、当該一覧表に表示されている前記一又は複数の他のユーザごとに、前記一のユーザによる使用を制限する機能を、当該一のユーザ自身の操作に基づき設定することを特徴とするプログラム。
JP2017057250A 2017-03-23 2017-03-23 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム Active JP6848576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017057250A JP6848576B2 (ja) 2017-03-23 2017-03-23 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017057250A JP6848576B2 (ja) 2017-03-23 2017-03-23 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018160115A JP2018160115A (ja) 2018-10-11
JP6848576B2 true JP6848576B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=63796684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017057250A Active JP6848576B2 (ja) 2017-03-23 2017-03-23 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6848576B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5056111B2 (ja) * 2007-03-28 2012-10-24 富士通株式会社 権限不正使用防止システム
JP5294951B2 (ja) * 2009-04-02 2013-09-18 キヤノン株式会社 プルプリントシステムにおける画像処理装置、書誌情報サーバ及びその制御方法
JP5031056B2 (ja) * 2010-03-31 2012-09-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末及び画面表示制御方法
US8819850B2 (en) * 2012-07-25 2014-08-26 At&T Mobility Ii Llc Management of application access

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018160115A (ja) 2018-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6787190B2 (ja) 認証装置及びプログラム
JP6693435B2 (ja) 認証装置及びプログラム
US20200050464A1 (en) Collaborative and non-collaborative workspace application container with application persistence
JP6252563B2 (ja) 作業支援システム、作業支援方法およびプログラム
JP6862889B2 (ja) 作業支援装置及びプログラム
JP6690564B2 (ja) 作業支援装置及びプログラム
JP6895120B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6946664B2 (ja) 作業支援システム、作業支援方法及びプログラム
JP6848576B2 (ja) 情報処理装置、機能制限設定方法及びプログラム
EP2917850A2 (en) List management in a document management system
JP7095769B2 (ja) 情報処理装置、表示方法及びプログラム
JP6862881B2 (ja) 作業支援装置及びプログラム
US10997567B2 (en) Work support device, work support method and computer readable storage medium
JP2019095850A (ja) 文書処理装置およびプログラム
JP6708181B2 (ja) ローカルサーバ、プログラム及び情報処理システム
JP6481746B2 (ja) 作業支援システム、作業支援方法およびプログラム
JP6822215B2 (ja) データ管理装置及びプログラム
JP6384470B2 (ja) 作業管理装置及びプログラム
JP6798356B2 (ja) データ管理装置及びプログラム
JP6683223B2 (ja) 作業管理装置及びプログラム
JP7102775B2 (ja) 情報処理装置、データ登録支援方法及びプログラム
JP6988233B2 (ja) 情報処理装置、出力方法、プログラム及び情報処理システム
JP7013915B2 (ja) 情報処理装置、データ編集支援方法及びプログラム
JP6822037B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2022037106A (ja) 情報処理装置、データ編集支援方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6848576

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150