JP7095769B2 - 情報処理装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、表示方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、表示方法及びプログラムに関する。
従来、例えば、インターネットを介して利用可能な銀行口座の入出金明細情報の自動仕訳機能を備え通信回線経由で自動仕訳操作できる会計処理システムが開示されている(特許文献1参照)。この会計処理システムは、入出金明細情報に記載されている「摘要」の情報の文字列から勘定科目を推測することにより自動仕訳を行っている。
特開2002-230293号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている会計処理システムでは、仕訳ルールの蓄積が十分になされていないシステム導入の初期段階において自動仕訳が行われると、ユーザにとって最適な自動仕訳が行われないケースが多く、誤った自動仕訳をその都度訂正しなければならないので面倒である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、自動仕訳に対する訂正作業の負担を軽減させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段によって前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る表示方法は、情報処理装置が実行する表示方法であって、過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御ステップと、前記表示制御ステップで前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当ステップと、を含み、前記表示制御ステップは、前記割当ステップでの前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当ステップでの前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、情報処理装置のコンピュータを、過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御手段、前記表示制御手段によって前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、自動仕訳に対する訂正作業の負担を軽減させることができる。
本発明の実施の形態の経営支援システムを示すブロック図である。 サーバの機能構成を示すブロック図である。 勘定科目推測用データテーブルを示す図である。 端末装置の機能構成を示すブロック図である。 仮仕訳データ生成処理を示すフローチャートである。 会計アプリケーションプログラムが起動された際に端末装置の表示部に表示されるトップ画面を示す図である。 仕訳確定処理を示すフローチャートである。 仕訳確定処理の開始直後の登録画面の一例を示す図である。 仮仕訳データの勘定科目を訂正した際の登録画面の一例を示す図である。 仮仕訳データの勘定科目を再度推測した際の登録画面の一例を示す図である。 仮仕訳データの勘定科目を再度推測した際に表示されるダイアログ画面の一例を示す図である。 更新後の勘定科目推測用データテーブルの一例を示す図である。 仕訳帳表示画面の一例を示す図である。 仕訳帳表示画面の一例を示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<経営支援システム1の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態の構成を説明する。図1は、本実施形態の経営支援システム1の概略構成図である。
本実施形態の経営支援システム1は、例えば、経営者であるユーザが行う会計管理業務、給与管理業務、売上集計管理業務を支援するシステムである。
図1に示すように、経営支援システム1は、サーバ(情報処理装置)2と、複数の端末装置3と、インターネットバンキングサーバ100とを備えている。また、サーバ2と端末装置3とインターネットバンキングサーバ100とは、通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。
サーバ2は、例えば、クラウド上のサーバであり、上述した会計管理業務を支援するための会計サービス、給与管理業務を支援するための給与サービス、売上集計管理業務を支援するための売上サービスを提供する。
端末装置3は、例えば、個人企業のオーナー、中小企業のオーナー、個人商店の店主等のユーザが所持する端末装置である。この端末装置3としては、例えば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、デスクトップPC等が挙げられる。
また、端末装置3は、ブラウザ等により、ユーザの操作入力を受け付けてサーバ2に送信し、サーバ2から送信されて受信した情報を表示する。
インターネットバンキングサーバ100は、例えば、クラウド上のサーバであり、銀行・クレジットカードの入金明細データ又は出金明細データ(以下、入出金明細データと称す)を提供する。
通信ネットワークNは、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしても良い。
<サーバ2の構成>
次に、図2及び図3を参照して、サーバ2の構成について説明する。図2は、サーバ2の機能的構成を示すブロック図である。図3は、勘定科目推測用データテーブル23aの一例を示す図である。
図2に示すように、サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM
(Random Access Memory)22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26とを備えている。また、サーバ2の各部は、バス27を介して接続されている。
CPU(推測手段、第1の表示制御手段、表示制御手段、変更手段、再推測手段、第2の表示制御手段、登録手段、更新手段、取得手段)21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラムやアプリケーションプログラムといった各種のプログラムを読み出してRAM22のワークエリアに展開し、当該プログラムに従ってサーバ2の各部の動作を制御する。例えば、CPU21は、アプリケーションプログラムの実行結果に応じて、端末装置3の表示部35に当該実行結果に係る表示を行わせるための制御信号を生成し、通信部26を介して端末装置3に送信する。
RAM22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュ
メモリなどにより構成される。
記憶部23には、CPU21で実行されるシステムプログラム、Webサーバプログラム等のアプリケーションプログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。アプリケーションプログラムには、会計アプリケーションプログラム、給与アプリケーションプログラム、売上集計管理アプリケーションプログラムといった各種プログラムが含まれる。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。CPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、上記プログラムの実行に必要なデータには、後述する仕訳確定処理が実行される際に必要な仮仕訳データが含まれる。この仮仕訳データは、後述する仮仕訳データ生成処理によって生成されるデータである。
また、記憶部23には、仮仕訳データ生成処理及び仕訳確定処理で使用される勘定科目推測用データテーブル23aが記憶されている。
図3に示すように、勘定科目推測用データテーブル23aは、摘要文字列と勘定科目と更新回数と最終更新日時とが対応付けられたテーブルである。ここで、摘要文字列とは、摘要(伝票摘要)に記される一般的な文字列(例えば、○○ガス、△△電力等)である。更新回数とは、仕訳確定処理において登録(取引登録)がなされた仮仕訳データの勘定科目が現在までに何度用いられたかを表す度数である。例えば、摘要文字列「ラクイチタクシー」を含むとともに、勘定科目を「旅費交通費」とする仮仕訳データにより登録がなされた場合、図3に示すように、摘要文字列「ラクイチタクシー」と勘定科目「旅費交通費」とに対応付けられている更新回数が1インクリメントされ、最終更新日時が、当該登録がなされた日時に更新されることとなる。なお、登録がなされる仮仕訳データの摘要文字列と勘定科目の組合せが勘定科目推測用データテーブル23aに存在しない場合には、この仮仕訳データに係るレコードキー(摘要文字列及び勘定科目)が勘定科目推測用データテーブル23aに新たに登録され、当該レコードキーに対応付けられた更新回数と最終更新日時とが記録されるようになっている。
操作部24は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有している。また、操作部24は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
表示部25は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部25には、CPU21から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部26は、例えば、ネットワークカード等により構成されている。また、通信部26は、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の機器(例えば、端末装置3等)との通信を行う。
<端末装置3の構成>
次に、図4を参照して、端末装置3の機能的構成について説明する。図4は、端末装置3の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、端末装置3は、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作部34と、表示部35(表示手段)と、無線通信部36とを備えている。また、端末装置3の各部は、バス37を介して接続されている。
CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラムやアプリケーションプログラムといった各種プログラムを読み出してRAM32のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って端末装置3の各部の動作を制御する。例えば、CPU31は、ブラウザなどの情報表示入力プログラムを実行して、操作部34に対するユーザの入力操作の内容に基づく情報を無線通信部36によりサーバ2に送信させたり、サーバ2から受信した情報を表示部35に表示させたりする。
RAM32は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU31により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
記憶部33は、例えば、HDD、SSD、EEPROM、フラッシュメモリなどにより構成される。記憶部33には、CPU31で実行されるシステムプログラムやWebブラウザ等のアプリケーションプログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
操作部34は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。
タッチパネルは、表示部35と一体となって形成され、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、ユーザによる表示部35上の接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU31に出力する。
表示部35は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等から構成されている。また、表示部35には、CPU31から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
無線通信部36は、例えば、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成されている。また、無線通信部36は、通信ネットワークNに接続されている基地局やアクセスポイント等と無線電波により情報の送受信を行い、通信ネットワークN上の機器(例えば、サーバ2等)との通信を行う。
<サーバ2の動作>
次に、図5を参照して、本実施形態のサーバ2により行われる仮仕訳データ生成処理について説明する。図5は、仮仕訳データ生成処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、CPU21は、例えば、夜間などサーバ2のリソースが比較的空いている時間帯において、インターネットバンキングサーバ100から入出金明細データを逐次取得する(ステップS101)。
次いで、CPU21は、ステップS101で取得された入出金明細データごとに、勘定科目推測用データテーブル23aを利用して、各入出金明細データの勘定科目を推測する(ステップS102)。
具体的には、所定の仕訳ルールとして、取得された入出金明細データの摘要文字列が勘定科目推測用データテーブル23aに存在する場合、CPU21は、この摘要文字列に対応付けられている勘定科目を導出する。ここで、摘要文字列に対応付けられている勘定科目が複数存在する場合、CPU21は、更新回数が最も多い勘定科目を導出する。また、更新回数が最も多い勘定科目が複数存在する場合、CPU21は、最終更新日時が最も新しい勘定科目を導出する。
一方、取得された入出金明細データの摘要文字列が勘定科目推測用データテーブル23aに存在しない場合、CPU21は、予め設定がなされている勘定科目(例えば、消耗品費)を導出する。
次いで、CPU21は、ステップS102で推測された勘定科目による仮仕訳データを生成し記憶部23に記録して(ステップS103)、仮仕訳データ生成処理を終了する。
次に、図6~図14を参照して、本実施形態のサーバ2により行われる仕訳確定処理について説明する。図6は、会計アプリケーションプログラムが起動された際に端末装置3の表示部35に表示されるトップ画面4を示す図である。図7は、仕訳確定処理の一例を示すフローチャートである。図8は、仕訳確定処理の実行当初に端末装置3の表示部35に表示される登録画面5を示す図である。図9は、仮仕訳データD2の勘定科目を訂正した際の登録画面5を示す図である。図10は、図9に示す登録画面5において「再推測」ボタン54が押下された際の登録画面5を示す図である。図11は、図9に示す登録画面5において「再推測」ボタン54が押下された際に表示されるダイアログ画面の一例を示す図である。図12は、更新後の勘定科目推測用データテーブル23aを示す図である。図13は、1ページ目の仕訳帳表示画面6を示す図である。図14は、2ページ目の仕訳帳表示画面6を示す図である。
仕訳確定処理は、例えば、図6に示す会計アプリケーションプログラムのトップ画面4が表示部35に表示されている状態において、ユーザ端末を介してユーザにより「ネットバンクから」アイコン41が押下されたときに実行される。なお、当該トップ画面4には、後述する仕訳帳表示画面6を表示させるための「仕訳帳」アイコン42など会計管理業務を行うための各種アイコンが設けられている。
図7に示すように、まず、CPU21は、会計アプリケーションプログラム起動時のトップ画面4において、「ネットバンクから」アイコン41が押下された場合、記憶部23から仮仕訳データを読み出して、図8に示す登録画面5を表示部35に表示させる(ステップS201)。
登録画面5は、決済方法、取引日付、区分、取引摘要、取引金額、勘定科目(推測)により構成される仮仕訳データ(図8では仮仕訳データD1~D10)をユーザに確認させ、仮仕訳データの勘定科目に誤りが無い場合には、ユーザ操作による当該仮仕訳データの登録を受け付ける画面となっている。一方、登録画面5は、仮仕訳データの勘定科目に誤りがある場合には、ユーザ操作による当該勘定科目の訂正を受け付け、訂正後の仮仕訳データの登録を受け付ける画面となっている。
登録画面5に一覧表示されている各仮仕訳データの表示領域には、登録(取引登録)を行うための「登録」ボタン51、仮仕訳データを削除するための「削除」ボタン52が設けられている。また、各仮仕訳データの勘定科目の表示欄53は、プルダウン型となっており、表示欄53を操作することによりプルダウンメニューが表示され、メニュー表示された勘定科目のうちから一の勘定科目を指定することよって、勘定科目を訂正することができるようになっている。
次いで、CPU21は、上述の勘定科目の表示欄53において、勘定科目の訂正操作がなされたか否かを判定する(ステップS202)。
ステップS202において、勘定科目の訂正操作がなされたと判定された場合(ステップS202;YES)、CPU21は、各仮仕訳データの勘定科目を再推測させるための「再推測」ボタン54(図9参照)を表示させる(ステップS203)。例えば、図8に示す仮仕訳データD2の勘定科目の表示欄53に表示されている消耗品費を、図9に示すように、仕入高に訂正する操作がなされた場合、登録画面5の右下部に「再推測」ボタン54が表示されるようになっている。
次いで、CPU21は、「再推測」ボタン54の操作がなされたか否かを判定する(ステップS204)。
ステップS204において、「再推測」ボタン54の操作がなされていないと判定された場合(ステップS204;NO)、CPU21は、ステップS202へ戻り、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS204において、「再推測」ボタン54の操作がなされたと判定された場合(ステップS204;YES)、CPU21は、勘定科目推測用データテーブル23aを利用して、各仮仕訳データの勘定科目を再度推測する(ステップS205)。ここで、各仮仕訳データの勘定科目の推測方法は、上述した仮仕訳データ生成処理で行われる各入出金明細データの勘定科目の推測方法と基本的には同一であるが、ステップS202で訂正操作がなされたと判定された勘定科目に関して勘定科目推測用データテーブル23aの当該勘定科目に対応付けられている更新回数を暫定的にインクリメントした状態で各仮仕訳データの勘定科目を推測する点で異なっている。例えば、上述の例のように、仮仕訳データD2の勘定科目の表示欄53に表示されている消耗品費を、図9に示すように、仕入高に訂正する操作がなされている場合、勘定科目推測用データテーブル23aの摘要文字列をスーパーアドプス、勘定科目を仕入高とするレコードキーに対応付けられている更新回数を暫定的に1インクリメントした状態で各仮仕訳データD1~D10の勘定科目が再度推測されることとなる。
次いで、CPU21は、ステップS205で再度推測された勘定科目による仮仕訳データに基づき、登録画面5を表示部35に更新表示させ(ステップS206)、ステップS202に戻り、それ以降の処理を繰り返し行う。なお、登録画面5の更新表示がなされた場合、「再推測」ボタン54は非表示とされる。
例えば、上述の例のように、勘定科目推測用データテーブル23aの摘要文字列をスーパーアドプス、勘定科目を仕入高とするレコードキーに対応付けられている更新回数を暫定的に1インクリメントした状態で各仮仕訳データD1~D10の勘定科目が再度推測され、仮仕訳データD2と同様に摘要文字列をスーパーアドプスとする仮仕訳データD5、D8、D10についても勘定科目が仕入高であると再推測(導出)された場合、図10に示すように、各仮仕訳データD2、D5、D8、D10の勘定科目の表示欄53に仕入高が表示された状態の登録画面5が表示部35に更新表示されることとなる。また、このとき仮仕訳データD1、D3、D4、D6、D7、D9については、摘要文字列がスーパーアドプスではないため、これらの仮仕訳データの勘定科目については変更がなされることなく登録画面5が表示部35に更新表示されることとなる。なお、このとき仮仕訳データD5、D8、D10の各々の勘定科目の表示欄53に表示される仕入高の文字を、例えば点滅表示させたり、当初の表示色と異なる色で表示させることによって、当初の表示欄53に表示されていた勘定科目(消耗品費)と異なることをユーザが識別できるようにしてもよい。一方、各仮仕訳データD1~D10の勘定科目が再度推測され、摘要文字列をスーパーアドプスとする仮仕訳データD2、D5、D8、D10について勘定科目が消耗品費であると再推測(導出)された場合、図8に示すように、各仮仕訳データD2、D5、D8、D10の勘定科目の表示欄53に消耗品費が表示された状態、すなわち仮仕訳データD2の勘定科目が消耗品費に戻された状態の登録画面5が表示部35に更新表示されることとなる。また、このとき仮仕訳データD1、D3、D4、D6、D7、D9については、摘要文字列がスーパーアドプスではないため、これら仮仕訳データの勘定科目については変更がなされることなく登録画面5が表示部35に更新表示されることとなる。なお、このとき仮仕訳データD2の勘定科目の表示欄53に表示される消耗品費の文字を、例えば点滅表示させたり、訂正時の勘定科目(仕入高)の表示色と異なる色で表示させることによって、当該訂正時の表示欄53に表示されていた勘定科目(仕入高)と異なることをユーザが識別できるようにしてもよい。また、各仮仕訳データD1~D10の勘定科目が再度推測された際に、例えば、図11に示すダイアログ画面55を登録画面5に重畳表示させることによって、当該訂正時の表示欄53に表示されていた勘定科目(仕入高)が再変更された(戻された)ことをユーザが確認できるようにしてもよい。このダイアログ画面55では、画面内に設けられている確認ボタン56を操作することによって、ダイアログ画面55を閉じることができるようになっている。
また、ステップS202において、勘定科目の訂正操作がなされていないと判定された場合(ステップS202;NO)、CPU21は、「登録」ボタン51の操作がなされたか否かを判定する(ステップS207)。
ステップS207において、「登録」ボタン51の操作がなされたと判定された場合(ステップS207;YES)、CPU21は、「登録」ボタン51の操作対象の仮仕訳データを登録(取引登録)する(ステップS208)。例えば、図10に示されている仮仕訳データD1に係る「登録」ボタン51の操作がなされた場合、仮仕訳データD1が登録されることとなる。そして、仮仕訳データD1と同様に、仮仕訳データD2~D10についても、それぞれのデータに係る「登録」ボタン51の操作がなされ、仮仕訳データD2~D10が登録されると、図12に示すように、例えば、勘定科目推測用データテーブル23aの摘要文字列をスーパーアドプス、勘定科目を仕入高とするレコードキーに対応付けられている更新回数が4に更新されるとともに、最終更新日時が2017年3月4日の9時45分に更新されるようになっている。また、摘要文字列をスイドウキョク、勘定科目を水道光熱費とするレコードキーや、摘要文字列をラクイチタクシー、勘定科目を旅費交通費とするレコードキー、摘要文字列をパスタアンドカフェ、勘定科目を接待交際費とするレコードキー、摘要文字列を○○ガス、勘定科目を水道光熱費とするレコードキー、摘要文字列を△△電力、勘定科目を水道光熱費とするレコードキーの各々に対応付けられている更新回数及び最終更新日時も更新されるようになっている。
一方、ステップS207において、「登録」ボタン51の操作がなされていないと判定された場合(ステップS207;NO)、CPU21は、ステップS208をスキップして、ステップS209へ移行する。
次いで、CPU21は、仕訳確定処理を終了させる終了操作(例えば、登録画面5を閉じる操作)がなされたか否かを判定する(ステップS209)。
ステップS209において、仕訳確定処理を終了させる終了操作がなされていないと判定された場合(ステップS209;NO)、CPU21は、ステップS202に戻り、それ以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS209において、仕訳確定処理を終了させる終了操作がなされたと判定された場合(ステップS209;YES)、CPU21は、仕訳確定処理を終了し、表示部35に上記トップ画面4(図6参照)を表示させる。なお、例えば、ここでトップ画面4に表示されている「仕訳帳」アイコン42が操作されると、仕訳帳が閲覧可能となり、上述の仕訳確定処理等により仕訳(仮仕訳データの勘定科目)を確定し取引登録がなされた取引データを確認することができるようになっている。具体的には、「仕訳帳」アイコン42が操作されると、図13及び図14に示すように、仕訳帳表示画面6が表示され、取引データとして、取引摘要、借方勘定科目、借方金額、貸方勘定科目、及び貸方金額が取引日付の順に表示されるようになっており、ステップS208で登録(取引登録)された、例えば、決済方法をAA銀行、取引日付を2017年2月6日、区分を支出、取引摘要をスイドウキョク、取引金額を8900(円)、勘定科目を水道光熱費とする取引データ等が一覧表示されるようになっている。
以上、本実施の形態によれば、サーバ2は、所定の仕訳ルールに基づいて入金明細データ又は出金明細データの勘定科目を推測し、推測された勘定科目による仮仕訳データを端末装置3の表示部35に表示させ、表示された仮仕訳データの勘定科目をユーザ操作に基づき変更し、勘定科目が変更された場合、ユーザ操作に基づき、変更内容が反映された所定の仕訳ルールに基づいて入金明細データ又は出金明細データの勘定科目を再度推測し、再度推測された勘定科目による仮仕訳データを端末装置3の表示部35に表示させたこととなる。
このため、複数の仮仕訳データが表示部35に表示されている場合、そのうちの一の仮仕訳データの勘定科目を変更して当該複数の仮仕訳データの勘定科目を再度推測させることにより、勘定科目を変更した仮仕訳データの摘要文字列と同一の摘要文字列を有する他の仮仕訳データの勘定科目を、変更した勘定科目に自動的に訂正することが可能となる。これにより、各仮仕訳データに対して一一勘定科目を訂正する手間を省くことができるようになるので、勘定科目の自動仕訳に対する訂正作業の負担を軽減させることができる。
また、所定の仕訳ルールは、摘要文字列と勘定科目と更新回数とが対応付けられている勘定科目推測用データテーブル23aに基づいて入金明細データ又は出金明細データの摘要の文字列と一致する摘要文字列に対応付けられている勘定科目を割り当てることとしたので、過去の仕訳実績等を考慮して仮仕訳データの勘定科目を好適に推測することができる。
また、サーバ2は、勘定科目推測用データテーブル23aにおける、変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する他の勘定科目の更新回数を上回っている場合、当該変更された勘定科目を導出したこととなる。また、サーバ2は、勘定科目推測用データテーブル23aにおける、変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する他の勘定科目の更新回数を下回っている場合、当初の仮仕訳データの勘定科目を導出したこととなる。また、サーバ2は、勘定科目推測用データテーブル23aにおける、変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する勘定科目のうちで最も多く、かつ、当該同一の摘要文字列に対する勘定科目のうちに当該更新回数と同数の勘定科目がある場合、当該勘定科目のうちで最終更新日時が最も新しい勘定科目を導出したこととなる。
このため、仮仕訳データの勘定科目に対して再度推測がなされる際に、過去の仕訳実績に変更された勘定科目の変更回数を加味するので、ユーザに最適な仕訳を行うことができるようになる。
また、サーバ2は、端末装置3の表示部35に表示された仮仕訳データの取引登録をユーザ操作に基づき行い、仮仕訳データの取引登録がなされた場合、勘定科目推測用データテーブル23aのうち当該仮仕訳データに係る摘要文字列と勘定科目との組み合わせに一致する摘要文字列と勘定科目との組み合わせに対応付けられた更新回数を更新したこととなる。
このため、仮仕訳データの取引登録がなされるごとに勘定科目推測用データテーブル23aにデータ(仕訳ルール)が蓄積されていくこととなるので、ユーザにとってより最適な仕訳を行うことができるようになる。
また、サーバ2は、インターネットバンキングサーバから入金明細データ又は出金明細データを逐次取得するので、当該入金明細データ又は当該出金明細データの仕訳処理を自動的に行うことができる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部23のHDD、SSD等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
また、上記実施の形態における経営支援システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
所定の仕訳ルールに基づいて入金明細データ又は出金明細データの勘定科目を推測する推測手段と、
前記推測手段によって推測された勘定科目による仮仕訳データを表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段によって表示された前記仮仕訳データの勘定科目をユーザ操作に基づき変更する変更手段と、
前記変更手段によって勘定科目が変更された場合、ユーザ操作に基づき、変更内容が反映された前記所定の仕訳ルールに基づいて前記入金明細データ又は前記出金明細データの勘定科目を再度推測する再推測手段と、
前記再推測手段によって再度推測された勘定科目による仮仕訳データを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記第2の表示制御手段は、前記再推測手段によって再度推測された勘定科目が前記推測手段によって推測された勘定科目と異なる場合、当該再推測手段によって再推測された勘定科目が当該推測手段によって推測された勘定科目と異なることを識別可能な態様で当該勘定科目を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記第2の表示制御手段は、前記再推測手段によって再度推測された勘定科目が前記変更手段によって変更された勘定科目と異なり、かつ、前記推測手段によって推測された勘定科目と同一である場合、当該再推測手段によって再度推測された勘定科目が当該推測手段によって推測された勘定科目と同一であることを識別可能な態様で当該勘定科目を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
所定の仕訳ルールに基づいて入金明細データ又は出金明細データの勘定科目を推測する推測手段と、
前記推測手段によって推測された勘定科目による仮仕訳データを表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段によって表示された前記仮仕訳データの勘定科目をユーザ操作によって入力された勘定科目に変更する変更手段と、
前記変更手段によって勘定科目が変更された場合、所定のユーザ操作に応じて、変更内容が反映された前記所定の仕訳ルールに基づいて前記入金明細データ又は前記出金明細データの勘定科目を再度推測する再推測手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記再推測手段によって再度推測された勘定科目による仮仕訳データを前記表示手段に表示させることを特徴とする情報処理装置。
<請求項5>
前記所定の仕訳ルールは、摘要文字列と勘定科目と更新回数とが対応付けられている勘定科目推測用データに基づいて前記入金明細データ又は前記出金明細データの摘要の文字列と一致する摘要文字列に対応付けられている勘定科目を割り当てることとすることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記再推測手段は、前記勘定科目推測用データにおける、前記変更手段によって変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する他の勘定科目の更新回数を上回っている場合、当該変更手段によって変更された勘定科目を導出することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記再推測手段は、前記勘定科目推測用データにおける、前記変更手段によって変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する他の勘定科目の更新回数を下回っている場合、前記推測手段により推測された勘定科目を導出することを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記勘定科目推測用データは、更新日時が更に対応付けられており、
前記再推測手段は、前記勘定科目推測用データにおける、前記変更手段によって変更された勘定科目の変更回数を反映させた当該勘定科目の更新回数が同一の摘要文字列に対する勘定科目のうちで最も多く、かつ、当該同一の摘要文字列に対する勘定科目のうちに当該更新回数と同数の勘定科目がある場合、当該勘定科目のうちで更新日時が最も新しい勘定科目を導出することを特徴とする請求項5~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。<請求項9>
前記推測手段と前記再推測手段とのうちのいずれかにより推測された勘定科目による仮仕訳データの取引登録をユーザ操作に基づき行う登録手段と、
前記登録手段によって前記仮仕訳データの取引登録がなされた場合、前記勘定科目推測用データのうち当該仮仕訳データに係る摘要文字列と勘定科目との組み合わせに一致する摘要文字列と勘定科目との組み合わせに対応付けられた更新回数を更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする請求項5~8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項10>
インターネットバンキングサーバから前記入金明細データ又は前記出金明細データを逐次取得する取得手段を備えることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項11>
前記推測手段は、前記取得手段により前記入金明細データ又は前記出金明細データが取得されたタイミングに応じて、当該入金明細データ又は当該出金明細データの勘定科目を推測することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
<請求項12>
コンピュータを、
所定の仕訳ルールに基づいて入金明細データ又は出金明細データの勘定科目を推測する推測手段、
前記推測手段によって推測された勘定科目による仮仕訳データを表示手段に表示させる第1の表示制御手段、
前記第1の表示制御手段によって表示された前記仮仕訳データの勘定科目をユーザ操作に基づき変更する変更手段、
前記変更手段によって勘定科目が変更された場合、ユーザ操作に基づき、変更内容が反映された前記所定の仕訳ルールに基づいて前記入金明細データ又は前記出金明細データの勘定科目を再度推測する再推測手段、
前記再推測手段によって再度推測された勘定科目による仮仕訳データを前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 経営支援システム
2 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
23a 勘定科目推測用データテーブル
24 操作部
25 表示部
26 通信部
27 バス
3 端末装置
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 操作部
35 表示部
36 無線通信部
37 バス
100 インターネットバンキングサーバ
N 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記明細データは、摘要文字列が含まれた入金明細データまたは出金明細データである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記仕訳ルールは、前記摘要文字列に基づいている、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置が実行する表示方法であって、
    過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップで前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当ステップと、
    を含み、
    前記表示制御ステップは、前記割当ステップでの前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当ステップでの前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、
    ことを特徴とする表示方法。
  5. 情報処理装置のコンピュータを、
    過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てて仕訳データとして表示手段に表示させる表示制御手段、
    前記表示制御手段によって前記表示手段に表示されている前記仕訳データにおいて前記複数の明細データの何れかに割り当てられている勘定科目がユーザ操作によって訂正された場合に、この訂正後の仕訳データが前記過去の仕訳実績に含まれるように前記過去の仕訳実績を更新するとともにこの更新後の過去の仕訳実績に基づいた仕訳ルールに従って前記複数の明細データのそれぞれに勘定科目を割り当てなおす割当手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおしに伴なって、前記ユーザ操作によって訂正された勘定科目がもとに戻った場合には、前記割当手段による前記勘定科目の割り当てなおし後の前記仕訳データを表示させる際に前記もとに戻ったことが識別可能なように前記仕訳データを表示させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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