JP6848461B2 - レーザレーダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定置型のレーザレーダ装置に関するものである。
特許文献1には、定置型のレーザレーダ装置が開示されている。このレーザレーダ装置は、レーザ光を発生させるレーザダイオードと、レーザ光を外部に射出するミラー及び回動偏向機構と、レーザ光の反射光を受光するフォトダイオードと、それらの部材を収容するケースと、を備える。また、ケースには、レーザ光とその反射光を通過させるレーザ光透過板(透光カバー)が設けられている。
特開2010−151788号公報
定置型のレーザレーダ装置には、外部からの汚れや結露が透光カバーに付着すると検出精度が低下するという問題がある。泥はね等の汚れは、汚れ防止部材を設ければある程度防止できるが、結露を防止するのは困難な場合がある。特に、鉄道の踏切等に用いられる定置型のレーザレーダ装置は、分散して設置されており、また、設置数が多いため、一旦結露が生じるような状態になると清掃対象が多く作業は困難である。このため、透光カバーの結露を予防することが望まれている。しかしながら、従来は、結露の予防について十分な工夫がなされていないのが実情であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の各形態は、定置型のレーザレーダ装置であって、レーザ光を外部に射出するとともに、外部の物体によって反射された前記レーザ光の反射光を受光するレーザレーダ光学系と、前記レーザレーダ光学系を収容し、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる透光カバーを有する光学系ケースと、前記透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することによって、前記透光カバーの外側に結露を生じることを予防するエアカーテン装置と、を備える。
<第1の形態>
第1の形態では、前記光学系ケースは、前記透光カバーの上部において前方に突出する上端板状部材を有し、前記第1エアカーテンは、前記透光カバーの外側において前記上端板状部材に向けて下方から上方に空気を送り出すように構成されている。
第1の形態のレーザレーダ装置によれば、透光カバーの外側に第1エアカーテンが形成されるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。また、第1エアカーテンが透光カバーの外側において上端板状部材に向けて下方から上方に空気を送り出すので、第1エアカーテンによって透光カバーの結露を予防できるだけでなく、透光カバーを保護する上端板状部材の外縁に氷柱が形成されることを予防できる。
<第2の形態>
第2の形態では、前記エアカーテン装置は、空気を送り出すエアファンと、前記エアファンと前記光学系ケースとを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記光学系ケースの前記透光カバーと対応する位置に、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる開口を有し、前記ハウジングは、更に、前記エアファンから送り出された空気を前記第1エアカーテンとして前記透光カバーの外側に供給するエアカーテン形成流路を有するように構成されている。
第2の形態のレーザレーダ装置によれば、エアファンとエアカーテン形成流路とを用いて透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することができるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
<第3の形態>
第3の形態では、前記エアカーテン装置は、更に、前記第1エアカーテンよりも外側の位置において、第2エアカーテンを形成するように構成されている。
第3の形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテンよりも外側の位置に第2エアカーテンが形成されるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防でき、加えて、第2エアカーテンによって透光カバーへの埃や雪等の付着を予防できる。
(1)本発明の一形態によれば、レーザレーダ装置が提供される。この定置型のレーザレーダ装置は、レーザ光を外部に射出するとともに、外部の物体によって反射された前記レーザ光の反射光を受光するレーザレーダ光学系と、前記レーザレーダ光学系を収容し、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる透光カバーを有する光学系ケースと、前記透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することによって、前記透光カバーの外側に結露を生じることを予防するエアカーテン装置と、を備える。
この形態のレーザレーダ装置によれば、透光カバーの外側に第1エアカーテンが形成されるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
(2)上記形態のレーザレーダ装置において、前記エアカーテン装置は、空気を送り出すエアファンと、前記エアファンと前記光学系ケースとを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記光学系ケースの前記透光カバーと対応する位置に、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる開口を有し、前記ハウジングは、更に、前記エアファンから送り出された空気を前記第1エアカーテンとして前記透光カバーの外側に供給するエアカーテン形成流路を有してもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、エアファンとエアカーテン形成流路とを用いて透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することができるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
(3)上記形態のレーザレーダ装置において、前記エアカーテン装置は、更に、前記第1エアカーテンよりも外側の位置において、第2エアカーテンを形成してもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテンよりも外側の位置に第2エアカーテンが形成されるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防でき、加えて、第2エアカーテンによって透光カバーへの埃や雪等の付着を予防できる。
(4)上記形態のレーザレーダ装置において、前記第1エアカーテンと前記第2エアカーテンのそれぞれの空気の流れ方向は、逆向きであってもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、仮に埃や雪等が第2エアカーテンの空気の流れ方向に沿って第2エアカーテンを突破しても、第1エアカーテンの空気の流れ方向が埃や雪等の進行方向と逆になるので、第1エアカーテンが埃や雪等が透光カバーに付着することを予防できる。
(5)上記形態のレーザレーダ装置において、前記第1エアカーテンの空気の流れ方向は、下方から上方へ向いており、前記第2エアカーテンの空気の流れ方向は、上方から下方へ向いているようにしてもよい。
埃や雪等は、上方から下方に向けて降りかかる可能性が大きい。この形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテンの空気の流れ方向が下方から上方へ向いているので、仮に上方から下方に向けて降りかかる埃や雪等が第2エアカーテンを突破しても、第1エアカーテンが埃や雪等の進行を抑制でき、透光カバーへの付着を確実に予防できる。
(6)上記形態のレーザレーダ装置において、前記エアカーテン装置は、空気を送り出すエアファンと、前記エアファンと前記光学系ケースとを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記光学系ケースの前記透光カバーと対応する位置に、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる開口を有し、前記ハウジングは、更に、前記エアファンから送り出された空気を前記第1エアカーテンとして前記透光カバーの外側に供給するエアカーテン形成流路を有するとともに、前記第1エアカーテンの空気が前記透光カバーの外側を通過した後に前記空気の流れを折り返すことによって前記第2エアカーテンを形成する第1案内流路を有してもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテン及び第2エアカーテンが形成されるので、透光カバーの外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防でき、加えて、透光カバーへの埃や雪等の付着を予防できる。
(7)上記形態のレーザレーダ装置において、前記エアカーテン形成流路は、前記透光カバーの外側の下方の位置に設けられており、前記エアファンは、前記エアカーテン形成流路の下方から上方に向けて空気を送り出し、前記第1案内流路は、前記ハウジングの前記開口の上方に設けられており、前記第1エアカーテンの空気が前記透光カバーの外側を下方から上方に向かって通過した後に前記空気の流れを上方から下方に向けて折り返すことによって前記第2エアカーテンを形成してもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテンの空気が透光カバーの外側を下方から上方に向かって通過するので、仮に上方から下方に向けて降りかかる埃や雪等が第2エアカーテンを突破しても、第1エアカーテンが埃や雪等の進行を抑制でき、透光カバーへの付着を予防できる。
(8)上記形態のレーザレーダ装置において、前記ハウジングは、更に、外部から前記レーザレーダ装置に向かって流れる空気を折り返して前記第1案内流路の途中に合流させる第2案内流路を有してもよい。
第1エアカーテンの空気を第1案内流路内に取り入れる際に、一部の空気が分散して空気の量が減少する可能性がる。この形態のレーザレーダ装置によれば、第2案内流路が外部の空気を第1案内流路の途中に合流させるので、第2エアカーテンを補強することができる。
(9)上記形態のレーザレーダ装置において、前記ハウジングは、更に、前記開口の下端部において外側に向けて突出する下端板状部材と、前記エアファンから送り出された空気の一部を前記下端板状部材に沿って外部へ案内する分岐流路と、を有してもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、エアファンから送り出された空気の一部が下端板状部材に沿って外部に流れるので、冬季に下端板状部材に雪が堆積することを予防できる。
(10)上記形態のレーザレーダ装置において、前記エアカーテン装置は、前記第1エアカーテンとなる空気を加熱する加熱装置を備えてもよい。
この形態のレーザレーダ装置によれば、第1エアカーテンの温度が上昇するので、特に冬季において、透光カバーの外側に結露が生じることを更に予防できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、レーザレーダ用結露予防装置等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態におけるレーザレーダ装置の概略説明図。 レーザレーダ本体の内部構成の一例を説明する図。 レーザレーダ装置の側面図。 レーザレーダ装置の上面図。 第2実施形態におけるレーザレーダ装置の側面図。 第3実施形態におけるレーザレーダ装置の側面図。 第4実施形態におけるレーザレーダ装置の側面図。 第5実施形態におけるレーザレーダ装置の側面図。 第6実施形態におけるレーザレーダ装置の側面図。 第6実施形態におけるレーザレーダ装置の上面図。
・第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態における定置型のレーザレーダ装置900の概略説明図である。レーザレーダ装置900は、レーザレーダ本体100と、エアファン300と、レーザレーダ本体100とエアファン300とを収容するハウジング200とを備える。エアファン300とハウジング200は、エアカーテン装置を構成する。図1において、レーザレーダ装置900を正面から見たとき、レーザレーダ装置900の鉛直上下方向がX方向であり、左右方向がY方向であり、前後方向がZ方向である。
レーザレーダ本体100は、レーザレーダ光学系(後述)と、レーザレーダ光学系を収容するとともに透光カバー140を有する光学系ケース110とを備える。光学系ケース110は、X方向に延びる中空の収容体である。図1の例では、光学系ケース110は、細長い繭をその長手方向の中心軸に沿って1/2に分割した形状を有する。光学系ケース110の略中央には、光学系ケース110の一部を切欠いた開口130が設けられている。開口130には、透光カバー140が嵌め込まれている。この透光カバー140は、レーザレーダ光学系から射出されたレーザ光を外部に通過させるとともに、このレーザ光が外部の物体によって反射された反射光を光学系ケース110の内部に通過させる。エアファン300は、レーザレーダ本体100下方の載置台400の上に設置されており、上方に向けて空気を送り出す。エアファン300から送り出された空気により、透光カバー140の外側には、第1エアカーテンが形成される。第1エアカーテンについては後述する。
ハウジング200は、レーザレーダ本体100の上部を収容する第1ハウジング部210と、レーザレーダ本体100の下部を収容する第2ハウジング部220とを有する。第2ハウジング部220には、エアファン300及びその載置台400も収容されている。第1ハウジング部210と第2ハウジング部220は、レーザレーダ装置900の後方側で互いに接続又は連結されている。第1ハウジング部210と第2ハウジング部220との間には、開口230が形成されている。この開口230は、光学系ケース110の透光カバー140及び開口130と対応する位置に形成されている。開口230は、透光カバー140を通過するレーザ光や外部からの反射光の通過を妨害しない形状に形成されている。
ハウジング200の開口230の上端部と下端部には、外側(光学系ケース110と反対側)に向けて突出する上端板状部材240と下端板状部材250とがそれぞれ設けられている。これらの板状部材240,250は、開口230の周縁に沿って設けられており、外部から飛んでくる汚れを遮って光学系ケース110の透光カバー140を防護する防護部材としての機能を有する。具体的には、上端板状部材240は、主として雨や雪が透光カバー140に付着するのを防ぐものであり、下端板状部材250は、主として泥等が透光カバー140に飛びつくのを防ぐものである。また、下端板状部材250には、開口230と光学系ケース110との間に隙間G1を形成させる切欠部255が設けられている。隙間G1は、後述するエアカーテン形成流路の出口として利用される。なお、これらの板状部材240,250の一方又は両方を省略してもよい。
図2は、レーザレーダ本体100の内部構成の一例を説明する図である。レーザレーダ本体100は、レーザ光発生装置10と、受光装置20と、ミラー30と、回動偏向装置40と、制御装置70とを備える。レーザ光発生装置10と、受光装置20と、ミラー30と、回動偏向装置40は、レーザレーダ光学系を構成する。レーザレーダ光学系は、レーザ光を外部に射出させながら、外部の物体によって反射されたレーザ光の反射光を受光することでスキャンを行う光学装置である。
レーザ光発生装置10は、レーザ光を発生させるレーザダイオード11と、コリメートレンズ12とを有する。レーザダイオード11は、制御装置70の制御により、図示しない駆動回路からパルス電流を供給され、パルスレーザ光(レーザ光L1)を射出する。コリメートレンズ12は、レーザダイオード11から射出されるレーザ光L1の光軸上に設置されており、レーザ光L1を平行光に変換する。
ミラー30は、レーザ光発生装置10から射出されるレーザ光L1の光軸上に設置され、反射面30aによってレーザ光L1を回動偏向装置40に反射する。回動偏向装置40は、平坦な反射面41aを有するミラー41と、ミラー41を支持する支持台43と、支持台43に連結された回動軸42と、回動軸42を回動させる駆動装置44とを有する。回動軸42は、中心軸42aを中心として回動可能である。ミラー41は、ミラー30の反射面30aによって反射されたレーザ光L1がミラー41の反射面41aに入射した後、再びレーザ光L1を反射し、透光カバー140を介して外部に射出させる。また、ミラー41は、回動軸42とともに中心軸42aを中心として回動することによって、外部に射出されるレーザ光L1をスキャンさせる。なお、レーザ光L1のスキャン角度は180°〜190°とすることが好ましい。
受光装置20は、フォトダイオード21と、集光レンズ22と、光学フィルタ23とを有する。フォトダイオード21は、レーザ光発生装置10からのレーザ光L1が透光カバー140を介して外部に射出されたときに、レーザ光L1が外部の物体によって反射された反射光L2を受光する。集光レンズ22は、フォトダイオード21の下方に設置されており、反射光L2を集光してフォトダイオード21に案内する。光学フィルタ23は、フォトダイオード21と集光レンズ22との間に設置されており、反射光L2を透過させ且つ反射光L2以外の波長の光を除去する。なお、フォトダイオード21は、反射光L2を受光した後、反射光L2を電気信号に変換して制御装置70に供給する。制御装置70はこの電気信号を用いて、例えば外部の物体の大きさや位置、速度を判定する。なお、上述したレーザレーダ本体100の内部構成は一例であり、これ以外の種々の構成を採用可能である。
図3は、レーザレーダ装置900の側面図である。図示の便宜上、ハウジング200を断面図で示している。光学系ケース110の透光カバー140の外側には、第1エアカーテンA1が形成されている。ハウジング200は、エアファン300から送り出された空気を第1エアカーテンA1として透光カバー140の外側に供給するエアカーテン形成流路APを有する。本実施形態において、エアカーテン形成流路APは、透光カバー140の外側の下方の位置に設けられており、第1流路形成部材270の内面S1と光学系ケース110の下部の外面S2によって構成される。第1流路形成部材270は、光学系ケース110の下部を取り囲む板状の部材であり、一端がハウジング200の下端板状部材250の切欠部255の縁部と連なり、他端がハウジング200の第2ハウジング部220の内面と連なる。エアファン300は、エアカーテン形成流路APの下方から上方に向けて空気を送り出す。
エアファン300から送り出された空気は、エアカーテン形成流路AP両側の面S1,S2に圧迫されながら隙間G1を通り抜けて、透光カバー140の外側にX方向に沿って第1エアカーテンA1を形成する。第1エアカーテンA1の空気流は、ハウジング200の上端板状部材240に到達した後にZ方向(前方)に転向し、外部に流れ出す。第1エアカーテンA1は、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防する機能を有する。なお、隙間G1の幅、すなわち、下端板状部材250の切欠部255の縁部と光学系ケース110との距離は、1cm以下とすることが好ましい。こうすれば、第1エアカーテンA1の風速を高めることができ、透光カバー140の外側に接触する外気の入れ替えを早く行うことによって結露を生じることを更に予防することができる。
なお、エアファン300を常時動作させて、第1エアカーテンA1を常時に形成するようにすることが好ましい。こうすれば、透光カバー140の外側に結露が生じることを確実に予防することができる。また、本実施形態では、エアファン300から送り出された空気が最終的に上端板状部材240に沿って外部に流れるので、冬季に上端板状部材240の外縁に氷柱が形成することを予防できる。なお、エアカーテン形成流路APは、光学系ケース110の下部の外面S2を利用せず、第2ハウジング部220のみによって構成されてもよい。
図4は、図3のレーザレーダ装置900を上面から見た概略図である。図示の便宜上、ハウジング200の上端板状部材240を省略しており、下端板状部材250をハッチングで示している。第1エアカーテンA1は、エアファン300(図3)から送り出された空気がエアカーテン形成流路APを流れて、X方向に沿って透光カバー140の外側を流れることによって形成されている。
以上説明したように、第1実施形態では、光学系ケース110の透光カバー140の外側に第1エアカーテンA1が形成されるので、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
・第2実施形態:
図5は、第2実施形態におけるレーザレーダ装置900aの側面図であり、図3に対応した図である。図3に示す第1実施形態との違いは、ハウジング200aの第1ハウジング部210aの構成であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。
図5において、第1ハウジング部210aは、開口230の上方に設けられた第1案内流路GP1と第2案内流路GP2とを有する。第1案内流路GP1は、ハウジング200aの上端板状部材240aの上面S4と、第2流路形成部材241の下面S8と、第3流路形成部材242の下面S5の一部によって構成される。第2流路形成部材241は、第1ハウジング部210aの内側に取り付けられ、Z方向に沿って外側に延びる形状を有する板状の部材である。第3流路形成部材242は、第2流路形成部材241及び上端板状部材240aと一体となり、断面が略S字状の形状を有する板状の部材である。第2案内流路GP2は、第2流路形成部材241の上面S7と、第3流路形成部材242の下面S5によって構成される。なお、上端板状部材240aは、その前端が下方に曲がる略L字状の形状を有する。また、第2案内流路GP2の入口の上方には、水平方向に沿って外側に突出した補助防護部材243が第1ハウジング部210aに取り付けられている。補助防護部材243は、雪や枯葉等が第2案内流路GP2の入口を封鎖することを防ぐものである。
第1案内流路GP1は、第1エアカーテンA1の空気が透光カバー140の外側を下方から上方に向かって通過した後に、その空気の流れを第1エアカーテンA1よりも外側の位置において上方から下方に向けて折り返すことによって、第2エアカーテンA2を形成する。具体的には、エアファン300から送り出された空気が、第1エアカーテンA1を形成した後、第1案内流路GP1の面S4,S8に沿ってZ方向に流れ、第3流路形成部材242の下面S5に到達した後にX方向に転向し、下方に流れて第2エアカーテンA2を形成する。なお、第1ハウジング部210aの上部は密閉している。こうすれば、エアファン300から送り出された空気がスムーズに第1案内流路GP1に流れ込むことができる。
第2案内流路GP2は、外部からレーザレーダ装置900aに向かって流れる風をハウジング200aに取り入れて、折り返して第1案内流路GP1の途中に合流させる。具体的には、外部からレーザレーダ装置900aに向かって流れる空気が、第3流路形成部材242の上面S6と補助防護部材243の下面S11に沿って第2案内流路GP2に流れ込み、折り返して第2案内流路GP2の面S5,S7に沿ってZ方向に流れた後に、第1案内流路GP1の出口の手前で第1案内流路GP1を流れる空気と合流する。ここで、第2エアカーテンA2を形成する過程において、第1エアカーテンA1の空気を第1案内流路GP1内に取り入れる際に、一部の空気が分散して空気の量が減少する。そこで、外部の風を第1案内流路GP1の途中に合流させれば、外部の風を利用して第2エアカーテンA2を補強することができる。
なお、図5の例では、更に、第1エアカーテンA1を形成する空気の一部が、上端板状部材240aの下面S3に到達してZ方向に沿って流れた後、上端板状部材240aの下面S3によって折り返されて下方に流れて第2エアカーテンA2と合流する。こうすれば、第2エアカーテンA2を更に補強することができる。なお、第1案内流路GP1又は第2案内流路GP2を省略してもよい。
図5の第2実施形態においても、光学系ケース110の透光カバー140の外側に第1エアカーテンA1が形成されるので、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。また、第1エアカーテンA1よりも外側の位置に第2エアカーテンA2が形成されるので、透光カバー140の外側に埃や雪等が付着することを予防できる。なお、仮に埃や雪等が上方から下方に降りかかって第2エアカーテンA2を突破する場合には、第2エアカーテンA2の空気の流れ方向が上方から下方に向いているので、埃や雪等が斜め下向きに第1エアカーテンA1に到達すると考えられる。しかし、第1エアカーテンA1の空気の流れ方向が下方から上方に向いているので、埃や雪等の進行を妨げる方向となり、埃や雪等が透光カバー140の外側に付着することを確実に予防できる。
・第3実施形態:
図6は、第3実施形態におけるレーザレーダ装置900bの側面図であり、図5に対応した図である。図5に示す第2実施形態との違いは、ハウジング200bの第1ハウジング部210bの上端板状部材240bと、第2流路形成部材241bと、第3流路形成部材242bと、補助防護部材243bの形状であり、他の構成は第2実施形態とほぼ同様である。
図6において、上端板状部材240bの下面S3と上面S4は曲面となっている。こうすれば、第1エアカーテンA1を形成する空気の一部が上端板状部材240bの下面S3を沿って流れるときの圧力損失を低下させて、空気の速度を上げることができる。この結果、第2エアカーテンA2を更に補強することができる。
また、第2流路形成部材241bには、光学系ケース110と密接する面S9が設けられている。こうすれば、仮に第1ハウジング部210bの上部が密閉していなくても、エアファン300から送り出された空気がスムーズに第1案内流路GP1に流れ込むことができる。
なお、第3流路形成部材242bには、第2案内流路GP2の出口の位置に、Z方向に沿って外側に突出する庇部244が設けられている。こうすれば、雪や枯葉等が開口230に入ることを更に確実に防ぐことができる。また、補助防護部材243bは、水平方向でなく、斜め上方へ延びるように構成されている。こうすれば、第2実施形態に比べて、外部からレーザレーダ装置900bに向かって流れる空気をハウジング200bにより多く取り入れて、第2エアカーテンA2を更に補強することができる。
図6の第3実施形態においても、光学系ケース110の透光カバー140の外側に第1エアカーテンA1が形成されるので、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
・第4実施形態:
図7は、第4実施形態におけるレーザレーダ装置900cの側面図であり、図3に対応した図である。図3に示す第1実施形態との違いは、ハウジング200cの第2ハウジング部220cの構成であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。
図7において、第2ハウジング部220cは、前述したエアカーテン形成流路APの他に、エアファン300から送り出された空気の一部を下端板状部材250cに沿って外部へ案内する分岐流路BPを有する。分岐流路BPは、第2ハウジング部220cの内面S12と第4流路形成部材280の面S11によって構成される。第2ハウジング部220cの内面S12は曲面であり、下端板状部材250cの上面S13と連なっている。第4流路形成部材280は、第2ハウジング部220cの内部に取り付けられており、光学系ケース110の下部を取り囲む断面が略三角形の部材である。第4流路形成部材280の面S11は曲面であり、第2ハウジング部220cの内面S12とほぼ同一形状である。第4流路形成部材280の面S11と隣接する面S10は、光学系ケース110の下部の外面S2とエアカーテン形成流路APを構成する。
図7において、エアファン300から送り出された空気の一部が、分岐流路BPに流れ込み、第2ハウジング部220cの内面S12と下端板状部材250cの上面S13に沿って外部に流れる。こうすれば、冬季に下端板状部材250cの上面S13に雪が堆積することを予防できる。なお、分岐流路BPを省略してもよい。また、図7の第4実施形態においても、光学系ケース110の透光カバー140の外側に第1エアカーテンA1が形成されるので、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができる。
・第5実施形態:
図8は、第5実施形態におけるレーザレーダ装置900dの側面図であり、図3に対応した図である。図3に示す第1実施形態との違いは、エアファン300の上にヒータ600が設置されている点であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。ヒータ600としては、電熱ヒータが使用される。図8において、エアファン300から送り出された空気がヒータ600によって加熱される。こうすれば、第1エアカーテンA1の温度が上昇するので、特に冬季において、光学系ケース110の透光カバー140の外側に結露が生じることを更に予防できる。なお、ヒータ600の代わりに、他の種類の加熱装置を使用してもよい。このような加熱装置としては、例えば温水を利用してエアファン300から送り出された空気を加熱する加熱装置が使用可能である。
・第6実施形態:
図9は、第6実施形態におけるレーザレーダ装置900eの側面図であり、図3に対応した図である。図3に示す第1実施形態との主な違いは、光学系ケース110の透光カバー140の側面に補助ファン500が設置されている点であり、他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。補助ファン500は、透光カバー140の外側の側面に水平方向に空気を送り出す。
図10は、図9のレーザレーダ装置900eを上面から見た概略図であり、図4に対応した図である。光学系ケース110の透光カバー140の外側の両端側面には、それぞれ補助ファン500が設置されており、透光カバー140の外側に水平方向に空気を送り出す。下端板状部材250の切欠部255eは、第1エアカーテンA1が補助ファン500から送り出された空気と衝突しないように、図4の切欠部255よりも長さが小さく設定されている。図10において、エアファン300と補助ファン500から送り出された空気により、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防することができ、加えて、透光カバー140の外側に埃や雪等が付着することを予防できる。
・変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
以上の第1実施形態では、エアカーテン形成流路APが光学系ケース110の透光カバー140の下方に設けられているが、エアカーテン形成流路APを透光カバー140の上方に設けてもよい。この場合は、エアファン300がエアカーテン形成流路APの上方から下方に向けて空気を送り出すようにすることが好ましい。
・変形例2:
以上の全ての実施形態では、エアカーテン装置としてエアファン300とハウジング200を使用しているが、透光カバー140の外側に第1エアカーテンA1を形成可能な他のエアカーテン装置を使用してもよい。
・変形例3:
以上の第2実施形態及び第3実施形態では、第1エアカーテンA1と第2エアカーテンA2の空気の流れは逆向きであるが、空気の流れが同じ方向の第1エアカーテンと第2エアカーテンを形成してもよい。但し、第1エアカーテンA1と第2エアカーテンA2の空気の流れを逆向きとすれば、仮に埃や雪等が第2エアカーテンA2の空気の流れ方向に沿って第2エアカーテンA2を突破しても、第1エアカーテンA1の空気の流れ方向が埃や雪等の進行方向と逆になるので、第1エアカーテンA1が埃や雪等が透光カバー140に付着することを予防できる。また、第1エアカーテンA1の空気の流れ方向が上方から下方へ向き、第2エアカーテンA2の空気の流れ方向が下方から上方へ向くようにしてもよい。
なお、第1エアカーテンA1の空気の流れを折り返すことによって第2エアカーテンA2を形成する代わりに、第1エアカーテンA1の空気を利用しない別の流路を用いて第2エアカーテンを形成してもよい。この場合においても、第1エアカーテンA1及び第2エアカーテンが形成されるので、透光カバー140の外側に接触する外気が冷え切る前に外気を入れ替えることによって結露を生じることを予防でき、加えて、透光カバー140への埃や雪等の付着を予防できる。
・変形例4:
以上の各実施形態を任意に組み合わせるようにしてもよい。例えば、第4実施形態(図7)や第5実施形態(図8)を他の実施形態に適用してもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…レーザ光発生装置
11…レーザダイオード
12…コリメートレンズ
20…受光装置
21…フォトダイオード
22…集光レンズ
23…光学フィルタ
30…ミラー
30a…反射面
40…回動偏向装置
41…ミラー
41a…反射面
42…回動軸
42a…中心軸
43…支持台
44…駆動装置
70…制御装置
100…レーザレーダ本体
110…光学系ケース
130…開口
140…透光カバー
200,200a,200b,200c…ハウジング
210,210a,210b…第1ハウジング部
220,220c…第2ハウジング部
230…開口
240,240a,240b…上端板状部材
241,241b…第2流路形成部材
242,242b…第3流路形成部材
243,243b…補助防護部材
244…庇部
250,250c…下端板状部材
255,255e…切欠部
270…第1流路形成部材
280…第4流路形成部材
300…エアファン
400…載置台
500…補助ファン
600…ヒータ
900,900a〜900e…レーザレーダ装置
A1…第1エアカーテン
A2…第2エアカーテン
AP…エアカーテン形成流路
BP…分岐流路
G1…隙間
GP1…第1案内流路
GP2…第2案内流路
L1…レーザ光
L2…反射光

Claims (10)

  1. 定置型のレーザレーダ装置であって、
    レーザ光を外部に射出するとともに、外部の物体によって反射された前記レーザ光の反射光を受光するレーザレーダ光学系と、
    前記レーザレーダ光学系を収容し、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる透光カバーを有する光学系ケースと、
    前記透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することによって、前記透光カバーの外側に結露を生じることを予防するエアカーテン装置と、
    を備え
    前記光学系ケースは、前記透光カバーの上部において前方に突出する上端板状部材を有し、
    前記第1エアカーテンは、前記透光カバーの外側において前記上端板状部材に向けて下方から上方に空気を送り出す、
    レーザレーダ装置。
  2. 定置型のレーザレーダ装置であって、
    レーザ光を外部に射出するとともに、外部の物体によって反射された前記レーザ光の反射光を受光するレーザレーダ光学系と、
    前記レーザレーダ光学系を収容し、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる透光カバーを有する光学系ケースと、
    前記透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することによって、前記透光カバーの外側に結露を生じることを予防するエアカーテン装置と、
    を備え、
    前記エアカーテン装置は、空気を送り出すエアファンと、前記エアファンと前記光学系ケースとを収容するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、前記光学系ケースの前記透光カバーと対応する位置に、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる開口を有し、
    前記ハウジングは、更に、前記エアファンから送り出された空気を前記第1エアカーテンとして前記透光カバーの外側に供給するエアカーテン形成流路を有する、
    レーザレーダ装置。
  3. 定置型のレーザレーダ装置であって、
    レーザ光を外部に射出するとともに、外部の物体によって反射された前記レーザ光の反射光を受光するレーザレーダ光学系と、
    前記レーザレーダ光学系を収容し、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる透光カバーを有する光学系ケースと、
    前記透光カバーの外側に第1エアカーテンを形成することによって、前記透光カバーの外側に結露を生じることを予防するエアカーテン装置と、
    を備え、
    前記エアカーテン装置は、更に、前記第1エアカーテンよりも外側の位置において、第2エアカーテンを形成する、
    レーザレーダ装置。
  4. 請求項3に記載のレーザレーダ装置において、
    前記第1エアカーテンと前記第2エアカーテンのそれぞれの空気の流れ方向は、逆向きである、
    レーザレーダ装置。
  5. 請求項4に記載のレーザレーダ装置において、
    前記第1エアカーテンの空気の流れ方向は、下方から上方へ向いており、
    前記第2エアカーテンの空気の流れ方向は、上方から下方へ向いている、
    レーザレーダ装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置において、
    前記エアカーテン装置は、空気を送り出すエアファンと、前記エアファンと前記光学系ケースとを収容するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、前記光学系ケースの前記透光カバーと対応する位置に、前記射出されたレーザ光と前記反射光を通過させる開口を有し、
    前記ハウジングは、更に、前記エアファンから送り出された空気を前記第1エアカーテンとして前記透光カバーの外側に供給するエアカーテン形成流路を有するとともに、前記第1エアカーテンの空気が前記透光カバーの外側を通過した後に前記空気の流れを折り返すことによって前記第2エアカーテンを形成する第1案内流路を有する、
    レーザレーダ装置。
  7. 請求項6に記載のレーザレーダ装置において、
    前記エアカーテン形成流路は、前記透光カバーの外側の下方の位置に設けられており、
    前記エアファンは、前記エアカーテン形成流路の下方から上方に向けて空気を送り出し、
    前記第1案内流路は、前記ハウジングの前記開口の上方に設けられており、前記第1エアカーテンの空気が前記透光カバーの外側を下方から上方に向かって通過した後に前記空気の流れを上方から下方に向けて折り返すことによって前記第2エアカーテンを形成する、
    レーザレーダ装置。
  8. 請求項7に記載のレーザレーダ装置において、
    前記ハウジングは、更に、外部から前記レーザレーダ装置に向かって流れる空気を折り返して前記第1案内流路の途中に合流させる第2案内流路を有する、
    レーザレーダ装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のレーザレーダ装置において、
    前記ハウジングは、更に、前記開口の下端部において外側に向けて突出する下端板状部材と、前記エアファンから送り出された空気の一部を前記下端板状部材に沿って外部へ案内する分岐流路と、を有する、
    レーザレーダ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のレーザレーダ装置において、
    前記エアカーテン装置は、前記第1エアカーテンとなる空気を加熱する加熱装置を備える、
    レーザレーダ装置。
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