JP6847526B2 - 吐出容器 - Google Patents

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本開示は、吐出容器に関する。
吐出容器として、内容物を収容可能な容器本体と、容器本体に装着され、且つ内容物を吐出可能な吐出口が形成されたキャップとを備えるものが知られている。キャップは、吐出口より内側に配置された作動部を有することがある。作動部は、支持部と、移動部と、支持部と移動部とを連結する連結部とを有する。移動部は、容器本体を圧搾する操作により、内容物に押圧されることで連結部を弾性変形させて吐出口側に移動可能であり、当該移動の後に移動部と支持部との非連結部を内容物が通過可能である。例えば、特許文献1には、1つの支持部に2つの移動部がそれぞれ連結部によって連結された吐出容器が開示されている。
特開2016−210440号公報
特許文献1に記載されるような吐出容器には、改善の余地がある。
本開示の目的は、改善された吐出容器を提供することにある。
吐出容器の一態様は、内容物を収容可能な容器本体と、前記容器本体に装着され、且つ前記内容物を吐出可能な吐出口が形成されたキャップとを備えている。前記キャップは、キャップ本体と、前記吐出口より内側に配置された複数段の作動部を有している。各作動部は、支持部と、移動部と、前記支持部と前記移動部とを連結する連結部とを有している。各作動部において、前記移動部は、前記容器本体を圧搾する操作により、前記内容物に押圧されることで前記連結部を弾性変形させて前記吐出口側に移動可能であり、当該移動の後に前記移動部と前記支持部との非連結部を前記内容物が通過可能である。1段目の作動部において、前記支持部は、前記キャップ本体又は前記容器本体の口部に支持されている。2段目以降の各作動部において、前記支持部は、前段の作動部の前記移動部で構成されている。
本開示によれば、改善された吐出容器を提供できる。
一実施形態に係る吐出容器を示す縦断面図である。 図1に示す吐出容器の作動部材を示す上面図である。 図2AのA−A断面図である。 図1に示す吐出容器から内容物を吐出するときの様子を示す縦断面図である。
以下、図1乃至図3を参照して、一実施形態に係る吐出容器1について詳細に例示説明する。本実施形態において、上方とは、容器本体2の口部2aの中心軸線O1に沿って、内容物の収容空間から吐出口3aに向かう方向(図1における上方)を意味し、下方とは、その反対方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る吐出容器1は、内容物を収容可能な容器本体2と、容器本体2に装着されたキャップ3とを備えている。キャップ3には、内容物を吐出可能な吐出口3aが形成されている。
容器本体2は、内容物を収容可能な収容空間に連なる筒状(円筒状)の口部2aと、口部2aに連なるとともに口部2aより幅が拡大した胴部(図示省略)とからなっている。容器本体2は、容器本体2(より具体的には胴部)を圧搾(スクイズ)する操作により、弾性変形可能な可撓性を有している。本実施形態では、容器本体2は、胴部に形成された底面を水平面に載置することで、吐出口3aを鉛直方向における上方に向けて自立できる。例えば、容器本体2はボトル状容器であってよい。しかし、胴部は、このような底面を有していなくてもよい。例えば、容器本体2は、チューブ状容器であってもよい。容器本体2は、例えば合成樹脂製であってよい。容器本体2は、内容物を収容可能な収容空間を形成する内層と、内層を内側に収容した外層とを有する二重容器(図示省略)であってもよい。この場合、内層と外層との間には、内容物の吐出に伴う内層の収縮変形により、外層に形成された開口から外気を導入可能な空気収容空間を形成可能である。二重容器は、内層と外層とが一体に成形され、内層が外層から剥離可能な積層剥離容器(デラミ容器)であってもよいし、内層と外層とが組み付けられた複合容器であってもよい。内容物は、例えば、マヨネーズ又はケチャップなどのような高粘度の流体であってよいが、その他の流体であってもよい。
キャップ3は、吐出口3aより内側に配置された複数段の作動部4を有している。本実施形態では、作動部4は、1段目の第1作動部4aと、2段目の第2作動部4bと、3段目の第3作動部4cと、4段目の第4作動部4dとからなる4段の作動部4を有している。しかし、キャップ3は、2段又は3段の作動部4を有していてもよいし、5段以上の作動部4を有していてもよい。図2A及び図2Bに示すように、各作動部4は、支持部5と、移動部6と、支持部5と移動部6とを連結する連結部7とを有している。本実施形態では、第1作動部4aは、第1移動部6aと第1支持部5aと第1連結部7aとを有し、第2作動部4bは、第2移動部6bと第2支持部5bと第2連結部7bとを有し、第3作動部4cは、第3移動部6cと第3支持部5cと第3連結部7cとを有し、第4作動部4dは、第4移動部6dと第4支持部5dと第4連結部7dとを有している。各作動部4において、移動部6は、容器本体2を圧搾する操作により、図3に示すように、内容物に押圧されることで連結部7を弾性変形させて吐出口3a側に移動可能であり、当該移動の後に移動部6と支持部5との非連結部8を内容物が通過可能である。本実施形態では、非連結部8は、当該移動の前に、図2A及び図2Bに示すように、隙間を形成している。当該移動の前に形成されている当該隙間は、内容物が通過可能であってもよいし、内容物が通過不能であってもよい。非連結部8は、当該移動の前に当該隙間を形成していなくてもよい(すなわち、移動部6と支持部5とが密接していてもよい)。本実施形態では、第1移動部6aと第1支持部5aとの非連結部8は第1非連結部8aからなり、第2移動部6bと第2支持部5bとの非連結部8は第2非連結部8bからなり、第3移動部6cと第3支持部5cとの非連結部8は第3非連結部8cからなり、第4移動部6dと第4支持部5dとの非連結部8は第4非連結部8dからなっている。図2A及び図2Bに示すように、2段目以降の各作動部4において、支持部5は、前段の作動部4の移動部6で構成されている。本実施形態では、第2支持部5bは、第1移動部6aで構成され、第3支持部5cは、第2移動部6bで構成され、第4支持部5dは、第3移動部6cで構成されている。
本実施形態では、各作動部4において、連結部7は、移動部6を、支持部5に対して揺動可能(図3参照)に支持するヒンジ部を構成している。図2Aに示すように、2段目以降の各作動部4において、前記ヒンジ部は、移動部6を挟んで、前段の作動部4の前記ヒンジ部と反対側に位置している。本実施形態では、各作動部4において、支持部5は、移動部6を包囲している。本実施形態では、キャップ3は、複数段(4段)の作動部4を有する一体成形品からなる作動部材9を有している。作動部材9は、例えば、ゴム又は合成樹脂(例えばポリプロピレン)などの弾性体であってよい。本実施形態では、各作動部4は、連結部7を残して移動部6と支持部5とを分断する円弧状(より具体的にはC字状)のスリットによって構成されている。当該スリットは、本実施形態では、図2A及び図2Bに示す状態で移動部6と支持部5との間に隙間を形成しているが、このような隙間を形成していなくてもよい(すなわち、移動部6と支持部5とが密着していてもよい)。本実施形態では、円弧状の各スリットの中心軸線O2は、口部2aの中心軸線O1と一致している。しかし、中心軸線O2は、中心軸線O1と一致していなくてもよい。
本実施形態では、図1に示すように、キャップ3は、口部2aと係合する内周面を有する係合筒3bと、係合筒3bの上端に連なるとともに吐出口3aが形成された頂壁3cとを有している。係合筒3bと口部2aとは、本実施形態ではねじ部を介して互いに係合している。しかし、係合筒3bと口部2aとは、嵌合部を介して互いに係合する構成としてもよい。本実施形態では、作動部材9の第1支持部5aは筒状(円筒状)をなしており、頂壁3cの内側面には、第1支持部5aが嵌合される筒状(円筒状)の内周面を有する凹部からなる嵌合部3dが形成されている。しかし、作動部材9は、例えば、頂壁3cに嵌合するのではなく、口部2aに嵌合するように構成してもよい。キャップ3は、本実施形態では、吐出口3aを開閉可能な蓋部3eを有している。蓋部3eは、本実施形態では開閉ヒンジ3fによって係合筒3bに連結されている。しかし、蓋部3eは、係合筒3b又は頂壁3cに着脱可能に設けてもよい。本実施形態では、キャップ3は、係合筒3b、頂壁3c、開閉ヒンジ3f及び蓋部3eを有する一体成形品からなるキャップ本体10を有している。キャップ本体10は、例えば合成樹脂製であってよい。
以上、説明した本実施形態に係る吐出容器1によれば、図3に示すように、容器本体2を圧搾する操作(圧搾操作)により、各作動部4の連結部7の弾性変形によって各作動部4の移動部6を吐出口3a側に移動させて、各作動部4の移動部6と支持部5との非連結部8を通じて内容物を吐出口3aから吐出することができる。このとき、移動部6によって内容物の流れに抵抗を与えて、内容物の吐出の勢いを抑制できる。次いで、圧搾操作を止めることで、各作動部4の連結部7の復元力によって各作動部4の移動部6を吐出口3aから引き戻す方向に移動させて、内容物を吐出口3aから引き戻すことができる(サクションバック機能)。本実施形態では、このような作動部4が複数段に亘って設けられているので、複数の移動部6全体としてのストロークを増加し、サクションバック機能を向上し、内容物の切れを改善し、もって、吐出口3aの周辺部への内容物の付着を抑制できる。
上記の説明は、一実施形態を示したものにすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。上記の実施形態は、本開示の基礎的事項に基づいて、種々の変更が可能である。
例えば、2段目以降の各作動部4のヒンジ部の位置は、適宜変更が可能である。各作動部4において、連結部7は、移動部6を、直線状に移動可能に支持する複数の連結片からなっていてもよい。各作動部4において、支持部5は、移動部6を包囲していなくてもよい。例えば、各作動部4において、環状の支持部の上面に環状の移動部の下面が着座した構成としてもよい。複数段の作動部4は、複数の部品を接合等して構成してもよい。各作動部4において移動部6と支持部5とを分断するスリットは、円弧状に限らず、例えば楕円弧状又はU字状等であってもよい。
1 吐出容器
2 容器本体
2a 口部
3 キャップ
3a 吐出口
3b 係合筒
3c 頂壁
3d 嵌合部
3e 蓋部
3f 開閉ヒンジ
4 作動部
4a 第1作動部
4b 第2作動部
4c 第3作動部
4d 第4作動部
5 支持部
5a 第1支持部
5b 第2支持部
5c 第3支持部
5d 第4支持部
6 移動部
6a 第1移動部
6b 第2移動部
6c 第3移動部
6d 第4移動部
7 連結部
7a 第1連結部
7b 第2連結部
7c 第3連結部
7d 第4連結部
8 非連結部
8a 第1非連結部
8b 第2非連結部
8c 第3非連結部
8d 第4非連結部
9 作動部材
10 キャップ本体
O1、O2 中心軸線

Claims (6)

  1. 内容物を収容可能な容器本体と、
    前記容器本体に装着され、且つ前記内容物を吐出可能な吐出口が形成されたキャップとを備え、
    前記キャップは、キャップ本体と、前記吐出口より内側に配置された複数段の作動部を有し、
    各作動部は、支持部と、移動部と、前記支持部と前記移動部とを連結する連結部とを有し、
    各作動部において、前記移動部は、前記容器本体を圧搾する操作により、前記内容物に押圧されることで前記連結部を弾性変形させて前記吐出口側に移動可能であり、当該移動の後に前記移動部と前記支持部との非連結部を前記内容物が通過可能であり、
    1段目の作動部において、前記支持部は、前記キャップ本体又は前記容器本体の口部に支持されており、
    2段目以降の各作動部において、前記支持部は、前段の作動部の前記移動部で構成されている、吐出容器。
  2. 各作動部において、前記連結部は、前記移動部を、前記支持部に対して揺動可能に支持するヒンジ部を構成している、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 各作動部において、前記支持部は、前記移動部を包囲している、請求項1又は2に記載の吐出容器。
  4. 2段目以降の各作動部において、前記ヒンジ部は、前記移動部を挟んで、前段の作動部の前記ヒンジ部と反対側に位置する、請求項3に記載の吐出容器。
  5. 前記キャップは、前記複数段の作動部を有する一体成形品からなる作動部材を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の吐出容器。
  6. 各作動部は、前記連結部を残して前記移動部と前記支持部とを分断する円弧状のスリットによって構成されている、請求項5に記載の吐出容器。
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