JP6845303B2 - 葉酸の第一胃をバイパスする方法及び組成物 - Google Patents

葉酸の第一胃をバイパスする方法及び組成物 Download PDF

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Description

本発明は、葉酸が第一胃(ルーメン)をバイパスするのを確実にして、その結果、第一胃細菌により消費されず、反芻動物によって使用されてミルク生産及び健康を支援することを可能にする、方法及び組成物に関する。
反芻動物にとって、ミルク生産の効率を高くして最大化するために、適切な栄養摂取が必須であることが周知である。葉酸などのビタミンを含む適切な栄養素の必要最低量が満たされていない場合、動物は、最適収量でミルクを生産せず、動物の健康は一般に後退する。
反芻動物の餌に導入される葉酸の97%もが制御される、又はむしろ正確に言えば、第一胃における細菌により消費されていることが報告されている。J. Dairy Sci. 88巻:2043〜2054頁を参照されたい。実際、この問題は、以前から公知であり、実際のジレンマは、第一胃を効果的にバイパスして、小腸に届き、最終的に血清中の葉酸含有量を増加させて、これにより、ミルク生産の増加を示すことができるように葉酸を投与することである。Dietary Supplements of Folic Acid During Lactation: Effect on the Performance of Dairy Cows、1998年 J. Dairy Sci. 81巻:1412〜1419頁を参照されたい。
従来、この課題が認識されており、飼料の開発者は、脂肪、炭水化物及び結合剤を使用して、葉酸をカプセル封入した。この技術は、コーティングざれた物質が第一胃において安定であることを期待した、物質の単純なコーティングを含むものである。しかし、これは、理論よりも実用に困難であることが分かっている。第一胃において安定とするためのいずれかの種類のコーティングに頼るいずれの製品でも起こる主要な課題は、コーティングが、取り扱い中及び咀嚼中に摩耗し、コーティングが除去される恐れがあることである。さらに、コーティングの効果が高すぎる場合には、腸において効果的に吸収もされず、その場合、動物への有益性が失われる。
上記の説明から、葉酸の血清中レベルを向上させてミルク生産及び動物の健康を増大するために、第一胃において依然として安定状態(細菌により消費されない)にあるが、腸では血清中に吸収される、葉酸強化栄養補助剤の開発が、現実的かつ継続的に必要とされていることがわかる。本発明の主な目的は、この必要性を安全に、効果的に、効率よく、かつ低コストで満足させることである。この主な目的及びその他のことを実現する方法及び手段は、以下の本発明の詳細な説明から明白になるであろう。
ミルク生産及び動物の健康を増大するため、葉酸が第一胃細菌によって消費されるのではなく、腸及び動物の血清まで確実に通過するような、反芻動物への葉酸の栄養補給のための方法及び組成物。葉酸は、亜鉛、銅、鉄又はマンガンの水溶性金属塩と混合される。
処置前及び処置後の、ヒツジの平均血清中葉酸濃度における、処置の効果を示すグラフである。 未処置、葉酸単独及び葉酸亜鉛を比較した、ヒツジの血清中葉酸濃度中央値における、処置の効果を示すグラフである。 処置前及び処置後の、ヒツジの血清中葉酸濃度中央値の変化の棒グラフである。 ヒツジについての、血清中葉酸中央値の%変化の棒グラフである。 実施例3及び16の配合物を使用した、ウシについての葉酸の平均変化を示すグラフである。 実施例5及び7の生成物を使用した、ヒツジについての平均変化のグラフである。 自由流動するまでシリカゲルと混合し、次に、粉砕トウモロコシ穂軸とブレンドした、葉酸亜鉛混合物を示すグラフである。 粉砕トウモロコシに直接噴霧した、葉酸亜鉛と葉酸マンガンの両方の液体混合物を示すグラフである。
本発明は、反芻動物用である。反芻動物は、飼料を摂取し、この飼料はまず第一胃中を通過し、ここで、細菌の発酵により部分的に分解される。発酵の間に、第一胃の微生物は、分解して微生物タンパク質を形成する窒素化合物に由来する窒素を利用する。第一胃の微生物のための窒素源は、第一胃において分解されたタンパク質、第一胃において分解可能なペプチド、結晶性アミノ酸などの遊離アミノ酸、及び葉酸を含むビタミンを含む。微生物タンパク質及び未分解飼料タンパク質は、第四胃及び小腸を通過し、ここで、塩酸及び哺乳動物の酵素により、微生物タンパク質及び未分解飼料タンパクは、遊離アミノ酸及び短鎖ペプチドに分解される。アミノ酸及び短鎖ペプチドは、腸に吸収され、反芻動物は、タンパク質を合成するためアミノ酸を利用して、生命を維持し、成長し、繁殖し、ミルクを生産する。しかし、ビタミンB9である葉酸のようなビタミンが、第一胃の微生物により、「使用される」、又は代謝される場合、宿主動物に対するその価値が失われる。
研究により葉酸がミルク生産の増加に必須であることが究明されているので、このことはミルク生産に使用する反芻動物にとってとりわけ重要である。
先に述べた通り、葉酸のカプセル封入形態に関する特許及び文献がいくつか存在するが、本出願人が知る限り、カプセル封入に頼らない、化学品のようなものは現在、提供されていない。
以下の構造が葉酸である:
本出願人は、葉酸が亜鉛、銅、鉄又はマンガンのいずれかの金属の硫酸塩、塩化物、酢酸塩、リン酸塩又は硝酸塩である水溶性金属塩と水中で混合されると、葉酸が、第一胃における微生物により消費されるのを阻害する何かが起こることを発見した。さらに、本出願人が驚いたことに、他の可溶性金属塩(具体的に述べた、4種の金属以外)は、同じ結果を実現するよう働かないことである。例えば、カルシウム塩及びマグネシウム塩は、以下に示されている比較例のいくつかにより証拠が示されている通り、同じ結果をもたらさない。本発明が機能するため、葉酸と水溶性金属塩の最初の混合は、水中でなければならない。混合が行われた後、この溶液は次に、望ましい場合、任意の好適な非毒性担体と混合され得るか、飼料に直接添加され得る。
動物の食事にこれらの組成物を添加するための栄養補助剤を作製する際に、本発明の混合物は、加工性、取り扱い及び販売の容易さのため、担体又は充填材に添加されることが好ましい。しかし、それらは、いかなる担体も含まない、噴霧乾燥粉末としても販売され得る。担体を使用するか否かは、加工製造業者及び飼料供給業者の好みである。担体が使用される場合、好適な担体の例には、蒸留所発酵可溶物、飼料用穀物、トウモロコシ穂軸粉、乳清及び他のセルロース担体物質が含まれ、すべてが、微量の無機調製物をもたらすことが周知である。
配合飼料(feed ration)に添加される補助剤の量は、当然ながら、純粋な噴霧乾燥粉末を使用するかどうか、又はトウモロコシ穂軸粉などの担体と共に使用するかどうかに依存する。基本的に、補助剤は、販売されている配合飼料と共に、単に混合される。
一般に、混合物は、約20mg/頭/日〜約160mg/頭/日、好ましくは約40mg/頭/日〜80mg/頭/日の葉酸等価物をもたらすレベルで補給すべきである。
モル比を基準とする、葉酸と水溶性金属塩との比は、約1:1〜1:25とすべきである。本混合物は、溶液中で混合されなければならないが、混合物は、そのまま、乾燥させて、この後、非毒性担体上で乾燥させて使用することができるか、又は担体は、液体混合物を吸収する吸収性担体として使用することができる。
一旦、本混合物が自由流動性となると、他の一般的な飼料用成分と合わせることができる。
先に述べた通り、これは、いかなる反芻動物に対しても好適であるが、家畜化によるミルク生産用の主な反芻動物は、乳牛、乳用ヤギ及び乳用ヒツジである。
以下の実施例は、本発明を限定するものではないが、さらに例示するために、及び驚くべきことに使用される水溶性金属塩が亜鉛、鉄、マンガン又は銅である金属塩であることが重要であろうことを実証するために提示される。陰イオンは、水溶性である限り重要ではないが、先に言及したものが最も一般的である。
[実施例1]
葉酸亜鉛混合物
水酸化ナトリウム(54.42g、1.36mol)を脱イオンH2O3000mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(300.1g、0.681mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(91.81g、0.680mol)を加えた。この混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥して、赤-オレンジ色の非含水(non-hydroscopic)固体が生成した(415g、理論値の98.3%)。
[実施例2]
シリカ混合物上の葉酸亜鉛
水酸化ナトリウム(3.63g、0.091mol)を脱イオンH2O100.1mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.0g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(6.08g、0.045mol)を加えた。次に、この混合物が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(134.19g)を加える。総重量:220.5gの自由流動性固体。
[実施例3]
葉酸銅混合物
水酸化ナトリウム(3.65g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.00g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化銅二水和物(7.75g、0.045mol)を加えた。この混合物を、乾燥して、緑黄色の非含水固体(25.5g、理論値の91.4%)が生成するまで、真空オーブン中、60℃で乾燥した。
[実施例4]
シリカ上の葉酸銅混合物
水酸化ナトリウム(3.60g、0.090mol)を脱イオンH2O300mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.10g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化銅二水和物(7.74g、0.045mol)を加えた。次に、この混合物が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(271.56g)を加える。総重量:603gの自由流動性固体。
[実施例5]
葉酸マンガン混合物
水酸化ナトリウム(7.32g、0.182mol)を脱イオンH2O400mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(39.93g、0.091mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、磁気撹拌子を用いた20分間の撹拌により溶液になった。この溶液に、無水塩化マンガン(11.48g、0.091mol)を1回で加え、これを、乾燥して、暗オレンジ色/赤色の非含水固体(52.3g、理論値の94.1%)が生成するまで、真空オーブン中、60℃で乾燥した。
[実施例6]
シリカ上の葉酸マンガン混合物
水酸化ナトリウム(3.65g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.01g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。塩化マンガン(5.74g、0.045mol)を1回で加えた。次に、この溶液が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(307.6g)を加える。総重量:537gの自由流動性固体。
[実施例7]
葉酸鉄混合物
水酸化ナトリウム(3.66g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(19.95g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、磁気撹拌子を用いた20分間の連続撹拌により溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化第一鉄四水和物(9.05g、0.045mol)を加え、これを、乾燥して、緑褐色の非含水固体(26.1g、理論値の95.9%)が生成するまで、真空オーブン中、60℃で乾燥した。
[実施例8]
シリカ上の葉酸鉄混合物
水酸化ナトリウム(3.63g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.05g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化第一鉄四水和物(9.00g、0.045mol)を加えた。次に、この混合物が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(225.3g)を加える。総重量:458gの自由流動性固体。
[実施例9]
葉酸マグネシウム混合物
水酸化ナトリウム(5.44g、0.132mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(30.01g、0.068mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、磁気撹拌子を用いた20分間の撹拌により溶液になった。この溶液に、塩化マグネシウム六水和物(13.80g、0.068mol)を加え、乾燥して、薄オレンジ色の非含水固体(37.3g、理論値の94.6%)が生成するまで、真空オーブン中、60℃で乾燥した。
[実施例10]
シリカ上の葉酸マグネシウム混合物
水酸化ナトリウム(3.60g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(19.97g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。この溶液に、塩化マグネシウム六水和物(9.25g、0.045mol)を加えた。次に、この混合物が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(229.2g)を加える。総重量:462gの自由流動性固体。
[実施例11]
葉酸カルシウム混合物
水酸化ナトリウム(6.00g、0.150mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(33.05g、0.075mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色の懸濁液になった。この懸濁液は、磁気撹拌子を用いた20分間の撹拌後、徐々に溶液を形成した。この溶液に、塩化カルシウム二水和物(11.01g、0.075mol)を加え、乾燥して、薄オレンジ色の非含水固体(42.6g、理論値の95.3%)が生成するまで、真空オーブン中、60℃で乾燥した。
[実施例12]
シリカ上の葉酸カルシウム混合物
水酸化ナトリウム(3.61g、0.090mol)を脱イオンH2O200mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(20.07g、0.045mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌により溶液になった。この溶液に、塩化カルシウム二水和物(6.69g、0.045mol)を加えた。次に、この混合物が自由流動性固体になるまで、この水性混合物にシリカゲル(281.6g)を加える。総重量:512gの自由流動性固体。
[実施例13]
粉砕トウモロコシ穂軸上の葉酸亜鉛混合物
水酸化ナトリウム(1.81g、0.045mol)を脱イオンH2O100mLに加えた。この溶液に、葉酸(9.99g、0.023mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(3.09g、0.023mol)を加え、この混合物に、粉砕トウモロコシ穂軸(4.36g)を加え、均一になるまで撹拌した。次に、この混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥する。総重量:19.34gの微細固体。
[実施例14]
粉砕トウモロコシ穂軸上の葉酸亜鉛混合物
水酸化ナトリウム(0.91g、0.023mol)を脱イオンH2O70mLに加えた。この溶液に、葉酸(5.03g、0.011mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(30.87g、0.23mol)を加え、この混合物を、粉砕トウモロコシ穂軸(11.7g)に加え、均一になるまで撹拌した。次に、この混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥する。総重量:45.6gの微細固体。
[実施例15]
シリカ上の葉酸亜鉛混合物
水酸化ナトリウム(1.27g、0.032mol)を脱イオンH2O100mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(7.00g、0.016mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(43.2g、0.318mol)を加え、この混合物が自由流動性固体になるまで、この混合物にシリカゲル(99.98g)を加えた。総重量:251.71gの自由流動性固体。
[実施例16]
セルロース上の葉酸銅混合物
水酸化ナトリウム(2.72g、0.068mol)を脱イオンH2O150mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(14.98g、0.034mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化銅二水和物(57.99g、0.34mol)を加え、この混合物を、セルロース(20.6g)に加えて、均一になるまで撹拌した。次に、この混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥した。総重量:87.33gの微細固体。
[実施例17]
粉砕トウモロコシ上の葉酸マンガン混合物
水酸化ナトリウム(2.18g、0.054mol)を脱イオンH2O100mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(12.01g、0.027mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化マンガン四水和物(5.39g、0.027mol)を加え、これを、粉砕トウモロコシ(5.8g)に加え、均一になるまで撹拌した。次に、この混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥した。総重量:19.76gの微細固体。
[実施例18]
粉砕トウモロコシ穂軸上の葉酸マンガン混合物
水酸化ナトリウム(1.45g、0.036mol)を脱イオンH2O120mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(8.00g、0.018mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化マンガン四水和物(17.95g、0.091mol)を加え、これを、粉砕トウモロコシ穂軸(8.65g)に加え、均一になるまで撹拌した。次に、この担体混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥した。総重量:32.80gの微細固体。
[実施例19]
粉砕トウモロコシ穂軸上の葉酸鉄混合物
水酸化ナトリウム(2.00g、0.05mol)を脱イオンH2O250mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(11.05g、0.025mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化鉄(II)四水和物(49.59g、0.294mol)を加え、これを、粉砕トウモロコシ穂軸(20.2g)に加え、均一になるまで撹拌した。次に、この担体混合物を真空オーブン中、60℃で乾燥した。総重量:58.70gの微細固体。
[実施例20]
ヒツジ血清中濃度
ヒツジに、3種の異なる試料、すなわち葉酸が存在しない試料CSK15083、葉酸自体であるCSK15084、及び本発明の一例を表す実施例1において調製した通りの葉酸亜鉛混合物であるCSK15085を用いて試験した(図1〜4を参照されたい)。
動物を群に分けて、穀物飼料を摂取することができる家畜小屋に収容した。投与計画は、以下の通りであった。葉酸の一日量は、ヒツジあたり1日あたり、0.5ポンドの量で供給される試験物品を創出するための粉砕トウモロコシと混合した、ヒツジには、14日間試験飼料を供給した。1日あたりに各頭に供給された葉酸当量は、30ミリグラムであった。
研究の結果が図1〜4に示されている。それらはすべて、平均又は中央値のどちらを見るかに関わりなく、ヒツジに本発明の生成物であるCSK15085を投与した時に最も大きく血清中葉酸濃度が上昇したことを示している(図1〜4)。CSK15084又はCSK15085の一方が与えられているヒツジの血清中葉酸濃度は上昇する一方、CSK15083を与えられたヒツジの血清中葉酸濃度は、試験物品が与えられた後、変化しなかった。葉酸の血清中レベルの向上は、先に言及した物品において示されている通り、ミルク生産が実質的に増加する指標となる。さらに、葉酸亜鉛混合物は、葉酸単独よりも良好に機能した。
実施例9〜12のカルシウム塩及びマグネシウム塩を与えられたヒツジは、葉酸単独の対照と比較した時、葉酸の血清中レベルの増加を示さなかった。
[実施例21]
(子牛についての研究)
実施例21は、ウシについての研究である。図5の図面において、CSK16083は葉酸単独を表す。CSK16084は銅-葉酸混合物1:1(実施例3)であり、CSK16085はセルロース上の銅-葉酸混合物1:10(実施例16)である。
子牛には、14日間、1日あたり葉酸源120mgを飼料と共に2lbs/頭の割合で与えた。葉酸のない対照群との比較が、図5に示されている。血清中葉酸は、実施例3及び実施例16の配合物によって、良い方向に著しく変化したことがわかる。
[実施例22]
(ヒツジ)
実施例22は、実施例20のプロトコルを使用したが、それぞれ、実施例5及び7のMn及び鉄混合物を用いたヒツジについての研究である。図6において、CSK16086は葉酸単独である。CSK16087は、鉄と葉酸との1:1の混合物であり(実施例7)、CSK16088は、マンガンと葉酸との混合物である[実施例5]。図7において分かる通り、実施例5及び7との混合物についての血清中葉酸濃度は、良い方向に著しく変化する。この試験では、雌ヒツジに、いかなる担体も含まないが、飼料用の粉砕トウモロコシ上で混合した、乾燥した濃縮葉酸金属塩混合物を与えた。
[実施例23]
この実施例において、自由流動するまで、葉酸亜鉛混合物をシリカゲルと共に混合し、次に、試験用の粉砕トウモロコシ穂軸とブレンドした。
実施例15において調製した通り、亜鉛-葉酸混合物20:1はシリカ上で乾燥した。データが図7に示されている。
[実施例24]
葉酸亜鉛混合物
水酸化ナトリウム(0.96g、0.024mol)を脱イオンH2O1100mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(5.40g、0.012mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化亜鉛(16.68g、0.12mol)を加え、これは容易に撹拌された。微細懸濁液は、乾燥動物飼料(粉砕トウモロコシ)上に容易に噴霧された。
[実施例25]
葉酸マンガン混合物
水酸化ナトリウム(0.98g、0.024mol)を脱イオンH2O1120mLに加えた。この基礎溶液に、葉酸(5.30g、0.012mol)を加え、これにより、鮮やかなオレンジ色になった。この懸濁液は、20分間の連続撹拌の間に溶液になった。この鮮やかなオレンジ色の溶液に、塩化マンガン四水和物(23.11g、0.18mol)を加え、これは容易に撹拌された。微細懸濁液は、乾燥動物飼料(粉砕トウモロコシ)上に容易に噴霧された。
[実施例26]
Zn葉酸混合物10:1は、実施例24に記載されている通り調製し、Mn葉酸混合物(15:1)は、実施例25に記載されている通り調製した。次に、この液体混合物を粉砕トウモロコシ上に、直接噴霧した。血清の結果(ヒツジ)が図8に示されており、望ましい場合、担体なしに、有効性を実現することができることを実証している。
本発明の実施形態として例えば以下を挙げることができる。
[実施形態1]
第一胃細菌をバイパスする、反芻動物への葉酸の栄養補給の方法であって、
水中で葉酸を水溶性金属塩と混合して混合物を得るステップであって、金属が亜鉛、銅、鉄及びマンガンからなる群から選択される、ステップ、及び
混合物を反芻動物に供給ステップ
を含む、方法。
[実施形態2]
反芻動物が、ウシ、ヤギ及びヒツジからなる群から選択される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態3]
金属塩陰イオンが、硫酸イオン、塩化物イオン、酢酸イオン、リン酸イオン及び硝酸イオンからなる群から選択される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態4]
葉酸と水溶性金属塩とのモル比が約1:1〜約1:25である、実施形態1に記載の方法。
[実施形態5]
水溶性のものが非毒性担体上に置かれる、実施形態1に記載の方法。
[実施形態6]
担体が、蒸留所発酵可溶物、飼料用穀物、トウモロコシ穂軸粉、乳清及び他のセルロース物質からなる群から選択される、実施形態5に記載の方法。
[実施形態7]
混合物の供給が、20mg/頭/日〜160mg/頭/日の葉酸等価物となる割合で行われる、実施形態1に記載の方法。
[実施形態8]
供給が、40mg/頭/日〜80mg/頭/日の割合で行われる、実施形態7に記載の方法。
[実施形態9]
担体上の混合物が、さらなる一般的な飼料用成分と混合される、実施形態5に記載の方法。
[実施形態10]
反芻動物の血清中葉酸レベルを増加させるために、第一胃において安定であるが、腸に可溶である組成物であって、
鉄、銅、亜鉛及びマンガンからなる群から選択される金属の水溶性金属塩と共に溶解した葉酸を含む、組成物。
[実施形態11]
蒸留所発酵可溶物、飼料用穀物、トウモロコシ穂軸粉、乳清及び他のセルロース担体からなる群から選択される担体と混合される、実施形態10に記載の組成物。
[実施形態12]
金属塩が、硫酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、塩化物イオン及び酢酸イオンからなる群から選択される陰イオンを有する、実施形態10に記載の組成物。

Claims (14)

  1. 第一胃細菌をバイパスする、反芻動物への葉酸の栄養補給の方法であって
    (i)水中で葉酸を強塩基と混合するステップ、
    (ii)得られた水溶液中で葉酸を水溶性金属塩と混合して混合物を得るステップであって、金属が亜鉛、銅、鉄及びマンガンからなる群から選択される、ステップ、及び
    (iii)混合物を反芻動物に供給するステップ
    を含み、
    金属塩陰イオンが、硫酸イオン、塩化物イオン、酢酸イオン、リン酸イオン及び硝酸イオンからなる群から選択される、方法。
  2. 強塩基が、水酸化ナトリウムである、請求項1に記載の方法。
  3. 金属塩陰イオンが、硝酸イオンである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ステップ(ii)において、脂肪酸の存在下で葉酸を水溶性金属塩と混合することを除く、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 反芻動物が、ウシ、ヤギ及びヒツジからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 葉酸と水溶性金属塩とのモル比が1:1〜1:25である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 水溶性金属塩が非毒性担体上に置かれる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 担体が、蒸留所発酵可溶物、飼料用穀物、トウモロコシ穂軸粉、乳清及び他のセルロース物質からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。
  9. 混合物の供給が、20mg/頭/日〜160mg/頭/日の葉酸等価物となる割合で行われる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 供給が、40mg/頭/日〜80mg/頭/日の割合で行われる、請求項9に記載の方法。
  11. 担体上の混合物が、さらなる一般的な飼料用成分と混合される、請求項7に記載の方法。
  12. 反芻動物の血清中葉酸レベルを増加させるために、第一胃において安定であるが、腸に可溶である組成物であって、
    鉄、銅、亜鉛及びマンガンからなる群から選択される金属の水溶性金属塩と共に溶解した葉酸をみ、
    金属塩が、硫酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、塩化物イオン及び酢酸イオンからなる群から選択される陰イオンを有する、組成物。
  13. 金属塩が、硝酸イオンを有する、請求項12に記載の組成物。
  14. 蒸留所発酵可溶物、飼料用穀物、トウモロコシ穂軸粉、乳清及び他のセルロース担体からなる群から選択される担体と混合される、請求項12又は13に記載の組成物。
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