JP6843808B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
IoT(Internet Of the Thing;物のインターネット)機器の普及が爆発的に進み、日常生活にも様々な用途で利用され始めている。IoT機器が大量に市場導入されるようになると、個々の接続設定が膨大な数となり煩雑になっていくため、個々の端末を管理することはユーザもしくは管理者の大きな負担となってくる。
このため、例えば特許文献1には、近距離無線通信技術を有する全てのIoTデバイスからの情報はデータの中継を行う装置(スマートフォンや無線ルータ、アクセスポイント)で個別デバイスの認証を行わず、データの中継を行う装置はインターネットのサーバにデータを伝送し、サーバにおいて届いたIoTデバイス情報を解析する手段と認証を行う技術が開示されている。
特開2017−102627号公報
特許文献1に開示されている技術は、IoT機器をネットワークに参加させるための負荷を軽減するために有効と考えられる。しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、IoT機器の数が増えるほどサーバの負担が増大する。世の中のあらゆるデバイスがインターネットに接続されて情報のやり取りを行うことがIoTの考え方であり、IoT機器の認証処理等をサーバで集中管理することは、IoT機器の数が増加した場合には現実的な解として機能しなくなる恐れがある。
このため、IoT機器をネットワークに参加させるための負荷軽減には、改良の余地があると考えられる。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、IoT機器をネットワークに参加させるための負荷を軽減するための技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、情報処理装置である。この装置はユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得する新規機器情報取得部と、前記新規機器情報取得部が取得したユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得するゲートウェイ情報取得部と、前記新規機器情報取得部が取得した機器情報と、前記ゲートウェイ情報取得部が取得したゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得する構成情報取得部と、前記ゲートウェイ情報取得部が取得したゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信する送信部と、を備える。
前記ゲートウェイ機器は、近距離無線通信の通信プロトコルと、携帯電話通信の通信プロトコルとを変換する機器であってもよく、前記ゲートウェイ情報は、前記ゲートウェイ機器に一意に割り当てられた電話番号を含んでもよく、前記送信部は、前記ゲートウェイ機器に割り当てられた電話番号に前記構成情報を特定するための情報が記載されたテキストデータを送信してもよい。
前記ゲートウェイ情報取得部は、ユーザ情報と前記ユーザが所持するゲートウェイ機器に関する情報とを関連づけて格納するユーザデータベースを参照して、前記新規機器情報取得部が取得したユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関する情報を取得してもよく、前記情報処理装置は、前記新規機器情報取得部が取得した機器情報を、前記ユーザ情報と関連づけて前記ユーザデータベースに追加するデータベース管理部をさらに備えてもよい。
前記ゲートウェイ機器は、前記送信部から前記構成情報を特定するための情報を受信することを契機として前記構成情報を設定してもよく、前記送信部は、前記構成情報を特定するための情報を前記ゲートウェイ機器に送信すると、前記ゲートウェイ機器の設定が完了したことを示すメッセージを前記ユーザの連絡先に送信してもよい。
前記新規機器情報取得部は、前記情報処理装置とは異なる他のサーバから、前記ユーザが新たに購入した機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得してもよい。
本発明の第2の態様は、情報処理方法である。この方法において、プロセッサが、ユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得するステップと、取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得するステップと、取得した前記機器情報と前記ゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得するステップと、取得した前記ゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信するステップと、を実行する。
本発明の第3の態様は、プログラムである。このプログラムは、コンピュータに、ユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得する機能と、取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得する機能と、取得した前記機器情報と前記ゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得する機能と、取得した前記ゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信する機能と、を実現させる。
このプログラムを提供するため、あるいはプログラムの一部をアップデートするために、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供されてもよく、また、このプログラムが通信回線で伝送されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、IoT機器をネットワークに参加させるための負荷を軽減することができる。
実施の形態に係る情報処理装置の概要を説明するための図である。 実施の形態に係る情報処理装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係るユーザデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。 実施の形態に係る送信部が送信する設定完了のメッセージの表示画面を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の流れを説明するためのフローチャートである。
<実施の形態の概要>
図1は、実施の形態に係る情報処理装置1の概要を説明するための図である。以下、実施の形態に係る情報処理装置1の概要を(1)から(7)まで順を追って説明するが、この数字は図1における(1)から(7)までの数字に対応する。
(1)ユーザUは、店舗2おいてIoT機器Iを新たに取得する。図1は、ユーザUが店舗2において通信ネットワークNと接続して各種情報をやり取りすることができるスマートメガネを購入して取得した場合の例を示している。
(2)情報処理装置1は、ユーザUを特定するためのユーザ情報と、ユーザUが新たに取得したIoT機器Iを特定するための機器情報とを、インターネット等の通信ネットワークNを介して店舗2に設置されている店舗端末Pから取得する。なお、ユーザUが新たに取得したIoT機器IがBluetooth(登録商標)の通信プロトコルを用いてゲートウェイ機器Gと通信する場合、機器情報にはIoT機器IのBD(Bluetooth Device)アドレスが含まれる。BDアドレスはBluetoothの通信プロトコルを利用するIoT機器Iに一意に割り当てられているため、IoT機器Iを特定するための機器情報として機能し得る。
(3)情報処理装置1は、取得したユーザ情報に基づいてユーザデータベースDを参照することにより、ユーザUが所持しているゲートウェイ機器Gに関するゲートウェイ情報を取得する。このため、ユーザデータベースDには、あらかじめ複数のユーザ情報と、各ユーザ情報で特定されるユーザUが所持しているゲートウェイ機器Gとを関連付けて登録している。なお、ゲートウェイ機器Gは、例えばBluetooth等の近距離無線通信の通信プロトコルと、携帯電話通信等の広域無線通信の通信プロトコルとを変換する機器である。このため、ゲートウェイ機器Gに関する情報は、ゲートウェイ機器Gに一意に割り当てられた電話番号を含んでいる。
(4)情報処理装置1は、ゲートウェイ情報と機器情報とに基づいて、ユーザUが新たに取得したIoT機器Iが、既にユーザUが所持しているゲートウェイ機器Gと接続するためにゲートウェイ機器Gに設定すべき情報である構成情報を取得する。
(5)情報処理装置1は、ゲートウェイ情報に含まれている電話番号宛に、取得した構成情報を特定するための情報を送信する。
(6)ゲートウェイ機器Gは、情報処理装置1から受信した情報に基づいて構成情報を設定する。
(7)ゲートウェイ機器GがユーザUの住居であるユーザ宅3に設置されている場合、店舗2からユーザ宅3にIoT機器Iを持ち帰ったユーザUは、ゲートウェイ機器Gを設定することなくIoT機器Iをゲートウェイ機器Gに接続して使用することができる。
このように、実施の形態に係る情報処理装置1は、ユーザUがIoT機器Iを新たに取得した場合にその情報を取得し、ユーザUが既に所持しているゲートウェイ機器GにIoT機器Iが接続するための構成情報を送信する。これにより、ユーザUがゲートウェイ機器Gに構成情報を入力しなくてもゲートウェイ機器Gは構成情報を得ることができる。結果として、情報処理装置1は、ユーザUがIoT機器Iを通信ネットワークNに参加させるための負荷を軽減することができる。
<実施の形態に係る情報処理装置1の機能構成>
図2は、実施の形態に係る情報処理装置1の機能構成を模式的に示す図である。情報処理装置1は、記憶部10と制御部11とを備える。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示していないデータの流れがあってもよい。図2において、各機能ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示す機能ブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。機能ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
記憶部10は、情報処理装置1を実現するコンピュータのBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)や情報処理装置1の作業領域となるRAM(Random Access Memory)、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、当該アプリケーションプログラムの実行時に参照される種々の情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。
制御部11は、情報処理装置1のCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部10に記憶されたプログラムを実行することによって新規機器情報取得部110、ゲートウェイ情報取得部111、構成情報取得部112、送信部113、及びデータベース管理部114として機能する。
なお、図2は、情報処理装置1が単一の装置で構成されている場合の例を示している。しかしながら、情報処理装置1は、例えばクラウドコンピューティングシステムのように複数のプロセッサやメモリ等の計算リソースによって実現されてもよい。この場合、制御部11を構成する各部は、複数の異なるプロセッサの中の少なくともいずれかのプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。
新規機器情報取得部110は、ユーザUが新たに取得した通信機器であるIoT機器Iを特定するための機器情報と、ユーザUを特定するためのユーザ情報とを取得する。具体的には、ユーザUが店舗2において新たにIoT機器Iを購入する際、ユーザUのユーザ情報が店舗2に設置されている店舗端末Pに入力される。新規機器情報取得部110は、通信ネットワークNを介して店舗端末Pから機器情報とユーザ情報とを取得する。なお、機器情報は、IoT機器Iが無線通信をする際に利用されるアドレスを含んでいる。例えば、IoT機器IがBluetoothの通信プロトコルを用いて無線通信する場合、機器情報にはBDアドレスが含まれる。
ゲートウェイ情報取得部111は、新規機器情報取得部110が取得したユーザ情報で特定されるユーザUに関連づけられているゲートウェイ機器Gに関するゲートウェイ情報を取得する。具体的には、ゲートウェイ情報取得部111は、ユーザ情報とユーザUが所持するゲートウェイ機器Gに関する情報とを関連づけて格納するユーザデータベースDを参照して、新規機器情報取得部110が取得したユーザ情報で特定されるユーザUに関連づけられているゲートウェイ機器Gに関する情報を取得する。
図3は、実施の形態に係るユーザデータベースDのデータ構造を模式的に示す図である。ユーザデータベースDは、情報処理装置1のデータベース管理部114によって管理される。各ユーザUには、ユーザUを特定するためのユーザ情報が一意に割り当てられている。ユーザデータベースDは、ユーザ情報毎に、各ユーザUが所持しているゲートウェイ機器Gに関する情報、ユーザUが所持しているゲートウェイ機器G以外の他の機器の情報、及びユーザUの連絡先を格納している。
図3に示すように、ゲートウェイ情報は、ゲートウェイ機器Gに一意に割り当てられた電話番号と、ゲートウェイ機器Gの製造者及び型番を示す種別情報を含んでいる。構成情報取得部112は、新規機器情報取得部110が取得した機器情報と、ゲートウェイ情報取得部111が取得したゲートウェイ情報とに基づいて、機器情報で特定される通信機器がゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器Gを利用するためにゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を取得する。
IoT機器Iがゲートウェイ機器Gと接続するためにゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報は、ゲートウェイ機器Gの種別によって異なることがある。そこで、構成情報取得部112は、ゲートウェイ機器Gの種別情報に基づいて、ゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を取得する。具体的には、構成情報取得部112は、記憶部10に格納されている図示しない構成情報データベースを参照してゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を取得すればよい。これに替えて、あるいはこれに加えて、構成情報取得部112は、種別情報に基づいてゲートウェイ機器Gの製造者が管理するウェブサイトにアクセスして、ゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を取得してもよい。
また、IoT機器IがBluetoothの通信プロトコルを用いて無線通信する場合、ゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報にはIoT機器IのBDアドレスが含まれる。構成情報取得部112は、新規機器情報取得部110が取得した機器情報からIoT機器IのBDアドレスを抽出して構成情報に含める。
送信部113は、ゲートウェイ情報取得部111が取得したゲートウェイ情報に基づいて、そのゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器Gの連絡先に、構成情報を特定するための情報を送信する。
ここで「構成情報を特定するための情報」とは、例えば、ゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報をダウンロード可能なウェブサイトのURI(Uniform Resource Identifier)が記載された文字情報(テキストデータ)である。また、構成情報を特定するための情報は、構成情報そのものを記載した文字情報であってもよい。いずれにしても、構成情報を特定するための情報を取得したゲートウェイ機器Gは、その情報をもとに構成情報を取得することができる。
このように、実施の形態に係る情報処理装置1は、ユーザUの手を煩わせることなく、ユーザUが新たに取得したIoT機器IをユーザUが既に所持しているゲートウェイ機器Gに接続させるためにゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を、ゲートウェイ機器Gに送信することができる。ゆえに、情報処理装置1は、IoT機器Iをネットワークに参加させるためのユーザUの負荷を軽減することができる。
上述したように、ゲートウェイ機器Gは、近距離無線通信の通信プロトコルと、携帯電話通信の通信プロトコルとを変換する機器である。このため、各ゲートウェイ機器Gには電話番号が一意に割り当てられており、この電話番号は各ゲートウェイ機器Gのゲートウェイ情報に含まれている。
そこで、送信部113は、ゲートウェイ機器Gに割り当てられた電話番号に構成情報を特定するための情報を送信する。具体的には、送信部113は、既知のSMS(Short Message Service)又は+メッセージ(商標又は登録商標)の技術を用いて構成情報を特定するための情報をゲートウェイ機器Gに送信する。ゲートウェイ機器Gは携帯電話通信の通信プロトコルを使用できるので、SMSや+メッセージを受信することができる。このため、情報処理装置1は、ゲートウェイ機器Gに構成情報を特定するための情報を送信するために新たな送信手段を開発する必要がなく、構成情報を特定するための情報をゲートウェイ機器Gに送信するためのコストを下げることができる。
ここで、ゲートウェイ機器Gによっては、登録する構成情報の数に上限が存在する場合もある。このため、ユーザUが所持するIoT機器Iの数が多くなると、ユーザUが新たに取得したIoT機器Iをゲートウェイ機器Gに接続するための構成情報をゲートウェイ機器Gに登録することができないという事態も起こりうる。
そこで、データベース管理部114は、新規機器情報取得部110が取得した機器情報を、ユーザ情報と関連づけてユーザデータベースDに追加する。これにより、データベース管理部114は、ユーザUが所持しているIoT機器Iの数を把握することができる。データベース管理部114は、新たなIoT機器Iの機器情報をユーザデータベースDに登録する際に、ユーザUが既に所持しているIoT機器Iの数がゲートウェイ機器Gの種別情報に含まれる構成情報の登録数の上限に到達しているか否かを判定する。
ユーザUが既に所持しているIoT機器Iの数がゲートウェイ機器Gの種別情報に含まれる構成情報の登録数の上限に到達している場合、送信部113は、その旨をユーザの連絡先に通知してもよい。具体的には、送信部113は、SMSや+メッセージを利用して、ユーザUが新たに取得したIoT機器Iをゲートウェイ機器Gに登録することができないことを示す文字情報をユーザUの連絡先に送信する。
このように、新規機器情報取得部110が取得した機器情報をユーザ情報と関連づけてユーザデータベースDに追加することにより、データベース管理部114は、ユーザUが新たに取得したIoT機器Iをゲートウェイ機器Gに接続するための構成情報をゲートウェイ機器Gに登録することができるか否かを把握することができる。
実施の形態に係るゲートウェイ機器Gは、送信部113から構成情報を特定するための情報を受信することを契機として自動で構成情報を設定するように構成されている。そこで、送信部113は、構成情報を特定するための情報をゲートウェイ機器Gに送信すると、ゲートウェイ機器Gの設定が完了したことを示すメッセージをユーザUの連絡先に送信する。
図4は、実施の形態に係る送信部113が送信する設定完了のメッセージの表示画面を模式的に示す図である。具体的には、図4は、送信部113が送信したメッセージが、ユーザUが所持するスマートフォン等のユーザ端末Tに表示されている様子を示している。
送信部113が文字情報として設定完了のメッセージをユーザUの連絡先に送信することにより、ユーザUは、手元のユーザ端末Tでゲートウェイ機器Gの設定が完了したことをすぐに確認することができる。
<情報処理装置1が実行する学習方法の処理フロー>
図5は、実施の形態に係る情報処理装置1が実行する情報処理の流れを説明するためのフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば情報処理装置1が起動したときに開始する。
新規機器情報取得部110は、ユーザUが新たに取得した通信機器であるIoT機器Iを特定するための機器情報を取得する(S2)。また、新規機器情報取得部110は、IoT機器Iを新たに取得したユーザUを特定するためのユーザ情報も取得する(S4)。
ゲートウェイ情報取得部111は、新規機器情報取得部110が取得したユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器のゲートウェイ情報を取得する(S6)。構成情報取得部112は、新規機器情報取得部110が取得した機器情報と、ゲートウェイ情報取得部111が取得したゲートウェイ情報とに基づいて、機器情報で特定される通信機器がゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器Gを利用するためにゲートウェイ機器Gに設定すべき構成情報を取得する(S8)。
送信部113は、ゲートウェイ情報取得部111が取得したゲートウェイ情報に基づいて、そのゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器Gの連絡先に構成情報を特定するための情報を送信する(S10)。
データベース管理部114は、新規機器情報取得部110が取得した機器情報を、ユーザ情報と関連づけてユーザデータベースDに追加する(S12)。送信部113は、構成情報を特定するための情報をゲートウェイ機器Gに送信すると、ゲートウェイ機器Gの設定が完了したことを示すメッセージをユーザUの連絡先に送信する(S14)。
<実施の形態に係る情報処理装置1が奏する効果>
以上説明したように、実施の形態に係る情報処理装置1によれば、IoT機器Iをネットワークに参加させるための負荷を軽減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
<第1の変形例>
上記の説明では、ユーザUが実在する店舗2においてIoT機器Iを取得する場合について説明した。これに替えて、あるいはこれに加えて、ユーザUがいわゆるネットショッピングのようにEC(Electronic Commerce)サイトを運用するECサーバ(不図示)からIoT機器Iを購入して取得してもよい。この場合、情報処理装置1の管理者は、あらかじめECサーバの管理者及びユーザUからユーザUの購入情報の提供の同意を得ておく。その上で、情報処理装置1の新規機器情報取得部110は、情報処理装置1とはことなる他のサーバであるECサーバから、ユーザUが新たに購入した機器を特定するための機器情報と、ユーザUを特定するためのユーザ情報とを取得すればよい。
近年では、実在する店舗ではなく、ECサイトで物品を購入することも広く行われている。情報処理装置1がECサイトから機器情報とユーザ情報とを取得することにより、ユーザUがECサイトでIoT機器Iを購入しても、情報処理装置1はIoT機器Iをネットワークに参加させるためのユーザUの負荷を軽減することができる。
上記の説明では、IoT機器IがBluetoothの通信プロトコルを利用してゲートウェイ機器Gと接続する場合について主に説明した。しかしながら、IoT機器Iが利用する通信プロトコルはBluetoothに限られない。この他、IoT機器Iは、Wi−Fi(登録商標)、Zigbee(登録商標)、Z−Wave(登録商標)等の無線通信プロゴトルを利用してもよい。
1・・・情報処理装置
10・・・記憶部
11・・・制御部
110・・・新規機器情報取得部
111・・・ゲートウェイ情報取得部
112・・・構成情報取得部
113・・・送信部
114・・・データベース管理部
2・・・店舗
3・・・ユーザ宅
D・・・ユーザデータベース
G・・・ゲートウェイ機器
I・・・IoT機器
N・・・通信ネットワーク
P・・・店舗端末
T・・・ユーザ端末

Claims (7)

  1. ユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得する新規機器情報取得部と、
    前記新規機器情報取得部が取得したユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得するゲートウェイ情報取得部と、
    前記新規機器情報取得部が取得した機器情報と、前記ゲートウェイ情報取得部が取得したゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得する構成情報取得部と、
    前記ゲートウェイ情報取得部が取得したゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信する送信部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記ゲートウェイ機器は、近距離無線通信の通信プロトコルと、携帯電話通信の通信プロトコルとを変換する機器であり、
    前記ゲートウェイ情報は、前記ゲートウェイ機器に一意に割り当てられた電話番号を含み、
    前記送信部は、前記ゲートウェイ機器に割り当てられた電話番号に前記構成情報を特定するための情報が記載されたテキストデータを送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ゲートウェイ情報取得部は、ユーザ情報と前記ユーザが所持するゲートウェイ機器に関する情報とを関連づけて格納するユーザデータベースを参照して、前記新規機器情報取得部が取得したユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関する情報を取得し、
    前記情報処理装置は、前記新規機器情報取得部が取得した機器情報を、前記ユーザ情報と関連づけて前記ユーザデータベースに追加するデータベース管理部をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ゲートウェイ機器は、前記送信部から前記構成情報を特定するための情報を受信することを契機として前記構成情報を設定し、
    前記送信部は、前記構成情報を特定するための情報を前記ゲートウェイ機器に送信すると、前記ゲートウェイ機器の設定が完了したことを示すメッセージを前記ユーザの連絡先に送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記新規機器情報取得部は、前記情報処理装置とは異なる他のサーバから、前記ユーザが新たに購入した機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. プロセッサが、
    ユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得するステップと、
    取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得するステップと、
    取得した前記機器情報と前記ゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得するステップと、
    取得した前記ゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信するステップと、
    を実行する情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    ユーザが新たに取得した通信機器を特定するための機器情報と、前記ユーザを特定するためのユーザ情報とを取得する機能と、
    取得した前記ユーザ情報で特定されるユーザに関連づけられているゲートウェイ機器に関するゲートウェイ情報を取得する機能と、
    取得した前記機器情報と前記ゲートウェイ情報とに基づいて、前記機器情報で特定される通信機器が前記ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器を利用するために前記ゲートウェイ機器に設定すべき構成情報を取得する機能と、
    取得した前記ゲートウェイ情報に基づいて、当該ゲートウェイ情報で特定されるゲートウェイ機器の連絡先に前記構成情報を特定するための情報を送信する機能と、
    を実現させるプログラム。
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