JP6842438B2 - 管理システム、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理システム、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理システム、管理方法および管理プログラムに関する。
勤怠データに基づき、従業者の労働形態に応じて適切な残業時間算出を実現するシステムが提案されている(特許文献1)。また、勤怠時間の計算処理を汎用的に行うシステムが提案されている(特許文献2)。このシステムでは、一日を一定時間間隔で分割した勤務ポイントを利用して勤務時間を算出する。
特開2005−267285号公報 特開2004−038366号公報
しかしながら、上記のような従来のシステムでは、実際に労働者が労働を開始した時刻や労働を終了した時刻の収集は、労働者自身による自己申告に依存する。このため、労働者等による自己申告に依存することなく、実際の労働時間をきめ細かく管理することは困難である。
また、労働者の自己申告に基づいて労働時間を管理した場合、労務管理が労働者の主観的認識に依存することになり、客観的事実に基づく管理とはいえない。
また、フレックスタイム制や裁量労働制のように明確な勤務時間が定められていない労働者について、労務管理者が、過剰労働を防止するために労働時間を管理しようとした場合、客観的に労働時間を特定して管理することが難しい。
1つの側面では、客観的に労働時間を把握することができる管理システム、管理方法および管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、管理システム、管理方法および管理プログラムは、情報処理端末におけるログイン操作およびログオフ操作を検知する。そして、管理システム、管理方法および管理プログラムは、情報処理端末における入力部を介した操作入力を検知する。そして、管理システム、管理方法および管理プログラムは、検知内容に基づき、ユーザによる情報処理端末の使用時間を算出する。そして、管理システム、管理方法および管理プログラムは、算出した使用時間と予め定められた労働時間との比較に基づき、時間外労働に相当する時間の長さを推定する。
本発明の1実施形態によれば、客観的に労働時間を把握することができる。
図1は、実施形態にかかる管理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、労働時間記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図3は、タイミング記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる管理システムにおける管理処理の大まかな流れの一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる管理システムにおける検知処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態にかかる管理システムにおける抑止処理および推定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態にかかる管理システムにおける、第1の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態にかかる管理システムにおける労働時間算出の一パターンを説明するための図である。 図9は、実施形態にかかる管理システムにおける労働時間算出の他のパターンを説明するための図である。 図10は、実施形態にかかる管理システムにおける、第2の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態にかかる管理システムにおける労働時間算出のさらに他のパターンを説明するための図である。 図12は、ポップアップ画面の一例である。 図13は、実施形態にかかる管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。 図14は、労働時間制の例を説明するための図である。 図15は、労働時間算出の一パターンを説明するための図である。 図16は、労働時間算出の他のパターンを説明するための図である。
以下に、本願の開示する管理システム、管理方法および管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[労働時間制のパターン]
実施形態について説明する前に、まず、労働時間制として想定されるパターンについて説明する。図14は、労働時間制の例を説明するための図である。
図14に示すように、労働時間制の一例として「固定時間制」、「フレックスタイム制」、「裁量労働制」、「変形労働制」が知られている。また、「管理監督者」については被管理監督者とは異なる労働時間制が適用されることが知られている。
「固定時間制」とは、始業時刻および終業時刻が定められており、始業時刻から終業時刻までの時間帯が勤務時間となる労働時間制である。固定時間制が適用される労働者は、定められた勤務時間の間は労働が義務づけられる。そして、固定時間制が適用される労働者が、勤務時間を超えて労働すると、時間外労働をした、とみなされる。そして、時間外労働をした労働者には時間外労働時間分の時間外労働手当、いわゆる残業代が支払われる。また、労働者が深夜や休日に出勤した場合は、通常の時間外労働手当とは異なる深夜労働、休日出勤についての割増賃金が支払われる。勤務時間はたとえば、9時から17時までと定められる。また、勤務時間中に法令等に従い1時間程度の休憩時間が設けられることが多い。
「フレックスタイム制」とは、始業時刻および終業時刻の定めがなく、労働者が労働する時間帯や時間の長さを自由に選択できる制度である。フレックスタイム制を採用する場合は、清算期間、清算期間における総労働時間、1日の標準労働時間、コアタイム等が定められる。清算期間とは、残業時間算出の基準になる期間である。フレックスタイム制を採用する場合には、労働者は1日の労働時間が標準労働時間に達していなくてもよいが、定められた総労働時間だけ清算期間中に労働しなければならない。清算期間としては、たとえば1カ月以内の任意の期間を定めることができる。たとえば、清算期間が1カ月、総労働時間が160時間、1カ月の間に実際に労働者が労働した時間が180時間であれば、180−160=20時間分の時間外労働手当が労働者に支払われる。また、コアタイムが定められている場合は、労働者はコアタイムの間は勤務が義務づけられる。また、深夜労働、休日出勤についての割増賃金も支払われる。
「裁量労働制」とは、みなし労働時間を設定し、労働者が実際に1日に何時間労働したかに関わらず、みなし労働時間分だけ労働したものとみなす制度である。たとえば、みなし労働時間が8時間に設定されると、労働者は、3時間働いた日も、12時間働いた日も、等しく8時間働いたものとみなされる。裁量労働制が適用される場合であっても、みなし労働時間が法定労働時間よりも長く設定されている場合には、時間外労働手当が発生する。たとえば、みなし労働時間が9時間であれば、法定労働時間8時間を超える1時間分の時間外労働手当が支払われる。また、裁量労働制が適用される場合でも、深夜労働や休日出勤については割増賃金が支払われる。
「変形労働制」とは、所定期間ごとの各日の勤務時間を定めて労働させる制度である。変形労働制では、適用する期間(変形期間と呼ぶ。)と、変形期間中の1日当たりの労働時間が定められる。労働時間は、変形期間を通じて平均して1週当たり40時間を超えない範囲で定めなければならない。1週間当たりの労働時間が40時間を超える場合は、超えた分が時間外労働となり時間外労働手当が支払われる。深夜労働や休日出勤についても割増賃金が支払われる。
「管理監督者」については、勤務時間が定められない。また、時間外労働の概念も適用されず、時間外労働手当も発生しない。ただし、深夜労働については割増賃金が支払われる。
このように、労働者に適用される労働時間制は多様であり、時間外労働手当の有無や休日出勤という概念の有無も、労働時間制によって異なる。また、時間外労働手当の算出の手法も労働時間制によって異なる。労働時間制は法令等に基づき定められる。また、法令等に違反しない範囲で、労働者と雇用者間の取り決めによってさらに規則を設けることもできる。このように、裁量労働制やフレックスタイム制等、固定された時間帯に労働しなくてもよい労働者や自宅勤務の労働者については、雇用者が労働時間を把握することが困難となるため、過剰労働を抑止するための対策が求められる。
図15は、労働時間算出の一パターンを説明するための図である。図15に示すパターンは、図14の固定時間制で労働する労働者の場合を想定している。図15のパターンの場合、始業時刻は8時30分、終業時刻は17時30分、休憩時間が12時から13時まで、1日の労働時間は8時間と定められている。そして、労働者は、始業時刻である8時30分までに出社して、8時30分から労働を開始する。そして、終業時刻の17時30分を超えて労働する場合はその労働時間が残業時間、すなわち時間外労働時間となる。図15の場合、8時30分から12時までと、13時から17時30分まで労働すれば、1日の労働時間は8時間となり、その後19時まで労働すれば、1時間30分が時間外労働時間となる。
図16は、労働時間算出の他のパターンを説明するための図である。図16に示すパターンは、図14のフレックスタイム制で労働する労働者の場合を想定している。図16のパターンの場合、労働者は、7時に出社して労働を開始し、12時から13時の間は休憩する。そして、労働者は、13時から19時まで労働している。したがって、休憩時間1時間を除く労働時間は、11時間となる。なお、フレックスタイム制の場合も、法令により8時間を超える労働につき1時間の休憩が義務づけられているため、図16の例においても12時から13時を休憩時間として設定している。また、図15および図16の例において、12時から13時以外にも休憩時間が予め規定されている場合は、休憩時間の分を労働時間から減算する。
図15、図16の場合、労働者が実際に出社してタイムカードを押す等の行為により始業したことが記録される。また、退社のときも同様に労働者がタイムカードを押す等の行為により退社したことが記録される。
[実施形態にかかる管理システム1の構成の一例]
図1は、実施形態にかかる管理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、管理システム1は、管理サーバ10と、クライアント20と、勤怠管理システム30と、を備える。管理サーバ10、クライアント20、および勤怠管理システム30は、ネットワーク40により相互に通信可能に接続される。
管理サーバ10は、クライアント20を使用して労働するユーザ(労働者)の実労働時間を管理する情報処理装置である。管理サーバ10は、たとえば、企業が労働者の労務管理のために使用するサーバである。管理サーバ10は物理的に一つのサーバでなくてもよく、仮想的に構築されるサーバであってもよい。
クライアント20は、ユーザが業務遂行のために使用する情報処理端末である。クライアント20は、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルコンピュータ等の情報処理端末である。また、クライアント20は、たとえば、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)等のユーザが携帯可能な情報処理端末である。なお、図1には1つのクライアント20のみを示すが、管理サーバ10の管理対象であるユーザに対応付けて任意の数のクライアント20を配置することができる。また、クライアント20の数は必ずしも管理対象のユーザ数と一致しなくてもよい。
勤怠管理システム30は、ユーザの勤怠に関する情報を記憶し管理する情報処理システムである。勤怠管理システム30は、たとえば、ユーザの出張、外出、および、有給休暇の取得等に関する情報を記憶する。また、勤怠管理システム30は、ユーザの申告に基づき算出される勤務時間に関する情報を記憶する。なお、図1の例では、勤怠管理システム30は管理サーバ10とは別体として示す。ただし、勤怠管理システム30を管理サーバ10と一体的に構成してもよい。たとえば、勤怠管理システム30と管理サーバ10とを一つの物理サーバ内に構築してもよい。
ネットワーク40は、管理サーバ10、クライアント20、および、勤怠管理システム30を相互に通信可能に接続する。ネットワーク40はたとえば、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワークまたはそれらの組み合わせであってよい。また、ネットワーク40は、有線ネットワーク、無線ネットワークまたはその組み合わせであってよい。
[管理サーバ10の構成の一例]
管理サーバ10は、記憶部110、制御部120、通信部130および入出力部140を備える。
記憶部110は、管理サーバ10における処理に使用される情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部110はたとえば、半導体メモリ素子や記憶装置である。半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
制御部120は、管理サーバ10の動作および機能を制御する。制御部120としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部120に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。制御部120の構成および機能については後述する。
通信部130は、ネットワーク40を介した他の装置等との通信を実現する機能部である。通信部130はたとえば、ルータ、スイッチ、モデム、ポート等を含む。
入出力部140は、管理サーバ10への外部からの情報の入力および外部への情報の出力を実現する機能部である。入出力部140はたとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクロフォン、スクリーン、スピーカ、プリンタおよびそれらの周辺回路等を含む。
[記憶部110に記憶される情報の構成の一例]
記憶部110は、労働時間記憶部111およびタイミング記憶部112を有する。
労働時間記憶部111はたとえば、管理サーバ10の管理対象である各ユーザを一意に識別するための情報と対応付けて、各ユーザがクライアント20を使用して労働した時間を記憶する。たとえば、労働時間記憶部111は、ユーザを一意に識別するユーザID(Identifier)と、当該ユーザが使用するクライアント20を識別する情報と、を記憶する。またたとえば、労働時間記憶部111は、勤務日においてユーザがクライアント20を使用していた時間を示す情報を記憶する。たとえば、労働時間記憶部111は、クライアント20上でログイン操作およびログオフ操作が検知された日時を記憶する。また、たとえば、労働時間記憶部111は、クライアント20上で入力部(入出力部140のうち入力機能を有する部分。たとえばキーボードやマウス。)を介した操作入力が検知された日時を記憶する。また、たとえば、労働時間記憶部111は、クライアント20上での所定のファイルやページの使用や閲覧が検知された日時を記憶してもよい。
図2は、労働時間記憶部111が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図2の例では、「ユーザID」に対応付けて、「クライアントID」、「勤務日」、「総労働時間」、「ログイン・ログオフ」、「操作情報」が記憶される。「ユーザID」は、各ユーザを一意に識別するための情報である。「クライアントID」は当該ユーザが業務遂行に使用するクライアント20を一意に示す情報である。「勤務日」は当該ユーザが勤務する義務のある所定の日を特定する情報である。「総労働時間」は、対応する「勤務日」に当該ユーザが労働した時間の合計である。「総労働時間」は、対応する「勤務日」に当該ユーザがクライアント20を使用していた時間の長さを示す。「ログイン・ログオフ」は、対応する「勤務日」に当該クライアント20上でログイン操作およびログオフ操作が検知された時刻および操作の内容を示す。また、「操作情報」は、対応する「勤務日」に当該クライアント20上で入力部を介した操作入力等が検知された時刻および操作の内容を示す。労働時間記憶部111に記憶される「総労働時間」は、後述する算出部121による第1の算出処理または第2の算出処理により算出される。
たとえば、図2の例では、「ユーザID,U0001」に対応付けて、「クライアントID、C0356」、「勤務日、20180301」、「総労働時間、8時間(7:30-12:00, 13:00-16:30)」が記憶される。また、「ログイン・ログオフ、LI:07:15:50, LO:16:35:42」、「操作情報、M: 08:03:56, K: 08:10:00」が記憶される。これは、ユーザID「U0001」で特定されるユーザはクライアントID「C0356」で特定されるクライアント20を使用して2018年3月1日に勤務したことを示す。また、2018年3月1日の当該ユーザの総労働時間は、7時30分から12時、13時から16時30分までの8時間であることを示す。また、2018年3月1日には、当該クライアント20上で、7時15分50秒にログイン操作、16時35分42秒にログオフ操作が検知されたことを示す。また、操作情報として、マウス(図2中「M」で示す。)の操作やキーボード(図2中「K」で示す。)の操作が検知されたことを示す。
タイミング記憶部112は、制御部120が処理を実行するタイミングに関する情報を記憶する。たとえば、タイミング記憶部112は、第1の所定期間におけるユーザの労働時間を算出するための第1の算出処理(図7参照)を実行する第1の所定のタイミングを記憶する。また、タイミング記憶部112は、第1の算出処理における対象期間である第1の所定期間を記憶する。また、タイミング記憶部112は、第1の所定期間における労働時間または時間外労働時間の限度として設定される第1の所定時間を記憶する。また、タイミング記憶部112は、制御部120が第2の算出処理(図10参照)を実行する第2の所定タイミングを記憶する。また、タイミング記憶部112は、第2の算出処理における対象期間である第2の所定期間を記憶する。また、タイミング記憶部112は、第2の所定期間中の所定勤務時間の合計、すなわち時間外労働とならない総労働時間である第2の所定時間を記憶する。
図3は、タイミング記憶部112が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図3の例では、「労働時間制」に対応付けて、「第1の所定タイミング」、「第1の所定期間」、「第1の所定時間」、「抑止処理」が記憶される。また、図3の例では、「労働時間制」に対応付けて、「第2の所定タイミング」、「第2の所定期間」、「第2の所定時間」が記憶される。なお、タイミングに関する情報は、「労働時間制」および「ユーザID」に対応付けて記憶するようにしてもよい。この場合、同じ「労働時間制」が適用される複数のユーザ各々について異なるタイミングを設定するようにしてもよい。このように構成すれば、たとえば、同じ裁量労働制が適用されるユーザであっても、管理システム1は、異なる内容の労働パターンを各ユーザに適用して柔軟に管理することができる。
たとえば、図3の例では、「労働時間制、A」に対応付けて、「第1の所定タイミング、30分毎」、「第1の所定期間、月始めから」、「第1の所定時間、170時間」、「抑止処理、PU+SD」が記憶される。これは、「A」という労働時間制が適用されるユーザについて、クライアント20がログイン中は30分毎に、月始めからのクライアント20の使用時間が累積労働時間として制御部120により算出されることを示す。また、算出された累積労働時間が170時間に達すると、制御部120により抑止処理が実行されることを示す。たとえば、抑止処理として、警告表示、強制シャットダウン、強制ログオフ等が実行できる。図3の例では、警告を表示するポップアップ画面が表示された(Pop Up:PU)後、強制シャットダウン(Shut Down:SD)が実行される。
また、たとえば、図3の例では、「労働時間制、B」に対応付けて、「第1の所定タイミング、終業時刻」、「第1の所定期間、月始めから」、「第1の所定時間、150時間」、「抑止処理、PU」が記憶される。これは、労働時間制「B」が適用されるユーザについては、終業時刻になると、月初めからその時点までの累積労働時間が制御部120により算出されることを示す。また、算出された累積労働時間が150時間に達すると、制御部120により抑止処理としてポップアップ(PU)画面の表示が実行されることを示す。
また、たとえば、図3の例では、「労働時間制、A」に対応付けて、「第2の所定タイミング」、「第2の所定期間」、「第2の所定時間」が記憶される。これは、労働時間制「A」が適用されるユーザについては、月末になると、その月の累積労働時間が制御部120により算出されることを示す。また、累積労働時間が160時間を超える分が、推定時間外勤務時間として制御部120により算出されることを示す。
[制御部120の構成および機能の一例]
図1に戻り、管理サーバ10の制御部120は、算出部121、抑止部122、推定部123を有する。
算出部121は、記憶部110に記憶される情報に基づき、各ユーザの労働時間を算出する。たとえば、算出部121は、第1の所定タイミング(図3参照)において、ログイン操作、ログオフ操作、クライアント20上での入力部を介した操作入力(図2参照)に基づき、第1の所定期間におけるユーザの労働時間を算出する。
ここで、算出部121は、労働時間を、ログイン操作が検知された後、ログオフ操作が検知されるまでの間の操作入力が所定の条件を満足するか否かに応じて算出する。たとえば、算出部121は、ログイン操作後の所定時間ごとに、操作入力の有無を判定する。そして、算出部121は、所定時間中に操作入力があれば、当該所定時間はユーザが労働していた時間であると判定する。そして、算出部121は、ユーザが労働していた時間であると判定された所定時間を合算したものを労働時間として算出する。第1の所定期間中に複数回ログイン操作およびログオフ操作が検知されている場合は、算出部121は、ログイン操作からログオフ操作までの期間ごとに労働時間を算出して合算する。
また、算出部121は、第2の所定タイミング(図3参照)がくると、第2の所定期間中の総労働時間を算出する。第2の所定タイミングにおける算出部121の処理は第1の所定タイミングにおける算出処理と同様である。算出部121が算出する労働時間は、ユーザによるクライアント20の使用時間である。
抑止部122は、第1の所定タイミングにおいて、算出部121が算出した第1の所定期間の労働時間が第1の所定時間を超えるか否かを判定する。そして、抑止部122は、第1の所定期間の労働時間が第1の所定期間を超えると判定した場合に抑止処理を実行する。他方、第1の所定期間の労働時間は第1の所定期間を超えないと判定した場合には、抑止部122は抑止処理を実行しない。
推定部123は、第2の所定タイミングにおいて、算出部121が算出した第2の所定期間の労働時間と第2の所定時間との比較に基づき、ユーザの推定時間外労働時間を算出する。管理サーバ10は、制度上は「勤務時間」の概念が存在しない裁量労働制が適用されるユーザや、管理監督者も管理対象とする。このため、管理サーバ10は、制度上は「時間外労働」や「勤務時間」という概念が存在しないユーザについても、一定の条件に合致する労働時間を推定時間外労働時間として算出する。
推定部123はたとえば、算出した労働時間が第2の所定時間を超える分を推定時間外労働時間として出力する。また、推定部123は、推定時間外労働時間を記憶部110に記憶する(図示せず)。
[クライアント20の構成および機能の一例]
クライアント20は、記憶部210、制御部220、通信部230および入出力部240を備える。
記憶部210は、クライアント20における処理に使用される情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部210はたとえば、半導体メモリ素子や記憶装置である。半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
制御部220は、クライアント20の動作および機能を制御する。制御部220としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部220に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。制御部220の構成については後述する。
通信部230は、ネットワーク40を介した他の装置等との通信を実現する機能部である。通信部230はたとえば、ルータ、スイッチ、モデム、ポート等を含む。
入出力部240は、クライアント20への外部からの情報の入力および外部への情報の出力を実現する機能部である。入出力部240はたとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクロフォン、スクリーン、スピーカ、プリンタおよびそれらの周辺回路等を含む。
記憶部210には、少なくとも一時的に、クライアント20上でログイン操作およびログオフ操作が検知された日時が記憶される。また、記憶部210には、少なくとも一時的に、クライアント20上で入力部を介した操作入力が検知された日時が記憶される。また、記憶部210は、クライアント20上での所定のファイルの使用や閲覧が検知された日時を少なくとも一時的に記憶してもよい。記憶部210に記憶される情報はたとえば、管理サーバ10の労働時間記憶部111に記憶される情報と同様である。
制御部220は、第1の検知部221、第2の検知部222、抑止部223、および申請部224を有する。
第1の検知部221は、クライアント20上でのログイン操作およびログオフ操作を検知する。第1の検知部221は、検知したログイン操作およびログオフ操作、ならびに当該操作が検知された日時を記憶部210に記憶する。記憶された情報は管理サーバ10に送信され、労働時間記憶部111に記憶される。管理サーバ10への送信タイミングは特に限定されない。
第2の検知部222は、クライアント20上での入力部(入出力部240)を介した操作入力を検知する。第2の検知部222はたとえば、キーボードやマウスの操作による入力を検知する。第2の検知部222は、たとえば、ユーザによるキーボードの打鍵や、マウスのクリックを検知する。第2の検知部222は、検知した操作入力の内容と、当該操作入力を検知した日時を記憶部210に記憶する。記憶された情報は、ログイン操作およびログオフ操作の情報と同様、管理サーバ10に送信され、労働時間記憶部111に記憶される。管理サーバ10への送信タイミングは特に限定されない。
抑止部223は、管理サーバ10の抑止部122からの指示に応じて、クライアント20の抑止処理を実行する。たとえば、抑止部223は、クライアント20の入出力部240、たとえばモニタ上にポップアップ画面を表示する。また、たとえば、抑止部223は、クライアント20を強制的にシャットダウンする。また、たとえば、抑止部223は、クライアント20を強制的にログオフさせる。
申請部224は、クライアント20から勤怠管理システム30への労務に関する申請を送信し、申請結果を受信する。たとえば、抑止部223は、申請画面へのリンクを含むポップアップ画面を表示する。ユーザがリンクをクリックすると申請画面がクライアント20上に表示される。ユーザが申請画面上で行う入力は申請部224により受信され、勤怠管理システム30に送信される。時間外勤務申請を行うための処理の詳細は特に限定されない。
[勤怠管理システム30の構成および機能の一例]
勤怠管理システム30は、記憶部310、制御部320、通信部330および入出力部340を有する。
記憶部310は、勤怠管理システム30における処理に使用される情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部310はたとえば、半導体メモリ素子や記憶装置である。半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
記憶部310は、勤怠情報記憶部311および労働パターン記憶部312を有する。勤怠情報記憶部311は、管理システム1の管理対象であるユーザ各々を一意に識別する情報と対応付けて、当該ユーザの勤怠に関する情報を記憶する。たとえば、勤怠情報記憶部311は、各ユーザに適用される労働時間制、受理された時間外労働申請の内容、登録された出張や外出等の情報等を記憶する。またたとえば、勤怠情報記憶部311は、時間外労働申請の内容に基づき、各ユーザの労働時間(申告時間)を記憶する。勤怠情報記憶部311に記憶される情報の構成は特に限定されない。また、勤怠情報記憶部311は上記の他のユーザの勤怠管理に関する情報を記憶してもよい。
労働パターン記憶部312は、管理対象のユーザに適用される労働時間制を記憶する。たとえば、労働パターン記憶部312は、各ユーザのユーザIDに対応付けて、適用される労働時間制と、(適用あれば)始業時刻および終業時刻、コアタイム、清算期間、みなし労働時間、時間外労働手当、深夜労働・休日出勤の手当等の情報を記憶する。労働パターン記憶部312は、一つの労働時間制について複数のパターンを記憶してもよい。労働パターン記憶部312に記憶される情報の構成は特に限定されない。また、労働パターン記憶部312は上記のほかのユーザの労務管理に関する情報を記憶してもよい。
制御部320は、勤怠管理システム30の動作および機能を制御する。制御部320としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部320に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
制御部320は、通信部330および入出力部340を介して外部から記憶部310に記憶する情報を受信する。たとえば、制御部320は、クライアント20から送信される時間外勤務申請や時間外勤務申請の承認に関する情報を受信し、記憶部310に記憶する。また、制御部320は、労働パターン記憶部312に記憶される労働時間制に関する情報を外部から受信して記憶する。また、制御部320は、管理サーバ10およびクライアント20からの要求に応じて、記憶部310に記憶される情報を管理サーバ10およびクライアント20に送信する。
通信部330は、ネットワーク40を介した他の装置等との通信を実現する機能部である。通信部330はたとえば、ルータ、スイッチ、モデム、ポート等を含む。
入出力部340は、勤怠管理システム30への外部からの情報の入力および外部への情報の出力を実現する機能部である。入出力部340はたとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクロフォン、スクリーン、スピーカ、プリンタおよびそれらの周辺回路等を含む。
[管理システム1における管理処理のおおまかな流れの一例]
図4は、実施形態にかかる管理システム1における管理処理の大まかな流れの一例を示す図である。まず、第1の検知部221および第2の検知部222がクライアント20上におけるログイン操作、ログオフ操作、入力部を介した操作入力を検知する(検知処理、ステップS41)。第1の検知部221および第2の検知部222が検知した操作および操作の日時は管理サーバ10に送信される。そして、管理サーバ10の算出部121は、送信された操作および日時に基づき、操作入力が継続していたとみなすことができる時間すなわち労働時間を算出する(第1の算出処理、ステップS42)。抑止部122は、算出された労働時間に基づき抑止処理を実行する(ステップS43)。また、算出部121は、時間外労働時間を推定するために、第2の算出処理を実行する(ステップS44)。そして、推定部123は、第2の算出処理により算出された労働時間に基づきクライアント20を使用するユーザの推定時間外労働時間を算出する(推定処理、ステップS45)。推定時間外労働時間は、記憶部110に記憶される。これが管理システム1における管理処理のおおまかな流れの一例である。
[検知処理の流れの一例]
図5は、実施形態にかかる管理システム1における検知処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5の例では、検知処理は、クライアント20の第1の検知部221および第2の検知部222が実行する。まず、第1の検知部221は、クライアント20上でのログイン操作を検知する(ステップS51)。そして、第1の検知部221は、ログイン操作があった旨を当該操作の日時と対応付けて記憶部210に記憶する(ステップS52)。クライアント20がログインした後、第2の検知部222は、クライアント20上での入力部を介した操作入力を検知する(ステップS53)。第2の検知部222は、操作入力を検知するたびに、検知した操作の内容と日時とを対応付けて記憶部210に記憶する(ステップS54)。そして、第1の検知部は、クライアント20のログオフ操作を検知する(ステップS55)。第1の検知部はログオフ操作があった旨を当該操作の日時と対応付けて記憶部210に記憶する(ステップS56)。これで、検知処理が終了する。
[抑止処理および推定処理の流れの一例]
図6は、実施形態にかかる管理システム1における抑止処理および推定処理の流れの一例を示すフローチャートである。管理処理は、図5に示す検知処理と平行して実行される。
まず、管理サーバ10の算出部121は、タイミング記憶部112に記憶される第1の所定タイミングがくると、労働時間記憶部111を参照して、第1の所定期間中のユーザの労働時間を算出する(ステップS61)。たとえば、第1の所定タイミングが30分毎ある場合、算出部121は、クライアント20がログイン中は30分毎に、労働時間記憶部111を参照し、ログイン操作およびログオフ操作、操作入力があった時間に基づき、第1の所定期間中の労働時間を算出する。労働時間を算出するための算出処理(図7,10参照)については後述する。算出部121は、算出した労働時間を抑止部122に渡す。
抑止部122は、算出部121が算出した第1の所定期間中の労働時間と第1の所定時間とを比較し、第1の所定期間の労働時間が第1の所定時間を超えるか否かを判定する(ステップS62)。第1の所定期間の労働時間が第1の所定時間を超えると判定した場合(ステップS62、Yes)、抑止部122は抑止処理を実行する(ステップS63)。他方、第1の所定期間の労働時間が第1の所定時間を超えないと判定した場合(ステップS62、No)、抑止部122は処理を算出部121に返す。
次に、算出部121は、第2の所定タイミングに到達したか否かを判定する(ステップS64)。たとえば、算出部121は、月末に達したか否かを判定する。そして、算出部121は第2の所定タイミングに到達していない、と判定した場合(ステップS64、No)、ステップS61に戻って処理を繰り返す。他方、算出部121は第2の所定タイミングに到達した、と判定した場合(ステップS64、Yes)、第2の所定期間中の労働時間を算出する(ステップS65)。そして、算出部121は算出した労働時間を推定部123に渡す。推定部123は、算出部121が算出した労働時間と、第2の所定時間とを比較し、労働時間が第2の所定時間を超える分を推定時間外労働時間として算出する(ステップS66)。そして、推定部123は、算出した推定時間外労働時間を、ユーザID等と対応付けて記憶部110に記憶する(ステップS67)。これで、抑止処理および推定処理が終了する。
[第1の算出処理の流れの一例]
図7は、実施形態にかかる管理システム1における、第1の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。第1の算出処理は、図6のステップS61における処理に相当する。算出部121は、第1の所定タイミングおよび第2の所定タイミングにおいて、それぞれ第1の所定期間および第2の所定期間の労働時間を算出する。まず、算出部121は、該当する期間の最初のログイン操作を抽出する(ステップS71)。そして、算出部121は、ログイン操作後の最初のログオフ操作を抽出する(ステップS72)。そして、算出部121は、抽出したログイン操作からログオフ操作までの間の操作入力を抽出する(ステップS73)。そして、算出部121は、抽出した操作入力に基づき、ユーザがクライアント20の操作を継続していたと判定できる時間を労働時間として算出する(ステップS74)。そして、算出部121は、該当する期間内に、ステップS72で抽出したログオフ操作後にさらにログイン操作があるか否かを判定する(ステップS75)。算出部121は、さらにログイン操作があると判定した場合(ステップS75、Yes)、算出部121はステップS71に戻って処理を繰り返す。他方、さらにログイン操作はないと判定した場合(ステップS75、No)、算出部121は処理を終了する。
図8および図9は、実施形態にかかる管理システム1における労働時間算出のパターンを説明するための図である。図8に示すように、ユーザが7時にログインし、当該ログイン操作が労働時間記憶部111に記憶されているとする。算出部121は、労働時間記憶部111から当該ログイン操作を抽出する。そして、ユーザが勤務した後、19時にログオフし、当該ログオフ操作が労働時間記憶部111に記憶されているとする。算出部121は、労働時間記憶部111から当該ログオフ操作を抽出する。そして、ユーザは、ログイン後に、継続的にクライアント20を8時10分まで操作していたとする。そして、当該操作入力が労働時間記憶部111に記憶されているとする。また、その後、ユーザは8時30分から12時の間、12時40分から17時30分の間、18時から19時の間も継続的にクライアント20を操作していたとする。この場合、算出部121は、7時から8時10分まで、8時30分から12時まで、12時40分から17時30分まで、18時から19時まで、を労働時間として算出する。したがって、算出部121は、ログイン操作からログオフ操作までの労働時間を10時間30分と算出する。
またたとえば、図9に示すように、ユーザが7時にログインした後8時までクライアント20の操作を継続し、その後、9時から再び操作を開始して12時まで操作したとする。さらに、ユーザが13時から17時30分まで操作した後、18時から18時30分まで操作したが、その後19時にログオフするまで操作入力がなかったとする。この場合、算出部121はまず、7時のログイン操作と、19時のログオフ操作を抽出する。そして、算出部121は、ログイン操作とログオフ操作の間の、操作入力が継続した時間を抽出する。すなわち、算出部121は、7時から8時まで、9時から12時まで、13時から17時30分まで、18時から18時30分まで、を労働時間として抽出する。このため、図9の例では、算出部121が算出する労働時間は9時間となる。
このように、算出部121は、ユーザが実際にクライアント20を操作し続けていた時間を労働時間として抽出する。ここで、操作入力は常時継続していなければ労働時間とみなさないのではなく、所定期間中に少なくとも1回入力があれば労働時間とする、等の条件を設定すればよい。たとえば、ログイン後の時間を15分ごとに区分し、15分の間に操作入力が継続する時間が1分以上あれば労働時間とみなす、操作入力の間隔が10分以上になった場合は操作入力がない期間を労働時間ではないとみなす等である。
また、労働時間と判定するための操作入力についての条件は、ユーザ毎、またはユーザの業務内容毎に設定してもよい。また、たとえば、固定時間制のユーザについては操作入力がなくとも、ログイン操作からログオフ操作までの勤務時間の間は労働時間とみなす等の条件を設けてもよい。ただし、業務の性質上、クライアント20に操作入力を行わなければ業務を遂行できないユーザの場合には、算出部121は操作入力の有無のみに基づき労働時間か否かを判定してもよい。
また、オプションとして、所定の動作については、仮に操作入力があったとしても操作入力なしとして扱うことにしてもよい。たとえば、クリック動作を伴わないマウスの移動は、第三者等が偶然マウスに触れてしまっただけの可能性がある。また、同一キーの連打は、ユーザの意図と関係なく、キーボード上に書類等が乗ったために偶然発生した操作である可能性がある。このため、クリック動作を伴わないマウスの移動や、同一キーの連打等は、仮に操作入力として検知されても労働時間の判定においては操作入力ではないものとして扱ってもよい。
[第2の算出処理の流れの一例]
図10は、実施形態にかかる管理システム1における、第2の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。第2の算出処理は、図6のステップS64、S65における処理に相当する。第2の算出処理は、勤怠管理システム30に記憶される情報を参照して算出する労働時間を調整する点が、第1の算出処理と異なる。
まず、算出部121は、第2の所定タイミングにおいて第2の所定期間を対象として第1の算出処理(図7)を実行する(ステップS101)。そして、算出部121は算出対象の期間に対応する勤務時間の情報を勤怠管理システム30から抽出する(ステップS102)。そして、算出部121は、第1の算出処理によって算出した労働時間と、抽出した勤務時間の情報とを比較して、労働時間を調整する(ステップS103)。そして、算出部121は、調整後の労働時間を最終的な当該期間の労働時間として出力する(ステップS104)。これで、第2の算出処理が終了する。
第2の算出処理においては、算出部121は、勤怠管理システム30に記憶される勤務時間の情報、たとえば出張や外出、休暇取得等の情報に基づき算出した労働時間を調整する。たとえば、勤怠管理システム30に出張と記憶されている時間帯については、算出部121は、第1の算出処理によって労働時間ではないと判定された時間帯であっても労働時間に含めて算出する。また、第1の算出処理により、操作入力はないが勤務時間内であるため労働時間と判定された時間帯について、勤怠管理システム30に「外出(私用)」と記憶されている場合は、算出部121は、当該時間帯を労働時間から除外して調整する。また、勤怠管理システム30には「外出(私用)」と記憶されていても、当該時間帯に操作入力がある場合は、算出部121は、当該時間帯を労働時間として算出する。このように労働時間を調整することで、算出部121は、より実情に即した労働時間を算出することができる。
図11は、実施形態にかかる管理システム1における労働時間算出のさらに他のパターンを説明するための図である。図11に示すように、ユーザが7時にログインし、その後、8時までクライアント20を操作した後、8時30分から操作を再開し12時までクライアント20の操作入力が継続しているとする。そして、13時から再び操作が開始し、1時間程度の操作入力のない時間の後、17時30分まで操作が続き、18時から操作が再開した後19時にログオフ操作があったとする。また、当該ユーザは固定時間制が適用されるユーザであるため、算出部121は第1の算出処理においては、操作入力が1時間以上ない場合でも、勤務時間中は労働時間とみなして労働時間を算出する。すると、算出部121は、第1の算出処理の結果、当該ユーザの労働時間を10時間と算出したとする。第2の算出処理を実行する場合、算出部121はさらに、勤怠管理システム30に記憶される情報を参照する。そして、算出部121は、勤怠管理システム30の情報から、当該ユーザにつきこの日の15時から16時まで「外出(私用)」という情報を抽出する。算出部121は、該当する時間が労働時間として算出されていると判定すると、算出した労働時間から1時間を減算する。そして、算出部121は、第2の算出処理の結果として「9時間」を出力する。
(変形例)
上記実施形態において、第1の所定タイミング、第1の所定期間、第1の所定時間は労働時間制に応じて柔軟に設定することができる。たとえば、フレックスタイム制が適用される労働者と、裁量労働制が適用される労働者の各々について、業務の内容や役職に応じて第1の所定時間を変えることができる。また、第1の所定タイミングを複数設けて、1週間おきに累積労働時間をチェックできるように管理システム1を構成してもよい。また、第2の所定タイミング、第2の所定期間、第2の所定時間についても、労働時間制に応じて同様に柔軟に設定することができる。
また、抑止処理の内容も、労働時間制、労働者の役職や業務内容に応じて異なる抑止処理が実行されるようにしてもよい。また、抑止処理においてポップアップ画面を表示する際に、ユーザの累積労働時間や労働してよい上限である制限時間等を表示するようにしてもよい。図12は、ポップアップ画面の一例である。図12に示すように、ユーザ名や、ログイン時刻、ログオフ時刻、累積労働時間、制限時間等をポップアップ画面に表示できる。また、ポップアップ画面から労働時間の延長申請に容易に移動できるようにポップアップ画面をデザインすることができる(図12の「申請」ボタン参照)。
また、算出部121による労働時間算出のタイミングは、第1の所定タイミングおよび第2の所定タイミング以外のタイミングであってもよい。たとえば、算出部121は所定時間ごとに労働時間の算出を行い、それまでの算出結果に加算していくものとしてもよい。そして、第2の所定タイミングにおける推定時間外労働時間の算出が完了した時点で、
算出部121がそれまでの算出結果の累積値をクリアするものとしてもよい。
[第1の実施形態の効果]
上記のように、実施形態にかかる管理システムは、第1の検知部と、第2の検知部と、算出部と、推定部と、を備える。第1の検知部は、情報処理端末(クライアント)におけるログイン操作およびログオフ操作を検知する。第2の検知部は、情報処理端末における入力部を介した操作入力を検知する。算出部は、第1の検知部および第2の検知部による検知内容に基づき、ユーザによる情報処理端末の使用時間を算出する。推定部は、算出部が算出した使用時間と予め定められた労働時間との比較に基づき、時間外労働に相当する時間の長さを推定する。このため、実施形態にかかる管理システムは、情報処理端末の操作状況に基づき、客観的に労働時間を把握することができる。
また、実施形態にかかる管理システムにおいて、第2の検知部は、ユーザによるマウス操作およびキーボード操作の少なくとも一方を検知する。このため、管理システムは、ユーザの活動実態に即した情報に基づき、労働時間を把握することができる。
また、実施形態にかかる管理システムにおいて、算出部は、ユーザの労働時間制に応じて異なる第1の所定タイミングにおける情報処理端末の使用時間を算出する。また、管理システムはさらに、使用時間が、ユーザの労働時間制に応じて異なる第1の所定時間を超える場合に、情報処理端末の強制シャットダウン、強制ログオフ、および警告表示の少なくともいずれか1つを実行する抑止部を備える。このため、実施形態にかかる管理システムは、多様な労働時間制のユーザについて、客観的に労働時間を把握して長時間労働を抑止することができる。
また、実施形態にかかる管理システムにおいて、算出部は、月初めから月末までの情報処理端末の使用時間を算出する。そして、推定部は、算出部が算出した使用時間が、第2の所定時間を超える分を、時間外労働に相当する時間であると推定する。このため、管理システムは、時間外労働の概念が存在しない労働時間制が適用されるユーザについても、時間外労働時間に相当する時間を推定し、長時間労働の抑止に利用することができる。
[第2の実施形態]
これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[クラウドコンピューティングによる実装]
開示の管理プログラムは、クラウドシステムを構成するサーバに実装し、クラウドシステムを介して、様々な場所に存在するユーザの労働時間および情報処理端末の操作状態を管理するために使用することができる。このようにすれば、広範な地域に散らばる会社施設での勤務者の勤務状態を一括して管理することができ、効率的な労働管理を実現することができる。
[分散および統合]
図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。たとえば、上記実施形態において、管理サーバ10の機能として説明した機能は、クライアント20上で動作するクライアントアプリケーションの機能として実装することができる。また、クライアント20の機能として説明した機能の一部または全部を管理サーバ10の機能として実装することができる。各機能の配置は、管理サーバ10、クライアント20、勤怠管理システム30の処理能力等に基づき決定することができる。また、図1に示すクライアント20の機能の一部または全部は、管理サーバ10が実行するものとしてもよい。また、管理サーバ10の機能と勤怠管理システム30の機能とは適宜統合、分散することができる。
[管理プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをサーバ等のコンピュータからタブレット端末やノート型コンピュータ等のコンピュータに配布し、サーバとコンピュータとが処理を協働して実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図13を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図13は、第1〜2の実施形態にかかる管理プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図13に示すように、コンピュータ1000は、操作部1100と、ディスプレイ1200と、通信部1300とを有する。さらに、このコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1400と、ROM(Read Only Memory)1500と、RAM(Random Access Memory)1600と、HDD(Hard Disk Drive)1700とを有する。これら1100〜1700の各部はバス1800を介して接続される。
HDD1700には、図13に示すように、上記の第1の実施形態で示した各部と同様の機能を発揮するモジュールを実装することができる管理プログラム1700aが予め記憶される。この管理プログラム1700aについては、図1に示した各々の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。すなわち、HDD1700に記憶される各データは、常に全てのデータがHDD1700に記憶される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD1700に記憶されればよい。
そして、CPU1400が、管理プログラム1700aの各モジュールをHDD1700から読み出してRAM1600に展開する。これによって、図13に示すように、管理プログラム1700aは、管理プロセス1600aとして機能する。この管理プロセス1600aは、HDD1700から読み出した各種データを適宜RAM1600上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、管理プロセス1600aは、図1に示した各処理部にて実行される処理を含む。また、CPU1400上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU1400上で動作する必要はなく、必要な処理部のみが仮想的に実現されればよい。
なお、上記の管理プログラム1700aについては、必ずしも最初からHDD1700やROM1500に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。または、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ1000がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 管理システム
10 管理サーバ
110 記憶部
111 労働時間記憶部
112 タイミング記憶部
120 制御部
121 算出部
122 抑止部
123 推定部
130 通信部
140 入出力部
20 クライアント
210 記憶部
220 制御部
221 第1の検知部
222 第2の検知部
223 抑止部
224 申請部
30 勤怠管理システム
310 記憶部
311 勤怠情報記憶部
312 労働パターン記憶部
40 ネットワーク

Claims (6)

  1. 情報処理端末におけるログイン操作およびログオフ操作を検知する第1の検知部と、
    前記情報処理端末における入力部を介した操作入力を検知する第2の検知部と、
    前記第1の検知部および前記第2の検知部による検知内容に基づき、ユーザによる前記情報処理端末の使用時間を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した使用時間と予め定められた労働時間との比較に基づき、時間外労働に相当する時間の長さを推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする管理システム。
  2. 前記第2の検知部は、ユーザによるマウス操作およびキーボード操作の少なくとも一方を検知することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記算出部は、前記ユーザの労働時間制に応じて異なる第1の所定タイミングにおける前記情報処理端末の使用時間を算出し、
    前記使用時間が、前記ユーザの労働時間制に応じて異なる第1の所定時間を超える場合に、前記情報処理端末の強制シャットダウン、強制ログオフ、および警告表示の少なくともいずれか1つを実行する抑止部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記算出部は、月初めから月末までの前記情報処理端末の使用時間を算出し、
    前記推定部は、前記算出部が算出した使用時間が、第2の所定時間を超える分を、時間外労働に相当する時間であると推定する請求項3に記載の管理システム。
  5. コンピュータに、
    情報処理端末におけるログイン操作およびログオフ操作を検知させ、
    前記情報処理端末における入力部を介した操作入力を検知させ、
    検知内容に基づき、ユーザによる前記情報処理端末の使用時間を算出させ、
    前記算出した使用時間と予め定められた労働時間との比較に基づき、時間外労働に相当する時間の長さを推定させる、
    ことを含む各処理を実行させることを特徴とする管理方法。
  6. 情報処理端末におけるログイン操作およびログオフ操作を検知させ、
    前記情報処理端末における入力部を介した操作入力を検知させ、
    検知内容に基づき、ユーザによる前記情報処理端末の使用時間を算出させ、
    前記算出した使用時間と予め定められた労働時間との比較に基づき、時間外労働に相当する時間の長さを推定させる
    各手順を含む処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
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