JP6841941B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Description
ここでは、本発明をレンズ交換式カメラの交換レンズに適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明が適用された交換レンズの第1の実施の形態の断面図である。図2は、図1の2−2断面図である。図3は、図2の3−3断面図である。図4は、図2の4−4断面図である。なお、図1は、図2の1−1断面図に相当する。
図1に示すように、交換レンズ1は、レンズ鏡筒10の内部に物体側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、絞りSt、第3レンズ群G3及び第4レンズ群G4を備える。第1レンズ群G1、第3レンズ群G3及び第4レンズ群G4は、焦点調節の際に固定のレンズ群である。第2レンズ群G2は、焦点調節の際に移動するレンズ群である。すなわち、本実施の形態の交換レンズ1では、第2レンズ群G2が、フォーカスレンズ群を構成する。交換レンズ1は、第2レンズ群G2を光軸Zに沿って移動させることにより、焦点調節される。
レンズ鏡筒10は、カメラ本体(不図示)に対して固定の固定鏡筒12を有する。固定鏡筒12は、全体として円筒形状を有する。
図5は、図1の5−5断面図である。
第2レンズ保持筒18は、固定鏡筒12に対して移動するレンズ保持筒である。第2レンズ保持筒18は移動筒の一例である。第2レンズ保持筒18は、フォーカスレンズ群支持部30によって移動自在に支持される。また、第2レンズ保持筒18は、フォーカスレンズ群駆動部40に駆動されて移動する。更に、第2レンズ保持筒18は、フォーカスレンズ群ロック機構50によって、移動がロックされる。フォーカスレンズ群支持部30、フォーカスレンズ群駆動部40及びフォーカスレンズ群ロック機構50については、後述する。
第3レンズ保持筒20は、固定鏡筒12に対して固定のレンズ保持筒である。第3レンズ保持筒20は、その外周部に一体的に備えられた環状の支持部20aを介して、固定鏡筒12に固定される。固定鏡筒12に固定された第3レンズ保持筒20は、光軸上に配置される。
第4レンズ保持筒22は、固定鏡筒12に対して固定のレンズ保持筒である。第4レンズ保持筒22は、その外周部に一体的に備えられた環状の支持部22aを介して、固定鏡筒12に固定される。固定鏡筒12に固定された第4レンズ保持筒22は、光軸上に配置される。
絞りユニット26は、絞りStと、その駆動機構と、を備える。絞りStは、たとえば、アイリス絞りで構成される。絞りStの駆動機構は、図示しない絞り用モータを含み、その絞り用モータを駆動して、絞りStの開口部の径を拡縮させる。絞りユニット26は、第3レンズ保持筒20に取り付けられる。
フォーカスレンズ群支持部30は、移動筒である第2レンズ保持筒18を光軸Zに沿って移動自在に支持する。
フォーカスレンズ群駆動部40は、第2レンズ保持筒18を光軸Zに沿って移動させて、フォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)を光軸Zに沿って移動させる。図2及び図3に示すように、フォーカスレンズ群駆動部40は、2つのフォーカス用モータ41を備える。2つのフォーカス用モータ41は、第2レンズ保持筒18を挟んで左右対称に配置される。
フォーカスレンズ群である第2レンズ群G2は、リニアモータであるフォーカス用モータ41への電力供給が絶たれると、位置が不安定になる。フォーカスレンズ群ロック機構50は、第2レンズ保持筒18の移動をロックして、第2レンズ保持筒18に保持されたフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)の移動をロックする。
図6は、フォーカスレンズ群ロックユニットの構成を示す図である。同図は、フォーカスレンズ群をロックした状態を示している。また、同図は、図2の6−6断面図に相当する。
フォーカスレンズ群ロック爪52は、第2レンズ保持筒18に備えられたロック部18Lに係合して、第2レンズ保持筒18の移動を規制する。フォーカスレンズ群ロック爪52は、移動筒ロック部材の一例である。
フォーカスレンズ群ロック爪支持部53は、フォーカスレンズ群ロック爪52の揺動軸52Cの両端を回転自在に支持する。上記のように、フォーカスレンズ群ロック爪52は、揺動軸52Cが光軸Zと直交して配置される。したがって、フォーカスレンズ群ロック爪52は、揺動軸52Cがフォーカスレンズ群ロック爪支持部53に回転自在に支持されることにより、光軸周りに揺動自在に支持される。フォーカスレンズ群ロック爪支持部53は、後述する回転筒61に備えられる。
トーションバネ54は、フォーカスレンズ群ロック爪52の揺動軸52Cに備えられる。トーションバネ54の一端は、フォーカスレンズ群ロック爪本体52Aに係合し、他端はフォーカスレンズ群ロック爪支持部53に係合する。トーションバネ54は、フォーカスレンズ群ロック爪52の先端を第2レンズ保持筒18に向けて付勢する。すなわち、逆止爪部52Bがロック部18Lに近づく方向に付勢する。この方向は、フォーカスレンズ群ロックユニット51が、フォーカスレンズ群ロック位置に位置した際、逆止爪部52Bがロック部18Lの移動経路上に突出する方向(突出方向)である。
揺動規制バー55は、フォーカスレンズ群ロック爪52に係合して、フォーカスレンズ群ロック爪52の揺動を規制する。揺動規制バー55は、丸棒で構成され、その両端を一対の揺動規制バー支持部55aに支持されて、フォーカスレンズ群ロック爪52の揺動軸52Cと平行に配置される。揺動規制バー支持部55aは、後述する回転筒61に備えられる。
フォーカスレンズ群ロックユニット進退駆動部60は、移動筒ロック部材進退駆動部の一例である。フォーカスレンズ群ロックユニット進退駆動部60は、フォーカスレンズ群ロックユニット51をフォーカスレンズ群ロック位置とフォーカスレンズ群アンロック位置との間で移動させる。フォーカスレンズ群ロックユニット進退駆動部60は、回転筒61と、回転筒61を回転駆動する回転筒駆動部62と、を有する。
回転筒61は、回転体の一例である。回転筒61は、固定筒31の内側に備えられ、固定筒31の内周面をガイド面として、周方向に回転自在に支持される。
回転筒駆動部62は、回転体駆動部の一例である。回転筒駆動部62は、回転筒61に備えられるギア部61a、そのギア部61aに噛み合わされる駆動ギア63と、駆動ギア63を回転させる回転駆動ユニット66と、を備える。
図11は、第1の実施の形態の交換レンズの電気的構成を示すブロック図である。
《フォーカスレンズ群のロック及びアンロックの動作》
〈フォーカスレンズ群をロックする場合〉
フォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)をロックする場合は、図2に示すように、回転筒61を反時計回りCCW(Counter Clock Wise)に回転させて、フォーカスレンズ群ロックユニット51をフォーカスレンズ群ロック位置に位置させる。フォーカスレンズ群ロックユニット51が、フォーカスレンズ群ロック位置に位置すると、逆止爪部52Bがロック部18Lの移動経路上に位置する。
ロックされたフォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)をアンロックする場合は、図10に示すように、回転筒61を時計回りCW(Clock Wise)に回転させ、フォーカスレンズ群アンロック位置に位置させる。フォーカスレンズ群ロックユニット51が、フォーカスレンズ群アンロック位置に位置すると、フォーカスレンズ群ロック爪52がロック部18Lからずれた位置に位置する。これにより、逆止爪部52Bが、ロック部18Lから退避し、逆止爪部52Bをロック部18Lに係合させることが不能になる。この結果、フォーカスレンズ群のロックを解除される。
上記のように、フォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)は、カメラの電源のオン、オフに連動して、ロック、アンロックされる。すなわち、カメラの電源がオフされると、フォーカスレンズ群がロックされ、カメラの電源がオンされると、フォーカスレンズ群がアンロックされる。
カメラの電源をオフする操作が行われると、フォーカス用モータ41が駆動され、第2レンズ保持筒18が所定位置に移動する。この位置は、図6に示すように、可動範囲の前端(被写体側の端部の位置)であり、主スライド部33aがフロントストッパ34Fに当接する位置である。
カメラの電源がオンされると、回転筒駆動モータ67が駆動され、フォーカスレンズ群ロックユニット51が、フォーカスレンズ群ロック位置からフォーカスレンズ群アンロック位置に移動する。これにより、フォーカスレンズ群のロックが解除される。
《逆止機構の変形例》
図12は、逆止機構の変形例を示す図である。
上記実施の形態では、ロック部として、平板形状の突起部を第2レンズ保持筒18の外周部に備えているが、ロック部の形態は、これに限定されるものではない。移動筒ロック部材であるフォーカスレンズ群ロック爪52の逆止爪部52Bが逆止可能に係合できる形態であればよい。たとえば、第2レンズ保持筒18の端面にフォーカスレンズ群ロック爪52の逆止爪部52Bを係合させる形態としてもよい。この場合、たとえば、第2レンズ保持筒18の外周の一部に切欠きを設け、その切欠きの位置にフォーカスレンズ群ロック爪52を退避させて、アンロックする構成としてもよい。すなわち、フォーカスレンズ群ロックユニット51をフォーカスレンズ群アンロック位置に位置させると、切欠きの位置にフォーカスレンズ群ロック爪52が位置する構成にする。これにより、アンロックした際に、フォーカスレンズ群ロック爪52が第2レンズ保持筒18に係合するのを防止できる。
上記実施の形態では、フォーカスレンズ群ロックユニット51を光軸周りに揺動させて、フォーカスレンズ群ロックユニット51をフォーカスレンズ群ロック位置とフォーカスレンズ群アンロック位置との間で移動させている。フォーカスレンズ群ロックユニット51をフォーカスレンズ群ロック位置とフォーカスレンズ群アンロック位置との間で移動させる構成は、これに限定されるものではない。アンロックする際、第2レンズ保持筒18の移動を阻害しない位置にフォーカスレンズ群ロックユニット51を移動できる構成であればよい。したがって、たとえば、フォーカスレンズ群ロックユニット51を直線移動させて、フォーカスレンズ群ロック位置とフォーカスレンズ群アンロック位置との間を移動させる構成としてもよい。
[構成]
図13は、本発明が適用された交換レンズの第2の実施の形態の断面図である。また、図14は、図13の14−14断面図である。
本実施の形態の交換レンズ1Aは、第3レンズ群G3が、いわゆる手振れ補正レンズ群として機能する。この第3レンズ群G3を光軸Zと直交する方向に移動させて、手振れを補正する。
手振れ補正レンズ群である第3レンズ群G3は、第3レンズ保持筒20に保持される。第3レンズ保持筒20は、シフト鏡筒の一例である。
手振れ補正レンズ群駆動部77は、第3レンズ群G3を水平方向に駆動する水平方向駆動モータ78H、及び、第3レンズ群G3を垂直方向に駆動する垂直方向駆動モータ78Vを備える。
図15は、手振れ補正レンズ群ロック機構の構成を示す断面図である。同図は、図13の一部を拡大した拡大図である。また、同図は、手振れ補正レンズ群のロックを解除した状態を示している。
ロック穴81は、図14に示すように、スライド部20Bのコーナー部から半径方向に突出した凸部81Aに備えられる。ロック穴81は、嵌合部の一例であり、光軸Zと平行な貫通穴で構成される。
ロックピン82は、先端が丸みを帯びた丸棒状の形状を有する。ロックピン82は、ロックピン本体83にスライド自在に支持される。ロックピン本体83は、シリンダーで構成され、ロックピン82を軸方向にスライド自在に支持する。ロックピン本体83は、ロックピン付勢バネ84を内蔵する。ロックピン付勢バネ84は、ロックピン82をロックピン本体83から突出させる方向に付勢する。これにより、ロックピン82が、突出方向に付勢されて、ロックピン本体83の先端部分から出没自在に備えられる。ロックピン本体83及びロックピンは、シフト鏡筒ロック部材の一例である。また、ロックピン82は、突出方向に付勢されて光軸方向に移動自在な凸部の一例である。
手振れ補正レンズ群ロック機構80は、ロックピン本体83を光軸Zと平行に進退移動させるロックピン本体進退駆動部85を備える。ロックピン本体進退駆動部85は、シフト鏡筒ロック部材進退駆動部の一例である。ロックピン本体進退駆動部85は、ロックピン本体83を光軸Zと平行に移動させて、手振れ補正レンズ群ロック位置と手振れ補正レンズ群アンロック位置との間を移動させる。
ロックピン本体スライド支持部86は、ロックピン本体83をスライド移動自在に支持する。ロックピン本体スライド支持部86は、固定鏡筒12に備えられる。ロックピン本体スライド支持部86は、光軸Zと平行な貫通穴86Aを有する。ロックピン本体83は、ロックピン本体スライド支持部86の貫通穴86Aに嵌められて、ロックピン本体スライド支持部86にスライド自在に支持される。
退避用バネ87は、ロックピン本体83とカバープレート76との間に配置され、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置から退避させる方向に付勢する。ロックピン82は、退避用バネ87の内側に配置され、退避用バネ87の内側を進退移動する。退避用バネ87は、シフト鏡筒ロック部材付勢部の一例である。
ロックピン本体押圧部88は、シフト鏡筒ロック部材押圧部の一例である。ロックピン本体押圧部88は、退避用バネ87の付勢力に抗してロックピン本体83を押圧し、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に向けて移動させる。ロックピン本体押圧部88は、ロックピン本体83に備えられるカムフォロア89と、回転してカムフォロア89を押圧するカム90と、カム90を回転させるカム駆動部92と、を備える。
図18は、第2の実施の形態の交換レンズの電気的構成を示すブロック図である。
《手振れ補正レンズ群のロック及びアンロックの動作》
〈手振れ補正レンズ群をロックする場合〉
手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)をロックする場合は、カム駆動モータ93を駆動して、図17に示すように、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に位置させる。ロックピン本体83が、手振れ補正レンズ群ロック位置に位置すると、ロックピン82がロック穴81に嵌入可能になる。
ロックされた手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)をアンロックする場合は、カム駆動モータ93を駆動して、図15に示すように、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群アンロック位置に移動させる。
フォーカスレンズ群(第2レンズ群G2)をロック、アンロックする場合と同様に、手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)は、カメラの電源のオン、オフに連動して、ロック、アンロックされる。すなわち、カメラの電源がオフされると、手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)がロックされ、カメラの電源がオンされると、手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)がアンロックされる。
カメラの電源をオフする操作が行われると、水平方向駆動モータ78H及び垂直方向駆動モータ78Vが駆動され、手振れ補正レンズ群(第3レンズ群G3)が原点位置に移動する。すなわち、光軸Z上に移動する。
カメラの電源がオンされると、カム駆動モータ93が駆動され、ロックピン本体83が、手振れ補正レンズ群ロック位置から手振れ補正レンズ群アンロック位置に移動する。これにより、ロックピン82が、ロック穴81から抜け、ロックが解除される。
《嵌合部及び凸部の変形例》
上記実施の形態では、貫通穴で構成されるロック穴81(嵌合部の一例)にロックピン82(凸部の一例)を嵌入させて、手振れ補正レンズ群をロックする構成としているが、嵌合部及び凸部の構成は、これに限定されるものではない。嵌合部に凸部が嵌入して、光軸と直交する方向の移動を規制できる構成であればよい。したがって、たとえば、嵌合部は、凸部が嵌合する凹部で構成することもできる。
上記実施の形態では、カムを利用した機構によって、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に対して進退移動させる構成としているが、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に対して進退移動させる機構は、これに限定されるものではない。この他、たとえば、ラックとピニオンギアとで構成される機構でロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に対して進退移動させる構成としてもよい。また、いわゆる送りネジ機構によってロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に対して進退移動させる構成としてもよい。更に、ロックピン本体83を手動で進退移動させる構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、退避用バネ87によって、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置から退避させる方向(=手振れ補正レンズ群ロックに向かう方向)に付勢する構成としているが、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群ロック位置に向かう方向に付勢する構成としてもよい。この場合、シフト鏡筒ロック部材押圧部としてのロックピン本体押圧部は、付勢の方向と反対の方向に押圧する構成とする。すなわち、ロックピン本体83を手振れ補正レンズ群アンロック位置に向けて押圧する構成とする。これにより、ロックピン本体押圧部でロックピン本体83を押圧すると、ロックピン本体83が手振れ補正レンズ群アンロック位置に移動し、押圧力を開放すると、手振れ補正レンズ群ロック位置に移動する。
カム駆動モータ93の回転をカム90に伝達する回転伝達機構94は、ウォームギアで構成することもできる。
上記実施の形態では、カム駆動モータ93及び回転伝達機構94を備えたカム駆動部92によってカム90を回転させる構成としているが、カム90を回転させる構成は、これに限定されるものではない。
上記実施の形態では、レンズ交換式のカメラの交換レンズに本発明を適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではない。この他、レンズ一体式のカメラのレンズ鏡筒に本発明を適用することもできる。
1A 交換レンズ
10 レンズ鏡筒
12 固定鏡筒
12a フォーカスリング
12b 絞りリング
14 マウント
16 第1レンズ保持筒
16a 第1レンズ保持筒の支持部
18 第2レンズ保持筒
18L 第2レンズ保持筒のロック部
18Lf ロック部の前側の端面
18Lr ロック部の後側の端面
18a コイル保持部
20 第3レンズ保持筒
20a 第3レンズ保持筒支持部
20B 第3レンズ保持筒のスライド部
22 第4レンズ保持筒
22a 第4レンズ保持筒の支持部
26 絞りユニット
27 絞り用モータ
30 フォーカスレンズ群支持部
31 固定筒
31a 固定筒の支持部
31b 主ガイド軸支持部
31c 副ガイド軸支持部
31d ヨーク支持部
31e スリット
32a 主ガイド軸
32b 副ガイド軸
33a 主スライド部
33b 副スライド部
34F フロントストッパ
34R リアストッパ
40 フォーカスレンズ群駆動部
41 フォーカス用モータ
41a ヨーク
41a1 インナーヨーク部
41a2 アウターヨーク部
41b 駆動用マグネット
41c 駆動用コイル
50 フォーカスレンズ群ロック機構
51 フォーカスレンズ群ロックユニット
52 フォーカスレンズ群ロック爪
52A フォーカスレンズ群ロック爪本体
52a フォーカスレンズ群ロック爪本体の溝部
52B フォーカスレンズ群ロック爪本体の逆止爪部
52Bf 逆止爪部の前側の端面
52Br 逆止爪部の後側の端面
52C フォーカスレンズ群ロック爪の揺動軸
52D フォーカスレンズ群ロック爪の爪部
53 フォーカスレンズ群ロック爪支持部
54 トーションバネ
55 揺動規制バー
55a 揺動規制バー支持部
60 フォーカスレンズ群ロックユニット進退駆動部
61 回転筒
61a 回転筒のギア部
62 回転筒駆動部
63 駆動ギア
63a 駆動ギアの回転軸
66 回転駆動ユニット
67 回転筒駆動モータ
67a 回転筒駆動モータの出力軸
67b 回転筒駆動モータのケース
67c 回転筒駆動モータのロータ
67c1 ロータの軸部
67e 回転筒駆動モータの軸受部
67f ワッシャ
68 減速機構
68A ウォーム
68B ウォームホイール
69 ワッシャ
70 手振れ補正機構
71 手振れ補正レンズ群スライド支持部
72 支持ベース
72A スライドガイド面
73 ガイドボール
73A ガイドボール保持部
74 引っ張りバネ
74A バネ掛け部
74B バネ掛け部
75A 可動範囲規制開口
75B 可動範囲規制ピン
76 カバープレート
76A ガイド穴
77 手振れ補正レンズ群駆動部
78H 水平方向駆動モータ
78V 垂直方向駆動モータ
80 手振れ補正レンズ群ロック機構
81 ロック穴
81A スライド部の凸部
82 ロックピン
83 ロックピン本体
84 ロックピン付勢バネ
85 ロックピン本体進退駆動部
86 ロックピン本体スライド支持部
86A 貫通穴
87 退避用バネ
88 ロックピン本体押圧部
89 カムフォロア
90 カム
90A カム面
92 カム駆動部
93 カム駆動モータ
94 回転伝達機構
101 ドライブシャフト
101A 軸受部
102 アイドルギア
103 回転調整機構
110 レンズマイコン
110a フォーカスレンズ群駆動制御部
110b 絞り駆動制御部
110c フォーカスレンズ群ロック駆動制御部
110d 手振れ補正レンズ群駆動制御部
110e 手振れ補正レンズ群ロック駆動制御部
112 フォーカス用モータ駆動回路
114 絞り用モータ駆動回路
116 回転筒駆動モータ駆動回路
118 フォーカスレンズ群位置検出部
120 操作部
121H 水平方向駆動モータ駆動回路
121V 垂直方向駆動モータ駆動回路
122 手振れ補正レンズ群位置検出部
124 カム駆動モータ駆動回路
CB カメラボディー
CM カメラマイコン
CCW 反時計回り
CW 時計回り
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
St 絞り
Z 光軸
Claims (16)
- 光軸に沿って移動自在に支持された移動筒と、
前記移動筒を駆動する移動筒駆動用リニアモータと、
前記移動筒の可動範囲の両端において前記移動筒の移動を規制する第1移動規制部及び第2移動規制部と、
移動筒ロック位置に位置することにより、前記第1移動規制部との間で前記移動筒の移動を規制して、前記移動筒の移動をロックする移動筒ロック部材であって、前記移動筒が前記第1移動規制部に向かう方向への移動を許容し、かつ、逆方向への移動を規制する移動筒ロック部材と、
前記移動筒ロック部材を前記移動筒ロック位置に対して進退させる移動筒ロック部材進退駆動部と、
を備えたレンズ鏡筒。 - 前記移動筒ロック部材は、突出方向に付勢されて前記移動筒の移動経路上に出没自在に支持され、かつ、前記移動筒と係合する部分に逆止爪部を有する、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記移動筒ロック部材は、突出方向に付勢されて前記移動筒の移動経路上に出没自在に支持され、
前記移動筒は、前記移動筒ロック部材と係合する部分に逆止爪部を有する、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記移動筒ロック部材進退駆動部は、前記光軸と平行な軸周りに前記移動筒ロック部材を揺動させて、前記移動筒ロック部材を前記移動筒ロック位置に対して進退させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記移動筒ロック部材進退駆動部は、
前記移動筒ロック部材を保持して、前記光軸を中心に回転する回転体と、
前記回転体を回転駆動する回転体駆動部と、
を備える、
請求項4に記載のレンズ鏡筒。 - 前記回転体駆動部は、
モータと、
前記モータの回転を減速して前記回転体に伝達する回転伝達機構と、
を備える、
請求項5に記載のレンズ鏡筒。 - 前記光軸と直交する方向に移動自在に支持されたシフト鏡筒と、
前記シフト鏡筒を駆動するシフト鏡筒駆動用リニアモータと、
前記シフト鏡筒に備えられた嵌合部と、
先端部分に突出方向に付勢されて光軸方向に移動自在な凸部を有し、シフト鏡筒ロック位置に位置させると、前記凸部が前記嵌合部に嵌入して、前記シフト鏡筒をロックするシフト鏡筒ロック部材と、
前記シフト鏡筒ロック部材を前記光軸と平行に移動させて、前記シフト鏡筒ロック位置を前記シフト鏡筒ロック位置に対して進退させるシフト鏡筒ロック部材進退駆動部と、
を備えた請求項1から6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記シフト鏡筒ロック部材進退駆動部は、
前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック位置から退避する方向又は前記シフト鏡筒ロック位置に向かう方向に付勢するシフト鏡筒ロック部材付勢部と、
前記シフト鏡筒ロック部材付勢部の付勢力に抗して前記シフト鏡筒ロック部材を押圧し、前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック部材付勢部による付勢の方向と反対の方向に移動させるシフト鏡筒ロック部材押圧部と、
を備える、
請求項7に記載のレンズ鏡筒。 - 前記シフト鏡筒ロック部材押圧部は、
前記シフト鏡筒ロック部材に備えられるカムフォロアと、
回転して前記カムフォロアを押圧するカムと、
前記カムを回転させるカム駆動部と、
を備える、
請求項8に記載のレンズ鏡筒。 - 前記カム駆動部は、
モータと、
前記モータの回転を減速して前記カムに伝達する回転伝達機構と、
を備える、
請求項9に記載のレンズ鏡筒。 - 前記光軸と直交する方向に移動自在に支持されたシフト鏡筒と、
前記シフト鏡筒を駆動するシフト鏡筒駆動用リニアモータと、
前記シフト鏡筒に備えられた嵌合部と、
先端部分に突出方向に付勢されて光軸方向に移動自在な凸部を有し、シフト鏡筒ロック位置に位置させると、前記凸部が前記嵌合部に嵌入して、前記シフト鏡筒をロックするシフト鏡筒ロック部材と、
前記シフト鏡筒ロック部材を前記光軸と平行に移動させて、前記シフト鏡筒ロック位置を前記シフト鏡筒ロック位置に対して進退させるシフト鏡筒ロック部材進退駆動部であって、前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック位置から退避する方向又は前記シフト鏡筒ロック位置に向かう方向に付勢するシフト鏡筒ロック部材付勢部と、
前記シフト鏡筒ロック部材に備えられるカムフォロアと、前記カムフォロアを介して前記シフト鏡筒ロック部材を押圧し、前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック部材付勢部による付勢の方向と反対の方向に移動させるカムと、を備えるシフト鏡筒ロック部材進退駆動部と、
を備え、前記回転体駆動部によって前記回転体及び前記カムを回転駆動する、
請求項5又は6に記載のレンズ鏡筒。 - 光軸と直交する方向に移動自在に支持されたシフト鏡筒と、
前記シフト鏡筒を駆動するシフト鏡筒駆動用リニアモータと、
前記シフト鏡筒に備えられた嵌合部と、
本体と、前記本体に対して光軸方向に移動自在に支持され、かつ、前記本体に対して突出方向に付勢されて、前記本体の先端部分から出没自在な凸部と、を有し、シフト鏡筒ロック位置に位置させると、前記凸部が前記嵌合部に嵌入して、前記シフト鏡筒をロックするシフト鏡筒ロック部材と、
前記シフト鏡筒ロック部材を前記光軸と平行に移動させて、前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック位置に対して進退させるシフト鏡筒ロック部材進退駆動部と、
を備えたレンズ鏡筒。 - 前記シフト鏡筒ロック部材進退駆動部は、
前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック位置から退避する方向又は前記シフト鏡筒ロック位置に向かう方向に付勢するシフト鏡筒ロック部材付勢部と、
前記シフト鏡筒ロック部材付勢部の付勢力に抗して前記シフト鏡筒ロック部材を押圧し、前記シフト鏡筒ロック部材を前記シフト鏡筒ロック部材付勢部による付勢の方向と反対の方向に移動させるシフト鏡筒ロック部材押圧部と、
を備える、
請求項12に記載のレンズ鏡筒。 - 前記シフト鏡筒ロック部材押圧部は、
前記シフト鏡筒ロック部材に備えられるカムフォロアと、
回転して前記カムフォロアを押圧するカムと、
前記カムを回転させるカム駆動部と、
を備える、
請求項13に記載のレンズ鏡筒。 - 前記カム駆動部は、
モータと、
前記モータの回転を減速して前記カムに伝達する回転伝達機構と、
を備える、
請求項14に記載のレンズ鏡筒。 - カメラ本体に対して着脱自在に装着される交換レンズのレンズ鏡筒である、
請求項1から15のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
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