JP6841805B2 - ロボット教示装置、ロボット教示方法、及び動作命令を記憶する方法 - Google Patents

ロボット教示装置、ロボット教示方法、及び動作命令を記憶する方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロボット教示装置、ロボット教示方法、及び動作命令を記憶する方法に関する。
ロボットに所定の動作を教示するためのロボット教示装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−167884号公報
従来、ロボットの教示に掛かる作業を簡単化することが求められている。
本開示の一態様において、ロボット教示装置は、ロボットの目標位置データを記憶する位置データ記憶部と、ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、目標位置データを含まない動作命令を記憶する動作命令記憶部と、動作命令が入力されたときのロボットの現在位置データを取得し、該現在位置データを目標位置データとして固有の識別子とともに位置データ記憶部に書き込む位置データ書き込み部とを備え、入力された動作命令に目標位置データの識別子を自動付加することで、ロボットに動作を教示する。
本開示の他の態様において、ロボット教示方法は、ロボットの目標位置データを含まない動作命令が入力されたときのロボットの現在位置データを取得し、現在位置データを目標位置データとして固有の識別子とともに記憶し、入力された動作命令に目標位置データの識別子を自動付加することで、ロボットに動作を教示する。
本開示のさらに他の態様において、ロボット教示装置は、ロボットの目標位置データを固有の識別子とともに記憶する位置データ記憶部と、ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、目標位置データを含まない動作命令を記憶する動作命令記憶部と、新たに入力された目標位置データが、過去に位置データ記憶部に記憶された目標位置データと一致する場合に、入力された動作命令に、過去に記憶された目標位置データの識別子を自動付加して、目標位置データを含まない動作命令として動作命令記憶部に書き込む動作命令書き込み部とを備える。
本開示のさらに他の態様において、方法は、ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、ロボットの目標位置データを含まない動作命令を記憶し、新たに入力された目標位置データが、固有の識別子とともに過去に記憶された目標位置データと一致する場合に、入力された動作命令に、過去に記憶された目標位置データの識別子を自動付加して、目標位置データを含まない動作命令として記憶する。
本開示によれば、オペレータは、動作命令を入力する毎に、目標位置データの入力、及び識別子の動作命令への書き込みを行うことが不要となるので、ロボットに動作を教示するための作業工数を低減することができる。したがって、ロボットの教示に掛かる作業を簡単化することができる。
一実施形態に係るロボット教示装置を示す。 図1に示すロボット教示装置のブロック図である。 他の実施形態に係るロボット教示装置を示す。 図3に示すロボット教示装置のブロック図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する種々の実施形態において、同様の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。まず、図1及び図2を参照して、一実施形態に係るロボット教示装置10について説明する。ロボット教示装置10は、ロボット100に動作を教示するための装置である。
ロボット100は、垂直多関節ロボットであって、ロボットベース102、旋回胴104、ロボットアーム106、手首部108、及びエンドエフェクタ110を有する。ロボットベース102は、作業セルの床の上に固定されている。旋回胴104は、ロボットベース102に鉛直軸周りに旋回可能に設けられている。ロボットアーム106は、旋回胴104に回転可能に取り付けられた下腕部112と、該下腕部112の先端に回転可能に取り付けられた上腕部114とを有する。
手首部108は、上腕部114の先端に連結されている。エンドエフェクタ110は、手首部108に取り付けられ、手首部108は、エンドエフェクタ110を回転可能に支持する。エンドエフェクタ110は、ロボットハンド、溶接トーチ、又は塗料噴霧器等であって、ワークに対して所定の作業を行う。
ロボット100は、複数のサーボモータ116(図2)を有する。これらサーボモータ116は、ロボット100の各コンポーネント(ロボットベース102、旋回胴104、ロボットアーム106、手首部108)に内蔵され、これらコンポーネントを駆動軸周りに回転させる。
ロボット教示装置10は、ロボット制御装置12、及び教示デバイス14を備える。ロボット制御装置12は、プロセッサ16及び記憶装置18を有し、ロボット100を制御する。プロセッサ16は、CPU又はGPU等であって、後述する各種処理を実行する。記憶装置18は、ROM及びRAM等を有し、各種データを記憶する。プロセッサ16と記憶装置18とは、バス20を介して、互いに通信可能に接続されている。
ロボット100には、ロボット座標系Cが設定されている。本実施形態においては、ロボット座標系Cは、その原点が、ロボットベース102に配置され、そのz軸が鉛直方向と平行であり、旋回胴104が該z軸周りに旋回されるように、設定されている。
一方、ロボット100の手先部(すなわち、エンドエフェクタ110)には、ツール座標系Cが設定される。ツール座標系Cは、ロボット座標系Cにおけるエンドエフェクタ110の位置を規定する。なお、本稿において、「位置」とは、位置及び姿勢を意味することがある。
ロボット制御装置12は、記憶装置18に記憶された後述の動作命令に従って各サーボモータ116への指令を生成し、ロボット100の各コンポーネントを動作させて、エンドエフェクタ110を複数の目標位置に順に配置する。これにより、ロボット100は、該複数の目標位置によって規定される動作軌道に沿って移動する。
エンドエフェクタ110を1つの目標位置に配置するとき、ロボット制御装置12は、まず、ツール座標系Cをロボット座標系Cにおいて設定する。そして、ロボット制御装置12は、ロボット座標系Cを基準としてロボット100を動作させて、エンドエフェクタ110を、設定したツール座標系Cによって規定される目標位置に配置する。こうして、エンドエフェクタ110は、ロボット座標系Cにおける目標位置に配置される。
本実施形態においては、教示デバイス14は、例えば手持ち式の教示ペンダントであって、プロセッサ(CPU、GPU等)、記憶装置(RAM、ROM等)、表示装置22、及び入力装置24を有する。表示装置22は、例えばLCD又は有機ELディスプレイ等であって、データを画像として表示する。入力装置24は、例えば、複数の操作キーを有するキーボードであって、オペレータによる入力操作を受け付ける。
教示デバイス14は、無線又は有線で、ロボット制御装置12に通信可能に接続されている。オペレータは、教示デバイス14の入力装置24を操作することで、ロボット制御装置12を介して、ロボット100を任意の位置に配置させる(いわゆる、ジョグ動作する)ことができる。
また、オペレータは、教示デバイス14の入力装置24を操作することで、ロボット100への動作命令を入力することができる。教示デバイス14は、オペレータからのロボット100への動作命令の入力を受け付けて、該動作命令の入力情報をロボット制御装置12へ送る。
記憶装置18は、ロボット100を目標位置に配置するための動作命令を記憶する。すなわち、本実施形態においては、記憶装置18は、動作命令を記憶する動作命令記憶部26(図2)として機能する。以下の表1に、記憶装置18が記憶する動作命令の例を示す。
Figure 0006841805
表1の例においては、第1行目の「MOVE POSITION[1]」という文字列を含む動作命令から、第n行目の「MOVE POSITION[m]」という文字列を含む動作命令まで、計n行の動作命令が記憶されている。
また、記憶装置18は、ロボット100の目標位置データを記憶する。すなわち、本実施形態においては、記憶装置18は、目標位置データを記憶する位置データ記憶部28(図2)として機能する。なお、記憶装置18の1つのROM(又はRAM)が、動作命令記憶部26及び位置データ記憶部28として機能してもよいし、又は、記憶装置18の第1のROM(又はRAM)が動作命令記憶部26として機能する一方、記憶装置18の第2のROM(又はRAM)が位置データ記憶部28として機能してもよい。下記の表2に、目標位置データのデータベースの例を示す。
Figure 0006841805
表2に示す例においては、目標位置データとして、座標(X,Y,Z,W,P,R)が記憶されている。本実施形態においては、目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)は、エンドエフェクタ110を目標位置に配置するときにロボット座標系Cに設定するツール座標系Cの位置(原点及び各軸の方向)を定義する。
具体的には、座標Xは、ツール座標系Cの原点のロボット座標系Cにおけるx座標を示し、座標Yは、ツール座標系Cの原点のロボット座標系Cにおけるy座標を示し、座標Zは、ツール座標系Cの原点のロボット座標系Cにおけるz座標を示す。これら座標X、Y及びZによって、ツール座標系C(すなわち、エンドエフェクタ110)のロボット座標系Cにおける位置が規定される。
また、座標Wは、ツール座標系Cの、基準座標系(例えば、ロボット座標系C)のx軸周りの回転角度を示し、座標Pは、ツール座標系Cの、基準座標系のy軸周りの回転角度を示し、座標Rは、ツール座標系Cの、基準座標系のz軸周りの回転角度を示す。これら座標W、P及びRによって、ツール座標系C(すなわち、エンドエフェクタ110)の姿勢が規定される。
各々の目標位置データには、固有の識別子IDが割り当てられている。表2に示す例においては、識別子IDは、1からmまでの数字として設定されている。例えば、ID=mが割り当てられた第mの目標位置データは、座標(X,Y,Z,W,P,R)である。
このように、表2に示すデータベースには、第1の目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)から、第mの目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)まで、計m個の目標位置データが、それぞれに固有の識別子によって識別可能となるように、格納されている。
ロボット100を動作させるとき、ロボット制御装置12は、表1に示す第1行〜第n行の動作命令を順に読み出し、これら動作命令によって定義される動作をロボット100に実行させる。例えば、「MOVE POSITION[m]」という第n行目の動作命令は、エンドエフェクタ110を、ID=mによって識別される第mの目標位置に配置させる動作を、ロボット100に実行させる。
第n行目の動作命令における「POSITION[m]」は、第mの目標位置データの識別子ID=mを引用する文字列である。ロボット制御装置12は、この「POSITION[m]」という文字列を読み出したとき、記憶装置18(位置データ記憶部28)に記憶された表2に示すデータベースを参照し、識別子ID=mが付された第mの目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)を読み出す。
そして、ロボット制御装置12は、第mの目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)によって定義される第mの目標位置にツール座標系Cを設定し、ロボット100を動作させて、エンドエフェクタ110を、設定したツール座標系Cによって規定される第mの目標位置に配置する。このように、本実施形態においては、第n行目の動作命令は、第mの目標位置データの識別子ID=mを引用する文字列を含むものであって、第mの目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)を含んでいない。
次に、ロボット教示装置10を用いてロボット100を教示する方法について説明する。ロボット100を教示するとき、オペレータは、まず、教示デバイス14を操作してロボット100をジョグ動作し、エンドエフェクタ110を、教示すべき目標位置に配置させる。
次いで、オペレータは、入力装置24を操作して、ロボット100に動作を教示するための動作命令を入力する。一例として、ロボット教示装置10は、表示装置22に、動作命令を入力するための動作教示ボタンを表示させる。この場合、オペレータは、入力装置24を操作して、表示装置22に表示された動作教示ボタンを画像上で操作し、動作命令を入力する。
他の例として、教示デバイス14において、入力装置24の1つ操作キーが、動作教示ボタンとして割り当てられてもよい。この場合、オペレータは、動作教示ボタンとしての入力装置24を操作して、動作命令を入力する。教示デバイス14のプロセッサは、入力装置24を通して、オペレータからの動作命令の入力を受け付けて、該動作命令の入力情報をロボット制御装置12へ送る。
ロボット制御装置12のプロセッサ16は、オペレータからの動作命令の入力を受け付けると、この時点でのロボット100の現在位置データを取得する。具体的には、プロセッサ16は、ロボット100の現在位置データとして、この時点でのエンドエフェクタ110の座標(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を取得する。なお、プロセッサ16は、動作命令の入力を受け付けたときに、各サーボモータ116の回転角度を取得し、該回転角度に基づいて、エンドエフェクタ110の座標(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を算出してもよい。
プロセッサ16は、取得した現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)に固有の識別子:m+1を付与し、該現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を、新たな目標位置データとして、記憶装置18に書き込む。その結果、以下の表3に示すように、記憶装置18に記憶されている目標位置データのデータベースに、識別子「m+1」が割り当てられた新たな目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が追加される。
Figure 0006841805
このように、本実施形態においては、プロセッサ16は、動作命令が入力されたときのロボットの現在位置データを取得し、該現在位置データを目標位置データとして識別子とともに位置データ記憶部28(すなわち、記憶装置18)に書き込む位置データ書き込み部30(図2)として機能する。
また、プロセッサ16は、動作命令の入力を受け付けると、新たな目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)の識別子「m+1」を自動的に付加し、新たな動作命令「MOVE POSITION[m+1]」として、記憶装置18に自動的に書き込む。その結果、以下の表4に示すように、第n+1行目に、新たな動作命令「MOVE POSITION[m+1]」が追加される。
Figure 0006841805
このように、本実施形態においては、プロセッサ16は、入力された動作命令を動作命令記憶部26(すなわち、記憶装置18)に書き込む動作命令書き込み部32として機能する。こうして、新たな動作命令によって定義される動作(すなわち、エンドエフェクタ110を第m+1の目標位置に配置する動作)が、ロボット100に教示される。
以上のように、本実施形態においては、プロセッサ16(位置データ書き込み部30)は、オペレータによって動作命令が入力されたときに、ロボット100の現在位置データを取得し、新たな目標位置データとして、新たな識別子とともに位置データ記憶部28に書き込んでいる。そして、プロセッサ16は、入力された動作命令に、新たな識別子を自動付加することで動作を教示する。
この構成によれば、オペレータは、動作命令を入力する毎に、目標位置データの入力、及び識別子の動作命令への書き込みを行うことが不要となるので、ロボット100に動作を教示するための作業工数を低減することができる。したがって、ロボット100の教示に掛かる作業を簡単化することができる。
次に、ロボット教示装置10の他の機能について説明する。上述のように、プロセッサ16は、教示デバイス14を介してオペレータからの動作命令の入力を受け付けると、位置データ書き込み部30として機能して、この時点でのロボット100の現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を取得する。
そして、プロセッサ16は、新たに取得した現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶装置18(位置データ記憶部28)に記憶された第1〜第mの目標位置データと一致するか否かを判定する。一例として、プロセッサ16は、取得した現在位置データの座標Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,及びRm+1が、第1〜第mの目標位置データの各々の座標X,Y,Z,W,P,及びRに対して予め定められた閾値の範囲内にあるか否かを判定する。
例えば、この閾値の範囲は、第1〜第mの目標位置データの各々の各座標X,Y,Z,W,P,及びRの95%〜105%の範囲([X×0.95,X×1.05],[Y×0.95,Y×1.05],[Z×0.95,Z×1.05],[W×0.95,W×1.05],[P×0.95,P×1.05],[R×0.95,R×1.05])として、定められ得る。
プロセッサ16は、取得した現在位置データの座標Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,及びRm+1が閾値の範囲内にあると判定した場合に、該現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データと一致するものと判定する。
なお、プロセッサ16は、取得した現在位置データの座標Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,及びRm+1の少なくとも1つ(例えば、Xm+1,Ym+1,及びZm+1)が、第1〜第mの目標位置データの各々の座標X,Y,Z,W,P,及びRの少なくとも1つ(例えば、X,Y,及びZ)に対して予め定められた閾値の範囲内にあるか否かを判定してもよい。
又は、プロセッサ16は、取得した現在位置データの座標Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,及びRm+1の少なくとも1つ(例えば、Xm+1,Ym+1,及びZm+1)が、第1〜第mの目標位置データの各々の座標X,Y,Z,W,P,及びRの少なくとも1つ(例えば、X,Y,及びZ)と完全一致した場合にのみ、該現在位置データが、過去に記憶された目標位置データと一致するものと判定してもよい。
他の例として、プロセッサ16は、取得した現在位置データのロボット座標系Cにおける位置(Xm+1,Ym+1,Zm+1)と、過去に記憶装置18に記憶された第1〜第mの目標位置データの各々のロボット座標系Cにおける位置(X,Y,Z)との間の距離δ=((Xm+1−X)+(Ym+1−Y)+(Zm+1−Z)1/2を算出する。
そして、プロセッサ16は、算出した距離δが予め定められた閾値の範囲[0,δth]内にあるか否かを判定する。プロセッサ16は、距離δが範囲[0,δth]にある(すなわち、0≦δ≦δth)と判定した場合に、取得した現在位置データが、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データと一致するものと判定する。
なお、プロセッサ16は、距離δに加えて、取得した現在位置データの姿勢の座標(Wm+1,Pm+1,Rm+1)と、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データの各々の姿勢の座標(W,P,R)との差φ=Wm+1−W、φ=Pm+1−P、φ=Rm+1−Rをさらに算出してもよい。
そして、プロセッサ16は、差φ、φ、及びφが、それぞれに対して予め定められた範囲[0,φWth]、[0,φPth]、及び[0,φRth]にあるか否かを判定してもよい。この場合において、プロセッサ16は、距離δが範囲[0,δth]にあり、且つ、差φ、φ、及びφが範囲[0,φWth]、[0,φPth]、及び[0,φRth]にあると判定した場合に、取得した現在位置データが、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データと一致するものと判定してもよい。
プロセッサ16は、取得した現在位置データが、過去に記憶された目標位置データと一致しないと判定した場合、位置データ書き込み部30として機能して、上述の実施形態と同様に、現在位置データを新たな識別子とともに記憶装置18に書き込む。
一方、プロセッサ16は、取得した現在位置データが、過去に記憶された目標位置データと一致すると判定した場合は、該現在位置データを記憶装置18に書き込まずに、該現在位置データを取得したときの動作命令に、該過去に記憶された目標位置データの識別子を自動付加する。
例えば、プロセッサ16が、取得した現在位置データが、過去に記憶装置18に記憶された、表2のデータベース内の第3の目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)と一致すると判定したとする。この場合、プロセッサ16は、入力された動作命令に、第3の目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)の識別子「3」を自動的に付加し、表4に示す動作命令の第n+1行目に、動作命令「MOVE POSITION[3]」を追加するように、該動作命令を記憶装置18に書き込む。
以上のように、本実施形態においては、プロセッサ16は、取得した現在位置データが、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データと一致する場合、該現在位置データを記憶装置18に書き込まない。この構成によれば、互いに実質一致する複数の目標位置データが記憶装置18に重複して記憶されるのを防止し、既存の目標位置データを有効利用することができる。これにより、目標位置データを格納するデータベースのデータ量を抑えることができるので、使用する記憶装置18の容量を削減することができる。
また、オペレータが視認可能となるように目標位置データのデータベースを表示部に表示させたときに、実質一致する目標位置データが複数表示されることを回避できるので、データベースのメンテナンス性を向上させることができる。また、目標位置を画像として表示部に表示させた場合に、不要な目標位置が省かれることから、該画像の視認性が向上する。
なお、記憶装置18に記憶されていた目標位置データのうち、取得した現在位置データと一致すると判定されるものが、複数存在し得る。例えば、プロセッサ16が、上述の距離δを算出した場合に、該距離δが範囲[0,δth]となる目標位置データが複数存在し得る。この場合、プロセッサ16は、距離δがゼロに最も近い1つの目標位置データを選択し、該1つの目標位置データの識別子を、入力された動作命令に自動的に付加してもよい。
代替的には、プロセッサ16は、距離δが範囲[0,δth]となる複数の目標位置データを、リスト形式の画像としてオペレータに提示してもよい。例えば、プロセッサ16は、教示デバイス14に指令を送り、該教示デバイス14は、複数の目標位置データのリストを、表示装置22に表示してもよい。
そして、オペレータは、入力装置24を操作して、表示された複数の目標位置データの中から所望の目標位置データを選択する信号を入力し、プロセッサ16は、該入力を受け付けて、オペレータによって選択された目標位置データの識別子を、入力された動作命令に自動的に付加してもよい。
又は、プロセッサ16は、ロボット制御装置12に設けられた表示装置(図示せず)に、複数の目標位置データのリストを表示してもよい。そして、オペレータは、ロボット制御装置12に設けられた入力装置(例えば、キーボート等)を操作して、表示された複数の目標位置データの中から所望の目標位置データを選択する信号を入力し、プロセッサ16は、オペレータによって選択された目標位置データの識別子を、入力された動作命令に自動的に付加してもよい。
次に、ロボット教示装置10のさらに他の機能について説明する。以下、記憶装置18に、表3に示す目標位置データのデータベースと、表4に示す動作命令とが記憶されており、オペレータが、教示デバイス14を操作して、表4に示す第n行目の動作命令「MOVE POSITION[m]」と、第n+1行目の動作命令「MOVE POSITION[m+1]」との間の行に、新たな動作命令を追加した場合について説明する。
つまり、第n行目の動作命令「MOVE POSITION[m]」と、第n+1行目の動作命令「MOVE POSITION[m+1]」とは、該新たな動作命令の前に、既に教示された動作命令である。この場合において、プロセッサ16は、該新たな動作命令が入力されたときにロボット100の現在位置データを取得する代わりに、第n行目の動作命令で指令される、識別子ID=mの第mの目標位置データ(X,Y,Z,W,P,R)と、第n+1行目の動作命令で指令される、識別子ID=m+1の第m+1の目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)との中間位置を算出する。
一例として、プロセッサ16は、中間位置として、第mの目標位置データに含まれるロボット座標系Cの座標(X,Y,Z)と、第m+1の目標位置データに含まれるロボット座標系Cの座標(Xm+1,Ym+1,Zm+1)との間の中点の座標((Xm+1−X)/2,(Ym+1−Y)/2,(Zm+1−Z)/2)を算出する。
一方、プロセッサ16は、中間位置の姿勢を示す座標(W,P,R)に関しては、第mの目標位置データの姿勢の座標(W,P,R)を採用する。したがって、本例においては、プロセッサ16は、中間位置の位置データ((Xm+1−X)/2,(Ym+1−Y)/2,(Zm+1−Z)/2,W,P,R)を算出する。
なお、プロセッサ16は、中間位置の姿勢を示す座標(W,P,R)として、第m+1の目標位置データの座標(Wm+1,Pm+1,Rm+1)を採用してもよい。この場合、プロセッサ16は、中間位置の位置データ((Xm+1−X)/2,(Ym+1−Y)/2,(Zm+1−Z)/2,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を算出する。
他の例として、プロセッサ16は、中間位置として、上記の例で述べた2つの目標位置の中点の座標に加えて、第mの目標位置データによって規定される姿勢と、第m+1の目標位置データによって規定される姿勢との中間姿勢の座標をさらに算出してもよい。
具体的には、プロセッサ16は、中間姿勢の座標(W+(Wm+1−W)/2,P+(Pm+1−P)/2、R+(Rm+1−R)/2)を算出する。したがって、この例においては、プロセッサ16は、中間位置の位置データ((Xm+1−X)/2,(Ym+1−Y)/2,(Zm+1−Z)/2,W+(Wm+1−W)/2,P+(Pm+1−P)/2,R+(Rm+1−R)/2)を算出する。
プロセッサ16は、このように取得した中間位置データを、新たな目標位置データ(Xm+2,Ym+2,Zm+2,Wm+2,Pm+2,Rm+2)として、固有の識別子ID=m+2ともに、記憶装置18(位置データ記憶部28)に書き込む。その結果、以下の表5に示すように、目標位置データのデータベースに、識別子ID=m+2が付された第m+2の目標位置データ(Xm+2,Ym+2,Zm+2,Wm+2,Pm+2,Rm+2)が追加される。
Figure 0006841805
上述した一例によれば、Xm+2=(Xm+1−X)/2、Ym+2=(Ym+1−Y)/2、Zm+2=(Zm+1−Z)/2、Wm+2=W(又はWm+1)、Pm+2=P(又はPm+1)、Rm+2=R(又はRm+1)である。また、上述した他の例によれば、Xm+2=(Xm+1−X)/2、Ym+2=(Ym+1−Y)/2、Zm+2=(Zm+1−Z)/2、Wm+2=W+(Wm+1−W)/2、Pm+2=P+(Pm+1−P)/2、Rm+2=R+(Rm+1−R)/2である。
また、プロセッサ16は、表4に示すデータベースにおいて、第n行目の動作命令「MOVE POSITION[m]」と、第n+1行目の動作命令「MOVE POSITION[m+1]」との間の行に挿入するように、動作命令「MOVE POSITION[m+2]」を新たに記憶装置18に書き込む。このとき、プロセッサ16は、取得した第m+2の目標位置データの識別子「m+2」を、新たに書き込む動作命令に自動的に付加する。
その結果、以下の表6に示すように、新たな動作命令「MOVE POSITION[m+2]」が、第n+1行目に追加される。このようにして、新たな動作命令「MOVE POSITION[m+2]」によって定義される動作(すなわち、エンドエフェクタ110を第m+1の目標位置に配置する動作)が、ロボット100に教示される。
Figure 0006841805
以上のように、本実施形態においては、プロセッサ16は、表4に示す第n行目の動作命令「MOVE POSITION[m]」と、第n+1行目の動作命令「MOVE POSITION[m+1]」との間に、新たな動作命令「MOVE POSITION[m+2]」を追加したとき、第mの目標位置と第m+1の目標位置との中間位置の位置データを取得し、新たな第m+2の目標位置データ(Xm+2,Ym+2,Zm+2,Wm+2,Pm+2,Rm+2)として記憶装置18に記憶している。
このように中間位置として算出された第m+2の目標位置は、第mの目標位置から第m+1の目標位置へ至るロボット100の動作経路から大きく逸脱することがない。したがって、第mの目標位置→第m+2の目標位置→第m+1の目標位置へ移動させたときのロボット100の動作の安全性を高めることができるとともに、オペレータが追加後の第m+2の目標位置を補正する作業を容易化できる。また、第m+2の目標位置が自動で記憶装置18に書き込まれるので、教示に掛かる作業を低減することもできる。
なお、上述の教示デバイス14は、教示ペンダントに限らず、例えば、デスクトップ型又はモバイル型(タブレット型、ノート型等)のPCであってもよい。また、上述の実施形態においては、記憶装置18が、ロボット制御装置12に内蔵され、ロボット制御装置12のプロセッサ16が、位置データ書き込み部30及び動作命令書き込み部32として機能する場合について述べた。しかしながら、これに限らず、記憶装置18、位置データ書き込み部30、及び動作命令書き込み部32を備えるロボット教示装置が、ロボット制御装置とは別の装置として設けられてもよい。
このような実施形態を図3及び図4に示す。この実施形態においては、ロボット教示装置50は、例えばモバイル型PCであって、プロセッサ16、記憶装置18、表示装置22、及び入力装置54を備える。入力装置54は、例えば、表示装置22の画面上に設けられたタッチセンサであって、オペレータによる接触操作を受け付ける。プロセッサ16、記憶装置18、表示装置22、及び入力装置54は、バス20を介して、通信可能に接続されている。
ロボット教示装置50は、無線又は有線で、ロボット制御装置52に接続されている。ロボット教示装置50に内蔵された記憶装置18は、上述の動作命令記憶部26及び位置データ記憶部28として機能する。また、ロボット教示装置50に内蔵されたプロセッサ16は、上述した位置データ書き込み部30及び動作命令書き込み部32として機能する。
以下、ロボット教示装置50を用いてロボット100を教示する方法について説明する。まず、オペレータは、入力装置54を操作して、ロボット制御装置52を介してロボット100をジョグ動作させ、エンドエフェクタ110を、教示すべき目標位置に配置させる。
次いで、オペレータは、入力装置54を操作して、ロボット100の動作命令を入力する。ロボット教示装置50のプロセッサ16は、入力装置54への動作命令の入力を受け付けると、位置データ書き込み部30として機能して、ロボット制御装置52を介して、この時点でのロボット100の現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を取得する。
次いで、プロセッサ16は、取得した現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶装置18に記憶されていた目標位置データと一致するか否かを判定する。プロセッサ16は、取得した現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶された目標位置データと一致しないと判定した場合は、位置データ書き込み部30として機能して、該現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を、識別子ID=m+1とともに、記憶装置18に書き込む。
一方、プロセッサ16は、取得した現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶された目標位置データと一致すると判定した場合は、該現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を記憶装置18に書き込まずに、該現在位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が一致する目標位置データの識別子を、入力された動作命令に自動的に付加する。
また、オペレータが、入力装置54を操作して、第n行目の動作命令と第n+1行目の動作命令との間の行に、新たな動作命令を追加した場合は、ロボット教示装置50のプロセッサ16は、第mの目標位置と第m+1の目標位置との中間位置の位置データを取得し、新たな第m+2の目標位置データ(Xm+2,Ym+2,Zm+2,Wm+2,Pm+2,Rm+2)として、識別子「m+2」とともに記憶装置18に書き込む。本実施形態によれば、上述のロボット教示装置10と同様の効果を奏することができる。
なお、ロボット教示装置10、50において、オペレータが、入力装置24、54を操作して、目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)の各座標を手動で入力してもよい。この場合、プロセッサ16は、入力された目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶装置18に記憶された目標位置データと一致するか否かを判定する。
そして、プロセッサ16は、入力された目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶された目標位置データと一致すると判定した場合は、該入力された目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を記憶装置18に書き込まない。そして、プロセッサ16は、オペレータから入力を受け付けた動作命令に、入力された目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)と一致する、過去に記憶された目標位置データの識別子を自動付加し、記憶装置18に書き込む。
一方、プロセッサ16は、入力された目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)が、過去に記憶された目標位置データと一致しないと判定した場合は、位置データ書き込み部30として機能して、該目標位置データ(Xm+1,Ym+1,Zm+1,Wm+1,Pm+1,Rm+1)を、識別子ID=m+1とともに、記憶装置18に書き込む。
なお、上述のロボット教示装置50は、例えばデスクトップ型PCであってもよい。また、目標位置データは、上述した座標(X,Y,Z,W,P,R)に限らず、例えば、各サーボモータの回転角度でもよい。また、識別子は、数字に限らず、如何なる文字又は記号であってもよい。
また、記憶装置18は、ロボット制御装置12又はロボット教示装置50に内蔵されるのではなく、ロボット制御装置12又はロボット教示装置50の外部に設けられてもよい。例えば、記憶装置18は、ロボット制御装置12又はロボット教示装置50に外付けされる外付けメモリ装置(EEPROM等)であってもよいし、ロボット制御装置12又はロボット教示装置50にネットワークを介して接続された外部サーバに内蔵されてもよい。また、動作命令記憶部26と位置データ記憶部28の各々は、独立した1つの記憶装置から構成されてもよい。
また、複数のロボット100が、ネットワークを介してロボット制御装置12、52に接続され、ロボット教示装置10、50は、これら複数のロボット100に動作を教示するように構成されてもよい。この場合、複数のロボット100の間で、目標位置データのデータベース、及び動作命令のデータを共有できる。また、ロボット100は、垂直多関節ロボットに限らず、水平多関節型、パラレルリンク型等、如何なるタイプのロボットであってもよい。
以上、実施形態を通じて本開示を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。
10,50 ロボット教示装置
12,52 ロボット制御装置
14 教示デバイス
16 プロセッサ
18 記憶装置
26 動作命令記憶部
28 位置データ記憶部
30 位置データ書き込み部
32 動作命令書き込み部

Claims (9)

  1. ロボットの目標位置データを記憶する位置データ記憶部と、
    前記ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、前記目標位置データを含まない動作命令を記憶する動作命令記憶部と、
    前記動作命令が入力されたときの前記ロボットの現在位置データを取得し、該現在位置データを前記目標位置データとして固有の識別子とともに前記位置データ記憶部に書き込む位置データ書き込み部と、を備え、
    入力された前記動作命令に前記目標位置データの前記識別子を自動付加することで、前記ロボットに動作を教示する、ロボット教示装置。
  2. 前記位置データ書き込み部が新たに取得した前記現在位置データが、過去に前記位置データ記憶部に記憶された前記目標位置データと一致する場合、前記位置データ書き込み部は、新たな前記現在位置データを前記位置データ記憶部に書き込まず、
    前記新たな現在位置データを取得したときの前記動作命令に、過去に記憶された前記目標位置データの前記識別子が自動付加される、請求項1に記載のロボット教示装置。
  3. 前記位置データ書き込み部は、前記新たな現在位置データが、前記過去に記憶された目標位置データに対して予め定めた閾値の範囲内にある場合に、該新たな現在位置データを前記位置データ記憶部に書き込まない、請求項2に記載のロボット教示装置。
  4. 前記新たな現在位置データが、過去に前記位置データ記憶部に記憶された複数の前記目標位置データと一致する場合、該複数の目標位置データのうちの1つを選択する入力を受け付ける入力装置をさらに備える、請求項2又は3に記載のロボット教示装置。
  5. 互いに異なる3つの前記動作命令のうち、第1の前記動作命令と第2の前記動作命令とが教示された後に、該第1の動作命令と該第2の動作命令との間に第3の前記動作命令を追加する場合、前記位置データ書き込み部は、該第3の動作命令が入力されたときの前記現在位置データを取得する代わりに、該第1の動作命令で指令される第1の前記目標位置と該第2の動作命令で指令される第2の前記目標位置との中間位置の位置データを取得して、該中間位置の位置データを前記目標位置データとして固有の識別子とともに前記位置データ記憶部に書き込む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット教示装置。
  6. 前記識別子が自動付加された前記動作命令を、前記目標位置データを含まない動作命令として前記動作命令記憶部に書き込む動作命令書き込み部をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボット教示装置。
  7. プロセッサが、
    ロボットの目標位置データを含まない動作命令が入力されたときの前記ロボットの現在位置データを取得し、
    前記現在位置データを前記目標位置データとして固有の識別子とともに記憶装置に記憶し、
    入力された前記動作命令に前記目標位置データの前記識別子を自動付加することで、前記ロボットに動作を教示する、ロボット教示方法。
  8. ロボットの目標位置データを固有の識別子とともに記憶する位置データ記憶部と、
    前記ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、前記目標位置データを含まない動作命令を記憶する動作命令記憶部と、
    新たに入力された前記目標位置データが、過去に前記位置データ記憶部に記憶された前記目標位置データと一致する場合に、入力された前記動作命令に、過去に記憶された前記目標位置データの前記識別子を自動付加して、前記目標位置データを含まない動作命令として前記動作命令記憶部に書き込む動作命令書き込み部と、を備える、ロボット教示装置。
  9. 記憶装置が、ロボットを目標位置に配置するための動作命令であって、前記ロボットの目標位置データを含まない動作命令を記憶し、
    プロセッサが、新たに入力された前記目標位置データが、固有の識別子とともに過去に記憶された前記目標位置データと一致する場合に、入力された前記動作命令に、過去に記憶された前記目標位置データの前記識別子を自動付加して、前記目標位置データを含まない動作命令として前記記憶装置に記憶する、方法。
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