JP6839555B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6839555B2
JP6839555B2 JP2017021452A JP2017021452A JP6839555B2 JP 6839555 B2 JP6839555 B2 JP 6839555B2 JP 2017021452 A JP2017021452 A JP 2017021452A JP 2017021452 A JP2017021452 A JP 2017021452A JP 6839555 B2 JP6839555 B2 JP 6839555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
laser light
laser
automatic analyzer
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017021452A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018128344A (ja
Inventor
健太郎 和田
健太郎 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Tech Corp
Priority to JP2017021452A priority Critical patent/JP6839555B2/ja
Publication of JP2018128344A publication Critical patent/JP2018128344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6839555B2 publication Critical patent/JP6839555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

本発明は、検体を分析する自動分析装置に関するものである。
自動分析装置は、臨床検査の分野において広く知られている。自動分析装置は、被検査者から採取した尿や血液などのサンプルを、試薬と混合して反応させることにより色調の変化を生じさせ、その変化を分光光度計によって測定する。
自動分析装置を据え付ける際には、装置が水平となるようにすることが重要である。具体的には、装置内に設置した水準器の水平状態を目視しながら装置底面4隅に設けられたアジャスタの高さを手動で調整することにより、装置の水平出しをするのが一般的な手法である。
下記特許文献1は、自動分析装置の水平出しについて記載している。同文献は、『簡単に反応槽の水平出しを行うことができる自動分析装置及びその水平出し方法を提供する。』ことを課題として、『被検試料を反応容器4に分注するサンプル分注プローブ16と、第1及び第2の試薬を反応容器4に分注する第1及び第2試薬分注プローブ14,15と、被検試料及び試薬の混合液を測定温度に保持する熱媒体81を収容する反応槽82と、各分注プローブに対応して反応槽82に設けられた水平出し部82aa,82ab,82acと、各分注プローブの熱媒体81との接触時にその液面を検出する液面検出器18a,18b,18cとを備え、各水平出し部の上方から前記液面の検出位置まで下移動した各分注プローブの距離を求め、求めた各距離及び各水平出し部の位置の情報に基づいて、反応槽82の水平出しを行うための高さ調整量を算出する。』という技術を記載している(要約参照)。
特開2007−248413号公報
自動分析装置のなかには、検体を架設した検体ラックを搬送機構によって移動させるものがある。このような自動分析装置において、搬送経路が水平面に対して傾いていると、搬送経路の途中で検体ラックが引っかかり、装置動作が停止するなどの不具合が生じる可能性がある。したがって、検体と試薬を混同する箇所のみならず、検体ラックの搬送経路を水平出しすることも重要である。
作業者が水準器を目視しながら装置底面の4隅に設置したアジャスタの高さを手動で調整する方法は、水準器の設置個所を変えながら必要に応じて複数のアジャスタの高さを調整する工程が必要である。したがって、作業効率が低下する傾向がある。特に作業者が少なく装置が複数台である場合は、作業負担がさらに大きくなる。また、作業者ごとに調整精度がばらつく可能性もある。
他方で上記特許文献1記載の方法は、水平出しのための大がかりな機構や部品を新たに自動分析装置に対して組み込む必要があるので、装置コストが上昇し易い。また上記特許文献1は、検体を検査する箇所の水平出しについて記載したものであり、搬送経路の水平出しについては考慮されていない。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成により検体ラックの搬送経路の水平出しを効率的に実施することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動分析装置は、水平方向にレーザを出射するレーザ発光部と、前記レーザが通過する貫通穴とを備え、前記貫通穴を通過した前記レーザをレーザ受光部が受光するとその旨の信号を出力する。
本発明に係る自動分析装置によれば、新たに大がかりな機構や部品を自動分析装置に対して組み込むことなく、搬送経路の水平出しを効率的に実施することができる。
実施形態1に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。 レーザ光を用いて水平出しを実施するための構成を示す上面図である。 レーザ発光部18の構成を示す図である。 レーザ受光部20の構成を示す図である。 移動経路3の斜視図である。 投入経路2の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。 移動経路3の水平高さと収納経路4の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。 実施形態2に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。 レーザ光を用いて水平出しを実施するための構成を示す上面図である。 投入収納経路49の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。 移動経路3の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。自動分析装置100は、投入経路2、移動経路3、収納経路4、分析部5を備える。投入経路2は、検体を架設した検体ラック1を投入するための経路である。移動経路3は、検体ラック1が分析部5に向かって移動する経路である。収納経路4は、検査後の検体ラック1が収納箇所へ向かって移動する経路である。分析部5は、検体を試薬と混合することにより分析する。検体ラック1は、搬送経路に嵌合してスライドすることにより移動するように形成されている。
図1において、検体ラック1を投入してから収納するまでの移動経路を矢印で示す。図面内の方向を明確にするため、図面に向かって右向きをX軸正方向とし、図面に向かって上向きをY軸正方向とする。
投入経路2は、水平面に対する高さを調整するためのアジャスタ6〜9を、底面の4隅に備えている。移動経路3も同様のアジャスタ10〜13を底面4隅に備えている。収納経路4も同様のアジャスタ14〜17を備えている。各アジャスタを用いることにより、XY軸それぞれに沿った各経路の傾きを調整することができる。
図2は、レーザ光を用いて水平出しを実施するための構成を示す上面図である。以下図2を用いて、検体ラック1の投入から収納に至る搬送経路を水平出しするための構成について説明する。
投入経路2は、レーザ発光部18、レーザ受光部20、レーザ発光部22、貫通穴25および26を備える。レーザ発光部18は、光軸19に沿って−Y方向に対してレーザ光を出射する動作と、光軸23に沿って+X方向に対してレーザ光を出射する動作とを切り替えることができる。例えばレーザ発光部18を回転可能に構成することによりこれを実現することができる。レーザ発光部22は、光軸24に沿って+X方向に対してレーザ光を出射する。レーザ受光部20は、投入経路2のY軸方向水平高さが正しく調整されている(Y軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部18からレーザ光を受光できる位置に配置されている。貫通穴25は、投入経路2のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部18から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。貫通穴26は、投入経路2のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部22から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。
移動経路3は、貫通穴27〜30を備える。貫通穴27と28は、移動経路3のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部18から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。貫通穴29と30は、移動経路3のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部22から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。
収納経路4は、貫通穴31と32、レーザ受光部33と34、レーザ発光部35、レーザ受光部37を備える。貫通穴31は、収納経路4のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部18から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。貫通穴32は、収納経路4のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部22から出射されたレーザ光が通過する位置に配置されている。レーザ受光部33は、収納経路4のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部18からレーザ光を受光できる位置に配置されている。レーザ受光部34は、収納経路4のX軸方向水平高さが正しく調整されている(X軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部22からレーザ光を受光できる位置に配置されている。レーザ発光部35は、光軸36に沿って−Y方向に対してレーザ光を出射する。レーザ受光部37は、収納経路4のY軸方向水平高さが正しく調整されている(Y軸方向において水平)ときに限りレーザ発光部35からレーザ光を受光できる位置に配置されている。
図3は、レーザ発光部18の構成を示す図である。他のレーザ発光部(22、35)も同じ構成を備えるので、以下ではレーザ発光部18について説明する。図3左図はレーザ発光部18の正面図、図3右図はレーザ発光部18の側面図、図3下図は投入経路2のうちレーザ発光部18を設置する箇所を示す図である。
レーザ発光部18は、レーザ発光素子を埋め込んだ本体38、第1支持柱39、第2支持柱40を有する。本体38は、中央を貫通する柱体を有する。第1支持柱39と第2支持柱40は、その柱体の両端をそれぞれ支持する。本体38は、柱体を回転軸として回転することができるように、各支持柱によって支持される。これら構成により、レーザ発光部18は2点支持振り子の原理にしたがって、設置面の傾きによらず常に水平方向に対してレーザ光を出射することができる。出射方向を安定させるため、本体38の下方に重りを付加してもよい。
投入経路2は、固定穴41と42を有する。第1支持柱39と第2支持柱40をそれぞれこれらの固定穴に対して挿入することにより、レーザ発光部18を投入経路2に対して固定することができる。レーザ発光部18(22と35も同様)は、固定穴41と42に対して着脱自在に構成されている。したがって自動分析装置100を据え付ける際に、作業者がレーザ発光部18を持ち込んで作業することができる。収納経路4も同様の固定穴を有する。
図4は、レーザ受光部20の構成を示す図である。他のレーザ受光部(33、34、37)も同じ構成を備えるので、以下ではレーザ受光部20について説明する。図4左図はレーザ受光部20の正面図、図4右図はレーザ受光部20の側面図、図4下図は投入経路2のうちレーザ受光部20を設置する箇所を示す図である。
レーザ受光部20は、レーザ受光素子を埋め込んだ本体43、支持柱44と45を備える。本体43は、支持柱44と45により支持される。投入経路2は、固定穴46と47を有する。支持柱44と45をこれらの固定穴に対して挿入することにより、レーザ受光部20を投入経路2に対して固定することができる。レーザ受光部20(33、34、37も同様)は、固定穴46と47に対して着脱自在に構成されている。収納経路4も同様の固定穴を有する。
固定穴46と47は、投入経路2がY軸方向において水平であるときのみレーザ受光部20がレーザ発光部18からレーザ光を受光できる位置に配置されている。収納経路4が有する各固定穴も同様に、収納経路4がX軸方向において水平であるときのみレーザ受光部33と34がそれぞれレーザ光を受光できる位置に配置され、収納経路4がY軸方向において水平であるときのみレーザ受光部37がレーザ光を受光できる位置に配置されている。受光素子の向きについては後述する。
図5は、移動経路3の斜視図である。貫通穴27〜30の径は、投入経路2・移動経路3・収納経路4の全ての水平高さが正しく調整されているときのみレーザ光が貫通できるように、あらかじめ調整されている。したがって、レーザ発光部18からのレーザ光が光軸23に沿って貫通穴27と28を通過するとともに、レーザ発光部22からのレーザ光が光軸24に沿って貫通穴29と30を通過したときのみ、レーザ受光部33と34がそれぞれレーザ光を受光できる。レーザ受光部33と34は、受光したときその旨の信号を出力する。これにより作業者は各経路が水平であることを確認できる。
図6は、投入経路2の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。以下図6の各ステップについて説明する。
(図6:ステップS110)
作業者は、自動分析装置100を設置する箇所に投入経路2を設置し、レーザ発光部18の設置高さが設定値となるように、アジャスタ7を用いて調整する。レーザ発光部18の設置高さは、レーザ光が貫通穴25を通過できるようにあらかじめ定められている。さらに作業者は、レーザ受光部20を設置する。レーザ受光素子は、レーザ受光部20が固定穴46と47に対して正しく挿入されると水平方向を向くようにあらかじめ構成されているが、例えば支持柱44と45が破損するなどによりレーザ受光素子の向きがずれる可能性がある場合は、水準器などを用いてマニュアルでレーザ受光素子(すなわち本体43)の向きを調整してもよい。作業者は、その他のレーザ受光部(33、34、37)についても同様に設置および調整する。
(図6:ステップS120)
作業者は、レーザ発光部18からレーザ光を−Y方向へ照射する。作業者は、アジャスタ6を用いて投入経路2のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部20がレーザ光を受光できるようにする。
(図6:ステップS131)
作業者は、レーザ発光部18からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ8を用いて投入経路2のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴25を通過できるようにする。
(図6:ステップS132)
作業者は、レーザ発光部22からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ9を用いて投入経路2のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴26を通過できるようにする。
図7は、移動経路3の水平高さと収納経路4の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。以下図7の各ステップについて説明する。
(図7:ステップS141)
作業者は、アジャスタ10と11を用いて移動経路3のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部18から照射されたレーザ光が貫通穴27と28を通過するようにする。
(図7:ステップS142)
作業者は、アジャスタ12と13を用いて移動経路3のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部22から照射されたレーザ光が貫通穴29と30を通過するようにする。
(図7:ステップS151)
作業者は、アジャスタ14と15を用いて収納経路4のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部18から照射されたレーザ光が貫通穴31を通過してレーザ受光部33が受光できるようにする。
(図7:ステップS152)
作業者は、アジャスタ16と17を用いて収納経路4のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部22から照射されたレーザ光が貫通穴32を通過してレーザ受光部34が受光できるようにする。さらに作業者は、その状態を保ちつつレーザ発光部35からレーザ光を照射し、アジャスタ16と17を用いて収納経路4のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部37がレーザ光を受光できるようにする。
<実施の形態1:まとめ>
本実施形態1に係る自動分析装置100は、常に水平方向にレーザ光を照射するレーザ発光部18(22、35)を用いることにより、水準器を置き換えながら水平高さを調整することなく、搬送経路の水平出しを効率的に実施することができる。また各レーザ発光部からレーザ光を同時に照射することにより、投入経路2・移動経路3・収納経路4の水平高さを同時に確認することができるので、作業効率がさらに向上する。さらには、各レーザ発光部は常にレーザ光を水平に出射するので、作業者ごとのずれを抑制することができる。
本実施形態1において、レーザ受光部が受光したときその旨を例えば音などの信号によって通知することにより、複数個所を目視確認する手間を軽減することができる。これにより作業者の人数を抑制できる。
<実施の形態2>
図8は、本発明の実施形態2に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。本実施形態2において、投入経路2と収納経路4は一体化され、投入収納経路49として構成されている。投入収納経路49は、移動経路3の一端に配置されている。投入収納経路49は、水平高さを調整するためのアジャスタ52〜55を底面4隅に備えている。その他の構成は実施形態1と同様であるので、以下では投入収納経路49に関する差異点について主に説明する。
図9は、レーザ光を用いて水平出しを実施するための構成を示す上面図である。以下図9を用いて、検体ラック1の投入から収納に至る搬送経路を水平出しするための構成について説明する。
投入収納経路49は、レーザ発光部60と64、レーザ受光部62、貫通穴67と68を有する。レーザ発光部60、64は、実施形態1のレーザ発光部18、22と同様のものであり、それぞれ光軸65と66に沿ってレーザ光を出射する。レーザ発光部60はさらに、光軸61に沿ってレーザ光を出射することもできる。レーザ受光部62は、実施形態1のレーザ受光部20と同様のものである。貫通穴67、68は、実施形態1の貫通穴25、26と同様のものである。したがって、投入収納経路49が水平であるときに限り、レーザ受光部62はレーザ光を受光し、また貫通穴67と68をレーザ光が通過する。
移動経路3は、貫通穴69と70、レーザ受光部71と72を備える。貫通穴69と70の径は、投入収納経路49・移動経路3の全ての水平高さが正しく調整されているときのみレーザ光が貫通できるように、あらかじめ調整されている。レーザ受光部71と72は、実施形態1のレーザ受光部20と同様のものである。レーザ受光部71と72は、移動経路3の水平高さが正しく調整されているときのみレーザ光を受光できる位置に配置されている。
図10は、投入収納経路49の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。以下図10の各ステップについて説明する。
(図10:ステップS210)
作業者は、自動分析装置100を設置する箇所に投入収納経路49を設置し、レーザ発光部60の設置高さが設定値となるように、アジャスタ52を用いて調整する。レーザ発光部60の設置高さは、レーザ光が貫通穴67を通過できるようにあらかじめ定められている。作業者はさらに、実施形態1と同様に各レーザ受光部を設置する。
(図10:ステップS220)
作業者は、レーザ発光部60からレーザ光を−Y方向へ照射する。作業者は、アジャスタ55を用いて投入収納経路49のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部62がレーザ光を受光できるようにする。
(図10:ステップS231)
作業者は、レーザ発光部60からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ53を用いて投入収納経路49のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴67を通過できるようにする。
(図10:ステップS232)
作業者は、レーザ発光部64からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ54を用いて投入収納経路49のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴68を通過できるようにする。
図11は、移動経路3の水平高さを調整する手順を説明するフローチャートである。以下図11の各ステップについて説明する。
(図11:ステップS241)
作業者は、アジャスタ10と11を用いて移動経路3のXY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部60から照射されたレーザ光が貫通穴69を通過し、レーザ受光部71が受光できるようにする。
(図11:ステップS242)
作業者は、アジャスタ12と13を用いて移動経路3のXY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部64から照射されたレーザ光が貫通穴70を通過し、レーザ受光部72が受光できるようにする。
<実施の形態2:まとめ>
本実施形態2に係る自動分析装置100も、実施形態1と同様の効果を発揮できる。さらに本実施形態2においては、投入経路と収納経路が一体化されているので、水平出しのための作業工程が少なくなり、設置作業をさらに効率化することができる。
<本発明の変形例について>
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1:検体ラック
2:投入経路
3:移動経路
4:収納経路
5:分析部
6〜17:アジャスタ
18:レーザ発光部
20:レーザ受光部
22:レーザ発光部
25〜32:貫通穴
33〜34:レーザ受光部
35:レーザ発光部
37:レーザ受光部
38:本体
39:第1支持柱
40:第2支持柱
41〜42:固定穴
43:本体
44〜45:支持柱
46〜47:固定穴
49:投入収納経路
52〜55:アジャスタ
60:レーザ発光部
62:レーザ受光部
64:レーザ発光部
67〜70:貫通穴
71〜72:レーザ受光部

Claims (11)

  1. 検体を分析する自動分析装置であって、
    前記検体を載置する検体載置部、
    前記検体載置部が搬送される際に通過する搬送経路、
    レーザ光を出射するレーザ発光部、
    前記レーザ光を受光するレーザ受光部、
    を備え、
    前記搬送経路は、前記レーザ光が通過することができる貫通穴を有するとともに、水平面に対する前記搬送経路の傾きを調整するアジャスタを有し、
    前記レーザ発光部は、前記水平面に対する前記搬送経路の傾きによらず前記水平面に対して平行な方向に前記レーザ光を出射するように構成されており、
    前記レーザ受光部は、前記搬送経路が前記水平面に対して平行であるとき前記レーザ光が前記貫通穴を通過して前記レーザ受光部に到達し、前記搬送経路が前記水平面に対して平行でないときは到達しない位置に設置されており、
    前記レーザ受光部は、前記レーザ光を受光したときその旨を通知する信号を出力することにより、前記搬送経路が前記水平面に対して平行である旨を通知する
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記レーザ発光部は、
    前記レーザ光を出射する発光素子を有する本体、
    前記本体を貫通する柱体、
    前記柱体の両端をそれぞれ支持する第1支持柱および第2支持柱、
    を有し、
    前記本体は、前記第1支持柱と前記第2支持柱により、前記柱体を回転軸として回転可能に支持されている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  3. 前記搬送経路は、前記第1支持柱と前記第2支持柱をそれぞれ挿入することにより前記レーザ発光部を固定する固定穴を有し、
    前記レーザ発光部は、前記固定穴に対して着脱自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の自動分析装置。
  4. 前記アジャスタは、前記搬送経路の底面に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  5. 前記搬送経路は、
    前記検体載置部を前記搬送経路に対して投入する投入経路、
    前記検体が分析される位置まで前記検体載置部を移動させる移動経路、
    前記検体が分析された後に前記検体載置部を収納する収納経路、
    を有し、
    前記投入経路、前記移動経路、および前記収納経路は、互いに壁によって区画されており、
    前記貫通穴は、前記投入経路と前記移動経路との間の前記壁、および前記移動経路と前記収納経路との間の前記壁の、少なくともいずれかに設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  6. 前記投入経路は前記移動経路の一端に配置されるとともに、前記収納経路は前記移動経路の他端に配置されており、
    前記貫通穴は、前記投入経路と前記移動経路との間の前記壁、および前記移動経路と前記収納経路との間の前記壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。
  7. 前記自動分析装置は、前記投入経路と前記収納経路が一体になって形成された投入収納経路を備え、
    前記投入収納経路は、前記移動経路の一端に配置されており、
    前記貫通穴は、前記投入収納経路と前記移動経路との間の前記壁に設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。
  8. 前記アジャスタは、前記移動経路の底面の4隅にそれぞれ設けられており、
    前記レーザ発光部は、前記レーザ光として第1レーザ光を出射する第1発光器と、前記レーザ光として第2レーザ光を出射する第2発光器とを有し、
    前記レーザ発光部は、前記第1レーザ光と前記第2レーザ光が互いに異なる平行な光路に沿って進行するように構成されており、
    前記貫通穴は、前記第1レーザ光が通過する第1穴と、前記第2レーザ光が通過する第2穴とを有する
    ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。
  9. 前記レーザ発光部は、前記レーザ光を出射する方向を変更することができるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  10. 前記検体載置部は、前記搬送経路に嵌合してスライドすることにより移動する検体ラックとして構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
  11. 前記搬送経路は、前記レーザ受光部を挿入することにより前記レーザ受光部を固定する第2固定穴を有し、
    前記レーザ受光部は、前記第2固定穴に対して着脱自在に構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
JP2017021452A 2017-02-08 2017-02-08 自動分析装置 Active JP6839555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017021452A JP6839555B2 (ja) 2017-02-08 2017-02-08 自動分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017021452A JP6839555B2 (ja) 2017-02-08 2017-02-08 自動分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018128344A JP2018128344A (ja) 2018-08-16
JP6839555B2 true JP6839555B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=63172550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017021452A Active JP6839555B2 (ja) 2017-02-08 2017-02-08 自動分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6839555B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220326269A1 (en) * 2019-09-19 2022-10-13 Hitachi High-Tech Corporation Automated analysis device and method for leveling same

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05232123A (ja) * 1992-02-21 1993-09-07 Hitachi Ltd 臨床検査用の自動分析装置
JPH09101151A (ja) * 1995-10-03 1997-04-15 Nippon Syst Ind:Kk 建設工事における水平基準線計測装置、該装置を構成する水平方向レーザー発振装置及び横方向レーザー受光装置並びに中間墨出し装置
JPH11295070A (ja) * 1998-04-09 1999-10-29 Sumitomo Kanagata Gijutsu:Kk 墨出し用レーザー装置
US6371626B1 (en) * 2000-10-26 2002-04-16 Anthony Addona Hole alignment device
JP2004164922A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Toshiba Corp 真空チャンバ内で被位置決め部材を位置決めする方法、およびこの方法を実現するための位置決め装置
US20040111902A1 (en) * 2002-12-16 2004-06-17 Terry Fletcher Plumber's spotting tool
DE602005009926D1 (de) * 2004-03-05 2008-11-06 Beckman Coulter Inc Magnetisch anziehendes präparatbehältergestell für automatisches klinikinstrument
JP2007248413A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Toshiba Corp 自動分析装置及びその水平出し方法
JP5831315B2 (ja) * 2012-03-19 2015-12-09 富士通株式会社 レール部材の取付治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018128344A (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6653329B2 (ja) 自動分析装置および自動分析方法
CN101118245B (zh) 自动分析装置
JP4969060B2 (ja) 自動分析装置
US10670454B2 (en) System for optically monitoring operating conditions in a sample analyzing apparatus
JP2008058123A (ja) 自動分析装置
US9804180B2 (en) Incubation device and methods for automatic movement of a reaction vessel therein for an automatic analysis apparatus
US20090224032A1 (en) Sample analyzer, sample analyzing method, and computer program product
JP6619133B2 (ja) 分析装置の設置
WO2016002394A1 (ja) 血液凝固検査装置
CN112129963A (zh) 自动分析装置及分析方法
JP6839555B2 (ja) 自動分析装置
WO2014021047A1 (ja) データ処理装置及びそれを用いた自動分析装置
JP2008544230A (ja) サーモサイクラ装置
JP4801542B2 (ja) 自動分析装置
JP6766155B2 (ja) 自動分析装置
JP2008003057A (ja) 分析装置と分析方法
JPWO2008044311A1 (ja) 異常特定方法、分析装置および試薬
JPWO2019073649A1 (ja) 自動分析装置
JP2017167137A (ja) 自動分析器において液体を混合するための方法
JP2007322246A (ja) 自動分析装置
JP2012026728A (ja) 分析装置
JP7153803B2 (ja) 自動分析装置およびその水平出し方法
JP6174497B2 (ja) 血液凝固分析装置
JP6081715B2 (ja) 自動分析装置
JP2020091207A (ja) 自動分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6839555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150