JP6839555B2 - 自動分析装置 - Google Patents
自動分析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6839555B2 JP6839555B2 JP2017021452A JP2017021452A JP6839555B2 JP 6839555 B2 JP6839555 B2 JP 6839555B2 JP 2017021452 A JP2017021452 A JP 2017021452A JP 2017021452 A JP2017021452 A JP 2017021452A JP 6839555 B2 JP6839555 B2 JP 6839555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- laser light
- laser
- automatic analyzer
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態1に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。自動分析装置100は、投入経路2、移動経路3、収納経路4、分析部5を備える。投入経路2は、検体を架設した検体ラック1を投入するための経路である。移動経路3は、検体ラック1が分析部5に向かって移動する経路である。収納経路4は、検査後の検体ラック1が収納箇所へ向かって移動する経路である。分析部5は、検体を試薬と混合することにより分析する。検体ラック1は、搬送経路に嵌合してスライドすることにより移動するように形成されている。
作業者は、自動分析装置100を設置する箇所に投入経路2を設置し、レーザ発光部18の設置高さが設定値となるように、アジャスタ7を用いて調整する。レーザ発光部18の設置高さは、レーザ光が貫通穴25を通過できるようにあらかじめ定められている。さらに作業者は、レーザ受光部20を設置する。レーザ受光素子は、レーザ受光部20が固定穴46と47に対して正しく挿入されると水平方向を向くようにあらかじめ構成されているが、例えば支持柱44と45が破損するなどによりレーザ受光素子の向きがずれる可能性がある場合は、水準器などを用いてマニュアルでレーザ受光素子(すなわち本体43)の向きを調整してもよい。作業者は、その他のレーザ受光部(33、34、37)についても同様に設置および調整する。
作業者は、レーザ発光部18からレーザ光を−Y方向へ照射する。作業者は、アジャスタ6を用いて投入経路2のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部20がレーザ光を受光できるようにする。
作業者は、レーザ発光部18からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ8を用いて投入経路2のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴25を通過できるようにする。
作業者は、レーザ発光部22からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ9を用いて投入経路2のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴26を通過できるようにする。
作業者は、アジャスタ10と11を用いて移動経路3のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部18から照射されたレーザ光が貫通穴27と28を通過するようにする。
作業者は、アジャスタ12と13を用いて移動経路3のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部22から照射されたレーザ光が貫通穴29と30を通過するようにする。
作業者は、アジャスタ14と15を用いて収納経路4のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部18から照射されたレーザ光が貫通穴31を通過してレーザ受光部33が受光できるようにする。
作業者は、アジャスタ16と17を用いて収納経路4のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部22から照射されたレーザ光が貫通穴32を通過してレーザ受光部34が受光できるようにする。さらに作業者は、その状態を保ちつつレーザ発光部35からレーザ光を照射し、アジャスタ16と17を用いて収納経路4のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部37がレーザ光を受光できるようにする。
本実施形態1に係る自動分析装置100は、常に水平方向にレーザ光を照射するレーザ発光部18(22、35)を用いることにより、水準器を置き換えながら水平高さを調整することなく、搬送経路の水平出しを効率的に実施することができる。また各レーザ発光部からレーザ光を同時に照射することにより、投入経路2・移動経路3・収納経路4の水平高さを同時に確認することができるので、作業効率がさらに向上する。さらには、各レーザ発光部は常にレーザ光を水平に出射するので、作業者ごとのずれを抑制することができる。
図8は、本発明の実施形態2に係る自動分析装置100の構成を示す上面図である。本実施形態2において、投入経路2と収納経路4は一体化され、投入収納経路49として構成されている。投入収納経路49は、移動経路3の一端に配置されている。投入収納経路49は、水平高さを調整するためのアジャスタ52〜55を底面4隅に備えている。その他の構成は実施形態1と同様であるので、以下では投入収納経路49に関する差異点について主に説明する。
作業者は、自動分析装置100を設置する箇所に投入収納経路49を設置し、レーザ発光部60の設置高さが設定値となるように、アジャスタ52を用いて調整する。レーザ発光部60の設置高さは、レーザ光が貫通穴67を通過できるようにあらかじめ定められている。作業者はさらに、実施形態1と同様に各レーザ受光部を設置する。
作業者は、レーザ発光部60からレーザ光を−Y方向へ照射する。作業者は、アジャスタ55を用いて投入収納経路49のY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ受光部62がレーザ光を受光できるようにする。
作業者は、レーザ発光部60からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ53を用いて投入収納経路49のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴67を通過できるようにする。
作業者は、レーザ発光部64からレーザ光を+X方向へ照射する。作業者は、アジャスタ54を用いて投入収納経路49のX軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ光が貫通穴68を通過できるようにする。
作業者は、アジャスタ10と11を用いて移動経路3のXY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部60から照射されたレーザ光が貫通穴69を通過し、レーザ受光部71が受光できるようにする。
作業者は、アジャスタ12と13を用いて移動経路3のXY軸方向の水平高さを調整することにより、レーザ発光部64から照射されたレーザ光が貫通穴70を通過し、レーザ受光部72が受光できるようにする。
本実施形態2に係る自動分析装置100も、実施形態1と同様の効果を発揮できる。さらに本実施形態2においては、投入経路と収納経路が一体化されているので、水平出しのための作業工程が少なくなり、設置作業をさらに効率化することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
2:投入経路
3:移動経路
4:収納経路
5:分析部
6〜17:アジャスタ
18:レーザ発光部
20:レーザ受光部
22:レーザ発光部
25〜32:貫通穴
33〜34:レーザ受光部
35:レーザ発光部
37:レーザ受光部
38:本体
39:第1支持柱
40:第2支持柱
41〜42:固定穴
43:本体
44〜45:支持柱
46〜47:固定穴
49:投入収納経路
52〜55:アジャスタ
60:レーザ発光部
62:レーザ受光部
64:レーザ発光部
67〜70:貫通穴
71〜72:レーザ受光部
Claims (11)
- 検体を分析する自動分析装置であって、
前記検体を載置する検体載置部、
前記検体載置部が搬送される際に通過する搬送経路、
レーザ光を出射するレーザ発光部、
前記レーザ光を受光するレーザ受光部、
を備え、
前記搬送経路は、前記レーザ光が通過することができる貫通穴を有するとともに、水平面に対する前記搬送経路の傾きを調整するアジャスタを有し、
前記レーザ発光部は、前記水平面に対する前記搬送経路の傾きによらず前記水平面に対して平行な方向に前記レーザ光を出射するように構成されており、
前記レーザ受光部は、前記搬送経路が前記水平面に対して平行であるとき前記レーザ光が前記貫通穴を通過して前記レーザ受光部に到達し、前記搬送経路が前記水平面に対して平行でないときは到達しない位置に設置されており、
前記レーザ受光部は、前記レーザ光を受光したときその旨を通知する信号を出力することにより、前記搬送経路が前記水平面に対して平行である旨を通知する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 前記レーザ発光部は、
前記レーザ光を出射する発光素子を有する本体、
前記本体を貫通する柱体、
前記柱体の両端をそれぞれ支持する第1支持柱および第2支持柱、
を有し、
前記本体は、前記第1支持柱と前記第2支持柱により、前記柱体を回転軸として回転可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記搬送経路は、前記第1支持柱と前記第2支持柱をそれぞれ挿入することにより前記レーザ発光部を固定する固定穴を有し、
前記レーザ発光部は、前記固定穴に対して着脱自在に構成されている
ことを特徴とする請求項2記載の自動分析装置。 - 前記アジャスタは、前記搬送経路の底面に配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記搬送経路は、
前記検体載置部を前記搬送経路に対して投入する投入経路、
前記検体が分析される位置まで前記検体載置部を移動させる移動経路、
前記検体が分析された後に前記検体載置部を収納する収納経路、
を有し、
前記投入経路、前記移動経路、および前記収納経路は、互いに壁によって区画されており、
前記貫通穴は、前記投入経路と前記移動経路との間の前記壁、および前記移動経路と前記収納経路との間の前記壁の、少なくともいずれかに設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記投入経路は前記移動経路の一端に配置されるとともに、前記収納経路は前記移動経路の他端に配置されており、
前記貫通穴は、前記投入経路と前記移動経路との間の前記壁、および前記移動経路と前記収納経路との間の前記壁に設けられている
ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。 - 前記自動分析装置は、前記投入経路と前記収納経路が一体になって形成された投入収納経路を備え、
前記投入収納経路は、前記移動経路の一端に配置されており、
前記貫通穴は、前記投入収納経路と前記移動経路との間の前記壁に設けられている
ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。 - 前記アジャスタは、前記移動経路の底面の4隅にそれぞれ設けられており、
前記レーザ発光部は、前記レーザ光として第1レーザ光を出射する第1発光器と、前記レーザ光として第2レーザ光を出射する第2発光器とを有し、
前記レーザ発光部は、前記第1レーザ光と前記第2レーザ光が互いに異なる平行な光路に沿って進行するように構成されており、
前記貫通穴は、前記第1レーザ光が通過する第1穴と、前記第2レーザ光が通過する第2穴とを有する
ことを特徴とする請求項5記載の自動分析装置。 - 前記レーザ発光部は、前記レーザ光を出射する方向を変更することができるように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記検体載置部は、前記搬送経路に嵌合してスライドすることにより移動する検体ラックとして構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。 - 前記搬送経路は、前記レーザ受光部を挿入することにより前記レーザ受光部を固定する第2固定穴を有し、
前記レーザ受光部は、前記第2固定穴に対して着脱自在に構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の自動分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017021452A JP6839555B2 (ja) | 2017-02-08 | 2017-02-08 | 自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017021452A JP6839555B2 (ja) | 2017-02-08 | 2017-02-08 | 自動分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018128344A JP2018128344A (ja) | 2018-08-16 |
JP6839555B2 true JP6839555B2 (ja) | 2021-03-10 |
Family
ID=63172550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017021452A Active JP6839555B2 (ja) | 2017-02-08 | 2017-02-08 | 自動分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6839555B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220326269A1 (en) * | 2019-09-19 | 2022-10-13 | Hitachi High-Tech Corporation | Automated analysis device and method for leveling same |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05232123A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Hitachi Ltd | 臨床検査用の自動分析装置 |
JPH09101151A (ja) * | 1995-10-03 | 1997-04-15 | Nippon Syst Ind:Kk | 建設工事における水平基準線計測装置、該装置を構成する水平方向レーザー発振装置及び横方向レーザー受光装置並びに中間墨出し装置 |
JPH11295070A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Sumitomo Kanagata Gijutsu:Kk | 墨出し用レーザー装置 |
US6371626B1 (en) * | 2000-10-26 | 2002-04-16 | Anthony Addona | Hole alignment device |
JP2004164922A (ja) * | 2002-11-11 | 2004-06-10 | Toshiba Corp | 真空チャンバ内で被位置決め部材を位置決めする方法、およびこの方法を実現するための位置決め装置 |
US20040111902A1 (en) * | 2002-12-16 | 2004-06-17 | Terry Fletcher | Plumber's spotting tool |
DE602005009926D1 (de) * | 2004-03-05 | 2008-11-06 | Beckman Coulter Inc | Magnetisch anziehendes präparatbehältergestell für automatisches klinikinstrument |
JP2007248413A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | 自動分析装置及びその水平出し方法 |
JP5831315B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2015-12-09 | 富士通株式会社 | レール部材の取付治具 |
-
2017
- 2017-02-08 JP JP2017021452A patent/JP6839555B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018128344A (ja) | 2018-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6653329B2 (ja) | 自動分析装置および自動分析方法 | |
CN101118245B (zh) | 自动分析装置 | |
JP4969060B2 (ja) | 自動分析装置 | |
US10670454B2 (en) | System for optically monitoring operating conditions in a sample analyzing apparatus | |
JP2008058123A (ja) | 自動分析装置 | |
US9804180B2 (en) | Incubation device and methods for automatic movement of a reaction vessel therein for an automatic analysis apparatus | |
US20090224032A1 (en) | Sample analyzer, sample analyzing method, and computer program product | |
JP6619133B2 (ja) | 分析装置の設置 | |
WO2016002394A1 (ja) | 血液凝固検査装置 | |
CN112129963A (zh) | 自动分析装置及分析方法 | |
JP6839555B2 (ja) | 自動分析装置 | |
WO2014021047A1 (ja) | データ処理装置及びそれを用いた自動分析装置 | |
JP2008544230A (ja) | サーモサイクラ装置 | |
JP4801542B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP6766155B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2008003057A (ja) | 分析装置と分析方法 | |
JPWO2008044311A1 (ja) | 異常特定方法、分析装置および試薬 | |
JPWO2019073649A1 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2017167137A (ja) | 自動分析器において液体を混合するための方法 | |
JP2007322246A (ja) | 自動分析装置 | |
JP2012026728A (ja) | 分析装置 | |
JP7153803B2 (ja) | 自動分析装置およびその水平出し方法 | |
JP6174497B2 (ja) | 血液凝固分析装置 | |
JP6081715B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2020091207A (ja) | 自動分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6839555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |