JP6837663B2 - 集塵機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気中に含まれる塵埃を捕捉する集塵機に関する。
空気中に含まれる塵埃を捕捉する技術として、特許文献1は集塵機を開示する。集塵機は、本体、ブロアユニット、円筒状のメインフィルタ及び逆流ノズルを備える。本体は、上下にモータ室、集塵室及び中継室を有し、モータ室にブロアユニットを配置する。円筒状のメインフィルタは、円筒中心線を上下に向けて集塵室に配置され、下円筒端を底板にて閉塞される。逆流ノズルは、メインフィルタ上方に位置する中継室に配置され、メインフィルタ内に空気を噴射する。集塵機は、ブロアユニットにて本体の吸気口から空気を吸引し、集塵室からメインフィルタを通過してメインフィルタ内に流れる空気流を発生する。空気は、吸気口から集塵室に吸込まれ、メインフィルタを通過して、中継室からブロアユニットに流れる。円筒状のメインフィルタは、空気中に含まれる微細塵埃等(溶接スパッタや溶接ヒュームの粉塵)を捕捉する。ブロアユニットは、吸引した空気を本体外に排気する。
特許文献1(集塵機)は、メインフィルタの上方向(中継室)に配置された逆流ノズルからメインフィルタ内に空気を噴射して、メインフィルタを除塵する。エア逆流ノズルは、メインフィルタにて捕捉された微細塵埃等(溶接スパッタや溶接ヒュームの粉塵)を、空気の逆洗によって払い落して除塵する。
特開2002−224838号公報
しかし、特許文献1は、メインフィルタの上方から空気をメインフィルタ内に噴射しているので、メインフィルタの内周全体に空気を噴射できない虞があり、メインフィルタにて捕捉された塵埃等を、空気の逆洗によって十分に除塵(除去)できない。
本発明は、円筒フィルタにて捕捉した塵埃を、十分及び確実に除塵(除去)することのできる集塵機を提供することにある。
本発明に係る請求項1は、筒中心線を上下に向けて配置される集塵清浄筒体、
前記集塵清浄筒体の下筒端を気密に閉塞する下蓋体、前記集塵清浄筒体の上筒端及び前記下蓋体の間に配置され、前記集塵清浄筒体内の上下において、前記下蓋体側の集塵室、及び前記集塵清浄筒体の上筒端側の清浄室とに気密に区画する仕切体、前記集塵清浄筒体の周壁に形成され、前記集塵室に開口する空気吸込口、前記仕切体に形成され、上下にて前記集塵室及び前記清浄室に開口する清浄流出口を含んで構成される集塵機本体と、円筒中心線を上下に向け、及び前記集塵清浄筒体の周壁に間隔を隔てて前記集塵室内に配置され、前記集塵室の空気中に含まれる塵埃を捕捉する円筒フィルタ、前記円筒フォルタの下円筒端を気密に閉塞して、前記円筒フィルタ内にフィルタ室を区画するフィルタ下蓋体を含んで構成され、前記円筒フィルタは、上円筒端を前記仕切体に支持して、前記下蓋体に間隔を隔てて前記集塵室に吊下げされ、前記上円筒端から前記フィルタ室を前記仕切体の前記清浄流出口に気密に連通して配置されるフィルタユニットと、前記清浄室に連通され、前記フィルタ室内の空気を吸引して、前記集塵室から前記円筒フィルタを通して前記フィルタ室に流れる空気流を発生し、吸引した空気を外気に排気する送風機と、前記フィルタ室内にて圧縮空気を噴射し、前記フィルタ室内から前記円筒フィルタの内周面を打撃して、前記円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵する除塵装置と、案内円筒体と、を備え、前記除塵装置は、振り子と、前記振り子を支持し、及び前記振り子に圧縮気体を供給する振り子支持体と、を含んで構成され、前記振り子は、管中心線を上下に向け、及び前記円筒フィルタの円筒中心線に位置して前記フィルタ室内に配置され、前記フィルタ下蓋体に間隔を隔てて上下に延在する振り子管と、重心を前記振り子管の管中心線に位置して前記振り子管の下管端側に外嵌され、前記振り子管に固定される振り子錘と、を有し、前記振り子支持体は、前記清浄室に配置されて前記振り子管の上管端側に連結され、前記振り子管の上管端側の管中心を第1固定点として前記振り子管を揺れ自在に支持する送気管ユニットと、前記送気管ユニットに接続され、前記送気管ユニットから前記振り子管に圧縮気体を供給する圧縮気体供給源と、を有し、前記案内円筒体は、円筒中心線を上下に向け、及び前記振り子管の管中心線に位置して配置され、前記円筒フィルタの内周面及び前記振り子管に間隔を隔てて、前記振り子管に外嵌され、前記案内円筒体の下筒端を、前記第1固定点より前記振り子管の下管端側に位置して配置され、前記振り子管において、前記案内円筒体の下円筒端及び前記重心間の管長は、前記円筒フィルタの内周半径を超える長さにされ、前記振り子管は、前記圧縮気体の供給に伴って、前記フィルタ室内にて下管端から圧縮気体を噴射して、前記第1固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、及び前記案内円筒体の下円筒端側に当接され、前記振り子錘は、前記振り子管の揺れに伴って、前記円筒フィルタの内周面を打撃することを特徴とする集塵機である。
本発明に係る請求項1では、集塵機本体と、フィルタユニットと、送風械と、を備え、前記集塵機本体は、筒中心線を上下に向けて配置される集塵清浄筒体と、前記集塵清浄筒体の下筒端を気密に閉塞する下蓋体と、前記集塵清浄筒体の上筒端及び前記下蓋体の間に配置され、前記集塵清浄筒体内の上下において、前記下蓋体側の集塵室、及び前記集塵清浄筒体の上筒端側の清浄室とに気密に区画する仕切体と、前記集塵清浄筒体の周壁に形成され、前記集塵室に開口する空気吸入口と、前記仕切体に形成され、上下にて前記集塵室及び清浄室に開口する清浄流出口と、を含んで構成され、前記フィルタユニットは、円筒中心線を上下に向け、及び前記集塵清浄筒体の周壁に間隔を隔てて前記集塵室に配置され、前記集塵室の空気中に含まれる塵埃を捕捉する円筒フィルタと、前記円筒フィルタの下円筒端を気密に閉塞して、前記円筒フィルタ内にフィルタ室を区画するフィルタ下蓋体と、を含んで構成され、前記円筒フィルタは、上円筒端を前記仕切体に支持して、前記下蓋体に間隔を隔てて前記集塵室に吊下げられ、前記上円筒端から前記フィルタ室を前記仕切体の前記清浄流出口に気密に連通して配置され、前記送風記は、前記清浄室に連通され、前記フィルタ室内の空気を吸引して、前記集塵室から前記円筒フィルタを通過して前記フィルタ室に流れる空気流を発生し、吸引した空気を外気に排気する集塵機であって、前記フィルタ室内にて圧縮流体を噴射し、前記フィルタ室内から前記円筒フィルタの内周面を打撃して、前記円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵する除塵装置を、備える集塵機とする構成も採用できる。
本発明に係る請求項1では、除塵装置は、フィルタ室内にて圧縮気体を噴射し、前記フィルタ室内から前記円筒フィルタの内周面の複数箇所(複数の位置)を打撃して、前記円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵(除去)する構成も採用できる。
本発明に係る請求項1では、前記フィルタユニットは、円筒中心線を上下に向けて前記フィルタ室内に配置される保護円筒体を備え、前記保護円筒体は、複数の空気穴を有し、前記保護円筒体の外周面を前記円筒フィルタの内周面に当接して配置され、前記各空気穴は、前記円筒フィルタの内周面、及び前記保護円筒体内の前記フィルタ室内に開口され、前記除塵装置は、前記フィルタ室内にて圧縮気体を噴射し、前記フィルタ室内から前記保護円筒体の内周面を打撃して、前記円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵するという構成も採用できる。
本発明に係る請求項は、前記フィルタユニットは、円筒中心線を上下に向けて前記フィルタ室内に配置される保護円筒体を備え、前記保護円筒体は、複数の空気穴を有し、前記保護円筒体の外周面を前記円筒フィルタの内周面に当接して配置され、前記各空気穴は、前記円筒フィルタの内周面、及び前記保護円筒体内の前記フィルタ室に開口され、前記振り子錘は、前記振り子管の揺れに伴って、前記保護円筒体の内周面を打撃することを特徴とする請求項に記載の集塵機である。

本発明に係る請求項は、前記送気管ユニットは、前記清浄室に配置され、前記振り子管の管中心線から前記円筒フィルタの径方向に延在され、前記集塵清浄筒体に支持される送気管と、管中心線を上下に向け、及び前記振り子管の管中心線に位置して、前記送気管及び前記振り子管の上管端間に配置される補助振り子管と、前記補助振り子管の上管端及び前記送気管の間に配置され、前記補助振り子管の上管端側及び前記送気管に接続される上側管継手と、前記振り子管の上管端及び前記補助振り子管の下管端間に配置され、前記振り子管の上管端側及び前記補助振り子管の下管端側に接続される下側管継手と、を有し、前記圧縮気体供給源は、前記送気管に接続され、前記圧縮気体を前記送気管から前記振り子管に供給し、前記補助振り子管は、前記振り子管より硬い可撓性の管でなり、前記上側管継手は、前記補助振り子管の上管端側の管中心を第2固定点として前記補助振り子管を揺れ自在に支持し、前記下側管継手は、前記振り子管の上管端側の管中心を第1固定点として前記振り子管を揺れ自在に支持し、前記振り子管は、前記圧縮気体の供給に伴って、前記フィルタ室にて下管端から前記圧縮気体を噴射して、前記第1固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、前記補助振り子管、及び前記下側管継手は、前記振り子管の揺れに伴って、前記第2固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、前記振り子錘は、前記補助振り子管、前記下側管継手及び前記振り子管の揺れに伴って、前記円筒フィルタの内周面を打撃することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の集塵機である。
本発明に係る請求項は、前記フィルタユニットは、円筒中心線を上下に向けて前記フィルタ室内に配置される保護円筒体を備え、前記保護円筒体は、複数の空気穴を有し、前記保護円筒体の外周面を前記円筒フィルタの内周面に当接して配置され、前記各空気穴は、前記円筒フィルタの内周面、及び前記保護円筒体内の前記フィルタ室に開口され、前記振り子錘は、前記補助振り子管、前記下側管継手及び前記振り子管の揺れに伴って、前記保護円筒体の内周面を打撃することを特徴する請求項3に記載の集塵機である。
本発明では、前記振り子管は、シリコン樹脂管を含む可撓性の合成樹脂管でなるという構成も採用できる。
本発明では、前記振り子錘は、球体に形成され、ポリウレタン樹脂を含む合成樹脂でなるという構成も採用できる。
本発明では、前記補助振り子管は、前記振り子管より硬い可撓性のナイロン樹脂管を含む合成樹脂管でなるという構成も採用できる。
本発明に係る請求項1では、送風機は、フィルタ室内の空気を吸引し、吸引した空気を外気(集塵機本体の外側)に排気する。送風機の吸引によって、塵埃を含む空気は、空気吸込口から集塵室内に流れ込む。集塵室に流れ込んだ空気は、円筒フィルタの外周面から円筒フィルタを通過して、フィルタ室内に流れ込む。円筒フィルタは、円筒フィルタを通過する空気から塵埃を捕捉して、空気をフィルタ室内に流出する。
これにより、空気中に含まる塵埃は、円筒フィルタにて捕捉される。
本発明に係る請求項1では、除塵装置は、フィルタ室内にて圧縮気体を噴射し、フィルタ室内から円筒フィルタの内周面を打撃する。
フィルタ室内に噴射された圧縮気体は、円筒フィルタの内周面から外周面に向けて円筒フィルタを通過する。円筒フィルタにて捕捉した塵埃は、圧縮空気にて円筒フィルタから除塵(除去)される。
円筒フィルタは、円筒フィルタの内周面の打撃にて振動される。円筒フィルタの振動によって、円筒フィルタにて捕捉された塵埃は、円筒フィルタから除塵(除去)される。
円筒フィルタから除塵(除去)された塵埃は、集塵室内の下蓋体に集積される。
このように、本発明の請求項1によれば、フィルタ室内に圧縮気体を噴射し、及び円筒フィルタの内周面を打撃することで、円筒フィルタから塵埃を、十分及び確実に除塵(除去)できる。
本発明に係る請求項では、圧縮気体供給源は、振り子管に圧縮気体を供給する。振り子管は、圧縮気体の供給に伴って、下管端から圧縮気体をフィルタ室内に噴射(噴出)する。フィルタ室内に噴射(噴出)された圧縮気体は、円筒フィルタ内周面から外周面に向けて円筒フィルタを通過する。円筒フィルタにて捕捉された塵埃は、圧縮気体にて円筒フィルタから除塵(除去)される。
振り子管は、圧縮気体の噴射(圧縮気体の噴射力)によって、第1固定点を支点として円筒フィルタの内周面に揺らされる(振らされる)。振り子管は、第1固定点を支点として、円筒フィルタの円筒中心線と直交する方向に揺れる(振れる)。振り子錘は、振り子管の揺れに伴って、円筒フィルタの内周面を打撃する。円筒フィルタは、円筒フィルタの内周面を打撃にて振動させる。円筒フィルタの振動によって、円筒フィルタにて捕捉した塵埃は、円筒フィルタから除塵(除去)される。
振り子管は、振り子錘の打撃、及び下管端から噴射する圧縮気体(圧縮気体の噴射力)によって、揺れ方向(振り方向/振幅方向)が変更される。振り子錘は、振り子管の揺れ方向の変更に伴って、円筒フィルタの内周面の打撃位置を変更する。
これにより、振り子錘は、円筒フィルタの周方向の複数の位置において、円筒フィルタの内周面を打撃するので、円筒フィルタの全体から塵埃を除塵(除去)でき、円筒フィルタの損傷(破損)を抑制できる。
円筒フィルタから除塵(除去)された塵埃は、集塵室内に下蓋体に集積される。
このように、本発明に係る請求項によれば、振り子管の下管端から噴射(噴出)される圧縮気体、振り子(振り子管及び振り子錘)にて円筒フィルタの内周面を打撃することで、円筒フィルタから塵埃を、十分及び確実に除塵(除去)できる。
特に、振り子錘で円筒フィルタの内周面を打撃した時に、振り子管の下管端は、円筒フィルタの内周面に最接近し、圧縮気体を円筒フィルタの内周面に噴射する。これにより、振り子管の下管端から噴射された圧縮気体は、フィルタ室内に拡散することなく、直接、円筒フィルタの内周面から外周面に向けて円筒フィルタを通過し、円筒フィルタから塵埃を除塵(除去)する。
本発明では、振り子管は、振り子錘が円筒フィルタの内周面を打撃できる振幅(揺れ振幅)になることから、振り子錘を、確実に円筒フィルタの内周面に打撃させることができる。
本発明に係る請求項では、振り子管は、円筒フィルタの内周面に揺らされると、案内円筒体の下円筒端側に当接する。案内円筒体は、下円筒端側に当接する振り子管の振り過ぎを抑制(規制)して、振り子管をフィルタ下蓋体から一定の高さ位置の振れとして、円筒フィルタの内周面に案内する。
振り子管は、案内円筒体の下円筒端、及び振り子錘間の管長を、円筒フィルタの内周半径(内半径)を超える管長にされる。これにより、振り子管は、振れの際に、案内円筒体の下円筒端側に当接しても、振り子錘を円筒フィルタの内周面に打撃できる。
本発明に係る請求項では、振り子錘は、保護円筒体の内周面を打撃して、直接、円筒フィルタの内周面を打撃しない。
これにより、円筒フィルタの内周面は、保護円筒体にて保護されるので、振り子錘の打撃にて損傷(破損)することを抑制できる。
本発明に係る請求項では、振り子管は、圧縮気体の供給に基づいて、下管端から圧縮気体を噴射(噴出)する。振り子管は、圧縮気体の噴射(圧縮気体の噴射力)にて、第1固定点を支点として、円筒フィルタの内周面に揺らされる(振れられる)。振り子管は、振り子錘が円筒フィルタの内周面を打撃できる振幅、及び振幅速度で揺れる(振れる)。
補助振り子管、及び下側管継手は、振り子管の揺れに伴って、第2固定点を支点として、円筒フィルタの内周面に揺らされる(振れられる)。補強振り子管は、振り子管の硬度より硬い可撓性の管であるので、振り子管より小さい振幅となり、振り子管より遅い振幅速度となる。
これにより、振り子管は、第2固定点を支点として、補強振り子管及び下側管継手と共に円筒フィルタの内周面に揺らされ(振らされ)、及び第1固定点を支点として、単独で円筒フィルタの内周面に揺らされ(振らされ)ので、振り子管の揺れによる下側管継手の損傷(破損)を抑制できる。
本発明に係る請求項では、振り子錘は、保護円筒体の内周面を打撃して、直接、円筒フィルタの内周面を打撃しない。
これにより、円筒フィルタの内周面は、保護円筒体にて保護されるので、振り子錘の打撃にて損傷(破損)することを抑制できる。
本発明に係る集塵機を示す正面図である。 本発明に係る集塵機を示す側面図である。 本発明に係る集塵機を示す上面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のA−A断面斜視図である。 図1の部分拡大図であって、集塵清浄筒体(集塵筒体)、フィルタユニット、除塵装置、案内円筒体、及び下蓋体を示す正面図である。 図6のB矢視図である。 図6のC−C矢視断面図である。 図6のD−D矢視断面図である。 図6のD−D矢視断面図であって、前面扉にて箱出入口を開いて、集塵回収箱を集塵室(集塵筒体)から引出した図である。 図7のE−E矢視断面図である。 図7のE−E矢視断面図であって、集塵筒体内(集塵清浄筒体内)から仕切体、及びフィルタユニット(円筒フィルタ)を取外した図である。 図1の要部拡大図であって、集塵清浄筒体(集塵筒体及び清浄筒体)、清浄フィルタユニット(二次フィルタ)、フィルタユニット、除塵装置及び案内円筒体を示す正面図である。 図13のF矢視図である。 図13のG−G矢視断面図である。 図13のH−H矢視断面図である。 図14のI−I矢視断面図である。 図14のI−I矢視断面図であって、清浄筒体を集塵筒体から取外した図である。 図1の部分拡大図であって、集塵清浄筒体(集塵筒体及び清浄筒体)、ブロア筒体、清浄フィルタユニット、フィルタユニット、送風機、除塵装置、及び案内円筒体を示す正面図である。 図19のJ矢視図である。 図19のK−K矢視断面図である。 図19のL−L矢視断面図である。 図20のM−M矢視一部断面図である。 図1の部分拡大図であって、ブロア筒体、排気フィルタユニット、送風機、及び上蓋体を示す正面図である。 図24のN−N矢視断面図である。 図24のO−O矢視断面図である。 図24のP−P矢視一部断面図である。 フィルタユニット(一次フィルタ)を示す正面図である。 フィルタユニット(一次フィルタ)を示す上面図である。 フィルタユニット(一次フィルタ)を示す下面図である。 図28のQ−Q矢視断面図である。 図28のR−R矢視断面図である。 図29のS−S矢視断面図である。 除塵装置、及び案内円筒体を示す正面図である。 除塵装置、及び案内円筒体を示す側面図である。 除塵装置、及び案内円筒体を示す上面図である。 図35のT−T矢視断面図である。 図37の一部拡図であって、(a)は、振り子管、補強管、振り子錘及び抜止めリングを示す断面図、(b)は、図38(a)の底面図である。 図37のU矢視拡大図である。 図37の一部拡大図である。 図11の一部拡大図である。 集塵機の制御装置を示す図である。 円筒フィルタの除塵において、振り子管の下管端から圧縮空気(圧縮気体)を噴射した断面図である。 円筒フィルタの除塵において、振り子管の揺れ状態を示す断面図である。 図44の一部拡大断面図であって、補助振り子管、及び下側管継手の揺れ状態を示す図である。 図44のV−V矢視図である。
本発明に係る集塵機について、図1乃至図46を参照して説明する。
図1乃至図46において、集塵機Xは、空気中に含まれる塵埃を円筒フィルタにて捕捉して、清浄な空気を排気する。集塵機Xは、円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵する。
なお、「空気中に含まれる塵埃」とは、空気中に含まれる塵埃、微粒子を意味するもので、空気中の塵埃の他に、例えば、電気溶接時に空気中に含まれる溶接ヒューム(溶接時に飛散する微粒子)等も含まれる(以下、同様)。
集塵機Xは、図1乃至図39に示すように、集塵機本体1、清浄フィルタユニット2(二次フィルタ)、排気フィルタユニット3(排気フィルタ)、フィルタユニット5(一次フィルタ)、送風機6、除塵装置7(除塵手段)、案内円筒体8及び制御装置9(制御手段)を備える。
<集塵機本体1>
集塵機本体1は、図1乃至図27に示すように、例えば、断面正方形であって、中空の長方体に形成される。集塵機本体1は、筒中心線を上下(上下方向UD)に向けて床面上に設置される。
集塵機本体1は、図1乃至図12に示すように、集塵清浄筒体11(集塵清浄筒ケース)、下蓋体14、仕切体15、空気吸込口16、清浄流出口17、ブロア筒体18(ブロア筒ケース)、排気筒体19(排気筒ケース)、上蓋体20、集塵回収箱21及び前面扉22を含んで構成される。
集塵機本体1は、上下方向UDにおいて、集塵清浄筒体11、ブロア筒体18及び排気筒体19を上下に積載して中空の直方体に形成される。集塵機本体1は、上下筒端を上蓋体20及び下蓋体14にて閉塞(閉鎖)して、内部に密閉空間(正方形の空間)を有する。
集塵清浄筒体11は、図1乃至図12に示すように、筒中心線Aを上下(上下方向UD)に向けて配置される。
集塵清浄筒体11は、例えば、集塵筒体12(集塵筒ケース)、及び清浄筒体13(清浄筒ケース)で構成される。
集塵清浄筒体11において、集塵筒体12及び清浄筒体13は、内部に正方形の空間を有する直方筒体に形成される。
集塵筒体12は、図1乃至図13示すように、集塵清浄筒体11の下側筒体となる。集塵筒体12は、筒中心線B(集塵筒中心線)を上下(上下方向UD)に向けて配置され、上筒端12A(集塵上筒端)及び下筒端12B(集塵下筒端)を有する。
なお、上下方向UDは、集塵機本体1の筒中心線(集塵清浄筒体11、集塵筒体12、清浄筒体13、ブロア筒体18、及び排気筒体19の各筒中心線A〜E)の延在する方向である。
集塵筒体12は、複数のフィルタ支持部材25、複数の集塵回収部材26、遮風部材27及び空気吸込管28を有する。
各フィルタ支持部材25は、図4、図5、図6、図11及び図12に示すように、集塵筒体12の上筒端12Aから同一位置の上筒端12A側に位置して、集塵筒体12内(集塵清浄筒体11内)に配置される。
各フィルタ支持部材25は、L字板に形成され、フィルタ水平板25A(水平板)及びフィルタ垂直板25B(垂直板)を有して構成される。
各フィルタ支持部材25は、集塵筒体12の各周壁12C(各側壁)に配置される。各フィルタ支持部材25は、フィルタ垂直板25Bを集塵筒体12の各周壁12Cに取付けて、集塵筒体12に固定される。各フィルタ支持部材25において、フィルタ水平板25Aは、フィルタ垂直板25Bから集塵筒体12内の筒中心線B側に突出して配置される。
各集塵回収部材26は、図4、図5、図6、及び図8乃至図12に示すように、上下方向UDにおいて、集塵筒体12の下筒端12B及び各フィルタ支持部材25の間に位置して、集塵筒体12内(集塵清浄筒体11内)に配置される。各集塵回収部材26は、上下方向UDにおいて、集塵筒体12の下筒端12Bに間隔を隔てて配置される。各集塵回収部材26は、集塵筒体12の各周壁12Cに沿って配置され、各周壁12Cに取付け固定される。
各集塵回収部材26は、例えば、平板(集塵回収平板)で形成され、集塵筒体12の各周壁12Cから筒中心線B及び下筒端12B側に延在しつつ傾斜される。
遮風部材27は、図4、図5、図6、図8、図11及び図12に示すように、上下方向UDにおいて、各フィルタ支持部材25及び各集塵回収部材26の間に位置して、集塵筒体12内(集塵清浄筒体11内)に配置される。遮風部材27は、集塵筒体12の一の周壁12C(右側の周壁)に取付け固定される。
遮風部材27は、L字板に形成され、遮風水平板27A(水平板)及び遮風垂直板27B(垂直板)を有して構成される。遮風部材27は、左右方向LRにおいて、遮風垂直板27Bを一の周壁12C(右側の周壁)に間隔を隔てて対峙(対向)して配置される。遮風水平板27Aは、一の周壁12C(筒中心線B)に直交して配置される。なお、左右方向LRは、上下方向UD(各筒中心線A〜E)と直交する方向である(以下、同様)。
遮風部材27は、遮風水平板27Aを一の周壁12C(右側の周壁)に取付けて、集塵筒体12に固定される。遮風水平板27Aは、遮風垂直板27Bを一の周壁12Cに平行に支持して、集塵筒体12の周壁12C(右側の周壁)に取付けられる。
遮風部材27において、遮風水平板27A及び遮風垂直板27Bは、前後方向FRに延在される。なお、前後方向FRは、上下方向UD(各筒中心線A〜E)及び左右方向LRと直交する方向である(以下、同様)。
空気吸込管28は、集塵筒体12の外側に配置される。空気吸込管28(接続管)は、左右方向LRにおいて、集塵筒体12の一の周壁12C(右側の周壁)に取付けられる。
清浄筒体13は、図1乃至図5、及び図15乃至図18に示すように、集塵清浄筒体11の上側筒体となる。清浄筒体13は、筒中心線C(清浄筒中心線)を上下(上下方向UD)に向け、及び筒中心線Cを集塵筒体12の筒中心線Bに位置(一致)して配置され、上筒端13A(清浄上筒端)及び下筒端13B(清浄下筒端)を有する。清浄筒体13は、集塵筒体12に同心として積載される。
清浄筒体13は、下筒端13Bから集塵筒体12の上筒端12A上に積載される。清浄筒体13は、図1、図2、図4、図5、図13及び図17に示すように、下筒端13B(各周壁13Cの下端)を、集塵筒体12の上筒端12A(各周壁12Cの上端)に気密に当接して、集塵筒体12上に積載される。
清浄筒体13は、集塵筒体12に取外し自在として、集塵筒体12に気密に固定され、及び集塵筒体12の上筒端12A上に積載される。
これにより、上下に積載した集塵筒体12及び清浄筒体13は、上筒端12A及び下筒端13Bの間から空気が漏れない。
このように、集塵清浄筒体11は、集塵筒体12(下側筒体)上に、清浄筒体13(上側筒体)を取外し自在に積載(固定)して構成される。
清浄筒体13は、図4乃至図6、図13乃至図15、図17及び図18に示すように、清浄閉塞部材29を有する。清浄閉塞部材29は、清浄筒体13内に配置される。清浄閉塞部材29は、上下方向UDにおいて、清浄筒体13の上筒端13A側に配置され、清浄筒体13の上筒端13A側を気密に閉塞(閉鎖)する。
清浄閉塞部材29は、例えば、清浄閉塞平板30(閉塞平板)、清浄閉塞枠31(閉塞枠)及び二次フィルタ取付口32を有して構成される。
清浄閉塞平板30は、正方形の平板に形成される。清浄閉塞枠31は、断面逆L字形であって、正方形の枠体に形成され、清浄閉塞平板30の各辺(正方形の各辺)に沿って配置される。清浄閉塞枠31は、清浄閉塞平板30に立設され、清浄閉塞平板30に固定される。
清浄閉塞部材29は、清浄閉塞枠31を清浄筒体13の各周壁13C(各側壁)に気密に当接して、清浄筒体13内の上筒端13A側に配置される。清浄閉塞平板30は、清浄筒体13の筒中心線Cに直交して配置され、清浄筒体13の上筒端13A側を閉塞(閉鎖)する。
清浄閉塞部材29は、図13乃至図15、図17及び図18に示すように、清浄閉塞枠31を清浄筒体13の各周壁13Cに取付けて、清浄筒体13の上筒端13A側に固定される。
二次フィルタ取付口32は、図14、図15、図17及び図18に示すように、例えば、正方形口(正方形穴)に形成され、口中心(穴中心)を清浄筒体13の筒中心線Cに位置(一致)して、清浄閉塞平板30に形成される。二次フィルタ取付口32は、上下方向UDにおいて、清浄閉塞平板30を貫通して、清浄筒体13内に開口される。
下蓋体14は、図1、図2、図4乃至図6、及び図10乃至図12に示すように、集塵清浄筒体11の下筒端(集塵筒体12の下筒端12B)を気密に閉塞(閉鎖)する。
下蓋体14は、正方形の蓋平板(平板)に形成され、集塵筒体12の下筒端12Bを気密に閉塞(閉鎖)して、集塵筒体12に取付け固定される。
仕切体15は、図4乃至図7、図11乃至図13、及び図16乃至図18に示すように、上下方向UDにおいて、集塵清浄筒体11の上筒端(清浄筒体13の上筒端13A)及び下蓋体14の間に配置される。
仕切体15は、集塵清浄筒体11の上下(上下方向UD)にて、下蓋体14側の集塵室35、及び集塵清浄筒体11の上筒端側(清浄筒体13の上筒端13A側)の清浄室36とに気密に区画する。
仕切体15は、集塵筒体12の上筒端12A側に位置して、集塵筒体12内に配置される。仕切体15は、集塵筒体12内から取出し自在として、集塵筒体12内に配置される。仕切体15は、集塵筒体12内において、各フィルタ支持部材25上(フィルタ水平板25A上)に気密に載置される。
仕切体15は、例えば、仕切平板37、及び仕切枠38を有して構成される。仕切平板37は、正方形の平板に形成される。仕切枠38は、断面逆L字形であって、正方形の枠体に形成され、仕切平板37の各辺(正方形の各辺)に沿って配置される。仕切枠38は、仕切平板37に立設され、仕切平板37に固定される。
仕切体15は、図5、図7及び図11に示すように、仕切枠38を集塵筒体12の各周壁12C(各側壁)に隙間を隔てて、集塵筒体12内の上筒端12A側に配置される。
仕切体15は、仕切平板37を集塵筒体12の各フィルタ支持部材25に載置して、集塵筒体12内に配置される。仕切平板37は、図11に示すように。集塵筒体12内において、下蓋体14に平行(集塵筒体12の筒中心線Bに直交)して、各フィルタ支持部材25のフィルタ水平板25A上に気密に載置される。仕切平板37は、各フィルタ支持部材25のフィルタ水平板25Aに当接して、集塵筒体12の上筒端12A側を気密に閉塞(閉鎖)する。
これにより、仕切体15は、図17に示すように、上下方向UDにおいて、仕切平板37及び下蓋体14の間に集塵室35を気密に区画し、仕切平板37及び清浄閉塞平板30の間に清浄室36を気密に区画する。
空気吸込口16は、図4、図6、図8、図11及び図12に示すように、集塵清浄筒体11の周壁であって、集塵筒体12の一の周壁12C(右側の周壁)に形成される。空気吸込口16は、遮風部材27の遮風垂直板27Bに対峙(対向)して、集塵筒体12の一の周壁12C(右側の周壁)に形成される。空気吸込口16は、空気吸込管28に対峙(対向)して、集塵筒体12の一の周壁12C(右側の周壁)に形成される。
空気吸込口16は、左右方向LR(筒中心線Bに直交する方向)において、集塵筒体12の一の周壁12Cを貫通して、集塵室35内及び空気吸込管28内に開口する。空気吸込口16は、集塵筒体12の集塵室35及び空気吸込管28内を連通する。
清浄流出口17は、図4乃至図7、図11及び図12に示すように、仕切体15(仕切平板37)に形成される。清浄流出口17は、例えば、円形口(円形穴)に形成され、穴中心線を集塵筒体12の筒中心線Bに位置(一致)して、上下(上下方向UD)にて仕切平板37を貫通する。清浄流出口17は、上下にて集塵室35及び清浄室36に開口して、集塵室35及び清浄室36を連通する。
ブロア筒体18は、図4、図5、及び図19乃至図23に示すように、内部に正方形の空間を有する直方筒体に形成される。
ブロア筒体18は、筒中心線D(ブロア筒中心線)を上下(上下方向UD)に向け、筒中心線Dを清浄筒体13の筒中心線Cに位置(一致)して配置され、上筒端18A(ブロア上筒端)及び下筒端18B(ブロア下筒端)を有する。ブロア筒体18は、清浄筒体13に同心として積載される。
ブロア筒体18は、下筒端18Bから清浄筒体13の上筒端13A上に積載される。ブロア筒体18は、図1、図2、図4、図5、図19及び図23に示すように、下筒端18B(各周壁18Cの下端)を、清浄筒体13の上筒端13A(各周壁13Cの上端)に気密に当接して、清浄筒体13上に積載される。
ブロア筒体18は、清浄筒体13に取外し自在として、清浄筒体13に気密に固定され、及び清浄筒体13の上筒端13A上に積載される。
これにより、上下に積載した清浄筒体13及びブロア筒体18は、上筒端13A及び下筒端18Bの間から空気が漏れない。
ブロア筒体18は、図4、図5、及び図19乃至図23に示すように、ブロア上蓋板40、ブロア下蓋板41、複数の仕切壁板43〜45、ブロア排出口46、及びブロア流入口47を有する。
ブロア上蓋板40(上蓋板)は、例えば、正方形の平板に形成され、ブロア筒体18の上筒端18Aを閉塞(閉鎖)する。ブロア上蓋板40は、ブロア筒体18に取付け固定される。
ブロア下蓋板41(下蓋板)は、例えば、正方形の平板に形成され、ブロア筒体18の下筒端18Bを閉塞(閉鎖)する。ブロア下蓋板41は、ブロア筒体18に取付け固定される。
各仕切壁板43〜45は、ブロア筒体18内において、ブロア上蓋板40及びブロア下蓋板41の間に配置される。各仕切壁板43〜45は、ブロア筒体18内を制御室48、排出室49及びブロア室50に気密に区画する。仕切壁板43は、左右方向LRにおいて、一の周壁18C側(右側の周壁側)に制御室48を区画し、他の周壁18C側(左側の周壁側)に排出室49及びブロア室50を区画する。
各仕切壁板44,45は、前後方向FRにおいて、ブロア筒体18の一の周壁18C側(前側の周壁側)に排出室49を区画し、及びブロア筒体18の他の周壁18C側(後側の周壁側)にブロア室50を区画する。
ブロア筒体18において、排出室49及びブロア室50は、仕切壁板44のブロア穴51にて連通される。
ブロア排出口46は、ブロア上蓋板40に形成され、ブロア筒体18の排出室49に開口する。
ブロア流入口47は、ブロア下蓋板41に形成される。ブロア流入口47は、ブロア室50内のブロア下蓋板41に配置される。ブロア流入口47は、上下方向UDにおいて、ブロア下蓋板41を貫通して、ブロア筒体18のブロア室50及び清浄筒体13の清浄室36に開口する。ブロア流入口47は、ブロア筒体18のブロア室50及び清浄筒体13の清浄室36を連通する。
ブロア流入口47は、金属製の金網52で覆われている。
排気筒体19は、図1、図2、図4、図5及び図24乃至図27に示すように、内部に正方形の空間を有する直方筒体に形成される。
排気筒体19は、筒中心線E(排気筒中心線)を上下(上下方向UD)に向け、及びブロア筒体18の筒中心線Dに位置(一致)して配置され、上筒端19A(排気上筒端)及び下筒端19B(排気下筒端)を有する。排気筒体19は、ブロア筒体18に同心として積載される。
排気筒体19は、下筒端19Bからブロア筒体18のブロア上蓋板40上に積載される。排気筒体19は、下筒端19B(各周壁19Cの下端)を、ブロア筒体18のブロア上蓋板40に気密に当接して、ブロア筒体18上に積載される。
排気筒体19は、ブロア筒体18に取外し自在として、ブロア筒体18に気密に固定され、及びブロア筒体18のブロア上蓋板40上に積載される。
これにより、上下に積載したブロア筒体18及び排気筒体19は、上筒端18A及び下筒端19Bの間から空気が漏れない。
排気筒体19は、図4、図5、及び図24乃至図27に示すように、排気下蓋板55(下蓋板)、及び排気流入口56を有する。
排気下蓋板55は、例えば、正方形の平板に形成され、排気筒体19の下筒端19B側に位置して、排気筒体19内に配置される。
排気下蓋板55は、排気筒体19の下筒端19B側を気密に閉塞(閉鎖)する。
排気流入口56は、排気下蓋板55に形成される。排気流入口56は、上下方向UDにおいて、排気下蓋板55を貫通して、ブロア筒体18のブロア排出口46及び排気筒体19内に開口する。排気流入口56は、ブロア排出口46及び排気筒体19内を連通する。
上蓋体20は、図1乃至図5、図24及び図27に示すように、排気筒体19の上筒端19Aを気密に閉塞(閉鎖)する。上蓋体20は、排気筒体19に取外し自在として、排気筒体19の上筒端19A側に固定される。
上蓋体20は、図1乃至図5、図24及び図27に示すように、上蓋平板58、排気口59、及び空気排気管60を有する。
上蓋平板58は、例えば、正方形の平板に形成され、排気筒体19に取外し自在として、排気筒体19に固定され、及び排気筒体19の上筒端19Aを気密に閉塞(閉鎖)する。
排気口59は、上蓋平板58に形成される。排気口59は、上下方向UDにおいて、上蓋平板58を貫通して、排気筒体19内及び外気(集塵機本体1の外側)に開口する。排気口59は、排気筒体19内及び外気(排気筒体19の外側)を連通する。
空気排気管60は、集塵機本体1の外側に位置して、排気口59に対峙(対向)して配置される。空気排気管60は、上蓋平板58に取付けられ、排気口59に開口する。空気排気管60は、排気筒体19内及び外気(集塵機本体1の外側)を連通する。
集塵回収箱21は、図4乃至図6、及び図9乃至図12に示すように、集塵筒体12内(集塵室35内)に配置される。集塵回収箱21は、上下方向UDにおいて、下蓋体14及び各集塵回収部材26の間に配置され、下蓋体14上に載置される。
集塵回収箱21は、上下方向UDにおいて、各集塵回収部材26側(仕切体15側)に開口する。
集塵回収箱21は、前後方向FRに摺動自在(移動自在)として、下蓋体14上に載置される。
前面扉22は、図1乃至図3、及び図6乃至図10に示すように、集塵筒体12の外側(集塵機本体1の外側)に配置される。前面扉22は、前後方向FRにおいて、集塵筒体12の一の周壁12C(前側の周壁)に位置して、集塵筒体12の下筒端12B側に配置される。
前面扉22は、集塵筒体12内の集塵回収箱21に対峙(対向)して、集塵筒体12に回転自在に軸支される。前面扉22は、複数のヒンジ22A(蝶番)にて、左右方向LFの一の周壁12C(右側の周壁)に回転自在に取付けられる。
前面扉22は、図10に示すように、回転することによって、集塵筒体12の箱出入口61を開閉して、箱出入口61を気密に閉じ、及び箱出入口61を開く。箱出入口61は、前後方向FRにおいて、集塵筒体12の一の周壁12C(前側の周壁)に形成される。箱出入口61は、集塵筒体12内の集塵回収箱21に対峙(対向)して配置され、集塵筒体12内(集塵室35内)及び集塵筒体12の外側(集塵機本体1の外側)に開口する。箱出入口61は、集塵筒体12の内外(集塵室35の内外)を連通する。箱出入口61は、前面扉22にて開閉される。
集塵回収箱21は、図10に示すように、前面扉22を回転して箱出入口61を開くことで、集塵筒体12内(集塵室35内)から引出すことができ、及び集塵筒体12内(集塵室35内)に入れて収納できる。
<清浄フィルタユニット2>
清浄フィルタユニット2は、図4、図5、図13乃至図15、図17、図18及び図23に示すように、清浄筒体13内に配置される。清浄フィルタユニット2は、上下方向UDにおいて、清浄筒体13の下筒端13Bに間隔を隔てて清浄室36内に配置される。
清浄フィルタユニット2は、清浄筒体13の清浄閉塞部材29に取外し自在として、清浄閉塞部材29に気密に固定され、及び清浄室36内(清浄筒体13内)に配置される。
清浄フィルタユニット2は、図13乃至図15、図17及び図18に示すように、清浄フィルタ収納体62、及び二次フィルタ63を有して構成される。
清浄フィルタ収納体62は、例えば、直方体に形成され、清浄フィルタケース64及び清浄フィルタ蓋材65を有する。清浄フィルタケース64は、上端開口で有底のケースに形成され、複数の空気穴64Aを有する。各空気穴64Aは、清浄フィルタケース64の全体に形成され、清浄フィルタケース64の内外に開口する。
清浄フィルタ蓋材65は、清浄フィルタケース64の上端を閉塞(閉鎖)して、清浄フィルタケース64上に載置される。清浄フィルタ蓋材65は、複数の空気穴65Aを有する。各空気穴65Aは、清浄フィルタ蓋材65の全体に形成され、清浄フィルタケース64内に開口する。
二次フィルタ63は、不織布等でなる濾過材で形成され、空気中に含まれる塵埃を捕捉する。二次フィルタ63は、例えば、直方体に形成され、清浄フィルタ収納体62内に密に配置(収納)される。二次フィルタ63は、清浄フィルタケース64及び清浄フィルタ蓋材65の間に配置される。
清浄フィルタユニット2は、図13乃至図15、図17、図18及び図23に示すように、清浄フィルタケース64から清浄閉塞部材29の二次フィルタ取付口32に挿入して、清浄フィルタケース64及び清浄フィルタ蓋材65を清浄閉塞部材29の清浄閉塞平板30上に気密に載置する。
これにより、二次フィルタ63は、清浄閉塞部材29の二次フィルタ取付口32から清浄室36内(清浄筒体13内)に配置される。二次フィルタ63は、上下方向UDにおいて、清浄筒体13の下筒端13Bに間隔を隔てて、清浄閉塞部材29より清浄筒体13の下筒端13B側の集塵室35内(清浄筒体13内)に突出して配置される。
清浄フィルタユニット2において、清浄フィルタケース64及び清浄フィルタ蓋材65は、清浄閉塞部材29の清浄閉塞平板30に取外し自在として気密に固定される。
<排気フィルタユニット3>
排気フィルタユニット3は、図4、図5、図24、図25及び図27に示すように、排気筒体19内に配置される。排気フィルタユニット3は、排気筒体19内において、排気流入口56に対峙(対向)して、排気下蓋板55上に載置される。
排気フィルタユニット3は、上下方向UDにおいて、排気下蓋板55及び上蓋体20の上蓋平板58の間に配置される。
排気フィルタユニット3は、排気筒体19の排気下蓋板55に取外し自在として、排気下蓋板55に気密に固定される。
排気フィルタユニット3は、図24、図25及び図27に示すように、排気フィルタケース66、及び排気フィルタ67を有して構成される。
排気フィルタケース66は、例えば、直方体に形成され、複数の空気穴66Aを有する。各空気穴66Aは、上下方向UDにおいて、排気フィルタケース66の上端面及び下端面の全体に形成され、排気フィルタケース66の内外に開口する。
排気フィルタ67は、不織布等でなる濾過材で形成され、空気中に含まれる塵埃を捕捉する。排気フィルタ67は、例えば、直方体に形成され、排気フィルタケース66内に密に配置される。
排気フィルタユニット3は、排気フィルタケース66を下端面から排気筒体19内に挿入して、排気下蓋板55上に載置して配置される。排気フィルタケース66は、排気下蓋板55に取外し自在として気密に固定される。
排気フィルタケース66は、上端面の各空気穴66Aを上蓋体20(上蓋平板58)の排気口59(空気排気管60内)に対峙(対向)して配置される。
排気フィルタケース66は、排気筒体19内において、下端面の各空気穴66Aを排気流入口56に対峙(対向)して排気下蓋板55上に載置される。
これにより、排気フィルタ67は、排気筒体19内に配置される。
<フィルタユニット5>
フィルタユニット5は、図28乃至図33に示すように、円筒フィルタ71、保護円筒体72、フィルタ上蓋体73、及びフィルタ下蓋体74を含んで構成される。
円筒フィルタ71は、不織布等でなる濾過材にて円筒体に形成され、フィルタ上円筒端71A及びフィルタ下円筒端71Bを有する。
円筒フィルタ71は、空気中に含まれる塵埃を捕捉する。
円筒フィルタ71は、外直径(外周直径):D1、内直径(内周直径):D2、及び筒長(筒中心線方向の筒長:Lであって、円筒中心線F(フィルタ円筒中心線)と直交する方向に、フィルタ厚さ:H[(D1−D2)/2]を有する。
保護円筒体72は、例えば、金属製のパンチングプレート(エキスパンドメタル)で円筒体に形成され、上円筒端72A(保護上円筒端)、及び下円筒端72B(保護下円筒端)を有する。
保護円筒体72は、円筒中心線G(保護円筒中心線)を上下(上下方向UD)向け、及び円筒中心線Gを円筒フィルタ71の円筒中心線F(フィルタ円筒中心線)に位置(一致)して、フィルタ室4内(円筒フィルタ71内)に配置される。保護円筒体72は、円筒フィルタ71に同心として配置される。
保護円筒体72は、保護円筒体72の外周面72Cを円筒フィルタ71の内周面71Dに当接して、円筒フィルタ71内に配置される。
保護円筒体72は、上下方向UDにおいて、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A及びフィルタ下円筒端71Bの間にわたって配置され、円筒フィルタ71の内周面71Dの全面(内周全面)を被覆する。保護円筒体72の上円筒端72Aは、上下方向UDにおいて、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71Aに面一に配置される。保護円筒体72の下円筒端72Bは、上下方向UDにおいて、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71Bに面一に配置される。
保護円筒体72は、複数の空気穴72Eを有する。各空気穴72Eは、保護円筒体72の全体にわたって形成され、円筒フィルタ71の円筒中心線Fに直交する方向において、保護円筒体72を貫通する。各空気穴72Eは、円筒フィルタ71の内周面71D、及び保護円筒体72内のフィルタ室4に開口される。
フィルタ上蓋体73は、図28、図29、図32及び図33に示すように、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A、及び保護円筒体72の上円筒端72Aを閉塞(閉鎖)して、円筒フィルタ71及び保護円筒体72に取付けられる。
フィルタ上蓋体73は、外短円筒材75、内短円筒材76、フィルタ閉塞板77、及びフィルタ流出口78を有する。
内短円筒材76は、外短円筒材75の内周面に間隔を隔てて、外短円筒材75内に配置される。内短円筒材76は、外短円筒材75に同心として、外短円筒材75内に配置される。
フィルタ閉塞板77は、円形平板に形成され、外短円筒材75の上筒端、及び内短円筒材76の上筒端を閉塞(閉鎖)して、各短円筒材75,76に取付け固定される。
フィルタ流出口78は、フィルタ閉塞板77に形成され、上下方向UDにおいて、フィルタ閉塞板77を貫通する。フィルタ流出口78は、例えば、内短円筒材76の内直径(内周直径)より小さい直径の円形口(円形穴)に形成される。フィルタ流出口78は、内短円筒材76に同心として配置され、内短円筒材76内に開口して、内短円筒材76の内外を連通する。
フィルタ上蓋体73は、各短円筒材75,76の下筒端から外短円筒材75を円筒フィルタ71の外周面71Cに外嵌し、及び内短円筒材76を保護円筒体72の内周面72Dに内嵌して、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A側及び保護円筒体72の上円筒端72A側に取付け固定される。
これにより、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A側、及び保護円筒体72の上円筒端72A側は、各短円筒材75,76の間に配置される。円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A、及び保護円筒体72の上円筒端72Aは、フィルタ閉塞板77にて閉塞(閉鎖)される。
フィルタ上蓋体73において、フィルタ流出口78は、保護円筒体72内に対峙(対向)して配置され、保護円筒体72内(円筒フィルタ71内)を外側に連通する。
フィルタ下蓋体74は、図28、図30、図31及び図33に示すように、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B、及び保護円筒体72の下円筒端72Bを閉塞(閉鎖)して、円筒フィルタ71及び保護円筒体72に取付けられる。
フィルタ下蓋体74は、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B、及び保護円筒体72の下円筒端72Bを気密に閉塞(閉鎖)して、円筒フィルタ71内(保護円筒体72内)にフィルタ室4を区画する。
フィルタ下蓋体74は、外短円筒材79、内短円筒材80、及びフィルタ閉塞板81を有する。
内短円筒材80は、外短円筒材79の内周面に間隔を隔てて、外短円筒材79内に配置される。内短円筒材80は、外短円筒材79に同心として、外短円筒材79内に配置される。
フィルタ閉塞板81は、円形平板に形成され、外短円筒材79の下筒端及び内短円筒材80の下筒端を閉塞(閉鎖)して、各短円筒材79,80に取付け固定される。
フィルタ下蓋体74は、各短円筒材79,80の上筒端から外短円筒材79を円筒フィルタ71の外周面71Cに外嵌し、及び内短円筒材80を保護円筒体72の内周面72Dに内嵌して、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B側、及び保護円筒体72の下円筒端72B側に取付け固定される。
これにより、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B側、及び保護円筒体72の下円筒端72B側は、各短円筒材79,80の間に配置される。円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B、及び保護円筒体72の下円筒端72Bは、フィルタ閉塞板81にて閉塞(閉鎖)される。フィルタ閉塞板81は、円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71Bの全体、及び保護円筒体72の下円筒端72Bの全体を閉塞(閉鎖)して、保護円筒体72内(円筒フィルタ71内)にフィルタ室4を区画する。
フィルタユニット5は、図4乃至図12に示すように、集塵清浄筒体11の集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
フィルタユニット5は、円筒フィルタ71の円筒中心線F(保護円筒体72の円筒中心線G)を上下(上下方向UD)に向け、及び円筒中心線F(円筒中心線G)を集塵筒体12の筒中心線Bに位置(一致)して、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
フィルタユニット5は、上下方向UDにおいて、円筒フィルタ71のフィルタ上円筒端71A(フィルタ上蓋体73)を上方(仕切体15側)に向け、及び円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B(フィルタ下蓋体74)を下方(集塵回収箱21側)に向けて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
フィルタユニット5は、集塵筒体12の各周壁12Cに間隔を隔てて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
フィルタユニット5は、遮風部材27の遮風垂直板27Bに間隔を経隔てて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
これにより、円筒フィルタ71(保護円筒体72)は、図6乃至図9、及び図11に示すように、円筒中心線F(円筒中心線G)を上下(上下方向UD)に向け、及び円筒中心線F(円筒中心線G)を集塵筒体12の筒中心線Bに位置(一致)して、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。円筒フィルタ71は、上下方向UDにおいて、フィルタ上円筒端71Aを上方(仕切体15側)に向け、及びフィルタ下円筒端71Bを下方に向けて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。また、円筒フィルタ71は、集塵筒体12の各周壁12Cの間に間隔を隔てて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。円筒フィルタ71は、遮風部材27の遮風垂直板27Bに間隔を隔てて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
円筒フィルタ71は、集塵室35の空気中に含まれる塵埃を捕捉する。
フィルタユニット5は、図4乃至図7、及び図11に示すように、上下方向UDにおいて、仕切体15(仕切平板37)及び集塵回収箱21の間に位置して、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。フィルタユニット5は、上下方向UDにおいて、フィルタ下蓋体74(フィルタ閉塞板81)及び集塵回収箱21に間隔を隔てて、集塵室35内(集塵筒体12内)に配置される。
フィルタユニット5は、図4乃至図6、及び図11に示すように、集塵室35内(集塵筒体12内)からフィルタ上蓋体73のフィルタ閉塞板77を、仕切体15の仕切平板37に気密に支持して、集塵室35内(集塵筒体12内)に吊り下げ配置される。
フィルタユニット5は、フィルタ上蓋体73のフィルタ流出口78を、仕切体15の清浄流出口17に連通して、仕切体15の仕切平板37に支持される。
これにより、円筒フィルタ71(フィルタユニット5)は、フィルタ上円筒端71Aを仕切体15(仕切平板37)に支持して、下蓋体14(集塵回収箱21)に間隔を隔てて前記集塵室35内に吊下げられる。
また、円筒フィルタ71は、フィルタ上円筒端71Aからフィルタ室4を、仕切体15(仕切平板37)の空気吸込口16に気密に連通して、集塵室35内(集塵筒体12内)に吊下げ配置される。
更に、円筒フィルタ71内(保護円筒体72内)のフィルタ室4は、フィルタ上蓋体73のフィルタ流出口78、清浄流出口17を通して、清浄室36内(清浄筒体13内)に連通される。
なお、フィルタユニット5(円筒フィルタ71)は、図12に示すように、仕切体15と共に、集塵筒体12から取出すことができる。
<送風機6(送風手段)>
送風機6は、図4、図5、及び図19乃至図23に示すように、集塵清浄筒体11(清浄筒体13)の清浄室36内に連通(連結)される。送風機6は、円筒フィルタ71(保護円筒体72)において、フィルタ室4内の空気を吸引する。これにより、送風機6は、集塵室35(集塵筒体12内)から円筒フィルタ71及び保護円筒体72(各空気穴72E)を通過してフィルタ室4に流れる空気流を発生する。送風機6は、吸引した空気を外気(集塵機本体1の外側)に排気する。
送風機6は、例えば、モータにて円筒ランナ(円筒ファン)を回転して空気を吸引及び排気するブロアで構成され、ブロア吸引口6A及びブロア排気口6Bを有する。
送風機6は、図4、図5、及び図19乃至図23に示すように、ブロア筒体18のブロア室50内に配置される。送風機6は、ブロア室50内(ブロア筒体18内)において、ブロア吸引口6Aをブロア流入口47に対峙(対向)して、ブロア下蓋板41上に設置される。
送風機6は、ブロア室50内(ブロア筒体18内)において、ブロア排気口6Bをブロア穴51に対峙(対向)して、ブロア下蓋板41上に設置される。
これにより、送風機6において、ブロア吸引口6Aは、ブロア流入口47を通して、清浄筒体13内の清浄室36内に連通される。ブロア吸引口6Aは、清浄室36の清浄フィルタユニット2(二次フィルタ63)、仕切体15の清浄流出口17、及びフィルタ上蓋体73のフィルタ流出口78を通して、円筒フィルタ71内(保護円筒体72内)のフィルタ室4に連通される。
送風機6において、ブロア排気口6Bは、ブロア穴51、ブロア筒体18の排出室49、排気下蓋板55の排気流入口56、排気フィルタユニット3(排気フィルタ67)、上蓋体20の排気口59(空気排気管60)通して、集塵機本体1の外側(外気)に連通される。
送風機6は、モータを駆動して円筒ランナ(図示しない)を回転することで、ブロア吸引口6Aから清浄室36内の空気を吸引し、及びブロア排気口6Bから空気を排気して、空気流を発生する。空気流によって、空気は、空気吸込口16(空気吸込管28)から集塵室35内(集塵筒体12内)に流れ込み、集塵室35から円筒フィルタ71(保護円筒体72の各空気穴72E)を通過して、フィルタ室4内に流入する。フィルタ室4内に流入した空気は、フィルタ流出口78、清浄流出口17、清浄室36内(清浄筒体13内)、清浄フィルタユニット2(二次フィルタ63)、及びブロア流入口47を通して、ブロア吸引口6Aから送風機6に吸引される。送風機6に吸引された空気は、ブロア排気口6Bからブロア室50、ブロア穴51、排出室49、及びブロア排出口46を通して、排気筒体19内に流出する。排気筒体19内に流出した空気は、排気フィルタユニット3(排気フィルタ67)を通して、排気口59(空気排気管60)から外気(集塵機本体1の外側)に排気される。
<除塵装置7(除塵手段)>
除塵装置7は、図43乃至図46に示すように、フィルタ室4内にて圧縮気体を噴射し、フィルタ室4内から円筒フィルタ71の内周面71D(保護円筒体72の内周面72D)を打撃して、円筒フィルタ71にて捕捉した塵埃を除塵する。
除塵装置7は、図34乃至図39に示すように、振り子82(打撃振り子/振り子手段)、及び振り子支持体83を含んで構成される。
振り子82は、図34乃至図39に示すように、振り子管84、補強管85、振り子錘86及び抜止リング87を有する。
振り子管84は、例えば、円筒管に形成される。振り子管84は、シリコン樹脂管を含む可撓性の合成樹脂管、例えば、可撓性のシリコン樹脂管でなる。
振り子管84は、管中心線M(振り子管中心線)を上下(上下方向UD)に向けて配置され、上管端84A及び下管端84Bを有する。振り子管84は、上下方向UDに延在して配置される。
振り子管84は、外直径(外周直径):d1、及び全管長:L1(上下管端84A,84B間の管長)である。振り子管84の外直径d1は、円筒フィルタ71の内直径D2より小さい直径とされる。
補強管85は、例えば、金属製の円筒管に形成される。補強管85は、図37及び図38に示すように、振り子管84の下管端84Bから振り子管84内に嵌込まれる(振り子管84に内嵌される)。補強管85は、振り子管84の下管端84B側に配置され、振り子管84に固定される。
振り子錘86は、例えば、球体に形成される。振り子錘86は、例えば、ポリウレタン樹脂を含む合成樹脂であって、ポリウレタン樹脂でなる。
振り子錘86は、図35、図37及び図38に示すように、管挿入穴86Aを有する。管挿入穴86Aは、上下方向UDにおいて、振り子錘86(球体)を貫通する。管挿入穴86Aは、振り子錘86の球中心Z(以下、「重心Z」という)を通って、振り子錘86を上下に貫通する。
振り子錘86は、振り子管84の下管端84B側を管挿入穴86A内に挿入されて、振り子管84の下管端84B側に外嵌される。
これにより、振り子錘86は、重心Zを振り子管84の管中心線Mに位置(一致)して、振り子管84に外嵌され、及び振り子管84の下管端84B側に固定される。
振り子管84は、下管端84Bから振り子錘86の管挿入穴86A内に挿入して、振り子管84の下管端84B側及び補強管85を振り子錘86内に配置する。
振り子錘86は、重り下端86Bを振り子管84の下管端84Bに面一として、振り子管84の下管端84B側に外嵌される。
これにより、振り子管84は、管中心線Mを振り子錘86の重心Z(球中心)に位置(一致)して、振り子錘86に固定される。振り子錘86の球直径は、保護円筒体72の各空気穴72Eより大きい球直径にされている。
抜止リング87は、図37及び図38に示すように、上下方向UDにおいて、振り子管84の下管端84B(振り子錘86の重り下端86B)から、振り子錘86の管挿入穴86A内に嵌込まれ、及び振り子管84の下管端84B側に外嵌される。抜止リング87は、振り子管84及び振り子錘86に固定される。
振り子支持体83は、図34乃至図37に示すように、振り子82(振り子管84及び振り子錘86)を支持し、及び振り子82(振り子管84)に圧縮気体(圧縮空気)を供給する。
振り子支持体83は、図34乃至図37、図39及び図40に示すように、送気管ユニット88、及び圧縮気体供給源89を有する。
送気管ユニット88は、図34乃至図37、図39に示すように、振り子管84の上管端84A側に連結される。送気管ユニット88は、振り子管84の上管端84A側の管中心を第1固定点P1として、振り子管84を揺れ自在(振れ自在)に支持する。
送気管ユニット88は、図34乃至図37に示すように、送気管90、補助振り子管91、上側管継手92、下側管継手93及び電磁弁94を有する。
送気管90は、例えば、金属管で形成される。送気管90は、図34乃至図37、及び図39示すように、上下方向UDにおいて、振り子管84の上管端84Aに間隔を隔てて、振り子管84の上方に配置される。
送気管90は、振り子管84の管中心線Mから、振り子管84の管中心線Mと直交する方向(左右方向LF)に延在される。
補助振り子管91は、例えば、円筒管に形成される。補助振り子管91は、振り子管84の硬度より硬い可撓性のナイロン樹脂管を含む合成樹脂管、例えば、ナイロン樹脂管でなる。
補助振り子管91は、図34、図37及び図39に示すように、管中心線N(補助管中心線)を上下(上下方向UD)向け、及び管中心線Nを振り子管84の管中心線Mに位置(一致)して配置され、上管端91A及び下管端91Bを有する。補助振り子管91は、振り子管84に同心として配置される。
補助振り子管91は、上下方向UDにおいて、送気管90及び振り子管84の上管端84Aの間に配置される。補助振り子管91は、上下方向UDに延在して配置される。
補助振り子管91は、図40に示すように、外直径(外周長径):d2、全管長:LA(上下管端91A,91B間の管長)である。補助振り子管91の外直径d2は、振り子管84の外直径d1より小さい直径とされる。補助振り子管91の全管長LAは、振り子管84の全管長L1より短い管長とされる。
上側管継手92は、図34、図35、図37及び図39に示すように、上下方向UDにおいて、補助振り子管91の上管端91A及び送気管90の間に配置される。上側管継手92は、補助振り子管91の上管端91A側、及び送気管90の一方の管端90A側(左管端側)に接続される。
上側管継手92は、例えば、継手本体92A、及びリリーススリーブ92Bで構成され、継手中心線Q(上側継手中心線)を上下(上下方向UD)に向け、及び継手中心線Qを補助振り子管91の管中心線Nに位置(一致)して配置される。上側管継手92において、リリーススリーブ92Bは、上下方向UDに摺動自在として継手本体92A内に配置される。
上側管継手92は、継手本体92Aを送気管90の一方の管端90A(左管端)から送気管90内に挿入して送気管90に取付けて、送気管90に接続される。上側管継手92は、リリーススリーブ92B内に補助振り子管91の上管端91A側を挿入することで、補助振り子管91の上管端91Aを抜止め保持して、補助振り子管91の上管端91A側に接続される。
これにより、上側管継手92は、補助振り子管91の上管端91A側の管中心を第2固定点P2として、補助振り子管91を揺れ自在(振れ自在)に支持する。
第2固定点P2は、図39に示すように、上側管継手92に接続した補助振り子管91の管中心であって、上下方向UDにおいて、上側管継手92の継手下端92Cに位置する管中心である。
上側管継手92は、補助振り子管91の(上管端91A)を、送気管90の一方の管端90Aに接続する。
なお、上側管継手92において、リリーススリーブ92Bを継手本体92A内に押込むことで、補助振り子管91の抜止め保持を解除する。補助振り子管91は、上側管継手92による抜止め保持の解除にて、上側管継手92から取外すことができる。
下側管継手93は、図34、図35、図37及び図39に示すように、上下方向UDにおいて、振り子管84の上管端84A及び補助振り子管91の下管端91Bの間に配置される。下側管継手93は、振り子管84の上管端84A側、及び補助振り子管91の下管端91B側に接続される。
下側管継手93は、例えば、継手本体93A、及びリリーススリーブ93Bで構成され、継手中心線R(下側継手中心線)を上下(上下方向UD)に向け、及び継手中心線Rを補助振り子管91の管中心線N(振り子管84の管中心線M)に位置(一致)して配置される。下側管継手93において、リリーススリーブ93Bは、上下方向UDに摺動自在として継手本体93A内に配置される。
下側管継手93は、継手本体93Aを振り子管84の上管端84Aから振り子管84の上管端84A側に挿入して、振り子管84の上管端84A側に取付けて、振り子管84に接続される。下側管継手93は、リリーススリーブ93B内に補助振り子管91の下管端91B側を挿入することで、補助振り子管91の下管端91B側を抜止め保持して、補助振り子管91に接続される。
これにより、下側管継手93は、振り子管84の上管端84A側の管中心を第1固定点P1として、振り子管84を揺れ自在(振れ自在)に支持する。
第1固定点P1は、図39に示すように、下側管継手93に接続した振り子管84の管中心であって、上下方向UDにおいて、下側管継手93の継手下端93Cに位置する管中心である。
下側管継手93は、振り子管84(上管端84A)を、補助振り子管91の下管端91Bに接続する。
また、補助振り子管91は、上下方向UDにおいて、上側管継手92及び下側管継手93の間に延在して配置される。
なお、下側管継手93において、リリーススリーブ93Bを継手本体93A内に押込むことで、補助振り子管91の抜止め保持を解除する。補助振り子管91は、下側管継手93による抜止め保持の解除にて、下側管継手93から取外すことができる。
電磁弁94は、図34乃至図37に示すように、送気管90中に配置され、送気管90に接続される。電磁弁94は、例えば、開閉弁でなる。
圧縮気体供給源89は、送気管ユニット88に接続され、送気管ユニット88から振り子管84に圧縮気体を供給する。
圧縮気体供給源89は、図4、図34及び図42に示すように、送気管90に接続され、清浄な圧縮気体(清浄な圧縮空気)を送気管90に供給する。圧縮気体供給源89は、例えば、圧縮機(コンプレッサ)、空圧ポンプ等で構成され、気体供給管95を通して送気管90の他方の管端90B(左管端側)に接続される。
圧縮気体供給源89は、気体供給管95、送気管90、上側管継手92、補助振り子管91及び下側管継手93を通して、清浄な圧縮気体(清浄な圧縮空気)を振り子管84に供給する。
除塵装置7において、振り子管84の点間管長L2(管長)は、図40に示すように、円筒フィルタ71の内半径(内周半径):R2=D1/2を超える長さにされる。点間管長L2(管長)は、上下方向UDにおいて、第1固定点P1及び振り子錘の重心Z(球中心)の間の管長である。点間管長L2は、例えば、円筒フィルタ71の内半径R2の1.0倍を超え、1.5倍未満(1.0×R2<L2<1.5×R2)とする。
除塵装置7は、図4、図5乃至図7.図8及び図11、及び図41示すように、集塵清浄筒体11内(集塵筒体12内及び清浄筒体13内)に配置される。
除塵装置7において、振り子82は、集塵室35内(集塵筒体12内)に吊下げ配置された円筒フィルタ71内(保護円筒体72内)のフィルタ室4に配置される。
振り子82において、振り子管84は、図41に示すように、円筒軸中心線Mを上下(上下方向UD)に向け、及び円筒中心線Mを円筒フィルタ71の円筒中心線F(保護円筒体72の円筒中心線G)に位置(一致)して、フィルタ室4内に配置される。振り子管84は、円筒フィルタ71(保護円筒体72)に同心として配置される。
振り子管84は、下管端84B側(振り子錘86側)から、清浄流出口17、及びフィルタ流出口78を通して、フィルタ室4内に配置される。
これにより、振り子錘86は、重心Z(球中心)を円筒フィルタ71の円筒中心線F(保護円筒体72の円筒中心線G)に位置(一致)して、フィルタ室4内に配置される。
振り子管84は、上下方向UDにおいて、フィルタ下蓋体74に吊下間隔L4を隔て配置され、上下(上下方向UD)に延在する。吊下間隔L4は、上下方向UDにおいて、振り子管84の下管端84B(振り子錘86の重り下端86B)、及びフィルタ下蓋体74(フィルタ閉塞板81)の間の間隔(距離)である。吊下間隔L3は、例えば、円筒フィルタ71の筒長Lの半分(L/2)にする。
送気管ユニット88(振り子支持体83)において、送気管90は、清浄室36(清浄筒体13内)に配置される。
送気管90は、振り子管84の管中心線M(円筒フィルタ71の円筒中心線F)から円筒フィルタ71の径方向(左右方向LF)に延在される。送気管90は、清浄室36内において、清浄筒体13(集塵清浄筒体11)に支持される。送気管90は、例えば、左右方向LFにおいて、清浄筒体13の一の周壁13C(右側周壁)に取付けられ、清浄筒体13(集塵清浄筒体11)に片持ち支持される。送気管90は、左右方向LFにおいて、清浄筒体13(集塵清浄筒体11)を貫通して、清浄筒体13の外側に突出される。
これにより、上側管継手92、補助振り子管91、下側管継手93、及び振り子82(振り子管84及び振り子錘86)は、上下方向UDにおいて、送気管90の一方の管端90Aから円筒フィルタ71のフィルタ下蓋体74に向けて吊下げ配置される。
<案内円筒体8(案内手段)>
案内円筒体8は、振り子管84の揺れ(振れ)を案内する。案内円筒体8は、図34乃至図37、及び図40に示すように、下端張出部96、及び複数の案内支持平板97を有する。
案内円筒体8は、例えば、金属で形成され、上円筒端8A(案内上円筒端)及び下円筒端8B(案内下円筒端)を有する。
案内円筒体8は、図40に示すように、外直径(外周直径):D5、内直径(内周直径):D6である。案内円筒体8の外直径D5は、円筒フィルタ71の内直径D2、フィルタ流出口78より小さい直径にされる。案内円筒体8の内直径D6は、振り子管84の管直径d1(外周直径)より大きい直径にされる。
下端張出部96は、案内円筒体8の下円筒端8B側に形成される。下端張出部96は、案内円筒体8の下円筒端8B及び案内円筒体8の径外方向に延在しつつ湾曲して、案内円筒体8の下円筒端8B側の内周に湾曲面96A(R面取)を形成する。
各案内支持平板97は、案内円筒体8の外側に配置される。各案内支持平板97は、案内円筒体8の上円筒端8A側に位置して案内円筒体8に取付けられて、片持ち支持される。各案内支持平板97は、案内円筒体8の円筒中心線W(案内円筒中心線)と直交する方向に延在される。
案内円筒体8は、図4乃至図7、図11、図40及び図41に示すように、円筒中心線Wを上下(上下方向UD)に向け、及び円筒中心線Wを振り子管84の管中心線M(円筒フィルタ71の円筒中心線F)に位置(一致)して配置される。案内円筒体8は、振り子管84(円筒フィルタ71)に同心として配置される。
案内円筒体8は、円筒フィルタ71の円筒中心線Fと直交する方向において、円筒フィルタ71の内周面71Dに間隔を隔てて、清浄流出口17内、フィルタ流出口78内及びフィルタ室4内にわたって配置される。
案内円筒体8は、下側管継手93及び振り子管84に間隔を隔てて、下側管継手93及び振り子管84に外嵌される。案内円筒体8は、下円筒端8B(下端張出部96)から、清浄流出口17内に挿入され、清浄流出口17内、フィルタ流出口78内及びフィルタ室4内にわたって配置される。
案内円筒体8は、各案内支持平板97を仕切体15の仕切平板37上に載置して、仕切体15に支持される。各案内支持平板97は、仕切平板37に取外し自在に固定される。
これにより、案内円筒体8は、仕切体15(仕切平板37)にて支持されて、フィルタ室4内に吊下げ配置される。
案内円筒体8は、図40及び図41に示すように、上下方向UDにおいて、下円筒端8B(下端張出部96)を第1固定点P1より振り子管84の下管端84B側に位置して、フィルタ室4内に配置される。
振り子管84及び振り子管84に外嵌した案内円筒体8において、振り子管84の重心間管長L5は、円筒フィルタ71の内半径(内周半径)R2を超える長さにされる。重心間管長L5は、上下方向UDにおいて、案内円筒体8の下円筒端8B(下端張出部96)及び振り子錘86の重心Z(球中心)の間の長さである。
これにより、振り子管84は、図40及び図41に示すように、全長L1>点間管長L2>重心間管長L3の関係となる。
<制御装置9>
制御装置9は、図42に示すように、送風機6(モータ)、電磁弁94、及び圧縮気体供給源89(圧縮機、空気ポンプ)に接続されている。
制御装置9は、例えば、ブロア筒体18の制御室48内に収納される。
制御装置9は、送風機6の駆動(停止)を制御し、電磁弁94の開閉を制御し、及び圧縮気体供給源89の駆動(停止)を制御する。
次に、集塵機Xによる集塵、及び円筒フィルタ71の除塵について、図面を参照して説明する。
<集塵機Xによる集塵>
制御装置9は、図42に示すように、送風機6に送風信号(送風指令)を出力する。送風機6は、送風信号を入力すると、円筒ランナ(図示しない)を回転して、ブロア吸引口6Aから清浄筒体13内の空気を吸引する(図4、図5及び図23参照)。
送風機6にて空気を吸引すると、塵埃を含んだ空気(以下、「塵埃空気」という)は、図4、図5、図8、図11及び図23に示すように、空気吸込口16(空気吸込管28)を通して集塵室35内(集塵筒体12内)に流れ込む。
集塵室35内に流れ込んだ塵埃空気は、図4、図5、図8及び図11に示すように、遮風部材27の遮風水平板27A及び遮風垂直板27Bに衝突して、上下方向UDの上方向、及び前後方向FRの前後に拡散されて、集塵筒体12の各周壁12C及び円筒フィルタ71の外周面71Cの間に導かれる。
これにより、塵埃空気は、空気吸込口16から、直接、円筒フィルタ71内に流入せず、及び直接、集塵回収箱21内に流れ込まない。
集塵室35内において、塵埃空気は、図4、図5、図8及び図11に示すように、円筒フィルタ71の外周面71Cから円筒フィルタ71を通過して、保護円筒体72の各空気穴72Eからフィルタ室4内(保護円筒体72内)に流れ込む。
このとき、円筒フィルタ71は、塵埃空気から塵埃を捕捉して、空気を保護円筒体72の各空気穴72Eからフィルタ室4内に流出する。
フィルタ室4内に流れ込んだ空気は、図5、図4、図11及び図23に示すように、フィルタ流出口78、清浄流出口17、清浄室36、二次フィルタ63(清浄フィルタユニット2)、及びブロア流入口47を通して、ブロア吸引口6Aから送風機6に吸引される。
空気は、図23に示すように、清浄フィルタケース64の各空気穴64Aを通して、二次フィルタ63内に流入し、二次フィルタ63を通過して、清浄フィルタ蓋材65の各空気穴65Aからブロア流入口47に流出する。このとき、二次フィルタ63は、空気に残存する塵埃を捕捉する。
送風機6は、図20及び図23に示すように、吸引した空気を、ブロア排気口6Bからブロア筒体18のブロア室50内に排気する。
ブロア排気口6Bから排気された空気は、図4、図5、図20、図23及び図27に示すように、ブロア穴51、ブロア筒体18の排出室49、ブロア排出口46、排気流入口56、及び排気フィルタ67(排気フィルタユニット3)を通して、上蓋体20の排気口59(空気排気管60)から外気(集塵機本体1の外側)に排気される。
空気は、図27に示すように、排気フィルタケース66の下端面の各空気穴66Aを通して、排気フィルタ67内に流入し、排気フィルタ67を通過して、排気フィルタケース66の上端面の各空気穴66Aから排気口59(空気排気管60)に流出する。このとき、排気フィルタ67は、空気に残存する塵埃を捕捉して、清浄空気として上蓋体20の排気口59(空気排気管60)から外気(集塵機本体1の外側)に排気する。
<円筒フィルタ71の除塵>
制御装置9は、図42に示すように、圧縮気体供給源89(圧縮機、空圧ポンプ)に送気信号(送気指令)を出力する。圧縮気体供給源89は、送気信号を入力すると、圧縮気体であって、例えば、圧縮空気(清浄な圧縮空気)を気体供給管95に吐出する。
制御装置9は、図42に示すように、電磁弁94に開弁信号(開弁指令)を出力する。電磁弁94は、開弁信号を入力すると、開弁して、圧縮気体供給源89及び振り子管84を連通する。
気体供給管95に吐出された圧縮空気は、図43に示すように、送気管90、上側管継手92、補助振り子管91及び下側管継手93を通して、振り子管84に供給される。
振り子管84は、図44に示すように、圧縮空気の供給に伴って、フィルタ室4内にて下管端84Bから圧縮空気を噴射(噴出)する。振り子管84は、圧縮空気の噴射(圧縮空気の噴射力)によって、第1固定点P1を支点として、円筒フィルタ71の内周面71D(保護円筒体72の内周面72D)に揺らされる(振らされる)。
このとき、振り子管84は、第1固定点P1を支点として、円筒フィルタ71の円筒中心線Fと直交する方向に揺れて(振れて)、振幅F1(振り子錘86が保護円筒体72の内周面72D及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃できる振幅)、及び振幅速度V1となる。
補助振り子管91、及び下側管継手93は、図45に示すように、振り子管84の揺れ(振れ)に伴って、第2固定点P2を支点として、円筒フィルタ71の内周面71D(案内円筒体8の内周面8C)に揺らされる(振らされる)。
このとき、補助振り子管91は、第2固定点P2を支点として、振り子管84と同方向に揺れる(振れる)。補助振り子管91は、振り子管91の硬度より硬い可撓性の合成樹脂管(ナイロン樹脂管)であるので、振り子管84と異なる振幅F2、及び振幅速度V2となる。補助振り子管91の振幅F2は、振り子管84の振幅F1より小さくなる。補助振り子管91の振幅速度V2は、振り子管84の振幅速度V1より遅くなる。
振り子管84は、図44に示すように、第1固定点P1を支点として、円筒フィルタ71の内周面71Dに揺らされて(振らされて)、案内円筒体8の湾曲面96A(下円筒端8B側)に当接される。
このとき、案内円筒体8は、湾曲面96A(下円筒端8B側)に当接する振り子管84の振れ過ぎを抑性(規制)して、振り子管84をフィルタ下蓋体74のフィルタ閉塞板81(円筒フィルタ71のフィルタ下円筒端71B)から一定の高さ位置PXの振れとして、円筒フィルタ71の内周面71Dに案内する。
振り子錘86は、振り子管84の揺れ、補助振り子管91及び下側管継手93の揺れに伴って、振幅速度V1にて保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃する。
円筒フィルタ71(保護円筒体72)は、振り子錘86の打撃によって振動される。
円筒フィルタ71及び保護円筒体72は、仕切体15(仕切平板37)に支持されて、フィルタ室4内に吊下げ配置されているので、振り子錘86の打撃によって十分に振動する。
これにより、円筒フィルタ71にて捕捉した塵埃は、円筒フィルタ71から集塵回収部材26に落ちて、集塵回収部材26から集塵回収箱21内に集められる。
振り子管84(補助振り子管91、下側管継手93)は、図46に示すように、振り子錘86よる打撃後に、振り子錘86の打撃、及び下管端84Bから噴射する圧縮空気(圧縮空気の噴射力)によって、揺れ方向(振れ方向/振幅方向)が変更される。
これにより、振り子錘86は、円筒フィルタ71の周方向の複数の位置において、保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃するので、円筒フィルタ71の全体から塵埃を除塵(除去)でき、円筒フィルタ71の損傷(破損)を抑制できる。
このように、振り子管84(補助振り子管91、下側管継手93)は、振り子錘86の打撃毎に、揺れ方向(振れ方向/振幅方向)を変更するので、振り子錘86によって保護円筒体72及び円筒フィルタ71の複数の位置(内周面72D,71D)を打撃でき、確実及び十分に、円筒フィルタ71にて捕捉した塵埃を除塵(除去)できる。
振り子管84の下管端84Bから噴射された圧縮空気は、保護円筒体72の各空気穴72Eを通して円筒フィルタ71内に流入する。圧縮空気は、円筒フィルタ71の内周面71Dから外周面71Cに向けて円筒フィルタ71を通過する。
これにより、円筒フィルタ71にて捕捉された塵埃は、圧縮空気にて円筒フィルタ71から除塵(除去)される。
特に、振り子錘86で保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃した時に、振り子管84の下管端84Bは、保護円筒体72の内周面72D(円筒フィルタ71の内周面71D)に最接近し、圧縮気体を保護円筒体72の各空気穴72Eから円筒フィルタの内周面に、直接、噴射する。
これにより、振り子管84の下管端84Bから噴射された圧縮気体は、フィルタ室4内に拡散することなく、直接、円筒フィルタ71の内周面71Dから外周面71Cに向けて円筒フィルタ71を通過し、円筒フィルタ71から塵埃を、十分及び確実に除塵(除去)する。
振り子支持体83において、圧縮気体供給源89は、振り子管84を振幅F1にて揺れる(振れる)ことができ、振り子錘86にて保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃できるように、振り子管84に供給する圧縮空気(圧縮気体)の圧力、流量を調整する。振り子管84に供給する圧縮空気(圧縮気体)の圧力、流量を調整することで、振り子管84の振幅速度を適宜変更でき、これにより、振り子錘86にて保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dを打撃する力(打撃力)を変更できる。
集塵機Xでは、振り子錘86は、球体に形成され、ポリウレタン樹脂でなるので、保護円筒体72の内周面72D、及び円筒フィルタ71の内周面71Dに打撃しても、振り子錘自体が破損(損傷)することを抑制できる。
集塵機Xでは、振り子錘86の打撃によって、円筒フィルタ71に損傷(破損)が発生しなければ、特に、保護円筒体72を設ける必要はない。
集塵機Xでは、案内円筒体8を備えない構成も採用できる。
集塵機Xでは、振り子管84を第1及び第2固定点P1,P2にて揺らす(振らす)構成であるが、これに限定されるものでなく、振り子管84の上管端84A側を、直接、上側管継手92に接続して、第1固定点P1だけで揺らす(振らす)構成も採用できる。
集塵機Xは、例えば、自動電気溶接機(半自動電気溶接機)の溶接ヒュームを集塵するのに適用できる。集塵機Xは、空気吸込管28(空気吸込口16)を、自動電気溶接機のトーチに接続して、空気中に含まれる溶接ヒュームを集塵する(円筒フィルタ71にて捕捉)する。
なお、集塵機Xの適用は、自動電気溶接機(半自動電気溶接機)に限定されず、空気中の塵埃を集塵する如何なる装置、機械等に適用できる。
本発明は、円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵(除去)するのに最適である。
X 集塵機
1 集塵機本体
5 フィルタユニット
6 送風機
7 除塵装置(除塵手段)
8 案内円筒体
9 制御装置(制御手段)
11 集塵清浄筒体
12 集塵筒体
13 清浄筒体
14 下蓋体
15 仕切体
16 空気吸込口
17 清浄流出口

Claims (4)

  1. 筒中心線を上下に向けて配置される集塵清浄筒体、
    前記集塵清浄筒体の下筒端を気密に閉塞する下蓋体、
    前記集塵清浄筒体の上筒端及び前記下蓋体の間に配置され、前記集塵清浄筒体内の上下において、前記下蓋体側の集塵室、及び前記集塵清浄筒体の上筒端側の清浄室とに気密に区画する仕切体、
    前記集塵清浄筒体の周壁に形成され、前記集塵室に開口する空気吸込口、
    前記仕切体に形成され、上下にて前記集塵室及び前記清浄室に開口する清浄流出口を含んで構成される集塵機本体と、
    円筒中心線を上下に向け、及び前記集塵清浄筒体の周壁に間隔を隔てて前記集塵室内に配置され、前記集塵室の空気中に含まれる塵埃を捕捉する円筒フィルタ、
    前記円筒フォルタの下円筒端を気密に閉塞して、前記円筒フィルタ内にフィルタ室を区画するフィルタ下蓋体を含んで構成され、
    前記円筒フィルタは、上円筒端を前記仕切体に支持して、前記下蓋体に間隔を隔てて前記集塵室に吊下げされ、前記上円筒端から前記フィルタ室を前記仕切体の前記清浄流出口に気密に連通して配置されるフィルタユニットと、
    前記清浄室に連通され、前記フィルタ室内の空気を吸引して、前記集塵室から前記円筒フィルタを通して前記フィルタ室に流れる空気流を発生し、吸引した空気を外気に排気する送風機と、
    前記フィルタ室内にて圧縮空気を噴射し、前記フィルタ室内から前記円筒フィルタの内周面を打撃して、前記円筒フィルタにて捕捉した塵埃を除塵する除塵装置と、
    案内円筒体と、
    を備え、
    前記除塵装置は、
    振り子と、
    前記振り子を支持し、及び前記振り子に圧縮気体を供給する振り子支持体と、
    を含んで構成され、
    前記振り子は、
    管中心線を上下に向け、及び前記円筒フィルタの円筒中心線に位置して前記フィルタ室内に配置され、前記フィルタ下蓋体に間隔を隔てて上下に延在する振り子管と、
    重心を前記振り子管の管中心線に位置して前記振り子管の下管端側に外嵌され、前記振り子管に固定される振り子錘と、を有し、
    前記振り子支持体は、
    前記清浄室に配置されて前記振り子管の上管端側に連結され、前記振り子管の上管端側の管中心を第1固定点として前記振り子管を揺れ自在に支持する送気管ユニットと、
    前記送気管ユニットに接続され、前記送気管ユニットから前記振り子管に圧縮気体を供給する圧縮気体供給源と、を有し、
    前記案内円筒体は、
    円筒中心線を上下に向け、及び前記振り子管の管中心線に位置して配置され、
    前記円筒フィルタの内周面及び前記振り子管に間隔を隔てて、前記振り子管に外嵌され、
    前記案内円筒体の下筒端を、前記第1固定点より前記振り子管の下管端側に位置して配置され、
    前記振り子管において、前記案内円筒体の下円筒端及び前記重心間の管長は、
    前記円筒フィルタの内周半径を超える長さにされ、
    前記振り子管は、
    前記圧縮気体の供給に伴って、前記フィルタ室内にて下管端から圧縮気体を噴射して、前記第1固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、及び前記案内円筒体の下円筒端側に当接され、
    前記振り子錘は、
    前記振り子管の揺れに伴って、前記円筒フィルタの内周面を打撃する
    ことを特徴とする集塵機。
  2. 前記フィルタユニットは、
    円筒中心線を上下に向けて前記フィルタ室内に配置される保護円筒体を備え、
    前記保護円筒体は、
    複数の空気穴を有し、
    前記保護円筒体の外周面を前記円筒フィルタの内周面に当接して配置され、
    前記各空気穴は、
    前記円筒フィルタの内周面、及び前記保護円筒体内の前記フィルタ室に開口され、
    前記振り子錘は、
    前記振り子管の揺れに伴って、前記保護円筒体の内周面を打撃する
    ことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。
  3. 前記送気管ユニットは、
    前記清浄室に配置され、前記振り子管の管中心線から前記円筒フィルタの径方向に延在され、前記集塵清浄筒体に支持される送気管と、
    管中心線を上下に向け、及び前記振り子管の管中心線に位置して、前記送気管及び前記振り子管の上管端間に配置される補助振り子管と、
    前記補助振り子管の上管端及び前記送気管の間に配置され、前記補助振り子管の上管端側及び前記送気管に接続される上側管継手と、
    前記振り子管の上管端及び前記補助振り子管の下管端間に配置され、前記振り子管の上管端側及び前記補助振り子管の下管端側に接続される下側管継手と、を有し、
    前記圧縮気体供給源は、
    前記送気管に接続され、前記圧縮気体を前記送気管から前記振り子管に供給し、
    前記補助振り子管は、
    前記振り子管より硬い可撓性の管でなり、
    前記上側管継手は、
    前記補助振り子管の上管端側の管中心を第2固定点として前記補助振り子管を揺れ自在に支持し、
    前記下側管継手は、
    前記振り子管の上管端側の管中心を第1固定点として前記振り子管を揺れ自在に支持し、
    前記振り子管は、
    前記圧縮気体の供給に伴って、前記フィルタ室にて下管端から前記圧縮気体を噴射して、前記第1固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、
    前記補助振り子管、及び前記下側管継手は、
    前記振り子管の揺れに伴って、前記第2固定点を支点として前記円筒フィルタの内周面に揺らされ、
    前記振り子錘は、
    前記補助振り子管、前記下側管継手及び前記振り子管の揺れに伴って、前記円筒フィルタの内周面を打撃する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の集塵機。
  4. 前記フィルタユニットは、
    円筒中心線を上下に向けて前記フィルタ室内に配置される保護円筒体を備え、
    前記保護円筒体は、
    複数の空気穴を有し、
    前記保護円筒体の外周面を前記円筒フィルタの内周面に当接して配置され、
    前記各空気穴は、
    前記円筒フィルタの内周面、及び前記保護円筒体内の前記フィルタ室に開口され、
    前記振り子錘は、
    前記補助振り子管、前記下側管継手及び前記振り子管の揺れに伴って、前記保護円筒体の内周面を打撃する
    ことを特徴する請求項3に記載の集塵機。
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