JP6837445B2 - 中蓋の脱着構造 並びにこれを具えた容器 - Google Patents
中蓋の脱着構造 並びにこれを具えた容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6837445B2 JP6837445B2 JP2017565648A JP2017565648A JP6837445B2 JP 6837445 B2 JP6837445 B2 JP 6837445B2 JP 2017565648 A JP2017565648 A JP 2017565648A JP 2017565648 A JP2017565648 A JP 2017565648A JP 6837445 B2 JP6837445 B2 JP 6837445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- inner lid
- engagement
- engaging
- outer lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D39/00—Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers
- B65D39/04—Cup-shaped plugs or like hollow flanged members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D50/00—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures
- B65D50/02—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions
- B65D50/06—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of different actions in succession
- B65D50/067—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of different actions in succession using integral or non-integral accessories, e.g. tool, key
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D51/00—Closures not otherwise provided for
- B65D51/18—Arrangements of closures with protective outer cap-like covers or of two or more co-operating closures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67B—APPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
- B67B7/00—Hand- or power-operated devices for opening closed containers
- B67B7/02—Hand- or power-operated devices for opening closed containers for removing stoppers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2251/00—Details relating to container closures
- B65D2251/0003—Two or more closures
- B65D2251/0006—Upper closure
- B65D2251/0015—Upper closure of the 41-type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2251/00—Details relating to container closures
- B65D2251/0003—Two or more closures
- B65D2251/0068—Lower closure
- B65D2251/0075—Lower closure of the 39-type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
具体的には妥当な製品コストを追求すると、前記脱着操作部とバヨネット状に係合する中蓋の係合突片は、対向的に一対2片の形態が金型コストや、射出成型コスト等の面から好ましいが、この形態とすると、前記クリアランスの存在により、中蓋に外蓋の脱着操作部を乱雑に嵌め込む操作をした場合、中蓋の取り外しが円滑にできなかったり、その後の嵌め戻しも円滑にできない場合もあった。加えて中蓋は軟質の樹脂製であり、且つその形状は閉栓作用状態と、取り外した自由状態とでは異なることから、これに起因する作動の不確実さをより厳密に回避することが解決課題として見出された。
栓状の中蓋と、この中蓋に対し外被せ状態に装着される外蓋とによって蓋止めされている容器から前記外蓋をハンドツールとして、前記中蓋をバヨネット係合状に組み合わせて脱着させる構造において、
前記外蓋は、その上部に平面視円型の周形状を有し、且つ中蓋の窪み部に嵌まり込み可能な脱着操作部が設けられ、更にこの脱着操作部の外周には、中蓋の窪み部への嵌まり込みを案内する受入切欠と、これと連なり周方向に延びるキャッチ溝とを具えた係合凹溝が複数カ所形成され、更に前記受入切欠には、外蓋と中蓋との係合が図られた際に両者の係合を安定させる隆起部が設けられて成り、
一方、前記中蓋は、容器の開口部に栓状に嵌まり込み、これを閉鎖する栓本体部と、この栓本体部上方内側に形成され、外蓋における脱着操作部を受け入れる窪み部とを具え、更に栓本体部上方には、平面視で窪み部内側に向かって張り出す係合突片が複数片形成され、
前記脱着操作部におけるキャッチ溝の下面である押込面は、中蓋と組み合わされた状態において、栓本体部を上方から押し込むことができるように形成されることを特徴として成るものである。
栓状の中蓋と、この中蓋に対し外被せ状態に装着される外蓋とによって蓋止めされている容器から前記外蓋をハンドツールとして、前記中蓋をバヨネット係合状に組み合わせて脱着させる構造において、
前記外蓋は、その上部に平面視円型の周形状を有し、且つ中蓋の窪み部に嵌まり込み可能な脱着操作部が設けられ、更にこの脱着操作部の外周には、中蓋の窪み部への嵌まり込みを案内する受入切欠と、これと連なり周方向に延びるキャッチ溝とを具えた係合凹溝が複数カ所形成され、更に前記受入切欠には、外蓋と中蓋との係合が図られた際に両者の係合を安定させる隆起部が設けられて成り、
一方、前記中蓋は、容器の開口部に栓状に嵌まり込み、これを閉鎖する栓本体部と、この栓本体部上方内側に形成され、外蓋における脱着操作部を受け入れる窪み部とを具え、更に栓本体部上方には、平面視で窪み部内側に向かって張り出す係合突片が複数片形成され、
この係合突片は、縦断面視で張出先端部の上部位置が栓本体部上端高さより高くなるように形成されていることを特徴として成るものである。
前記中蓋における係合突片と、外蓋の脱着操作部における隆起部とは両者が係合を開始する位置では、両者のいずれか一方または双方に、緩係合状態から係合確保状態となるように調芯誘導構造が設けられていることを特徴として成るものである。
前記調芯誘導構造は係合突片に設けられるものであり、この係合突片は、外蓋における脱着操作部のキャッチ溝への係合開始側から係合完了側に向かって調芯誘導ゾーンと係合確保ゾーンとを具えるものであり、平面視において係合突片の張出幅は、調芯誘導ゾーンの張出幅を、係合確保ゾーンより小さく設定し、且つ係合確保ゾーンに向かって張出幅を増加させて係合確保ゾーンに連続するように形成されていることを特徴として成るものである。
前記中蓋における係合突片は、対向的に一対2カ所形成され、これに対応して前記外蓋における脱着操作部に形成される係合凹溝は一対2カ所形成されていることを特徴として成るものである。
前記外蓋の脱着操作部に形成される係合凹溝における受入切欠は、その上方内側における壁面上縁部に蓋天面部に向かって受入面取りを形成していることを特徴として成るものである。
前記中蓋の係合突片における張出先端部の上部位置を栓本体部上端高さより高く形成するにあたっては、係合突片の上面または上面と下面との双方が上方に向かって先上がり状に形成されていることを特徴として成るものである。
容器における蓋嵌部の開口部を栓状に塞ぐ中蓋と、蓋嵌部を外覆い状に塞ぐ外蓋とを具え、前記中蓋と外蓋とは前記請求項1から7のいずれか1項記載の中蓋の脱着構造を具えたことを特徴として成るものである。
まず請求項1記載の発明によれば、特に中蓋の閉栓操作時に外蓋が中蓋の栓本体部を上方から押し込むため、中蓋は栓本体部がほぼ全周にわたって押し込まれることになり、中蓋の確実な嵌め込み(押し込み)が行える。
なお蓋天面部22を構成する部位の内側面を押さえ面部22aとするとともに、その中心側には、後述する上向張出状となる中蓋3における係合突片35の逃げ部22bを形成する。
また、中蓋3を容器1に嵌め込むにあたっては、上述したように外蓋2をハンドツール様に用いるものであり、この際、中蓋3の側周面に立壁状に形成される栓本体部31をほぼ全周にわたって押し込みながら中蓋3を嵌め込む方法と、中蓋3の上部において内向きに張り出し形成される係合突片35を押し込みながら中蓋3を嵌め込む方法とがあり、本明細書では前者を栓本体部押しタイプと称し、後者を突片押しタイプと称する。なお、中蓋3の詳細、特に栓本体部31や係合突片35については後述する。また、特に突片押しタイプの場合には、係合突片35の上方先端が上向張出状に形成されるため、こことの干渉を避けるため、外蓋2は、蓋天面部22の押さえ面部22aに逃げ部22bが形成される。
因みに、栓本体部押しタイプの場合には、上述したように中蓋3の栓本体部31を押し込んで中蓋3を容器1に嵌め込むことから、押込面255は、引上面254aよりも大きな径寸法に形成される。
なお押込外壁面232bと押込面255とのコーナ部を押込外縁256とするとともに、押込外縁256と係合凹溝25の凹壁面231との間を凹溝幅25Wとする。なおこれら係合凹溝25の周囲の上記各部位の位置関係は次に述べる中蓋3の形状構造との相対的な関係により決定されるものであって、このことについては、中蓋3を説明した後、両者を組み合わせた状態として説明する。
まず図1(e)−1に示すものは、係合突片35が、フランジ部34と面一状態に形成されるものであって、栓本体部31の断面方向と直交する方向に内庇状に張り出しており、前記栓本体部押しタイプの外蓋2(逃げ部22bを有しない外蓋2)に対応する。
因みに、各図に付した末尾符号「−1」は栓本体部押しタイプを示し、「−2」は突片押しタイプを示すものである。
因みに張出先端部351の上向角αについては、図3に示すように成型金型の成形後の抜き出し等を考慮すると、15°程度が好ましいが、目的が達成できる範囲で10°〜60°、更にはこの範囲を超える程度の角度の範囲が選択し得る。
また、前記栓本体部31について、その肉厚部の範囲を本体肉厚範囲31tとするとともに、フランジ部34について、その外側に張り出した範囲をフランジ張出範囲34dとする。
また進入防止空間220における中蓋3のフランジ部34の上面と外蓋2の蓋天面部22との離開距離を空間高さ220Lとし、この空間高さ220Lは、中蓋3(フランジ部34)の肉厚寸法以上であることが好ましく、より好ましくは2倍以上である。
なお、押込面255は必ずしも360度連続した面として形成されなくてもよく、例えば図2(a)−1に示すように、途中、途切れてもいても構わない。この場合、押込面255による栓本体部31の押し込みは、厳密には全周にならないため、上記記載においても「ほぼ全周(にわたって押す)」と記述したものである。
なお、中蓋3から垂れ落ちる液状内容物Lを、外蓋2と中蓋3との微小間隙に入り込ませないようにする技術思想自体は、本出願人による先の創出(特許第4134105号)でも既に考慮・達成されており、本発明の特に栓本体部押しタイプにあっては、中蓋3を容器1に嵌め込む際に、栓本体部31をほぼ全周にわたって均一に押し込みながら、且つ上記技術思想(液状内容物Lを外蓋2と中蓋3との微小間隙に入り込ませないようにする思想)を同時に達成するようにしている。
突片押しタイプでは、上記のような進入防止空間220が設け易いものである。すなわち、突片押しタイプは、例えば図9(a)−2・(b)−2に示すように、外蓋2における脱着操作部23の押込外壁面232bと係合外壁面232aとが、ほぼ同一面となるため、進入防止空間220がより確保し易い構造となる。
しかしながら、この突片押しタイプでは中蓋3を容器1に嵌め込む際に、外蓋2を介しての押圧力は、係合突片35のみに働く(図9(b)−2参照)。このため同図に示すように、係合突片35の張出先端部351を上方に向かうように設定して、この部位における押し込みを確実にしている。なおこの作用については後に詳述する。
(I)中蓋の状態
まず中蓋3の閉栓状態について説明する。先の発明の背景で述べたとおり中蓋3は閉栓状態を確実にするため、一定の柔軟性をもった軟質樹脂製のものであって(例えばポリエチレン製)、閉栓状態では容器1の開口部13に強制的に圧入されていることから一定の形状をとるが、自由状態では幾分かこれが膨出した状態となる。具体的には図4(b)・(c)に示すように閉栓状態にあっては、中蓋3の栓本体部31は容器1の蓋嵌部12の内径である開口部13の径に合わせて押し縮められた状態で圧入されている。因みにこの状態では中蓋3自体は、本来は自由状態で柔軟なものであるが、見かけ上剛性の高い状態に設定されている。一方自由状態、すなわちこれを引き抜いた状態では図4(b)にやや誇張して図示したように容器1における開口部13への圧入という制約がなくなることから、全体的に径が広がったような状態を呈する。なお突片押しタイプでは、中蓋3における係合突片35は、外蓋2における逃げ部22bの存在により押し込まれた状態にはなっていない。
まず開栓作業の説明にあたっては、中蓋3及び外蓋2がそれぞれ容器1 の開口部13を閉鎖した状態となっている状態を出発状態とする。
(a)外蓋の取り外し(図7−1 (i)(ii) )
このような状態では常法に従い、まず外蓋2を多くは左回りに捻じ回すようにしてその捻じ込み状態を解除する。このようにした後、外蓋2の脱着操作部23側が下に向くように上下反転させる。
このようにした状態で外蓋2の脱着操作部23を中蓋3の窪み部33に宛がうようにして、窪み部33内に脱着操作部23を侵入させるような操作を行う。この操作にあたっては係合凹溝25における受入切欠251の部位を、中蓋3における係合突片35の位置に合致させ、係合突片35と係合凹溝25とが嵌まり合うようにして外蓋2と中蓋3とを接近させる。実際には中蓋3は容器1に対し取り付けられている状態であり、外蓋2を中蓋3に宛がって押し込むような操作がされる。なおこのとき、受入切欠251の部位に受入面取り251aが形成されている場合には、上記係合の開始が円滑に行われる。加えて係合凹溝25にあってはこれを構成する引上リブ254の受入切欠251側に面取り状の係合誘導面254bが形成されており、係合突片35との係合動作がこれによってもより円滑になされている。因みにこの操作にあたって、外蓋中芯O2と中蓋中芯O3とが必ずしも合致しないが、それであっても後述するように調芯誘導構造5の作用により最終的にそれぞれの中芯O2、O3が合致した状態で係合が図られる。
このように係合凹溝25の受入切欠251により係合突片35との干渉を避けながら、中蓋3の窪み部33に嵌まり込んだ外蓋2の脱着操作部23は、そのままこれを図中右回し状に外蓋2を回転させると、係合凹溝25におけるキャッチ溝252が中蓋3の係合突片35を収めるようにバヨネット係合状に係合して行く。このとき中蓋3の係合突片35において調芯誘導構造5としての調芯誘導ゾーン352と係合確保ゾーン353とが形成されている場合には、キャッチ溝252の奥部にある隆起部253はまず調芯誘導ゾーン352に触れた状態となり、対向的に設けられている係合突片35と隆起部253とが均等に触れながら言わば中蓋中芯O3と外蓋中芯O2とが合致するような状態に誘導されながら隆起部253が係合突片35に順次接触して行くような状態となる。因みにこのとき、突片押しタイプの係合の場合、縦断側面状態で中蓋3と外蓋2との係合状態を見ると、図9(a)−2・(b)−2に示すように、係合突片35は張出先端部351が栓本体部31の上縁より上方に突出しており、この結果係合突片35は上下逆さになった外蓋2の押込面255によって張出先端部351が下方に押し込まれる。これにより張出先端部351は、中蓋3の中芯側に向かうような姿勢をとり、この張出先端部351が外蓋2のキャッチ溝252の奥壁である凹壁面231を囲むような状態を呈し、中蓋3と外蓋2との相互の係合関係が正確に維持される。もちろん、この作用は後述するぬぐい取り作業時(開栓直後の中蓋3に付着した液状内容物Lを除去する作業時)や閉栓作業時にも、より有効に機能する。
なおこのような目的の調芯誘導構造5は隆起部253と係合突片35との間で形成されればよく、例えば隆起部253に図6(d)・(e)に示すように、なだらかな調芯誘導面253Aを形成したり、前段部に隆起高さ寸法の小さい調芯誘導隆起部253Bを形成してもよい。
引き上げ、すなわち中蓋3の取り外しにあたっては、外蓋2は蓋本体部21が充分に手で掴み易く且つ力を入れ易い寸法設定であるから、これを手がかりに係合している中蓋3を開口部13からコジリ外すような状態としながら引き上げて行く。このとき実際の引き上げは前記キャッチ溝252の一面を実質的に形成している引上げリブ254の引上面254aが係合突片35の下面に当たりながら引き上げるような状態となる。
なお、中蓋3を容器1の開口部13から取り外した段階で中蓋3は膨張したような自由状態となり(図4(b)参照)、外蓋2に対しては更にガタツキが増えた状態となる。しかしながらキャッチ溝252の部位に隆起部253が設けられており、これが中蓋3の係合突片35に対し内拡状に緩接触するため、外蓋2と中蓋3との係合においてガタツキが生じないものである。
容器1から取り外した中蓋3には、上述したように底面(栓底部32)に液状内容物Lが付着していることがあり、当該ぬぐい取り作業は、この液状内容物Lを容器1の縁でぬぐい取る作業である。
この作業は、例えば図7−3に示すように、中蓋3とガタツキなく係合している外蓋2を操作して行うものであり、ユーザとしては、直接、中蓋3に触れることなく行える。具体的には、まず図7−3(b)の想像線で示すように、開口部13の上方で中蓋3を斜めの姿勢とし、栓底部32の下端縁に液状内容物Lを寄せ集め、極力、余分な液状内容物Lを容器1内に落下させておく。次いで中蓋3(栓底部32)を容器1の縁(開口部13)でしごくように外蓋2を動かして、上記操作で落とし切れなかった液状内容物Lを容器1の縁でぬぐい落とす。このようにすることで、ユーザは直接、中蓋3に一切触れることなく、栓底部32に付着した液状内容物Lをきれいに容器1内に戻すことができる。もちろん、当該ぬぐい取り作業においてユーザが中蓋3に一切触れることなく、すなわち直接的には外蓋2の操作だけで確実に行えるのは、外蓋2の隆起部253によって中蓋3を確実にキャッチできることが大きく寄与している。
なお、液状内容物Lの性状等によっては、閉栓状態のまま容器1を振って成分の均一化(撹拌)を図ることが好ましくないことも考えられるが、容器1を振ることなく(静かに)中蓋3を取り外した場合でも、上述したように中蓋3に液状内容物Lが付着することはあり得、開栓後、上記のようなぬぐい取り作業を基本的に想定しておくことが好ましい。もちろん、開栓時にユーザの目視により中蓋3に液状内容物Lがほとんど付着していないような場合には、あえて上述したぬぐい取り作業は行う必要はなく、当然、省略しても構わない。
その後、中蓋3を至近のテーブル等に置くが、このときには外蓋2の脱着操作部23に捕捉されているような状態の中蓋3の底面(下面)を上方に向けるようにして保持したまま置く。当然、外蓋2は上方が上を向いた状態となる。
この液状内容物Ldは、一例として図7−5(a)・(b)に示すように、逆さになったフランジ部34の下方に向いた面(閉栓姿勢における上面)、やや奥側に入り込んだ位置で、逆富士山状と表現されるような形状の「しずく」として成長し、最終的に図7−5(c)〜(f)に示すように、蓋天面部22に滴り落ちる。当然、フランジ部34の下方における「しずく」の成長は、垂下方向とフランジ部34に沿った水平方向のいずれにも生じる現象であり、この成長する「しずく」としての液状内容物Ldが許容される成長限度は、その粘度や表面張力あるいは質量(比重)等の性状で異なるが、液状内容物Ldの端部(フランジ部34との境界部)が、進入防止空間220を奥行して接触部(中蓋3と押込面255とによって形成される微小空間領域であり、符号221を付す)まで至らない範囲とし、この接触部221で毛細管現象が起きないようにしなければならない。
このために進入防止空間220の空間高さ220L寸法は、前記接触部221での毛細管現象が生じる前に、まず下方に向かって成長した「しずく」状の液状内容物Ldの下端が、蓋天面部22に接触する寸法としておく。これにより蓋天面部22に垂れ落ちる液状内容物Ldを、外蓋2と中蓋3の微小な間隙ひいては係合凹溝25に入り込ませないようにしている。
なお、蓋天面部22上に垂れた液状内容物Ldは、順次、フランジ部34から「しずく」が垂れてくることに伴い、上記図7−5(e)・(f)に示すように、蓋天面部22上でフランジ部34に沿った水平方向に成長するが(径寸法を拡大させるが)、成長した液状内容物Ldにおける蓋天面部22の肩部に面した部位が、当該肩部のR形状(曲面形状)に案内されるように下方に流れ落ち(全体的に引っ張られるように移動し)、このため液状内容物Ldの外蓋2と中蓋3の微小間隙への入り込みが防止される。
また、上記構成に関し、突片押しタイプでは、本出願人による先の創出(特許第4134105号)と同等の空間幅220W、より正確には上記フランジ部34の下方で逆富士山状に成長する「しずく」の端部から押込外縁256までの寸法(図7−5中のa寸法)を確保することができるため、より有効である。
そしてこの中蓋3における係合突片35と、外蓋2における隆起部253との係合状態を見ると、調芯誘導ゾーン352によって係合突片35に均等に対の隆起部253が作用するような状態となっており、外蓋中芯O2と、中蓋中芯O3とが合致した状態となっている(図7−2(v)参照)。このような状態で中蓋3により開口部13を塞ぐには、再び中蓋3の栓底部32を下方に向けるような状態として容器1の開口部13に宛がい、外蓋2を押し込むような操作で栓本体部31を開口部13に押し込む。
このような閉栓作業においては、前述のとおり栓本体部押しタイプと突片押しタイプとの二つのタイプがあるが、まず栓本体部押しタイプの閉栓作業について説明する。
図7−6(viii)−1に示すように外蓋2と中蓋3とが係合するように組み合わされている場合において、閉栓のために作用する押込面255の押込外縁256は、垂直断面方向に視て中蓋3における栓本体部31の肉厚外側(本体肉厚範囲31tの外側からフランジ部34に至る位置)にある。このため、外蓋2を押圧操作して中蓋3を容器1の開口部13に押し嵌めるにあたり、中蓋3の栓本体部31の上方をほぼ全周にわたって均等に押し込むことができ、確実な閉栓がされる。
しかし、このような状態になっても、栓本体部押しタイプでは、押込面255が中蓋3の栓本体部31の上方を、ほぼ全周にわたって均等に押し込むため、突起部253によって外側に張り出した栓本体部31でも確実に押し込むことができ、確実に中蓋3を容器1に嵌め込むことができる。
なお、上記図7−7は、図7−2(v) のv−v線断面に相当する。
この場合には、図7−6(viii)−2に示すように押込面255の押込外縁256は、垂直断面方向に視て中蓋3の係合突片35の基端近くに位置しており、押込面255は係合突片35に作用する状態である。
この押し込みの反力は外蓋2における係合凹溝25の押込面255と係合突片35の上面との間に生ずるが、このとき係合突片35が栓本体部31の周縁より上方に突出したような状態に形成されているから、まずこの部位に集中的に荷重がかかる。そして張出先端部351は内向するような状態に倒れ込み、その上面がフラットな状態となるとともに、その先端で脱着操作部23における係合凹溝25の凹壁面231を掴むような状態となって安定した係合状態を得ながら押し込み作用を受ける。その後、外蓋2を中蓋3から外し、容器1の蓋嵌部12に被せ蓋状に捻じ嵌めして容器1の開口部13の完全な閉塞を行う。
因みに、本図11(a)は通常の閉栓状態を示し、本図(b)は外蓋2を中蓋3に係合させた状態(中蓋3の開栓または閉栓する状態)を示し、本図(c)は開栓した中蓋3を外蓋2に係合させた状態で作業テーブル上に置いた状態を示している。
11 容器本体部
12 蓋嵌部
13 開口部
14 オネジ部
2 外蓋
21 蓋本体部
22 蓋天面部
220 進入防止空間
220L 空間高さ
220W 空間幅
221 接触部
22a 押さえ面部
22b 逃げ部
23 脱着操作部
231 凹壁面
232 外壁面
232a 係合外壁面
232b 押込外壁面
24 メネジ部
25 係合凹溝
25W 凹溝幅
251 受入切欠
251a 受入面取り
252 キャッチ溝
253 隆起部
253p 隆起基端部
253g 隆起中間部
253A 調芯誘導面
253B 調芯誘導隆起部
254 引上リブ
254a 引上面
254b 係合誘導面
255 押込面
256 押込外縁
3 中蓋
31 栓本体部
31t 本体肉厚範囲
32 栓底部
33 窪み部
33W 内壁面
34 フランジ部
34d フランジ張出範囲
35 係合突片
351 張出先端部
351a 張出部
352 調芯誘導ゾーン
353 係合確保ゾーン
5 調芯誘導構造
W 張出幅
O2 外蓋中芯
O3 中蓋中芯
θ1 当たり角
θ2 当たり角
P 当接点
α 上向角
L 液状内容物
Ld 液状内容物(しずく)
Claims (8)
- 栓状の中蓋と、この中蓋に対し外被せ状態に装着される外蓋とによって蓋止めされている容器から前記外蓋をハンドツールとして、前記中蓋をバヨネット係合状に組み合わせて脱着させる構造において、
前記外蓋は、その上部に平面視円型の周形状を有し、且つ中蓋の窪み部に嵌まり込み可能な脱着操作部が設けられ、更にこの脱着操作部の外周には、中蓋の窪み部への嵌まり込みを案内する受入切欠と、これと連なり周方向に延びるキャッチ溝とを具えた係合凹溝が複数カ所形成され、更に前記受入切欠には、外蓋と中蓋との係合が図られた際に両者の係合を安定させる隆起部が設けられて成り、
一方、前記中蓋は、容器の開口部に栓状に嵌まり込み、これを閉鎖する栓本体部と、この栓本体部上方内側に形成され、外蓋における脱着操作部を受け入れる窪み部とを具え、更に栓本体部上方には、平面視で窪み部内側に向かって張り出す係合突片が複数片形成され、
前記脱着操作部におけるキャッチ溝の下面である押込面は、中蓋と組み合わされた状態において、栓本体部を上方から押し込むことができるように形成されることを特徴とする中蓋の脱着構造。
- 栓状の中蓋と、この中蓋に対し外被せ状態に装着される外蓋とによって蓋止めされている容器から前記外蓋をハンドツールとして、前記中蓋をバヨネット係合状に組み合わせて脱着させる構造において、
前記外蓋は、その上部に平面視円型の周形状を有し、且つ中蓋の窪み部に嵌まり込み可能な脱着操作部が設けられ、更にこの脱着操作部の外周には、中蓋の窪み部への嵌まり込みを案内する受入切欠と、これと連なり周方向に延びるキャッチ溝とを具えた係合凹溝が複数カ所形成され、更に前記受入切欠には、外蓋と中蓋との係合が図られた際に両者の係合を安定させる隆起部が設けられて成り、
一方、前記中蓋は、容器の開口部に栓状に嵌まり込み、これを閉鎖する栓本体部と、この栓本体部上方内側に形成され、外蓋における脱着操作部を受け入れる窪み部とを具え、更に栓本体部上方には、平面視で窪み部内側に向かって張り出す係合突片が複数片形成され、
この係合突片は、縦断面視で張出先端部の上部位置が栓本体部上端高さより高くなるように形成されていることを特徴とする中蓋の脱着構造。
- 前記中蓋における係合突片と、外蓋の脱着操作部における隆起部とは両者が係合を開始する位置では、両者のいずれか一方または双方に、緩係合状態から係合確保状態となるように調芯誘導構造が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の中蓋の脱着構造。
- 前記調芯誘導構造は係合突片に設けられるものであり、この係合突片は、外蓋における脱着操作部のキャッチ溝への係合開始側から係合完了側に向かって調芯誘導ゾーンと係合確保ゾーンとを具えるものであり、平面視において係合突片の張出幅は、調芯誘導ゾーンの張出幅を、係合確保ゾーンより小さく設定し、且つ係合確保ゾーンに向かって張出幅を増加させて係合確保ゾーンに連続するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の中蓋の脱着構造。
- 前記中蓋における係合突片は、対向的に一対2カ所形成され、これに対応して前記外蓋における脱着操作部に形成される係合凹溝は一対2カ所形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の中蓋の脱着構造。
- 前記外蓋の脱着操作部に形成される係合凹溝における受入切欠は、その上方内側における壁面上縁部に蓋天面部に向かって受入面取りを形成していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の中蓋の脱着構造。
- 前記中蓋の係合突片における張出先端部の上部位置を栓本体部上端高さより高く形成するにあたっては、係合突片の上面または上面と下面との双方が上方に向かって先上がり状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の中蓋の脱着構造。
- 容器における蓋嵌部の開口部を栓状に塞ぐ中蓋と、蓋嵌部を外覆い状に塞ぐ外蓋とを具え、前記中蓋と外蓋とは前記請求項1から7のいずれか1項記載の中蓋の脱着構造を具えたことを特徴とする容器。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016019183 | 2016-02-03 | ||
JP2016019183 | 2016-02-03 | ||
PCT/JP2017/003986 WO2017135410A1 (ja) | 2016-02-03 | 2017-02-03 | 中蓋の脱着構造 並びにこれを具えた容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017135410A1 JPWO2017135410A1 (ja) | 2018-12-06 |
JP6837445B2 true JP6837445B2 (ja) | 2021-03-03 |
Family
ID=59499704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017565648A Active JP6837445B2 (ja) | 2016-02-03 | 2017-02-03 | 中蓋の脱着構造 並びにこれを具えた容器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3412591B1 (ja) |
JP (1) | JP6837445B2 (ja) |
CN (1) | CN109071078B (ja) |
DK (1) | DK3412591T3 (ja) |
WO (1) | WO2017135410A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6821262B2 (ja) * | 2017-04-27 | 2021-01-27 | 株式会社吉野工業所 | 容器 |
JP7418921B2 (ja) * | 2019-10-31 | 2024-01-22 | 株式会社吉野工業所 | 移行中栓キャップ |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3409159A (en) * | 1966-08-01 | 1968-11-05 | Evert D. Velt | Stopper and cap combination |
NL7111693A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-02-27 | ||
FR2369976A1 (fr) * | 1976-11-08 | 1978-06-02 | Mayet Jean Francois | Fermeture de securite et d'etancheite pour flaconnage de toute sorte |
JPS62194551U (ja) * | 1986-05-31 | 1987-12-10 | ||
JP3916824B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2007-05-23 | 株式会社吉野工業所 | 液注出容器 |
JP2003054598A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Nippon Sanso Corp | 蓋付容器 |
CN2534114Y (zh) * | 2001-12-25 | 2003-02-05 | 舒建平 | 热灌装封口用瓶盖 |
JP4134105B2 (ja) | 2005-05-13 | 2008-08-13 | 有己 古野 | 中蓋の脱着構造 |
JP2007176543A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Kao Corp | キャップ付き容器 |
CN203111700U (zh) * | 2013-01-25 | 2013-08-07 | 成都天坤包装有限责任公司 | 双层式防伪瓶盖结构 |
JP2015196510A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 株式会社アドヴィックス | リザーバキャップ |
-
2017
- 2017-02-03 CN CN201780009928.8A patent/CN109071078B/zh active Active
- 2017-02-03 DK DK17747561.3T patent/DK3412591T3/da active
- 2017-02-03 JP JP2017565648A patent/JP6837445B2/ja active Active
- 2017-02-03 WO PCT/JP2017/003986 patent/WO2017135410A1/ja active Application Filing
- 2017-02-03 EP EP17747561.3A patent/EP3412591B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109071078B (zh) | 2020-10-16 |
EP3412591B1 (en) | 2021-11-03 |
DK3412591T3 (da) | 2022-01-17 |
EP3412591A1 (en) | 2018-12-12 |
EP3412591A4 (en) | 2019-10-09 |
CN109071078A (zh) | 2018-12-21 |
WO2017135410A1 (ja) | 2017-08-10 |
JPWO2017135410A1 (ja) | 2018-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110226133A1 (en) | Container with an improved structure | |
KR200461241Y1 (ko) | 마개 및 그 마개를 구비한 용기 | |
JP6837445B2 (ja) | 中蓋の脱着構造 並びにこれを具えた容器 | |
JP6602233B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP2014510681A (ja) | 容器の首部をキャッピングする装置 | |
TW201348085A (zh) | 容器 | |
KR20200026249A (ko) | 플라스틱 캡 및 그 제조 방법 | |
US7322495B2 (en) | Removable pour spout | |
KR20150030128A (ko) | 커버 및 이를 구비하는 저장용기 | |
KR20140120237A (ko) | 저장용기 | |
CA3059266A1 (en) | Closure with cover cap | |
US11091300B2 (en) | Securing device for box | |
TWM548141U (zh) | 一種分配器 | |
KR20180014610A (ko) | 친환경 스파우트 캡 및 이를 구비하는 친환경 액체용기 | |
KR200485378Y1 (ko) | 음식물 저장용기 | |
JP3175445U (ja) | 容器中栓抜き具 | |
JP5832242B2 (ja) | 中栓付き容器 | |
KR20190035118A (ko) | 개봉 여부 확인 기능을 갖는 용기뚜껑 | |
KR101381642B1 (ko) | 누름 락 장치 및 이를 구비하는 저장 용기 | |
KR101062113B1 (ko) | 용기마개 고정구 | |
KR101810534B1 (ko) | 잠금장치를 구비하는 펌프식 디스펜서 | |
JP3742706B2 (ja) | 容器 | |
JP2013224160A (ja) | 容器 | |
KR20090009476U (ko) | 액체용기 뚜껑 | |
KR20210063632A (ko) | 꼬치 요리용 밀개 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180802 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6837445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |