JP6836915B2 - 簡易建物 - Google Patents

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Description

本発明は、簡易建物に関する。
図9に示すように、屋根80の側面に、枠81にパネル83を取り付けた側面パネル体85を取り付ける簡易建物87が公知である。
しかし、従来の簡易建物87では、側面パネル体85を手で持ち上げながら、側面パネル体85の上枠81aを妻垂木91に固定ねじ93でねじ止めしていた為、手間がかかり、施工性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、施工性の向上を図ることができる簡易建物の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、妻垂木と、側面パネル体と、取付具を備え、側面パネル体は、枠にパネルを取り付けたものであり、枠の上枠は、上面に設けたビード材と、内側の下面に設けた垂下片を有しており、取付具は、妻垂木に固定して側面パネル体の上枠を取り付けるものであり、上枠の呑み込み部と、押圧ねじと、固定ねじとを有し、呑み込み部は、外側に開口するものであり、開口の上下寸法が上枠のビード材を除く上下寸法よりも大きく形成され、且つ内部の上下寸法が開口の上下寸法よりも大きく形成されていると共に、内部の下面が外側から内側に向けて徐々に高くなっており、呑み込み部の内部に呑み込まれた上枠の垂下片よりも外側を、押圧ねじで下から押圧した状態で横から固定ねじで止めてあることを特徴とする簡易建物である。
請求項1に記載の発明によれば、取付具には側面パネル体の上枠よりも上下寸法の大きな呑み込み部が形成されているから、側面パネル体の上枠を容易に取付具に仮置きでき、押圧ねじで上枠を仮止めした後、固定ねじで固定するから、上枠を押えながら固定ねじを締め付けなくて済むので、施工性が良い。
本発明の第1実施の形態にかかる簡易建物であって、側面パネル体の施工方法を(a)〜(d)に順に示す縦断面図である。 本発明の第1実施の形態にかかる簡易建物であって、妻垂木に側面パネル体を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 取付具の図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図5に示すA−A断面図である。 図6に示すB−B断面図である。 本発明の第1実施の形態にかかる簡易建物の斜視図である。 第2実施の形態で用いる取付具の図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は妻垂木に側面パネル体を固定した状態を示す縦断面図である。 本発明の第3実施の形態にかかる簡易建物を、図5に示す断面図と同じ位置で切断して示す断面図である。 従来の簡易建物における側面パネル体の施工方法を示す縦断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず、図1〜6を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。
図5及び図6に示すように、本発明の実施の形態にかかる簡易建物1は、躯体3に設置されるテラスである。躯体3は掃出し窓5を備える外壁である。
簡易建物1は、左右の妻垂木7と、側面パネル体9と、取付具11(図5参照)とを備えている。
左右の各妻垂木7は、左右の柱13、13間に架設された桁15と垂木掛け17との間に取り付けある。
左右の妻垂木7、7間には、左右に間隔をあけて垂木19が取り付けてあり、隣り合う垂木19、19間及び、各妻垂木7と垂木19との間には上面パネル21が取り付けられている。
図2及び図5に示すように、側面パネル体9は、枠23に側面パネル(パネル)25、25を取り付けたものであり、左右の各妻垂木7に取り付けられている。
枠23は、上枠27と、下枠29と、縦枠31とで枠組みしてあり、縦枠31は躯体3側に位置して上枠27と下枠29とが固定されている。桁15側では、枠23は上枠27と下枠29とが固定されている。枠23において、上枠27及び下枠29の長手方向中間部には、中骨33が取り付けてあり、中骨33の躯体3側に後側の側面パネル25が取り付けてあり、中骨33の桁15側に前側の側面パネル25が取り付けてある。
図1及び図4に示すように、上枠27は、パネル取付け部35と、パネル取付け部35の内側で上部に設けたビード材37と、ビード材37の下部に設けた被固定部34と被固定部34から下方に突出する垂下片39とを有している。ビード材37は、弾性変形自在である。
図1(b)(c)に示すように、被固定部34には、固定位置を示す目印34aが形成されている。目印34aは、被固定部34に形成された溝条である。
被固定部34の下面には、パネル取付け部35と垂下片39との間に押圧ねじ43の先端を受ける被押圧部36が形成されている。
取付具11は、妻垂木7に固定して側面パネル体9の上枠27を取り付けるものであり、取付具本体11aと、押圧ねじ43と、固定ねじ45(図1(d)参照)とを有している。
図1及び図3に示すように、取付具本体11aには、上枠27の呑み込み部41と、妻垂木7の下面にねじ47で固定する固定部51と、妻垂木7の下コーナ部に係合する係合部53と、係合部53の下方に設けた側部55と、側部55の下端から固定部51と同方向に突出する下端部57とが設けてある。下端部57はその下面が内側(図1(a)(d)参照)を向くように傾斜されている。
固定部51と、側部55と、下端部57とで囲まれる空間が、上枠27の呑み込み部41を規定している。また、下端部57の先端には立上がり片59が形成されている。図1(a)に示すように、呑み込み部41の上下寸法H1は、上枠27の上下寸法H2よりも大きな寸法としてある。
側部55には固定ねじ45のねじ孔61が形成されており、下端部57には押圧ねじ43が螺合するねじ孔63が形成されている。
次に、簡易建物1の施工について説明する。
図5及び図6に示すように、躯体3に垂木掛け17を固定する。一方、柱13、13を立設して、柱13、13間に桁15を架設し、垂木掛け17と桁15とに左右の妻垂木7、7を取り付ける。
次に、左右の各妻垂木7に側面パネル体9を取り付けるが、各側面パネル体9の取り付けは略同じであるから、正面から見て左側の側面パネル体9の取り付けについて説明し、正面から見て右側の側面パネルの取り付けについては、説明を省略する。
図2に示すように、妻垂木7の外側に側面パネル体9を配置して、側面パネル体9を外側から妻垂木7に取り付けるが、具体的には下記のように取り付ける。
図1(a)に示すように、妻垂木7の下面に取付具本体11aの固定部51をねじ47で固定する。また、取付具本体11aの下端部57には押圧ねじ43を螺合するが、押圧ねじ43はその先端が下端部57から上に飛び出さない程度に螺合する。
そして、側面パネル体9の上枠27を取付具本体11aの呑み込み部41に外側から挿入する。
図1(b)に示すように、上枠27を呑み込み部41内に配置した状態で、垂下片39を下端部57に載置して、側面パネル体9を取付具本体11aに仮置きする。この仮置き状態では、垂下片39が取付具本体11aの立上がり片59により呑み込み部41から脱落するのが防止される。
図1(c)に示すように、押圧ねじ43を螺進して、上枠27を上方に押し上げ、ビード材37を圧することで上枠27と妻垂木7との間の気密性を高める。押圧ねじ43を全て押し込むと、取付具本体11aの側部55に形成されたねじ孔61に目印34aが位置する。この目印34aはねじ孔61に位置したときに、ビード材37が水密性を十分に有する程に圧着される。
図1(d)に示すように、上枠27を押し上げた状態で、取付具本体11aの側部55に横から止める固定ねじ45をねじ孔61から挿通して、上枠27の被固定部34を取付具本体11aに固定する。
図2に示すように、上述したようにして妻垂木7にはその長手方向の2箇所で上枠27を固定した後、図4に示すように、下枠29の前側を取付金具64で桁15に固定し、図5に示すように、下枠29の後側を取付金具66で躯体3に固定する。
次に、第1実施の形態にかかる簡易建物1の作用効果について説明する。
図1(a)に示すように、第1実施の形態にかかる簡易建物1によれば、取付具11には、側面パネル体9の上枠27の上下寸法H2よりも、上下寸法H1が大きな呑み込み部41が形成されているから、図1(b)に示すように側面パネル体9の上枠27を容易に取付具11に仮置きでき、図1(c)に示すように押圧ねじ43で上枠27を仮止めした後、図1(d)に示すように固定ねじ45で固定するから、上枠27を押えながら固定ねじ45を締め付けなくて済むので、施工性が良い。
取付具本体11aにはその下端部に立上がり片59を形成してあり、側面パネル体9の上枠27には垂下片39を形成しているから、図1(b)に示すように取付具本体11aの呑み込み部41に呑み込まれた上枠27が呑み込み部41から脱落するのを防止できる。
図1(a)(d)に示すように、取付具本体11aの下端部57は下面を内側に向けて傾斜しているので、側面パネル体9の内側でドライバー等で押圧ねじ43を螺進するときにパネル24や下枠29(図2参照)が邪魔にならない。
押圧ねじ43を全て押し込むと、取付具本体11aの側部55に形成されたねじ孔61に上枠27の被固定部34の固定位置に設けた目印34aが位置するので、ねじ孔61に目印34aが位置いているか目視で確認する必要がなく施工性が良い。また、この目印34aがねじ孔61に位置したときに、ビード材37が水密性を十分に有する程に圧着される。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図7に本発明の第2実施の形態にかかる簡易建物1の取付具11を示す。この第2実施の形態では、取付具本体11aの側部55は、固定部51の下方に設けてあり、固定部51に止めるねじ47は下から斜めに止めている。また、呑み込み部41は、取付具本体11aの下端部57と妻垂木7の下面7aとの間に形成しており、呑み込み部41の上下寸法H1は下端部57と妻垂木7の下面との間の寸法となっている。また、固定部51に止めるねじ47は、下端部57と反対側から止めている。
この第2実施の形態によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができると共に、取付具本体11aの固定部51を止めるねじ47は下端部57と反対側から止めるので、下端部57が邪魔にならずにねじ込み作業ができる。
また、呑み込み部41の上下寸法H1は、取付具本体11aの下端部57と妻垂木7の下面7aとの間に形成しているから、取付具本体11aの固定部51と立上がり片59との間に形成する第1実施の形態よりも取付具本体11aを小さくできる。
図8に、第3実施の形態にかかる簡易建物1を示す。この第3実施の形態では、妻垂木7はフラットな傾斜としており、側面パネル体9の上枠27の形状も妻垂木7と同様にフラットな傾斜としてある。その他の構成は、第1実施の形態と同様である。
この第3実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、簡易建物1は、カーポートやサンルーム等であってもよく、簡易建物の目的や種類は制限されない。
側面パネル体9を妻垂木7に取り付ける取付具11は、妻垂木7に対して2箇所設けることに限らず、1箇所であっても良いし、3箇所又は4箇所に設けても良く、取付具11の数は制限されない。
上枠27に設けた垂下片39は側面パネル25側に設け、取付具本体11aに上枠27を仮置きした状態で(図1(b)参照)、立上がり片59に隣接するようにしても良い。
1 簡易建物
7 妻垂木
9 側面パネル体
11 取付具
23 枠
25 側面パネル(パネル)
27 上枠
41 呑み込み部
43 押圧ねじ
45 固定ねじ
H1 呑み込み部の上下寸法
H2 上枠の上下寸法

Claims (1)

  1. 妻垂木と、側面パネル体と、取付具を備え、
    側面パネル体は、枠にパネルを取り付けたものであり、枠の上枠は、上面に設けたビード材と、内側の下面に設けた垂下片を有しており、
    取付具は、妻垂木に固定して側面パネル体の上枠を取り付けるものであり、上枠の呑み込み部と、押圧ねじと、固定ねじとを有し、呑み込み部は、外側に開口するものであり、開口の上下寸法が上枠のビード材を除く上下寸法よりも大きく形成され、且つ内部の上下寸法が開口の上下寸法よりも大きく形成されていると共に、内部の下面が外側から内側に向けて徐々に高くなっており、
    呑み込み部の内部に呑み込まれた上枠の垂下片よりも外側を、押圧ねじで下から押圧した状態で横から固定ねじで止めてあることを特徴とする簡易建物。
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