JP6836777B2 - 複連引戸式門扉 - Google Patents

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Description

本発明は、伸縮自在に開閉する複連引戸式門扉に関するものである。
複連引戸式門扉そのものは従来からあり、このタイプの門扉では、引戸がパネルの厚さ方向に並べて配置されている。そして、戸先側先頭の引戸には戸先側と非戸先側に台車がそれぞれ取り付けられており、各台車に備えられた一対の車輪が地面に設置した一対のガイドレールに案内されて門扉の開閉方向に自立走行可能になっている。一方、これに隣接する引戸は、当該先頭の引戸に相互のスライド移動可能な連結を介して片持ち支持されており、台車は非戸先側にのみ備えられている。当該隣接する引戸に反対側で隣接する引戸も同様に構成されている。すなわち、戸先側先頭の引戸以外は、隣接する引戸による片持ち支持の下に、台車に備えられた一対の車輪が一対のガイドレールに案内されて開閉方向に走行可能になっている。
従って、戸先側先頭の引戸を引くと、隣接する引戸に対してスライド移動しながら閉成方向に移動し、スライド限界に至ると当該隣接する引戸を引き寄せながら更に閉成方向に移動する。当該隣接する引戸は引き寄せにより自らも閉成方向に移動しながら、隣接する引戸を引き寄せる。このようにして、引戸が順次引き寄せられ、重なった引戸が広げられていき、門扉が伸長状態となって、出入り口が閉成される。
逆に戸先側先頭の引戸を押すと、隣接する引戸に対してスライド移動しながら開成方向に移動し、自らの台車が当該隣接する引戸の台車に衝接すると当該隣接する引戸を押しながら更に開成方向に移動する。当該隣接する引戸は押されて自らも開成方向に移動しながら、隣接する引戸を押す。このようにして、引戸が順次押されながら重なっていき、門扉が収縮状態となって、出入り口が開成される。
特開2006−112183号公報
従来の複連引戸式門扉は上記したように引戸どうしが係合連結されているが故に、その係合、すなわち当たり状態が悪いと、引戸を動かすときに大きな擦れ音が発生したり、動きが重くなったりしてしまっていた。そのため、設置現場では時間をかけて引戸どうしの当たりを微調整し、妥協点を探していた。
而して、複連引戸式門扉は、開成時には出入り口に邪魔にならないようコンパクトに収納できることから、人気が高く、最近では、物流センターや浄水場等の大型施設の出入り口の門扉としての利用も期待されている。
このような施設の門扉として利用する場合には、セキュリティを考慮して門扉の高さを高くしたり、また、間口の広い出入り口を閉成するために引戸の数を増やしたりする等大型化することになるが、これらに対応できる仕様にすると、各引戸の重量が増すだけでなく、引戸の枚数も増えるので門扉全体の重量も増す。
従って、従来の微調整だけでは対応できず、更に大きな擦れ音が発生したり、動きが重くなって開閉できなくなる懸念がある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、複連引戸式の片持ち支持により伸縮させるアイデアをそのまま生かしつつ、比較的簡単な構成で、従来よりも門扉の高さを高くしたり引戸の数を増やしたりしても、大きな擦れ音が出ずスムーズに開閉できる、新規且つ有用な複連引戸式門扉の提供を、その目的とする。
現行設計では、図7に示すように、パネル101の側面から外方に向かってガイドローラ103が突設されており、このガイドローラ103にガイドレール105が係合連結しているが、この係合部分はガイドローラ103とガイドレール105の相互のスムーズなスライド移動を可能とするために遊嵌状態になっている。しかも、係合部分がパネル101の鉛直荷重の重心線L(=パネル101の厚さ方向の中心線)と離れている。
従って、パネル101が倒れ方向に力を受けると、下側の係合部分では、ガイドレール105の内隅部にガイドローラ103が当たり、そこを支点(点線で囲んだ部分)として矢印Fに示すように倒れモーメントが発生する。この倒れモーメントは、引戸を高くしたり、引戸の数を増やせば更に大きくなる。
これが、引戸を動かすときに大きな擦れ音が発生したり、動きが重くなったりしてしまう主な原因になっている。
本発明者は、上記の原因に着目し、試行錯誤の結果、大きな倒れモーメントを発生し難い構造の門扉を提案することに成功した。
本発明の請求項1の発明は、厚さ方向に並べて配置された引戸が開閉方向に相互移動可能に係合連結されてなる複連引戸式門扉において、前記引戸は一枚のパネルで構成されており、下側係合連結機構として、一方の引戸には、ガイドローラが軸芯方向を水平方向とする姿勢でそのパネルの重心線下またはその近傍の位置で取り付けられ、他方の引戸からは、係合相手のガイドレールが前記一方の引戸に向かって延設されており、前記ガイドレールが前記ガイドローラを介して前記パネルの鉛直荷重を支持していることを特徴とする複連引戸式門扉である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した複連引戸式門扉において、ガイドローラがV字状溝を有しており、前記V字状溝の溝底面に鉛直荷重が掛かっていることを特徴とする複連引戸式門扉である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した複連引戸式門扉において、上側係合連結機構として、一方の引戸には、ガイドローラが軸芯方向を鉛直方向とする姿勢で取り付けられて、他方の引戸には、係合相手のガイドレールが設けられており、前記ガイドレールが一対備えられ前記ガイドローラを開閉方向と直交する方向で挟み込んでいるか、または前記ガイドローラが一対備えられ前記ガイドレールを開閉方向と直交する方向で挟み込んでいることを特徴とする複連引戸式門扉である。
請求項4の発明は、請求項3に記載した複連引戸式門扉において、上側係合連結機構では、ガイドローラが他方の引戸のパネルの厚さ方向内側または上側に取り付けられていることを特徴とする複連引戸式門扉である。
本発明の複連引戸式門扉によれば、門扉の高さを高くしたり、引戸の数を増やしたりしても、大きな擦れ音の発生が抑制され、スムーズな開閉が確保される。
本発明の実施の形態に係る複連引戸式門扉の閉成状態の説明図である。 図1の複連引戸式門扉の断面図である。 図2の下側係合連結機構の拡大図の略図である。 図3の変更例の説明図である。 図2の上側係合連結機構の拡大図の略図である。 図5の変更例の説明図である。 現行設計の門扉の係合連結機構の説明図である。
本発明の実施の形態に係る複連引戸式門扉1を図面にしたがって説明する。
先ず、全体の概略的な構成について図1にしたがって説明する。
この複連引戸式門扉1では、出入り口の地面に、門扉1の開閉方向と平行に一対のガイドレール3、3が敷設されている。
また、引戸は6枚式になっており、6枚の引戸5(5A、5B、5C、5D、5E、5F)が、各々のパネル7の厚さ方向に並べて立てられている。これらの引戸5A、5B‥‥は厚さ方向に重ねることで、門扉1の収縮状態が実現され、開閉方向に広げることで、門扉1の伸長状態が実現されている。
パネル7は柵状になっており、上桟9と縦桟11、13と、下桟15とで矩形の枠部が構成されている。いずれも、アルミ押出材で略四角形の筒状に成形されている。
下桟15には台車17が取り付けられている。この台車17はパネル7の厚さ方向両側に延出しており、その両側に一対の車輪19、19が備えられている。この車輪19、19が地面に敷設したガイドレール3、3に案内されて開閉方向に転動する。車輪19は下桟15より下方に突出しているので、下桟15の下方には隙間空間ができている。
戸先側先頭の引戸5Aについては、戸先側と非戸先側にそれぞれ台車17が備えられており、自立走行可能になっている。一方、残りの引戸5B、5C‥‥については、非戸先側にのみ台車17が備えられており、隣接する引戸による片持ち支持の下、走行可能になっている。
本発明でも、片持ち支持は、隣接する引戸5、5どうしの相互のスライド移動可能な係合連結により実現されており、この門扉1では、図2に示すように、隣接する引戸5、5どうしが下側と上側で係合連結されている。
拡大図は、引戸5Aと引戸5Bとの係合連結部分であり、この部分を採りあげてその機構を説明する。
先ず、下側の係合連結機構について、図2の拡大図(2)および図3の略図にしたがって説明する。
係合相手は、ガイドローラ21とガイドレール37とになっている。
ガイドローラ21は、引戸5Bに取り付けられている。
ガイドローラ21のロール面は軸芯方向に垂直な断面が同径の真円状になっており、その軸芯方向中間に環状溝23が形成されている。この環状溝23は略V字状になっており、一定の幅寸法を有する溝底面25を2つの溝内側面27、27がテーパー状に囲んでいる。ガイドローラ21の軸芯方向には円筒状の支軸29が貫通固定されている。
引戸5Bの下桟15は、その下面は非戸先側で欠落して開口しており、その開口を挟んで対向した厚さ方向両側の側板部分に同じ高さ位置で軸支孔31、31がそれぞれ形成されている。
ガイドローラ21はこの開口部分から中に入り込んでいる。両側に突出した支軸29、29が軸支孔31、31と一直線状に並んで連通している。そこにボルト33が差し込まれ、ナット35が螺着されて締付け固定されている。
上記した取り付けにより、ガイドローラ21の下部が下桟15より下方に突出しており、転動方向は台車17の車輪19の転動方向と平行になっている。
また、ガイドローラ21の軸芯方向は水平方向になっており、引戸5Bのパネル7の鉛直荷重の重心線L(=パネル7の厚さ方向中心線)は、ガイドローラ21の溝底面25の中心線と重なっており、溝底面25にパネル7の鉛直荷重が掛かるようになっている。
ガイドレール37は、引戸5Aに延設されている。
ガイドレール37は、細長い矩形の板材が長辺縁に平行に二か所折り曲げ成形されており、短手方向の断面形状は同じになっている。同じ側に向かって垂直に折り曲げられており、水平部分を挟んで2つの垂直部分が立ち上がった状態になっている。この2つの垂直部分のうち、高い方は取付け部39になっている。この取付け部39は、下桟15の側面に当接され、ボルト40とナット41によって下桟15に対して締付け固定されている。低い方は狭義のレール部43になっている。このレール部43の上面45(板厚面)は平面になっている。
また、補強部材42がボルト40とナット41によって下桟15の下面に対して締付け固定されている。この補強部材42はガイドレール37の水平部分を下支えしており、ガイドレール37は引戸5Aに安定的に取り付けられている。
この取り付けにより、ガイドレール37の案内軌道はレール3の案内軌道と平行になっている。
引戸5A側のガイドレール37は、引戸5Bのパネル7に対して下方の隙間空間を利用して下側から回り込んでいる。レール部43は鉛直方向に立ち上がってその上面45は水平面となっており、ガイドローラ21の溝底面25と全面的に接触している。パネル7の鉛直荷重の重心線Lはこの上面45の中心線とも重なっている。また、溝内側面27、27がレール部43を両側から挟み込んだ状態になっている。
このような係合連結により、車輪17の転動に連れられて、ガイドローラ21がガイドレール37上を転動する。パネル7の鉛直荷重を、レール部43が上面45での線接触を介して重心線(L)下で安定的に支持しており、係合支点(点線で囲んだ部分)が重心線(L)下にあるので、倒れ方向に力を受けても、倒れモーメントは大きくならない。
なお、ガイドレール37の変更例として、図4に示すものが挙げられる。
図4(A)では、ガイドレールの取付け部47が水平になっており、下桟15に下側から取り付けられている。
図4(B)では、ガイドレール49は下桟の形材51と一体化されている。
図4(C)では、ガイドレール53は水平部分が長くなっており、その内側にU字状のガイドレール55が取り付けられて二層構造になっている。このガイドレール55の水平な内底面57がガイドローラ21のロール面に接触し、対向する内側面59、59がガイドローラ21を両側から挟み込むように配置されている。この構成では、内側面59、59がガイドローラ21の横ズレ防止機能を担っており、面積の大きい分だけ大きく働いている。
いずれも、ガイドレール37と同様に、パネル7の鉛直荷重を重心線(L)下で支持した状態となっており、同様な効果が期待できる。
次に、上側の係合連結機構について、図2の拡大図(1)および図5の略図にしたがって説明する。
隣接する引戸として、代表的に引戸5Aと引戸5Bを用いて説明する。
係合相手は、ガイドローラ61とガイドレール75とになっている。
ガイドローラ61は、引戸5Bに取り付けられている。
ガイドローラ61のロール面は軸芯方向に垂直な断面が同径の真円状になっており、軸芯方向には挿通孔が設けられている。
取り付けにはブラケット63が利用されている。ブラケット63は板面が折り曲げ成形されて断面がL字状になっており、両側の片にそれぞれボルト貫通孔が形成されている。ブラケット63は逆L字を為すように配置されており、鉛直片が引戸5Bの上桟9の側面に当接され外側から挿通されたボルト65によってボルトナット締結され、水平片が板面を上下に向けて外方に張り出している。
ボルト67はガイドローラ61の支軸としての機能を担っており、ガイドローラ61と座金69が挿通されている。その上でブラケット63の水平片のボルト貫通孔に上側から挿通され、一対のナット71、73によって上下から締め付けられて、ブラケット63に対して固定されている。ボルト67の軸芯は鉛直方向を向いている。
上側のナット71とボルト67の頭部との間には隙間があり、座金69が介挿されていても、ガイドローラ61は回転可能になっており、ボルト67を支軸としているのでその軸芯は鉛直方向になっている。ガイドローラ61はブラケット63より上方に突き出し、ロール面が横方向を向いている。
上記した取り付けにより、ガイドローラ61の転動方向は台車17の車輪19の転動方向と垂直になっている。
レール部材75は、引戸5Aに取り付けられている。
レール部材75は、細長い矩形の板材が長辺縁に平行に二か所折り曲げ成形されており、短手方向の断面形状は同じになっている。水平部分を挟んで2つの垂直部分が反対側に延びた状態になっている。この2つの垂直部分のうち、一方が取付け部77になっており、固定金具79によって引戸5Aの上桟9の側面に面圧接されており、レール部材75は引戸5Aに安定的に取り付けられている。
他方の垂直部分は垂下されており、ガイド部81になっている。ガイド部81とそれに対向する引戸5Aの上桟9の外面との間の隙間に、ガイドローラ61が両側から挟み込まれて係合されている。すなわち、上桟9とレール部材75との組み合わせによりガイドレールが構成されており、その案内軌道はレール3の案内軌道と平行になっている。
上側の係合連結機構は、このように構成されており、横ズレを規制することに特化されている。
下側の係合連結機構でパネル7の鉛直荷重を支持していることから、上記したように上側の係合連結機構では横ズレを規制することに特化させることができており、上下の係合連結機構にそれぞれ特化した機能を担わせることで、大きな倒れモーメントの発生をより効果的に阻止することができる。
従って、スムーズな動きを確保するために、ガイドローラ21とガイドレール37、ガイドローラ61とガイドレール75が共に遊嵌状態で係合しても倒れ難い。
門扉1は6枚の引戸5A、5B、5C、5D、5E、5Fで構成されているので、戸先側先頭の引戸5Aには、5枚の引戸5B、5C、5D、5E、5Fの荷重が掛かるが、上記したように5枚の引戸5B、5C、5D、5E、5Fは片持ち支持の下でもそれぞれ安定的に自立しており、門扉1の大型設計に対応できる。
なお、ガイドローラ61とガイドレール75の変更例として、図6に示すものが挙げられる。
図6(A)では、ガイドレール83は、上桟9の上側に凹条部として設けられており、ガイドローラ61がそこに入り込んでいる。
図6(B)では、ガイドレール85は、上桟9の横側に凹条部として設けられており、ガイドローラ61がそこに入り込んでいる。
このように構成すれば、引戸どうしの間で、ガイドローラを配置するためのスペースを確保することが不要になるので、パネル7をより密着させて立たせることが可能となる。
一対のガイドローラがガイドレールを挟み込むように構成することも可能である。
例えば、図6(C)では、上桟9の上側にフラットバー状にガイドレール87が取り付けられており、そのガイドレール87が一対のガイドローラ89、89で挟み込まれている。
また、図6(D)では、上桟9そのものがガイドレールとして利用されており、その上桟9を一対のガイドローラ91、91で挟み込んでいる。
これらの変更例は、横ズレ防止に特化した構造になっており、同様な効果が期待できる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、上記に記載した以外に、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上桟9と縦桟11、13と、下桟15は、アルミ押出材に限らず、スチールやステンレスの造管材で構成してもよい。
1‥複連引戸式門扉 3‥一対のガイドレール 5‥引戸 7‥パネル
9‥上桟 11、13‥縦桟 15‥下桟 17‥台車
19‥車輪 21‥ガイドローラ 23‥環状溝 25‥溝底面
27‥溝内側面 29‥支軸 31‥軸支孔 33‥ボルト
35‥ナット 37‥ガイドレール 39‥取付け部 40‥ボルト
41…ナット 42‥補強部材 43‥レール部 45‥上面
47‥被係合部 49‥取付け部 51‥下桟の形材 53‥ガイドレール
55‥ガイドレール 57‥内底面 59‥内側面 61‥ガイドローラ
63‥ブラケット 65‥ボルト 67‥ボルト 69…座金
71、73‥ナット 75‥レール部材 77‥取付け部 79‥固定金具
81‥ガイド部 83‥ガイドレール 85‥ガイドレール
87‥ガイドレール 89‥ガイドローラ 91‥ガイドローラ
L‥重心線

Claims (4)

  1. 厚さ方向に並べて配置された引戸が開閉方向に相互移動可能に係合連結されてなる複連引戸式門扉において、
    前記引戸は一枚のパネルで構成されており、
    下側係合連結機構として、
    一方の引戸には、ガイドローラが軸芯方向を水平方向とする姿勢でそのパネルの重心線下またはその近傍の位置で取り付けられ、
    他方の引戸からは、係合相手のガイドレールが前記一方の引戸に向かって延設されており、
    前記ガイドレールが前記ガイドローラを介して前記パネルの鉛直荷重を支持していることを特徴とする複連引戸式門扉。
  2. 請求項1に記載した複連引戸式門扉において、
    ガイドローラがV字状溝を有しており、前記V字状溝の溝底面に鉛直荷重が掛かっていることを特徴とする複連引戸式門扉。
  3. 請求項1または2に記載した複連引戸式門扉において、
    上側係合連結機構として、
    一方の引戸には、ガイドローラが軸芯方向を鉛直方向とする姿勢で取り付けられて、
    他方の引戸には、係合相手のガイドレールが設けられており、
    前記ガイドレールが一対備えられ前記ガイドローラを開閉方向と直交する方向で挟み込んでいるか、または前記ガイドローラが一対備えられ前記ガイドレールを開閉方向と直交する方向で挟み込んでいることを特徴とする複連引戸式門扉。
  4. 請求項3に記載した複連引戸式門扉において、
    上側係合連結機構では、ガイドローラが他方の引戸のパネルの厚さ方向内側または上側に取り付けられていることを特徴とする複連引戸式門扉。
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