JP4520435B2 - 引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造 - Google Patents

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本発明は、倉庫等の出入口に設置され、下部レールにて扉の自重を担持するとともに上部ガイドレールにてガイドされて開閉する引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造に関する。
大型倉庫のような重量構造物においては、その出入口に設置される扉の重量も大きい。比較的扉の重量が小さい場合には、特開平7−259422号公報に開示されたもののように、開閉扉の設置・取付けのために、開閉扉が吊り下げられた支持部材を調整部材によって前後および高さを調整可能に構成したものがある。しかしながら、開閉扉が吊り下げられているため、前記支持部材の負担が大きく調整作業にも大きな力を必要とした。そのため、重量の大きな扉の場合には、下部レールにて扉の自重を担持するとともに上部ガイドレールにてガイドされて開閉する引戸式扉が提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第101603号明細書(特許請求の範囲参照)
前記特許文献1に開示された格納庫類出入口ガーダーについて図8を用いて簡単に説明する。トラス101の中央部分(図8(A)に示した格納庫の間口における幅方向の中央部)に導部102を設け、該導部102に出入口ガーダー(図示省略、図8(A)のトラス101の下方の空間部分に配設される引戸等)を取付け可能にした摺動子103を上下摺動自在に装着し、かつ該摺動子103をターンバックル107、108等の進退装置にて上下動自在にかつ適宜の位置に定駐可能に構成するとともに、前記摺動子103を上下動させることにより、摺動子103の下部104に定着された前記出入口ガーダーの中央部分を上下させ、前記トラス101の中央部分の湾曲を矯正するように構成したものである。
このような格納庫類出入口ガーダーにより、トラス101および出入口ガーダーの自重に基づく垂直荷重による変形に対して、トラス101等の支持構造物自体の中央部分を上下に調整可能に構成することで構造物の変形を矯正し、出入口ガーダー等の扉の開閉を容易かつ円滑に行うことができるようにした。
しかしながら、格納庫等倉庫への重量物の移動に伴う地盤沈下等から構造物自体あるいは扉を支持する下部レール等が変形した場合には、トラス101等の上部支持構造体自体の中央部の上下調整のみでは対処が困難で、中央部以外の箇所にも調整すべき手段を設置する必要が生じた。また、前記従来例のものでは、支持構造体である摺動子103自体を上下調整するものであるため、その重量も重く、装置自体も大掛かりになりがちであった。
そこで本発明は、従来の倉庫等の扉装置における諸課題を解決して、扉の上部支持構造体において上部ガイドレールを上部支持構造体から分離し、該上部ガイドレールのみを上下動ないし前後動させて、調整手段の軽量・簡素化と、上部ガイドレールの上下位置調整による扉移動の円滑化ならびに風等の外力に基づく扉のガタによる騒音をも抑制できる引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造を提供することを目的とする。
このため本発明は、倉庫等の出入口に設置され、下部レールにて扉の自重を担持するとともに上部ガイドレールにてガイドされて開閉する引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造において、前記上部ガイドレールを、所定間隔を置いて並置された一対のガイド板間を長さ方向に所定間隔で横桟にて連結してなるレール受材の横桟に調整吊り部材にて上下位置調整自在に吊持させるとともに、前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するように構成したことを特徴とする。また本発明は、前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するに、これら上部ガイドレールとレール受材のガイド板との間に予め間隙を設けるとともに、この間隙を詰める前後調整部材をガイド板または横桟あるいは上部ガイドレールに設置したことを特徴とする。また本発明は、前記レール受材を構成する一対のガイド板を連結する横桟の間に一対のガイド板を斜めラチス材にて連結して平面トラス構造体の一部として構成し、扉が受ける風荷重等の外力を前記上部ガイドレールを介して平面トラス構造体から倉庫等の構造物に伝達するように構成したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
本発明によれば、倉庫等の出入口に設置され、下部レールにて扉の自重を担持するとともに上部ガイドレールにてガイドされて開閉する引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造において、前記上部ガイドレールを、所定間隔を置いて並置された一対のガイド板間を長さ方向に所定間隔で横桟にて連結してなるレール受材の横桟に調整吊り部材にて上下位置調整自在に吊持させるとともに、前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するように構成したことにより、扉の上部支持構造体であるレール受材に対して分離構成された上部ガイドレールのみを上下動させることができるので、上部ガイドレールの上下位置調整手段の軽量・簡素化が図れる。しかも、上部ガイドレールの前後がレール受材にて挟持されていることにより、風荷重等の外力を受けた扉がガイドレールを介してレール受材との間のガタによる騒音を発生させることがない。かくして、上部ガイドレールの上下位置調整により構造物の地盤沈下等に対応させて扉の開閉を円滑にでき、扉自体に何ら格別の手段を施す必要もない。
また、前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するに、これら上部ガイドレールとレール受材のガイド板との間に予め間隙を設けるとともに、この間隙を詰める前後調整部材をガイド板または横桟あるいは上部ガイドレールに設置した場合は、上部ガイドレールとレール受材との間の前後隙間精度を高くする必要がなく、製造が容易となる他、その後の地盤沈下等に基づく、倉庫等構造物の変形ないしは上部ガイドレールとレール受材との間の前後隙間における局部的な変形ずれに適正に対応させることができる。さらに、前記レール受材を構成する一対のガイド板を連結する横桟の間に一対のガイド板を斜めラチス材にて連結して平面トラス構造体の一部として構成し、扉が受ける風荷重等の外力を前記上部ガイドレールを介して平面トラス構造体から倉庫等の構造物に伝達するように構成した場合は、扉が受ける風荷重等の外力を、レール受材から強度部材である平面トラス構造体の一部を構成するレール受材を介して、倉庫等の構造物の一部の端部柱等に軸力として円滑に伝達して分散することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第1実施例の平面、断面および要部側面図、図2は本発明の上部ガイドレールの支持構造を採用した倉庫等構造物の説明図、図3は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第2実施例の平面および要部断面、図4は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第3実施例の平面および断面図、図5は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第4実施例の平面および断面図、図6は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第5実施例の平面および断面図、図7は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第6実施例の平面および断面図である。
本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の基本的な構成は、図1の第1実施例に示すように、倉庫等の出入口に設置され、下部レール2にて扉1の自重を担持するとともに上部ガイドレール3にてガイドされて開閉する引戸式扉1における上部ガイドレール3の支持構造において、前記上部ガイドレール3を、所定間隔を置いて並置された一対のガイド板4A間を長さ方向に所定間隔で横桟4Bにて連結してなるレール受材4の横桟4Bに調整吊り部材8にて上下位置調整自在に吊持させるとともに、前記上部ガイドレール3の前後をレール受材4のガイド板4Aにて挟持するように構成したことを特徴とする。
以下に詳述する。図2(A)(B)に示すように、倉庫等の構造物15における前面の間口部に、多数の引戸状の扉1、1・・が配置され、開口部の上縁の左右に渡り、これらの扉1の上部をガイド自在に保持する上部ガイドレール3およびレール受材4が配設される。図2(C)に示すように、多数の扉1は左右それぞれ前後(図面上では上下)に3段の列状に重畳されており、開扉時には戸袋24内に格納して収納される。図2(D)は各扉1の上部をガイド自在に保持する上部ガイドレール3の平面図である。図2(E)は前記上部ガイドレール3を挟持しつつ分離構成されたレール受材4が、倉庫等の構造物の一部の端部柱16等に連結された状態の平面図である。レール受材4は、一対のガイド板を連結する横桟の間に一対のガイド板を斜めのラチス材13等により補強連結された平面トラス構造体14を構成する。倉庫等の構造物15における前面の間口部の上縁の左右に渡って配設されたレール受材4および上部ガイドレール3を以下に詳述する。
図1に戻り、倉庫等の構造物15(図2)の前面開口部の上縁壁面に沿って上部ガイドレール3を挟持したレール受材4が配設されている。構造物15の前面開口部の上縁壁面に沿う方向とは、図1(A)では図面上下方向、図1(B)では紙面に直交する方向である。前記図2(E)に示した平面トラス構造体14を構成するレール受材4は、上縁壁面に沿う方向に所定間隔(横桟3Cの前後幅に相当)を置いて並置された一対のL字形アングル材からなるガイド板4Aの前後(図1(A)で左右方向)間を横桟4Bにてボルトナット等により連結する。横桟4BもL字形アングル材からなり、図1(B)に示すように、前記ガイド板4Aの水平部4AHと横桟4Bの水平部4BHとが連結される。横桟4Bはガイド板4Aの長さ方向に所定間隔にて設置される。
一方、図1(B)に示すように、前記一対のガイド板4Aにおける垂直部4AV間には、上部ガイドレール3が配設される。図1(C)を参照しつつ、上部ガイドレール3は、前記ガイド板4A、4A間で、これらガイド板4A、4Aと平行に配設される基板3Bと、該基板3Bの底面から垂設され扉1の数に応じたガイド壁部3A、・・が設けられる。基板3Bの上面において、所定間隔毎で前記横桟4Bと対応する位置に横桟3Cが溶接等により配設される。これらのレール受材4側の横桟4Bと上部ガイドレール3側の横桟3Cとが、調整吊りボルト8およびナット9によって吊り下げられる。調整吊りボルト8およびナット9は、横桟4Bの水平部4BHと横桟3Cの水平部3CHとの間に挿入される。前記横桟3Cにおける水平部3CHと垂直部3CVおよび基板3Bの前後端面は、ガイド板4Aにおける垂直部4AV間にほぼ隙間なく挟持される。前記ガイド壁部3A、3A間に、扉1の上端部に配設されたローラ軸12に軸支されたローラ5が転動かつ前後方向に規制されてガイド自在に配置される。扉1の下部は、敷居部材10の上に配設された下部レール2上に、支持ローラ11を介して扉1の各自重を転動自在に担持する。
このように構成されているので、万一、その後の地盤沈下等に起因して、倉庫等構造物15の変形ないしは上部ガイドレール3とレール受材4との間の上下隙間における局部的な変形ずれが生じて引戸式扉の円滑な移動が困難となった場合には、扉1の上部支持構造体であるレール受材4に対して分離構成された比較的軽量な上部ガイドレール3のみを、簡素な構造の調整吊り部材であるボルト8に対するナット9の回動調整によって上下動させて適正な位置に修正することで、引戸式扉の円滑な転動が可能となる。しかも、比較的軽量な上部ガイドレール3のみを調整すればよいので、上下位置調整手段の軽量・簡素化が図れる。また、レール受材4が前後方向に変形ずれを生じた場合でも、上部ガイドレール3の前後がレール受材4にて挟持されていることで、レール受材4に吊持された上部ガイドレール3がレール受材4の変形ずれに追従することにより、風荷重等の外力を受けた扉が上部ガイドレール3を介してレール受材4との間のガタによる騒音を発生させることがない。また、上下調整やガタ騒音防止のために扉自体に何ら格別の手段を施す必要もない。
図3は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第2実施例の平面および要部断面である。図3では引戸式扉1およびローラ5等が図示省略されている。本実施例のものは、図3(B)に示すように、上部ガイドレール3の前後をレール受材4にて挟持するに、これら上部ガイドレール3における例えば前部(図面左側)端面(図示の例では受板20を介設してある)とレール受材4のガイド板4Aにおける垂直部4AVとの間に予め間隙を設けるとともに、この間隙を詰める前後調整部材18、19を設置したものである。本実施例のものによると、上部ガイドレール3における前部の受板20とレール受材4のガイド板4Aにおける垂直部4AVとの間の前後隙間精度を高くする必要がなくて、製造が容易となる他、その後の地盤沈下等に起因して、倉庫等構造物の変形ないしは上部ガイドレール3とレール受材4との間の前後隙間における局部的な変形ずれが生じた場合には、調整すべき対応する部位に位置する前後調整部材である調整横ボルト・ナット18、19の前後調整によって適正に対応させることができる。なお、レール受材4における横桟4Bの調整吊りボルト8用の孔は長孔6(図3(A))とされ、横桟4Bに対する上部ガイドレール3の前後位置の微調整が可能である。以下の各実施例においても同様である。
図4は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第3実施例の平面および断面図である。本実施例のものは、前記図3の実施例2のものを基本構成としており、図4(B)に示すように、上部ガイドレール3とレール受材4のガイド板4Aにおける垂直部4AVとの間に予め間隙を設けるものとして、前後のいずれにも隙間を設けたものである。したがって、上部ガイドレール3の基板3Bおよび横桟3Cの前後端面に受板20を設置するとともに、レール受材4における前後のガイド板4A、4Aにおける各垂直部4AVとの間に、前後調整部材である調整横ボルト・ナット18、19をそれぞれ配設したものである。本実施例では、上部ガイドレール3の受板20側から調整横ボルト18をガイド板4A、4Aにおける各垂直部4AV側に向けて設置し、垂直部4AVの表面側から調整ナット19にて調整するものである。本実施例では前後のいずれ側からも隙間調整ができるので、構造物の微妙な変形に対して上部ガイドレール3の細かな微調整が可能となる。
図5は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第4実施例の平面および断面図である。本実施例では、上部ガイドレール3における横桟3Cの上部の水平部3CHの前後のいずれにも、L字形の調整板3D、3Eを設置したものである。これらの調整板3D、3Eは、上部ガイドレール3のレール受材4に対する上下調整用の調整吊りボルト8に螺合される固定ナット23により共締めされる。図示の例では、少なくとも後側(図面右側)の調整板3Eのものには、長孔21が形成されており、該長孔21に前記調整吊りボルト8が挿入されて緊締されるように構成されている。これによって、調整吊りボルト8に対する固定ナット23の緊締の際に、前記長孔21における調整吊りボルト8の位置を選定することで、調整板3Eの後方への突出量が決定される。この突出量を調整することで、隙間調整が可能となる。長孔は前側の調整板3Dにも形成できる。
図6は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第5実施例の平面および断面図である。本実施例のものは、前記図5の第4実施例のものが調整板3D、3Eを上部ガイドレール3の横桟3Cに設置していたのに対して、レール受材4における横桟4Bの水平部4BHに設置して調整板4D、4Eとしたものである。これらの調整板4D、4Eにおける垂直部4DV、4EVにて上部ガイドレール3の横桟3Cの前後端面をガイドして挟持するものである。少なくとも後側の調整板4Eにおけるボルト・ナットへの緊締用の孔を長孔22としたことにより、上部ガイドレール3との間の隙間調整を行える。長孔22は前側の調整板4Dにも形成できる。なお、レール受材4における横桟4Bは、L字形のガイド板4Aにて抱持される形態にて支持される。
図7は本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第6実施例の平面および断面図である。本実施例のものは、前記図5の第4実施例のものにおける前後一対の調整板3D、3Eに代えて、これらを一体に構成して1つの調整板3Dとしたものである。したがって、調整板3Dの前後の端部を下方へ折り返した垂直部が、レール受け材4におけるガイド板4A、4Aの垂直部4AV、4AVに当接してガイドされる。調整板3Dにおける調整吊りボルト8への前後一対の挿入用の孔は長孔21として形成され、調整板3Dに対する上部ガイドレール3の横桟3Cの位置調整が行われる。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内で、倉庫等構造物の種類、出入口の形状、形式、下部レールの形状、形式および敷居部材における敷設形態、ガイドローラおよび支持ローラの形状、形式(単列、複列)、ガイドローラおよび支持ローラの軸支形態を含む扉の形状、形式、数および配列形態(互いに前後に重畳して格納する複数列配列等、単列もあり得る)、L字形アングル材(U字形チャンネル材等も採用可能)等を構成部材とした上部ガイドレールの形状(ガイド壁部の垂設形態、横桟と基板との関連構成、受板の設置形態、調整板の形状およびその横桟への設置形態)、形式、L字形アングル材等を構成部材としたレール受材の形状(横桟とガイド板との関連構成、ガイド板の形状およびその上部ガイドレールへの挟持形態)、形式、調整吊り部材による上下位置調整形態(ボルトに対するナットの螺合、固設ナットへのボルトの螺合、場合によってはターンバックルも採用可能)、予め設定される上部ガイドレールとレール受材との間の水平方向の前後隙間の量、前後調整部材の形状、形式(ボルトに対するナットの螺合、固設ナットへのボルトの螺合)および上部ガイドレールまたはレール受材への設置形態、レール受材の平面トラス構造体としての形態、平面トラス構造体から倉庫等の構造物への荷重の伝達形態等については適宜選定できる。また、実施例に記載の諸元はあらゆる点で単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはならない。
本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第1実施例の平面、断面および要部側面図である。 本発明の上部ガイドレールの支持構造を採用した倉庫等構造物の説明図である。 本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第2実施例の平面および要部断面である。 本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第3実施例の平面および断面図である。 本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第4実施例の平面および断面図である。 本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第5実施例の平面および断面図である。 本発明の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造の第6実施例の平面および断面図である。 従来の格納庫類出入口ガーダーの説明図である。
符号の説明
1 扉
2 下部レール
3 上部ガイドレール
3A ガイド壁部
3B 基板
3C 横桟
4 レール受材
4A ガイド板
4B 横桟
5 ガイドローラ
6 長孔
8 調整吊り部材(ボルト等)
9 調整ナット
10 敷居部材
11 支持ローラ
12 ローラ軸
BN ボルトナット等

Claims (3)

  1. 倉庫等の出入口に設置され、下部レールにて扉の自重を担持するとともに上部ガイドレールにてガイドされて開閉する引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造において、前記上部ガイドレールを、所定間隔を置いて並置された一対のガイド板間を長さ方向に所定間隔で横桟にて連結してなるレール受材の横桟に調整吊り部材にて上下位置調整自在に吊持させるとともに、前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するように構成したことを特徴とする引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造。
  2. 前記上部ガイドレールの前後をレール受材のガイド板にて挟持するに、これら上部ガイドレールとレール受材のガイド板との間に予め間隙を設けるとともに、この間隙を詰める前後調整部材をガイド板または横桟あるいは上部ガイドレールに設置したことを特徴とする請求項1に記載の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造。
  3. 前記レール受材を構成する一対のガイド板を連結する横桟の間に一対のガイド板を斜めラチス材にて連結して平面トラス構造体の一部として構成し、扉が受ける風荷重等の外力を前記上部ガイドレールを介して平面トラス構造体から倉庫等の構造物に伝達するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の引戸式扉における上部ガイドレールの支持構造。
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