JP6835707B2 - オキサ酸化合物 - Google Patents

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Description

本発明はオキサ酸化合物に関する。
皮膚症状の処置のための活性主成分として、カルボニル基のβ位が酸素原子であるオキサ酸を使用することが特表2000−511900号公報(特許文献1)に記載されている。また、カルボニル基のβ位が酸素原子であるオキサ酸を薬剤に共有結合させてプロドラッグを形成することが特表2003−513884号公報(特許文献2)に記載されている。
日本国公表特許公報「特表2000−511900号公報(2000年9月12日公開)」 日本国公表特許公報「特表2003−513884号公報(2003年4月15日公開)」
近年、含エーテル脂肪酸系化合物であるオキサ酸化合物は、DDS(ドラッグデリバリーシステム)分野及び化粧品分野において、その重要性を増している。DDS分野における用途としては、「薬剤経口投与後の吸収促進剤としての用途」、「効能物質の経皮吸収促進剤としての用途」及び「薬理活性物質のプロドラッグ化の用途」等が挙げられる。化粧品分野における用途としては、「健康促進物質(いわゆるサプリメント)経口投与後の吸収促進剤としての用途」及び「化粧品の経皮吸収促進剤としての用途」等が挙げられる。
分子量及び親水親油バランスの異なるオキサ酸を提供することは、DDS分野及び化粧品分野における製剤設計の極性コントロールに役立つと期待される。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、分子量及び親水親油バランスの異なる多様なオキサ酸の提供を実現することにある。
本発明の一実施形態に係る化合物は、前記の課題を解決するために、下記式(1)
Figure 0006835707
(式(1)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜35の整数であり、nは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)、
又は、下記式(2)
Figure 0006835707
(式(2)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜30の整数であり、qは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)
で表される構造を有することを特徴としている。
本発明によれば、分子量及び親水親油バランスの異なる多様なオキサ酸の提供を実現することができる。
本発明の実施例1において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。 本発明の実施例4において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。 本発明の実施例9において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。 本発明の実施例11において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。 本発明の実施例12において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。 本発明の実施例13において得られた化合物のH−NMRチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、記述した範囲内で種々の変形を加えた態様で実施できるものである。また、本明細書中に記載された学術文献および特許文献の全てが、本明細書中において参考として援用される。なお、本明細書において特記しない限り、数値範囲を表す「A〜B」は、「A以上、B以下」を意味する。
〔本発明の一実施形態に係る化合物〕
本発明の一実施形態にかかる化合物は、下記式(1)
Figure 0006835707
(式(1)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜35の整数であり、nは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)、
又は、下記式(2)
Figure 0006835707
(式(2)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜30の整数であり、qは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)
で表される構造を有している。
上記式(1)において、Rの炭素数は1〜36であればよいが、Rの炭素数はより好ましくは2〜36であり、さらに好ましくは4〜36であり、さらに好ましくは6〜36であり、特に好ましくは8〜36であり、最も好ましくは9〜36である。ここで、Rは、直鎖状であっても分枝状であってもよい。
また、Rは炭化水素基であってもよいし、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい。
さらに、Rは、飽和であっても不飽和であってもよいが、より好ましくは飽和炭化水素基又は該飽和炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されている基である。
mは0〜35の整数であればよいが、mはより好ましくは0〜20の整数である。nは2〜5の整数であればよいが、nはより好ましくは3〜4の整数であり、さらに好ましくは3である。
上記式(1)における、R、m、及びnのより好ましい組合せとしては、以下の(A)〜(E)の組合せを挙げることができる。
(A):R:炭素数2〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、m:0〜20の整数、及びn:3または4
(B):R:炭素数4〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、m:0〜20の整数、及びn:3または4
(C):R:炭素数6〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、m:0〜20の整数、及びn:3または4
(D):R:炭素数8〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、m:0〜20の整数、及びn:3または4
(E):R:炭素数9〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、m:0〜20の整数、及びn:3または4
式(2)において、「−C−」と記載の2価の炭化水素基は、炭素数が3の飽和炭化水素基であれば、直鎖状であっても分枝状であってもよい。式(2)において「−C−」と記載の2価の炭化水素基としては、−CH−CH−CH−、−CH(CH)−CH−、−CH−CH(CH)−、−CH(CH−CH)−、及び−C(CH−を挙げることができる。
また、式(2)において、Rの炭素数は1〜36であればよいが、Rの炭素数はより好ましくは2〜36であり、さらに好ましくは4〜36であり、さらに好ましくは6〜36であり、特に好ましくは8〜36であり、最も好ましくは9〜36である。ここで、Rは、直鎖状であっても分枝状であってもよい。
また、Rは炭化水素基であってもよいし、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい。
さらに、Rは、飽和であっても不飽和であってもよいが、より好ましくは飽和炭化水素基又は該飽和炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されている基である。
pは0〜30の整数であればよいが、pはより好ましくは0〜20の整数である。qは2〜5の整数であればよいが、qはより好ましくは3〜4の整数であり、さらに好ましくは3である。
上記式(2)における、R、p、及びqの好ましい組合せとしては、以下の(F)〜(J)の組合せを挙げることができる。
(F):R:炭素数2〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、p:0〜20の整数、及びq:3または4
(G):R:炭素数4〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、p:0〜20の整数、及びq:3または4
(H):R:炭素数6〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、p:0〜20の整数、及びq:3または4
(I):R:炭素数8〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、p:0〜20の整数、及びq:3または4
(J):R:炭素数9〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよい、p:0〜20の整数、及びq:3または4
上記式(1)及び(2)において、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基であればよい。−C(=O)−Xが化学反応可能な官能基であれば、薬剤、生理活性物質、生体機能分子等に存在する官能基と反応する。それゆえ、本発明の一実施形態にかかる化合物を、薬剤の吸収促進剤としての用途、薬理活性物質のプロドラッグ化用途に好適に用いることができる。
−C(=O)−Xは、より具体的には、活性エステル基、アルデヒド基、カルボキシマレイミド基、カルボキシ基、カルバモイル基、カルバゾイル基、及び、ハロホルミル基よりなる群から選択されることが好ましい。
前記活性エステルとしては、より具体的には、Xが、スクシンイミジルオキシ基、4−ニトロフェノキシ基、フタルイミジルオキシ基、1−イミダゾリル基、ペンタフルオロフェノキシ基、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ基、7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ基等である活性エステルを挙げることができる。また、ハロホルミル基としては、フルオロホルミル基、クロロホルミル基、ブロモホルミル基、及び、ヨードホルミル基を挙げることができる。
中でも、上記式(1)及び(2)において、Xは、下記式(a)から(k)で表される基であることがより好ましい。
Figure 0006835707
式(a)中、Rは水素原子又はスルホ基である。前記スルホ基としては、例えばスルホン酸ナトリウム及びスルホン酸カリウムを挙げることができる。Rはより好ましくは水素原子である。式(d)中、Rは水素原子又は炭素数1〜5の直鎖状又は分枝状の炭化水素基である。
本発明の一実施形態に係る化合物のより具体的な一例としては、下記式(3)〜(15)で表される構造を有する化合物を挙げることができる。
Figure 0006835707
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本発明の一実施形態に係る化合物にはHLB値の異なる多様なオキサ酸が含まれる。本発明の一実施形態に係る化合物のHLB値は好ましくは3〜15であり、より好ましくは3〜9である。
例えば、本発明の一実施形態に係る化合物の上述した組合せが(E)または(J)である場合は、かかる化合物は、低い範囲のHLB値を有し、そのHLB値は3〜5である。
また、例えば、上記式(1)におけるRの炭素数が2〜3である場合、或いは、上記式(2)におけるRの炭素数が2〜3である場合は、かかるRまたはRを有する化合物は、高い範囲のHLB値を有し、そのHLB値は8〜9である。
本発明の一実施形態に係る化合物はこのように親水親油バランスの異なる多様なオキサ酸を含むので、DDS分野及び化粧品分野における製剤設計の極性コントロールに好適に用いることができる。
ここで、本発明においてHLB値とは、デイビス法により算出されたHLB値をいう。デイビス法とは、分子を基(原子団)に分割し、種々の基に対して与えられた基特有の基数(HLB Group Number)を用いてHLB値を算出する方法で、具体的には、Gas/Liquid and Liquid/Liquid Interfaces. Proceedings of 2nd International Congress Surface Activity, Butterworths, London 1957の第429ページ−第431ページの「The hydrophilic-lipophilic balance(HLB) of the emulsifier」に基づき算出される。
〔本発明の一実施形態に係る化合物の製造方法〕
本発明の一実施形態に係る化合物は、例えば以下に示す方法によって製造することができる。但し、本発明の一実施形態に係る化合物の製造方法は下記に示す方法に限定されるものではない。
まず、環状ラクトンと、それぞれ下記式(16)及び(17)で表されるアルコールとをエステル化及びエーテル化反応させる。次に、この反応により得られた生成物を加水分解することによって、それぞれ、上記式(1)及び(2)で表される化合物であってXが−OHであるカルボン酸を得る。その後、得られたカルボン酸のカルボキシ基を、エステル化反応、アミド化反応、その他の公知の種々の官能基相互変換反応によって誘導体化することにより、上記式(1)及び(2)で表される構造を有する化合物を得ることができる。
Figure 0006835707
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即ち、本発明の一実施形態に係る上記式(1)で表される構造を有する化合物の製造方法の一例は、(i)環状ラクトンと上記式(16)で表される構造を有するアルコールとを反応させる工程と、(ii)前記(i)の工程で得られた生成物を加水分解する工程とを少なくとも含んでいる。本発明の一実施形態に係る上記式(1)で表される構造を有する化合物の製造方法の当該一例は、さらに、(iii)前記(ii)の工程で得られた式(1)で表される化合物であってXが−OHである化合物(カルボン酸)のカルボキシル基を誘導体化する工程を含んでいてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る上記式(2)で表される構造を有する化合物の製造方法の一例は、(i)環状ラクトンと上記式(17)で表される構造を有するアルコールとを反応させる工程と、(ii)前記(i)の工程で得られた生成物を加水分解する工程とを少なくとも含んでいる。本発明の一実施形態に係る上記式(2)で表される構造を有する化合物の製造方法の当該一例は、さらに、(iii)前記(ii)の工程で得られた式(2)で表される化合物であってXが−OHである化合物(カルボン酸)のカルボキシル基を誘導体化する工程を含んでいてもよい。
ここで、上記式(1)及び(2)で表される化合物の製造方法において用いられる環状ラクトンとしては、例えば、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン及びε−カプロラクトン等を挙げることができる。
また、本発明の一実施形態に係る化合物は、上述した反応を十分に行った後に、公知の方法、例えば、減圧蒸留、シリカゲルクロマトグラフィー及び晶析等を用いて生成物を適宜精製することによって、生理活性タンパク質、ペプチド、抗体、核酸および低分子薬剤などの生体機能分子の吸収促進剤として用いることができる。さらに、リポソーム及びポリマーミセルなどの薬剤キャリアの化学修飾剤や同キャリアの吸収促進剤として用いることもできる。
なお、本発明の一実施形態に係る化合物には、勿論、上記精製を行う前の化合物も、上記精製を行った後の化合物も含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本願発明は以下の構成を有するものである。
〔1〕下記式(1)
Figure 0006835707
(式(1)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜35の整数であり、nは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)、又は、下記式(2)
Figure 0006835707
(式(2)中、Rは炭素数1〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜30の整数であり、qは2〜5の整数であり、−C(=O)−Xは化学反応可能な官能基である)で表される構造を有する化合物。
〔2〕前記式(1)中、Rは炭素数2〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜20の整数であり、nは3〜4の整数であり、前記式(2)中、Rは炭素数2〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜20の整数であり、qは3〜4の整数である、〔1〕に記載の化合物。
〔3〕前記式(1)中、Rは炭素数4〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜20の整数であり、nは3〜4の整数であり、前記式(2)中、Rは炭素数4〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜20の整数であり、qは3〜4の整数である、〔1〕又は〔2〕に記載の化合物。
〔4〕前記式(1)中、Rは炭素数6〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜20の整数であり、nは3〜4の整数であり、前記式(2)中、Rは炭素数6〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜20の整数であり、qは3〜4の整数である、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の化合物。
〔5〕前記式(1)中、Rは炭素数8〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜20の整数であり、nは3〜4の整数であり、前記式(2)中、Rは炭素数8〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜20の整数であり、qは3〜4の整数である、〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の化合物。
〔6〕前記式(1)中、Rは炭素数9〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、mは0〜20の整数であり、nは3〜4の整数であり、前記式(2)中、Rは炭素数9〜36の直鎖状又は分枝状の炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素原子の一部が酸素原子、窒素原子又は硫黄原子で置換されていてもよく、pは0〜20の整数であり、qは3〜4の整数である、〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の化合物。
〔7〕前記式(1)中、nは3であり、前記式(2)中、qは3である、〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の化合物。
〔8〕前記式(1)中、Rは直鎖状の炭化水素基であり、前記式(2)中、Rは直鎖状の炭化水素基である、〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の化合物。
〔9〕下記化学式(3)〜(15)のいずれかで表される構造を有する化合物。
Figure 0006835707
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以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は実施例によって限定されるものではない。
〔実施例1:式(3)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH−CH−CH(CH)−CHであり、mが1である上記式(16)で表されるアルコール1320gと、p−トルエンスルホン酸19gとを入れ、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、155〜165℃で、式(3)で表される化合物160gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図1に、HLBを表1に示す。
〔実施例2:式(4)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール1341gと、p−トルエンスルホン酸19gとを入れ、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、155〜165℃で、式(4)で表される化合物140gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例3:式(5)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHであり、mが0である上記式(16)で表されるアルコール1443gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、165〜175℃で、式(5)で表される化合物184gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例4:式(6)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHあり、mが1である上記式(16)で表されるアルコール1462gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、165〜175℃で、式(6)で表される化合物163gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図2に、HLBを表1に示す。
〔実施例5:式(7)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH(CH)−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール1482gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、165〜175℃で、式(7)で表される化合物153gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例6:式(8)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHであり、mが0である上記式(16)で表されるアルコール1583gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、170〜180℃で、式(8)で表される化合物208gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例7:式(9)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール1622gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、165〜175℃で、式(9)で表される化合物186gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例8:式(10)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH−CH(CH)−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール1622gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、165〜175℃で、式(10)で表される化合物149gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例9:式(11)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH−CH(CH−CH)−(CH−CHであり、mが1である上記式(16)で表されるアルコール1742gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、180〜190℃で、式(11)で表される化合物211gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図3に、HLBを表1に示す。
〔実施例10:式(12)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH11−CHであり、mが0である上記式(16)で表されるアルコール1863gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、195〜205℃で、式(12)で表される化合物232gを留分として分取した。得られた化合物のHLBを表1に示す。
〔実施例11:式(13)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール1903gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、190〜200℃で、式(13)で表される化合物221gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図4に、HLBを表1に示す。
〔実施例12:式(14)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−(CH−CHであり、mが3である上記式(16)で表されるアルコール2063gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、190〜200℃で、式(14)で表される化合物175gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図5に、HLBを表1に示す。
〔実施例13:式(15)で表される化合物の製造〕
脱水塔を備えた10リットルのガラス容器に、γ−ブチロラクトン861gと、Rが−CH−CH(CH−CH)−(CH−CHであり、mが2である上記式(16)で表されるアルコール2183gと、p−トルエンスルホン酸19gとを加え、120℃で64時間撹拌し反応させた。その後、400Pa、150℃で未反応物を蒸留除去して粗生成物を得た。得られた粗生成物に、水4000gと水酸化カリウム112gとを加え、80℃で2時間撹拌することにより加水分解を行った。その後、反応液が酸性になるまで塩酸を加え、これを静置後、有機層を分取した。この有機層を10重量%の酢酸ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、400Pa、200〜215℃で、式(15)で表される化合物305gを留分として分取した。得られた化合物のH−NMRチャートを図6に、HLBを表1に示す。
Figure 0006835707
本発明の一実施形態に係る化合物は、DDS分野及び化粧品分野における吸収促進剤としての用途、薬理活性物質のプロドラッグ化用途等に用いることができ、非常に有用である。

Claims (1)

  1. 下記化学式(3)、(7)、(9)〜(11)及び(13)〜(15)のいずれかで表
    される構造を有する化合物。
    Figure 0006835707
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