JP6834396B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6834396B2
JP6834396B2 JP2016224785A JP2016224785A JP6834396B2 JP 6834396 B2 JP6834396 B2 JP 6834396B2 JP 2016224785 A JP2016224785 A JP 2016224785A JP 2016224785 A JP2016224785 A JP 2016224785A JP 6834396 B2 JP6834396 B2 JP 6834396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
intake pipe
condensed water
valve opening
opening degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016224785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018080676A (ja
JP2018080676A5 (ja
Inventor
啓祐 片原
啓祐 片原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2016224785A priority Critical patent/JP6834396B2/ja
Publication of JP2018080676A publication Critical patent/JP2018080676A/ja
Publication of JP2018080676A5 publication Critical patent/JP2018080676A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6834396B2 publication Critical patent/JP6834396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、車両の吸気通路内に凝縮した凝縮水を排出する技術として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の車両用吸気装置は、サージタンクの吸気流れ下流側に設けられ、エンジンの気筒内に吸気を導入する吸気ブランチを備える吸気マニホールドと、を具備し、車両搭載時におけるサージタンクと吸気ブランチとの接続部の下縁が、車両搭載時におけるサージタンクの下部より上側に設けられている。
そして、この車両用吸気装置は、スロットルバルブの吸気流れ上流側と吸気ブランチとをサージタンクをバイパスして連通する連通管と、車両搭載時におけるサージタンクの下部と連通管とを連通する排出管と、連通管と排出管の接続口よりも吸気流れ上流側に配置された連通管を開閉する開閉バルブと、制御装置とを備えている。
この車両用吸気装置において、制御装置は、エンジンの運転状態が減速運転時に開閉バルブを開く制御を行い、減速運転のためにスロットルバルブを閉弁することで発生した負圧により、サージタンクの下部に溜まりこんだ凝縮水を排出してエンジンの気筒内に導入するようになっている。
特開2012−87773号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、車両の減速状態への移行に伴ってスロットルバルブを閉弁する場合以外は、凝縮水を排出する負圧を得ることができない。
このため、特許文献1に記載のものは、車両が一定速度で走行している状態では凝縮水を排出することができず、凝縮水を排出する機会が少ないという問題がある。凝縮水を排出する機会が少ないためにサージタンクに水が多く溜まってしまうと、エンジンの失火を引き起こすおそれがある。このため、凝縮水を排出する機会を多くすることが求められていた。
そこで、本発明は、凝縮水を排出する機会を多く確保できる車両の制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する車両の制御装置の発明の一態様は、吸気が通過する吸気管と、前記吸気管に配置されたスロットルバルブとを有し、前記スロットルバルブのスロットルバルブ開度に応じたエンジントルクを発生する内燃機関と、バッテリの電力を用いて発生したモータトルクにより前記エンジントルクをアシストする電動機と、前記吸気管における前記スロットルバルブの上流部と下流部とを連通する連通管と、前記吸気管における凝縮水が発生する凝縮水発生部位の底部から前記連通管に凝縮水を排出する排出管と、を有し、前記下流部の吸気管圧力が低下したときに前記上流部と前記下流部との間に発生する圧力差によって前記上流部の空気の一部を前記連通管を通して前記下流部に導入し、前記凝縮水発生部位の底部の凝縮水を前記排出管を介して前記連通管に引き込んで前記下流部に排出する凝縮水排出装置と、を備える車両の制御装置であって、所定条件が成立した場合に、前記吸気管圧力が低下して前記凝縮水が排出されるよう前記スロットルバルブ開度を減少し、かつ、前記電動機にモータトルクを発生させる制御部を備え、前記制御部は、前記スロットルバルブ開度を減少する前の前記吸気管圧力に応じて、前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の一方を決定し、決定した前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の一方に基づいて、前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の他方を決定することを特徴とする。
このように本発明によれば、凝縮水を排出する機会を多く確保することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載する車両の構成図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置による凝縮水排出動作の手順を説明するフローチャートである。 図3は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置による凝縮水排出動作の実行時に、吸気管圧力が第1の所定圧力以上かつ第2の所定圧力未満であった場合の車両状態の変化を示すタイミングチャートである。 図4は、本発明の一実施例に係る車両の制御装置による凝縮水排出動作の実行時に、吸気管圧力が第2の所定圧力以上かつ第3の所定圧力未満であった場合の車両状態の変化を示すタイミングチャートである。
本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、吸気が通過する吸気管と、吸気管に配置されたスロットルバルブとを有し、スロットルバルブのスロットルバルブ開度に応じたエンジントルクを発生する内燃機関と、バッテリの電力を用いて発生したモータトルクによりエンジントルクをアシストする電動機と、吸気管におけるスロットルバルブより下流部の吸気管圧力が供給されることで、凝縮水が発生する凝縮水発生部位から凝縮水を排出する凝縮水排出装置と、を備える車両の制御装置であって、所定条件が成立した場合に、吸気管圧力が低下して凝縮水が排出されるようスロットルバルブ開度を減少し、かつ、電動機にモータトルクを発生させる制御部を備え、制御部は、スロットルバルブ開度を減少する前の吸気管圧力に応じて、スロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の一方を決定し、決定したスロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の一方に基づいて、スロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の他方を決定することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、凝縮水を排出する機会を多く確保することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施例に係る車両の制御装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施例に係る車両の制御装置を搭載した車両1は、内燃機関としてのエンジン2と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)30とを含んで構成されている。
エンジン2は、ピストンが気筒内を2往復する間に吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行なう4サイクルのエンジンによって構成されている。エンジン2は、例えば、ガソリンエンジンからなる。
各気筒に収納されたピストンは、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに連結されている。コネクティングロッドは、ピストンの往復動をクランクシャフトの回転運動に変換するようになっている。
エンジン2の吸気側には、空気をエンジン2に導入するためのインテークマニホールド8が設けられている。インテークマニホールド8は、サージタンク7を介して吸気管3に接続されている。エンジン2の排気側には、エンジン2内で燃焼によって発生した排気ガスを排出するための排気管9が設けられている。
吸気管3には、エンジン2に吸入される空気の量(吸気量)を調整するためのスロットルバルブ5が設けられている。スロットルバルブ5は、ECU30からの指令信号に応じて開度(スロットルバルブ開度)が制御されることで、吸気量を調整するようになっている。
このように、エンジン2は、吸気が通過する吸気管3と、吸気管3に配置されたスロットルバルブ5とを有している。そして、エンジン2は、スロットルバルブ5のスロットルバルブ開度に応じたエンジントルクを発生する。
吸気管3におけるスロットルバルブ5の上流部3Aには、吸気を圧縮するコンプレッサ4が設けられている。コンプレッサ4は、排気管9に設けられた図示しないタービンに連結されており、排気ガスがタービンを通過することで駆動される。このように、コンプレッサ4は、ターボ過給機の一部を構成している。
吸気管3におけるスロットルバルブ5より下流部3Bには、インタークーラ6が設けられており、このインタークーラ6は、コンプレッサ4で暖められた吸気を冷却する。また、この下流部3Bには、吸気管圧力センサ24が設けられており、吸気管圧力センサ24は、吸気の圧力を検出し、検出信号を吸気管圧力としてECU30に送信する。
なお、吸気管圧力センサ24の位置は吸気管3におけるスロットルバルブ5より下流側であればよい。例えば、吸気管圧力センサ24はサージタンク7に配置されていてもよい。
エンジン2には、吸気管3と排気管9とを連通するEGR管10が設けられている。EGR管10は、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側に還流させる排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)を行なわせるようになっている。
このEGR管10には、EGRガスを冷却するEGRクーラ11と、EGRガスの流量を調整するEGR弁12とが設けられている。EGR弁12は、ECU30からの指令信号に応じて開度が制御される。
エンジン2にはISG(Integrated Starter Generator)20が設けられており、このISG20の回転軸20Aは、ベルト21を介してエンジン2の駆動軸2Aと動力伝達可能に連結されている。
また、ISG20はバッテリ23に電気的に接続されている。ISG20は、エンジン2を始動する始動装置(スタータ)と、発電を行う発電機(ジェネレータ)とを1つに統合し、高出力化したものである。
ISG20は、エンジン2の始動とエンジントルクによる発電だけでなく、加速時のアシストや減速時のエネルギ回生にも用いられる。このように、ISG20は電動機と発電機の両方の機能を備えている。
本実施例において、ISG20は、後述する凝縮水の排出動作時に、バッテリ23の電力を用いて発生したモータトルクによりエンジントルクをアシストする。ISG20は本発明における電動機を構成する。
ここで、インタークーラ6では、吸気が冷却される際に凝縮水が発生し、この凝縮水はインタークーラ6の底部に溜まる。インタークーラ6内に多くの凝縮水が溜まった場合、多くの凝縮水が一度にエンジン2に吸い込まれてエンジン2が失火するおそれがある。
そこで、エンジン2には、凝縮水発生部位であるインタークーラ6から凝縮水を排出するための凝縮水排出装置16が設けられている。凝縮水排出装置16は、吸気管3の上流部3Aと下流部3Bとを連通する連通管13と、インタークーラ6の底部から連通管13に凝縮水を排出する排出管14と、を備えている。
また、凝縮水排出装置16は、排出管14に配置された水位センサ15を備えており、水位センサ15は、凝縮水の水位を検出し、検出信号をECU30に送信する。
このように構成された凝縮水排出装置16は、吸気管3におけるスロットルバルブ5より下流部3Bの吸気管圧力(負圧)が供給されることで、インタークーラ6から凝縮水を排出する。
詳しくは、スロットルバルブ5が閉じられると、吸気管3の下流部3Bの吸気管圧力が低下して強い負圧が発生し、吸気管3の上流部3Aとの間に圧力差が発生する。この圧力差が発生すると、吸気管3の上流部3Aの空気の一部は、連通管13を通って下流部3Bに導入される。このとき、インタークーラ6の底部の凝縮水が排出管14を介して連通管13に引き込まれ、吸気管3の下流部3Bに排出される。
本実施例では、水位センサ15が検出する水位が所定水位になったことを条件の1つとして、後述する凝縮水排出動作がECU30により実施される。
なお、吸気経路における凝縮水が発生する部位はインタークーラ6に限らない。凝縮水はサージタンク7で発生することもある。このため、サージタンク7に連通管、接続管等を設けて凝縮水排出装置を構成してもよい。
また、凝縮水はEGRクーラ11で発生することもあるため、EGRクーラ11に連通管、接続管等を設けて凝縮水排出装置を構成してもよい。または、EGR管10におけるEGRクーラ11よりも下流側の部位を上記の連通管として用いるような凝縮水排出装置を構成し、EGR弁12を開弁して吸気管3の下流部3Bの負圧をEGRクーラ11に供給して凝縮水を排出するようにしてもよい。
ECU30は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
ECU30のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU30として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU30として機能する。
ECU30の入力ポートには、吸気管圧力センサ24、水位センサ15等の各種センサ類が接続されている。ECU30の出力ポートには、スロットルバルブ5、EGR弁12、ISG20等の各種装置が接続されている。
本実施例では、ECU30は、吸気管圧力が低下して凝縮水が排出されるようスロットルバルブ開度を減少し、かつ、ISG20にモータトルクを発生させる。
以上のように構成された本実施例に係る車両の制御装置による凝縮水排出動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。ここで、凝縮水排出動作の概要は、凝縮水の水位が閾値を超えたこと等を条件として、吸気管圧力に応じてスロットルバルブ開度を減少、かつ、モータトルクを発生し、車速の低下を防止または抑制しながら凝縮水を排出するというものである。
まず、ECU30は、ステップS1で、凝縮水フラグが1(成立)であるか否かを判定する。ここで、凝縮水フラグは、凝縮水の水位が所定水位以上であることを水位センサ15が検出している場合に0(非成立)から1(成立)にされるようになっている。外気の温度や湿度等に基づいて凝縮水の発生が推定されている場合も、凝縮水フラグが1(成立)に設定されるようにしてもよい。
ECU30は、ステップS1で凝縮水フラグが0の場合は今回の凝縮水排出動作を終了し、凝縮水フラグが1の場合は、ステップS2でエンジン回転数が所定回転数未満であるか否か判別する。
ここで、エンジン回転数が所定回転数以上の高回転のときは、ISG20の回転数も高回転になり、ISG20の消費電力に見合ったモータトルクを得られず、電費が悪化することがある。電費は、単位消費電力あたりの走行距離であり、例えば走行距離と消費電力量の比で表される。
そのため、ISG20を高回転領域で駆動して電費が悪化してしまうのを防止するため、ECU30は、ステップS2でエンジン回転数が所定回転数以上である場合、スロットルバルブ5を閉弁せず、ISG20を駆動せず、凝縮水排出動作を終了する。
ステップS2でエンジン回転数が所定回転数未満の場合、ECU30は、吸気管3におけるスロットルバルブ5の下流部3Bの吸気管圧力が、第1の所定圧力未満であるか否かを判別する(ステップS3)。このように、ECU30は、凝縮水フラグが1であり、かつ、エンジン回転数が所定回転数未満であることを所定条件として、凝縮水を排水すべくステップS3以降の処理を実施している。
ステップS3で吸気管圧力が第1の所定圧力未満の場合、スロットルバルブ5を閉弁する(ステップS4)。スロットルバルブ5が閉弁されると、吸気管圧力が低下し、凝縮水排出装置16に強い負圧が供給され、インタークーラ6から凝縮水が排出される。
ここで、ステップS3で吸気管圧力が第1の所定圧力未満であると判別される状態とは、車両減速時等の低負荷運転状態である。第1の所定圧力は、低負荷運転状態に対応する吸気管圧力であり、後述する第2の所定圧力および第3の所定圧力よりも低く、真空に近い負圧に設定されている。
したがって、ステップS3で吸気管圧力が第1の所定圧力未満であると判別される場合、既に吸気管圧力が低くなっている状態である。このため、ステップS4でのスロットルバルブ5の閉弁量は少なく、スロットルバルブ5の閉弁によって車両が大きく減速することはないので、モータトルクによるエンジントルクのアシストは不要である。ここで、スロットルバルブ5の閉弁量とは、スロットルバルブ開度の減少量のことである。
ステップS4に次いで、ECU30は、モータ駆動限界または凝縮水フラグが0であるか否かの判別を繰り返す(ステップS5)。ここで、モータ駆動限界とは、ISG20が許容温度に到達すること、または、ISG20の許容温度やバッテリのSOCに起因するISG20の限界運転時間に到達すること等である。モータ駆動限界に関する条件または凝縮水フラグに関する条件の何れか一方が満たされた場合、ECU30は、ステップS5でYESと判定する。ステップS5の判定がYESになった場合、ECU30は、スロットルバルブ5に対して通常の制御を行い(ステップS6)、今回の凝縮水排水動作を終了する。ステップS6では、通常の制御が実施されたことで、閉弁していたスロットルバルブ5が閉弁前のスロットルバルブ開度に戻される。
なお、ステップS4でスロットルバルブ5を閉弁する際に、この閉弁によるエンジントルクの減少分を相殺するようにISG20にモータトルクを発生させ、モータトルクによりエンジントルクをアシストさせてもよい。この場合、ステップS6でスロットルバルブ開度を閉弁前の開度に戻す際に、エンジントルクの増加に合わせて、アシスト用のモータトルクを漸減させる。
ステップS3で吸気管圧力が第1の所定圧力以上の場合、ECU30は、吸気管圧力が、第1の所定圧力より大きい第2の所定圧力未満であるか否かを判別する(ステップ7)。
ステップS7で吸気管圧力が第2の所定圧力未満である場合(ステップS7でYES)、すなわち吸気管圧力が第1の所定圧力以上、かつ第2の所定圧力未満である場合、ECU30は、スロットルバルブ5の閉弁量を算出する(ステップS8)。ここでは、ECU30は、凝縮水の排出に必要なスロットルバルブ開度となる閉弁量を算出する。
次いで、ECU30は、ISG20によるトルク補助量を算出する(ステップS9)。ここでは、ECU30は、ステップS8で算出した閉弁量だけスロットルバルブを閉弁した場合のエンジントルクの減少分を相殺するように、ISG20のモータトルクを算出する。
ここで、第2の所定圧力は、一定車速で巡航しているときのような中負荷運転状態に対応する吸気管圧力であり、ステップS8でスロットルバルブ5が全閉された場合であってもISG20のモータトルクがエンジントルクの減少分を相殺できる値に設定されている。
次いで、ECU30は、ステップS8で算出した閉弁量でスロットルバルブ開度を減少し、かつ、ステップS9で算出したモータトルクをISG20に出力させる(ステップS10)。
ステップS10が実行されると、スロットルバルブ5が閉弁されて吸気管圧力が低下するため、凝縮水排出装置16に強い負圧が供給されてインタークーラ6から凝縮水が排出される。また、スロットルバルブ5の閉弁によるエンジントルクの減少分を相殺するように、ISG20がモータトルクを発生するため、車速が維持される。その後、ECU30は、前述のステップS5、S6を実行し、今回の凝縮水排水動作を終了する。
ステップS7で吸気管圧力が第2の所定圧力以上である場合(ステップS7でNO)、ECU30は、吸気管圧力が、第2の所定圧力より大きい第3の所定圧力未満であるか否かを判別する(ステップ11)。ここで、第3の所定圧力は、加速走行時等のような高負荷運転状態に対応する吸気管圧力である。
ステップS11で吸気管圧力が第3の所定圧力未満である場合(ステップS11でYES)、すなわち吸気管圧力が第2の所定圧力以上、かつ第3の所定圧力未満である場合、ECU30は、ISG20による最大トルク補助量(以下、限界トルクという)を算出する(ステップS12)。
ここで、限界トルクは、そのときの車両状態等において発生可能な最大のモータトルクであり、ISG20の性能に基づく最大トルク、または、バッテリ23の充電状態(SOC)に基づく最大トルク、またはエンジン回転数に基づく最大トルク等を複合的に考慮して決定される。
次いで、ECU30は、スロットルバルブ5の閉弁量を算出する(ステップS13)。ここでは、ECU30は、ISG20の限界トルクに基づいてスロットルバルブ5の閉弁量を決定する。
次いで、ECU30は、ステップS12で算出したモータトルクをISG20に出力させ、かつ、ステップS13で算出したスロットルバルブ開度までスロットルバルブ開度を減少する(ステップS14)。
ステップS14が実行されると、ISG20が限界トルクまでモータトルクを発生し、このモータトルクのアシスト分以上にエンジントルクが低下することを許容するように、スロットルバルブ5が閉弁される。このときのスロットルバルブ開度は、凝縮水の排出に必要な負圧を発生でき、かつ、車速の低下が最小限になるスロットルバルブ開度に決定される。
ここで、限界トルクへのモータトルクの増加中は、スロットルバルブ開度の減少速度がモータトルクの増加速度と等しくされることで、車速の低下が防止される。また、限界トルクへのモータトルクの増加後は、増加中よりもスロットルバルブ開度の減少速度が小さくされることで、車速の低下速度が緩和される。
ステップS14の後、ECU30は、前述のステップS5、S6を実行し、今回の凝縮水排水動作を終了する。
ステップS11で吸気管圧力が第3の所定圧力以上である場合(ステップS11でNO)、ECU30は、スロットルバルブ5を閉弁せず、ISG20も駆動せず、今回の凝縮水排水動作を終了する。
次に、図3のタイミングチャートを参照し、中負荷運転状態において前述の凝縮水排出動作が実施されるときの車両状態の時系列変化の一例を説明する。図3において、縦軸は、車速、凝縮水の水位、凝縮水フラグ、スロットルバルブ開度、吸気管圧力、エンジントルク、モータトルクを表している。
このタイミングチャートは、凝縮水排出動作において、ステップS7で吸気管圧力が第1の所定圧力以上かつ第2の所定圧力未満であると判定され、ステップS8、S9、S10が実施される場合に対応する。
図3において、時刻t0で増加中の凝縮水が時刻t1で所定水位以上になったことで、時刻t1で凝縮水フラグが0から1に変化する。
その後、時刻t2において、吸気管圧力が第1の所定圧力以上かつ第2の所定圧力未満であるため、時刻t2からt5の期間にわたってスロットルバルブ開度が減少される。これにより吸気管圧力が低下し、低下した吸気管圧力(負圧)を用いて凝縮水排出装置16により凝縮水の排出が行われる。
時刻t2からt5において、スロットルバルブ開度が減少されたことでエンジントルクが減少する。しかし、この減少分を相殺するようにモータトルクが発生するため、車速を一定に保つことができる。
次に、図4のタイミングチャートを参照し、高負荷運転状態において前述の凝縮水排出動作が実施されるときの車両状態の時系列変化の一例を説明する。図4において、縦軸は、車速、凝縮水の水位、凝縮水フラグ、スロットルバルブ開度、吸気管圧力、エンジントルク、モータトルクを表している。
このタイミングチャートは、凝縮水排出動作において、ステップS11で吸気管圧力が第2の所定圧力以上かつ第3の所定圧力未満であると判定され、ステップS12、S13、S14が実施される場合に対応する。
図4において、時刻t10で増加中の凝縮水が時刻t11で所定水位以上になったことで、時刻t11で凝縮水フラグが0から1に変化する。
その後、時刻t12において、吸気管圧力が第2の所定圧力以上かつ第3の所定圧力未満であるため、時刻t12からt17の期間にわたってスロットルバルブ開度が減少される。これにより吸気管圧力が低下し、低下した吸気管圧力(負圧)を用いて凝縮水排出装置16により凝縮水の排出が行われる。
凝縮水の排出が行われる期間のうち、時刻t12からt13の期間では、モータトルクが限界トルクに増加中であり、エンジントルクの減少速度とモータトルクの増加速度とが等しくなるよう、スロットルバルブ開度およびモータトルクが制御される。このため、スロットルバルブ開度の減少に伴うエンジントルクの減少分をモータトルクが相殺し、車速を一定に保つことができる。
凝縮水の排出が行われる期間のうち、時刻t13からt14の期間では、モータトルクが限界トルクに到達して一定の状態でスロットルバルブ開度が減少される。この期間では、車速の減速度を小さくしてドライバビリティの低下を抑制するため、モータトルクの増加中よりも小さな閉弁速度でスロットルバルブが閉弁される。
その後、時刻t14からt15の期間では、スロットルバルブ開度が一定に保たれ、時刻t15からt17にわたってスロットルバルブ開度が閉弁前の開度に戻される。図4では、時刻t15からt16の期間では、時刻t13からt14の期間のスロットルバルブ開度の減少速度と同様の小さな増加速度で、スロットルバルブ開度が増加される。そして、時刻t16からt17の期間では、エンジントルクの増加速度とモータトルクの減少速度とが等しくなるよう、スロットルバルブ開度およびモータトルクが制御される。
このように、モータトルクが限界トルクを発生中の時刻t13から時刻t16の期間では、エンジントルクの減少分がモータトルクで相殺されていない。このため、この期間では車速が低下する。しかし、高負荷運転状態においては、吸気管圧力が目標吸気管圧力に低下しないことが許容され、吸気管圧力が目標吸気管圧力より大きな圧力に低下するようにスロットルバルブ開度の減少量を決定しているため、車速の低下量および低下速度を最小限に抑えることができ、ドライバビリティの低下を抑制できる。ここで、上記のドライバビリティの低下とは、運転者の意図しない車速の低下により運転者に違和感を与えること、および運転者の意思通りの走行を損なうことである。
以上説明したように、本実施例では、ECU30は、スロットルバルブ開度を減少する前の吸気管圧力に応じて、スロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の一方を決定し、決定したスロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の一方に基づいて、減少量または発生量の他方を決定する。
これにより、凝縮水を排出する際に、スロットルバルブ開度の減少によるエンジントルクの減少分の少なくとも一部をモータトルクで補うことができる。このため、凝縮水を排出する際に車速が低下するのを防止または抑制でき、ドライバビリティの低下を防止または抑制できる。
また、スロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの発生量の一方に基づいて他方を決定しているため、凝縮水を排出可能な吸気管圧力を得ることとISG20を保護等することを総合的に勘案して、スロットルバルブ開度の好適な減少量およびモータトルクの好適な発生量を決定できる。
また、スロットルバルブ開度の減少量またはモータトルクの増加量の何れを先に決定するかを、スロットルバルブ開度を減少させる前の吸気管圧力に応じて判断しているため、吸気管圧力が小さく低負荷運転状態の場合と、吸気管圧力が中程度で中負荷運転状態の場合と、吸気管圧力が大きく高負荷運転状態の場合とで、それぞれ最適となるようにスロットルバルブ開度の減少量およびモータトルクの増加量を決定できる。
したがって、エンジン2の運転状態によらず、ドライバビリティを低下させることなく凝縮水を排出できる。この結果、凝縮水を排出する機会を多く確保できる。
また、本実施例では、ECU30は、スロットルバルブ開度を減少する前の吸気管圧力が、第1の所定圧力以上、かつ、第1の所定圧力より大きい第2の所定圧力未満の場合、吸気管圧力が第1の所定圧力より小さい目標吸気管圧力に低下するようにスロットルバルブ開度の減少量を決定する。そして、ECU30は、決定した減少量だけスロットルバルブ開度が減少された場合のエンジントルクの低下量を相殺するように、モータトルクの発生量を決定する。
これにより、スロットルバルブ開度の減少に伴うエンジントルクの減少量をモータトルクの発生量(増加量)で相殺できるので、凝縮水の排出中も車速を一定に保つことができる。このため、凝縮水の排出時にドライバビリティが低下するのを防止できる。この結果、凝縮水を排出する機会を多く確保できる。
また、本実施例では、ECU30は、スロットルバルブ開度を減少する前の吸気管圧力が、第2の所定圧力以上、かつ、第2の所定圧力より大きい第3の所定圧力未満の場合、モータトルクの発生量を所定の限界トルクに決定し、限界トルクに基づいてスロットルバルブ開度の減少量を決定する。
これにより、モータトルクを限界トルクに制限することで、バッテリ23の過放電を防止でき、ISG20の過回転を防止でき、電費の悪化を防止できる。
また、限界トルクに基づいてスロットルバルブ開度の減少量を決定することで、スロットルバルブ開度の減少に伴う車速の減少量が少なくなるように設定でき、ドライバビリティの低下を抑制できる。この結果、凝縮水を排出する機会を多く確保できる。
また、本実施例では、ECU30は、限界トルクへのモータトルクの増加中は、エンジントルクの減少速度とモータトルクの増加速度とが等しくなるよう、スロットルバルブ開度およびモータトルクを制御する。そして、ECU30は、限界トルクへのモータトルクの増加後は、モータトルクの増加中よりも小さな閉弁速度で、スロットルバルブを閉弁する。
これにより、モータトルクが限界トルクに増加するまでは車速を一定に保つことができ、モータトルクが限界トルクに増加した後は、車速を緩やかに減少させることができるのでドライバビリティの低下を抑制できる。
また、本実施例では、ECU30は、スロットルバルブ開度を減少する前の吸気管圧力が、第2の所定圧力以上、かつ、第3の所定圧力未満の場合、吸気管圧力が目標吸気管圧力に低下しないことを許容し、吸気管圧力が目標吸気管圧力より大きな圧力に低下するようにスロットルバルブ開度の減少量を決定する。
これにより、吸気管圧力が目標吸気管圧力より大きな圧力となるようにスロットルバルブ開度の減少量が決定されることで、車速の低下量を少なくすることができ、ドライバビリティの低下を抑制できる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン(内燃機関)
3 吸気管
3B 下流部
5 スロットルバルブ
6 インタークーラ(凝縮水発生部位)
16 凝縮水排出装置
20 ISG(電動機)
23 バッテリ
30 ECU(制御部)

Claims (5)

  1. 吸気が通過する吸気管と、前記吸気管に配置されたスロットルバルブとを有し、前記スロットルバルブのスロットルバルブ開度に応じたエンジントルクを発生する内燃機関と、
    バッテリの電力を用いて発生したモータトルクにより前記エンジントルクをアシストする電動機と、
    前記吸気管における前記スロットルバルブの上流部と下流部とを連通する連通管と、前記吸気管における凝縮水が発生する凝縮水発生部位の底部から前記連通管に凝縮水を排出する排出管と、を有し、前記下流部の吸気管圧力が低下したときに前記上流部と前記下流部との間に発生する圧力差によって前記上流部の空気の一部を前記連通管を通して前記下流部に導入し、前記凝縮水発生部位の底部の凝縮水を前記排出管を介して前記連通管に引き込んで前記下流部に排出する凝縮水排出装置と、を備える車両の制御装置であって、
    所定条件が成立した場合に、前記吸気管圧力が低下して前記凝縮水が排出されるよう前記スロットルバルブ開度を減少し、かつ、前記電動機にモータトルクを発生させる制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記スロットルバルブ開度を減少する前の前記吸気管圧力に応じて、前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の一方を決定し、
    決定した前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の一方に基づいて、前記スロットルバルブ開度の減少量または前記モータトルクの発生量の他方を決定することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記スロットルバルブ開度を減少する前の前記吸気管圧力が、第1の所定圧力以上、かつ、前記第1の所定圧力より大きい第2の所定圧力未満の場合、
    前記吸気管圧力が前記第1の所定圧力より小さい目標吸気管圧力に低下するように前記スロットルバルブ開度の減少量を決定し、
    決定した前記スロットルバルブ開度の減少量だけ前記スロットルバルブ開度が減少された場合の前記エンジントルクの低下量を相殺するように、前記モータトルクの発生量を決定することを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記スロットルバルブ開度を減少する前の前記吸気管圧力が、前記第2の所定圧力以上、かつ、前記第2の所定圧力より大きい第3の所定圧力未満の場合、
    前記モータトルクの発生量を所定の限界トルクに決定し、
    前記限界トルクに基づいて前記スロットルバルブ開度の減少量を決定することを特徴とする請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記限界トルクへの前記モータトルクの増加中は、前記エンジントルクの減少速度と前記モータトルクの増加速度とが等しくなるよう、前記スロットルバルブ開度および前記モータトルクを制御し、
    前記限界トルクへの前記モータトルクの増加後は、前記モータトルクの増加中よりも小さな閉弁速度で、前記スロットルバルブを閉弁することを特徴とする請求項3に記載の車両の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記スロットルバルブ開度を減少する前の前記吸気管圧力が、前記第2の所定圧力以上、かつ、前記第3の所定圧力未満の場合、
    前記吸気管圧力が前記目標吸気管圧力に低下しないことを許容し、前記吸気管圧力が前記目標吸気管圧力より大きな圧力に低下するように前記スロットルバルブ開度の減少量を決定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両の制御装置。
JP2016224785A 2016-11-18 2016-11-18 車両の制御装置 Active JP6834396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224785A JP6834396B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016224785A JP6834396B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 車両の制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018080676A JP2018080676A (ja) 2018-05-24
JP2018080676A5 JP2018080676A5 (ja) 2020-03-19
JP6834396B2 true JP6834396B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=62197654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016224785A Active JP6834396B2 (ja) 2016-11-18 2016-11-18 車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6834396B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7067420B2 (ja) * 2018-10-31 2022-05-16 トヨタ自動車株式会社 冷却装置
JP7306307B2 (ja) * 2020-04-02 2023-07-11 トヨタ車体株式会社 インタークーラー

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132395A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両の制御方法
JP5083417B2 (ja) * 2010-03-25 2012-11-28 株式会社デンソー 車両用吸気装置
JP5958405B2 (ja) * 2013-04-11 2016-08-02 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
JP6048582B2 (ja) * 2013-06-28 2016-12-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の凝縮水処理装置
US9051890B2 (en) * 2013-10-28 2015-06-09 Ford Global Technologies, Llc Method for estimating charge air cooler condensation storage with an intake oxygen sensor
JP2015209782A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018080676A (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10087822B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
US8783231B2 (en) Venturi for vapor purge
JP6208097B2 (ja) 内燃機関の装置
JP6141746B2 (ja) 内燃機関の制御装置
EP3134636B1 (en) Internal combustion engine
JP2005248860A (ja) 電動機付過給機の制御装置
WO2014132544A1 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2006316797A (ja) 過給圧制御装置
US9494076B2 (en) Engine system
US10415460B2 (en) Control device for an internal combustion engine
JP6834396B2 (ja) 車両の制御装置
JP6112397B2 (ja) 内燃機関の過給機制御装置
JP6296045B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP5644227B2 (ja) 内燃機関の排気エネルギー回収装置
JP6128425B2 (ja) 内燃機関の過給機制御装置
US20170328291A1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
US8229654B2 (en) Device for limiting output of internal combustion engine when the engine has abnormality
JP6763488B2 (ja) 車両用内燃機関の制御方法および制御装置
JP7026217B2 (ja) 制御装置および制御方法
CN108625997B (zh) 内燃机的控制装置和内燃机的控制方法
US10655548B2 (en) Electric supercharging system and method for controlling electric supercharger
JP2005201092A (ja) 内燃機関用過給システム
JP7077576B2 (ja) 車両の制御装置
JP6561828B2 (ja) エンジンの制御装置
US11319885B2 (en) Control method and control device for vehicular internal combustion engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6834396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151