JP6833913B2 - 収穫機 - Google Patents
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本発明によると、分草具の付近の圃場の作物が、分草具の膨出部と圃場面との間に入り込んで滞留する可能性を抑えることができ、分草具により圃場の作物が適切に分草されるようになって、収穫性能を向上させることができる。
収穫機では、分草具の前端部が圃場面に接触することを防止する為に、特許文献1のように、分草具の下部が後ろ下りの傾斜形状に形成されて、分草具の前端部が圃場面から上側に離れるように設定されることがある。
前述の状態において本発明によると、膨出部の前端部と、分草具の下部のうち膨出部よりも前側の部分の後端部とが、滑らかに連続しており、分草具の下部のうち膨出部よりも前側の部分から、膨出部の前部の底部に亘って、後ろ下りの傾斜形状になっている。これにより、膨出部の前端部付近に、圃場の作物が付着して滞留するような状態は生じ難い。
膨出部が取り外された場合、分草具の下部が仮想線上に位置するので、分草具の付近の圃場の作物が分草具の下部と圃場面との間に入り込む可能性は小さい。
これにより、膨出部と圃場面との間の狭い部分を、前後方向に沿って比較的長い領域とすることができるので、分草具の付近の圃場の作物が膨出部と圃場面との間に入り込む可能性を、さらに抑えることができる。
これにより、ガイド部の前端部が圃場の作物に比較的早期に作用し、ガイド部の案内機能が比較的早期に発揮されるようになるので、分草具の付近の圃場の作物が膨出部と圃場面との間に入り込む可能性を、さらに抑えることができる。
これにより、圃場の作物が、ガイド部により刈取フレームの左右中央部側に向けて案内されて、切断装置により切断され、切断された作物が、ガイド部によりオーガまで無理なく案内されるようになる。
これにより、ガイド部及び別ガイド部において、案内機能が発揮されるタイミングがずれることによって、ガイド部及び別ガイド部の各々において案内機能が十分に発揮され易くなる。
本発明によると、掻き込みリールの外周部の最前端部が分草具の前端部よりも前側に位置する最前位置及び後側に位置する最後位置に亘って、掻き込みロールが前後に位置変更可能である。
これにより、分草具の前端部の付近の圃場の作物に対して、圃場の状態や作物の状態等に応じて、掻き込みリールの位置を設定することができるので、分草具の分草性能を高めることができる。
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置2により、機体1が支持されて、運転部3が機体1の前部の右部に設けられており、脱穀装置4が機体1の後部の左部に設けられ、穀粒ホッパー5が機体1の後部の右部に設けられている。
図3及び図6に示すように、刈取部7において、刈取部7の骨格となる刈取フレーム8が設けられている。刈取フレーム8に、側面視で円弧状に形成された底部13が、刈取部7の左右方向の全幅に亘って設けられ、後壁部14が底部13の後部に連結されている。
フィーダ6の前部が後壁部14に連結されて、刈取部7がフィーダ6の前部に連結されている。
図3に示すように、右及び左の支持フレーム17が、刈取部7の右後部及び左後部に、左右方向に沿った軸芯P2周りに上下に揺動可能に支持されて、前側に延ばれている。右及び左の支持フレーム17の位置を上下に変更可能な油圧シリンダ18が、側壁15と支持フレーム17とに亘って設けられている。
掻き込みリール9の外周部の最前端部が、側面視で分草具12(本体部34)の前端部34cよりも後側に位置する最後位置A2まで、掻き込みリール9が後側に位置変更可能である。
図3及び図6に示すように、側面視でアングル状に形成された支持部材16が、底部13の前部に連結されて、刈取部7の左右方向の全幅に亘って設けられている。
図2,6,7,8に示すように、オーガ11は、円筒状の本体部11aと、本体部11aの外周部に連結された右及び左の螺旋部11bと、右及び左の螺旋部11bの間に配置された棒状の掻き込み部11cとを有している。オーガ11は、左右方向に沿った軸芯P1周りに回転可能に、右及び左の側壁15に亘って支持されており、図7の反時計方向に回転駆動される。
図3,5,7,8に示すように、底部13及び後壁部14の右部及び左部に連結された右及び左の側壁15において、角パイプ状のフレーム29が、側壁15の上部に前後方向に沿って連結されている。
右及び左の底面部33が、右及び左の側壁15の前部の下部に前後方向に沿って連結されており、底面部33は左右方向に沿って前面部32と同じ横幅を有している。底面部33は、側面視で切断装置10に対して下側に配置されており、側壁15のうち切断装置10と隣り合う部分に設けられた平坦状の底面である。
図3,4,5に示すように、右及び左の側壁15が連結された右及び左の分草具12において、平板状の本体部34、本体部34の上部に前後方向に沿って連結された上面部35、本体部34の後部に上下方向に沿って連結された後面部36と、本体部34の外側部に連結されたガイド部37等が設けられている。右及び左の分草具12は、後面部36の上部の形状を除いて、左右対称の形状となっている。
前述の(掻き込みリールの構成)に記載のように、掻き込みリール9が最下降位置に操作された場合、伝動ベルト27が、右の側壁15の前面部32の傾斜部32a、及び、右の分草具12の後面部36の切り欠き部36bの付近に位置するのであり、伝動ベルト27と右の側壁15の前面部32及び右の分草具12の後面部36との接触が避けられる。
図4,7,8に示すように、右及び左の分草具12の下部の内面に、右及び左の膨出部43が取り付けられている。
側面視で、膨出部43の頂部43cと膨出部43の後端部43bとに亘る前後方向の長さL1が、膨出部43の頂部43cと膨出部43の前端部43aとに亘る前後方向の長さL2よりも、長いものに設定されている。
図4に示すように、右及び左の側壁15において、傾斜面部40よりも少し上側の部分に、連結孔15aが開口されている。右及び左の分草具12の本体部34において、後下部34bよりも少し上側の部分に、連結孔34fが開口されている。
図6,7,8に示すように、右及び左の分草具12における刈幅方向の内面に、圃場の作物を刈取フレーム8の左右中央部側に向けて案内する右及び左のガイド部46,47が備えられている。
図6,7,8に示すように、右及び左の分草具12における刈幅方向の内面に、圃場の作物を刈取フレーム8の左右中央部側に向けて案内する右及び左の別ガイド部48,49が備えられている。
膨出部43が、逆三角形状に形成されるのではなく、側壁15の底面部33よりも前側の部分において、仮想線B1よりも下側に膨出する下向きの凸形状に構成されてもよい。
この構成によると、膨出部43は、分草具12に連結され、側壁15には連結されないことになる。
右及び左の膨出部43が、互いに異なる形状であってもよい。
例えば、右の膨出部43が図4及び図7に示す形状に構成され、左の膨出部43が前述の(発明の実施の第1別形態)に示す形状に構成されてもよい。逆に左の膨出部43が図4及び図7に示す形状に構成され、右の膨出部43が前述の(発明の実施の第1別形態)に示す形状に構成されてもよい。
右及び左の膨出部43において、左の膨出部43が設けられ、右の膨出部43が設けられないように構成されてもよい。右の膨出部43が設けられ、左の膨出部43が設けられないように構成されてもよい。
図7及び図8に示すように、膨出部43の前端部43aと、分草具12(本体部34)の前下部34aの後端部34dとが、同じ位置に位置している場合、膨出部43の前端部43aと頂部43cとの間の部分の傾斜角度が、分草具12(本体部34)の前下部34aの傾斜角度に対して、少し大きな角度又は少し小さな角度に設定されてもよい。
この構成によると、膨出部43の前端部43aと頂部43cとの間の部分と、分草具12(本体部34)の前下部34aとが、一直線状ではなく少し折れ曲がった状態となる。
右及び左の別ガイド部48,49において、右の別ガイド部48が設けられ、左の別ガイド部49が設けられないように構成されてもよい。左の別ガイド部49が設けられ、右の別ガイド部48が設けられないように構成されてもよい。右及び左の別ガイド部48,49が設けられないように構成されてもよい。
9 掻き込みリール
10 切断装置
11 オーガ
12 分草具
15 側壁
33 底面部(底面)
34a 前下部(分草具の下部のうち膨出部よりも前側の部分)
34b 後下部(下部)
34c 前端部
34d 後端部
43 膨出部
43a 前端部
43b 後端部
43c 頂部
46 ガイド部
46a 前端部
46b 後端部
47 ガイド部
47a 前端部
47b 後端部
48 別ガイド部
48a 前端部
49 別ガイド部
49a 前端部
A1 最前位置
A2 最後位置
B1 仮想線
L1 長さ
L2 長さ
P1 軸芯
P3 軸芯
Claims (9)
- 右及び左の側壁が設けられた刈取フレームと、
右及び左の前記側壁の間に位置するように前記刈取フレームに設けられて、圃場の作物を切断する切断装置と、
前記切断装置よりも前側に突出するように前記側壁に設けられた分草具とが備えられ、
前記側壁と前記分草具とによって圃場の作物を分草するように構成され、
前記側壁のうち前記切断装置と隣り合う部分に、平坦状の底面が備えられ、
前記分草具の下部に、側面視で前記底面を含む仮想線よりも下側に膨出する膨出部が備えられ、
前記膨出部の前部の底部が、後ろ下がりの傾斜形状に形成され、
前記分草具の下部のうち前記膨出部よりも前側の部分が、後ろ下りの傾斜形状に形成され、
前記膨出部の前端部と、前記分草具の下部のうち前記膨出部よりも前側の部分の後端部とが、滑らかに連続している収穫機。 - 前記膨出部が、前記分草具の下部から、前記側壁の下部に沿って前記底面まで延ばされている請求項1に記載の収穫機。
- 前記膨出部が取り外された状態において、前記分草具の下部が、前記仮想線上に位置する請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記膨出部が、側面視で、前記仮想線から下側に膨出する逆三角形状に形成され、
前記膨出部の頂部と前記膨出部の後端部とに亘る前後方向の長さが、前記膨出部の頂部と前記膨出部の前端部とに亘る前後方向の長さよりも、長いものに設定されている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記膨出部が、側面視で、前記仮想線から下側に膨出する逆三角形状に形成され、
前記分草具における刈幅方向の内面に、圃場の作物を前記刈取フレームの左右中央部側に向けて案内するガイド部が備えられ、
前記ガイド部は、前記膨出部の頂部に対応する位置から前記内面に沿って後方に向けて延ばされている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の収穫機。 - 左右方向に沿った軸芯周りに回転駆動されて、前記切断装置により切断された作物を横送りするオーガが備えられ、
前記ガイド部の後端部が、側面視で、前記オーガの外周部の回転軌跡と前記切断装置との間の位置まで延ばされている請求項5に記載の収穫機。 - 作物を前記刈取フレームの左右中央部側に向けて案内する別ガイド部が備えられている請求項5又は6に記載の収穫機。
- 前記別ガイド部の前端部が、側面視で、前記ガイド部の前端部よりも後側に位置している請求項7に記載の収穫機。
- 左右方向に沿った軸芯周りに回転駆動されて、圃場の作物を前記切断装置に向けて掻き込む掻き込みリールが備えられ、
前記掻き込みリールは、前記掻き込みリールの外周部の最前端部が前記分草具の前端部よりも前側に位置する最前位置と、前記最前端部が前記分草具の前端部よりも後側に位置する最後位置とに亘って、前後に位置変更可能である請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の収穫機。
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