JP6521790B2 - 収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機に関する。
上記のような収穫機として、例えば、特許文献1に記載の収穫機が既に知られている。特許文献1に記載の収穫機では、刈取部に、植立作物を切断する刈取装置(文献では「刈刃」)が備えられている。
特開2013−128466号公報
ここで、植立作物を刈取部によって掻き込む際に、刈取部が植立作物に接触すると、作物のうち収穫対象となる部分(以下「収穫対象物」という。)が植立作物から離脱してしまうことがある。特許文献1に記載の収穫機では、収穫対象物が植立作物から離脱すると、収穫対象物が刈取装置の前側の地面に落下してしまって、ロスが生じ易い。
上記状況に鑑み、刈取部における収穫対象物のロスを抑制することができる収穫機が要望されている。
本発明の特徴は、
機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、が備えられ
前記刈取装置は、刈幅方向に往復動するバリカン式に構成され、
前記受け部材は、板状部材によって構成され、
前記支持部材のうち前記受け部材の刈幅方向両端部に対応する両部分に、前記受け部材と前記刈取装置との上下間において前後方向に延びて作物をガイドするガイド部が設けられていることにある。
本特徴構成によれば、植立作物を刈取部によって掻き込む際に、刈取部が植立作物に接触して収穫対象物が植立作物から離脱しても、収穫対象物が刈取装置の前側の地面に落下する前に、受け部材によって受け止められることになる。これにより、刈取部における収穫対象物のロスを抑制することができる。また、受け部材が刈取装置よりも前側の位置で支持部材によって下方から支持されていることにより、受け部材のうち支持部材による支持箇所よりも前側の部分に対して上方から収穫対象物が作用しても、受け部材のうち刈取装置の上方に位置する部分が刈取装置から離れる方向に移動することになって、受け部材が刈取装置と干渉することがない。
ここで、稈長の長い作物の場合、刈取作物の稈長をできるだけ短くするために、刈取部を上昇させた状態で刈取作業(高刈り作業)を行うことが多い。本特徴構成によれば、支持部材が刈取装置の下方を通って受け部材を下方から支持していることにより、支持部材が刈取装置の上方を通って受け部材を下方から支持している場合よりも、受け部材を刈取装置に近付け易い。これにより、高刈り作業を行う際に、植立作物のうち受け部材の直ぐ下側の部分を刈取装置によって切断して、刈取作物の稈長を短くすることができる。
ここで、隣り合う受け部材の間に入り込んだ作物が、刈取装置の刈幅方向の往復動によって、受け部材の刈幅方向端部に接触すると、受け部材が変形してしまう虞がある。この点、本特徴構成によれば、隣り合う受け部材の間に入り込んだ作物が、ガイド部によってガイドされることによりスムーズに流れることになって、作物の接触による受け部材の変形を起こり難くすることができる。しかも、受け部材と刈取装置との上下間の隙間を利用して、ガイド部を刈取装置と干渉しない位置に設けることできる。
さらに、本発明において、
前記支持部材に、前記刈取装置の前方で前記刈取装置よりも上側に立ち上がる立ち上がり部が備えられ、
前記ガイド部は、前記立ち上がり部から後方に延びるように、前記立ち上がり部と一体的に形成されていると好適である。
本特徴構成によれば、ガイド部が刈取装置の前方から後方に延びることになって、前後方向の広い範囲の作物をガイド部によってガイドすることができると共に、ガイド部を簡単に設けることができる。
また、本発明の特徴は、
機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、が備えられ、
前記受け部材は、刈幅方向に山部と谷部が並ぶ断面形状の波板状部材によって構成され、かつ、前部側が先細り形状に形成されていることにある。
本特徴構成によれば、植立作物を刈取部によって掻き込む際に、刈取部が植立作物に接触して収穫対象物が植立作物から離脱しても、収穫対象物が刈取装置の前側の地面に落下する前に、受け部材によって受け止められることになる。これにより、刈取部における収穫対象物のロスを抑制することができる。また、受け部材が刈取装置よりも前側の位置で支持部材によって下方から支持されていることにより、受け部材のうち支持部材による支持箇所よりも前側の部分に対して上方から収穫対象物が作用しても、受け部材のうち刈取装置の上方に位置する部分が刈取装置から離れる方向に移動することになって、受け部材が刈取装置と干渉することがない。
ここで、稈長の長い作物の場合、刈取作物の稈長をできるだけ短くするために、刈取部を上昇させた状態で刈取作業(高刈り作業)を行うことが多い。本特徴構成によれば、支持部材が刈取装置の下方を通って受け部材を下方から支持していることにより、支持部材が刈取装置の上方を通って受け部材を下方から支持している場合よりも、受け部材を刈取装置に近付け易い。これにより、高刈り作業を行う際に、植立作物のうち受け部材の直ぐ下側の部分を刈取装置によって切断して、刈取作物の稈長を短くすることができる。
また、本特徴構成によれば、受け部材の剛性が向上すると共に、隣り合う受け部材の間の隙間が前部側ほど幅広になって、隣り合う受け部材の間に植立作物を入り込み易くすることができる。
また、本発明の特徴は、
機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、植立作物に掻込作用するタインを有する掻込リールと、が備えられ、
隣り合う前記受け部材の間を前記タインが通過可能なように構成され、
前記タインは、断面形状がT字形状に形成され、
前記タインに、刈幅方向に沿う横向き部と、刈幅方向に直交する方向に沿う縦向き部と、が備えられ、
前記タインは、前記縦向き部が後方を向く姿勢で備えられていることにある。
なお、断面形状がT字形状には、断面形状が略T字形状を含むものとする。
本特徴構成によれば、植立作物を刈取部によって掻き込む際に、刈取部が植立作物に接触して収穫対象物が植立作物から離脱しても、収穫対象物が刈取装置の前側の地面に落下する前に、受け部材によって受け止められることになる。これにより、刈取部における収穫対象物のロスを抑制することができる。また、受け部材が刈取装置よりも前側の位置で支持部材によって下方から支持されていることにより、受け部材のうち支持部材による支持箇所よりも前側の部分に対して上方から収穫対象物が作用しても、受け部材のうち刈取装置の上方に位置する部分が刈取装置から離れる方向に移動することになって、受け部材が刈取装置と干渉することがない。
ここで、稈長の長い作物の場合、刈取作物の稈長をできるだけ短くするために、刈取部を上昇させた状態で刈取作業(高刈り作業)を行うことが多い。本特徴構成によれば、支持部材が刈取装置の下方を通って受け部材を下方から支持していることにより、支持部材が刈取装置の上方を通って受け部材を下方から支持している場合よりも、受け部材を刈取装置に近付け易い。これにより、高刈り作業を行う際に、植立作物のうち受け部材の直ぐ下側の部分を刈取装置によって切断して、刈取作物の稈長を短くすることができる。
また、本特徴構成によれば、隣り合う受け部材の間をタインが通過することにより、受け部材がタインの動作を阻害することなく、植立作物をタインによってしっかりと掻き込むことができる。また、植立作物から離脱した収穫対象物が、隣り合う受け部材の間に挟まっても、この収穫対象物をタインによって掻き込むことができる。
また、本特徴構成によれば、タインのうち横向き部と縦向き部との間の角部分に、植立作物が引っ掛かり易くなって、植立作物をタインによって確実に掻き込むことができる。
さらに、本発明において、
前記デッキに、刈幅方向に延びて前記刈取装置を支持する横フレームが備えられ、
前記支持部材は、前記刈取装置の下面に沿う状態で前記横フレームに取り付けられていると好適である。
本特徴構成によれば、横フレームを支持部材の取付け用に利用することにより、支持部材を取り付ける専用の部材を設けずに済み、部品点数を抑えることができる。
さらに、本発明において、
前記刈取装置は、刈幅方向に往復動するバリカン式に構成され、
前記受け部材は、板状部材によって構成され、
前記支持部材のうち前記受け部材の刈幅方向両端部に対応する両側部に、前後方向に延びて作物をガイドするガイド面が形成されていると好適である。
隣り合う受け部材の間に入り込んだ作物が、刈取装置の刈幅方向の往復動によって、受け部材の刈幅方向端部に接触すると、受け部材が変形してしまう虞がある。この点、本特徴構成によれば、隣り合う受け部材の間に入り込んだ作物が、ガイド部によってガイドされることによりスムーズに流れることになって、作物の接触による受け部材の変形を起こり難くすることができる。しかも、支持部材の側部を利用して、広いガイド面を簡単に設けることができる。
さらに、本発明において、
前記刈取部に、植立作物を掻き込む掻込リールが備えられ、
前記刈取部の前端部のうち刈幅方向の両側部に、植立作物を刈取対象と非刈取対象に分ける一対のデバイダが備えられ、
一対の前記デバイダのうち未刈地側に位置するデバイダに、前記掻込リールの側方に位置して前後方向及び上下方向に平面状に広がる側部メッシュ部材が設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、未刈地側の植立作物が刈取部側に倒れ込みそうになっても、側部メッシュ部材によって受け止めることができると共に、掻込リールへの植立作物の巻き付きを防止することができる。また、側部メッシュ部材がメッシュ状の部材であることにより、視認性を損なうことなく、作物の案内状況を視認することができる。
さらに、本発明において、
前記刈取部に、植立作物を掻き込む掻込リールと、前記掻込リールの後方に位置して刈幅方向及び上下方向に平面状に広がる後部メッシュ部材と、が備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、作物が掻込リールによって後方に跳ね飛ばされても、後部メッシュ部材に当たってデッキ上に落下することになり、作物を回収することができる。また、後部メッシュ部材がメッシュ状の部材であることにより、視認性を損なうことなく、前方の状況を視認することができる。
さらに、本発明において、
前記刈取部の下部に、接地可能なソリ体が取り付けられ、
前記刈取部を下降させたときに、前記ソリ体が前記刈取部よりも先に接地するように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、刈取部と地面との間にソリ体の高さに応じた隙間が生じることになって、刈取部の地面への突っ込みや受け部材の地面への接触を防止することができる。また、機体保管時等にソリ体が刈取部を支えるスタンドの機能を果たして、機体の安定性が良くなる。
普通型コンバインを示す平面図である。 普通型コンバインを示す左側面図である。 刈取部を示す左側面図である。 掻込リールを示す左側面図である。 掻込リールを示す正面図である。 刈取装置及び受け板を示す平面図である。 刈取装置及び受け板を示す左側面断面図である。 受け板を示す底面図である。 受け板を示す背面図である。 タインを示す正面図である。 タインを示す左側面断面図である。 刈取部の左側部を示す平面図である。 後部メッシュ部材を示す正面図である。 左ソリ体を示す斜視図である。 右ソリ体を示す斜視図である。 ステーを示す左側面断面図である。 ステーを示す斜視図である。 ステーを示す平面図である。 ステーを示す背面図である。 刈取部を上昇させた状態を示す左側面図である。 別実施形態に係る刈取部を示す左側面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、図1に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、図2に示す矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
〔普通型コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、本発明に係る「収穫機」としての普通型コンバインを示している。このコンバインは、稲、麦、そば、大豆、トウモロコシ等の作物を収穫することができる。なお、本実施形態では、作物としてトウモロコシを収穫する作業形態を想定している。
このコンバインには、クローラ式の走行装置1と、走行装置1で支持される機体フレーム2と、が備えられている。機体フレーム2の前部には、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部3が昇降可能に設けられている。刈取部3の後方には、運転キャビン4が設けられている。運転キャビン4の後方には、刈取作物を脱穀する脱穀装置5及び収穫粒を貯留するグレンタンク6が機体左右方向に隣り合う状態で設けられている。グレンタンク6には、グレンタンク6内の収穫粒を排出するアンローダ7が設けられている。
〔刈取部〕
刈取部3には、植立作物を刈取対象と非刈取対象に分ける左右一対のデバイダ9L・9Rと、植立作物を掻き込む掻込リール10と、植立作物を切断する刈取装置11と、刈取作物を掻き込む掻込オーガ12と、刈取作物を脱穀装置5に搬送するフィーダ13と、刈取フレーム14と、複数の受け板15(本発明に係る「受け部材」に相当)と、が備えられている。刈取部3では、植立作物が左右一対のデバイダ9L・9Rによって刈取対象と非刈取対象に分けられて、刈取対象の植立作物が掻込リール10によって掻き込まれる。そして、掻込リール10で掻き込まれた植立作物が刈取装置11によって切断されて、刈取作物が掻込オーガ12によって掻き込まれて、フィーダ13によって脱穀装置5に搬送される。
刈取部3には、側部メッシュ部材16と、後部メッシュ部材17と、が備えられている。刈取部3の下部のうち左端部と右端部には、左ソリ体18と右ソリ体19がそれぞれ取り付けられている。左ソリ体18と右ソリ体19は、それぞれ本発明に係る「ソリ体」に相当する。
〔運転キャビン〕
運転キャビン4の前面には、フロントガラス20が設けられている。運転キャビン4には、運転座席21、メータパネル22、サイドパネル23、操向レバー24等が備え付けられている。運転座席21の前方、メータパネル22の下方及び操向レバー24の下方には、それぞれ空間が形成されている。
〔フィーダ〕
フィーダ13は、機体左右方向に延びる軸心X1周りで揺動可能に機体に支持されている。フィーダ13と機体フレーム2に亘って、油圧シリンダ(図示省略)が設けられている。フィーダ13が前記油圧シリンダによって軸心X1周りで揺動されて、刈取部3が昇降される。
〔刈取フレーム〕
刈取フレーム14には、左右一対の側板30L・30Rと、刈取作物を受け取るデッキ31と、後板32と、が備えられている。デッキ31の前端部には、刈幅方向に延びて刈取装置11を支持する横フレーム33がボルト固定されている。
〔デバイダ〕
左側のデバイダ9Lは、刈取フレーム14のうち左側の側板30Lの前端部に設けられている。右側のデバイダ9Rは、刈取フレーム14のうち右側の側板30Rの前端部に設けられている。通常の回り刈り(左回りの回り刈り)では、右側のデバイダ9Rが既刈地側に位置し、左側のデバイダ9Lが未刈地側に位置することになる。
〔掻込オーガ〕
掻込オーガ12は、刈取フレーム14のうち左右一対の側板30L・30Rに回転可能に支持されている。掻込オーガ12は、刈取作物を左スクリュ羽根39及び右スクリュ羽根40によってフィーダ13の前方に横送り搬送して、掻込フィンガー41によってフィーダ13に掻き込むように構成されている。
〔掻込リール〕
図3から図5に示すように、掻込リール10は、その回転軸10aを介して、リールフレーム25に回転可能に支持されている。リールフレーム25は、その回転軸25aが刈取フレーム14のうち後板32にステー25bによって取り付けられて、機体左右方向に延びる軸心X2周りで揺動可能に刈取フレーム14に支持されている。リールフレーム25と刈取フレーム14に亘って、左右一対の油圧シリンダ26が設けられている。リールフレーム25が油圧シリンダ26によって軸心X2周りで揺動されて、掻込リール10が昇降される。
回転軸10aの左右両端部には、それぞれリールディスク27が設けられている。左右のリールディスク27の各頂部に亘って、タイン支持ロッド28が架設されている。タイン支持ロッド28には、植立作物に掻込作用するタイン29が複数取り付けられている。タイン29は、掻込リール10の回転に拘わらず、タイン支持ロッド28から下方に延出した姿勢に保持される。複数のタイン29は、刈幅方向に間隔D(等間隔)をあけて設けられている。
〔刈取装置〕
図6及び図7に示すように、刈取装置11は、刈幅方向に往復動するバリカン式に構成されている。刈取装置11には、刈幅方向に往復動する刈刃34と、刈刃34を駆動操作するナイフバー35と、刈刃34を保持するナイフクリップ36と、が備えられている。ナイフクリップ36は、横フレーム33にボルト37及びナット38によって固定されている。刈刃34がナイフバー35によって刈幅方向に往復動されて、植立作物が刈刃34によって切断される。
〔タイン〕
図10及び図11に示すように、タイン29は、断面形状がT字形状(略T字形状を含む)に形成されている。タイン29は、例えば、金属製の部材によって構成されている。タイン29には、刈幅方向に沿う横向き部29Aと、刈幅方向に直交する方向に沿う縦向き部29Bと、が備えられている。タイン29は、縦向き部29Bが後方を向く姿勢でタイン支持ロッド28に取り付けられている。
縦向き部29Bの上端部には、プレート42が溶接固定されている。プレート42のうち横向き部29A側の面には、溶接ナット43が設けられている。タイン支持ロッド28には、タイン支持ロッド28に沿って延びるチャンネル部材44が設けられている。タイン29のうちプレート42側の端部をチャンネル部材44に嵌め込んで、チャンネル部材44に対して後方からボルト59によって固定している。
〔側部メッシュ部材〕
図3及び図12に示すように、側部メッシュ部材16は、未刈側に位置する左側のデバイダ9Lに設けられている。側部メッシュ部材16は、刈取フレーム14のうち左側の側板30Lにおける上面と前面に取り付けられている。
側部メッシュ部材16は、掻込リール10の左側方に位置して前後方向及び上下方向に平面状に広がるように構成されている。側部メッシュ部材16は、その前端位置が左右一対のデバイダ9L・9Rよりも前側の位置に設定され、かつ、その後端位置が刈取フレーム14の後端部に対応する位置に設定され、かつ、その上端位置が掻込リール10(下降状態の掻込リール10)よりも上側の位置に設定され、かつ、その下端位置が刈取フレーム14の下端部に対応する位置に設定されている。側部メッシュ部材16が油圧シリンダ26を横外方から覆って、油圧シリンダ26への植立作物の巻き付きを防止している。側部メッシュ部材16の網目の大きさは、運転キャビン4からの視認性を損なわない程度の大きさに設定されている。
側部メッシュ部材16には、第一ガイド部材45と、第二ガイド部材46と、が取り付けられている。第一ガイド部材45は、掻込リール10の近傍まで延びて、植立作物を掻込リール10に案内する。第二ガイド部材46は、刈取装置11の近傍まで延びて、植立作物を刈取装置11に案内する。
側部メッシュ部材16がメッシュ状の部材であることにより、視認性を損なうことなく、作物の案内状況を視認(例えば、図2のR1の範囲)することができる。なお、範囲R1は、例示であり、運転者の体格や姿勢、目線等によって多少変動する。
〔後部メッシュ部材〕
図3及び図13に示すように、後部メッシュ部材17は、掻込リール10の後方に位置して刈幅方向及び上下方向に平面状に広がるように構成されている。後部メッシュ部材17は、刈取フレーム14のうち後板32における上面に取り付けられている。後部メッシュ部材17は、その上端位置が掻込リール10(下降状態の掻込リール10)よりも上側の位置に設定され、その左右両端位置が刈取フレーム14の左右両端部に対応する位置に設定されている。後部メッシュ部材17は、側面視において、側部メッシュ部材16の後辺部と略平行な姿勢となっている。後部メッシュ部材17の網目の大きさは、運転キャビン4からの視認性を損なわない程度の大きさに設定されている。
これにより、トウモロコシ房状体(トウモロコシの粒等)が掻込リール10や掻込オーガ12の回転によって後方に跳ね飛ばされても、後部メッシュ部材17に当たって刈取フレーム14(デッキ31)上に落下することになり、トウモロコシ房状体を回収することができる。
また、後部メッシュ部材17がメッシュ状の部材であることにより、視認性を損なうことなく、運転キャビン4内における上述の空間(運転座席21の前方、メータパネル22の下方及び操向レバー24の下方の各空間)を通して、運転者が運転座席21から前方を視認(例えば、図1のR2の範囲)したり、掻込オーガ12の掻込状況、刈取装置11の刈跡、左側のデバイダ9Lの条合わせ状況、右側のデバイダ9Rの条合わせ状況等を視認(例えば、図1及び図2のR3の範囲)したりすることができる。なお、範囲R2、R3は、例示であり、運転者の体格や姿勢、目線等によって多少変動する。
〔左ソリ体〕
図14に示すように、左ソリ体18には、底板部47が備えられている。底板部47は、その前端部が前上がりに傾斜すると共に、その後端部が後上がりに傾斜するように形成されている。底板部47の前部と後部には、前取付け板部48と後取付け板部49がそれぞれ立設されている。
前取付け板部48は、刈取フレーム14のうち左側の側板30Lの前端部にボルト固定されている。後取付け板部49は、刈取フレーム14のうちデッキ31の左端部にボルト固定されている。前取付け板部48と後取付け板部49に亘って、連結部50が設けられている。後取付け板部49と底板部47に亘って、リブ51が設けられている。
〔右ソリ体〕
図15に示すように、右ソリ体19には、底板部52が備えられている。底板部52は、その前端部が前上がりに傾斜すると共に、その後端部が後上がりに傾斜するように形成されている。底板部52の前部と後部には、前取付け板部53と後取付け板部54がそれぞれ立設されている。
前取付け板部53は、刈取フレーム14のうち右側の側板30Rの前端部にボルト固定されている。後取付け板部54は、刈取フレーム14のうちデッキ31の右端部にボルト固定されている。前取付け板部53と後取付け板部54に亘って、連結部55が設けられている。連結部55の後端部は、当て板56に当接されている。
これにより、図1に示すように、刈取部3を下降させたときに、左ソリ体18及び右ソリ体19が刈取部3よりも先に接地することになる。これにより、刈取部3と地面との間に左ソリ体18及び右ソリ体19の高さに応じた隙間が生じることになって、刈取部3の地面への突っ込みをや受け板15の地面への接触を防止することができる。
〔受け板〕
図6及び図7に示すように、複数の受け板15は、刈幅方向に間隔D(等間隔)をあけて設けられている。すなわち、複数の受け板15の間隔Dは、複数のタイン29の間隔D(図5参照)と同じ間隔に設定されている。また、隣り合う受け板15の隙間Gは、植立作物から離脱したトウモロコシ房状体を受け止めることができる程度において、タイン29(横向き部29A)の幅(刈幅方向の長さ)B(図5参照)よりも大きく設定されている。
これにより、隣り合う受け板15の間をタイン29が通過することにより、受け板15がタイン29の動作を阻害することなく、植立作物をタイン29によってしっかりと掻き込むことができる。また、植立作物から離脱したトウモロコシ房状体が、隣り合う受け板15の間に挟まっても、このトウモロコシ房状体をタイン29によって掻き込むことができる。
受け板15は、刈刃34に対して略平行な状態(厳密には、刈刃34に対して若干前上がりに傾斜する状態)で刈刃34の上方を通って刈刃34よりも前側まで延びている。受け板15の前端位置は、左右一対のデバイダ9L・9Rよりも前側に突出しない範囲で、できるだけ前方に位置するように設定されている。受け板15は、ステー57(本発明に係る「支持部材」に相当)にボルト58によって片持ち状態で固定されている。
図8及び図9に示すように、受け板15は、刈幅方向に山部15b、15dと谷部15a、15cが並ぶ断面形状の波板状部材(例えば、金属製の部材)によって構成され、かつ、前部側が先細り形状(具体的には、鋭角な三角形状)に形成されている。受け板15には、第一谷部15aと、左右一対の第一山部15bと、左右一対の第二谷部15cと、左右一対の第二山部15dと、が形成されている。受け板15は、その中心C(刈幅方向の中心)に対して対称な形状に形成されている。
第一谷部15aは、その底部が突起状に形成されている。第二谷部15cは、第一谷部15aよりも深く、その底部が平面状に形成されている。第二谷部15cの後部には、ボルト58に対応するボルト孔15eが形成されている。第二谷部15cの下面のうちボルト孔15eに対応する部分には、補強用のプレート15fが取り付けられている。
第一山部15bは、その頂部が突起状に形成されている。第二山部15dは、第一山部15bよりも高く、その頂部が平面状に形成されている。
本実施形態では、受け板15の先端部の剛性を向上させるべく、左右一対の第一山部15bの頂部の間隔を小さくして、第一谷部15a及び左右一対の第一山部15bが受け板15の前端部まで届くようにしていると共に、ボルト58による固定強度を向上させるべく、左右一対の第二谷部15cの底部を幅広にして、左右一対のボルト孔15eの間隔が大きくなるようにしている。
〔ステー〕
図16から図19に示すように、ステー57は、刈刃34の下方を通って刈刃34よりも前側まで延びて刈刃34よりも前側の位置で受け板15を下方から支持している。ステー57には、左右一対の延出部57Aと、取付け部57Bと、左右一対のガイド部57Cと、が形成されている。ステー57は、例えば、金属製の部材によって構成されている。
ステー57は、刈刃34の下面に沿う状態で、横フレーム33にボルト37及びナット38によって固定されている。その際、複数のステー57のうちナイフクリップ36の位置に対応するステー57は、ナイフクリップ36と共に横フレーム33にボルト37及びナット38によって固定されている。なお、複数のステー57の全てが、ナイフクリップ36と共締めされていてもよい。
延出部57Aは、刈刃34の下方を通って刈刃34よりも前側まで延びている。左右一対の延出部57Aの後端部は、連結部57Dによって連結されている。延出部57Aの後端部には、ボルト37に対応するボルト孔57aが形成されていると共に、後方に突出する当接部57Eが形成されている。当接部57Eが横フレーム33に当接することにより、横フレーム33に対するステー57の固定状態が安定する。
延出部57Aの前端部には、刈刃34よりも上側に立ち上がる立ち上がり部57Fが形成されている。延出部57Aの横外側面には、前後方向に延びて作物(隣り合う受け板15の間に入り込んだ作物)をガイドするガイド面57Gが形成されている。延出部57Aの上部には、ナイフバー35との干渉を防ぐための凹部57cが形成されている。
取付け部57Bには、受け板15の後端部がボルト58によって固定されている。取付け部57Bは、左右一対の立ち上がり部57Fに亘るように、立ち上がり部57Fと一体的に形成されている。取付け部57Bには、ボルト58に対応する左右一対のボルト孔57bが形成されている。
ガイド部57Cは、受け板15の両横端部(刈幅方向両端部)に対応する両位置に設けられて、受け板15と刈刃34との上下間において、前後方向に延びて作物(隣り合う受け板15の間に入り込んだ作物)をガイドする。ガイド部57Cは、立ち上がり部57Fから後方に延びるように、立ち上がり部57Fと一体的に形成されている。ガイド部57Cと延出部57Aとの間には、刈刃34が入り込む溝57dが形成されている。
〔刈取部の高刈り作業〕
図20に示すように、トウモロコシAを収穫する場合、稈長が長いことから、刈取部3を上昇させた状態で刈取作業(高刈り作業)を行うことになる。そして、この場合、植立作物を掻込リール10によって掻き込む際に、掻込リール10が植立作物に接触してトウモロコシ房状体Aaが植立作物から離脱しても、トウモロコシ房状体Aaが刈取装置11の前側の地面に落下する前に、受け板15によって受け止められることになる。この状態では、受け板15は、前上がりの傾斜姿勢となっている。そして、受け板15上のトウモロコシ房状体Aaは、隣り合う受け板15の間を通過するタイン29によって掻き込まれて回収される。
また、刈取部3を上昇させた状態では、後部メッシュ部材17が掻込リール10と同等の高さとなっている。その際、後部メッシュ部材17がメッシュ状の部材であることにより、視認性を損なうことなく、運転者が運転座席21から前方を視認(例えば、図20のR2の範囲)することができる。
ここで、トウモロコシの場合、稈が太くて硬いと共に、高刈り作業により残稈の高さも高くなる。そうすると、残稈が機体フレーム2の下側の油圧ホース(図示省略)やハーネス(図示省略)に引っ掛かったりして、これらが破損することが懸念される。そこで、このような事態を回避するべく、前記油圧ホースや前記ハーネスを部分的に又は全体的に覆ってこれらを保護するカバー(図示省略)を設けている。
〔別実施形態〕
(1)図21に示すように、未刈側に位置する左側のデバイダ9Lに、メッシュ状のデバイダ160を取り付けてもよい。ここで、仮に、デバイダが樹脂製の透明板によって構成されている場合、刈取作業によって透明板に擦り傷が付いて、視認性が低下し易い。しかし、デバイダ160がメッシュ状の部材であることにより、作物の案内状況を視認することができると共に、視認性が低下し難い。また、掻込リール10への植立作物の巻き付きを防止することができる。
(2)上記実施形態では、作物としてトウモロコシを収穫する作業形態を想定しているが、稲、麦、そば、大豆等の作物を収穫する作業形態であってもよい。
(3)ステー57の形状や材質は、上記実施形態に係る形状や材質に限らず、種々の形状や材質を採用することができる。
(4)上記実施形態では、受け板15の支持構造として、ステー57と横フレーム33による支持構造を採用しているが、その他の支持構造を採用してもよい。
(5)上記実施形態では、受け板15が波板状部材によって構成されているが、例えば、平板状部材によって構成されていてもよいし、あるいは、円弧形状の板状部材によって構成されていてもよい。すなわち、受け板15の形状や材質は、上記実施形態に係る形状や材質に限らず、種々の形状や材質を採用することができる。
(6)上記実施形態では、タイン29は、断面形状がT字形状に形成されているが、爪式のタインによって構成されていてもよい。
(7)上記実施形態では、タイン29は、金属製の部材によって構成されているが、樹脂製の部材によって構成されていてもよい。
本発明は、稲、麦、そば、大豆、トウモロコシ等の作物を収穫するコンバインに利用可能である。
3 刈取部
9L デバイダ
9R デバイダ
10 掻込リール
11 刈取装置
15 受け板(受け部材)
15a 第一谷部(谷部)
15b 第一山部(山部)
15c 第二谷部(谷部)
15d 第二山部(山部)
16 側部メッシュ部材
17 後部メッシュ部材
18 左ソリ体(ソリ体)
19 右ソリ体(ソリ体)
29 タイン
29A 横向き部
29B 縦向き部
31 デッキ
33 横フレーム
57 ステー(支持部材)
57C ガイド部
57F 立ち上がり部
57G ガイド面

Claims (9)

  1. 機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
    前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、が備えられ
    前記刈取装置は、刈幅方向に往復動するバリカン式に構成され、
    前記受け部材は、板状部材によって構成され、
    前記支持部材のうち前記受け部材の刈幅方向両端部に対応する両部分に、前記受け部材と前記刈取装置との上下間において前後方向に延びて作物をガイドするガイド部が設けられている収穫機。
  2. 前記支持部材に、前記刈取装置の前方で前記刈取装置よりも上側に立ち上がる立ち上がり部が備えられ、
    前記ガイド部は、前記立ち上がり部から後方に延びるように、前記立ち上がり部と一体的に形成されている請求項に記載の収穫機。
  3. 機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
    前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、が備えられ、
    前記受け部材は、刈幅方向に山部と谷部が並ぶ断面形状の波板状部材によって構成され、かつ、前部側が先細り形状に形成されている収穫機。
  4. 機体前部に、植立作物を掻き込みながら刈り取る刈取部が昇降可能に備えられた収穫機であって、
    前記刈取部に、植立作物を切断する刈取装置と、刈取作物を受け取るデッキと、前記刈取装置の上方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びると共に刈幅方向に間隔をあけて設けられる複数の受け部材と、前記デッキに支持されると共に前記刈取装置の下方を通って前記刈取装置よりも前側まで延びて前記刈取装置よりも前側の位置で前記受け部材を下方から支持する複数の支持部材と、植立作物に掻込作用するタインを有する掻込リールと、が備えられ、
    隣り合う前記受け部材の間を前記タインが通過可能なように構成され、
    前記タインは、断面形状がT字形状に形成され、
    前記タインに、刈幅方向に沿う横向き部と、刈幅方向に直交する方向に沿う縦向き部と、が備えられ、
    前記タインは、前記縦向き部が後方を向く姿勢で備えられている収穫機。
  5. 前記デッキに、刈幅方向に延びて前記刈取装置を支持する横フレームが備えられ、
    前記支持部材は、前記刈取装置の下面に沿う状態で前記横フレームに取り付けられている請求項1から4の何れか一項に記載の収穫機。
  6. 前記刈取装置は、刈幅方向に往復動するバリカン式に構成され、
    前記受け部材は、板状部材によって構成され、
    前記支持部材のうち前記受け部材の刈幅方向両端部に対応する両側部に、前後方向に延びて作物をガイドするガイド面が形成されている請求項1からの何れか一項に記載の収穫機。
  7. 前記刈取部に、植立作物を掻き込む掻込リールが備えられ、
    前記刈取部の前端部のうち刈幅方向の両側部に、植立作物を刈取対象と非刈取対象に分ける一対のデバイダが備えられ、
    一対の前記デバイダのうち未刈地側に位置するデバイダに、前記掻込リールの側方に位置して前後方向及び上下方向に平面状に広がる側部メッシュ部材が設けられている請求項1から6の何れか一項に記載の収穫機。
  8. 前記刈取部に、植立作物を掻き込む掻込リールと、前記掻込リールの後方に位置して刈幅方向及び上下方向に平面状に広がる後部メッシュ部材と、が備えられている請求項1からの何れか一項に記載の収穫機。
  9. 前記刈取部の下部に、接地可能なソリ体が取り付けられ、
    前記刈取部を下降させたときに、前記ソリ体が前記刈取部よりも先に接地するように構成されている請求項1からの何れか一項に記載の収穫機。
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