JP6833603B2 - エレベーターにおける挟まれ防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターにおける挟まれ防止装置、特に乗り場ドアの先端とかごドアの先端との間に挟まれることの防止に関する。
エレベーターのかごが停止階に着床すると、かご側のかごドアと乗り場側の乗り場ドアとが連動して開動作する。かごの昇降時における昇降路との接触を回避するために、かごと昇降路、つまりかごと乗り場との間には若干の空間が設けられる。従って、戸開中に乗り場ドアの先端とかごドアの先端との間にできる隙間に人体の手や指が挟まれる可能性はある。
特開2008−201533号公報 特開2016−166064号公報
本発明は、戸開中にエレベーターの乗り場ドアの先端とかごドアの先端との間にできる隙間に人体の手や指が挟まれることを防止することを目的とする。
本発明に係るエレベーターにおける挟まれ防止装置は、エレベーターの乗り場側の乗降口に形成される乗り場ドアの先端と、前記エレベーターのかご側の乗降口に形成されるかごドアの先端との間にできる隙間を塞ぐことが可能な塞ぎ蓋と、前記各ドアの開動作に前記塞ぎ蓋を連動させることにより前記隙間を塞ぐ前記塞ぎ蓋の開閉機構と、を備え、前記塞ぎ蓋は、前記かごの昇降中は前記かごドアに沿って横設しており、前記開閉機構は、前記かごドアの開動作に応じて前記塞ぎ蓋に連結されたワイヤを引っ張ることで立設させて前記隙間を塞ぐことを特徴とする。
また、前記開閉機構及び前記塞ぎ蓋は、かご側に配設されることを特徴とする。
本発明によれば、戸開中にエレベーターの乗り場ドアの先端とかごドアの先端との間にできる隙間に人体の手や指が挟まれることを防止することができる。
また、かごの昇降中に、塞ぎ蓋を昇降路又は昇降路内に機材と接触させずにすむ。
また、エレベーターに対して1組の開閉機構及び塞ぎ蓋を配設すればよい。
本実施の形態において、エレベーターの乗り場ドア及びかごドア付近を上方から見たときに概略図である。 図1(a)に示す矢印A方向からかごドアを見たときの側面図である。 本実施の形態において、かごドアが閉まっている状態のときにかごドアを乗り場側から見たときの挟まれ防止装置の構成図である。 本実施の形態において、かごドアが閉まっている状態のときの挟まれ防止装置の斜視図である。 本実施の形態において、かごドアが開動作しているときにかごドアを乗り場側から見たときの挟まれ防止装置の構成図である。 本実施の形態において、かごドアが開動作しているときの挟まれ防止装置の斜視図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、エレベーターの乗り場ドア及びかごドア付近を上方から見たときの概略図である。図1では、乗り場ドアの先端とかごドアの先端との間にできる隙間を塞ぐ構造がわかりやすいようにドアの上方にある部材を適宜省略している。なお、図1において図面上方がかご側で図面下方が乗り場側である。図2は、図1(a)に示す矢印A方向からかごドアを見たときの挟まれ防止装置の構成図である。なお、エレベーターの敷居近辺の構造は図から省略している。図3は、かごドアを乗り場側から見たときの挟まれ防止装置の構成図である。なお、図3では、乗り場側の構成を省略している。更に、図4は、本実施の形態における挟まれ防止装置の斜視図であり、各ドア3,4が閉まっているときの状態を示している。以下、これらの図を用いて本実施の形態における挟まれ防止装置の構成について説明する。
図1には、エレベーターの乗り場側の乗降口を形成する三方枠1、かご側の乗降口を形成する三方枠2、乗り場ドア3及びかごドア4が示されている。各ドア3,4は、停止階に着床し開く際には図面右側の戸袋(図示せず)方向にスライドする。乗り場ドア3の先端とかごドア4の先端との間には隙間5がある。なお、各ドア3,4の先端というのは、各図面において左側の辺の位置に相当する。ドア3,4が閉まっているとき、1枚ドアの場合は三方枠1,2と、2枚ドアの場合は対向するドア(図示せず)とそれぞれ当接する戸当り側の辺(側面)のことを言う。
かごドア4には、本実施の形態における挟まれ防止装置のうち、隙間5を塞ぐことが可能な塞ぎ部材6が取り付けられる。つまり、塞ぎ部材6は、かごドア4と共に動く。塞ぎ部材6は、塞ぎ蓋7、基台8、蝶番9及び引きばね10を含む。蝶番9は、基台8の立ち上がり部分に塞ぎ部材6を回動可能に取り付ける。引きばね10は、初張力によりかごの昇降中にはかごドア4に沿って塞ぎ蓋7を横設させ、基台8の立ち上がり部分から立設しないように抑止するための弾性部材である。本実施の形態における塞ぎ部材6は、塞ぎ蓋7でかごの天井近傍から床面近傍までの長い範囲を塞ぐように構成するため、塞ぎ部材6の両端近傍の2箇所に蝶番9及び引きばね10を配設する。
かごドア4には、かごドア4の上端にドアハンガー11が取り付けられている。ドアハンガー11のハンガーローラ12によってドアレール13に懸架されることで、かごドア4はスライドされる。また、ドアハンガー11を被うようにハンガーケース14が設けられる。なお、ドアレール13及びハンガーケース14はかごの上部に取り付けられ、かごドア4のスライドと共に移動することはない。このかごドア4を開閉させる機構は、従前と同じでよい。
そして、塞ぎ部材6がかごドア4と共に移動する一方、ドアレール13及びハンガーケース14に取り付けられることでかごドア4と共に移動しない固定部材として、アーム15、固定板16及びカム17が設けられている。アーム15の一端には、後述するワイヤ18が、他端にはカム17の接触子としてコロ19が取り付けられる。固定板16は、ドアハンガー11の上部に固定され、アーム15を回動可能に軸支する。カム17は、凸形状を有しており、ハンガーケース14の上面の内側に逆さまにして取り付けられる。コロ19は、かごドア4の開動作に応じてカム17の表面を転動することになる。
そして、ワイヤ18は、かごドア4と共に移動する塞ぎ部材6と、移動しないアーム15とを連結する。ワイヤ18の一端は上記の通りアーム15に、他端は塞ぎ蓋7の外面にそれぞれ固定される。これにより、アーム15と塞ぎ蓋7は連結される。アーム15と塞ぎ蓋7との間には、チューブ20が配設され、ワイヤ18は、このチューブ20に挿通されている。
エレベーターのかごが停止階に着床すると乗り場ドア3とかごドア4とは連動して開動作する。この開動作に伴い戸開中には各ドア3,4の間に隙間5が現れることになるため、その隙間5に人の手や指など何らかの物体が挟まれる可能性が生じてくる。
そこで、本実施の形態においては、基台8に対して塞ぎ蓋7を回動可能に取り付ける蝶番9と引きばね10、更に基台8に対して塞ぎ蓋7を立設させる上記構成15〜20による開閉機構を設けることによって、戸開中に隙間5を塞ぎ蓋7で塞ぐようにしたことを特徴としている。以下、本実施の形態における挟まれ防止装置の作用について、図1乃至図4に加えて、開動作しているときの挟まれ防止装置の状態を示す図5,6を用いて説明する。なお、図5,6は、それぞれ昇降中の状態を示す図3,図4に対応している。
エレベーターのかごは、昇降路を昇降しているとき、挟まれ防止装置は、図3の状態にある。すなわち、塞ぎ蓋7は、引きばね10の引っ張る力により立設していない横設した状態(閉じている状態)になる。これにより、ワイヤ18は、塞ぎ部材6側に引っ張られており、カム17は、これに応じてカム17と接触していない状態でハンガーケース14の近い位置に留まる。このように、塞ぎ蓋7は、図1(a)に示すように乗り場側に飛び出ていないため、かごの昇降中に昇降路や昇降路内の機材等に接触することはない。
ここで、エレベーターのかごが停止階に着床すると、図1(b)において矢印Bで示すように乗り場ドア3とかごドア4とは連動して開動作する。この開動作に伴い、かごドア4は、図面の右側に移動する。このかごドア4の移動に伴い。アーム15のコロ19は、カム17と当接し、カム17の凸形状の斜面に沿って転動し、そして図5に示すようにカム17に乗り上げる。これにより、コロ19は、下方に押し下げられ、これにより、アーム15の他端でワイヤ18を引っ張り上げることになる。
ワイヤ18がアーム15に引っ張られると、引きばね10の初張力では耐えられず、塞ぎ蓋7は、図1(b)に示すように蝶番9を軸に立設することになる。この結果、隙間5は、塞ぎ蓋7によって塞がれることになるので、隙間5に人の手や指などが挟まれることを防止できる。
また、ドア3,4が閉動作すると、アーム15のコロ19は、上記と説明とは逆に移動し、そしてカム17に当接しないようになる。つまり、図3,4に示す元の状態に戻る。
なお、本実施の形態では、かごにコロ19やカム17を設けて塞ぎ蓋7を機械的に開閉制御するようにしたが、かごドア4の開閉制御をするための信号を取得し電気式に開閉制御するよう構成してもよい。
1,2 三方枠、3 乗り場ドア、4 かごドア、5 隙間、6 塞ぎ部材、7 塞ぎ蓋、8 基台、9 蝶番、10 引きばね、11 ドアハンガー、12 ハンガーローラ、13 ドアレール、14 ハンガーケース、15 アーム、16 固定板、17 カム、18 ワイヤ、19 コロ、20 チューブ。

Claims (2)

  1. エレベーターの乗り場側の乗降口に形成される乗り場ドアの先端と、前記エレベーターのかご側の乗降口に形成されるかごドアの先端との間にできる隙間を塞ぐことが可能な塞ぎ蓋と、
    前記各ドアの開動作に前記塞ぎ蓋を連動させることにより前記隙間を塞ぐ前記塞ぎ蓋の開閉機構と、
    を備え
    前記塞ぎ蓋は、前記かごの昇降中は前記かごドアに沿って横設しており、
    前記開閉機構は、前記かごドアの開動作に応じて前記塞ぎ蓋に連結されたワイヤを引っ張ることで立設させて前記隙間を塞ぐ、
    とを特徴とするエレベーターにおける挟まれ防止装置。
  2. 前記開閉機構及び前記塞ぎ蓋は、かご側に配設されることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターにおける挟まれ防止装置。
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