JP6833499B2 - 販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、販売データ処理装置に関する。
十分な広さのカウンターがない、例えば小さな売店などにも設置可能な、省スペース型でありながらレシートプリンタを備える販売データ処理装置が、求められている。
従来、省スペースを狙った販売データ処理装置は従来から様々提供されている。中でも、キーボードもレシートプリンタも備えないものは、他のタイプに比べて設置面積が小さい。しかしながら、小売りの現場でレシート発行をまったく行わないとすることは少なく、結局別体のプリンタが接続されるなどして、別途の設置スペースを要している。
本発明が解決しようとする課題は、設置スペースが小さくレシートプリンタを備える販売データ処理装置を提供することである。
実施形態の販売データ処理装置は、表示部と、台座部と、プリンタ部と、支持部とを備える。表示部は、画像を表示する表示デバイスを備え、前記表示デバイスを制御する制御部を構成するものであって外部機器がケーブルを介して接続される外部接続用端子を複数備える制御基板を内蔵している。プリンタ部は、前記台座部を幅方向中央部で二分した各部分のうちの一方に備え付けられ、用紙交換に際して開閉される蓋部を上面に備える。支持部は、前記台座部の前記各部分の他方に設けられ、前記表示部を、第1の角度範囲でチルト可能かつ第2の角度範囲でスイーベル可能に支持する。前記第2の角度範囲の最大値は、前記表示部を前記蓋部の開閉に干渉しない位置にスイーベルさせる角度である。さらに、前記支持部は、前記第1の角度範囲でのチルトを実現するチルト機構と、前記第2の角度範囲でのスイーベルを実現するスイーベル機構と、を備える。前記チルト機構は、前記表示部を両持ちで支持する一対の腕部と、該腕部の各々を水平なチルト軸回りに前記第1の角度範囲で屈曲可能にする肘部と、を備える。前記スイーベル機構は、前記チルト軸から平面視においてずれた位置に、スイーベルによる回動の中心となるスイーベル軸を有する。前記台座部は、前記ケーブルを上から下へ通すための孔を上面に有する。前記ケーブルは、前記一対の腕部の間から前記孔を通って前記台座部に挿通される。前記孔は、前記表示部が前記第2の角度範囲の最大値までスイーベルされた場合の前記一対の腕部の間に、前記外部接続用端子に接続される前記ケーブルをすべて束ねた場合の断面積以上の面積を有する。
図1は、第1実施形態のPOS端末装置の外観を示す正面図である。 図2は、POS端末装置の外観を示す右側面図である。 図3は、POS端末装置の外観を示す背面側から見た斜視図である。 図4は、POS端末装置の外観を示す平面図である。 図5は、表示操作部の内部の構成を簡略化して示す正面図である。 図6は、プリンタの蓋部を開閉可能な位置まで表示操作部を右へ回動させた状態のPOS端末装置の外観を示す平面図である。 図7は、プリンタの蓋部を開閉可能な位置まで表示操作部を右へ回動させた状態のPOS端末装置の外観を示す正面図である。 図8は、プリンタの蓋部を開閉可能な位置まで表示操作部を右へ回動させた状態のPOS端末装置の外観を示す背面側から見た斜視図である。 図9は、通常のオペレーション時のPOS端末装置の右側面図である。 図10は、メンテナンス時のPOS端末装置の右側面図である。 図11は、カバーが取り外された状態で概略的に示した支持部の平面図であって、表示操作部が正面を向いているときの状態を示す図である。 図12は、カバーが取り外された状態で概略的に示した支持部の平面図であって、表示操作部が最も大きく右にスイーベルされたときの状態を示す図である。 図13は、スイーベル機構およびその周辺部である台座部の一部の平面図である。 図14は、チルト機構の平面図である。
(第1実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1〜図4は、POS端末装置100の外観を示す図であって、図1は正面図、図2は右側面図、図3は背面側から見た斜視図、図4は平面図である。POS端末装置100は、オペレータの操作により、販売する商品のデータを登録し、登録された商品の代金を算出し、代金の決済処理を行う、販売データ処理装置の一例である。POS端末装置100は、表示操作部110、台座部120、支持部130、およびプリンタ部140を備えている。
表示操作部110は、表示部の一例である。表示操作部110は、POS端末装置100の正面に向けて、表示デバイス111とタッチパネル112とを、備えている。表示デバイス111は、画像を表示して、オペレータに向けて情報を提供する。タッチパネル112は、表示デバイス111の表示内容に応じた操作を、オペレータから受け付ける。
また、表示操作部110は、制御基板113を内蔵している。制御基板113は、制御部を構成するものであって、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などが実装された、マザーボードなどとも呼ばれるものである。制御部は、ROMが記憶するプログラムをCPUが実行することにより、実現される。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際にデータやプログラムを一時的に記憶する。制御部は、表示デバイス111やタッチパネル112などの各部を制御する。
図5は、表示操作部110の内部の構成を簡略化して示す正面図である。制御基板113は、各種の外部機器がケーブル114を介して接続される外部接続用端子115を、複数備えている。外部接続用端子115は、制御基板113に、例えば20個以上設けられている。なお、図面では、外部接続用端子115は、簡略化のために少なく図示してある。外部接続用端子115は、表示操作部110の下側を向いており、ケーブル114は、外部接続用端子115に、下から上へ向かって差し込まれている。
外部機器としては、例えば、釣銭機や電子マネー決済用の端末、ハンドスキャナなどがある。例えば釣銭機用の外部接続用端子115は、ドロワを使用する店舗では使われない。このように、どの外部接続用端子115が使用され、ケーブル114の総数が何本になるかは、POS端末装置100の納入先店舗の要望に応じて異なる。
プリンタ部140は、レシートなどを印字して発行する。プリンタ部140は、台座部120を幅方向中央部で二分した各部分のうちの一方(例えば左半分)に備え付けられている。プリンタ部140は、用紙収納部と印字部とを内蔵している。用紙収納部は、レシートとする用紙(例えば帯状の感熱紙が巻かれたロール紙)を収納する。印字部は、例えばサーマルヘッドとプラテンローラとを備える。
そしてプリンタ部140は、用紙交換などに際して開閉される蓋部141を、上面に備えている。図1〜図4に示す状態では、蓋部141の上方に表示操作部110が存在し、このままの状態で蓋部141を用紙交換可能に開放することはできない。本実施形態においては、用紙の交換(または補充)の頻度は、例えば1日あたり概ね2回程度と見込む。用紙交換(補充)の都度、蓋部141を開放するために、表示操作部110を移動させるスイーベル動作が必要となる。
支持部130は、台座部120を幅方向中央部で二分した各部分の他方に設けられ、表示操作部110を支持する。支持部130は、表示操作部110を、第1の角度範囲でチルト可能、かつ、第2の角度範囲でスイーベル可能に支持する。第2の角度範囲の最大値は、表示操作部110を、蓋部141の開閉に干渉しない位置にスイーベルさせる角度である。
図6〜図8は、プリンタ部140の蓋部141を開閉可能な位置まで表示操作部110を右へ回動させた状態のPOS端末装置100の外観を示す図であって、図6は平面図、図7は正面図、図8は背面側から見た斜視図である。
第2の角度範囲は、例えば、画面が正面を向いた状態から、向かって左(プリンタ部140のある側)に15°、右に60°の範囲である。左に比べて右の回動角度範囲が大きくされているのは、表示操作部110を、プリンタ部140の蓋部141の開閉を妨げない位置まで、移動させるためである。
図9および図10は、POS端末装置100の右側面図である。第1の角度範囲は、例えば、水平と画面とがなす角αが70°の位置から、水平と画面とがなす角βが10°の位置までの範囲である。
角αとしては、70°〜45°程度の範囲を想定してある。この角αとして想定された角度範囲は、POS端末装置100の使用時にオペレータが画面を自身にとって見やすい向きに合わせることを可能とするために設定された角度範囲である。
また、角βは、表示操作部110の下面を、正面向きを通り越してやや上向きにする角度である。外部接続用端子115にケーブル114を差し込む際、表示操作部110を角βの位置までチルトさせることにより、外部接続用端子115をやや上向きにすることができるので、作業性が向上する。
ここで、支持部130は、第1の角度範囲を二分するストッパーを備えている。ストッパーは、第1の角度範囲を、角αの範囲でのチルトを自在とする第1段階と、ストッパー解除により角βまでチルト可能とする第2段階と、に分ける。つまり、ストッパーがかけられた状態では、第1の角度範囲のうち第1段階の角αだけに限って、チルト可能である。
ストッパーを解除しての角βまでのチルトは、ケーブル114を差し込むなどのメンテナンス時にサービスマンが用いるもので、オペレータによる通常のオペレーションにおいては使用しない。仮に、表示操作部110が第1の角度範囲の全域に渡って連続的にチルト可能であると、スイーベル時に誤って不必要に大きくチルトさせてしまうなどの不都合が起こりうる。これに対し、大きくチルトすることを防ぐストッパーがあることにより、スイーベル時にはスイーベル方向へ効率的に力を作用させやすくなるので、オペレータにとって扱いやすいものとすることができる。
次に、カバー150について説明する。POS端末装置100は、支持部130を覆うカバー150を備えている。カバー150は、二つのピースからなり、前側部分と後ろ側部分とに二分可能である。カバー150は、略ドーム形状をなし、平面視の外形は円形であり、台座部120に接する縁151は円を描く。そして、カバー150は、表示操作部110のスイーベルに伴って、台座部120上で回動する。
ここで、図11および図12は、カバー150が取り外された状態で概略的に示した支持部130の平面図であって、図11は表示操作部110が正面を向いているときの状態、図12は表示操作部110が最も大きく右にスイーベルされたときの状態を示す。なお、図11および図12における上方が、POS端末装置100の正面側である。
支持部130は、スイーベル機構200と、チルト機構300と、を備える。図13は、スイーベル機構200およびその周辺部である台座部120の一部の平面図である。図14は、チルト機構300の平面図である。
ここで、図13に示すように、台座部120は、筐体の上部に、孔121を有する。孔121は、ケーブル114群を台座部120の上から下へ通すためのものである。この孔121は、カバー150により、支持部130とともに覆われる。カバー150は、クリップなどの異物が孔121から台座部120の筐体内に紛れ込むことを防ぐ。
チルト機構300は、表示操作部110とスイーベル機構200との間に設けられ、両者をつなぐ。チルト機構300は、表示操作部110の画面の仰角を任意に変更可能とするもので、回動軸(チルト軸P)回りに第1の角度範囲でのチルトを実現する。スイーベル機構200は、スイーベル軸O回りに、第2の角度範囲で、チルト機構300を回動させる。
チルト機構300は、一対の腕部310,320と、これらを繋ぐ平板部330とを備える。平板部330は、スイーベル機構200に連結されており、スイーベル機構200により台座部120に対して回動自在である。腕部310,320は、表示操作部110を、背面側から両持ちで支持する。
チルト機構300はさらに、一対の腕部310,320の各々を、水平なチルト軸P回りに、第1の角度範囲で屈曲可能にする肘部340,350を備える。腕部310は、第1棒材311と第2棒材312とに分かれており、肘部340は、第1棒材311の一端部と第2棒材312の一端部とを、第1の角度範囲で互いに回動自在に、接続している。同様に、腕部320は、第1棒材321と第2棒材322とに分かれており、肘部350は、第1棒材321の一端部と第2棒材322の一端部とを、第1の角度範囲で互いに回動自在に、接続している。
本実施形態のチルト軸Pは、スイーベル軸Oと平面視において距離gだけずれて位置している。従来、チルトとスイーベルとが併用された装置では、チルト軸Pとスイーベル軸Oとが平面視において重なっている。この従来の設計の場合、ケーブル114を台座部120に通す際に、ケーブル114がスイーベル軸Oと干渉する。この干渉も、表示操作部110から台座部120へ這わせられるケーブル114の本数が従来のように1〜2本程度であれば問題ない。しかしながら、本実施形態のように多数本であると、ケーブル114に無理な負荷をかけないように配線することが難しくなる。本実施形態は、制御基板113を、台座部120にではなく表示操作部110に搭載することにより、台座部120を小さくして設置面積を抑えて、省スペース化している。これにより、本実施形態のケーブル114は、多数本となっている。このため、本実施形態のように、一対の腕部310,320による両持ち支持として、チルト軸Pとスイーベル軸Oとを平面視においてずれさせることによって、ケーブル114とスイーベル軸Oとの干渉を避けている。
次に、ケーブル114が挿通される孔121の形状について説明する。孔121は、略半円状部122と、切欠き部123と、を有する。略半円状部122は、台座部120の上面におけるスイーベル軸Oよりも正面側に設けられており、概ね半円形状をなしている。切欠き部123は、第2の角度範囲の最大値にスイーベルされた表示操作部110に内蔵される制御基板113の外部接続用端子115に接続されたすべてのケーブル114に干渉しない位置まで、略半円状部122をスイーベル方向に沿って延ばすように拡張している。
このような孔121は、表示操作部110が第2の角度範囲の最大値までスイーベルされた場合の腕部310と腕部320との間に、外部接続用端子115に接続されるケーブル114をすべて(例えば20本以上)束ねた場合の断面積以上の面積を、有する。
また、孔121のスイーベル軸Oから遠い方の縁部121aは、円弧状であって、スイーベルに伴って移動するケーブル114が触れた場合に、ケーブル114を滑らかに案内する。
さらに、孔121のスイーベル軸Oに近い方の縁部121bは、略半円状部122と切欠き部123との切り替わり部分である境124において、角張らないよう面取り加工が施されてまるめられている。これにより、縁部121bは、境124において、略半円状部122と切欠き部123とが、円みを持って滑らかに切り替わる形状とされている。
さらに、台座部120の下面の4隅の各々には、ゴム足125が取り付けられている。ゴム足125は、台座部120の下面と台座部120が載置されるカウンター上面との間の隙間が従来よりも大きくなるよう、従来よりも長めのものとされている。このようにしている理由は、台座部120の下面とカウンター上面との間に、ケーブル114のためのスペースを設けるためである。
台座部120に挿通されたケーブル114は、台座部120の下面から出されて、台座部120の前側や後側へ這わせられる。ケーブル114が台座部120の前へ出されるか後へ出されるかは、POS端末装置100が載置されるカウンターの状態による。例えば、POS端末装置100の背面側を目隠しする側板があるカウンターであれば、台座部120の後へケーブル114を出しても、客の邪魔にならず、また、雑然とした印象を与えてしまうこともない。また、POS端末装置100の背面側が目隠しされないカウンターであれば、台座部120の前へケーブル114を出せば、客の邪魔にならず、客からの見た目を損なわない。
次に、図9に示すクランプ161,162について、説明する。POS端末装置100は、ケーブル114群を束ねるクランプ161,162を備えている。クランプ161,162で束ねられることにより、ケーブル114は、暴れにくくなり、外部接続用端子115から抜け落ちにくくなる。
クランプ161は、チルト軸Pの近傍に設けられている。クランプ162は、台座部120内のスイーベル軸Oの近傍に設けられている。所定位置に設けられたクランプ161,162は、孔121の内側におけるチルト軸Pおよびスイーベル軸Oに近い方をケーブル114群が通るよう、ケーブル114群を留める。
このような構成のPOS端末装置100において、プリンタ部140の用紙補充交換時には、オペレータが、表示操作部110を、向かって右へ大きくスイーベルさせ、蓋部141に干渉しない位置まで回動させる。次に、オペレータは、蓋部141を開放して、用紙を補充または交換する。その後、オペレータは、蓋部141を閉じ、表示操作部110を向かって左へスイーベルさせて元に戻す。
また、メンテナンス時には、サービスマンが、表示操作部110を大きくチルトさせ、さらにストッパーを解除して表示操作部110を仰向ける。そして、ケーブル114に関する作業を終えると、サービスマンは、表示操作部110の向きを元に戻す。
スイーベルに際して、ケーブル114は、腕部310,320の移動に伴い、孔121内を移動する。また、クランプ161,162で束ねられているので、ケーブル114は、孔121の内側におけるスイーベル軸Oおよびチルト軸Pに近い方に位置する。このような構成により、スイーベルに際してケーブル114に引き攣れやねじれが起こりにくくなる。これらにより、ケーブル114に負荷がかかりにくくなり、ケーブル114の寿命が損なわれない。
さらに、切欠き部123が設けられていることにより、表示操作部110が第2の角度範囲の最大値までスイーベルされた場合でも、ケーブル114が孔121の縁に押し付けられることがない。このため、ケーブル114に無理な負荷を与えることがないので、ケーブル114の寿命が損なわれない。
省スペースを狙って構成された販売データ処理装置は、従来様々提供されており、各々が有する省スペースの次に叶えるべき課題に応じて異なる構成を備えている。例えば、スーパーマーケットの精算レーンに設置されてオペレータにより操作されるタイプの販売データ処理装置ならば、スキャナやキーボード、各種表示部、レシートプリンタ、カードリーダなどをフル装備で搭載した上でのコンパクトさが求められる。これは、購入される商品の点数や種類が多いためや、多くの支払方法に対応するためである。
一方、例えば、小さな売店であると、タッチパネルやスキャナがあるならばキーボードの必要性が低かったり、レシートプリンタは一体であることが望まれたり、というニーズがある。
このように、使用される場面に応じて、何を備え何を省略したのかが、それぞれの販売データ処理装置で異なる。本実施形態のPOS端末装置100は、どちらかといえば小さな売店を想定したものであって、オプションの装置なしに単体で取引を終えることができるようにした上でのコンパクトさを実現するものである。
小売りの場で、紙のレシートをまったく不要としていることは、まだ少ない。本実施形態のPOS端末装置100はプリンタ部140を一体に備えているので、別体のプリンタ装置を設ける必要がない。このため、運用時のトータルの設置面積が抑えられる。
さらに、本実施形態のPOS端末装置100は、プリンタ部140を備えていながら、従来のプリンタなしのPOS端末装置と同程度の設置面積に抑えられている。これは、従来は一般に台座部120に内蔵されていた制御基板113が、表示操作部110に内蔵されていることで、台座部120をコンパクト化できているためである。
そして、制御基板113が台座部120の外にあることで、ケーブル114が表示操作部110と台座部120との間に這わせられるが、本実施形態の支持部130および孔121によれば、ケーブル114の引き攣れやねじれを防ぎ、また、ケーブル114に無理な負荷が加えられることを防ぐことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…POS端末装置(販売データ処理装置)
110…表示操作部(表示部)
111…表示デバイス
112…タッチパネル
113…制御基板
114…ケーブル
115…外部接続用端子
120…台座部
121…孔、121a…縁部、121b…縁部
122…略半円状部
123…切欠き部、124…境
125…ゴム足
130…支持部
140…プリンタ部
141…蓋部
150…カバー、151…縁
161,162…クランプ
200…スイーベル機構
300…チルト機構
310…腕部、311…第1棒材、312…第2棒材
320…腕部、321…第1棒材、322…第2棒材
330…平板部
340,350…肘部
O …スイーベル軸
P …チルト軸
特開2000−10495号公報

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示デバイスを備え、前記表示デバイスを制御する制御部を構成するものであって外部機器がケーブルを介して接続される外部接続用端子を複数備える制御基板を内蔵した表示部と、
    台座部と、
    前記台座部を幅方向中央部で二分した各部分のうちの一方に備え付けられ、用紙交換に際して開閉される蓋部を上面に備えるプリンタ部と、
    前記台座部の前記各部分の他方に設けられ、前記表示部を、第1の角度範囲でチルト可能かつ第2の角度範囲でスイーベル可能に支持し、前記第2の角度範囲の最大値は前記表示部を前記蓋部の開閉に干渉しない位置にスイーベルさせる角度である支持部と、
    を備え
    前記支持部は、前記第1の角度範囲でのチルトを実現するチルト機構と、前記第2の角度範囲でのスイーベルを実現するスイーベル機構と、を備え、
    前記チルト機構は、前記表示部を両持ちで支持する一対の腕部と、該腕部の各々を水平なチルト軸回りに前記第1の角度範囲で屈曲可能にする肘部と、を備え、
    前記スイーベル機構は、前記チルト軸から平面視においてずれた位置に、スイーベルによる回動の中心となるスイーベル軸を有し、
    前記台座部は、前記ケーブルを上から下へ通すための孔を上面に有し、
    前記ケーブルは、前記一対の腕部の間から前記孔を通って前記台座部に挿通され、
    前記孔は、前記表示部が前記第2の角度範囲の最大値までスイーベルされた場合の前記一対の腕部の間に、前記外部接続用端子に接続される前記ケーブルをすべて束ねた場合の断面積以上の面積を有する販売データ処理装置。
  2. 前記孔は、前記台座部の上面における前記スイーベル軸よりも正面側に設けられた略半円状部と、前記第2の角度範囲の最大値にスイーベルされた前記表示部に内蔵される前記制御基板の前記外部接続用端子に接続された前記ケーブルに干渉しない位置まで、前記略半円状部を前記スイーベル方向に沿って延ばすように拡張する切欠き部と、を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記孔の前記スイーベル軸に近い方の縁部は、前記略半円状部と前記切欠き部との移り変わり部分において、円みを持って滑らかに切り替わる形状とされている
    ことを特徴とする請求項に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記台座部の所定位置に設けられた前記ケーブルを束ねるものであって、前記孔の内側における前記チルト軸および前記スイーベル軸に近い方を前記ケーブルが通るよう留めるクランプをさらに備える
    ことを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の販売データ処理装置。
  5. 前記支持部を覆って前記孔からの前記台座部の内部への異物の入り込みを防ぐものであって前記表示部のスイーベルに伴って前記台座部の上で回動する略ドーム形状のカバーをさらに備える
    ことを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の販売データ処理装置。
  6. 前記外部接続用端子は、前記表示部の筐体の下部に設けられ、
    前記第1の角度範囲は、前記外部接続用端子が、下向きの位置から正面向きを超えて斜め上向きになる位置まで前記表示部をチルトさせる範囲を含む
    請求項1に記載の販売データ処理装置。
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