JP6833056B2 - 制御装置、環境調整システム、環境調整方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、環境調整システム、環境調整方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、屋内環境を調整する技術に関する。
屋内の空気状態、明るさ等の屋内環境に対する感覚は、個々人で様々であり、一般的に快適とされる値でこれらの環境を調整しても、適切に当該屋内に居る人の快適性を維持するのは困難である。
これに対し、利用者の環境に対する嗜好を勘案して室内の環境を調整する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1で提案される環境調整システムでは、環境サーバが、予め登録された利用者の環境に対する嗜好情報(例えば、冷房の程度、風の強さ等)と、環境センサを介してリアルタイムに検知される環境情報とを照合して、利用者の嗜好に沿うように、環境設備に対して環境調整を指示する。
特開2004−101048号公報
ところで、屋内環境に対する快適感は、同じ人であっても、その時の心的状態(例えば、リラックスしたい、作業等に集中したい等)によって変化するものといえる。そして、当然ながら、同じ心的状態であっても、屋内環境に対する快適感は、個々人で様々である。
しかしながら、個々人の心的状態を勘案して屋内環境を調整する技術について、未だ有意な技術の提案がなされていないのが実情である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、個々のユーザの心的状態を勘案して屋内環境を調整することができる制御装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
屋内環境を調整する調整機器を制御する制御装置であって、
ユーザの操作を受け付ける操作端末と通信する通信手段と、
心的状態を示す心的状態情報と、前記屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースと、
前記操作端末から前記ユーザが選択した心的状態を取得する取得手段と、
前記取得された心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する機器制御手段と、
前記調整機器の調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達していない場合、又は、前記操作端末が前記ユーザから前記屋内環境の状態の変更を受け付けてから、前記ユーザが前記調整対象エリアから退出するまでの経過時間が前記基準時間に達していない場合を除き、前記取得された心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する学習手段と、を備える。
本発明によれば、個々のユーザの心的状態を勘案して屋内環境を適切に調整することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る環境調整システムの全体構成を示す図 実施形態1の制御装置の構成を示すブロック図 実施形態1の制御装置が備える二次記憶装置について説明するための図 実施形態1の操作端末の構成を示すブロック図 実施形態1の操作端末で表示されるトップメニュー画面の一例を示す図 実施形態1の操作端末で表示されるユーザ認証画面の一例を示す図 実施形態1の操作端末で表示される心的状態選択画面の一例を示す図 実施形態1の操作端末で表示される変更受付画面の一例を示す図 実施形態1の制御装置の機能構成を示すブロック図 実施形態1の入室履歴DBを説明するための図 実施形態1の操作履歴DBを説明するための図 実施形態1の個人情報DBを説明するための図 実施形態1の学習情報DBを説明するための図 実施形態1の学習要否判定について説明するための図 実施形態1の環境調整処理の手順を示すフローチャート 実施形態1の学習処理の手順を示すフローチャート 実施形態1の変形例に係る環境調整システムの全体構成を示す図 本発明の実施形態2に係る環境調整システムの全体構成を示す図 実施形態2の制御装置が備える二次記憶装置について説明するための図 実施形態2の制御装置の機能構成を示すブロック図 実施形態2の操作端末で表示されるトップメニュー画面の一例を示す図 実施形態2の操作端末で表示される要望確認画面の一例を示す図 実施形態2の操作端末で表示される要望受付画面の一例を示す図 実施形態2の要望履歴DBを説明するための図 実施形態2において、複数のユーザが在室する場合の機器制御について説明するための図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る環境調整システム1の全体構成を示す図である。環境調整システム1は、一般住宅、オフィスビル、宿泊施設、商業施設等における部屋Aの環境(即ち、屋内環境)を調整するシステムである。環境調整システム1は、制御装置2と、操作端末3と、第1環境センサ4と、第2環境センサ5と、空調機6と、照明器7とを備える。
制御装置2は、例えば、部屋Aの内外の適切な場所に設置され、部屋Aに設置された空調機6及び照明器7の動作を制御して、部屋A(即ち、調整対象エリア)の環境を調整する。制御装置2は、図2に示すように、通信インタフェース20と、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、二次記憶装置24とを備える。これらの構成部は、バス25を介して相互に接続される。
通信インタフェース20は、操作端末3、第1環境センサ4、第2環境センサ5、空調機6及び照明器7とそれぞれ通信線8a〜8eを介して接続し、通信するためのインタフェースである。なお、通信インタフェース20は、操作端末3、第1環境センサ4、第2環境センサ5、空調機6及び照明器7の全部又は一部と無線通信するためのインタフェースであってもよい。
CPU21は、制御装置2を統括的に制御する。ROM22は、複数のファームウェアとこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM23は、CPU21の作業領域として使用される。
二次記憶装置24は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)若しくはフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等を含んで構成される。二次記憶装置24には、図3に示すように、環境調整プログラム240と、環境履歴DB241と、入室履歴DB242と、操作履歴DB243と、個人情報DB244と、学習情報DB245と、制御履歴DB246とを記憶する。この他にも、二次記憶装置24には、様々なプログラムと、それらのプログラムの実行時に使用されるデータが記憶される。
環境調整プログラム240は、部屋Aを個々のユーザの心的状態に適応した快適な環境に調整するための処理が記述されたプログラムである。環境履歴DB241、入室履歴DB242、操作履歴DB243、個人情報DB244、学習情報DB245及び制御履歴DB246の詳細と、制御装置2の機能の詳細については後述する。
図1に戻り、操作端末3は、部屋Aを利用するユーザから、入退室に係る操作と、環境変更に係る操作の入力を受け付ける装置である。操作端末3は、図4に示すように、入力部30と、表示部31と、通信インタフェース32と、制御部33と、二次記憶装置34とを備える。これらの構成部は、バス35を介して相互に接続される。
入力部30は、例えば、押しボタン、キーボード、マウス、キーパッド、タッチパネル及びタッチパッドの内の1つ以上を含んで構成される。表示部31は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ又はCRTディスプレイである。通信インタフェース32は、制御装置2と通信線8aを介して接続し、通信するためのインタフェースである。なお、通信インタフェース32は、制御装置2と無線通信するためのインタフェースであってもよい。
制御部33は、何れも図示しないが、CPU、ROM、RAM等を備え、操作端末3を統括的に制御する。二次記憶装置34は、EEPROM若しくはフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD等を含んで構成される。二次記憶装置34は、ユーザから上記の操作を受け付けるためのプログラム(以下、操作受付プログラムという。)を含む各種のプログラムと、それらのプログラムの実行時に使用されるデータを記憶する。
図5に、操作端末3により表示されるトップメニュー画面300の一例を示す。トップメニュー画面300には、3つのGUI(Graphical User Interface)ボタン、即ち、入室ボタン301と、退室ボタン302と、環境変更ボタン302とが設けられている。ユーザは、部屋Aに入室し、部屋Aの利用を開始する際、入室に係る操作(以下、入室操作という。)を行う必要がある。そのため、ユーザは、先ず、入室ボタン301を押下操作する。入室ボタン301が押下操作されると、操作端末3は、図6に示すユーザ認証画面310を表示する。
ユーザは予め登録されている自己のユーザネーム及びパスワードをユーザ認証画面310の入力フィールド311,312に入力し、GUIボタンであるOKボタン313を押下操作する。OKボタン313が押下操作されると、操作端末3は、ユーザにより入力されたユーザネーム及びパスワードを制御装置2に送信し、ユーザの認証を要求する。制御装置2から認証OKが通知されると、操作端末3は、図7に示す心的状態選択画面320を表示する。
心的状態選択画面320には、3つの心的状態、即ち、“リラックス”、“集中”及び“リフレッシュ”の各々に対応する3つのラジオボタン321〜323が設けられている。ユーザは、希望する心的状態に対応する何れか1つのラジオボタンにチェックを入れ、GUIボタンであるOKボタン324を押下操作する。OKボタン324が押下操作されると、操作端末3は、ユーザの入室を制御装置2に通知する。この通知には、当該ユーザのユーザネームと、当該ユーザによりチェックが入れられたラジオボタンに対応する心的状態、即ち、当該ユーザが選択した心的状態を示す情報が含まれる。以上により、ユーザの入室操作は完了する。なお、要求したユーザの認証について、制御装置2から認証エラーが通知された場合、操作端末3は、ユーザに対して、認証エラーになったことを報知し、再度、ユーザに、ユーザネーム及びパスワードの入力を促す。
図5に戻り、部屋Aの利用が終わり、退室する際、ユーザは退室に係る操作(以下、退室操作という。)を行う。退室操作は、退室ボタン302を押下操作することで完了する。退室ボタン302が押下操作されると、操作端末3は、制御装置2に、ユーザの退室を通知する。
また、ユーザは、部屋Aの現在の環境状態を変更したい場合、環境状態の変更に係る操作(以下、環境変更操作という。)を行う。この場合、先ず、ユーザは、トップメニュー画面300の環境変更ボタン303を押下操作する。環境変更ボタン303が押下操作されると、操作端末3は、図8に示す変更受付画面330を表示する。変更受付画面330は、部屋Aの環境状態の変更をユーザから受け付けるための画面である。変更受付画面330の表示当初において、図8に示すように、制御装置2から取得した環境状態を構成する各要素のデータ値が表示される。
詳細には、変更受付画面330の表示当初において、図8に示すように、表示フィールド331〜335には、それぞれ、部屋Aの現在の室温、湿度、風量、風向及び照度の各データ値が表示される。例えば、表示フィールド331には、現在の室温のデータ値が0.5度単位で表示され、表示フィールド332には、現在の湿度のデータ値が1%単位で表示され、表示フィールド335には、現在の照度のデータ値が10lx(ルクス)単位で表示される。
また、表示フィールド333には、現在の風量のデータ値が、3段階のレベル、詳細には、“弱”、“中”及び“強”の何れかで表示される。また、表示フィールド334には、現在の風向のデータ値が、3つの方向、“下向き”、“水平”及び“上向き”の何れかで表示される。
変更受付画面330には、表示フィールド331〜335の各々に対応付けて、調整ボタン336〜340が設けられている。調整ボタン336〜340の各々は、GUIボタンであり、UPボタンとDOWNボタンとで構成される。調整ボタン336において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド331に表示される室温のデータ値は0.5度上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド331に表示される室温のデータ値は0.5度下降する。
また、調整ボタン337において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド332に表示される湿度のデータ値は1%ポイント上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド332に表示される湿度のデータ値は1%ポイント下降する。また、調整ボタン340において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド335に表示される照度のデータ値は10lx上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド335に表示される照度のデータ値は10lx下降する。
また、調整ボタン338において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド333に表示される風量のデータ値は1段階レベルアップする。例えば、表示されている風量のデータ値が“中”の場合に、調整ボタン338のUPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド333に表示される風量のデータ値は“強”にレベルアップする。一方、調整ボタン338において、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド333に表示される風量のデータ値は1段階レベルダウンする。例えば、表示されている風量のデータ値が“中”の場合に、調整ボタン338のDOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド333に表示される風量のデータ値は“弱”にレベルダウンする。
また、調整ボタン339において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド334に表示される風向のデータ値は上方側に1段階変化する。例えば、表示されている風向のデータ値が“水平”の場合に、調整ボタン339のUPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド334に表示される風向のデータ値は“上向き”に変化する。一方、調整ボタン339において、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド334に表示される風向のデータ値は下方側に1段階変化する。例えば、表示されている風向のデータ値が“水平”の場合に、調整ボタン339のDOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド334に表示される風向のデータ値は“下向き”に変化する。
ユーザは、上記のような操作を行い、所望の環境状態の要素(例えば、室温)の変更が完了すると、GUIボタンであるOKボタン341を押下操作する。OKボタン341が押下操作されると、操作端末3は、環境状態の変更を通知するためのデータ(以下、変更通知データという。)を制御装置2に送信する。変更通知データには、例えば、変更された環境状態の要素を識別する情報と、変更後のデータ値とが格納される。これにより、ユーザの環境変更操作は完了する。
図1に戻り、第1環境センサ4は、部屋Aの空気環境を評価するためのデータ、換言すると、部屋Aの空気状態を示すデータ(以下、空気状態データという。)を計測するセンサであり、通信線8bを介して制御装置2と通信可能に接続する。詳細には、第1環境センサ4は、一定時間間隔(例えば、1分間隔)で、空気状態データとして、室温、湿度及び気流を計測し、計測した空気状態データと計測時刻を示す情報とが格納されたデータ(以下、第1環境データ)を制御装置2に送信する。本実施形態において、第1環境センサ4により計測される気流には、風量と風向が含まれる。なお、第1環境センサ4は、無線通信により、第1環境データを制御装置2に送信してもよい。
第2環境センサ5は、部屋Aの照明環境を評価するためのデータ、換言すると、部屋Aの照明状態を示すデータ(以下、照明状態データという。)を計測するセンサであり、通信線8cを介して制御装置2と通信可能に接続する。詳細には、第2環境センサ5は、一定時間間隔(例えば、1分間隔)で、照明状態データとして、照度を計測し、計測した照度と計測時刻を示す情報とが格納されたデータ(以下、第2環境データ)を制御装置2に送信する。なお、第2環境センサ5は、無線通信により、第2環境データを制御装置2に送信してもよい。
空調機6は、本発明に係る調整機器の一例である。空調機6は、通信線8dを介して制御装置2と通信可能に接続される。なお、空調機6は、無線により制御装置2と通信してもよい。空調機6は、制御装置2からの空調制御データに従って部屋Aの空調を行う。空調機6は、より詳細には、天井埋込タイプあるいは壁掛タイプの室内機であり、屋外に設置された室外機(図示せず)と図示しない通信線を介して通信可能に接続されると共に、冷媒を循環させるための冷媒配管により接続されている。
空調機6は、制御装置2からの空調制御データを受信すると、当該空調制御データに従った動作を行うと共に、自機の動作情報を室外機に送信する。動作情報には、運転中又は停止中を示す情報、サーモオン又はサーモオフを示す情報、冷房、暖房、除湿、送風などの運転モードを示す情報、設定風量、設定温度、設定湿度などの設定値を示す情報などが含まれる。空調機6からの動作情報を受信した室外機は、当該動作情報で示される動作を空調機6が行えるように、圧縮器、凝縮器、膨張弁、蒸発器等を備える冷媒回路の運転を行う。
照明器7は、本発明に係る調整機器の一例である。照明器7は、部屋Aの天井に設置され、部屋Aの照明を行う。照明器7は、通信線8eを介して制御装置2と通信可能に接続される。なお、照明器7は、無線により制御装置2と通信してもよい。照明器7は、制御装置2からの照明制御データに従って、点灯又は消灯し、点灯時には、当該照明制御データで指定された照度で照明を行う。
続いて、制御装置2の機能について説明する。制御装置2は、機能的には、図9に示すように、環境データ受信部200と、ユーザインタフェース部201と、認証部202と、機器制御部203と、学習部204とを備える。これらの機能部は、CPU21によって、二次記憶装置24に記憶される環境調整プログラム240が実行されることで実現される。
環境データ受信部200は、第1環境センサ4から一定時間間隔(本実施形態では、1分間隔)で送られてくる前述の第1環境データを受信する。環境データ受信部200は、受信した第1環境データに格納される空気状態データと計測時刻を環境履歴DB241に格納する。また、環境データ受信部200は、第2環境センサ5から一定時間間隔(本実施形態では、1分間隔)で送られてくる前述の第2環境データを受信する。環境データ受信部200は、受信した第2環境データに格納される照明状態データと計測時刻を環境履歴DB241に格納する。環境履歴DB241は、部屋Aの環境状態を示すデータ(即ち、空気状態データと照明状態データ)の履歴が保存されるデータベースである。前述したように、空気状態データには、第1環境センサ4により計測された室温、温度及び気流が含まれる。また、照明状態データには、第2環境センサ5により計測された照度が含まれる。
また、環境データ受信部200は、第1環境センサ4からの第1環境データを受信すると、受信した第1環境データに格納される空気状態データを機器制御部203に通知する。同様に、環境データ受信部200は、第2環境センサ5からの第2環境データを受信すると、受信した第2環境データに格納される照明状態データを機器制御部203に通知する。機器制御部203は、空調機6を制御する際に、通知された空気状態データを使用する。また、機器制御部203は、照明器7を制御する際に、通知された照明状態データを使用する。
ユーザインタフェース部201は、本発明に係る取得手段の一例である。ユーザインタフェース部201は、操作端末3を介したユーザによる各種の操作、即ち、入室操作、退室操作及び環境変更操作に応じた処理を行う。詳細には、入室操作において、前述したように、操作端末3から、ユーザの認証の要求を受けると、ユーザインタフェース部201は、操作端末3から送信されたユーザネーム及びパスワードを後述する認証部202に通知する。そして、認証部202から認証OKの通知を受けると、ユーザインタフェース部201は、操作端末3に認証OKを通知する。一方、認証部202から認証エラーの通知を受けると、ユーザインタフェース部201は、操作端末3に認証エラーを通知する。
ユーザインタフェース部201は、操作端末3からユーザの入室の通知を受けると、入室履歴DB242を更新すると共に、入室したユーザのユーザネームと、選択された心的状態を示す情報とを機器制御部203に通知する。機器制御部203は、ユーザインタフェース部201から通知された内容に基づいて、後述する学習情報DB245を検索して、当該ユーザの当該心的状態に適した環境状態を取得する。入室履歴DB242は、図10に示すように、部屋Aにおけるユーザの入退室の履歴が保存されるデータベースである。また、ユーザインタフェース部201は、操作端末3からユーザの退室の通知を受けると、入室履歴DB242を更新すると共に、ユーザの退出を機器制御部203及び学習部204に通知する。
また、ユーザインタフェース部201は、操作端末3から、環境状態の要求を受けると、環境履歴DB241から最新の環境状態を示すデータ、即ち、最新の空気状態データ及び照度状態データを取得し、これらが格納された応答データを操作端末3に送信する。かかる応答データを受信すると、操作端末3は、前述した図8に示す変更受付画面330を表示する。
また、操作端末3から前述の変更通知データを受信すると、ユーザインタフェース部201は、操作履歴DB243を更新すると共に、環境状態の変更を機器制御部203に通知する。この際、例えば、ユーザインタフェース部201は、変更された環境状態の要素を識別する情報と変更後のデータ値を機器制御部203に通知する。操作履歴DB243は、ユーザによる環境変更操作の履歴が保存されるデータベースであり、図11に示すように、操作時刻と、ユーザネームと、変更内容とを対応付けたレコードが登録される。変更内容には、変更された環境状態を識別する情報(例えば、項目名)と変更後のデータ値とが対応付けて格納される。
図9に戻り、認証部202は、個人情報DB244を参照して、ユーザインタフェース部201から通知されたユーザネーム及びパスワードの認証を行う。個人情報DB244は、環境調整システム1によるサービスの提供を受けるために事前に登録済みの各ユーザの個人情報が保存されるデータベースである。個人情報DB244には、図12に示すように、ユーザネームと、パスワードと、氏名と、性別と、生年月日と、連絡先とを対応付けたレコードが、ユーザの数だけ登録されている。認証部202は、ユーザインタフェース部201から通知されたユーザネーム及びパスワードが格納されたレコードが、個人情報DB244に存在する場合、認証OKをユーザインタフェース部201に通知する。一方、認証部202は、通知されたユーザネーム及びパスワードが格納されたレコードが、個人情報DB244に存在しない場合、認証エラーをユーザインタフェース部201に通知する。
機器制御部203は、本発明に係る機器制御手段の一例である。機器制御部203は、ユーザインタフェース部201から、入室したユーザのユーザネームと、選択された心的状態を示す情報の通知を受けると、学習情報DB245を参照して、当該ユーザの当該選択された心的状態に対応する良好な環境状態情報を取得する。学習情報DB245は、心的状態を示す心的状態情報と、部屋Aの良好な環境状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースである。学習情報DB245は、後述する学習部204の学習によって構築される。図13に、学習情報DB245の一例を示す。
本実施形態では、心的状態情報とは、“リラックス”、“集中”及び“リフレッシュ”の各々を識別する情報である。また、本実施形態では、環境状態情報には、環境状態の各要素のデータ値の範囲、即ち、室温、湿度、風量、風向及び照明のデータ値の範囲が含まれている。図13の例では、ユーザネーム“A1234567”のユーザが部屋Aにて“リラックス”したい場合、部屋Aの環境状態が、室温:25〜26.5度、湿度:58〜60%、風量の大きさ:弱〜中、風向:下向き〜水平、照度:200〜400lxであるのが良好、即ち、望ましいことが判る。
機器制御部203は、学習情報DB245から取得した、入室したユーザの選択した心的状態に対応する環境状態情報に基づいて、空調機6及び照明器7を制御する。即ち、機器制御部203は、当該ユーザの当該心的状態に対応する良好な室温、湿度、風量及び風向となるように空調機6を制御するための空調制御データを生成し、空調機6に送信する。また、機器制御部203は、当該ユーザの当該心的状態に対応する良好な照度となるように照明器7を制御するための照明制御データを生成し、照明器7に送信する。
また、機器制御部203は、ユーザインタフェース部201から環境状態の変更の通知を受けると、当該通知の内容に従って、空調機6及び/又は照明器7を制御する。例えば、ユーザインタフェース部201からの当該通知が、室温を26度に変更することを示す場合、機器制御部203は、部屋Aの室温が26度となるように空調機6を制御する。
機器制御部203は、ユーザインタフェース部201からユーザの退室の通知を受けると、空調機6を停止させ、照明器7を消灯させる。あるいは、機器制御部203は、ユーザインタフェース部201からユーザの退室の通知を受けると、部屋Aが予め定めた空気環境及び照明環境で維持されるように空調機6及び照明器7を制御してもよい。
機器制御部203は、以上のようにして空調機6及び照明器7を制御する際、その制御内容を制御履歴DB246に格納する。制御履歴DB246は、空調機6及び照明器7に対する制御内容の履歴が保存されるデータベースである。
学習部204は、本発明に係る学習手段の一例である。学習部204は、ユーザが選択した(即ち、希望する)心的状態と、部屋Aの良好な環境状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて学習情報DB245を更新することで、学習情報DB245を構築する。学習部204は、ユーザインタフェース部201から、ユーザの退室の通知を受けると、環境状態の要素毎(即ち、室温、湿度、風量、風向、照度)に、学習が必要か否かの判定(以下、学習要否判定という。)を行う。本実施形態では、ユーザが、環境状態におけるある要素について、最後に変更操作を行ってからの経過時間(以下、未操作時間という。)が、予め定めた基準時間(例えば、30分)以上の場合、当該要素について学習が必要であると判定し、未操作時間が基準時間に達していない場合は、当該要素について学習が必要でないと判定する。なお、入室してから1度も当該要素について変更操作を行っていない場合は、入室から退出までの時間(即ち、在室時間)が、当該要素に対応する未操作時間とみなされる。
上記の学習要否判定について、図14に示す状況を例にして具体的に説明する。図14では、ユーザが、部屋Aに8時35分に入室し、9時に室温の変更操作を行い、10時30分に照度の変更操作を行い、10時50分に退室した状況が示されている。かかる状況において、上記の基準時間が30分であるとすると、学習部204は、環境状態における照度以外の全要素(即ち、室温、湿度、風量、風向)について、学習の必要があると判定する。このような学習要否判定をおこなうことで、学習結果の精度、ひいては、学習情報DB245の精度を高めることができる。
学習部204は、学習の必要があると判定した全ての要素について、環境履歴DB241と、学習情報DB245と、制御履歴DB246とに基づいて、当該ユーザの当該心的状態における良好な状態を学習し、学習した結果に基づいて、学習情報DB245を更新する。なお、環境調整システム1によるサービスの利用回数が少ないユーザに対しても、ある程度の良好な環境を提供できるように、学習情報DB245には、予め基礎データが登録されている。
図15は、制御装置2によって実行される環境調整処理の手順を示すフローチャートである。環境データ受信部200は、第1環境センサ4からの第1環境データ又は第2環境センサ5からの第2環境データを受信すると(ステップS101;YES)、環境履歴DB241を更新する(ステップS102)。即ち、環境データ受信部200は、受信した第1環境データに格納される空気状態データと計測時刻、又は、受信した第2環境データに格納される照明状態データと計測時刻を環境履歴DB241に格納する。また、環境データ受信部200は、空気状態データ又は照明状態データを機器制御部203に通知する。
ユーザが入室した場合、詳細には、ユーザの入室操作が完了し、操作端末3からユーザの入室の通知を受けると(ステップS103;YES)、ユーザインタフェース部201は、入室履歴DB242を更新する(ステップS104)。また、ユーザインタフェース部201は、入室したユーザのユーザネームと、選択された心的状態を示す情報とを機器制御部203に通知する。機器制御部203は、学習情報DB245から、入室したユーザの選択した心的状態に対応する環境状態情報を取得する(ステップS105)。機器制御部203は、取得した環境状態情報に基づいて、空調機6及び照明器7を制御する(ステップS106)。ステップS106の後、ステップS101に戻る。
ユーザにより環境状態の変更操作が行われた場合(ステップS107;YES)、ユーザインタフェース部201は、操作履歴DB243を更新する(ステップS108)。また、ユーザインタフェース部201は、環境状態の変更を機器制御部203に通知する。機器制御部203は、かかる通知の内容、即ち、ユーザの変更操作の内容に基づいて、空調機6及び/又は照明器7を制御する(ステップS109)。ステップS109の後、ステップS101に戻る。
ユーザが退室していない場合(ステップS110;NO)、ステップS101に戻る。一方、ユーザが退室した場合、詳細には、ユーザの退室操作が完了し、操作端末3からユーザの退室の通知を受けると(ステップS110;YES)、ユーザインタフェース部201は、入室履歴DB242を更新する(ステップS111)。また、ユーザインタフェース部201は、ユーザの退室を機器制御部203及び学習部204に通知する。機器制御部203は、ユーザの退室に係る予め定めた内容で空調機6及び照明器7を制御する(ステップS112)。この際、例えば、機器制御部203は、空調機6を停止させ、照明器7を消灯させたり、あるいは、部屋Aが予め定めた空気環境及び照明環境で維持されるように空調機6及び照明器7を制御する。また、学習部204は、学習処理を実行する(ステップS113)。ステップS113の後、ステップS101に戻る。
図16は、制御装置2の学習部204によって実行される学習処理の手順を示すフローチャートである。学習部204は、前述したように、環境状態を構成する各要素(即ち、室温、湿度、風量、風向、照度)について、学習要否を判定する(ステップS201)。その結果、学習が必要な要素がない場合(ステップS202;NO)、学習処理は終了し、図15のステップS101に戻る。
一方、学習が必要な要素がある場合(ステップS202;YES)、学習部204は、当該要素について、環境履歴DB241と、学習情報DB245と、制御履歴DB246とに基づいて、当該ユーザの当該心的状態における良好な状態を学習する(ステップS203)。そして、学習部204は、学習した結果に基づいて、学習情報DB245を更新する(ステップS204)。
学習要否を判定していない要素がある場合(ステップS205;YES)、ステップS201に戻り、学習要否を判定していない要素がない、即ち、環境状態を構成する全ての要素について学習要否を判定した場合(ステップS205;NO)、学習処理は終了し、図15のステップS101に戻る。
以上説明したように、実施形態1に係る環境調整システム1では、部屋Aの環境状態を、入室したユーザの心的状態に対応する良好な状態となるように適切に調整することができる。
実施形態1の変形例として、図17に示すように、ユーザが携帯する、スマートフォン、タブレット端末等の操作端末3Aにより、ユーザから、入退室操作と、環境変更操作の入力を受け付けるようにしてもよい。この場合、操作端末3Aには、前述した操作受付プログラムが予めインストールされている。
また、ユーザの退室を人感センサにより検出してもよい。このようにすると、ユーザは、退室操作をする必要がない。
また、学習部204の学習処理において、学習要否判定で学習が必要であると判定された要素であっても、現在のデータ値が、学習情報DB245に登録されているデータ値の範囲、即ち、今までの学習結果と大きく乖離している場合(詳細には、予め定めた範囲を超えて乖離している場合)は、当該要素を学習対象から外してもよい。このようにすることで、学習の精度を高め、結果として、学習情報DB245の精度を高めることができる。
また、学習部204は、部屋Aにおけるユーザの位置と空調機6及び照明器7との位置関係も勘案して学習処理を行ってもよい。この場合、制御装置2は、CCD(Charge-Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを備えるカメラによって撮像された画像を解析することで、ユーザの位置を検出する。あるいは、図17に示すように、ユーザが携帯する操作端末3Aにより、ユーザから入退室操作と環境変更操作の入力を受け付ける場合、制御装置2は、操作端末3Aとの通信により、ユーザの位置を検出してもよい。空調機6及び照明器7の位置に関する情報については、二次記憶装置24に予め保存されているものとする。
実施形態2.
続いて、本発明の実施形態2について説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図18は、実施形態2に係る環境調整システム1Aの全体構成を示す図である。前述した実施形態1の環境システム1は、1人のユーザによって利用される部屋Aの環境を調整するシステムであった。これに対し、実施形態2の環境システム1Aは、複数のユーザによって利用され得る部屋Xの環境を調整する。環境調整システム1Aは、制御装置2Aと、操作端末3Bと、第1環境センサ4と、第2環境センサ5と、空調機6と、照明器7とを備える。
制御装置2Aは、例えば、部屋Xの内外の適切な場所に設置され、部屋Xに設置された空調機6及び照明器7の動作を制御して、部屋X(即ち、調整対象エリア)の環境を調整する。制御装置2Aのハードウェア構成は、実施形態1の操作端末3と同様である(図2参照)。但し、制御装置2Aの二次記憶装置24には、図19に示すように、実施形態1の制御装置2における環境調整プログラム240の代わりに環境調整プログラム240Aが記憶され、操作履歴DB243の代わりに要望履歴DB247が記憶されている。
環境調整プログラム240Aは、部屋Xを個々のユーザの心的状態に適応した快適な環境に調整するための処理が記述されたプログラムである。要望履歴DB247の詳細については後述する。
制御装置2Aの機能構成を図20に示す。制御装置2Aは、実施形態1の制御装置2におけるユーザインタフェース部201、機器制御部203及び学習部204の代わりに、ユーザインタフェース部201A、機器制御部203A及び学習部204Aを備える。ユーザインタフェース部201A、機器制御部203A及び学習部204Aの詳細については後述する。
図18に戻り、操作端末3Bは、部屋Xを利用するユーザから、入退室に係る操作と、環境に対する要望に係る操作の入力を受け付ける装置である。操作端末3Bのハードウェア構成は、実施形態1の操作端末3と同様である(図4参照)。但し、操作端末3Bの二次記憶装置34に記憶される操作受付プログラムの内容は、操作端末3の二次記憶装置34に記憶される操作受付プログラムと相違する。
図21に、操作端末3Bにより表示されるトップメニュー画面300Aの一例を示す。トップメニュー画面300Aでは、実施形態1のトップメニュー画面300(図5参照)における環境変更ボタン303が設けられていない。これは、部屋Xでは、複数のユーザが在室する可能性があるため、ユーザ個別の所望の環境変更操作を受け付けないようにしているためである。
実施形態1と同様、ユーザは、部屋Xに入室し、部屋Xの利用を開始する際、入室に係る操作(以下、入室操作という。)を行う必要がある。そのため、ユーザは、先ず、入室ボタン301を押下操作する。入室ボタン301が押下操作されると、操作端末3Bは、図6に示すユーザ認証画面310を表示する。
ユーザは予め登録されている自己のユーザネーム及びパスワードをユーザ認証画面310の入力フィールド311,312に入力し、GUIボタンであるOKボタン313を押下操作する。OKボタン313が押下操作されると、操作端末3Bは、ユーザにより入力されたユーザネーム及びパスワードを制御装置2Aに送信し、ユーザの認証を要求する。制御装置2Aから認証OKが返信されると、操作端末3Bは、図7に示す心的状態選択画面320を表示する。
操作端末3Bは、心的状態選択画面320において、OKボタン324が押下操作されると、制御装置2Aにユーザの入室を通知する。この通知には、ユーザによりチェックが入れられたラジオボタンに対応する心的状態、即ち、ユーザが選択した心的状態を示す情報が含まれる。
ユーザインタフェース部201Aは、操作端末3Bから、ユーザの認証の要求を受けると、操作端末3Bから送信されたユーザネーム及びパスワードを認証部202に通知する。そして、認証部202から認証OKの通知を受けると、ユーザインタフェース部201Aは、操作端末3Bに認証OKを通知する。一方、認証部202から認証エラーの通知を受けると、ユーザインタフェース部201Aは、操作端末3Bに認証エラーを通知する。
ユーザインタフェース部201Aは、操作端末3Bからユーザの入室の通知を受けると、入室履歴DB242を更新すると共に、入室したユーザのユーザネームと、選択された心的状態を示す情報とを機器制御部203Aに通知する。
また、ユーザは、部屋Xの利用が終わり、退室する際、退室に係る操作(以下、退室操作という。)を行う必要がある。そのため、ユーザは、トップメニュー画面300Aにおける退室ボタン302を押下操作する。退室ボタン302が押下操作されると、操作端末3Bは、図22に示す要望確認画面350を表示する。要望確認画面350には、何れもGUIボタンであるYESボタン351とNOボタン352が設けられている。
ユーザは、部屋Xの環境について要望がある場合、YESボタン351を押下操作し、要望がない場合、NOボタン352を押下操作する。ユーザによりNOボタン352が押下操作されると、操作端末3Bは、制御装置2Aに、ユーザの退室を通知する。この通知には、環境に対する要望がないことを示す情報が含まれる。一方、ユーザによりYESボタン351が押下操作されると、操作端末3Bは、図23に示す要望受付画面360を表示する。要望受付画面360の画面構成は、実施形態1における変更受付画面330(図8参照)と同様である。要望受付画面360の表示当初において、図23に示すように、制御装置2Aから取得した環境状態を構成する各要素のデータ値が表示される。
詳細には、要望受付画面360の表示当初において、図23に示すように、表示フィールド361〜365には、それぞれ、部屋Xの現在の室温、湿度、風量、風向及び照度の各データ値が表示される。
また、要望受付画面360には、表示フィールド361〜365の各々に対応付けて、調整ボタン366〜370が設けられている。調整ボタン366〜370の各々は、GUIボタンであり、UPボタンとDOWNボタンとで構成される。調整ボタン366において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド361に表示される室温のデータ値は0.5度上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド361に表示される室温のデータ値は0.5度下降する。
また、調整ボタン367において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド362に表示される湿度のデータ値は1%ポイント上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド362に表示される湿度のデータ値は1%ポイント下降する。また、調整ボタン370において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド365に表示される照度のデータ値は10lx上昇し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド365に表示される照度のデータ値は10lx下降する。
また、調整ボタン368において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド363に表示される風量のデータ値は1段階レベルアップし、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド363に表示される風量のデータ値は1段階レベルダウンする。また、調整ボタン369において、UPボタンが1回押下操作されると、表示フィールド364に表示される風向のデータ値は上方側に1段階変化し、一方、DOWNボタンが1回押下操作されると、表示フィールド364に表示される風向のデータ値は下方側に1段階変化する。
ユーザは、上記のような操作を行い、所望の環境状態の要素(例えば、室温)について、要望するデータ値の設定が完了すると、GUIボタンであるOKボタン371を押下操作する。OKボタン371が押下操作されると、操作端末3Bは、制御装置2Aに、ユーザの退室を通知する。この通知には、環境に対する要望があることを示す情報と、ユーザによりデータ値が設定された環境状態の要素を識別する情報と、設定されたデータ値とが格納される。これにより、ユーザの退室操作は完了する。
ユーザインタフェース部201Aは、操作端末3Bからユーザの退室の通知を受けると、入室履歴DB242を更新すると共に、ユーザの退出を機器制御部203A及び学習部204Aに通知する。また、ユーザにより、要望受付画面360を介して、データ値の設定が行われた場合、ユーザインタフェース部201Aは、要望履歴DB247を更新する。要望履歴DB247は、ユーザによる環境に対する要望の履歴が保存されるデータベースであり、図24に示すように、操作時刻と、ユーザネームと、要望内容とを対応付けたレコードが登録される。要望内容には、データ値が設定された要素を識別する情報と設定されたデータ値とが対応付けて格納される。
機器制御部203Aは、ユーザインタフェース部201Aから、入室したユーザのユーザネームと、選択された心的状態を示す情報の通知を受けると、学習情報DB245を参照して、当該ユーザの当該選択された心的状態に対応する良好な環境状態情報を取得する。機器制御部203Aは、部屋Xに先に入室した他のユーザが存在しない場合、学習情報DB245から取得した環境状態情報に基づいて、空調機6及び照明器7を制御する。
一方、部屋Xに他のユーザ(例えば、ユーザAとする。)が既に在室している場合、機器制御部203Aは、ユーザAの選択した心的状態に対応する環境状態情報と、今回入室したユーザ(例えば、ユーザBとする。)の選択した心的状態に対応する環境状態情報とを勘案して、空調機6及び照明器7を制御する。詳細には、機器制御部203Aは、双方の環境状態情報における各要素について、重なるデータ値の範囲で空調機6及び照明器7を制御する(図25参照)。ユーザが3人以上の場合も同様に、機器制御部203Aは、各ユーザに対応する環境状態情報を勘案して、空調機6及び照明器7を制御する。
機器制御部203Aは、ユーザインタフェース部201Aからユーザの退室の通知を受けると、他に在室するユーザが居ない場合、空調機6を停止させ、照明器7を消灯させたり、あるいは、部屋Xが予め定めた空気環境及び照明環境で維持されるように空調機6及び照明器7を制御する。一方、ユーザインタフェース部201Aからユーザの退室の通知を受けた際、他に在室するユーザが居る場合、機器制御部203Aは、当該在室する1又は複数のユーザに対応する環境状態情報に基づいて、空調機6及び照明器7を制御する。
学習部204Aは、ユーザが選択した(即ち、希望する)心的状態と、部屋Xの良好な環境状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて学習情報DB245を更新することで、学習情報DB245を構築する。学習部204Aは、ユーザインタフェース部201Aから、ユーザの退室の通知を受けると、学習が必要か否かの判定(以下、学習要否判定という。)を行う。本実施形態では、ユーザの在室時間が予め定めた基準時間(例えば、30分)以上の場合、学習が必要であると判定し、在室時間が基準時間に達していない場合は、学習の必要がないと判定する。
学習部204Aは、学習の必要があると判定すると、環境状態を構成する全ての要素について、環境履歴DB241と、要望履歴DB247と、学習情報DB245と、制御履歴DB246とに基づいて、当該ユーザの当該心的状態における良好な状態を学習し、学習した結果に基づいて、学習情報DB245を更新する。なお、環境調整システム1Aによるサービスの利用回数が少ないユーザに対しても、ある程度の良好な環境を提供できるように、学習情報DB245には、予め基礎データが登録されている。
以上説明したように、実施形態2に係る環境調整システム1Aでは、複数のユーザが在室する部屋Xの環境状態を、個々のユーザの心的状態に対応する良好な状態を勘案して適切に調整することができる。
実施形態2の変形例として、機器制御部203Aは、各ユーザに対応する環境状態情報を勘案して空調機6及び照明器7を制御する際、各ユーザの位置と、空調機6及び照明器7との位置関係により、重み付けを行うようにしてもよい。制御装置2Aは、CCD又はCMOS等のイメージセンサを備えるカメラによって撮像された画像を解析することで、各ユーザの位置を検出する。あるいは、図17に示すように、各ユーザが携帯する操作端末3Aにより、各ユーザから入退室操作と要望受付操作の入力を受け付ける場合、制御装置2Aは、各ユーザの操作端末3Aとの通信により、各ユーザの位置を検出してもよい。空調機6及び照明器7の位置に関する情報については、二次記憶装置24に予め保存されているものとする。
上記の場合、機器制御部203Aは、空調機6、照明器7により近いユーザに対応する環境状態情報を優先的に取り扱う。
あるいは、機器制御部203Aは、部屋Xの利用回数に応じて重み付けを行ってもよい。この場合、利用回数が多いユーザに対応する環境状態情報を優先的に取り扱う。あるいは、機器制御部203Aは、在室時間の長さに応じて重み付けを行ってもよい。この場合、在室時間が長い、即ち、より早く入室したユーザに対応する環境状態情報を優先的に取り扱う。
また、学習部204Aの学習処理において、学習要否判定で学習が必要であると判定された場合であっても、何れかの要素において、現在のデータ値が、学習情報DB245に登録されているデータ値の範囲、即ち、今までの学習結果と大きく乖離している場合(詳細には、予め定めた範囲を超えて乖離している場合)は、当該要素を学習対象から外してもよい。このようにすることで、学習の精度を高め、結果として、学習情報DB245の精度を高めることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記の各実施形態では、ユーザの認証をユーザネーム及びパスワードで行っていたが、指紋、虹彩、顔、声紋等の生体認証により行ってもよい。
また、部屋A,Xにおいて、空調機6、照明器7は、それぞれ2台以上設置されてもよい。
また、環境調整システム1は、部屋Aだけでなく、他の複数の部屋の環境を実施形態1及びその変形例と同様に調整してもよいし、環境調整システム1Aは、部屋Xだけでなく、他の複数の部屋の環境を実施形態2及びその変形例と同様に調整してもよい。
また、上記の各実施形態では、制御装置2,2AのCPU21によって二次記憶装置24に記憶されている環境調整プログラム240,240Aが実行されることで、制御装置2,2Aの各機能部(図9、図20参照)が実現された。
しかし、制御装置2,2Aの機能部の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせ等である。
また、上記の環境調整プログラム240,240Aは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。そして、環境調整プログラム240,240Aを特定の又は汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを上記の各実施形態における制御装置2,2Aとして機能させることも可能である。
また、環境調整プログラム240,240Aをインターネット上の他のサーバが有するディスク装置等に格納しておき、当該サーバから制御装置2,2Aに環境調整プログラム240,240Aがダウンロードされるようにしてもよい。
本発明は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能である。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、屋内の環境を調整するシステムに好適に採用され得る。
1,1A 環境調整システム、2,2A 制御装置、3,3A,3B 操作端末、4 第1環境センサ、5 第2環境センサ、6 空調機、7 照明器、8a〜8e 通信線、20,32 通信インタフェース、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24,34 二次記憶装置、25,35 バス、30 入力部、31 表示部、33 制御部、200 環境データ受信部、201,201A ユーザインタフェース部、202 認証部、203,203A 機器制御部、204,204A 学習部、240,240A 環境調整プログラム、241 環境履歴DB、242 入室履歴DB、243 操作履歴DB、244 個人情報DB、245 学習情報DB、246 制御履歴DB、247 要望履歴DB

Claims (6)

  1. 屋内環境を調整する調整機器を制御する制御装置であって、
    ユーザの操作を受け付ける操作端末と通信する通信手段と、
    心的状態を示す心的状態情報と、前記屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースと、
    前記操作端末から前記ユーザが選択した心的状態を取得する取得手段と、
    前記取得された心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する機器制御手段と、
    前記調整機器の調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達していない場合、又は、前記操作端末が前記ユーザから前記屋内環境の状態の変更を受け付けてから、前記ユーザが前記調整対象エリアから退出するまでの経過時間が前記基準時間に達していない場合を除き、前記取得された心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する学習手段と、を備える、制御装置。
  2. 屋内環境を調整する調整機器を制御する制御装置であって、
    ユーザが前記調整機器の調整対象エリアに入る際、前記ユーザから心的状態の選択を受け付け、前記ユーザが前記調整対象エリアから退出する際、前記ユーザから前記屋内環境に対する要望を受け付ける操作端末と通信する通信手段と、
    心的状態を示す心的状態情報と、前記屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースと、
    前記操作端末から前記ユーザが選択した心的状態を取得する取得手段と、
    前記取得された心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する機器制御手段と、
    前記調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達している場合、前記取得された前記ユーザの心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する学習手段と、を備え、
    前記機器制御手段は、前記調整対象エリアに複数のユーザが居る場合、前記取得手段により取得された前記複数のユーザの各々の心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する、制御装置。
  3. 前記機器制御手段は、前記調整対象エリアに複数のユーザが居る場合、前記複数のユーザの各々における、位置、前記調整対象エリアの利用回数、前記調整対象エリアの滞在時間の内の少なくとも何れか1つをさらに加味して前記調整機器を制御する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 屋内環境を調整する調整機器と、
    ユーザの操作を受け付ける操作端末と、
    前記調整機器を制御する制御装置と、を備えた環境調整システムであって、
    前記制御装置は、
    前記操作端末と通信する通信手段と、
    心的状態を示す心的状態情報と、前記屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースと、
    前記操作端末から前記ユーザが選択した心的状態を取得する取得手段と、
    前記取得された心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する機器制御手段と、
    前記調整機器の調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達していない場合、又は、前記操作端末が前記ユーザから前記屋内環境の状態の変更を受け付けてから、前記ユーザが前記調整対象エリアから退出するまでの経過時間が前記基準時間に達していない場合を除き、前記取得された心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する学習手段と、を備える、環境調整システム。
  5. ユーザが選択した心的状態を取得し、
    心的状態を示す心的状態情報と、屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースと、取得した心的状態とに基づいて、前記屋内環境を調整する調整機器を制御し、
    前記調整機器の調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達していない場合、又は、前記ユーザが、前記屋内環境の状態の変更を行ってから、前記調整対象エリアから退出するまでの経過時間が前記基準時間に達していない場合を除き、前記取得した心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する、環境調整方法。
  6. ユーザの操作を受け付ける操作端末と通信する通信手段と、心的状態を示す心的状態情報と、屋内環境の良好な状態を示す環境状態情報をユーザ別に対応付けたデータベースを備えたコンピュータを、
    前記操作端末から前記ユーザが選択した心的状態を取得する取得手段、
    前記取得された心的状態と前記データベースとに基づいて前記調整機器を制御する機器制御手段、
    前記調整機器の調整対象エリアにおける前記ユーザの滞在時間が予め定めた基準時間に達していない場合、又は、前記操作端末が前記ユーザから前記屋内環境の状態の変更を受け付けてから、前記ユーザが前記調整対象エリアから退出するまでの経過時間が前記基準時間に達していない場合を除き、前記取得された心的状態と、前記屋内環境の状態との関係を学習し、学習した関係に基づいて前記データベースを更新する学習手段、として機能させる、プログラム。
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