WO2019186993A1 - 端末装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
機器制御システム(1)は、端末装置(20)と電気機器である空調機(10)とを備える。端末装置(20)と空調機(10)とは、無線通信ネットワーク(40)を介して通信可能に接続されている。端末装置(20)は、空調機(10)と通信する通信部と、空調機(10)をユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶DBと、通信部を介して設定情報を空調機(10)に送信する設定情報送信部と、を備える。予め定めた条件が成立する場合に、設定情報送信手段は、空調機(10)と異なる電気機器に対しても設定情報を送信する。
Description
本発明は、端末装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラムに関する。
リモコンの代わりに携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の端末装置を操作して電気機器を遠隔制御する技術が知られている。また、特許文献1には、携帯電話からユーザの識別情報を認識装置に送信することで、トイレ内に設置されているエアコン及びスピーカをユーザの好みに応じた設定に遠隔制御する発明が記載されている。
特許文献1に記載されている発明では、遠隔制御される電気機器又は認識装置にユーザの識別情報、電気機器の好みの設定情報等を事前に登録しておく必要がある。そのため、特許文献1に記載されている発明では、ユーザが初めて訪れた場所に設置されている電気機器を好みの設定に遠隔制御することは困難である。また、特許文献1に記載されている発明では、異なる場所に同じ種類の電気機器が設置されているような場合であっても、遠隔制御を可能にするために、電気機器毎に事前の登録作業が必要である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、従来よりも容易に、ユーザの好みの設定に電気機器を制御することができる端末装置、機器制御システム、機器制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る端末装置は、
ユーザによって操作される端末装置であって、
第1の電気機器と通信する通信手段と、
前記第1の電気機器を前記ユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記通信手段を介して前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する設定情報送信手段と、
を備え、
予め定めた条件が成立する場合に、前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に前記設定情報を送信する。
ユーザによって操作される端末装置であって、
第1の電気機器と通信する通信手段と、
前記第1の電気機器を前記ユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記通信手段を介して前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する設定情報送信手段と、
を備え、
予め定めた条件が成立する場合に、前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に前記設定情報を送信する。
本発明によれば、従来よりも容易に、ユーザの好みの設定に電気機器を制御することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
本発明の実施形態に係る機器制御システムについて説明する。機器制御システム1は、図1に示すように、住宅100に設置された電気機器である空調機10と、端末装置20と、環境センサ30とを備える。端末装置20と空調機10と環境センサ30とは、WiFi、ZigBee、赤外線通信等の無線通信ネットワーク40を介して通信可能に接続されている。
空調機10は、空調対象空間内(例えば、住宅100の部屋内)に設置され、冷房運転、暖房運転、除湿運転等をして空調対象空間内を空調する。空調機10は、本発明の第1の電気機器の一例である。
端末装置20は、例えば、ユーザによって操作されるスマートフォンである。なお、本実施形態では、端末装置20を操作するユーザは固定されている。端末装置20は、図2に示すように、通信部21と、表示部22と、操作部23と、記憶部24と、制御部25と、を備える。
通信部21は、端末装置20が無線通信ネットワーク40を介して空調機10と通信するための通信インタフェースである。通信部21は、本発明の通信手段の一例である。
表示部22は、例えば、液晶パネルであり、制御部25の制御の下、種々の情報を表示する。また、表示部22は、ユーザが空調機10を操作するための操作画面を表示する。例えば、操作画面は、空調機を操作するための各ボタンを模した画面である。
操作部23は、例えば、タッチパネルであり、ユーザからの操作を受け付け、該操作に対応した信号を制御部25に出力する。例えば、操作部23は、操作画面上から空調機10に対する操作する受け付け、該操作に対応した信号を制御部25に出力する。
記憶部24は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等である。記憶部24には、制御部25が実行するプログラム及び各種のデータが記憶される。また、記憶部24は、設定情報記憶データベース(DB)241を記憶する。設定情報記憶DB241には、空調機10をユーザの好みの設定状態にするための設定情報が記憶される。設定情報記憶DB241は、本発明の設定情報記憶手段の一例である。
ここで、設定情報記憶DB241の構成例を図3に示す。設定情報記憶DB241には、設定条件毎に、ユーザの好む空調機の設定情報(冷房設定温度、暖房設定温度)と、学習回数とが記憶されている。設定条件は、季節と外気温度と外気湿度とを組み合わせた条件である。学習回数は、この設定情報を学習した回数を示す。
例えば、図3に示す設定情報記憶DB241から、夏に外気温度が32℃以上で外気湿度が68パーセント以上である場合、この端末装置20のユーザは、冷房設定温度を29℃にすることを好むことがわかる。なお、図3に示す設定情報記憶DB241では、冬に外気温度が0℃以下で外気湿度が50パーセント以上である場合の学習回数は0であり、まだ学習がなされていないことから、設定情報は未設定となっている。
図2に戻り、制御部25は、CPU(Central Processing Unit)、オペレーティングシステム等のプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、ワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)等を備える。制御部25は、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、端末装置20の全体を制御する。また、制御部25は、機能的な構成として、設定情報送信部251と、学習部252と、機器制御部253と、を備える。
設定情報送信部251は、通信部21が空調機10と通信可能になった場合、若しくは、操作部23が処理開始を示す特定の操作を受け付けた場合に、通信部21を介して、設定条件に合致した設定情報を空調機10に送信する。なお、設定情報送信部251は、空調機10と同一のメーカが製造した空調機、空調機10と制御内容又は機能が共通する電気機器等(第2の電気機器)に対しても設定情報を送信することが可能である。設定情報送信部251が実行する処理の詳細については後述する。設定情報送信部251は、本発明の設定情報送信手段の一例である。
学習部252は、操作部23が受け付けた空調機10に対する操作の内容に基づいて、ユーザの好む空調機10の設定情報を学習し、設定情報記憶DB241に記憶されている設定情報を更新する。学習部252が実行する処理の詳細については後述する。学習部252は、本発明の学習手段の一例である。
機器制御部253は、操作部23が受け付けた空調機10に対する操作の内容に基づいた指示信号を空調機10に送信して空調機10を制御する。
図1に戻り、環境センサ30は、住宅100の外部(屋外)に設けられ、環境情報(外気温度、外気湿度等)を計測し、無線通信ネットワーク40を介して計測結果を端末装置20に送信する。
続いて、機器制御システム1の動作について説明する。図4は、端末装置20によって実行される自動設定処理のフローチャートである。例えば、予め定めた時間(例えば、1分)毎、若しくは、処理を開始するためのユーザの操作を操作部23が受け付けた場合に、自動設定処理は開始される。
自動設定処理が開始されると、端末装置20の設定情報送信部251は、現在、通信部21が空調機10と通信可能であるか否かを判別する(ステップS101)。例えば、設定情報送信部251は、テスト用の信号を空調機10に向けて送信し、応答の有無を確認することで当該判別を行えばよい。なお、この際、設定情報送信部251は、空調機10と同一のメーカが製造した空調機、空調機10と制御内容又は機能が共通する電気機器等と通信可能であるか否かを併せて判別してもよい。
通信不可能であると判別した場合(ステップS101;No)、自動設定処理は終了する。
一方、通信可能であると判別した場合(ステップS101;Yes)、設定情報送信部251は、環境センサ30から環境情報(外気温度、外気湿度等)を取得する(ステップS102)。そして、設定情報送信部251は、取得した環境情報に基づいて、設定条件に合致する設定情報を設定情報記憶DB241に記憶されている中から特定する(ステップS103)。
例えば、現在の季節が「夏」であり、取得した環境情報が外気温度「33℃」、外気湿度「72パーセント」を示す場合、図3に示す設定情報記憶DB241の季節「夏」、外気温度「32℃以上」、外気湿度「68パーセント以上」という設定条件を満たすため、該設定条件に対応する冷房設定温度「29℃」を示す設定情報が特定される。
図4に戻り、続いて、設定情報送信部251は、設定情報を予め定めた時間以内(例えば、30分以内)に空調機10に送信しているか否かを判別する(ステップS104)。設定情報を既に送信している場合(ステップS104;Yes)、今回の処理で設定情報を再度送信する必要性は低いため、自動設定処理は終了する。
一方、設定情報をまだ送信していない場合(ステップS104;No)、設定情報送信部251は、通信部21を介して、特定した設定情報を空調機10に送信する(ステップS105)。空調機10は受信した設定情報に基づいた処理を実行する。例えば、空調機10は、受信した設定情報が示す設定温度で運転する。なお、空調機10は、競合するより優先度の高い制御を既に行っている場合には、受信した設定情報に基づいた処理を実行しなくてもよい。若しくは、空調機10は、現在の設定温度と受信した設定情報が示す設定温度とを調整してもよい。例えば、冷房設定温度28℃で運転している空調機10が、冷房設定温度26℃を示す設定情報を受信した場合、空調機10は、中間の冷房設定温度27℃で運転してもよい。なお、ステップS101で空調機10と同一のメーカが製造した空調機、空調機10と制御内容又は機能が共通する電気機器等と通信可能であると判別した場合、設定情報送信部251は、当該空調機、電気機器等に設定情報を送信してもよい。
設定情報を送信した後、設定情報送信部251は、設定情報の送信が完了したことを示す画面を表示部22に表示させる(ステップS106)。以上で自動設定処理は終了する。
続いて、端末装置20によって実行される機器制御処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。例えば、ユーザが表示部22に表示された操作画面上から空調機10に対する操作を行い、当該操作を操作部23が受け付けた場合に機器制御処理は開始される。
まず、学習部252は、環境センサ30から外気温度、外気湿度等の環境情報を取得する(ステップS201)。そして、学習部252は、操作部23が受け付けた操作の内容と取得した環境情報とに基づいて、ユーザの好む空調機10の設定情報を学習する(ステップS202)。
ここで、ステップS202の学習の一例について説明する。まず学習部252は、取得した環境情報に基づいて、設定情報記憶DB241の中から合致する設定条件を特定する。そして、学習部252は、特定した設定条件に対応付けられている設定情報の値をTa、学習回数をDt、受け付けた操作の内容が示す設定情報の値をTmとすると、学習後の設定情報の値TLを以下の式により算出する。
TL=(Ta*Dt+Tm)/(Dt+1)
TL=(Ta*Dt+Tm)/(Dt+1)
なお、上式の学習後の設定情報の値TLは、これまでにユーザが操作した設定温度の平均値を意味する。しかしながら、直近に操作された設定温度に大きい重みを付した加重平均値を設定情報TLとしてもよい。
続いて、学習部252は、学習結果に基づいて設定情報記憶DB241を更新する(ステップS203)。具体的には、学習部252は、設定情報記憶DB241に記憶されている設定情報の値Taを学習後の設定情報の値TLに更新するとともに、対応する学習回数を1増加させる。
続いて、機器制御部253は、操作部23が受け付けた操作の内容に応じた制御信号を空調機10に送信する(ステップS204)。空調機10は制御信号に応じた制御を実行する。
続いて、機器制御部253は、制御信号の送信が完了したことを示す画面を表示部22に表示させる(ステップS205)。なお、当該画面に、設定情報の学習が完了したことを示す画像、メッセージ等を併せて表示してもよい。以上で機器制御処理は終了する。
このように、本実施形態によれば、端末装置20に、ユーザが好む電気機器(空調機10)の設定情報が記憶され、電気機器に送信される。そのため、ユーザが初めて訪れた場所に設置されている電気機器に対しても、ユーザの識別情報、好みの設定情報等を電気機器側に登録する必要無しに、直ちに電気機器を自分の好みの設定に制御することが可能となる。よって、本実施形態によれば、従来よりも容易に、ユーザの好みの設定に電気機器を制御することが可能となる。
また、本実施形態によれば、予め定めた条件が成立する場合には、端末装置20が、空調機10と異なる他の電気機器に対しても設定情報を送信して、好みの設定に制御することが可能となる。なお、予め定めた条件が成立する場合とは、例えば、他の電気機器が空調機10と同一メーカの空調機若しくは制御内容又は機能が共通する電気機器であって、当該空調機若しくは電気機器と通信可能な範囲に端末装置20が位置する場合である。なお、予め定めた条件に合致する電気機器が複数ある場合、端末装置20は、条件に合致する電気機器それぞれに対して同時に設定情報を送信してもよい。
例えば、図6に示すように、住宅200の部屋A,Bに空調機10A,10B、商業施設300に空調機10Cが設置されている場合を考える。空調機10A,10B,10Cは、空調機10と同一のメーカが製造した空調機である。この場合、ユーザは、空調機10の設定情報が記憶されている端末装置20を所持して、空調機10A,10B,10Cそれぞれと通信可能な位置に移動するだけで、空調機10A,10B,10Cを好みの設定に制御することが可能となる。
また、本実施形態によれば、端末装置20の通信部21が電気機器(空調機10)と通信可能になったタイミングで、設定情報が電気機器に送信される。そのため、ユーザが意識すること無く、自動的に周囲の電気機器を自分の好みの設定に制御することが可能となる。
また、本実施形態によれば、端末装置20から空調機10を操作する場合に、操作の内容に基づいて、ユーザが好む空調機10の設定情報が学習されて、設定情報記憶DB241が更新される。これにより、最新の操作の内容を反映した設定情報を端末装置20に記憶させることが可能となる。また、空調機10に対する操作が行われた際の環境情報(外気温度、外気湿度等)も考慮に入れて学習が行われるため、学習の精度をより向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、自動設定処理において、予め定めた時間以内に設定情報を空調機10に送信している場合は設定情報の送信は行われない。これにより、通信負荷を抑えることが可能となる。
また、本実施形態によれば、端末装置20の設定情報記憶DB241には、設定条件毎に設定情報が記憶され、季節、環境情報等の設定条件に合致する設定情報が空調機10に送信される。そのため、ユーザの好みに最も合致した最適な設定情報を空調機10に送信することができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、図7に示すように、生体情報取得部26を新たに備えるように端末装置20を構成してもよい。この場合、端末装置20は、例えば、腕、手首といったユーザの体の一部に装着されて使用されるウェアラブル端末である。生体情報取得部26は、ユーザの脈拍、体温等の生体情報を計測するセンサであり、計測結果を制御部25に出力する。生体情報取得部26は、本発明の生体情報取得手段の一例である。
そして、この場合、端末装置20の設定情報送信部251は、自動設定処理において、生体情報取得部26が取得した生体情報に基づいた設定情報を空調機10に送信する。具体的には、設定情報送信部251は、図4に示す自動設定処理のステップS103で特定した設定情報の内容をユーザの生体情報に応じて変更し、変更後の生体情報を空調機10に送信してもよい。例えば、ユーザの心拍数が予め定めたしきい値(通常の心拍数)よりも多い場合、若しくはユーザの体温が予め定めたしきい値(平熱)よりも高い場合、特定した設定情報を1℃上昇させた上で空調機10に送信してもよい。若しくは、図8に示すような、設定条件に生体情報の条件を含めた設定情報記憶DB241を用いて、自動設定処理のステップS103で、設定条件に合致する設定情報を特定してもよい。
また、上記実施形態では住宅100に設置された電気機器(空調機10)を制御する例にして説明したが、空調機10がビル400等に設置されており、端末装置20と直接通信できない場合も考えられる。しかしながら、この場合は、図9に示すように、端末装置20の通信部21は、空調機10のリモコン10Rを介して、設定情報を空調機10に送信することで、空調機10を好みの設定状態に制御してもよい。
また、図10に示すように、インターネット50を介して端末装置20に接続されたクラウドサーバ60を新たに構成してもよい。なお、図10では、1つの機器制御システム1のみが示されているが、実際には、複数の機器制御システム1の端末装置20がクラウドサーバ60に接続されている。クラウドサーバ60には、ユーザ毎(端末装置20毎)に、対応する設定情報記憶DB241が記憶されている。そして、クラウドサーバ60が、端末装置20からの指示を受けて、端末装置に代わりに上述した自動設定処理及び機器制御処理を実行してもよい。
また、複数ユーザの利用が想定される端末装置20に対しても本発明は適用可能である。この場合、ユーザ毎に設定情報記憶DB241を記憶部24に記憶させておく。そして、自動設定処理、若しくは遠隔操作処理の際には、端末装置20を利用しているユーザをユーザ名、ユーザID、パスワード等から特定して、特定したユーザ用の設定情報記憶DB241を用いて、各処理を行えばよい。
また、端末装置20に温度センサ、湿度センサ等が内蔵されており環境情報を取得できる場合は、環境センサ30を設けなくてもよい。また、設定情報記憶DB241に記憶させる設定条件も種々の条件が採用可能であり、設定条件を季節のみで構成してもよく、この場合も環境センサ30を設けなくてもよい。
また、本発明は、空調機以外の電気機器、例えば、照明装置、空気清浄機、除湿器、加湿器、炊飯器、電磁調理器、およびこれらを含むシステムにも適用可能である。
また、上記実施形態において、端末装置20の制御部25が実行するプログラムを、既存のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを本発明に係る制御部25として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、ユーザによって操作される端末装置に好適に採用され得る。
1 機器制御システム、10,10A,10B,10C 空調機、10R リモコン、20 端末装置、30 環境センサ、40 無線通信ネットワーク、50 インターネット、60 クラウドサーバ、21 通信部、22 表示部、23 操作部、24 記憶部、241 設定情報記憶DB、25 制御部、251 設定情報送信部、252 学習部、253 機器制御部、26 生体情報取得部、100,200 住宅、300 商業施設、400 ビル
Claims (12)
- ユーザによって操作される端末装置であって、
第1の電気機器と通信する通信手段と、
前記第1の電気機器を前記ユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記通信手段を介して前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する設定情報送信手段と、
を備え、
予め定めた条件が成立する場合に、前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に前記設定情報を送信する、
端末装置。 - 前記設定情報送信手段は、前記通信手段が前記第1の電気機器と通信可能になった場合に前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する、
請求項1に記載の端末装置。 - 前記第1の電気機器に対する操作の内容に基づいて前記設定情報を学習し、前記設定情報記憶手段に記憶されている設定情報を更新する学習手段をさらに備える、
請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記学習手段は、前記第1の電気機器に対する操作がなされたときの環境情報に基づいて、前記設定情報を学習する、
請求項3に記載の端末装置。 - 前記ユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段をさらに備え、
前記設定情報送信手段は、前記生体情報取得手段が取得した生体情報に基づいて内容を変更した設定情報を前記第1の電気機器に送信する、
請求項1から4の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記設定情報送信手段は、予め定めた時間以内に前記設定情報を前記第1の電気機器に送信している場合は、該設定情報の送信を行わない、
請求項1から5の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記設定情報記憶手段は、設定条件毎に前記設定情報を記憶しており、
前記設定情報送信手段は、設定条件に合致する設定情報を前記第1の電気機器に送信する、
請求項1から6の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器のリモコンを介して、前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する、
請求項1から7の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記第1の電気機器は空調機であり、
前記設定情報記憶手段は、前記設定情報として、前記ユーザの好みの設定温度を示す情報を記憶する、
請求項1から8の何れか1項に記載の端末装置。 - ユーザによって操作される端末装置と、第1の電気機器と、を備える機器制御システムであって、
前記端末装置は、
前記第1の電気機器と通信する通信手段と、
前記第1の電気機器を前記ユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記通信手段を介して前記設定情報を前記第1の電気機器に送信する設定情報送信手段と、を備え、
前記第1の電気機器は、前記端末装置から受信した前記設定情報に基づいた制御を実行し、
予め定めた条件が成立する場合に、前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に対して前記設定情報を送信する、
機器制御システム。 - 第1の電気機器をユーザの好みの設定状態にするための設定情報を前記第1の電気機器に送信し、
予め定めた条件が成立する場合に、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に前記設定情報を送信する、
機器制御方法。 - ユーザによって操作されるコンピュータを、
第1の電気機器と通信する通信手段、
前記第1の電気機器を前記ユーザの好みの設定状態にするための設定情報を記憶する設定情報記憶手段、
前記通信手段を介してユーザの好みの設定状態にするための設定情報を前記第1の電気機器に送信する設定情報送信手段、
として機能させ、
予め定めた条件が成立する場合に、前記設定情報送信手段は、前記第1の電気機器と異なる第2の電気機器に対して前記設定情報を送信する、
プログラム。
Priority Applications (2)
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2018
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