JP2013207342A - 動作設定システム、携帯端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

動作設定システム、携帯端末およびコンピュータプログラム Download PDF

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【課題】ユーザの好みに応じた運転環境や室内環境を、容易に実現することである。
【解決手段】携帯端末と、該携帯端末と通信可能な外部機器とを有し、携帯端末から外部機器に対して動作の設定を行う動作設定システム。携帯端末は、外部機器の動作に関する設定情報を記憶する端末側記憶部と外部機器を識別するための識別情報を外部機器から取得する端末側取得部と、識別された外部機器の設定情報を端末側記憶部から読み出して識別された外部機器へ送信する端末側送信部と、を備え、外部機器は、識別情報を携帯端末へ送信する外部機器側送信部と、携帯端末から送信された設定情報を取得する外部機器側取得部と、設定情報に基づく動作を実行する動作部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、動作設定システム、携帯端末およびコンピュータプログラムに関する。
近年、自動車や家電の高機能化により、自動車や家電を動作させるために調整可能な項目が多岐にわたっている。ユーザはそれらの項目を好みに応じて調整することで、快適な運転環境や室内環境を実現することが可能となっている。しかし、1台の自動車や家電を複数のユーザが使用する場合には、ユーザは、別のユーザによって調整された項目を、再度自らの好みに応じて調整しなければ、快適な運転環境や室内環境を再現することができない。
このような問題に対して、特許文献1には、携帯電話が持つ固有のIDと、車両になされた設定情報を車両に記憶させ、次回の乗車時にそのIDに応じた設定情報を車両において再現する技術が記載されている。しかし、この方法では、携帯電話の固有IDが記憶された車両に対してしか設定情報を再現することができず、社用車など、前回と同じ車両に乗車するとは限らない場合には、ユーザは乗車の度に車両の調整可能な項目を設定していた。そのため、調整項目が多い場合には設定が煩雑であるという問題があった。
特開2005−170338号公報 特開2000−349896号公報
前述の問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、ユーザの好みに応じた運転環境や室内環境を、容易に実現することである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の携帯又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]携帯端末と、該携帯端末と通信可能な外部機器とを有し、前記携帯端末から前記外部機器に対して動作の設定を行う動作設定システムであって、前記携帯端末は、前記外部機器の動作に関する設定情報を記憶する端末側記憶部と前記外部機器を識別するための識別情報を前記外部機器から取得する端末側取得部と、前記識別された外部機器に対応する設定情報を前記端末側記憶部から読み出して、前記識別された前記外部機器へ送信する端末側送信部と、を備え、前記外部機器は、前記識別情報を前記携帯端末へ送信する外部機器側送信部と、前記携帯端末から送信された前記設定情報を取得する外部機器側取得部と、前記設定情報に応じた動作を実行する動作部と、を備える、動作設定システム。
このような構成であれば、携帯端末において外部機器の識別情報を取得し、その識別された外部機器の設定情報を読み出して識別された外部機器へ送信する。外部機器においては、送信された設定情報に基づいて動作が行われるので、携帯端末に記憶されている外部機器の設定情報を、外部機器の動作に反映させることができる。したがって、携帯端末のユーザの好みの設定情報を外部機器の動作に容易に反映させることができる。
[適用例2]適用例1記載の動作設定システムであって、前記携帯端末と通信可能であり、前記識別情報と前記外部機器のユーザの属性と該属性に応じた設定情報との対応関係が記憶されたサーバ側記憶部を有するサーバを備え、前記端末側記憶部は、前記携帯端末のユーザの属性情報を記憶可能であり、前記端末側取得部は、前記端末側記憶部に、前記識別された外部機器を動作させるための前記設定情報が記憶されていない場合には、前記取得された識別情報と、前記端末側記憶部に記憶された属性情報とに応じた設定情報を前記サーバから取得して、前記端末側送信部は、前記取得された設定情報を前記外部機器へ送信する、動作設定システム。
このような構成であれば、識別された外部機器の設定情報が携帯端末に記憶されていない場合には、識別情報と属性情報とに応じた設定情報をサーバから取得して、取得された設定情報を携帯端末から外部機器へ送信することができる。そのため、携帯端末に外部機器の設定情報が記憶されていなくても、外部機器は携帯端末のユーザの属性に応じて動作するので、ユーザの好みに比較的近い設定情報を外部機器の動作に反映させることができる。
[適用例3]適用例1または適用例2記載の動作設定システムであって、前記外部機器は、前記携帯端末から送信された前記設定情報を変更可能な設定情報変更部を更に備え、前記外部機器側送信部は、前記設定情報が変更された場合には、該変更された設定情報を前記携帯端末に送信し、前記端末側取得部は、前記外部機器側送信部から送信された前記変更された設定情報を取得した場合には、前記端末側記憶部に記憶されている前記設定情報を、前記変更された設定情報に更新する、動作設定システム。
このような構成であれば、外部機器において設定情報が変更された場合には変更された設定情報が外部機器から携帯端末へ送信され、携帯端末に記憶されている設定情報が更新される。そのため、携帯端末のユーザが設定情報を変更しても、次回の外部機器の動作に変更された設定情報を反映させることができる。
[適用例4]適用例1から適用例3までのいずれか一の適用例記載の動作設定システムであって、前記携帯端末は、無線通信により前記外部機器との通信を行う、動作設定システム。
このような構成であれば、無線通信を利用して外部機器に設定情報を送信できるので、ケーブルを繋げなくとも、ユーザの好みを簡易に外部機器の動作に反映させることができる。
[適用例5]適用例2から適用例4までのいずれか一の適用例記載の動作設定システムであって、前記属性情報は、前記携帯端末のユーザの体格、性別、年齢の少なくとも一つに関する情報を含む、動作設定システム。
このような構成であれば、識別された外部機器の設定情報が携帯端末に記憶されていない場合には、識別情報とユーザの体格、性別、年齢の少なくとも一つに関する情報とに応じた設定情報をサーバから取得して、取得された設定情報を携帯端末から外部機器へ送信する。設定情報は体格、性別、年齢によって異なりがちであるが、属性情報は体格、性別、年齢の少なくとも一つを含むため、ユーザの好みにより近い設定情報を外部機器の動作に反映させることができる。
[適用例6]適用例1から適用例5までのいずれか一の適用例記載の動作設定システムであって、前記外部機器は、車両に備えられており、前記動作部は、前記設定情報に応じて前記車両のドライビングポジションを調整する、動作設定システム。
このような構成であれば、携帯端末のユーザの設定情報に応じて車両のドライビングポジションが調整されるので、複数のユーザが車両を使用する場合であっても、携帯端末のユーザに応じたドライビングポジションが再現される。そのため車両へ乗車するたびにドライビングポジションを調整する手間を省くことができる。
本発明は、上述した動作設定システムとしての構成のほか、動作設定方法や、携帯端末、コンピュータプログラムとしても構成することができる。かかるコンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
本発明の一実施例としてのドライビングポジション設定システムの構成を説明するための図である。 ドライビングポジション調整装置が調整する車両のパーツについて説明するための図である。 ドライビングポジション設定処理について説明するためのフローチャートである。 サーバに保存されている基準ドライビングポジションテーブルの一例である。 携帯端末のフラッシュメモリに記憶される車種Aの車両に積載された外部機器の設定情報の一例である。 車種Aの車両のインストルメント・パネルの液晶表示の一例である。 家電動作設定システムの構成を説明するための図である。 家電動作設定システムにおいて実行される家電動作設定処理について説明するためのフローチャートである。 携帯端末のフラッシュメモリに記憶される家電の設定情報の例である。 種々の家電の動作を設定する様子のイメージ図である。
A.第1実施例:
A1.システム構成:
図1は、本発明の一実施例としてのドライビングポジション設定システム10の構成を説明するための図である。動作設定システムとしてのドライビングポジション設定システム10は、携帯端末としてのスマートフォン20と、サーバ50と、外部機器を有する車両30とを備える。スマートフォン20とサーバ50は、互いにインターネットINTによって接続されている。スマートフォン20は、通信キャリアBSを介して無線によってインターネットINTに接続可能である。なお、通信キャリアBSには、送受信アンテナや、無線基地局、交換局が含まれる。
スマートフォン20は、無線LAN通信部201と、移動体通信網通信部202と、音声通信部203と、タッチパネル204と、USBインターフェース205と、端末制御部200と、を備えている。
移動体通信網通信部202は、例えば3G/HSPAに準拠した移動体通信方式により、通信キャリアBSとの間で、データ通信や音声通信を行うための回路である。
無線LAN通信部201は、無線LAN規格(IEEE802.11シリーズ)に基づいて、インフラストラクチャやアドホックモードによって外部機器と無線通信を行うための回路である。
音声通信部203は、音声を出力するためのスピーカや音声を入力するためのマイク、これらを駆動する回路などから構成される。スマートフォン20は、移動体通信網通信部202と音声通信部203とを備えることにより電話としても動作する。
タッチパネル204は、ユーザによる指または専用のペンによる接触位置に基づく座標を取得するポインティングデバイスであり、接触操作によってデータの入力を受け付ける。また、タッチパネル204の画像を表示可能な領域には、種々の画像が表示される。
USBインターフェース205は、種々の外部機器を接続するためのインターフェースである。外部機器としては、例えば、車両30の有するドライビングポジション調整装置(後述)の他に、家電等がある。
端末制御部200は、スマートフォン20の各部を制御する。端末制御部200は、CPU210と、RAM220と、フラッシュメモリ230とを備えている。CPU210は、ROM(不図示)に記憶された制御プログラムをRAM220に展開して実行することで、スマートフォン20の各部を制御する。端末制御部200は、本願の「端末側取得部211」や「端末側送信部212」等に相当する。フラッシュメモリ230には、スマートフォン20のユーザの身長や体重に関する体格情報231や、車種別のドライビングポジション情報232(後述)が記憶されている。体格情報231は、本願の「属性情報」に相当する。また、ドライビングポジション情報は本願の「設定情報」に相当する。
次に、サーバ50について説明する。サーバ50は、内部にCPU、ROM、RAM、ハードディスク等(不図示)のデバイスを備える。サーバ50は、ROMに記憶された制御プログラムをRAMに展開して実行することで、通信部52および制御部54として機能する。ハードディスクには、基準ドライビングポジションテーブル56が記憶されている。
制御部54は、サーバ50全体の動作を制御する。通信部52は、制御部54による制御によって、インターネットINTを介してスマートフォン20と通信を行う。基準ドライビングポジションテーブル56は、車種を識別するための車種識別情報と、体格情報と、体格情報に対応する設定情報(後述)との標準的な対応関係を表したテーブルである。後述のドライビングポジション設定処理実行時に、スマートフォン20からの体格情報と車種識別情報とに対応するドライビングポジション情報の取得要求を受信した際には、制御部54は、基準ドライビングポジションテーブル56から該当する設定情報を読み出し、通信部52を介してスマートフォン20へ送信する。
次に、車両30について説明する。車両30は、車両側通信部301と、外部機器としてのドライビングポジション調整装置302と、車両制御部300とを備える。
車両側通信部301は、USBインターフェース303を備えており、このUSBインターフェース303によりスマートフォン20とデータ通信を行う。
ドライビングポジション調整装置302は、車両側通信部301が受信したドライビングポジション情報に基づいて、ドライビングポジションを調整する。図2は、ドライビングポジション調整装置302が調整する車両30のパーツについて説明するための図である。ドライビングポジション調整装置302は、車両30の備える電動モータ(不図示)等のアクチュエータにより、サイドミラー31やバックミラー32の角度、シート34のリクライニングや高さや前後位置、ステアリングホイール37の角度や高さ等を調整する。スマートフォン20のフラッシュメモリ230に記憶されるドライビングポジション情報232は、これらのパーツの位置や角度がデータ化された情報である。
車両制御部300は、CPU310と、RAM320と、ROM330とを備えている。CPU310は、ROM330に記憶された制御プログラムをRAM320に展開して実行することで、車両30の各部を制御する。車両制御部300は、本願の「外部機器側取得部」としての車両側取得部311、「外部機器側送信部」としての車両側送信部312、「設定情報変更部313」等に相当する。ROM330には、車両30の車種を識別するための車種識別情報が記憶されている。
A2.ドライビングポジション設定処理:
図3は、スマートフォン20と車両30とが協働して実行するドライビングポジション設定処理について説明するためのフローチャートである。この処理は、本実施例では、スマートフォン20がUSBインターフェース205,303を介して車両30と接続された場合に実行される処理である。
ドライビングポジション設定処理が開始されると、まず、スマートフォン20は、端末側取得部211の処理として、車両30に車種識別情報の送信を要求し、車両30が車両側送信部312の処理として送信した車両30の車種識別情報を取得する(ステップS10)。車種識別情報は、車両30の車両制御部300のROM330に格納されている。本実施例では車種識別情報は「車種A」である。車種識別情報は、本願の「識別情報」に相当する。
車種識別情報を取得すると、スマートフォン20のCPU210は、フラッシュメモリ230に、取得した車種識別情報に対応する車種のドライビングポジション情報232が記憶されているか否かを判断する(ステップS20)。ステップS10で取得された車種識別情報に対応する車両30にユーザが乗車をした事がない場合、フラッシュメモリ230にはドライビングポジション情報が記憶されておらず、その場合、スマートフォン20のCPU210はステップS20においてNoと判断する。
取得した車種識別情報に対応するドライビングポジション情報232がフラッシュメモリ230に記憶されていない場合には、スマートフォン20のCPU210は体格情報231がフラッシュメモリ230に記憶されているか否かを判断する(ステップS30)。体格情報231は、本実施例では、スマートフォン20のユーザの身長、体重の数値である。
フラッシュメモリ230に体格情報231が記憶されていない場合には(ステップS30:No)、スマートフォン20のCPU210はタッチパネル204に体格情報231の入力を行うか否かの表示をする(ステップS40)。スマートフォン20のユーザが、タッチパネル204を通じて体格情報を入力すると(ステップS40:Yes)、入力された体格情報はフラッシュメモリ230に記憶される。
体格情報231があらかじめ記憶されている場合や(ステップS30:Yes)、ステップS40においてユーザが体格情報231を入力した場合には(ステップS40:Yes)、スマートフォン20のCPU210は、端末側取得部211の処理として、その体格情報231と、ステップS10において取得した車種識別情報とをサーバ50に送信し、サーバ50の基準ドライビングポジションテーブル56から車種識別情報と体格情報に紐付けられた基準ドライビングポジション情報を取得する(ステップS50)。
図4は、サーバ50のハードディスクに記憶されている基準ドライビングポジションテーブル56の一例である。基準ドライビングポジションテーブル56には、車種別に、身長、体重に応じたドライビングポジションの平均的な設定情報である基準ドライビングポジション情報があらかじめ示されている。本実施例では、車種識別情報が「車種A」であり、体格情報に含まれるスマートフォン20のユーザの身長は171cm、体重は68kgである。そのため、スマートフォン20の要求に応じて、車種Aの基準ドライビングポジションテーブル56の中から、スマートフォン20のユーザの体格情報に最も近い、身長170cm、体重70kgの体格に対応する基準ドライビングポジション情報(図4にハッチングで示した部分)が取得される。
基準ドライビングポジション情報が取得されると、スマートフォン20のCPU210は、取得された基準ドライビングポジション情報をフラッシュメモリ230に記憶する(ステップS55)。
次に、スマートフォン20のCPU210は端末側送信部212の処理として、フラッシュメモリ230に記憶されている車種Aのドライビングポジション情報232をUSBインターフェース205を介して車両30へ送信する(ステップS60)。ステップS10において車種識別情報を取得した段階で、車種Aのドライビングポジション情報232がフラッシュメモリ230に記憶されている場合にも(ステップS20:Yes)、スマートフォン20のCPU210は、その記憶されているドライビングポジション情報を車両30へ送信する(ステップS60)。
車両30のCPU310は、車両側取得部311の処理としてドライビングポジション情報232を取得すると、動作部の処理として、そのドライビングポジション情報232に基づいて、ドライビングポジション調整装置302に図2に示した車両30の各パーツを自動的に調整させる(ステップS70)。
次に、車両30のCPU310は、スマートフォン20のユーザにより、ドライビングポジションがさらに調整されたか否かを判断する(ステップS80)。ドライビングポジションがさらに調整された場合とは、例えば、ユーザの好みが変化して、ユーザが前回の乗車時からシート34の位置等を変化させた場合が該当する。また、ステップS50において、基準ドライビングポジションテーブル56の中から、スマートフォン20のユーザの体格情報に最も近いドライビングポジション情報を取得したため、その情報に応じたドライビングポジションに設定されているが、さらに自分の体格に合わせてユーザが車両30のドライビングポジションを微調整した場合等が該当する。一方、ドライビングポジションがさらに調整されていない場合には(ステップS80:No)、ドライビングポジション設定処理は終了する。
ユーザが手動で、バックミラー32や、シート34の位置などを好みの位置に調整した場合には(ステップS80:Yes)、車両30のCPU310は設定情報変更部313の処理として、ドライビングポジション情報を変更し、車両側送信部312の処理として、変更されたドライビングポジション情報をスマートフォン20に送信する(ステップS85)。また、ステップS40において、スマートフォン20のユーザが体格情報の入力を行わず(ステップS40:No)、ドライビングポジションを手動で調整した場合にも(ステップS80:Yes)、車両30のCPU310は同様にドライビングポジション情報をスマートフォン20へと送信する。
スマートフォン20のCPU210は、変更されたドライビングポジション情報を取得すると、フラッシュメモリ230に記憶されている車種Aに関するドライビングポジション情報232を、変更されたドライビングポジション情報に更新して(ステップS90)、一連のドライビングポジション設定処理が終了する。
以上のようなドライビングポジション設定処理を行えば、スマートフォン20は、車両30から取得した車種識別情報に対応するドライビングポジション情報232がフラッシュメモリ230に記憶されている場合には、そのドライビングポジション情報232を車両30に送信し、車両30ではその情報に従って、ドライビングポジションの調整が行われる。そのため、スマートフォン20のユーザはスマートフォン20を車両30に接続するだけで、フラッシュメモリ230に記憶されているドライビングポジションを車両30に対して設定することができる。また、ドライビングポジション情報は車両30でなく、スマートフォン20のフラッシュメモリ230に記憶される。そのため、一度ドライビングポジションの設定を行った車両と異なる車両に乗車した場合には、車種が同一であれば、前回のドライビングポジション情報がスマートフォン20に記憶されているので、その車両において、ユーザの前回のドライビングポジションをそのまま再現することができる。また、スマートフォン20にドライビングポジション情報を記憶させておけば、車両30にドライビングポジション情報を記憶しなくともよいため、1台の車両30において、複数のユーザのドライビングポジションを再現可能となる。そのため、例えば、近年普及している1台の車を複数のユーザで使用するカーシェアリングを利用する場合においても、スマートフォン20のユーザは常に自分の好みのドライビングポジションを車両に設定して運転を行うことができる。また、スマートフォン20に取得した車種識別情報に対応するドライビングポジション情報が記憶されていなくとも、スマートフォン20のユーザの体格情報と車種識別情報とに応じたドライビングポジション情報をサーバ50から取得して、車両30に送信できるので、ユーザの体格に合わせたドライビングポジションが設定される。サーバ50から取得したドライビングポジション情報は、ユーザの体格に最も近いデータであるので、ユーザが再度ドライビングポジションを手動で調整するとしても、その調整は煩雑ではなく、容易に好みのドライビングポジションを設定することができる。また、近年スマートフォン20の普及が拡大しているため、ドライビングポジション設定処理に用いる携帯端末としてスマートフォン20を用いれば、システムの構築にかかる費用を抑えることができる。なお、スマートフォン20と車両30とはUSBインターフェース205,303でなく、無線LANやBluetooth(登録商標)や赤外線等によって接続されてもよい。
A3.車両環境設定処理:
スマートフォン20のフラッシュメモリ230には、ドライビングポジション情報232だけでなく、車両30に積載されている、調整可能な種々の外部機器の設定情報を保存しておくことができる。調整可能な種々の外部機器の設定情報とは、例えば、スマートフォン20のユーザの運転をサポートするための情報(車両の発進・加速時に生じる過剰な燃費消費を警告する情報など)や、インストルメント・パネルの液晶に表示される情報、空調の設定情報、オーディオの設定情報などがある。
このような情報も、図3に示したドライビングポジション設定処理と同様のフローで車両30に設定することができる(車両環境設定処理)。例えば、図3のステップS10において車種識別情報を取得した際に、オーディオや、空調といったその車種に積載されている設定可能な外部機器の識別情報もあわせて取得する。そして、識別された外部機器に対する設定情報がフラッシュメモリ230に記憶されている場合には(図3ステップS20:Yes)、スマートフォン20のCPU210は記憶されている設定情報を車両30へ送信し(図3ステップS60)、車両30の各外部機器の動作部は、その情報に従ってオーディオや空調などを設定する(図3ステップS70)。なお、サーバ50のハードディスクには、あらかじめ、車種別に、体格情報に応じた外部機器の標準的な設定情報を示す基準外部機器設定情報テーブルを保存しておくことができる。そして、識別された外部機器に対する設定情報がフラッシュメモリ230に記憶されておらず(図3ステップS20:No)、スマートフォン20のユーザの体格情報がフラッシュメモリ230に記憶されている場合には(図3ステップS30:Yes)、体格情報と識別情報とに応じた設定情報を基準外部機器設定情報テーブルから取得して(図3ステップS50)、スマートフォン20に記憶してもよい(図3ステップS55)。このように、ドライビングポジション設定処理と同様のフローで、車両30の外部機器の動作設定を行うことができる。
図5(A)(B)は、スマートフォン20のフラッシュメモリ230に記憶される車種Aの車両30に積載された外部機器の設定情報の一例である。また、図6(A)(B)は、車種Aの車両のインストルメント・パネルの液晶表示の一例である。図5(A)の設定情報をフラッシュメモリ230に有するスマートフォン20のユーザが車種Aの車両30に乗車した場合、図6(A)に示すように、インストルメント・パネルの液晶には、タコメータとスピードメータがアナログ形式で表示される。また、図5(B)の設定情報をフラッシュメモリに有する20のユーザが車種Aの車両30に乗車した場合、インストルメント・パネルの液晶には、図6(B)に示すようにスピードメータや、燃費等がデジタル形式で表示される。このように、車両30の外部機器の動作設定を行えば、1台の車両を複数のユーザが使用する場合であっても、ユーザの好みに合わせた車内環境を容易に設定することが可能となる。
B.第2実施例:
第1実施例においては、スマートフォン20を用いて車両30のドライビングポジション設定を処理するについて説明した。第2実施例においては、スマートフォン20を用いて家庭用電気機械器具(以下、単に「家電70」という)の動作を自動的に設定する処理について説明する。
B1.システム構成:
図7は、家電動作設定システム11の構成を説明するための図である。家電動作設定システム11は、スマートフォン20と、サーバ51と、無線LANアクセスポイント80と、外部機器としての家電70とを備える。図7には、家電70の一例としてエアーコンディショナー(エアコン71)が記載されている。スマートフォン20とサーバ51とは、互いにインターネットINTによって接続されている。また、スマートフォン20は、無線LANアクセスポイント80を介して家電70と無線通信が可能である。なお、スマートフォン20と家電70とは、赤外線やBluetoothやUSBインターフェース205,705の接続による通信を行うこともできる。
スマートフォン20の構成は、第1実施例ではフラッシュメモリ230に体格情報231と、車種別のドライビングポジション情報232が保存されていたのに対し、第2実施例では、スマートフォン20のユーザの性別や年齢等の属性情報233と、家電設定情報235(後述)が保存されている点で異なる。また、サーバ51の構成は、第1実施例ではハードディスクに車種別の基準ドライビングポジションテーブル56が保存されていたのに対し、第2実施例では、家電別の基準設定情報テーブル59(後述)が保存されている点で異なる。スマートフォン20、サーバ51のその他の構成は第1実施例と同様であるので説明を省略する。
家電70は、家電側通信部701と、家電調整部703と、家電制御部700とを備える。家電70は、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに準拠して構成されており、ネットワークを介した各機器の接続・認証がUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)規格に基づき行われる。家電側通信部701は無線LANアクセスポイント80を介してスマートフォン20と通信する。家電調整部703は家電側通信部701が受信した家電設定情報235に従って、家電70の動作を設定する。家電設定情報235とは、例えばエアコン71であれば、運転モード(暖房、冷房、ドライ運転等)、温度、風量、風向きなどを調整するためのデータ化された情報である。なお、家電70と無線LANアクセスポイント80とは無線LANで繋がっていてもよく、有線LANで繋がっていてもよい。
家電制御部700はCPU710と、RAM720と、ROM730とを備えている。CPU710は、ROM730に記憶された制御プログラムをRAM720に展開して実行することで、家電70の各部を制御する。家電制御部700は、本願の「外部機器側取得部」としての家電側取得部711、「外部機器側送信部」としての家電側送信部712、「設定情報変更部713」等に相当する。ROM730には、家電70を識別するための家電識別情報が記憶されている。
B2.家電動作設定処理:
図8は、家電動作設定システム11において実行される家電動作設定処理について説明するためのフローチャートである。家電動作設定処理は、本実施例ではスマートフォン20のユーザが無線LANアクセスポイント80に家電動作設定処理を開始する要求を行うことで開始する。スマートフォン20は、端末側取得部211の処理として、無線LANアクセスポイント80を介して各家電70(エアコン、照明、テレビジョン、オーディオ等)に識別情報の送信を要求し、各家電70が家電側送信部712の処理として送信した各家電70の識別情報の取得を行う(ステップS110)。
スマートフォン20のCPU210は、識別情報を取得した各家電70の設定情報がフラッシュメモリ230に記憶されておらず(ステップS120:No)、スマートフォン20のユーザの属性情報233がフラッシュメモリ230に記憶されている場合には(S130:Yes)、サーバ51のハードディスクに記憶されている家電別の基準設定情報テーブル59から、第1実施例と同様に、属性に応じた各家電70のユーザの標準的な設定情報である基準設定情報を取得する(ステップS150)。
各家電70に対応する基準設定情報が取得されると、スマートフォン20のCPU210は、取得された家電の基準設定情報を家電設定情報235としてフラッシュメモリ230に記憶する(ステップS155)。
次に、スマートフォン20のCPU210は、フラッシュメモリ230に記憶されている家電設定情報235を、無線LANアクセスポイント80を介して各家電70に送信する(ステップS160)。ステップS110において家電識別情報を取得した段階で、設定情報がフラッシュメモリ230に記憶されている場合にも(ステップS120:Yes)、スマートフォン20のCPU210は、その記憶されている家電設定情報235を無線LANアクセスポイント80を介して各家電へ送信する(ステップS160)。
各家電70のCPU710は、家電側取得部711の処理として設定情報を取得すると、動作部の処理として家電調整部703にその情報に従って、各家電70の動作を設定させる(ステップS170)。
図9は、スマートフォン20のフラッシュメモリ230に記憶される家電70の家電設定情報235の例である。図9には、照明72、テレビ73、オーディオ74、エアコン71、カーペット75などの家電70と、その設定情報が示されている。図10は、種々の家電70の動作設定をする様子のイメージ図である。スマートフォン20のユーザが、各家電70の設定情報を無線LANアクセスポイント80を介して各家電70に送信すると(ステップS160)、無線LANアクセスポイント80は動作設定の対象となる家電70に設定情報を送信する。本実施例では、図9に示した設定情報に従って、各家電70が動作することで、例えば、エアコン71が設定温度23℃、風量が微風の暖房モードで始動し、カーペット75の電源が投入されて温度レベル5に調整され、照明72が設定された照度レベル2・白熱灯色で点灯する。また、お気に入りの番組の放送時間外である場合にはテレビ73の電源は投入されない。オーディオ74からは、ユーザの好みのジャンルの音楽が再生される。このように、各家電70が、その設定情報に従って動作する。なお、図9に記載の設定情報どおり、風呂場(不図示)の浴槽には、風呂場の給湯装置により浴槽に41℃の温度で低水位のお湯が溜められ、トイレ(不図示)においては、便座温度や洗浄ノズルの動作を制御する温水洗浄便座装置により、便座温度や洗浄ノズルから噴出される洗浄用の温水の温度・水圧などが設定される。
家電70が自動調整されると、家電70のCPU710は、スマートフォン20のユーザにより、家電70がさらに調整されたか否かを判断する(ステップS180)。家電70がさらに調整された場合とは、例えば、ユーザの好みが変化して、ユーザが前回の動作設定時から家電70の設定を変化させた場合が該当する。また、ステップS150において、スマートフォン20のユーザの属性に応じた各家電のユーザの標準的な設定情報である基準設定情報を取得した後、さらに自分の好みに合わせてユーザが家電70の動作を微調整した場合等が該当する。一方、家電が調整されていない場合には(ステップS180:No)、家電設定処理は終了する。
ユーザが手動で、家電70の動作を調整した場合には(ステップS180:Yes)、家電70のCPU710は、設定情報変更部713の処理として家電70の設定情報を変更し、変更された家電の設定情報を家電側送信部712の処理としてスマートフォン20に送信する(ステップS185)。また、ステップS140において、スマートフォン20のユーザが属性情報233の入力を行わず(ステップS140:No)、家電の動作を手動で調整した場合にも(ステップS180:Yes)、家電のCPU710は同様に家電の設定情報をスマートフォン20へと送信する。
スマートフォン20のCPU210は、変更された家電の設定情報を取得すると、フラッシュメモリ230に記憶されている家電設定情報235を、変更された家電設定情報に更新して(ステップS190)一連の家電の動作設定処理が終了する。
以上のように家電70の動作設定処理を行えば、スマートフォン20が無線LANアクセスポイント80を介して家電70と通信することで、各家電70の識別情報を取得する。そして取得された家電識別情報に対応する家電設定情報235がフラッシュメモリ230に記憶されている場合には、その家電設定情報235を各家電70に送信し、各家電70において動作設定が自動で行われる。そのため、スマートフォン20のユーザは一度の操作で複数の家電70の動作を設定することができる。したがって、各家電70の設定項目が多岐にわたる場合であっても、ユーザは、容易に以前設定した環境を再現することができる。また、家電70の設定情報はスマートフォン20のフラッシュメモリ230に記憶される。そのため、一度家電の設定を行った家電と異なる家電を調整する場合には、家電の識別情報が同一であれば(例えば、異なる部屋に同一の識別情報を有するエアコン71が設定されている場合等)、前回の家電設定情報がスマートフォン20に記憶されているので、その家電において、ユーザの前回の設定をそのまま再現することができる。また、スマートフォン20に家電設定情報235を記憶させておけば、家電に設定情報を記憶しなくとも、1台の家電において、複数のユーザの設定情報を再現可能となる。そのため、例えば、家庭のリビングルームなどに設置されている家電を、複数のユーザが交互に使用する場合などにおいても、スマートフォン20のユーザは常に自分の好みの設定情報を家電の動作に反映させることができる。さらに、スマートフォン20に、取得した家電識別情報に対応する家電70の設定情報が記憶されていなくとも、スマートフォン20のユーザの属性情報と家電識別情報とに応じた標準的な家電の設定情報をサーバ50から取得して、各家電に送信できるので、ユーザの属性に合わせて家電の動作が設定される。テレビやオーディオといった家電の設定情報は、年代や性別等で好みが異なりがちであるが、スマートフォン20がサーバ51から取得した家電70の設定情報は、ユーザの属性に最も近い標準的なデータであるので、ユーザがその後家電70を手動で調整するとしても、その調整は煩雑ではない。また、ユーザは自分の属性に近い他のユーザの標準的嗜好を再現することもできる。
C.変形例:
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。そのほか、以下のような変形が可能である。
C1.変形例1:
上述の第1実施例では、体格情報はスマートフォン20のユーザの身長、体重の値を用いているが、体格情報はこれに限られない。例えば、座高や腕・足の長さを含むものとしてもよい。また、上述の第2実施例では、属性情報はスマートフォン20のユーザの年齢、身長の値を用いているが、属性情報はこれに限られない。例えば、居住地や職種などを含むものとしてもよい。
C2.変形例2:
上述の第1実施例の車両環境設定処理においては、体格情報に応じた外部機器の標準的な設定情報を示す基準外部機器設定情報テーブルを保存しておき、スマートフォン20のユーザの体格情報231と取得した識別情報とに応じた設定情報を基準外部機器設定情報テーブルから取得しているが、体格情報231に変えて、年齢、性別等の属性情報を用いることとしてもよい。すなわち、スマートフォン20のフラッシュメモリ230に、年齢、性別等の属性情報233も保存しておき、取得した外部機器の識別情報がフラッシュメモリ230に記憶されていない場合には、属性情報233と取得した識別情報とに応じた基準外部機器設定情報を、サーバから取得することとしてもよい。
C3.変形例3:
上述の第1実施例では、サーバのデータベースには、車種識別情報と体格情報に応じた標準的なドライビングポジション情報をテーブルとして記憶しているが、体格情報を車種別にあらかじめ用意しておいた数式に入力して、その体格情報に応じたドライビングポジション情報を取得するようにしてもよい。第2実施例においても同様に、属性情報を家電別にあらかじめ用意しておいた数式に入力して、その属性に応じた設定情報を取得するようにしてもよい。
C4.変形例4:
上述の種々の実施例では、基準ドライビングポジションテーブル56には体格情報に応じた標準的なドライビングポジション情報が、家電の基準設定情報テーブル59には属性に応じた標準的な家電の設定情報が記憶されているが、これらの情報は、標準的な情報でなくともよい。例えば、第1実施例では、体格情報に合わせた、疲れにくいドライビングポジション情報であってもよく、また、第2実施例では、節電に適した家電の設定情報であってもよい。このようにすることで、ユーザは様々な運転環境や、室内環境を再現することができる。
C5.変形例5:
上述の種々の実施例では、携帯端末としてスマートフォン20を用いているが、携帯端末としては、その他にもパーソナルコンピュータ、タブレット端末、PND(Portable Navigation Device)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯ゲーム機などの個人用の携帯端末を用いることとしてもよい。
10…ドライビングポジション設定システム
11…家電動作設定システム
20…スマートフォン
30…車両
31…サイドミラー
32…バックミラー
34…シート
37…ステアリングホイール
50、51…サーバ
52、57…通信部
54、58…制御部
56…基準ドライビングポジションテーブル
59…基準設定情報テーブル
70…家電
71…エアコン
72…照明
73…テレビ
74…オーディオ
75…カーペット
80…無線LANアクセスポイント
200…端末制御部
201…無線LAN通信部
202…移動体通信網通信部
203…音声通信部
204…タッチパネル
205,303,705…USBインターフェース
210,310,710…CPU
211…端末側取得部
212…端末側送信部
220,320,720…RAM
330,730…ROM
230…フラッシュメモリ
231…体格情報
232…ドライビングポジション情報
233…属性情報
235…家電設定情報
300…車両制御部
301…車両側通信部
302…ドライビングポジション調整装置
311…車両側取得部
312…車両側送信部
313,713…設定情報変更部
700…家電制御部
701…家電側通信部
703…家電調整部
711…家電側取得部
712…家電側送信部
BS…通信キャリア
INT…インターネット

Claims (9)

  1. 携帯端末と、該携帯端末と通信可能な外部機器とを有し、前記携帯端末から前記外部機器に対して動作の設定を行う動作設定システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記外部機器の動作に関する設定情報を記憶する端末側記憶部と
    前記外部機器を識別するための識別情報を前記外部機器から取得する端末側取得部と、
    前記識別された外部機器に対応する設定情報を前記端末側記憶部から読み出して、前記識別された前記外部機器へ送信する端末側送信部と、を備え、
    前記外部機器は、
    前記識別情報を前記携帯端末へ送信する外部機器側送信部と、
    前記携帯端末から送信された前記設定情報を取得する外部機器側取得部と、
    前記設定情報に応じた動作を実行する動作部と、を備える、
    動作設定システム。
  2. 請求項1記載の動作設定システムであって、
    前記携帯端末と通信可能であり、前記識別情報と前記外部機器のユーザの属性と該属性に応じた設定情報との対応関係が記憶されたサーバ側記憶部を有するサーバを備え、
    前記端末側記憶部は、前記携帯端末のユーザの属性情報を記憶可能であり、
    前記端末側取得部は、前記端末側記憶部に、前記識別された外部機器を動作させるための前記設定情報が記憶されていない場合には、前記取得された識別情報と、前記端末側記憶部に記憶された属性情報とに応じた設定情報を前記サーバから取得して、
    前記端末側送信部は、前記取得された設定情報を前記外部機器へ送信する、動作設定システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の動作設定システムであって、
    前記外部機器は、
    前記携帯端末から送信された前記設定情報を変更可能な設定情報変更部を更に備え、
    前記外部機器側送信部は、前記設定情報が変更された場合には、該変更された設定情報を前記携帯端末に送信し、
    前記端末側取得部は、前記外部機器側送信部から送信された前記変更された設定情報を取得した場合には、前記端末側記憶部に記憶されている前記設定情報を、前記変更された設定情報に更新する、動作設定システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一の請求項記載の動作設定システムであって、
    前記携帯端末は、無線通信により前記外部機器との通信を行う、動作設定システム。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか一の請求項記載の動作設定システムであって、
    前記属性情報は、前記携帯端末のユーザの体格、性別、年齢の少なくとも一つに関する情報を含む、動作設定システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一の請求項記載の動作設定システムであって、
    前記外部機器は、車両に備えられており、
    前記動作部は、前記設定情報に応じて前記車両のドライビングポジションを調整する、動作設定システム。
  7. 携帯端末であって、
    前記携帯端末と通信可能な外部機器の動作に関する設定情報を記憶する端末側記憶部と、
    前記外部機器を識別するための識別情報を前記外部機器から取得する端末側取得部と、
    前記識別された外部機器に対応する設定情報を前記端末側記憶部から読み出して、前記識別された外部機器へ送信する端末側送信部と、を備える、携帯端末。
  8. 携帯端末と、該携帯端末と通信可能な外部機器とを有し、前記携帯端末から前記外部機器に対して動作の設定を行う動作設定方法であって、
    前記携帯端末は、
    前記外部機器の動作に関する設定情報を記憶し、
    前記外部機器を識別するための識別情報を前記外部機器から取得し、
    前記識別された外部機器に対応する設定情報を前記記憶部から読み出して、前記識別された前記外部機器へ送信し、
    前記外部機器は、
    前記識別情報を前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末から送信された前記設定情報を取得し、
    前記設定情報に応じた動作を実行する、動作設定方法。
  9. コンピュータプログラムであって
    該コンピュータと通信可能な外部機器の動作に関する設定情報を記憶部に記憶させる機能と、
    前記外部機器を識別するための識別情報を前記外部機器から取得する機能と、
    前記識別された外部機器に対応する設定情報を前記記憶部から読み出して前記識別された外部機器へ送信する機能と、をコンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
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