JP2015150966A - 車載装置、通信端末および車両機能設定システム - Google Patents

車載装置、通信端末および車両機能設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の機能設定にかかるユーザーの負担を軽減できる車両機能設定システムを提供する。
【解決手段】車両機能設定システムは、車両1の車載装置10と、車載装置10との通信を行う通信端末20とを含む。車載装置10は、車両1の機能の設定値である車両機能設定値を車両1に設定する。通信端末20は、車両機能設定値を記憶する記憶部22を備える。車載装置10は、車両1の起動時に、通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を通信により取得し、取得した車両機能設定値を車両1に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の機能設定を行う車両機能設定システムに関するものである。
近年の車両の多機能化に伴い、ユーザーの好みに応じて設定可能な車両の機能(例えば、エアコンの動作モード、ナビゲーション装置の表示モードなど)が増えている。車両の機能の設定値(車両機能設定値)の変更は、ユーザーが車載装置を操作して行うのが一般的である。
下記の特許文献1には、車両のディーラーが、車両のオーナー(ユーザー)からの設定依頼に応じて、車両のオプション機能の設定を、携帯電話を用いる無線通信によって行う車両機能設定システムが開示されている。
特開2002−052992号公報
車両の機能の種類によっては、車両の電源がオフになるとその設定値が消えるものもあり、その機能を毎回同じ設定にしたいときは、ユーザーが車載装置に対して毎回同じ設定作業をする必要がある。また、例えばユーザーが複数の車両を運転する場合に、全ての車両機能の設定を同じにしたいときは、ユーザーが全ての車両の車載装置に対して同じ設定作業をする必要がある。
また、車両の多機能化により、ユーザーが車両の機能の全てを把握するのは難しく、ユーザーが、自身の好みに最も合う設定を理解していないことも少なくない。特許文献1の車両機能設定システムでは、車両の機能設定をディーラーが行うが、ディーラーはユーザーからの依頼に応じて設定作業をするため、車両の機能の全て使いこなすには、やはりユーザーが車両の機能を把握する必要がある。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、車両の機能設定にかかるユーザーの負担を軽減できる車両機能設定システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る車両機能設定システムは、車両の機能の設定値である車両機能設定値を車両に設定する車載装置と、車載装置との通信を行う通信端末と、を含み、通信端末は、車両機能設定値を記憶する記憶部を備え、車載装置は、車両の起動時に、通信端末の記憶部に記憶されている車両機能設定値を通信により取得し、取得した車両機能設定値を車両に設定する。
本発明の第2の態様に係る車両機能設定システムは、車両の機能の設定値である車両機能設定値を車両に設定する車載装置と、車載装置との通信を行う通信端末と、を含み、通信端末は、車両機能設定値を記憶する記憶部を備え、車載装置は、車両に設定されている車両機能設定値を通信端末へ送信し、通信端末は、車載装置から受信した車両機能設定値により記憶部に記憶されている車両機能設定値を更新する。
本発明に係る車両機能設定システムにおいては、車載装置が、通信端末から車両機能設定値を取得し、その車両機能設定値を用いて車両の機能設定を行う。よって、ユーザーが車載装置に車両機能設定値を入力する必要がなく、操作負担が軽減される。また、車載装置の通信部が、車両に設定されている車両機能設定値を通信端末に送信することで、車両に設定されている車両機能設定値が変更された場合でも、その変更を通信端末の記憶部に記憶されている車両機能設定値に反映させることができる。
実施の形態1に係る車両機能設定システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係る通信端末の記憶部に記憶される車両機能設定値の例を示す図である。 実施の形態1に係る車両機能設定システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1に係る車両機能設定システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1に係る車両機能設定システムの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に係る通信端末の記憶部に記憶される車両機能設定値の例を示す図である。 実施の形態2に係る通信端末の記憶部に記憶される車両機能設定値の例を示す図である。 実施の形態3に係る車両機能設定システムの構成を示す図である。 サーバの車両機能設定値データベースに蓄積されるデータの例を示す図である。 サーバの車両機能設定値データベースに蓄積されるデータの例を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る車両機能設定システムの構成を示す図である。図1のように、車両機能設定システムは、車載装置10を有する車両1と、車載装置10との通信を行う通信端末20とを備えている。
車載装置10は、車両1の機能設定を行うことができ、車両機能設定部11、通信部12および操作部13を備えている。車両機能設定部11は、車両1の各機能の設定値(以下「車両機能設定値」)を、車両1の動作を制御する車両ECU(Electronic Control Unit)2に入力することによって、車両1の機能設定を行う。通信部12は、通信端末20との通信を行い、通信端末20との間で車両機能設定値の送受信を行う。操作部13は、車載装置10に対するユーザーの操作を受け付けるユーザーインターフェイスである。
通信端末20は、通信部21、記憶部22、操作部23および車両機能設定値変更部24を備えている。通信部21は、車載装置10の通信部12と通信を行い、車載装置10との間で車両機能設定値の送受信を行う。記憶部22は、車両1に設定される車両機能設定値を記憶する。記憶部22に記憶される車両機能設定値は、ユーザーが編集(作成)した車両機能設定値、または、通信部21を介して車載装置10から受信した車両機能設定値である。
操作部23は、通信端末20に対するユーザーの操作を受け付けるユーザーインターフェイスである。車両機能設定値変更部24は、操作部23を用いたユーザーの操作に基づき、記憶部22に記憶されている車両機能設定値を変更する。つまり、操作部23および車両機能設定値変更部24は、記憶部22に記憶されている車両機能設定値をユーザーが編集する手段として機能する。
なお、車載装置10および通信端末20は、それぞれコンピュータを用いて構成されており、車両機能設定部11および車両機能設定値変更部24は、コンピュータが、プログラムに従って動作することにより実現される。また、記憶部22は、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリなどの記憶媒体によって構成される。また、車載装置10の操作部13と通信端末20の操作部23は、例えば、液晶パネルとタッチパッドを組み合わせたタッチパネルで構成されている。
図2は、実施の形態1に係る通信端末20の記憶部22に記憶される車両機能設定値の例を示す図である。
ユーザーが設定可能な車両1の機能としては、好ましい設定値が車両1の種別(車両の排気量や、大型車/中型車/小型車の種別)に依存するものと依存しないものとがある。好ましい設定値が車両1の種別に依存する機能としては、例えば、走行モード(通常モード、省エネモード、パワーモード等)の設定がある。好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能としては、例えば、エアコンの動作設定、ナビゲーションシステムの画面設定、オートロックの動作設定、オートライトの動作設定、オートワイパーの動作設定など、車両1の使い勝手やセキュリティに関するものが挙げられる。図2の例では、通信端末名(M1)と、車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値とが通信端末20の記憶部22に記憶される。実施の形態1では、通信端末20の記憶部22に記憶される車両機能設定値は、好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値であるものとする。
車載装置10と通信端末20との間の通信は自動的に確立されるが、車載装置10が通信対象とする通信端末20は、予め定められている。つまり、車載装置10には、通信対象とする通信端末20の名称など、通信対象とする通信端末20(通常は車両1のユーザーが所有する通信端末)を一意に特定できる情報が登録されている。車載装置10の通信部12と通信端末20の通信部21との間の通信方式は任意でよいが、本実施の形態では、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信とする。
以下、車両機能設定システムの動作を説明する。まず、車両1の起動時の動作を、図3を参照して説明する。ここでは「車両1の起動時」を車両ECU2の起動時として説明するが、車両ECU2が起動した後の任意のタイミング、例えば、車両1のエンジンの起動時としてもよい。また、通信端末20の記憶部22には、既に車両機能設定値が記憶されているものと仮定する。
車両1の車両ECU2が起動すると(ステップS11)、車載装置10の通信部12は、車両1が起動した旨を示す通知(起動通知)を通信端末20へ送信する(ステップS12)。通信端末20の通信部21は、起動通知を受信すると、記憶部22に記憶されている車両機能設定値を、車載装置10へと送信する(ステップS13)。このように、起動通知は、車載装置10が通信端末20に対して車両機能設定値の送信を要求する信号として機能している。
通信端末20から送信された車両機能設定値は、車載装置10の通信部12に受信される。そして、車両機能設定部11は、通信部12が受信した車両機能設定値を車両ECU2に入力することで、車両1の機能設定を行う(ステップS14)。
このように、車載装置10は、車両1の起動時に、通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を通信により取得して、取得した車両機能設定値を車両1に設定するように動作する。例えば、車両1の電源がオフになると車両ECU2から消える車両機能設定値を、通信端末20の記憶部22に記憶させておけば、ユーザーが車載装置10を操作することなく、車両1の機能を毎回同じ設定にすることができ、ユーザーの負担が軽減される。
また、ユーザーが、車両1に乗る前に通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を編集しておけば、車両1に乗り込んでから車載装置10を操作して車両機能設定値を変更する必要がなくなる。
さらに、複数の車両1の車載装置10のそれぞれに、通信対象として同じ通信端末20を登録しておけば、ユーザーがどの車両1を起動させても、同じ車両機能設定値を車両1に設定することができる。つまり、複数の車両1で、車両機能設定値の共有させることができ、各車両1の使い勝手を向上することができる。複数の車両1の車両機能設定値を一括して管理することができることでも、ユーザーの負担が軽減される。
また、車両1が、例えばレンタカーである場合などユーザーが初めて運転する車両であっても、車載装置10にユーザーの通信端末20を登録すれば、車載装置10に対して車両の機能設定の操作を行うことなく、ユーザーの好みに合った機能を車両1に設定できるという効果も得られる。
なお、車載装置10が、通信端末20から取得した車両機能設定値を用いた車両1の機能設定(図3のステップS14)は、自動的に実行されてもよいが、車両1の電源がオフの間も車両ECU2に記憶されていた車両機能設定値と、通信端末20から取得した車両機能設定値とが一致しないときは、ユーザーの許可を得てから実行されることが好ましい。例えば、車載装置10が、ユーザーにどちらの車両機能設定値を優先するか問い合わせ、ユーザーが通信端末20から取得した車両機能設定値を優先するように指示した場合にのみ、通信端末20から取得した車両機能設定値を用いた車両1の機能設定が実行されるようにするとよい。
次に、車両1の起動後(図3の動作の終了後)に、ユーザーが車両1に設定されている車両機能設定値を変更したときの動作を、図4を参照して説明する。
車両1の車両ECU2が起動した後、ユーザーが車載装置10の操作部13を用いて、車両1に設定されている車両機能設定値を変更するための操作を行うと、車両機能設定部11がその操作に基づいて車両1に設定されている車両機能設定値を変更し、変更後の車両機能設定値を車両ECU2に入力する(ステップS21)。それにより、変更後の車両機能設定値が車両1に設定される。続いて、車載装置10の通信部12が、変更後の車両機能設定値を通信端末20へ送信する(ステップS22)。車載装置10から送信された車両機能設定値は、通信端末20の通信部21によって受信される。記憶部22は、通信部21が受信した車両機能設定値を記憶する(ステップS23)。このとき、先に記憶部22に記憶されていた車両機能設定値は、通信部21が受信した車両機能設定値によって上書きされる。つまり、記憶部22内の車両機能設定値が更新される。
このように、ユーザーが車載装置10を操作して変更した車両機能設定値によって、通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値が更新されることで、通信端末20の記憶部22には、常に、車両1に設定されている最新の車両機能設定値が記憶される。よって、ユーザーが車両1をオフにしたときには、オフになる直前の車両機能設定値が通信端末20の記憶部22に記憶された状態となる。従って、次に車両1を起動させると、図3の動作により、前回オフになった直前の車両機能設定値が車両1に設定され、設定の継続性が担保されることになる。
なお、車載装置10から通信端末20へ車両1に設定されている車両機能設定値を送信する処理(ステップS22)と、通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を更新する処理(ステップS23)は、本実施の形態のように、車両1に設定されている車両機能設定値がユーザーによって変更されるごとに行うのが効率的であるが、それらの処理が一定周期で行われるようにしても同様の効果は得られる。
続いて、車両1の起動後(図3の動作の終了後)に、ユーザーが通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を変更したときの動作を、図5を参照して説明する。
車両1の車両ECU2が起動した後、ユーザーが通信端末20の操作部23を用いて、記憶部22に記憶されている車両機能設定値を変更するための操作を行うと、車両機能設定値変更部24がユーザーの操作に基づいて記憶部22に記憶されている車両機能設定値を変更する(ステップS31)。このとき、先に記憶部22に記憶されていた車両機能設定値は、変更後の車両機能設定値によって上書きされる。つまり、記憶部22内の車両機能設定値が更新される。
続いて、通信端末20の通信部21が、変更後の車両機能設定値を車載装置10へ送信する(ステップS32)。通信端末20から送信された車両機能設定値は、車載装置10の通信部12に受信される。車両機能設定部11は、通信部12が受信した車両機能設定値を車両ECU2に入力することで、車両1の機能設定を行う(ステップS33)。
このように、ユーザーが通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を変更すると、変更後の車両機能設定値が車載装置10に送信されて車両1に設定される。よって、通信端末20を車載装置10の機能設定を行うリモコンのように用いることができ、使い勝手が向上する。
<実施の形態2>
実施の形態1では、通信端末20の記憶部22に記憶される車両機能設定値は、好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値とした。その場合、複数の車両1で、車両機能設定値の共有させることを容易に行うことができる。
実施の形態2では、記憶部22に記憶される車両機能設定値に、好ましい設定値が車両1の種別に依存する機能にかかる車両機能設定値も含ませる。図6は、実施の形態2において記憶部22に記憶される車両機能設定値の例を示す図である。図6に示すように、好ましい設定値が車両1の種別に依存する機能(走行モード)にかかる車両機能設定値は、車両1の種別ごとに分けて記憶される。
実施の形態2に係る車両機能設定システムの動作は実施の形態1と同様であるので、説明は省略するが、車載装置10は、通信端末20から車両機能設定値を取得すると、車両1の種別を確認し、それに応じた車両機能設定値を用いて車両1の機能設定を行う。例えば、車載装置10が、図6に示す車両機能設定値を通信端末20から取得した場合、車両1が大型車であれば走行モードをパワーモードに設定し、車両1が小型車であれば走行モードを省エネモードに設定する。
実施の形態2によれば、種別が異なる複数の車両1の間で、好ましい設定値が車両1の種別に依存する機能にかかる車両機能設定値の使い分けを行うことができる。また、好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値については、図6に示すように、車両1の種別ごとに区別することなく取り扱うことで、実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態では、好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値を、車両1の種別ごとに区別して扱い、好ましい設定値が車両1の種別に依存しない機能にかかる車両機能設定値を、車両1の種別ごとに区別せずに扱うようにしたが、複数の車両機能設定値のうち、どれを車両1の種別ごとに区別して扱い、どれを区別せずに扱うかを、ユーザーが任意に設定できるようにしてもよい。その場合、例えば、エアコンの動作モードの設定を車両1の種別ごとに異ならせたいときは、エアコン設定を車両1の種別ごとに区別して扱うように設定すればよい。このとき、通信端末20の記憶部22に記憶される車両機能設定値は、図7のような構成となる。
<実施の形態3>
図8は、実施の形態3に係る車両機能設定システムの構成を示す図である。当該車両機能設定システムは、実施の形態1に係る車両機能設定システム(図1)を複数含み、それらに含まれる複数の通信端末20と通信を行うサーバ30を備えている。
図8では、図1に示した要素の一部のみを図示しているが、各車載装置10と各通信端末20の構成は実施の形態1と同様である。また、実施の形態3に係る車両機能設定システムでは、複数の通信端末20の通信部21のそれぞれは、サーバ30との間で車両機能設定値の送受信する通信を行うことができる。
サーバ30は車両1のディーラーによって管理されており、複数の通信端末20から受信した車両機能設定値が蓄積されるデータベース(車両機能設定値データベース)31を備えている。図9は、車両機能設定値データベース31に蓄積されるデータの例を示す図である。車両機能設定値データベース31には、複数の通信端末20の記憶部22に蓄積されている車両機能設定値が通信端末名(M1からM4)とともに記憶されている。
通信端末20からサーバ30への車両機能設定値の送信(アップロード)は、ユーザーが通信端末20を操作することで行われることが望ましいが、例えば、通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値が変更(更新)されるごとに、変更後の車両機能設定値が自動的にサーバ30へ送信されるようにしてもよい。
サーバ30の管理者(ディーラー)は、サーバ30の車両機能設定値データベース31にアクセスすることで、複数の通信端末20の記憶部22に蓄積されている車両機能設定値を閲覧可能であり、それらの車両機能設定値を一括して管理することができる。
また、サーバ30の管理者は、車両機能設定値データベース31にアクセスして、記憶部22に推奨されない車両機能設定値が記憶されている通信端末20を見付けると、推奨される車両機能設定値を作成し、車両機能設定値の候補として、サーバ30からその通信端末20へ送信することができる。例えば、ある通信端末20の記憶部22に、消費電力が多くなる車両機能設定値が記憶されていた場合、サーバ30の管理者によって、消費電力が抑制される車両機能設定値(例えばエアコンの出力を下げた車両機能設定値)が作成され、車両機能設定値の候補として、その通信端末20へ送信される。
サーバ30から車両機能設定値の候補を受信した通信端末20は、車両機能設定値の候補を受信したことをユーザーに通知する。ユーザーは、記憶部22に記憶されている車両機能設定値を、受信した車両機能設定値の候補により更新ことを許可するか否か(つまり、車両機能設定値の候補を採用するか否か)を通信端末20に指示する。ユーザーの許可が得られれば、記憶部22は、車両機能設定値の候補を、先に記憶していた車両機能設定値に上書きして記憶する。ユーザーの許可が得られなければ、車両機能設定値の候補は破棄される。
記憶部22に記憶されている車両機能設定値が更新されたタイミングが車両1の起動前であった場合は、車両1が起動されたときに図3に示した動作が行われて、更新後の車両機能設定値が車両1に設定される。一方、記憶部22に記憶されている車両機能設定値が更新されたタイミングが、車両1の起動後であった場合は、図5と同じ動作が行われて、更新後の車両機能設定値が車両1に設定される。
また、通信端末20のユーザーが、通信端末20を通して車両機能設定値データベース31にアクセスして、他の通信端末20の記憶部22に記憶されている車両機能設定値を閲覧さらには取得(ダウンロード)できるようにしてもよい。それにより、複数の通信端末20間で、車両機能設定値を共有化することができる。
また、実施の形態2の車両機能設定値を、実施の形態3の車両機能設定システムに適用することもできる。その場合、車両機能設定値データベース31に蓄積されるデータは、図10のような構造となり、好ましい設定値が車両1の種別に依存する機能にかかる車両機能設定値は、車両1の種別ごとに分けて管理される。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 車両、2 車両ECU、10 車載装置、11 車両機能設定部、12 通信部、13 操作部、20 通信端末、21 通信部、22 記憶部、23 操作部、24 車両機能設定値変更部、30 サーバ、31 車両機能設定値データベース。

Claims (19)

  1. 車両の機能の設定値である車両機能設定値を前記車両に設定する車両機能設定部と、
    通信端末との通信を行う通信部と、
    を備え、
    前記車両の起動時に、前記通信部が、前記通信端末から前記車両機能設定値を取得し、前記車両機能設定部が、前記通信部が取得した前記車両機能設定値を前記車両に設定する
    ことを特徴とする車載装置。
  2. 前記車両の起動後において、前記通信部は、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信する
    請求項1記載の車載装置。
  3. 車両の機能の設定値である車両機能設定値を前記車両に設定する車両機能設定部と、
    通信端末との通信を行う通信部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信する
    ことを特徴とする車載装置。
  4. 前記車両機能設定部は、ユーザーの操作に基づき、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を変更し、
    前記通信部は、前記車両機能設定部が前記車両に設定されている前記車両機能設定値を変更するごとに、変更後の前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信する
    請求項2または請求項3記載の車載装置。
  5. 車両の機能の設定値である車両機能設定値を前記車両に設定する車載装置との通信を行う通信部と、
    前記車両機能設定値を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記車載装置からの要求に応じて、前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を前記車載装置へ送信する
    ことを特徴とする通信端末。
  6. ユーザーの操作に基づき、前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を変更する車両機能設定値変更部をさらに備える
    請求項5記載の通信端末。
  7. 前記通信部は、車両機能設定値変更部が前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を変更すると、変更後の前記車両機能設定値を前記車載装置へ送信する
    請求項6記載の通信端末。
  8. 前記通信部は、前記車載装置から送信された前記車両機能設定値を受信し、
    前記記憶部は、前記通信部が前記車載装置から受信した前記車両機能設定値により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を更新する
    請求項5または請求項6記載の通信端末。
  9. 前記通信部は、外部のサーバから、前記車両機能設定値の候補を取得し、
    前記記憶部は、ユーザーの許可のもと、前記車両機能設定値の候補により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を更新する
    請求項5から請求項8のいずれか一項記載の通信端末。
  10. 前記通信部は、前記車両機能設定値の候補により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値が更新されると、更新後の前記車両機能設定値を前記車載装置へ送信する
    請求項9記載の通信端末。
  11. 車両の機能の設定値である車両機能設定値を前記車両に設定する車載装置と、
    前記車載装置との通信を行う通信端末と、
    を含み、
    前記通信端末は、前記車両機能設定値を記憶する記憶部を備え、
    前記車載装置は、前記車両の起動時に、前記通信端末の前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を通信により取得し、取得した前記車両機能設定値を前記車両に設定する
    ことを特徴とする車両機能設定システム。
  12. 前記通信端末は、ユーザーの操作に基づき、前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を変更する車両機能設定値変更部をさらに備える
    請求項11記載の車両機能設定システム。
  13. 前記通信端末は、車両機能設定値変更部が前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を変更すると、変更後の前記車両機能設定値を前記車載装置へ送信する
    請求項12記載の車両機能設定システム。
  14. 前記車載装置は、前記車両の起動後において、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記車載装置から受信した前記車両機能設定値により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を更新する
    請求項11または請求項12記載の車両機能設定システム。
  15. 車両の機能の設定値である車両機能設定値を前記車両に設定する車載装置と、
    前記車載装置との通信を行う通信端末と、
    を含み、
    前記通信端末は、前記車両機能設定値を記憶する記憶部を備え、
    前記車載装置は、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記車載装置から受信した前記車両機能設定値により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を更新する
    ことを特徴とする車両機能設定システム。
  16. 前記車載装置は、ユーザーの操作に基づき、前記車両に設定されている前記車両機能設定値を変更し、変更後の前記車両機能設定値を前記通信端末へ送信する
    請求項14または請求項15記載の車両機能設定システム。
  17. 前記通信端末が前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を送信するサーバをさらに含む
    請求項11から請求項16のいずれか一項記載の車両機能設定システム。
  18. 前記サーバは、前記車両機能設定値の候補を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、ユーザーの許可のもと、前記車両機能設定値の候補により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値を更新する
    請求項17記載の車両機能設定システム。
  19. 前記通信端末は、前記車両機能設定値の候補により前記記憶部に記憶されている前記車両機能設定値が更新されると、更新後の前記車両機能設定値を前記車載装置へ送信する
    請求項18記載の車両機能設定システム。
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